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中島副知事 信州型自然保育視察
長野県の中島 恵理副知事が、県の信州型自然保育に認定されている伊那市の高遠第2・第3保育園を視察し、保護者や地域住民と意見交換しました。 19日は、中島副知事が高遠第2第3保育園を訪れました。 園児たちがいつも遊んでいる裏山へ中島副知事も一緒に行きました。 園児たちは、園舎が見下ろせる山へどんどんと登っていきました。 第2・第3保育園は、自然環境や地域資源を取り入れた保育を行う団体を県が認定する「信州型自然保育認定制度」に、去年認定されました。 活動を視察し、住民と意見交換してもらいたいと、高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会が、副知事を招きました。 19日遊んだ場所は、子どもたちが作った小屋のある場所です。 子どもたちは、昆虫を見つけたり木の実を拾ったりして自然に親しんでいました。 保育園の活動を視察した後、会場を、荒町公民館に移して、中島副知事の講演と、地域住民との意見交換が行われました。 中島副知事自身も、富士見町の自然保育で子どもを育てた経験から、自然体験が豊かな子どもほど自己肯定感が強く、生きる力を養うことができると話しました。 意見交換会では、「自然保育は少人数ならではだと思うが、統廃合し、こどもを1か所に集める政策がすすめられている」といった意見や、「保育だけの支援では移住しづらい。定職のサポートも検討してほしい」などの要望がありました。 中島知事は、「農山村で暮らしていくための支援を検討したい」と答えていました。 長野県内では現在、72の園が信州型自然保育に認定されていて、うち、伊那市では高遠第2・第3保育園を含め3園となっています。
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哲学者内山節さんが伊那市の食育を視察
哲学者で田舎暮らしを実践している内山節(たかし)さんが、伊那市の保育園や小中学校の学校給食や農業体験の取り組みを、14日視察しました。 内山さんは、東京と群馬県上野村を往復しながら、田舎暮らしを実践している哲学者です。 今日は、伊那市教育委員とともに市内の保育園や小中学校、4か所を訪れました。 そのうち、長谷保育園では、年間を通して、地域の住民から協力を得て農業や食について学んでいると説明を受けました。 そのあと、園舎の隣にある、今年から保育園が借りている畑を視察しました。 畑は、地域住民が管理していて、栽培された野菜は、子どもたちが収穫したり、給食として提供されています。 伊那市教育委員会では、市内のすべての小中学校で給食や食・農業を学ぶ体験事業を実施していて、今後も事業に力を入れていくとしています。
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高遠旅石工たちの幕末 9月に刊行
高遠石工の歴史を探るミステリータッチの小説「高遠旅石工たちの幕末」が、9月に刊行されます。 19日は、高遠石工の研究者や伊那市の関係者でつくる高遠旅石工たちの幕末出版委員会の会合が市役所で開かれ、出版に向けての報告がありました。 この小説は、八ヶ岳山麓に実在する石仏の謎解きから、過去の高遠石工の歴史を探っていくミステリーです。 執筆したのは、元伊那市建設部長で、現在は岐阜県の大垣市役所に努める松尾修さんです。 伊那市役所に勤務していた3年前に白鳥孝市長と山に登り、高遠石工をテーマにした小説があるとおもしろいのではという話から今回小説を書いたということです。 松尾さんは勤務の都合でこの日の会合には出席できませんでしたが「全国に石仏をどう広めていくか1つのツールとして注目してもらえる。高遠町の地域起こしの一助になればとの思いから書いた」とコメントしています。 「高遠旅石工たちの幕末」は、出版部数1,000冊で、1冊1,700円です。 9月2日に刊行する予定で、市内の観光施設などで購入することができます。
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地域産業創出シンポジウムin伊那バレー
財団法人長野県テクノハイランド開発機構設立30周年を記念したシンポジウムが19日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、行政や産業界の関係者によるパネルディスカッションが行われました。 パネルディスカッションには、4人がパネリストとして参加しました。 パネルディスカッションでは、「伊那バレーのものづくりの新たな方向性」をテーマに、将来のものづくり産業がどうあるべきかについて意見を交わしました。 伊那市の白鳥孝市長は「様々な分野がある中でも、“健康長寿”をキーワードとした医療開発に各企業が協力して取り組むことが可能ではないか」と話しました。 KOA株式会社の向山孝一会長は「伊那谷の企業は連携できる。地場企業にある信頼関係を次の世代にバトンタッチしていくことが大切だ」と話しました。 シンポジウムは、地域特性を反映したものづくり産業の発展に役立てる企画・実施拠点として設立された財団法人長野県テクノハイランド開発機構が開いたもので、会場にはおよそ200人が訪れました。
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上伊那消防団 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 優勝決まる
各市町村の大会で優勝した消防団が集まり上伊那1位を決める、上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が17日に伊那市役所で開かれました。 ポンプ車操法の部には7チームが、ラッパ吹奏と小型ポンプ操法の部にはそれぞれ8チームが出場しました。 競技の結果、ポンプ車操法の部では伊那市が優勝しました。 小型ポンプ操法の部では、南箕輪村が優勝しました。 ラッパ吹奏の部では、辰野町が優勝しました。 優勝したチームは、31日に小海町で開かれる県大会に出場します。
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箕輪南宮神社伝統 雨乞いの鹿頭行列
箕輪町の箕輪南宮神社で、五穀豊穣を願う雨乞いの神事、鹿頭行列が17日に行われました。 鹿頭行列は、伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村で、名前に「大」「福」「富」が付く地区が天竜川を挟んで東西に分かれて毎年交代で行っています。 今年は東側の福与と福島が担当しました。 保育園年長から小学校低学年までの子ども25人が、鹿頭を被って境内を3周しました。 これは、今からおよそ450年前の大干ばつが続いた時に、雨乞いのため鹿の頭を奉納したことが起源とされています。 以来毎年行われていて、昭和52年に箕輪町の無形文化財に指定されました。 子ども達は保護者に付き添われながら、太鼓とほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。 来年は、大泉・大泉新田・大萱・富田の西側地区が担当します。
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森林づくり推進支援金 配分案示す
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議が14日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度の森林づくり推進支援金の市町村ごとの配分額の案が示されました。 会議では、昨年度の事業報告と今年度の事業計画案が示されました。 今年度の事業計画案によりますと、森林づくり推進支援金の上伊那の配分額はおよそ1,300万円で、基本配分枠が630万円、重点配分枠が640万円となっています。 基本配分枠については面積や人口などで決められ、重点配分枠については、地域会議で委員から出た意見をふまえて決定することになっています。 内訳として、松くい虫対策事業などで伊那市に490万円、森林整備に対する町独自の補助拡充事業で箕輪町に140万円、村有林測量設計委託事業などで南箕輪村に95万円などとなっています。 配分額については会議に提案され、了承されました。
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上社の小宮御柱のメドデコ 板山が寄進
9月に行われる諏訪大社上社の小宮の御柱でV字飾りのメドデコとして使用するため、伊那市高遠町板山の山林からナラの木の切り出しが17日行われました。 この日は、諏訪市中洲(なかす)福島(ふくじま)区小宮の3班が、地区住民が出迎える中、板山に来ました。 板山出身の北原かつみさんの娘が小宮の祭典委員長を務める北原 洋義(ひろよし)さんに嫁いでいることが縁で、今回御柱祭で使うナラの木を、板山生産森林組合が提供することになりました。 伐採するナラの木を前に、祝詞があげられ、斧入れが行われました。 ナラの木は、上社の御柱の特徴となっているV字に取り付ける飾り「メドデコ」に使用されます。 諏訪大社上社の小宮である「御頭御社宮司社(おんとうみしゃぐうじしゃ)」の御柱に取り付けられます。 儀式の後は、チェンソーで2本を切り倒し、坂を落として運び出しました。 ナラの木は、二つに切られ、御柱の頭につける前メドと、後ろにつける後メドとして利用されます。 小宮の御柱の里曳きは、9月4日に予定されていて、板山の住民も招待されているということです。
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木曽と南アルプスを結ぶ パノラマライナー運行開始
JR中央本線が通る木曽町の木曽福島駅と南アルプスの玄関口となる伊那市長谷の仙流荘を結ぶバス「パノラマライナー」が16日から運行を開始しました。 第1便の出発式が起点となる伊那市駅前で行われ、パノラマライナーが木曽福島駅に向かいました。 木曽福島駅前には専用のバス停が設置されました。 午前9時40分にバスが到着すると、JR中央本線のワイドビューしなのを利用して関西から来た登山客がさっそく乗り込んでいました。 パノラマライナーは中京や関西方面の登山客に南アルプスに来てもらうとともに、伊那と木曽の地域交流を図ろうと運行されます。 伊那市駅を起点に、木曽町の木曽福島駅と長谷の仙流荘を結びます。 期間は7月の土日祝日と、8月1日~16日までの23日間で、1日2往復します。 料金は木曽福島駅から仙流荘が2千円、木曽福島駅から伊那市駅が1,200円、伊那市駅から仙流荘が800円です。 運行はジェイアールバス関東が行います。 16日の木曽福島駅からの利用者は12人でした。 今後は、利用状況を見ながら秋や春のシーズンにも運行を検討していく考えです。
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第98回高校野球長野大会 上伊那勢破れる
16日に行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果をお伝えします。 県営上田野球場で行われた駒ヶ根工業対佐久長聖の試合は、8回コールド、0対7で佐久長聖が勝ちました。 16日の試合で、上伊那8校すべてが敗退となりました。
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伊那産のシードル2年目の販売
市内の飲食店店主らが集まって作る「アスタルシードルクラブ」は伊那産のりんごを使った発泡酒「シードル」の2年目の販売を18日から始めます。 15日は伊那市内で出荷作業が行われ、クラブのメンバー7人が商品にラベルをかけていました。 アスタルシードルクラブは、地元のりんご農家の支援に繋げようと2年前に発足しシードル作りに取り組んできました。 去年初めて商品を出荷し2シーズン目を迎えます。 今年は2種類のシードルを販売します。 去年に引き続き販売する「fuji」は辛口で豊かな香りが特徴だということです。 今年から新しく販売する「15blend」は15品種をブレンドした一本で深みのある味が特徴だということです。 2種類のシードルは18日から、市内の30か所の飲食店で提供される他、伊那ワイン工房や井田屋酒店で一般販売されます。
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伊那市民プールがオープン 大勢の子どもで賑わう
伊那市民プールの今シーズンの営業が16日から始まり、大勢の子ども達で賑わいました。 16日朝9時の開場時間には20人ほどの小学生が列をつくり、午後2時半頃までには600人が訪れたという事です。 営業初日は無料開放されました。 14日の雷雨などで天候が心配されましたが、16日の伊那地域の最高気温は28.7度とほぼ平年並みで、水温も開場の基準となる20度以上になったという事です。 伊那市民プールは7月23日から8月21日までの夏休み期間中を除き、土日祝日のみの営業となっています。 なお、高遠スポーツ公園プールも16日から営業を始めました。定休日は火曜日となっています。 伊那市民プール、高遠スポーツ公園プールともに営業期間は8月28日(日)までです。
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北殿区で「シニア世代交流会」 高齢者が歌を楽しむ
南箕輪村の北殿区で高齢者の交流会が16日に開かれ、ハーモニカの演奏に合わせて歌を楽しみました。 北殿地区社会福祉協議会は、年に6回、65歳以上の高齢者を対象に「シニア世代交流会」を開いていて、今回は今年度2回目です。 地域のハーモニカ教室に通っているメンバーの伴奏で歌を歌って交流しました。 北殿区では区と社協が主催する「北殿サロン」と題した交流会も2か月に一度開いています。 北殿地区社会福祉協議会の原俊朗会長は「高齢者がお互いの絆を深め、元気に仲良くはつらつと生活できるような地域にしていきたい」と話していました。
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荒井区少年少女消防クラブが夏季訓練
伊那市の荒井区少年少女消防クラブの夏季訓練が16日に行われ、小学生が消火活動を体験しました。 小学1年生から6年生まで8人が参加し、小型ポンプを使った消火活動を体験しました。 荒井区少年少女消防クラブには区内の小学生29人が所属しています。 年間を通して規律訓練や火災予防の啓発活動などを行っていて、毎年7月に夏季訓練を実施しています。 子ども達は消防署員の指導を受けながら2人一組で放水を行いました。 荒井区では、「自分たちの安全は自分たちで守るという意識を子どものうちからもってもらいたい」と話していました。 次回は10月に、整列や行進の仕方などを学ぶ規律訓練を行う予定です。
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ごみ処理量 前年度比185t増加
上伊那広域連合は平成27年度の一般廃棄物の処理量をまとめました。 処理量は3万3,451トンで前の年度を185トン上回りました。 上伊那広域連合ではごみ処理量の増加について少人数世帯の増加がその要因だとしています。 古新聞や野菜くずなどは世帯人数に関係なく一定量排出されることから少人数世帯の増加に伴い1人当たりの排出量が増加するとしています。 平成27年度のごみチケット配布時の世帯数は1人世帯が全体の26%、2人世帯が27%で全体の半数を占めているということです。 上伊那広域連合では剪定した枝の搬入が増えていることからその資源化の検討や生ごみ処理機の普及などに力を入れていくとしています。
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反核平和の火リレー上伊那を走る
核のない世界や平和を訴えながら広島の平和記念公園の火を繋ぐ「反核平和の火リレー」が今日伊那市から辰野町で行われました。 15日の午前8時30分に伊那市のJA美篶手良支所を出発したランナーたちは昼前に南箕輪村役場に到着しました。 反核平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で29回目です。 南箕輪村役場前では実行委員が平和に関する要請書を読み上げました。 次のランナーにトーチの点火が行われ、村役場を出発した一行は箕輪町へと向かって行きました。 7月12日に飯田市を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり、8月10日に北信地区でゴールを迎える予定です。
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高校野球上伊那勢の結果
15日に行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果をお伝えします。 長野県営球場で行われた辰野対丸子修学館の試合は、5対1で丸子修学館が勝ちました。 上田県営球場で行われた伊那北対松代の試合は4対3で松代が勝ちました。 16日は、午後7時から駒ヶ根工業対佐久長聖、松本深志対地球環境、長野西対岡谷南の試合を順次録画放送します。 放送は、いずれも122chです。
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貝付沢で保育ブロック植樹
平成18年豪雨での災害を教訓に、治山事業に取り組んでいる伊那市西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は15日に貝付沢に保育ブロックで育てた苗を植えました。 この日は、メンバー9人が参加しケヤキやクヌギなどおよそ60本を植えました。 貝付沢は10年前の豪雨で氾濫し下流の住宅や農地に土砂が流れ込む被害が出ました。 地域住民で作る諏訪形区を災害から守る委員会は、この豪雨災害を機に発足し、災害に強い里山作りに取り組んでいます。 保育ブロックで育てた苗の植樹は2012年から行っています。 保育ブロック工法は土と肥料を混ぜて作ったブロックの中で苗を育てることにより、根を真っ直ぐ伸ばすことができ、倒れにくい木を育てることができます。 これまでの4年間でおよそ500本の苗を植えてきたということです。 委員会では毎年120個の保育ブロックで苗を育てていて、秋に残りの苗を植えるということです。
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木下北・南保育園の統合後の候補地「北城地区」
木下地区保育施設整備検討委員会は8日箕輪町役場を訪れ木下北保育園と木下南保育園の統合後の建設候補地を北城地区とする意見書を提出しました。 8日は木下区の馬場恭平区長ら4人が町役場を訪れ白鳥政徳町長に意見書を提出しました。 検討委員会は去年10月に設置され建物の老朽化で整備が必要な木下北と南保育園について統合を前提に建設候補地の選定に取り組んできました。 候補地として11か所があがりその中から北城地区に絞り込んだものです。 候補地の選定理由として保護者の送り迎えの安全確保や区民の理解を得るため区の中心付近としたことなどをあげています。 白鳥町長は「農業振興地域で課題もあるが検討していきたい。」と話していました。 町では保育園整備計画に基づき平成32年度までの完成を目指したいとしています。
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三峰川電力の発電所竣工
水力発電事業を行っている三峰川電力株式会社の第一・第二発電所の更新工事が完了し15日、伊那市長谷の第一発電所で竣工式が行われました。 東京に本社を置く三峰川電力は1963年から水力発電事業を行っていて伊那市に4か所、茅野市に2か所など県内外合わせて15か所に発電所があります。 伊那市長谷の第一第二発電所は運転を開始してから50年以上が経過していたことから今回設備を新しくしました。 2つの発電所の年間発電量は合わせておよそ1億8,000キロワットを見込んでいます。 一般家庭5万世帯分の年間電力消費量に相当し発電した電気は丸紅新電力株式会社に売電されるということです。 竣工式には関係者およそ80人が集まり施設の完成を祝い安全な操業を願いました。 三峰川電力では平成32年までに国内30か所での中・小水力発電所の開発を目指していて再生可能エネルギーの普及に努めていきたいとしています。
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花火大会の募金8年ぶりに1,600万円台
今年の伊那まつりの花火大会の募金が8年ぶりに1,600万円台になることがわかりました。 伊那まつりの花火実行委員会によりますと今年の募金額は1,673万6,000円で去年より119万1,000円増えたということです。 一昨年から始まった一般市民からの募金は初年度が24万円でしたが今年は50万円に増えこれによる伊那市合併10周年記念花火10号玉10発が計画されています。 過去10年間で最も多かったのは10年前の1,727万4,000円、最も少なかったのが3年前の1,381万1,000円でした。 去年の花火大会は82番組4,000発が打ち上げられましたが、今年は84番組約4,500発が予定されています。 伊那まつりの花火大会は8月7日日曜日に行われます。
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人員整理200人超で雇用対策
ハローワーク伊那は管内で200人を超える人員整理が発生したことを受け伊那地区雇用対策推進協議会を15日開きました。 協議会には行政や経済団体から約30人が出席しました。 冒頭のみ公開された会議では退職者の再就職支援について話し合いが行われました。 人員整理があったのは伊那市の製造業、長野日本電気株式会社と南箕輪村の製造業株式会社ウエヒラです。 長野日本電気は事業所閉鎖にともないグループ会社への移転や希望退職者の募集を行いました。 それにより正社員およそ200人のうち来年1月末までに121人、期間従業員50人の合わせて171人が退職する予定です。 ウエヒラは事業所閉鎖にともない8月末までに31人が解雇となります。 ハローワーク伊那管内では平成21年度以降1事業所で170人を超える人員整理は初めてで2社合わせて200人を超える人員整理は2回目だということです。 会議終了後記者会見が開かれ今後の対応などについて説明がありました。 ハローワーク伊那では退職者の早期再就職に向け関係機関と連携を深め取り組んでいくとしています。
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伊那リゾート ラベンダー植苗
伊那スキーリゾートのゲレンデを活用してきのこ狩りを楽しむことができるきのこ王国では、栽培エリアの西側斜面に、訪れた人に花を見ながら散策を楽しんでもらおうと、ラベンダーの苗を植えました。 7日は、きのこ王国を運営する伊那リゾートのスタッフ3人が作業にあたっていました。 植えたラベンダーは1000株で、面積は300平方メートルです。 伊那スキーリゾートの第4ゲレンデだった場所を、きのこ狩りを楽しめるスペースにしていて、訪れた人たちに、花も楽しんでもらおうと、ラベンダーを植えることにしました。 伊那リゾートでは、将来的には、スキーシーズン以外は、花を楽しめるような散策エリアを整備していきたいとしています。 7日から始めた植え付け作業は現在3分の1程度終了していて、1000株植え終るのは来週までかかります。 ラベンダーの花が楽しめるのは来年春だということです。
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元Jリーガー小針さんが南箕輪小学校で夢授業
産学官が連携して進めるキャリア教育の一環で、14日、南箕輪小学校で元Jリーガーを招いての特別授業が行われました。 夢授業と題し行われた特別授業では、元Jリーガーで、現在は帝京大学サッカー部のコーチをしている小針清允さんが先生を務めました。 この日は、5年生がこの授業を受けました。 南箕輪村では、今年度から小学校でもキャリア教育を進めていくことになりました。 全国各地の小学5年生を対象に、「JFLこころのプロジェクト」を展開している公益財団法人日本サッカー協会に村が依頼し、「夢授業」が実現しました。 前半は、全員で手を繋いでゴールを目指すゲームを行いました。 この後教室では、小針さんの幼少期からプロのサッカー選手になるまでの話を聞きました。 7歳でサッカーを始め、9歳の時にテレビで観た選手のプレーに魅了されてプロへの道を決意したということです。 小針さんは「これまで2回の挫折を味わいサッカーを辞めようと思ったこともあったが、自分の熱い想いを持ち続け行動に移すこと、両親や友人の励ましの言葉があってプロのサッカー選手になれた」と話しました。 夢教室は15日も開かれる予定で、元女子バスケットボール選手の岡里明美さんから話を聞きます。
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富県小4年生 うどん打ちに挑戦
伊那市の富県小学校の4年生は、14日、自分たちで育てた小麦を使ってうどんを打ちました。 小麦は、去年10月に種をまき、6月に収穫したハナマンテンです。 その活動のまとめとして、今回、うどん打ちに挑戦することになりました。 小麦は、37キロ収穫でき、そのうち3キロを使いました。 うどん打ちの指導をしたのは、栽培の指導も行った貝沼の自然環境を守る会のメンバーの一人、埋橋 一さんです。 子どもたちは、埋橋さんの手ほどきを受けて、早速、小麦粉をこねていました。 できたうどんは、お世話になった自然環境を守る会のメンバーを招いて、味わったということです。 16日には、保護者とのレクリエーションも予定していて、その際にも、保護者にうどん打ちを披露して、みんなで味わう予定です。
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高校野球 駒ヶ根工業勝利 伊那北は順延
14日に行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果をお伝えします。 駒ヶ根工業は初戦を突破、伊那北は、雷雨のため13日に引き続き順延となりました。 県営上田球場で行われた駒ヶ根工業対木曽青峰の試合は、5対3で駒ヶ根工業が勝ちました。 13日に雨のため延期となった伊那北対松代の試合は、雷雨のため14日も中止になり15日に順延となりました。 15日は、午前8時20分から東海大諏訪と屋代の試合を、午前11時20分から辰野と丸子修学館の試合を、順延となった伊那北と松代の試合を午後3時50分から122チャンネルで生中継します。
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伊那地域で1時間に26ミリの強い雨 停電も
14日の伊那地域は、午後2時頃から大気の状態が不安定になり、1時間に26ミリの強い雨が降りました。 この雨で倒木による停電などが発生しました。 午後2時半過ぎの伊那市のバスターミナル前では、強い雨が降り、側溝から水があふれていました。 中部電力伊那営業所管内では、午後2時55分に伊那市の荒井、小沢の一部1100戸で停電が発生し、午後4時20分現在ほぼ復旧しました。 また、西春近で1戸が床上浸水し消防団が出動したほか、伊那北駅前で道路が冠水、南箕輪村で側溝の水があふれるなどしました。 雨は30分ほどでやみ、1時間に26ミリを観測しました。
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テレビ電話で買い物 バスで配達
インターネットのテレビ回線を通じて商店が商品をPRし、住民が交流しながら買い物。そして注文した商品が、公共交通のバスで届けられる新しい試みが、伊那市新山で14日行われました。 伊那市新山の新山集落センターには、午前11時、住民が誘い合って、集まってきました。 集落センターと、今回の試みに賛同した伊那市中心市街地の商店3店舗を、インターネット回線を使ったテレビ電話で繋ぎました。 こちらは伊那市駅前にある越後屋菓子店です。 人気商品の楽しみ方や賞味期限、値段などをPRしました。 この新山いきいきマーケットと名付けられた事業は、中心市街地と新山をインターネットで繋ぎ、参加者は商店主と直接話をして買い物をし、注文された商品は公共交通のバスを使って運ぶものです。 買い物弱者支援、地域公共交通の活用、中心市街地の活性化などの複合的な狙いがあります。 新山の住民は、テレビ電話で質問したり、モニターを見て購入するかを決め、用意された注文用紙に記入していました。 マーケットは脳いきいき教室に合わせて開催され、教室が終わるころ商品が届く仕組みです。 10人が買い物に参加し、そのうち8人が、合わせて43点、1万3000円余りの買い物をしました。 午後3時、伊那市の伊那バスターミナルでは注文した人ごとに袋詰めされた商品が用意されていました。 新山方面行きのバスがターミナルに到着すると早速荷物が積み込まれ、乗客とともに出発していきました。 午後3時31分、バスが集落センターに到着しました。 注文した菓子や漬物などが1人分ずつに分けられ、配布されました。 伊那市では、このいきいきマーケットを、新山地区で来年3月までに4回開き、その効果を検証していきたいとしています。
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村が14日から熊本被災地に職員派遣
13日に熊本地震の被災地へ派遣する職員の壮行会が開かれました。 派遣されるのは固定資産の評価経験がある建設水道課と財務課の職員2人です。 派遣先は熊本県の上益城郡嘉島町で期間はあすから25日までの12日間です。 現地では被害家屋の中に入って被害状況の確認を行う家屋被害認定調査の2次調査を行います。 2人は14日の朝現地へ出発するということです。
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高校野球 駒工、伊那北14日に順延
夏の高校野球長野大会、13日上田市で予定されていた駒ケ根工業高校と伊那北高校の試合は雨により14日に順延となりました。 13日予定されていた駒ヶ根工業高校と伊那北高校の試合は雨により中止となり14日に順延となりました。 駒ケ根工業と木曽青峰の試合は明日の午前8時50分から、伊那北と松代の試合は午後1時50分から122チャンネルで生中継します。 なお、14日に予定されていた辰野高校と丸子修学館の試合は15日に変更となっています。