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バス乗り放題デー
伊那市は、合併10周年を記念して市内の路線バスに無料で乗車できるバス乗り放題デーを15日に行いました。 公共交通の利用促進につなげようと初めて実施したものです。 伊那バスとJRバス関東の市街地循環バスと路線バスの市内10路線が対象で、15日は、お盆ということもあり多くの人が利用していました。 伊那市によりますと通常1便当たりの利用者数は5人程度で15日の1便当たりの利用者数は7.6人、利用者数は601人だったということです。 バス乗り放題デーは今年度後2回予定されていて、次回は10月23日に実施されることになっています。
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ゴンベエさんが夏休みお楽しみ会
バルーンアートのパフォーマンスで知られるゴンベエワールドこと矢野正貴さんが14日、伊那市西町の自宅隣りの畑で夏休みお楽しみ会を開きました。 夏休みお楽しみ会は親子や住民同士のふれあいの場として開かれたものでおよそ50人が集まりました。 お楽しみ会では流しそうめんが行われ子どもたちがそうめんをすくってはおいしそうに味わっていました。 矢野さんが竹の代わりに雨どいを使い消毒や組み立てなど2時間ほどかけて台を作りました。 お楽しみ会ではほかに子どもたちがスイカ割りに挑戦しました。 この日、矢野さんの畑には子どもたちやその保護者の歓声や笑い声が響いていました。 集まった人たちは「夏休みにいい思い出ができました。」と話していました。
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いなっせ墨絵愛好会 水墨画展
水墨画の教室、いなっせ墨絵愛好会の展示が伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。 会場にはいなっせ墨絵愛好会の講師を務める木下幸安さんと生徒の作品合わせて32点が並んでいます。 作品は50号の大作を中心に風景などを墨の濃淡で表現しています。 木下さんの作品「秋保飛漠」は宮城県秋保にある滝を描いたものです。 水が流れ落ちる勢いが表現されていて平成26年の日本墨絵展で県知事賞を受賞しています。 いなっせ墨絵愛好会の展示は24日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれていて入館料は一般200円、高校生以下は無料となっています。
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さんコン祭り 10月8日、9日開催
男女の結婚のマッチングをするいなし出会いサポートセンターは、伊那の秋を満喫しながら出会いを求めるイベントを、10月8日、9日の2日間行います。 みはらしファームで果物狩りをする「狩りコン」、伊那の夜の街で食事を共にする「街コン」、南アルプス登山の拠点北沢峠でネイチャーゲームを行う「山コン」の3つのイベントを企画していて、「さんコン祭り」として行う予定です。 いなし出会いサポートセンターでは、去年南アルプスを会場に同様のイベントを行いましたが、より多くの人に集まってもらおうと市街地など3か所でイベントを企画しました。 開催日は、10月8日、9日の2日間で、20代から40代までの未婚の男女15人ずつを募集します。 2日間の参加は難しいという人のために、どちらか1日だけ選べるプランも設けました。 さんコン祭りは、2日間宿泊付きプランが1万5,000円、日帰りプランが3,000円からとなっています。 詳しくは いなし出会いサポートセンター 71-4071
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長野県庁 インターンシップを受け入れ
長野県は、大学生のインターンシップを、22日から受け入れています。 このうち、上伊那地方事務所農政課は、信州大学農学部3年の吉川雅紀さんを受け入れました。 22日は、上伊那に適した米の品種について研究している伊那市美篶の伊那米総合試験地などを視察しました。 新潟県出身の吉川さんは、大学で農村開発学研究室に所属しています。 海外の貧困問題を農業の視点でどのように解決できるのかを学ぼうと、今回長野県庁のインターンシップに申し込みました。 初日の22日はこの地域での農業振興施策について視察しました。 伊那米総合試験地では、県の職員から「コシヒカリの品種と栽培方法を基準に、同じ条件で他の品種がどのように育っているかをみている」などと、説明をうけていました。 インターンシップは、26日までで果樹や畜産農家の訪問、若手職員との意見交換などを行う予定です。
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27の会 獲れたての鮒の甘露煮を味わう
伊那市御園の住民有志でつくる27の会は、21日、収獲した鮒の甘露煮を味わいました。 21日は、会員11人が集まり、早朝に獲った鮒22キロほどを、泥を抜いて煮つけにしました。 27の会は、平均年齢70代前半の御園の住民有志14人でつくる会で、酒の肴にするための鮒を近くの田んぼで育てています。 今年5月に100匹の鮒を田んぼに放し、今朝収獲しました。 餌の量を増やしたことにより、目標としていた18キロを4キロ上回る22キロとれました。 小学生の頃は、天竜川で魚を獲っては煮て食べていたということで、27の会は昔を思い出しながら親睦を深めようと6年前に発足しました。 メンバーらは、出来立ての甘露煮を早速味わっていました。 甘露煮は、メンバー同士分けて持ち帰る他、地域の催しなどで一般の人にも提供するということです。
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台風9号の被害報告なし
22日の上伊那地域は台風9号の影響が心配されましたが進路をそれ各自治体に被害の報告はありませんでした。 22日、午前7時42分に伊那市、箕輪町、南箕輪村に大雨洪水警報が出されました。 伊那市西箕輪羽広の果樹農家笠松悟さんは収穫作業を急いでいましたが台風の影響がなく安堵していました。 午後5時現在、JA上伊那のほか伊那市、箕輪町、南箕輪村の各自治体に被害の報告はないということです。 また警報は午後4時に解除されています。 交通機関は松本と新宿を結ぶ特急「あずさ」と「スーパーあずさ」上下線合わせて22本が運休となりましたがJR飯田線や高速バスは平常通り運行しました。 長野地方気象台では22日、正午から23日の正午までの24時間の降水量は南部の多いところで80ミリと予想していて土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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北原祐一さん バラの写真展
佐久市在住の写真家北原祐一さんのバラの写真展が、伊那市野かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、北原さんが自宅の庭で育てたバラの写真およそ30点が展示されています。 北原さんは、2010年の第60回写真県展組写真の部で特選1席を受賞し、現在も同じタッチで作品を制作しています。 「バラの画家」と呼ばれフランスの宮廷などで活躍した画家ピエール・ジョセフ・ルドゥーテの作風に着想を得たということです。 北原さんのバラの写真展は23日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場では、オリジナルのポットやポストカードなども販売しています。
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大芝高原まつり 踊り・たらいレース・花火 賑わう
第31回大芝高原まつりが、20日に行われ、おまつりパレードやステージイベントなどで賑わいました。 大芝高原全体を使って、20のイベントが行われました。 メインストリートで行われたおまつりパレードには、学校や保育園、文化団体などから20団体、およそ1,100人が参加し、舞竹と呼ばれる鳴り物を手に、大芝高原音頭ニューバージョンの曲に合わせて踊りました。 大芝湖に設置された湖上ステージでは、19団体がダンスや太鼓を演奏しました。 夜の部のトワイライトステージでは、参加者がこの日の為に練習してきた成果を披露していました。 まつりを締めくくる花火大会では、66番組およそ900発が夜空に打ち上げられました。 なお、トワイライトステージの模様は、9月3日からご覧のチャンネルで放送します。
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西春近諏訪形の御柱祭 氏子総出で縄ない作業
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭で、柱を引くための縄ない作業が、21日、氏子総出で行われました。 午前8時、諏訪神社の氏子約150人が集まり作業を始めました。 柱を引く縄は、40メートルのものを2本作ります。 去年地元で刈り取った稲を乾燥させたワラを束ね、ないやすいよう水に浸した後、木槌で打ちます。 柱につける縄の頭から見て左回りになるようによりをかけた3本の束を、ロープに巻き付けていきます。 縄ないを指導するのは80歳の酒井作衛さんです。 前回、平成22年の御柱祭で社殿の四隅に建てられた4本の柱を倒す「柱おさめ」も行われました。 建方班のメンバーが柱に切り込みを入れ、クレーンで吊りながら少しずつ柱が下ろされていきました。 諏訪形の御柱祭は、室町時代に始まったとされています。 7年に一度行われていて、今年は5月に見立ての儀が、6月に斧入れ式が行われ、今回の縄ないは、初めて氏子総出で行う作業となります。 午後11時30分、3時間ほどかけて、4本の柱が下ろされ、2本の縄も完成しました。 引きづって痛めたり汚したりしないよう、全員で縄を持ち上げ、社殿の左右に納めました。 縄は9月4日の山出しの日まで社殿に供えられ、10月1日に柱につけて里曳きを行います。
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大芝高原で小熊の目撃
21日、午前9時40分ごろ、南箕輪村の大芝高原で、小熊の目撃情報がありました。 伊那警察署の発表によりますと、小熊が目撃されたのは、大芝高原セラピーロードの赤松小屋付近です。 午前9時40分に「小熊一頭を目撃した」との通報を受け、警察や役場職員、猟友会が捜索しましたが、発見されませんでした。 伊那署では、近隣住民や公園利用者に注意を呼び掛けています。
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伊那市と箕輪町でお盆成人式
お盆の帰省にあわせ、伊那市と箕輪町で成人式が行われ人生の節目を祝いました。 伊那市では高遠、長谷地区を除く伊那地区8会場で14日と15日に行われました。 このうち伊那公民館では15日、美篶・手良地区を除く東部中学校区の成人197人を対象に式が行われ134人が出席しました。 式では、白鳥孝市長からのビデオメッセージが披露され、「伊那谷に住んでいて日本を変えていく、そんな取り組みを私たちと一緒に、ぜひやっていただきたい」と呼び掛けていました。 小中学校時代の担任からは「自分の行動に責任を持ち、信頼される大人になってください」などとエールが送られました。 新成人を代表して石倉夏樹さんは「素晴らしい自然や、文化がある伊那市の出身であることを誇りに持ち、これからの長い人生を突き進みたい」と挨拶しました。 式の後、友人や恩師たちと久しぶりの再会を喜んでいました。 伊那地区では今年男性312人、女性328人の合わせて640人が成人を迎えました。
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催し多彩に あす大芝高原まつり
20日は南箕輪村で第31回大芝高原まつりが行われます。 19日は会場となる大芝高原で祭りの準備が進められていました。 湖上ステージではダンスや太鼓演奏などおよそ30団体が出演します。 中央園路ではおまつりパレードが行われ参加者が大芝高原音頭ニューバージョン2006を踊ります。 その他大芝名物たらいレースなど20のイベントが行われます。 伊那ケーブルテレビでは20日午後0時15分から3時間ご覧のチャンネルで生中継します。
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市民と議会が子育てなどで議論
市民と議会との意見交換会が18日、伊那市高遠町総合福祉センターで開かれ子育てに関する要望などが市民から出されました。 意見交換会は議会改革を進める伊那市議会がその取り組みの一環として開いているもので今回が2回目です。 議員21人と住民およそ50人が子育て、防災、農林業の3つのテーマに別れて意見を交わしました。 このうち子育てをテーマにしたグループからは保育園の統廃合などに関する意見が出されていました。 ほかに伊那市が雑誌のアンケートで子育て世代が暮らしやすい田舎の1位となったものの実感がわかないとの声があがっていました。 議会では通園通学の足の確保や移住者の住居に関する課題など市民から出された要望を政策提言として反映させていくとしています。
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南箕輪小倉田さんがジャベリックボール投げで全国へ
南箕輪小学校6年生の倉田紗優加さんが、第32回全国小学生陸上競技交流大会に出場します。 17日は倉田さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出場の報告をしました。 倉田さんが出場する種目はジャベリックボール投げです。 今年度からソフトボール投げに代わり導入された競技で30センチほどの羽がついたボールを投げその飛距離を競います。 倉田さんは5月からこの競技を始め、現在は母親や学校の体育教諭に指導を受けながら練習しています。 倉田さんは、県大会で県の小学生記録をおよそ10メートル更新する54メートル86センチで優勝し、県代表として全国大会に出場します。 唐木村長は、「思いっきり投げて頑張ってください」と激励していました。 第32回全国小学生陸上競技交流大会は20日に神奈川県で開かれます。
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伊那で箱根駅伝目指し合宿
伊那市西箕輪与地出身の伊藤国光監督率いる専修大学陸上競技部は箱根駅伝出場を目指して伊那市内で夏の合宿を行っています。 伊藤監督は現在61歳。 上伊那農業高校陸上部で活躍し卒業後はカネボウ陸上競技部の選手となり引退後は監督も務めました。 19日は午前中、伊那市から箕輪町にかけて起伏のあるおよそ5キロのコースを選手たちが走っていました。 伊藤監督は専修大学の監督に就任して今年で5年目で平成26年以来3年ぶりの箱根駅伝出場を目指しています。 伊那市で合宿を行うのは初めてで今月5日から練習をはじめ27日までのおよそ1か月を予定しています。 伊那市で初めて練習する選手たちは「走る環境が整っている」と話し手応えを感じているようでした。 箱根駅伝の予選会は10月15日に東京で開催されます。 毎年40校ほどがエントリーし上位10校が箱根駅伝に出場することができ専修大学は上位入賞を目指しています。
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伊那市西箕輪大萱で百八灯
16日は、各地で送り盆の行事が行われました。 このうち、伊那市大萱区では、恒例の百八灯(ひゃくはってい)が大萱公園グラウンドで行われました。 区民約300人が訪れ、振りまんどや花火をした後に点火されました。 古老の話によりますと、百八灯は、江戸時代から伝わっていて、昔は、棒の先端に玉をつけて土手にさして行い、「提」の字が使われていたということです。 針金にぼろ布を巻いて玉をつくり、金網で覆います。 点火の合図とともに中学生が108個に一斉に火をつけると、グラウンドは幻想的な雰囲気に包まれていました。 108は、人間の煩悩になぞらえているということです。 鎌倉誠治区長は、「遠くに住んでいる人は、この行事を楽しみに来年も帰省してほしい」と呼びかけていました。
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松本山雅FCポップアップストアで選手のサイン会
21日までの期間限定でサッカーJ2松本山雅の応援グッズを販売している伊那市のベルシャイン伊那店で、選手のサイン会が18日に行われました。 サイン会場にはおよそ200人のファンが並び、選手の登場を待ちました。 今年からチームに移籍したアメリカ出身のゴールキーパー、シュミット・ダニエル選手が会場に現れるとファンからは声援が上り、早速サインをしていました。 松本山雅のオフィシャルスポンサーになっている㈱ニシザワは、期間限定でポップアップストアを先月22日からベルシャイン伊那店に設置しています。 ポップアップストアの設置は南信地区では初めてで、設置後多くの人で賑わい完売したグッズもあったということです。 ダニエル選手は1人1人にサインと握手で応じていました。 20日には、南箕輪村で行われる大芝高原まつりでグッズ販売コーナーが設けられるほか、9月18日には第1回松本山雅FCサッカークリニックin上伊那が開かれる予定です。
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厄除けの伝統行事おさんやり
箕輪町南小河内で16日、町無形文化財の伝統行事おさんやりが行われ地区住民が地域の安泰を願いました。 おさんやりでは白服に身を包んだ男性およそ40人が、お舟を担いで地区内を練り歩きました。 この行事は地区内の大堰と呼ばれる用水路が天竜川と逆方向に流れていることが疫病や災いの原因とされ、その厄をはらうため始まったとされています。 200年前から続けられていて毎年8月16日のお盆の行事として受け継がれています。 お舟は長さ10メートル、重さ600キロほどありカラマツとナラが使われています。 途中の辻では担ぎ手たちが輪になり民謡「よいそれ節」を披露していました。 およそ2時間かけて地区内を回ったあと、お舟壊しが行われる夜を待ちます。 夜になるとお舟を地面に落とし大きく揺らしながら壊していきます。 壊したお舟は小さく切られ1年間の厄除けとして住民が拾い集めていました。 お舟につけられていた御幣は実行委員会が区長宅に持ち込み、おさんやりの無事終了を告げます。 お舟を小さく切った木片は厄除けとして玄関に飾られていて各家庭では新しいものに付け替え地区の安泰を願っていました。
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ローメン夏まつりにぎわう
伊那名物ローメンをPRしようと、伊那市のセントラルパークでローメン夏まつりが15日に開かれ多くの人で賑わいました。 イベントはお盆中に帰省している人や県外から伊那市を訪れた人たちに伊那の味を楽しんでもらおうと伊那ローメンズクラブが毎年開いているものです。 焼きそば風ローメンが一杯500円で提供され、訪れた人たちは酢やごま油などをかけて味わっていました。 ローメンの他に、焼き鳥やフランクフルト、かき氷など、夏の定番メニューも並びました。 ステージでは、スイカ割りや伊那市のアイドルグループ、パラレルドリームのライブなども行われ会場は多くの人で賑わいました。
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先祖を迎える振りまんど
13日は、先祖の霊を迎える「迎えまんど」が各地で行われました。 午後7時の打ち上げ花火の合図とともに、南箕輪村の大泉区では、およそ120人がまんどを振りました。 大泉区では、伝統行事を残そうと「大泉まんどの会」が4年前に発足し、まんどで使う麦の栽培を行っている他、子ども達にまんど作りも指導しています。 今日は、会で育てた麦で作ったおよそ140個のまんどを、子どもから大人まで振りました。 中には、通常のまんどの4倍の大きさの「太鼓まんど」を振る人もいました。 大泉区の住民は「地域の子ども達と一緒に伝統行事を後世に残していきたい」と話していました。
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梨「サザンスイート」出荷作業はじまる
長野県で品種開発された梨「サザンスイート」の出荷が、18日から始まりました。 この日は、サザンスイートの最初の出荷作業が、箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で行われました。 サザンスイートは、南水と八里を掛け合わせた新しい品種で、県南信農業試験場で開発されたものです。 硬さがあり糖度も高く、10月に出荷を迎える人気品種「南水」と同じくらいの甘さをこの時期に味わうことができるということです。 出荷は今年で2年目で、去年の倍の4トンを見込んでいます。 糖度や傷などを感知する機械に1つずつかけられ、ランク別に箱詰めされます。 サザンスイートは、5キロ2,300円から2,500円で、県内のAコープや管内の直売所で販売されるほか、東海地方にも出荷される予定です。
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西箕輪保育園の園児がとうもろこし狩りに挑戦
伊那市の西箕輪保育園の園児が18日、保育園近くの畑でとうもろこし狩りに挑戦しました。 この日は、西箕輪保育園の園児130人が、農業公園みはらしファームの有志でつくるグループの畑でとうもろこし狩りに挑戦しました。 収穫したのはゴールドラッシュと言われる品種で、甘みが強く人気のものです。 関係者は「収穫を体験することで少しでも農業に興味を持つきっかけになれば嬉しい」と話していました。
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休みをもう1日 盆正月
実力行使で盆休みをもう1日要求する盆正月の行事が、16日深夜に南箕輪村で行われました。 16日深夜11時半頃、寝静まった田畑区長の澤田昇三さん宅に、地域の人たちがやってきました。 玄関をバリケード封鎖して、盆休みの1日延長を求める田畑地区に古くから伝わる盆正月です。 毎年お盆最終日の16日に、田畑の伝統行事を守る会が行っています。 この日は、PTA役員や消防団員20人ほどが参加して、区長や分館長宅など4軒で行いました。 区長宅にある農機具やタイヤ、脚立などを利用し玄関付近をバリケード封鎖して、松やしめ縄、鏡餅を飾ります。 そして石灰でお正月の文字を書いて完成。 茅野市出身の久保田さんは、初めて盆正月に参加しました。 翌朝の6時。 玄関から区長の澤田さんが顔を出しました。 玄関から出られなかったため、裏口から出てくると、積み上げられたバリケードを眺めていました。 家の周りにはバリケードを見ようと近所の人も訪れました。 澤田さんは、早速区の役員にもう1日休みにすると伝えていました。 バリケードは、半日ほどかけて片付けたということです。
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伊那北小学校で2学期始業式
伊那ケーブルテレビ放送エリア内のトップを切って、18日、伊那市の伊那北小学校で2学期の始業式が行われました。 この日は、22日間の夏休みを終えた子どもたちが、始業式に臨みました。 2年・4年・6年の代表児童が、2学期に頑張りたいことを発表しました。 「2年生の2学期は掛け算が始まるので九九を頑張りたい。」「クロールで息継ぎができるようになりたい」「修学旅行があるので団体行動ができるようになりたい」などと発表していました。 春日 由紀夫校長は、「リオデジャネイロオリンピックで、日本人選手たちが活躍しています。 皆さんもひとりひとり目標を立て、そのために努力してほしい」と話しました。 始業式の後、2年1組のクラスでは、夏休みで楽しかったことを発表しました。 伊那北小学校の2学期は87日間となっています。 なお、伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校の始業式は、明日と22日月曜日がピークです。
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若者の地域への愛着心を 農業体験
20代から30代の若者に地元に愛着を持ってもらおうと、農業体験会が11日、箕輪町内で開かれました。 体験会には、箕輪町の20代から30代までの男女9人が参加しました。 農業体験は、結婚相談などを受け付けているハッピーサポートみのわが開きました。 11日は、参加者が町内のハーブ園とりんご園の2か所に分かれ体験しました。 このうち中原の長谷川寛さんのハーブ園では、カモミールを摘み取りました。 長谷川さんは、「ハーブは寒暖の差があると花の色づきがよくなるので、箕輪町は栽培に適している」と話していました。 次回は、りんごの収穫を体験することになっています。
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御柱祭学習で里引き体験
総合的な学習の時間で御柱祭について学習している伊那市の東部中学校の生徒が12日、柱の里引きを体験しました。 御柱祭について学習しているのは東部中の3年3組の生徒33人です。 クラスの保護者が所有する伊那市手良の山のモミの木が使われ東部中学校までのおよそ8キロを引きました。 モミの木は先月切られたもので太いところで直径28センチ、長さが10メートルあります。 3年3組では11月に校内合唱コンクールで御柱をテーマにした曲「御山出し」を歌うことにしていて曲のイメージをつかむため御柱祭について学習しています。 生徒らはこれまでに諏訪大社を訪れ御柱を見学したり、諏訪地域の木遣り保存会から木遣りを習ったりしてきました。 一番の難所となる急な上り坂では全員が声を掛け合いながら力を合わせて柱を引いていました。 柱はおよそ8時間かけて目的地の東部中学校に運ばれました。 3年3組では運んできた柱を校内に建てる建御柱も計画しています。
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百職会 農家と職人が合同イベント
伊那市高遠町の杖突街道沿いに住む農家や工芸職人でつくる「百職会」は、採れたての野菜や工芸品などを販売するイベントを、13日まで開いています。 農家レストランこかげの敷地には、陶器や漆工芸品、野菜などを販売する17のブースが並んでいます。 百職会は、地元に長年暮らす農家や移住してきた職人らが1つになって地域をもりあげようと、今年1月に発足しました。 現在は、およそ30人の会員がいます。 イベントでは、採れたての野菜や職人のオリジナル商品が並び、訪れた人たちが品定めしていました。 イベントは、13日まで高遠町藤沢の農家レストランこかげで開かれています。
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歴博講座 研究成果を発表
地域の研究者や県の専門職員が研究の発表を行う「歴博講座」が、11日、伊那市の高遠町歴史博物館隣の地域間交流施設で開かれました。 歴博講座は、夏と冬の年2回開かれています。 上伊那教育会の会員と長野県埋蔵文化センターの専門職員の合わせて4人が発表しました。 このうち、駒ヶ根市の赤穂小学校の飯澤隆校長と伊那中学校の大木島学教諭は、山の日に合わせて「南アルプスのライチョウの生息状況」について話しました。 飯澤さんは、「北岳のライチョウの縄張りの数は30年前に比べて7分の1ほどに減った。原因として、温暖化による気温の上昇でキツネやカラスなど低地の生き物が高山帯に進出したことと、ニホンジカの食害による植生の変化があげられる」と話していました。 歴史博物館では、「高遠は歴史や民俗などへの関心が高い地域。新しい研究や調査結果に触れる機会をつくっていきたい」と話していました。
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小中6選手が全国大会出場 活躍誓う
陸上や水泳で全国大会に出場する伊那市の小中学生が9日北原秀樹教育長を表敬訪問し、大会での活躍を誓いました。 全国大会に出場するのは、走り高跳びで伊那北小学校6年の工藤航介君、100メートルハードルで伊那中学校3年の林千尋さん、砲丸投げで東部中学校3年の登内達也君、100メートルで東部中3年の友田有紀さん、棒高跳びで東部中3年の恒川直澄君、水泳の100m背泳ぎで伊那中3年の木村佳寿帆君です。 それぞれ、「自己ベストを出したい」「支えてくれた両親に感謝しがんばりたい」などと決意を発表していました。 北原教育長は「体調管理には気を付け、高みを目指して頑張って下さい」と子供たちを激励しました。 全国小学生陸上競技交流大会は20日に神奈川県で、全国中学校体育大会の陸上競技は21日から松本市で、水泳競技は17日から新潟県で開催されます。