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月乃星綬さん パステルアート展
駒ヶ根市在住のパステルアート作家、月乃星綬さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、30年以上前のものから近作までおよそ60点が並んでいます。 月乃さんは京都府出身のパステルアート作家で、今年の6月から駒ヶ根市に住んでいます。 パステルアートは、粉状の染料を指で塗る画法です。 展示してある作品は、妖精を主人公に20年以上前からストーリーが繋がっているということです。 富士山を作品の中に入れることも多く、「色合いやグラデーションを楽しんでもらいたい」と話していました。 月乃星綬さんのパステルアート展は、12日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那中央病院「信州型総合医育成プログラム」に認定
伊那中央病院は、高齢化が進む地域に対応できる医師を育てる長野県の「信州型総合医養成プログラム」に認定されました。 総合医は特定の臓器や疾患に限定せず全身を幅広く診療できる医師のことです。 長野県では、医師不足が依然深刻で、高齢化が進んでいることから、総合医の養成に取り組む医療機関を認定しています。 来年度開始分は、伊那中央病院を含む県内16病院が認定されました。 認定された病院では、県の奨学金制度の利用者や初期臨床研修医などに対してプログラム受講者を募り、来年4月から研修を始めます。
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南アルプスジオパーク 再認定
10月から11月にかけて行われた南アルプスジオパークの再認定審査の結果が9日発表され、南アルプスジオパークは「再認定」されました。 日本ジオパーク委員会では審査結果について、「自治会を中心とした非常に熱心な取り組みがあり、地域活動をけん引するリーダーが生まれている。また教育活動が実践され、非常に高度な解説がされている」としています。 日本ジオパーク委員会では、4年に一度、ジオパークを活用した取り組みや見どころの保全が行われているか再認定審査をしています。 南アルプスジオパークは、平成20年12月に日本ジオパークに認定されていて、今回、2回目の再認定となりました。
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「航空宇宙特区」に伊那市・箕輪町が追加指定
これから発展が期待される航空宇宙産業の育成に向けて、国が特区を指定する「アジアNO.1航空宇宙産業クラスター形成特区」に、新たに伊那市と箕輪町が追加指定されました。 特区となった自治体内の指定企業が優遇措置を受けられます。 特区の参加企業に指定された、伊那市福島の精密部品製造業株式会社テク・ミサワです。 今年から航空事業に参入し、飛行機の主翼に使われる部品を製造しています。 飛行機の部品の製造には、1000分の1ミリの非常に高い精度が必要だということです。 航空宇宙産業クラスター形成特区は、航空宇宙産業の育成を目指し国が設けたものです。 これまで県内では飯田地域の5市町村が指定されていましたが、県は区域拡大を目的に9月に追加指定の申請を行っていました。 今回、伊那市、箕輪町など上伊那、諏訪地域の10市町、23社が新たに指定されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の参加企業は伊那市では、㈱テク・ミサワ、㈱ハイデックス、箕輪町ではシキボウ(株)、有限会社伸和工作の4社です。 企業は航空宇宙関連の設備投資をする際に税金の優遇措置などが受けられます。 長野県は、「特区の拡大を通じて、県内の技術の高度化や生産拡大を加速させていきたい」としています。
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萱野高原で元旦に向け準備
箕輪町福与の住民有志で作る萱野高原で初日の出を見る会は10日、元旦に向け準備を行いました。 10日は会のメンバー6人が、しめ飾りを作ったりたき火の台を設置するなどの準備をしていました。 長さ10メートルほどの縄で、夫婦神社の鳥居につけるしめ飾りを作りました。 萱野高原で初日の出を見る会は、15年ほど前から元旦に日の出を見るイベントを開催していて、毎年60人ほどが参加します。 来年は、1月1日の午前6時半に集合し、セレモニーを行ったあと初日の出を見るということです。 手づくりの甘酒が提供されるほか、餅を焼いて食べるということです。
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い~な雑穀フェスタで料理教室
様々なレシピを知ってもらう事で雑穀の普及につなげようと、伊那市長谷で10日「い~な雑穀フェスタ・料理教室」が開かれました。 アマランサスを良く熱したフライパンでポップさせます。タルトの上に温野菜をのせて食べる「ベジデコケーキ」のトッピングになります。 料理教室は、伊那地域アマランサス研究会や伊那市などでつくる、い~な雑穀ネットワークが、毎年この時期に行っている「雑穀フェスタ」の一環で開かれました。 この日は市内を中心に32人が参加し、雑穀クリエーターの梶川愛さんのレシピを学びました。教室では、アマランサスをトッピングするベジデコケーキのほかに、もちきびともちあわ入りの冬野菜スープ、粉状にしたしこくびえと米粉でつくるガレットの3品を作りました。 梶川さんは、炒めたり、茹でたり、粉状にするなどして食感に変化がつくようレシピを工夫したという事です。 い~な雑穀ネットワークでは、栄養価の高い雑穀のより良い取り入れ方を知ってもらい普及に繋げていきたいとしています。
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そろばんコンクール 小中学生が計算の速さ、正確さ競う
日本珠算連盟が主催するそろばんコンクールが伊那市の伊那商工会館で10日に開かれ、子どもたちが計算の速さと正確さを競いました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村にある8つのそろばん教室に通う小学2年生から中学1年生までの72人が参加しました。 かけ算、わり算、みとり暗算、みとり算の4種目で、制限時間内にどれだけ多くの問題を正確に解いたかで合計点を競います。 これまでそろばんを使わない暗算コンクールを毎年7月に行っていましたが、参加者の減少により去年は開催できませんでした。 今年はそろばんを使って解答するコンクールに変更したところ初心者でも参加しやすくなり、例年より20人近く増えたという事です。 採点の結果、最高得点者の「そろばん伊那一」は伊那東小学校3年の藤原拓海君に決まりました。 日本珠算連盟伊那支部によりますと、脳の活性化を目的にそろばんを始めるシルバー世代も増えているという事で「楽しさを多くの人に知ってもらい普及に努めたい」と話していました。
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信大公開講座 地域の新しい産業創出を考える
地域の人材育成を目的に信州大学が行っている公開講座が10日、伊那市のいなっせで開かれ環境を活かした新しい産業の創出について受講生がディスカッションしました。 「地域戦略プロフェッショナルゼミ」と題して平成26年から行われている公開講座です。 今回のテーマは、伊那市の中心市街地の環境を活かした新しい産業の創出です。 参加者からは「空き店舗や使っていない2階部分を活用して学習スペースを作ったらどうか」「京都にあるような川床をつくって水を切り口に豊かな自然をアピールしたらどうか」などの意見が出ていました。 講座は「環境共生の未来学」について学ぶもので来年3月までの全15回となっています。
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日本酒「やまむろ」 新酒完成で奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が8日に出来上がり、関係者が鉾持神社の酒の神様に奉納しました。 「やまむろ」は、高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が作っている日本酒です。 農事法人山室が作った酒米「ひとごこち」を使い、高遠の酒蔵「仙醸」で仕上げた、純高遠産の地酒です。 この日は、関係者12人が鉾持神社に祀られた酒の神様に「やまむろ」を奉納しました。 今年は、秋の長雨で酒米の出来が心配されましたが、大きな影響もなく良いものが出来上がったということです。 神事ではお神酒として「やまむろ」が配られました。 北原義克会長は「本当に美味しいと自信を持って言えるものが完成した。純高遠産の日本酒を楽しんでもらいたい」と話していました。 日本酒「やまむろ」は、1瓶1300円で、高遠町内の酒販店7店舗で11日から販売されることになっています。 【販売店】◆叶屋酒店 ◆旭屋酒店 ◆高田酒店 ◆酒舗にんべん ◆桜井酒店 ◆十一屋商店 ◆萬寿屋商店
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特産品に手紙を添えて町をPR
箕輪町のリンゴや長いもなどの特産品に、小学生が地域を紹介した手紙などを添えた「ふるさと便」の発送作業が9日、JA上伊那箕輪果実選果場で行われました。 「ふるさと便」は、地域の特産品を、子ども達のメッセージとともに県内外に発信してもらおうと、箕輪町観光協会が行っているもので、今年で30年目になります。 この日は観光協会の職員がメッセージの箱詰め作業にあたりました。 注文数は毎年増えていて、今年は、リンゴ5キロ入りが118箱、10キロ入りが73箱、長いも5キロ入りが117箱の注文があったということです。 注文のほとんどが町内の人で、県外にいる家族や友人にお歳暮として送っている人が多いということです。 町観光協会では「子ども達のメッセージとともに、箕輪の味を楽しんでもらいたい」と話していました。
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死亡事故多発で安全運転街頭啓発
交通死亡事故の多発により、長野県交通安全運動推進上伊那地方部は9日、伊那市役所前で街頭啓発を行いました。 この日は、伊那交通安全協会のメンバーや伊那警察署の署員などが、道行くドライバーに夜間の早めの点灯や減速など、安全運転を呼びかけました。 長野県は、上伊那地域での交通死亡事故が11月の1か月間で3件発生していることから、今月7日に「交通死亡事故多発警報」を発令しました。 死亡事故の発生件数は10件となり、今年5年ぶりに二桁になりました。 伊那警察署では「暗くなるのが早い時期。早めの点灯や見えにくい場所では減速するなど十分注意して運転して欲しい」と安全運転を呼びかけています。
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木下の山車飾り 展示に向けて作業急ピッチ
来年1月14日・15日に行われる箕輪町木下の南宮神社の初祭りに向けて、山車飾りの製作作業が急ピッチで行われています。 山車飾りの製作を行っているのは、木下山車飾り保存会のメンバーです。 保存会では毎年神社の初祭りに合わせて5つの舞台に山車飾りを展示していて、現在作業は終盤に差し掛かっています。 舞台ごとにテーマが決まっていて、会のメンバーが資料を見ながら製作を進めています。 川中島の合戦で一騎打ちをした武田信玄と上杉謙信、巌流島で戦ったとされる宮本武蔵と佐々木小次郎など、これまでの作品を参考に趣向を凝らした山車が製作されています。 木下の山車飾りは、明治27年頃、高遠から養子に入った青年が、高遠の山車のようなものを木下でもやろうと提案したのが始まりと言われています。 戦後の存続危機などを乗り越え、これまで地域の伝統行事として保存会が継承しています。 遠藤武揚会長は「地域で継承されてきた伝統。どんな作品が展示されているか楽しみに来る人も多いので、期限に間に合うように頑張りたい」と話していました。 17日には初祭りに先駆けてJR飯田線の木下駅前で山車が展示されます。 山車飾り作りは、来年1月14日の初祭り直前まで保存会のメンバーが行う予定です。
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日本モウルド工業㈱に大萱産業適地売却
伊那市が所有する伊那市西箕輪の大萱産業適地を愛知県の製造業、日本モウルド工業株式会社に売却することが9日分かりました。 売却されるのは伊那市西箕輪の大萱産業用地約6,200平方メートルです。 売却先は愛知県で鶏卵容器や青果物容器、工業用緩衝材の製造を行う日本モウルド工業株式会社で売却価格は8,900万円です。 すでに仮契約は済ませていて9日、市議会に売却による収入を追加の補正予算案として提出しました。 平成30年には建設工事に着手し地元の雇用も考えているということです。
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ICTでカンボジアの生徒と交流
伊那市の新山小学校の児童がカンボジアの日本語学校の生徒とスカイプを使って9日交流しました。 スカイプを使って交流したのは、新山小学校唯一の5年生、竹村花さんです。 竹村さんは日本語のほか今回の交流に備えて勉強してきた英語で授業や行事、給食のことなど新山小学校での学校生活を紹介していました。 交流したのはカンボジアで日本語学校に通う15歳の生徒たちです。 この交流は情報通信技術ICTを活用し小規模校の活力ある教育を進める事業の一環で行われたものです。 ICT推進事業の関係者とカンボジアの日本語学校の校長が知り合いだったことから実現しました。 これまで上伊那地域の学校同士での交流はありましたが外国の学校とは初めてです。 新山小学校ではICTを活用した学習を進めることで人との交流の幅を広げていきたいとしています。
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たべりこ横領事件で役員処分
箕輪町の第三セクター・みのわ振興公社が運営する飲食店「にこりこキッチンたべりこ」の元店長が売り上げを横領した事件について、役員を務める町の理事者などが減給などの処分を受けます。 箕輪町の発表によりますと、社長を務める白鳥政徳町長は、町長の給料月額の1/10減額を1か月、西村比呂志副社長兼支配人は給料の1/10減額を1か月、副社長の白鳥一利副町長は、けん責処分となっています。 元店長は、今年7月7日から9日にかけて、たべりこの金庫からおよそ44万円を盗んだ疑いで、10月に逮捕されています。
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子育て支援の協議結果まとまる
伊那市子ども・子育て審議会が1日伊那市役所で開かれ、子育て支援センター、保育園運営体制、病児保育の3つの部会の協議結果が報告されました。 審議会は、子育て支援について考えようと伊那市が開いたもので委員14人が出席しました。 会合ではこれまで部会ごとに協議してきた意見のまとめが報告されました。 子育て支援センター部会は、誰でも気軽に利用できるように使用料は無料にするほか、子育て世代への情報発信として様々なネットワークの活用など工夫が必要だとしています。 保育園運営体制部会は保育園は保護者や地域住民にとってなくてはならない存在であるため閉園は避けたいという思いは尊重されるべきだとしています。 病児保育部会は利用料金や対象、実施日など広域的な運用を検討し上伊那で統一した方がよいとしています。 これら各部会がまとめた意見は市長に提出され今後の子育て支援事業に生かしていくということです。
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南箕輪村の北部保育園でクリスマスツリー飾り付け
南箕輪村の北部保育園の園児は8日、クリスマスツリーの飾りつけを行いました。 この日は、北部保育園の園児75人が、リズム室にあるクリスマスツリーの飾り付けを行いました。 北部保育園では22日にクリスマス会を開く予定で、保育士が影絵を披露したりサンタクロースが登場するということです。
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第2回ぽかぽかアート展
南信地域の6つの障害者施設の利用者が制作した手芸や絵画などの作品が並ぶ「第2回ぽかぽかアート展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、伊那市・辰野町・喬木村の6つの施設利用者の作品130点が並んでいます。 伊那市からは、障害者社会就労センターゆめわーくと、伊那ゆいま~るの利用者の作品が展示されています。 また会場では、9月に長野市で開かれた第19回長野県障がい者文化芸術祭で優秀賞以上に選ばれた作品20点も展示されています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、写真部門の最優秀賞に箕輪町の熊谷義雄さんの作品が、優秀賞に箕輪町の土橋磐さんの作品が選ばれました。 文芸部門の優秀賞には、箕輪町の那須野操さんの作品が選ばれました。 障がい者文化芸術祭の入選作品は県内5つの会場で展示されていますが、他の展示会と合同で行うのは南信地域だけだということです。 主催した障がい者文化芸術祭実行委員会では「南信地域の施設はお互いに協力的でこのような展示会を開催することができた。多くの人に作品を見てもらいたい」と来場を呼び掛けていました。 第2回ぽかぽかアート展は、11日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 10日には、鹿の革を使ったキーホルダー作りなどの体験会が開かれます。
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1年の世相表す変わり雛展示
今年1年の世相を表す変わり雛の展示が、8日から南箕輪村アクセス通りにある岩月人形センターで始まりました。 今年の世相を表す人形は、男女一対で、5つのテーマが並んでいます。 過去最多となる41個のメダルを獲得したリオオリンピックでは、体操男子の内村航平選手と、女子レスリングの伊調馨選手。 2020年の東京オリンピックをアピールする安倍晋三首相と、小池百合子東京都知事。 25年ぶりに優勝した広島カープからは、優勝の立役者黒田博樹投手と、カープ女子。 ポケモンGOでモンスターの捕獲に夢中なサラリーマンと子ども。 そして、保育園に入園できなかった待機児童問題を扱った「保活サバイバル雛」です。 変わり雛は、人形職人の初代・真多呂(またろ)が、戦前に手遊びで作ったのが始まりとされています。 岩月人形センターの先代社長が、真多呂で修行していたことが縁で、県内では唯一この変わり雛を展示しています。 岩月人形センターの島尾 和男社長は「お雛様はお祝い事なので事件や事故は扱わず、今年1年の世相を表している」と話し、多くの来場を呼び掛けていました。 変わり雛の展示は、来年3月3日まで行われています。
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若宮団地 建て替え前提で調査へ
伊那市の白鳥孝市長は、市営住宅の若宮団地について、老朽化が進んでおり、建て替えを前提に調査を進めたいとの考えを示しました。 これは、8日開かれた市議会一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。 若宮団地は、最も古い建物で昭和43年に建設され、老朽化が進んでいます。 修繕が必要となり、入居の募集を停止している建物もあります。 団地には226室あり、そのうち177世帯が暮らしています。 伊那市によると、そのうち、57世帯32%が、一人暮らしの高齢者だということです。 白鳥市長は、「国道153号伊那バイパスが整備されることも考えると、住環境が変わり、今後、若者、子育て世帯の需要も増えることが考えられる。建て替えを前提に、基本調査を進めたい」との考えを示しました。
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~大雪~ 平地でも雪が降る頃
7日は二十四節気のひとつ「大雪」です。平地でも雪が降る頃とされています。 伊那市高遠町西高遠の満光寺です。 雪の重みで松の枝が折れないよう、支柱から張った縄で枝を支える「雪吊り」を行い、本格的な雪のシーズンに備えています。 30年ほど前から雪吊りを行うようになり今では冬の風物詩として楽しみにしている地域住民もいるという事です。 長野地方気象台によりますと、7日夜遅く県南部は雪か雨の予報ですが、むこう一週間は高気圧に覆われ晴れる見込みです。
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年越しそばと年明けうどんの贈答用セット発売
JA上伊那のオリジナルブランド「伊那華シリーズ」で、年越しそばと年明けうどんの贈答用セットが、8日から限定販売されます。 「伊那華の年越しそば 年明けうどんセット」は8日から販売が始まります。 7日、南箕輪村のファーマーズあじ~なで、JA上伊那の神子柴茂樹組合長らが試食販売をし、商品をPRしました。 そばは上伊那産のそば粉を使い、そば殻を入れて風味を引き立てました。 うどんも上伊那産の小麦ハナマンテンが使われていて、コシが強いのが特徴です。 年越しそば 年明けうどんセットは、贈答用に去年からシリーズ化し今年で2年目です。 そば、うどんは人気が高く、伊那華シリーズの売り上げの半分を占める主力商品だという事です。 そば、うどんそれぞれ4人前がセットで価格は2,160円です。 8日からJA上伊那管内のAコープや直売所などで販売が始まります。 限定2,000セットとなっています。
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伊那市 避難場所の情報伝達用テレビ購入、補助対象に
伊那市は、地区の公民館など災害時の指定緊急避難場所で、住民が情報収集するために必要なテレビの購入費用について、来年度から補助対象にする方針です。 今年9月の台風16号により、避難勧告が発令された高遠町長藤地区の状況を教訓にしたものです。 地区の公民館などに避難した住民が情報収集できるよう、自主防災会がテレビや、情報を書き込むホワイトボードなどを購入する場合に、伊那市が費用の7割を補助するものです。 7日の市議会一般質問で災害時の住民への情報伝達が課題となっている事について議員から質問がありました。 白鳥孝市長は「来年度から補助の対象にしていきたい」と答え、災害用の備品への費用の補助は、これまで消火器やテントなどを対象にしていましたが、情報収集に必要なテレビなども対象品目に加える考えを示しました。
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岡谷の仲田さん 折り紙の書籍を小中学校に寄贈
岡谷市の仲田征一さんは、伊那市内の小中学校全校に折り紙に関する書籍などを寄贈しました。 7日は、伊那東小学校で贈呈式が行われ、仲田さんから代表の児童に折り紙の本が手渡されました。 仲田さんは自宅のある、諏訪 地域を中心に5年前から小学校1年生を対象に本をプレゼントしています。 今回は、折り紙の技術が宇宙開発や医療分野などで活用されている事を知り、多くの子ども達にその素晴らしさを知ってもらおうと、南信地域の小中学校176校に本を贈る事にしました。 本は小学校が1校あたり12冊、中学校が6冊で、その他に、ひとクラスあたり折り紙500枚を一緒に贈りました 仲田さんは「折り紙は誰でも親しめ、古くて新しい技術。折り紙を通して大きく成長してほしい」と話していました。 ある児童は「本を見て動物や花など、新しい物に挑戦したいです」と話していました。
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信大農学部・上農・JICA ネパールの農業高校支援
信州大学農学部と上伊那農業高校、JICA駒ヶ根の三者は連携し今年から2年間かけネパールの農業高校の人材育成を行います。 7日は、南箕輪村の信州大学農学部で記者会見が開かれ、事業の内容が発表されました。 ネパールでは、農村部の貧困率が高く、その解消が課題となっています。 農学部では平成23年から、ネパールの研究機関との学術交流や、学生の海外研修などでの交流がきっかけとなり、今回支援する事にしました。 対象となるのは、ネパール西部の山岳地帯にある高校です。 リンゴや蕎麦の栽培が行われている地域で、栽培技術や加工品開発に課題があるという事です。 事業では、上伊那農業高校のノウハウを基に、ネパールにあった効果的で実践的な教育を目指します。 事業は国の政府開発援助の一環で行われ、事業費はおよそ1千万円です。
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上伊那 交通死亡事故多発警報発令
11月一か月間で上伊那で3件の交通死亡事故が相次いで発生したことから、長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、「交通死亡事故多発警報」を7日発令しました。 上伊那では、11月に入り、伊那市と駒ケ根市、中川村で交通死亡事故が発生し3人が死亡し今年の交通死亡者数は10人となっています。 これを受け県交通安全運動推進上伊那地方部は7日「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令しました。 期間は31日までの25日間で、交通安全を呼びかける広報活動を強化します。 主な取り組みは、広報車による巡回広報や、交通指導所の開設、高齢者の関わる事故が多い事から、シニア大学での特別広報となっています。
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高遠在来種そば復活で試食会
昭和20年代まで高遠で栽培されていた在来種のそばの復活にとり組んだ住民グループは、昨夜、伊那市内で収穫した蕎麦の試食を行いました。 茹であがった蕎麦が試食会の会場へと運ばれます。 提供されたのは、伊那市長谷で栽培された在来種のそばです。 在来種の風味を楽しんでもらおうと、粗びきの10割蕎麦で出されました。 在来種は、昭和20年代頃までは、高遠から長谷にかけて栽培されていました。 しかし、粒が大きく収量の多い品種がでると、栽培する人はいなくなりました。 市内のそば店や住民有志で作る伊那そば振興会は、今年、在来種の復活を目指し、伊那市長谷浦で栽培しました。 初年度の今年は、およそ18キロ収穫することができ、そのうちの一部を昨夜試食しました。 試食会の会場となったそば店「壱刻」では、店主の山根健司さんが2時間前から打ち始めました。 栽培にも携わった山根さん、蕎麦を打つ手にも力が入ります。 伊那そば振興会の飯島進会長も、山根さんが打つ蕎麦をじっと見守ります。 午後6時、会場にはメンバーや市の関係者など20人余りが集まりました。 昨夜は、山根さんと、伊那市高遠町のそば店「ますや」の守屋豊さんのそば、合わせて4種類が提供されました。 守屋さんと、山根さんが打った在来種のそばがゆで上げられ、復活の味を楽しみました。 振興会では、来年度、耕作地を確保しながら、今年の20倍となる、2キロの種を蒔く計画です。
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信州大学農学部 りんごジュース販売
信州大学農学部の学生が育てたりんごで作ったジュースの販売が、6日から始まりました。 ジュースは、植物資源科学コースの2年生が中心となり育てたりんご「ふじ」が使われています。 およそ35アールの畑で育てているりんごのうち3分の1がふじの木です。 例年は4トンほど収穫しますが、今年は春先の霜や9月の長雨の影響で、例年の7割ほどとなりました。 それでもりんごの出来は良く、ジュースはすっきりとした味わいに仕上がっているということです。 りんごジュースは、1リットル入り450円、数量は840本となっています。 信州大学農学部の生産品販売所で購入することができ、無くなり次第終了となります。
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下小沢あかりの会 そばや野菜味わい交流
伊那市の下小沢の住民でつくる下小沢あかりの会は、6日、打ち立ての蕎麦や地元の野菜を使った料理を味わい交流しました。 この日は、63歳から88歳の会員22人が、そばや持ち寄った野菜で料理を作りました。 そば打ちは去年に続き2年目で、今回は地元産のそば粉を使いました。 普段あまりそば打ちを体験していない会員も、得意な会員に教わりながら打っていました。 下小沢あかりの会は、地区の高齢者クラブとして8年前に発足し、現在は区内4つの花壇の手入れや高齢者宅の訪問などの活動を行っています。 テーブルには打ち立ての蕎麦や天ぷらなどが並び、早速味わっていました。 唐澤寿男会長は「会員同士顔を合わせることで情報交換にもなり楽しみも増える。これからも交流を続けていきたい」と話していました。
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箕輪町で住宅火災
5日の午後10時過ぎ、箕輪町木下で住宅を焼く火事がありました。 この家に住む女性が顔や手などに軽い火傷を負いました。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、箕輪町木下の荻原岳彦さん宅です。 火はおよそ2時間後に消し止められましたが木造2階建て住宅の2階部分およそ40平方メートルを焼きました。 この家に住む37歳の女性が顔や手などに火傷を負い病院に搬送されましたが軽傷だったということです。 この火事で、国道153号は一部の区間が通行止めとなりました。 伊那警察署では、屋内から火が出たものとみて調べを進めています。