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東部中学校の生徒が建御柱を体験
校内合唱コンクールで御柱祭をテーマにした曲を歌う伊那市の東部中学校3年3組の生徒が16日、校内で建て御柱を行いました。 建てた柱はクラスの保護者が所有する伊那市手良の山林から譲り受けたもので先月生徒が学校まで曳いてきました。 長さはおよそ10メートル、直径は28センチで建てる際はクラスの保護者が重機を使って協力しました。 3年3組では11月に行われる校内合唱コンクールで御柱祭をテーマにした曲「御山出し(やまだし)」を歌うことにしています。 曲のイメージをつかむため御柱祭についての学習や体験を行い、 16日の建て御柱がそのまとめとなります。 柱が建つと生徒は「御山出し」を歌いました。 3年3組では御柱祭に関する学習や体験を生かし合唱コンクールで力を発揮させたいとしています。 建てた柱は次の御柱祭が行われる6年後にクラスで集まり倒すことにしています。
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19日に東部中吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部定期演奏会が19日に伊那文化会館で開かれます。 演奏会を目前に控え部員らは熱のこもった練習を行っています。 学校が休みの17日も部員らは定期演奏会に向けて練習していました。 今年が12回目となる演奏会は2部構成で15曲を披露します。 3年生31人は引退を控えていて今回の演奏会が集大成となります。 顧問の小林孝行教諭は「演奏会を開くことができる喜びと3年生がいなくなる寂しさ。たくさんの思いを込めた特別な日にしたい。」 部長の小松ほのみさんは「これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを込めて演奏したい。」と話していました。 東部中学校吹奏楽部第12回定期演奏会は19日午後1時30分から伊那文化会館大ホールで開かれます。
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長谷中生が地域の人たちと野沢菜の種まき
伊那市長谷の長谷中学校の生徒と地域住民が12日、学校隣りの畑で野沢菜の種まきをしました。 長谷中学校では地域の人たちに学校を開放しお茶を飲みながら話をしたり花を育てる活動を行っています。 地域の人たちが集う場を提供することで互いの交流を深めるもので12日は学校隣りの畑で野沢菜の種まきをしました。 生徒と住民は雨が降る中、協力しながら作業をしていました。 野沢菜は11月には収穫できるということで漬物にして地域の人たちと味わうということです。
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伊那市出会い結(ゆい)サポーター 初講習会
いなし出会いサポートセンターは、結婚希望者を支援する「伊那市出会い結(ゆい)サポーター」の初めての講習会を17日開きました。 伊那市出会い結サポーターは、結婚希望者に対し出会いの機会をつくったり婚活に関する情報提供を行うボランティアのことで、出会いサポートセンターが今回初めて募集しました。 講習を受けることで伊那市から認定証が発行されます。 講習会には市内から13人が参加しました。 講習会ではコミュニケーションアドバイザーの鈴木(すずき)優子(ゆうこ)さんが「イマドキの婚活者へのコミュニケーション術」と題して話しました。 鈴木さんは、「普通という感覚は人によって違います。その中で相手の味方となり応援団となるような支援をしていきましょう」と話していました。 いなし出会いサポートセンターには現在およそ200人が登録していて、これまでに94人が結婚しています。 今後は、年に1,2回の講習会を開いていく予定です。
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子どもたちが生け花を体験
長野県華道教育会によるこどもいけばな体験教室が17日伊那市の伊那商工会館で開かれました。 教室は長野県華道教育会華道展に合わせて、子どもたちに日本文化の華道に触れてもらおうと開かれたものです。 カーネーションやトルコギキョウ、バラなど色彩の鮮やかな花が用意され子どもたちは気にいった花を選び花を生けていました。 教室では子どもの自由な発想で生けてもらい会員は花と触れ合うことの楽しさを伝えていました。 華道展では県内7つの支部の239人が1点ずつ出品した作品が前期と後期に分かれて展示されます。 毎年各支部が持ち回りで開催していて伊那支部では6年ぶりとなります。 長野県華道教育会会長の馬場茂子さんの作品は秋の風情を3種類の草花で表現した作品です。 華道教育会では「幅広い世代の人たちに生花の素晴らしさを知ってもらう機会にしたい。」と話していました。 華道展は19日まで伊那商工会館で開かれていて入場料は500円となっています。
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生誕150年 中村不折展
伊那で幼少期を過ごした書家で洋画家の中村不折の生誕150年を記念した展示会が、17日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 17日はオープニングセレモニーが行われ、テープカットで展示会の開催を祝いました。 会場には、不折の油彩画や書、スケッチなど83点が展示されています。 中村不折は、明治から昭和にかけて活躍した書家で洋画家です。 今年で生誕150年になる不折は、幼少期を伊那市で過ごしました。 今回は特別協力として、東京都の台東区立書道博物館が所蔵する作品も展示されています。 書道博物館は昭和11年に不折が自宅に開設したものです。 展示されているのは20代から30代のころに描いたスケッチなど20点です。 また17日は、不折の孫の中村初子さんが美術館を訪れました。 初子さんは現在81歳で、不折が亡くなる8歳まで一緒に暮らしていました。 展示会は不折生誕150年を記念して信州高遠美術館や伊那市などが開きました。 主催者を代表し伊那市の林俊宏副市長は、「多くの人に足を運んでもらい、不折を知ってもらうとともに芸術文化のすそ野を広げる機会にしたい」と話していました。 この展示会は10月30日まで信州高遠美術館で開かれています。
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長野県工芸美術展
県内の工芸作家の作品が並ぶ第8回長野県工芸美術展が17日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には木工や手芸、陶芸など105点が展示されています。 この美術展は、一般公募の作品展で、長野県工芸美術会が開いています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、南箕輪村の磯(いそ)千恵子(ちえこ)さんのキルト作品「花ごころ」が長野県教育委員会賞を受賞しました。 美術会では、「それぞれの作品の個性を楽しんでほしい」と話していました。 美術展は22日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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赤そばの里がオープン
ヒマラヤのネパール原産の赤そばを栽培している箕輪町上古田の赤そばの里が17日オープンしました。 17日はテープカットなどのオープニングセレモニーが行われました。 標高900メートル、広さ4.2ヘクタールの赤そばの里は箕輪町上古田の住民でつくる古田の里赤そばの会が管理しています。 現在5分咲きですが町内外から多くの人が訪れ花を観賞したりカメラに収めたりしていました。 赤そばは一般のそばと比べて背丈を低く倒れにくいですが実の収量は3分の1ほどだということです。 また赤そばの里では訪れた人たちに地元の農産物を味わってもらおうと販売テントも設けられています。 ほかには打ちたての赤そばを味わえるコーナーも設置されています。 赤そばの会によりますと見頃は来週末ころで10月中旬まで楽しめるということです。
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キャッシュカードを第三者に譲り渡し書類送致
伊那警察署は、去年9月頃、自分名義の口座のキャッシュカードを第三者に譲り渡した疑いで伊那市の男を長野地方検察庁伊那支部に書類を送りました。 伊那警察署の発表によりますと、書類を送られたのは、伊那市在住で運転手の48歳の男です。 この男は、現金と引きかえにキャッシュカードなどを送るよう求められ、自分名義の口座を開設しました。 その口座のキャッシュカード3枚とセキュリティカード1枚を、埼玉県内の氏名不詳の人物に有償で送ったものです。 伊那警察署の捜査により犯行が判明し書類送致したもので、男は容疑を認めているということです。
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伊那女声コーラス10月に演奏会
伊那市の女性を中心につくる伊那女声コーラスのメンバーは10月に開かれる演奏会に向けて練習に励んでいます。 中秋の名月の15日夜、遅くまで練習に励む伊那女性コーラスの歌声が夜空に響いていました。 演奏会ではさだまさしさんの曲を中心に20曲ほどが歌われます。 演奏会は3年に1度行われていて21回目となります。 今回は人のつながりが縁で埼玉県の合唱グループを招き共演します。 伊那女声コーラスは発足56年目で40代から80代の女声およそ30人で活動しています。 会長の野沢伊代子さんは「演奏会では発声をしっかりして美しい音色を披露したい」と話していました。 演奏会は10月8日土曜日午後2時から伊那文化会館で行われ、入場料は500円となっています。
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飯島町の宮下善人さんのアルストロメリアが県知事賞
上伊那花卉品評会が16日、伊那市役所で開かれ飯島町の宮下善人さんのアルストロメリアが最優秀にあたる県知事賞を受賞しました。 宮下さんのアルストロメリアは花のボリュームやバランスの良さが評価されました。 品評会は花卉農家でつくる上伊那花卉生産者会議が行ったものでアルストロメリアのほかにカーネーションやバラ、トルコギキョウなど250点が出品されました。 出品された花は予約販売が行われ訪れた人たちが買い求めていました。
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南箕輪村高齢者訪問 長寿を祝う
敬老の日を前に南箕輪村の唐木一直村長が今年88歳になる原輝夫さん宅を16日訪れ長寿を祝いました。 原さんは、昭和3年生まれで10月に88歳になります。 上伊那農業高校を卒業し、中学校の教師となりました。 退職後は、村公民館の館長を平成元年から6年間務め、子どもたちが体験を通して学ぶ「かま塾」の立ち上げや、村に伝わる民話をまとめた絵本の作成に携わりました。 現在は、妻、息子夫婦と孫の5人暮らしで、朝、庭の草取りをし、午後は読書をするのが日課だという事です。 今年、南箕輪村で80歳以上となる人は530人で、うち100歳以上は13人です。 村内の最高齢者は南原の105歳の女性です。
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高遠焼きの歴史知る 旧井澤家住宅で展示会
伊那市西町の旧井澤家住宅で高遠焼の展示販売会が16日から開かれます。 展示販売会には、高遠焼を伝承する浦野真吾さんの作品400点の他、今年は初めて高遠焼の歴史を知るコーナーが設けられました。 これは、江戸時代の末期に作られた土管です。 月蔵山から高遠城内に水を引くために岐阜県から職人を招き作らせた物で、高遠焼の始まりとされています。 こちらは大正から昭和初期に作られた物で、製糸工場で生糸を取るために繭を煮た釜です。 主に諏訪地域に出荷されていたという事で、釜にはかつて高遠にあった窯元の印がつけられています。 この他に、江戸時代末期に作られためるかめや徳利などが展示されています。 この高遠焼の展示販売会は地域に伝わる文化を発信し、身近に感じてもらおうと開かれていて、今年で5回目です。 展示販売会は18日までの予定で、18日には高遠焼の抹茶茶わんを使った野点の茶会が予定されています。
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長野県南信工科短期大学校短期課程機械科 修了式
今年4月に南箕輪村に開校した県南信工科短期大学校の短期課程機械科の初めての修了式が、16日に行われました。 修了式では、大石修治校長から修了生1人1人に修了証書が手渡されました。 短期課程機械科を修了したのは24歳から57歳までの男性9人です。 上伊那を中心に木曽町や飯田市出身の人もいて、4月からの半年間で機械加工技術などを学んできました。 大石校長は「半年間で培った知識と実践力にさらに磨きをかけ、柔軟な発想力と多様化するものづくり技術に対応してください。素晴らしい将来の舞台を自ら切り開いてください」と述べました。 修了生を代表して、木曽町出身の村井征文さんが挨拶しました。 修了生9人のうち就職を希望している8人は就職先が決まっていて、7人が製造業に、1人が溶接業で働くということです。 10月からは、新たに10人が短期課程機械科に入校することになっています。
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コマレンジャーが中学生にスマートフォンの使い方指導
駒ヶ根工業高校の生徒でつくるコマレンジャー同好会のメンバーと高遠高校の情報ビジネスコースの生徒は、正しいスマートフォンの使い方を指導するキャラバンを16日、伊那市高遠町の高遠中学校で行いました。 はじめに、駒ヶ根工業高校の生徒でつくるコマレンジャー同好会のメンバー6人がショーを披露しました。 インターネットのウイルスに扮した悪役をコマレンジャーが倒すという内容です。 コマレンジャー同好会は、熊本地震の被災地に送るための募金活動をしたり地域に出向いて防犯や環境の啓発活動を行っています。 今回は、高校生の目線から中学生に正しいスマートフォンの使い方を学んでもらおうと実施しました。 ショーのあとは、スマートフォンを使うときに注意してほしいことを訴えました。 また、高遠高校情報ビジネスコースの生徒が、今年4月に実際に上伊那の高校生に広まった「メールを知り合いに転送しないと危険な目に遭う」という内容のチェーンメールを紹介しました。 高校生は「中学校を卒業したら多くの人がスマートフォンを持つことになると思うが、便利な反面多くの危険があることも知っておいてもらいたい」と話していました。
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伊那市出身高校生 バドミントン男子ダブルスで全国へ
愛媛県で、16日から開催される全日本ジュニアバドミントン選手権大会に男子ダブルスで出場する、ともに伊那市出身で蘇南高校の2人が、14日、北原秀樹教育長に、大会出場の挨拶をしました。 全日本ジュニアバドミントン選手権大会に出場するのは、共に南木曽町の蘇南高校の生徒で、伊那中学校出身で2年生の上條 昴樹(たかき)さんと、東部中学校出身で1年生の神田 元憲(ゆきのり)さんです。 二人は、8月16日と17日に松本市で開かれた県予選会で、37チームが出場する中優勝し、全国大会出場を決めました。 それぞれ小学校時代からバドミントンを行っていて、県内の強豪校・蘇南高校に進学しました。 下宿をしながら高校に通い、毎日4時間の練習を積んでいるということです。 全国大会は、愛媛県で16日から始まり、2人は、初戦、岩手代表と対戦します。
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東京芸大と共演 市民合唱団初練習
東京芸術大学の初代校長を務めた高遠町出身の伊澤修二の縁で、伊那市で毎年開かれている音楽祭で芸大の学生オーケストラと共演する市民合唱団の練習が、昨夜から始まりました。 14日夜は、上伊那から80人ほどが集まり、練習が行われました。 今回共演する曲は、マスカーニ作曲のカヴァレリア・ルスティカーナより、「オレンジの花は香り」です。 この曲は、以前にも音楽祭で演奏したということですが、そのときは日本語の歌詞でした。今回はイタリア語で歌います。練習でも、イタリア語の発音から確認していました。 伊澤修二記念音楽祭は、10月29日(土)に、予定されています。 一部と二部に分かれ開かれ、市民合唱団が出演する第二部は、午後2時から伊那文化会館で開かれます。 合唱団の練習は、本番までに毎週水曜日の夜、あわせて7回予定されていて、これからでも参加を受け付けるということです。練習では本番で指揮する学生による練習も予定されています。 なお今回の音楽祭は第30回の記念演奏会で、第2部では東京芸大の澤 和樹学長が指揮し、迫 昭嘉音楽学部長がピアノを弾く曲目も予定されています。
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日本山岳写真協会南信支部展
日本山岳写真協会南信支部の第22回写真展「貌(かたち)・季節の中で」が、今日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、南信支部の会員16人と、物故者1人、合わせて17人の作品80点が展示されています。 今年は、山の日制定を記念して、例年より3割多い展示数となっています。 日本山岳写真協会は、77年の歴史があり、プロアマを含め、国内外に450人の会員が所属しています。 南信支部は、7つある支部のうちの6番目として1995年に発足し、22年目となります。 会員で、去年10月に亡くなった穴澤辰幸さんの作品5点も展示されています。 作品は、初春から厳冬まで季節ごとに並んでいます。 会員になるためには審査に合格する必要があるということですが、準会員として会員に教わりながら、写真技術を学ぶことができるということです。 この写真展は19日(月)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 なお、山岳写真のとらえ方や見方などを解説し、参加者の質問にも答えるライブトークイベントを18日(日)午後2時から予定しています。
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ブータン王国のそば作り体験
ヒマラヤ山脈の東に位置するブータン王国のそば「プッタ」を体験するワークショップが15日伊那市高遠町で開かれました。 ブータンのそば「プッタ」は、そば粉と水を合わせ専用の道具を使い押し出してつくります。 プッタは、現地では特別な料理で、普段はそば粉をパンケーキのように焼いて食べるという事です。 このワークショップは、世界各地の山菜や野菜を調査している信州大学農学部の松島憲一准教授が企画しました。 松島さんは2005年から2011年までブータンの食について調査をしていました。 高遠そばが盛り上がりをみせている中で、日本から離れたブータンにも日本と同じような文化がある事を多くの人に知ってもらおうと今回のワークショップを企画しました。 15日はブータン産の2種類のそば粉と伊那産そば粉を使い、3種類のプッタを作り食べ比べました。 プッタは1分程茹でてから水の中にいれ冷やします。 ゆで上げ、唐辛子や山椒、塩、ニラ、卵焼きを乗せ、熱した油をかけて混ぜ合わせ完成です。 日本のものより麺が太く、押し出してつくる事で表面が荒くなり、調味料と絡みやすいのが特徴です。 ワークショップには、信州大学の学生や伊那市内の飲食店関係者などおよそ20人が参加しました。 松島准教授は、今後、一般向けの体験会も開きたいとしています。
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朝顔テーマに朗読駅伝
県内各地の特産品が登場する詩や小説を朗読する信州朗読駅伝が11日箕輪町の地域交流センターを会場に行われました。 町内で活動する読み聞かせサークルなどが参加し、朝顔のついたタスキをつなぎました。 会場が箕輪町ということで、上古田の朝顔、ヘブンリーブルーにちなみ、朝顔をテーマにした詩や小説を朗読しました。 信州朗読駅伝は、地域の名産品が登場する文学作品を朗読することで、本に親しんでもらい、地域振興につなげようと長野県図書館協会が県内各地で開いていて、箕輪町では今回初めて開かれました。 このうち箕輪進修高校の北原龍馬さんは、まどみちおさんの詩「アサガオ」を朗読しました。 朗読駅伝には、元SBCアナウンサーの小山菜穂子さんがゲスト講師として参加し、朗読を披露しました。
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萱野高原でマグロ解体ショー
箕輪町の萱野高原で11日、マグロの解体ショーが行われました。 11日は、かやの山荘を運営する親山海クラブの2人が、重さ45キロのマグロを解体しました。 マグロの解体ショーは、山の上でも海の幸を楽しんでもらおうと、かやの山荘が毎年行っていて、今年で13回目です。 マグロは今月8日に千葉県の市場で買い付けたものです。 試食用のさしみが出されると、訪れた人たちが味わっていました。 また解体したマグロは1さく千円から3千円で販売され、訪れた人たちが買い求めていました。 毎年リピーターが訪れる人気のイベントだということで、11日は70人ほどが訪れました。
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西箕輪小学童クラブ 来年度移転へ
現在 西箕輪小学童クラブが利用する建物 伊那市の西箕輪小学童クラブは来年度 現在の場所から西箕輪小学校に隣接する場所に移転します。 西箕輪小学童クラブは、現在小学校から数百メートル離れた元老人憩いの家を利用しています。 西箕輪小学校に空き教室が無い事から、平成25年度にこの場所に移転してきました。 しかし、敷地が狭い事や建物の老朽化、衛生面について保護者から不安の声が出ていました。 伊那市教育委員会では、西箕輪小学童クラブを小学校に隣接する西箕輪中学校の学校林に今ある建物を壊し来年度中に移転する事にしました。 施設規模などについては未定だという事です。 西箕輪小学童クラブには、今年度54人が登録しています。
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田楽座 稽古場公演22日~24日開催
伊那市富県を拠点に活動する歌舞劇団田楽座は22日から24日の3日間、恒例の稽古場公演を行います。 稽古場公演に向け2か月前から準備がスタートし本番を目前に控えた今は連日、稽古が行なわれています。 これは、長さ30センチ程の筒の中に五円玉を入れて作った銭太鼓です。 出雲地方に伝わる民俗芸能で中に入れた5円玉が触れ合う音を利用した楽器です。 保育園や福祉施設などでも気軽に披露できる事から今回挑戦する事にしました。 稽古では、動きや伴奏の太鼓のリズムを確認していました。 稽古場公演は、普段お世話になっている地域の人たちへの恩返しや、新たな演目への挑戦の場として毎年行われています。 今年は10の演目を披露する予定で、そのうち4つが初披露になると言うことです。 田楽座の稽古場公演は、22日から24日までの3日間行われます。 入場料は前売りで大人千円、小中高校生が500円となっています。 ■歌舞劇団 田楽座 電話78―3423
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歯のポスター 審査会
歯の衛生に関するポスターコンクールの審査会が14日伊那市内で開かれ、最優秀作品4点が選ばれました。 コンクールには、上伊那の小中学校33校から599点が寄せられました。 14日は、上伊那医師会や教育関係者17人が審査にあたりました。 審査の結果、小学校低学年で1作品、高学年で2作品、中学校で1作品の合わせて4作品の最優秀賞が決まりました。 小学校低学年の部最優秀賞は、赤穂東小3年の宮下千聖さんの作品が選ばれました。 高学年の部は、赤穂南小6年の城田承美さんの作品が選ばれました。 同じく高学年の部で東春近小4年の飯島嶺士君の作品が選ばれました。 中学生の部では、南箕輪中2年の追野彩夏さんの作品が選ばれました。 佳作までの入選作品50点ほどは、10月から市役所や図書館で展示されることになっています。
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唐木村長 時期村長選への進退は12月議会
来年4月に任期満了となる南箕輪村の唐木一直村長は、進退については12月の村議会で明らかにするとの考えを14日示しました。 14日の9月定例村議会の一般質問で、次期村長選への出馬の意欲についての質問に答えたものです。 現在3期12年目の唐木村長は、平成17年の村長選挙で初当選し、来年4月15日で任期満了となります。 唐木村長は南殿で、現在68歳です。 南箕輪村の村長選挙は、来年4月に予定されていて、詳しい日程は来月7日に決まります。
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大芝高原 平成30年度オープン目指す
南箕輪村の唐木一直村長は、大芝高原を道の駅として登録を申請し、平成30年度にオープンさせる考えを14日の村議会で明らかにしました。 道の駅構想について議員の質問に答えたもので、唐木村長は、「来年3月頃までに国土交通省に登録を申請し、平成30年度にオープンしたい。」と述べました。 道の駅は、24時間無料で利用できる駐車場やトイレなどの休憩機能、道路情報や観光情報などを提供する情報提供機能などが求められますが、おおむねクリアできたとしています。 唐木村長は、「地域の拠点施設になりえ、全国に向け知名度アップがはかれる。」として準備を進めていることを明らかにしました。 大芝高原は、住民の憩いの場として、上伊那有数の観光地として、年間70万人が訪れています。 上伊那には、伊那市長谷の南アルプスむらなど道の駅は3か所あり、大芝高原は4か所目となります。
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統計コンクール上伊那地区審査会
長野県統計グラフコンクールの上伊那地区審査会が、12日に開かれ、県審査に進む47点が決まりました。 統計グラフコンクールは、統計技術の普及と表現技術の研さんを目的に毎年開かれていて、今年で64回を数えます。 今年は、上伊那の小中学校22校から437点が集まりました。 交通事故の件数の増減や、オリンピックのメダルの数について、折り込み広告の内容を曜日別に示したものなど、取り上げた題材は様々です。 審査員3人が、「表現に誤りはないか」「配色は的確か」など基準に沿って審査しました。 ある審査員は、「地元の話題や特徴をテーマにするなど随所に工夫が見られ、面白い内容が多かった」と話していました。 選出部門ごとに審査が行われ、県審査に進む47点が決まりました。 なお、審査の結果は、上伊那地方事務所のホームページに掲載されています。
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演劇合同発表会 伊那西が8年連続県へ
第37回上伊那地区高等学校演劇合同発表会が11日開かれ、伊那西高校が上伊那の代表校に選ばれました。 伊那西高校が県大会に出場するのは8年連続14回目です。 発表会には、上伊那5つの高校の演劇部が参加しました。 伊那西高校演劇クラブはオリジナルの脚本「テロメアの結び」を披露しました。 都会の一角で、定住する家もなくネットカフェやテントで暮らす女性たちの物語です。 上伊那地区高等学校演劇合同発表会は、学生同士の交流と、クラブ活動のレベルアップにつなげようと、上伊那地区高等学校演劇連盟が毎年開いています。 伊那西高校が出場する県の発表会は10月に塩尻市で開かれます。
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分団対抗競技で団結強める
箕輪町消防団が楽しみながら団結を強める分団対抗競技が11日、箕輪町のながたドームで行われました。 箕輪町消防団の分団対抗競技には町内6つの分団から団員およそ100人が参加しました。 ホースを伸ばしたり巻いたりするホース巻リレーでは団員らが協力しながらスピードを競っていました。 11日は市川一人団長による正しいホースの巻き方の指導もありました。 市川団長は「団員は操法の大会前は朝早くから練習し大変だったと思う。楽しみながら交流することで団結が強まったのではないか。」と話していました。
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福島合社で浦安の舞を奉納
伊那市福島にある福島合社の例大祭が10日行われ、地元の子どもたちが浦安の舞を奉納しました。 例大祭では地元の伊那北小学校に通う6年生の女子児童8人が舞を奉納しました。 福島合社の神職、唐沢光忠さんによりますと「浦安」とは心が安らかという意味で平和を祈る「心の舞」と言われているということです。 日本の初代天皇即位から2600年にあたる昭和15年にその区切りの年を祝い平和の祈りをこめて浦安の舞が誕生したとされています。 その年の11月10日に全国の多神社で一斉に舞われたのがはじまりで今日まで続いているということです。 福島合社は1914年大正3年に当時の福島村にあった8つの神社が一つになったもので毎年この時期に地区の平穏や五穀豊穣に感謝し例大祭が行われています。