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地元中高生がオーケストラで共演
桐朋学園大学音楽学部のオーケストラの演奏会が18日、伊那市の伊那文化会館で開かれ地元の中高生が共演しました。 桐朋学園大学は東京都などにキャンパスがあり音楽家を育成しています。 演奏会は諏訪市にある桐朋学園大学附属の音楽教室30周年を記念して開かれたものでおよそ2時間にわたり8曲を披露しました。 演奏会では地元の中高生の共演もあり伊那北や伊那西高校のほか伊那市、箕輪町、南箕輪村の中学生が参加しました。 この日のために練習してきた地元の中高生は音楽を専門に学ぶ大学生とともに演奏を披露していました。
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都市計画道路見直しで公聴会開催
南箕輪村都市計画公聴会が18日、村役場で開かれ出席者から都市計画道路見直しにより工場の建築制限がかけられることは承諾できないとの意見が出されました。 公聴会は南箕輪村の都市計画道路変更案作成に住民の意見を反映させようと開かれたものです。 都市計画道路は自動車の交通機能だけでなく防災やまちづくりの発展に大きな役割を果たす道路を整備するもので村内では15路線、総延長35キロが対象となっています。 財政状況が厳しいなか都市計画道路の見直しが行われることとなり村では5つの路線を廃止し総延長も20キロに減少させる計画で、それに伴い廃止路線沿線の用途地域も変更されることとなります。 村内で工場を経営する男性は用途地域の変更により建築規制がかかり工場を建て替える場合に支障が出るとして、規制の除外または代替地の提供を求めました。 この意見は南箕輪村都市計画審議会に報告され検討されるということです。
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いずみ塾英語コース 日頃の練習の成果を発表
学習塾「いずみ塾」の上伊那の英語コースに通う児童の発表会が17日、伊那市のいなっせで開かれました。 いずみ塾英語コースの教室は上伊那に6つあり、この日は教室に通う小学校1年生から6年生までの60人が日頃の練習の成果を披露しました。 これまで各教室の参観日などで保護者に披露していましたが、多くの人に見てもらおうと今回初めて合同で発表会を開きました。 高遠町と宮田村の教室に通う5年生と6年生の児童は、英語劇「小人の靴屋」を披露しました。 おじいさんと孫が営む靴屋で、夜2人が寝ている間に小人が靴をつくるという物語です。 小道具や細かい動作など自分達で工夫し発表に臨んだということです。 いずみ塾は、長野県と山梨県で学習塾などの教育サービス業を展開する㈱アイ・キューブが運営していて、今年で40周年を迎えました。
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クラフト体験 こどもふゆまつり
子どもたちを対象にしたクラフト体験イベント、子どもふゆまつりが17日箕輪町文化センターで行われました。 会場では、リース、万華鏡、キーホルダー作りなどを体験する8つのブースが設けられました。 このイベントは、子どもたちにものづくりの楽しさを味わってもらおうと、町公民館、町図書館、町郷土博物館の3館合同で開いていて、今年で4回目です。 クリスマスオーナメントのブースでは、箕輪進修高校の生徒が講師となり、訪れた人たちに作り方を指導していました。 手づくり凧のブースでは、箕輪町公民館のおやじ学級のメンバーが子どもたちと一緒に凧を作っていました。 出来上がると、子どもたちは早速凧あげをしていました。 イベントには、およそ600人の親子連れが訪れ、工作をして楽しんでいました。
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自衛隊ふれあいコンサート 吹奏楽用の伊那市の歌披露
東京都立川市を拠点に活動する航空自衛隊 航空中央音楽隊の自衛隊ふれあいコンサートが16日伊那市の伊那文化会館で開かれ、吹奏楽用に編曲された伊那市の歌が披露されました。 コンサートは、自衛隊の活動を支援する民間団体 伊那防衛協会が開いたもので、伊那市での開催は初めてです。 コンサートでは、アンコールで伊那市の歌が披露されました。 伊那市の歌は、これまでオーケストラ用に編曲されたものはありましたが、吹奏楽用がなかったため、今回伊那市でコンサートを開催するにあたり隊員が編曲しました。 編曲した楽譜を、広く市民に活用してもらおうと、指揮者の五味渕敦隊員から伊那防衛協会会長で伊那商工会議所の川上健夫会頭に楽譜が手渡されました。 川上会頭は、「中学校や高校の吹奏楽部や市民に長く親しんでもらいたい」と話していました。 コンサートでは、クリスマスにちなんだ曲やクラシックなどが披露され、訪れた1,100人あまりが演奏に耳を傾けました。
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J1西村竜馬選手 小中学生にプロの技披露
伊那市高遠町出身でサッカーJ1のアルビレックス新潟に所属する西村竜馬さんが16日、高遠の小中学生の練習に参加し、プロの技を披露しました。 16日は、西村さんが地元の少年サッカーチームアルカス高遠と高遠中サッカー部のメンバーと一緒にミニゲームをしました。 西村さんは、伊那市高遠町出身の23歳です。 高校を卒業した平成24年にアルビレックス新潟に加入し、その後ブラジルなどでプレーし、今年からアルビレックス新潟に復帰しました。 ポジションはディフェンダーで、今シーズンの後半はスタメンでの出場もありました。 小学校時代、アルカス高遠に所属していたことから、オフシーズンに帰省した際、たびたび練習に参加しているということです。 西村さんは、「コーチや監督、両親など身近な人の話をよく聞いて、サッカーだけではなく私生活も真剣に過ごすことが大事です」と話していました。 アルカス高遠の春日裕コーチは、「子供たちに、夢を実現した人の姿を見てもらい、今頑張っていることをあきらめず続けていってほしい」と話していました。
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伊那スキーリゾート 今シーズンの営業開始
伊那市西春近の伊那スキーリゾートの今シーズンの営業が17日から始まり、訪れた人達が久しぶりの雪の感触を楽しんでいました。 伊那スキーリゾートでは、7日から降雪作業を始め、現在積雪30センチとなっていて、17日にオープン初日を迎えました。 初日となったこの日は、訪れた人たちがスキーやスノーボードを楽しんでいました。 今年は、地元の高校生や大学生にも多く利用してもらおうと、様々な企画が用意されています。 リフト券では、初めて「学割料金」を設けました。 1日リフト券通常3,800円が、学生証を提示すると1,900円になります。 また、伊那市駅発着の無料シャトルバスも運行します。 伊那市駅からスキー場までの片道が午前に3便、スキー場から伊那市駅までの片道が午後に2便です。 土日祝日と年末年始のみ運行します。 去年は暖冬の影響で、例年より1万人程少ないおよそ4万人がスキー場を利用しました。 伊那スキーリゾートでは「順調に準備が進みオープンを迎えられたので、今後も降雪が続いてくれるとありがたい」と話していました。 今シーズンの営業は、来年3月26日までの予定です。
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高校生の写真並ぶ 第6回合同写真展
上伊那や岐阜県の高校の写真部の生徒の作品が並ぶ「第6回合同写真展」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、伊那北高校や伊那西高校、岐阜県関市の関商工高校の生徒が撮影した作品37点が並んでいます。 3校とも、テーマを決めて数枚の写真で1つの作品を表現する「組写真」を展示しています。 今回、東海地域の高校の写真部の中で、数々のコンテストで受賞経験をもつ岐阜県関市の関商工高校の生徒の作品も並んでいます。 関市の伝統工芸「刃物」をテーマに組写真を展示しています。 伊那北高校は、今年4月に伊那公園で撮影した桜をテーマにした作品を展示しています。 伊那西高校は鏡をテーマにした作品を展示しています。 第6回合同写真展は、25日(日)まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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ニュージーランドの林業学ぶ
林業先進地ニュージーランドの林業・林産業についての講演会が10日南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。 講師は、ニュージーランド在住の林産業・木材コンサルタントの松木法生さんです。 東京農工大学農学部林学科卒業後、ニュージーランドにわたり、林業に関するコンサルタントをしています。 講演会は、林業先進地の状況を聞くことで、日本林業再生のヒントを見出そうと開かれました。 ニュージーランドは、日本と気候が似ていますが、林産物が輸出の3位で、主要な産業に位置付けられています。 30年で成木になるラジアータ松を効率的に生産していて、中国への輸出が飛躍的に伸びているということです。 松木さんは、「杉は、成木になるまでに60年から80年かかるが、30年サイクルのラジアータ松は、効率的な林業のモデルケースと言える」と話しました。 ある参加者は、「どんな木をいつ植えていつ切って何に使うかをもっと考えるべきと感じた」と話していました。
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IR整備慎重に 市議会が意見書提出へ
伊那市議会最終日の16日カジノを含む統合型リゾート施設IRの整備にあたり慎重な措置を講ずることを求める意見書を提出する議員提出議案が出され賛成多数で可決されました。 議員提出議案では国民の声を十分に聴くとともに慎重な制度設計をしていくことやギャンブル依存性対策などカジノに伴う有害な影響を適切に排除するための措置を講じ国民の理解を得ることを求めています。 意見書は衆参議長、内閣総理大臣など関係機関に提出されます。 また同じく議員提出議案として出されたIRの整備推進に関する法律の廃止を求める意見書の提出については賛成少数で否決されました。 ほかには放射能汚染された廃棄物及び汚染土を持ち込まないことを求める決議や地域活性化の拠点となる高遠高校の存続と35人以下学級の導入を求める意見書の提出に関する議員提出議案が可決されました。
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もしもの時の対処法学ぶ
子どもがもしもの状況に陥った時の対処方法を学ぶ救命救急講習会が16日、箕輪町文化センターで開かれました。 講習会では参加した母親から子どもが誤って食べ物などをのどにつまらせた時の対応について質問が出されていました。 講師を務めた箕輪消防署の署員は「背中を叩くなどしてすぐに飲み込んだものを吐き出させてください。どうすればいいか迷ったときは躊躇せず119番通報し指示を仰いでください。」と呼びかけていました。 講習会ではほかにAEDの使い方の説明があり訪れた人たちは熱心に話を聞いていました。 講習会は箕輪町子育て支援センターの子育て講座の一環で開かれたもので、18組の親子が参加しました。 子育て支援センターでは「子どもに何かあったとき、対応できるように知識を持ち役立ててもらいたい。」と話していました。
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峠の茶屋を民間に売却へ
伊那市は伊那市高遠町と茅野市を結ぶ国道152号、杖突峠にある峠の茶屋を民間に売却する方針です。 峠の茶屋は平成24年から来年3月31日までの契約で伊那市に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が営業を行っています。 売却について伊那市では今後維持管理費などが増大すると予想していて民間に売却し財政のスリム化を図るとしています。 売却は一般公募とし展望施設を無料で利用できることなどを条件としています。 伊那市と茅野市の共有となっていて伊那市が2割、茅野市が8割で売却については茅野市も了承しています。 来年1月に一般公募を開始し3月中に売買契約を締結する予定です。
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区の事業を年度ごとに統一へ
伊那市は現在1月1日から12月31日までの年ごとに行っている区の事業について平成32年4月を目途に年度ごとに変更する方針です。 これは16日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。 平成27年と28年の区長を対象に行った市のアンケート結果によりますと年度ごとに変更した方が良いと回答した人が46%、現在のままが良いが32%、どちらでも良いが22%でした。 変更した方が良い理由としては「市の年度と同じ方が役職、事業などがやりやすい」「交通安全協会、地区社会福祉協議会などとの任期がずれており自治会運営がやりにくい」などの意見が出されています。 これらアンケート結果から市では平成32年4月を目途に区の事業を年度の統一に向け取り組むとしています。
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横山産のりんごを使ったシードル完成
伊那市横山産のリンゴを使った発泡酒「シードル」の新酒がこのほど完成しました。 横山で今年からシードルの醸造をしている「カモシカシードル醸造所」では横山産の「シナノスイート」を使ったシードル2種類が完成しました。 リンゴの早生種を使った「ラ・プリミエール・セゾン」と中生種を使った「ラ・ドゥージェム・セゾン」の2種類で醸造所の他、市内の酒販店4店舗で1本1,620円で16日から販売されています。 醸造所は東京都で福祉施設を運営する有限会社グルップボエンデが経営しています。 標高が高くリンゴ農家が多い地域の特性にあったものを作ろうとシードルづくりを始めました。 中には信州大学農学部と協同で作った赤い果肉のリンゴを使ったものもあります。 醸造途中で色が抜けてしまうなど手間がかかることから今年は55本しか作れなかったということです。 赤い果肉のリンゴを使ったシードル「ロゼ」は、限定55本、1本3,240円で醸造所、市内の酒販店4店で19日から販売されるということです。
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味工房改修で地域の拠点施設に
南箕輪村は大芝高原味工房をこれまで以上に地域おこしの拠点施設として活用するために常設の農産物直売所を増設するなどとした改修を計画しています。 16日は村議会の臨時全員協議会が役場で開かれ、味工房の改修計画案が報告されました。 改修は農産物直売所の増設や食堂のカフェ化、多目的体験スペースの設置などで事業費は約1億5,000万円となっています。 改修により観光や村が計画している道の駅の拠点施設として活用していきたい考えです。 村では農産物の常設直売所が欲しいという声が多いことや現在味工房で働く地域おこし協力隊がこれまで以上に活躍できるように味工房の改修を検討してきました。 改修について村は「大芝高原味工房魅力アッププロジェクト」として、国の地方創生拠点整備交付金事業に申請することにしています。 交付金事業として採択されれば事業費の半分となる7,500万円の補助を受けることができます。 唐木一直村長は「補助を受けることができれば、これまで以上に地域おこしの拠点施設として活用していくことができる」と話していました。 村によりますと今月中に交付金の申請を行い来月下旬には結果がわかるということです。
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千年に一度の洪水浸水想定区域公表
国土交通省は、千年に一度の想定最大規模の降雨があった際、洪水や浸水・家屋損壊の恐れがある地域をきょう公表しました。 公表されたのは、国土交通省中部地方整備局管内の指定された河川の洪水浸水想定区域です。 天竜川も指定されていて、平成14年に作成された100年に1度の降雨を想定したものに比べ、今回の1000年に1度のものは、辰野町から飯田市までの浸水面積は4倍になっています。 浸水した場合の水深が深い場所が濃い赤色となっていて、20メートル以上の地域もあります。 また、浸水した場合、浸水時間がどの程度続くかを示した区域図や、氾濫により家屋が倒壊する恐れのある区域図も発表しました。 この区域図は平成27年の水防法改正に伴い作成され公表されました。 市町村単位で作成している水害ハザードマップなどはこの区域図を基本にしていて、円滑で迅速な避難の確保や被害防止に役立てられます。
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箕輪進修高校で満蒙開拓学ぶ
箕輪町の箕輪進修高校の生徒は、15日、満蒙開拓平和記念館の副館長から話を聞き、戦争の歴史について学びました。 講師には、下伊那郡阿智村にある満蒙開拓平和記念館副館長の寺沢(てらさわ) 秀文(ひでふみ)さんを招きました。 寺沢さんは、自身の両親が満蒙開拓で旧満州にわたりました。 終戦で引き上げの際、寺沢さんの兄は、1歳で、栄養失調のため亡くなったということです。 日本からは27万人が農業移民として満州にわたり、全国の中でも長野県が最も多い3万3千人を送り込んでいます。 寺沢さんは、「満蒙開拓は、日本の侵略による植民地的支配で現地の人々から家や土地を奪った。」と話しました。 そして、戦後帰国して国内を開拓した人の、「帰国後本当の開拓の苦労をして、農地や家を奪われた中国人の悔しさ、悲しさが改めて分かった。あれは日本の間違いだった」との言葉を紹介しました。 寺沢さんは、「今、日本は平和だが、時が変わればこの少年たちが君たちであってもおかしくない。私は二度と歴史が繰り返されることがないよう活動しています」と話していました。 この講座は、長野県が進める「信州学」の一環で、人権と平和について学ぼうと開かれました。
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乳製品開発と可能性 シンポジウム
産学官のシーズとニーズのマッチングを進め地域の活性化を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、乳製品開発とその可能性についてのシンポジウムを、15日、南箕輪村民センターで開きました。 シンポジウムは、伊那谷に根差した様々なテーマで開かれています。 13回目となる今回は、「伊那谷の景観と酪農地帯を生かした乳製品開発とその地域認証の可能性」と題して、講演や事例報告が行われました。 信州大学大学院・医学系研究科の能勢(のせ) 博(ひろし)教授は、「健康と乳製品」について話しました。 やや強い運動を行ったあと、牛乳を飲まなかった人に対して、飲んだ人は、体温調節機能が、大きく改善したというデータを示しました。 また、運動後の牛乳の接種は、高齢者でも効果があり、生活習慣病の改善や医療費の削減につながると話していました。 伊那谷アグリイノベーションは、信州大学が中心となり、上下伊那の企業や行政などが参加して組織しています。 年に2回シンポジウムを開いていて、今回は一般を含め130人ほどが参加しました。
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伊那市の高遠高校生徒 中学校で書道を指導
伊那市の高遠高校の生徒は15日、春富中学校の生徒に書道を指導しました。 指導したのは高遠高校芸術コース書道専攻と書道部の生徒4人です。 春富中学校の1年生3クラスを指導しました。 高校生は、文字の配置やバランスを見ながらアドバイスしていました。 高遠高校では、地域での体験学習活動を市内全域で行う「高遠学園構想事業」を行っていて、この日もその一環です。 これまで高遠中学校、長谷中学校での指導を毎年行っていて、今年は初めて春富中学校のほか、東部中学校、西箕輪中学校でも行われています。
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クイズで特殊詐欺の被害を防止
伊那警察署などは特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるクイズを載せたチラシを作製し、15日から啓発活動での使用を始めました。 年金支給日の15日、八十二銀行伊那支店では、伊那警察署の署員や伊那防犯協会連合会のメンバーなどがクイズが書かれたチラシを配り、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けました。 伊那警察署によりますと、詐欺被害にあった人の9割が「自分は被害に合わない、詐欺とは無縁だ」と思っていたという事です。 伊那署管内での今年の特殊詐欺被害発生件数は7件、1,009万8,000円で、去年の同じ時期に比べ、1件、560万円減少しているという事です。 水際で被害を防ぐ事ができた事案もあり、金融機関や家族が詐欺に気づき取られるのを防いだ事案は、わかっているだけでも14件、1,200万円分あるという事です。 伊那署では、午前中のお金の電話は詐欺なので留守電にして電話にでない、身に覚えのない請求メールは無視する、コンビニで電子マネーを買ってと言われても応じないなど被害を防ぐポイントをあげています。
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上伊那高等学校美術展
上伊那の高校の美術部やクラブの生徒たちによる作品展が、15日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、駒ヶ根工業高校を除く上伊那8校の生徒およそ80人の作品が並んでいます。 油絵・水彩・デザイン画・オブジェなど様々で、150点が展示されています。 伊那北高校の生徒が出品したこちらのオブジェは、カタツムリをモチーフにしたもので、10月から1か月半ほどかけて制作したものだということです。 また、伊那弥生が丘高校の美術部が、熊本地震の被災地を応援しようと制作した、熊本城をモチーフにしたモザイク画も展示されています。これは、折り鶴を使い市民と共同で制作したものです。 出品した生徒たちは、「ほかの学校の作品はタッチが違うので参考になる。」「テーマを深めて描いている様子がわかる」などと話していました。 この第55回上伊那高等学校美術展は、18日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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伊那西小学校 多目的施設概要示す
伊那市の伊那西小学校のランチルームなどとして活用する多目的施設の概要が14日開かれた伊那市議会総務文教委員会で示されました。 伊那西小学校の給食は、来年度から伊那中学校で作る共同調理場方式となります。 これに伴い給食室を解体し、新たに会議にも使えるランチルームを備えた多目的施設が作られます。 木造平屋建てで延べ床面積はおよそ260平方メートルです。 事業費は8千7百万円で、財源はふるさと納税による基金と合併特例事業債を活用します。 来年3月末から工事を行い、来年9月に完成する予定です。 また14日の委員会では、自衛隊の駆け付け警護に反対する陳情が賛成少数で不採択、高遠高校の存続などを求める請願が全会一致で採択されました。
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中ア ジオパーク認定へ 上伊那で連携
上伊那の天竜川西側一帯のジオパーク認定を目指す中央アルプスジオパーク構想推進協議会の設立総会が13日駒ケ根市役所で開かれました。 協議会では、平成30年度の申請と登録を目指します。 総会には上伊那8市町村の行政や観光、山岳関係者など60団体から、およそ100人が出席しました。 中央アルプス一体のジオパーク認定は、地域振興に効果的につなげようと上伊那8市町村が一体となり取り組みます。 ジオパークは貴重な地質や地形などを含む自然の公園で、その魅力を発信し地域活性化につなげる取り組みです。 今回認定を目指すエリアでは、中央アルプスの高山帯で貴重な地質や動植物、上伊那北部では西天竜など地形と関わる農業の歴史を知る事ができます。 13日の総会では、会長に駒ケ根市長の杉本幸治さんが選ばれました。 協議会では、今年度、地質の調査やガイドの養成、広報などを行い、平成30年度の認定を目指します。
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伊那スキーリゾート シーズンの安全を祈願
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、今シーズンの無事を祈る安全祈願祭が14日行われました。 式にはスキー場や市の関係者、地元地権者など40人が出席しシーズン中の無事を祈願しました。 今年は夜の冷え込みもあり、スノーマシーンによる雪づくりが順調で、年内には全面滑走できそうだという事です。 今シーズンはゲレンデの一部を開放し、16日にプレオープンし、17日から営業を始める予定です。 地元の高校生をターゲットに伊那市駅からのシャトルバスの運行やリフト券の学割を今シーズンから行います。 伊那スキーリゾートは、中京や関西方面などから年間におよそ5万人あまりが利用しています。
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信州大学農学部 山ぶどうワインの販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを醸造して作ったワインの販売が、14日から始まりました。 食料生産科学科の3年生が今年の春から夏にかけて栽培し、2年生が10月に収穫した山ぶどうを使ったワインです。 今年は1.6トンを収穫し、伊那市美篶の伊那ワイン工房で醸造しました。 すっきりとして飲みやすく、爽やかな酸味が効いた仕上がりになったという事です。 山ぶどうワインは720ml入りが2,200円、360ml入りが1,300円です。それぞれ1,200本、200本の数量限定で信大農学部の生産品販売所で購入できます。
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箕輪町ながたの湯18周年記念イベント お客様感謝デー
平成10年12月14日にオープンした箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯は18周年を記念するイベントを14日に行いました。 来場者全員に記念の粗品がプレゼントされました。 5千円で11回分入浴できる回数券を購入した人を対象に、東北の海産物などが当たる抽選も行われました。 ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしました。 毎年12月14日にお客様感謝デーとしてイベントを行っていて楽しみにしている人も多いという事です。 ながたの湯は肌に良いと評判で、諏訪や木曽、松本から毎日通う常連客もいるという事です。 年間20万人以上が利用していて、年内には400万人を突破する見込みです。
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伊那市御園のラーメン大学 施設利用者にラーメン振る舞う
伊那市御園のラーメン大学伊那インター店は、市内の障害者福祉施設の利用者を招いてラーメンを振る舞いました。 14日、長谷の障害者社会就労センターさくらの家の利用者15人がラーメン大学を訪れました。 店長の小松光明さんは、普段家の外で食事をする機会の少ない人達にもラーメンを食べてもらい地域に感謝の気持ちを伝えようと25年ほど前から毎年ラーメンの無料券を贈っています。 今年も市内の障害者福祉施設の利用者、120人分を贈りました。 さくらの家の小松幸子所長は「随分前からこの日を楽しみにしていた利用者もいて、とてもありがたいです」と感謝していました。
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長谷中学校 地域住民と野沢菜漬けを体験
伊那市の長谷中学校の生徒は7日、地域住民を講師に招いて野沢菜の漬物作りを体験しました。 1年生17人が地域の農家から漬け方を教わりました。 長谷中学校では9月に野沢菜の種を撒き、11月に収穫をしました。 自分たちで育てた野沢菜で漬物を作る予定でしたが、長雨の影響で虫がつき全滅してしまったため近くに住む人からわけてもらったものを使って漬物を作る事にしました。 2センチほどに切ってつけると味が浸み込むのが早く3日ほどで食べられるという事です。 酢や醤油、砂糖を入れ均等になるようによく混ぜます。 最後に40キロほどの漬物石を置いて寝かせます。 長谷中学校では、毎月1回、地域住民を招いて交流する「長谷の縁側」を行っていて、この日もその一環で漬物作りの体験が行われました。 1月は漬けた野沢菜を使っておやきを作り味わう予定です。
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柘植晃さん 高齢者施設でウクレレ漫談披露
クラリネットやウクレレの演奏をする伊那市の柘植晃さんが6日、伊那市のデイサービスセンターふくじゅ園を訪れ、ウクレレ漫談を披露しました。 この日は、柘植さんがウクレレを弾きながら高齢者に気を付けてほしい特殊詐欺や交通安全などの漫談を披露しました。 柘植さんは元伊那市役所の職員で、現在は高齢者施設やのういきいき教室に出向いてボランティアで楽器の演奏をしています。 今回は、特殊詐欺被害や交通事故に遭わないポイントなどを呼びかけながら漫談を披露しました。 お年寄りに、昔の歌謡曲を思い出し懐かしんでもらおうと、リンゴの唄なども披露しました。 施設の利用者は、カスタネットやマラカスを持って一緒に口ずさんでいました。 柘植さんは「昔の記憶を呼び起こしてもらいこれからも元気でいてもらいたい。高齢者が関わる事故や事件も多いので漫談を思い出して気を付けてもらいたい」と話していました。
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箕輪町に牛乳を使ったカフェ18日オープンへ
上伊那産の牛乳の消費拡大を図ろうと牛乳を使った料理などを提供するカフェが18日に箕輪町にオープンします。 カフェは、箕輪町で牧場を営む柴勇一朗さんが広域農道沿いの空き店舗を活用してオープンするものです。 柴さんは、若手酪農家として乳牛や和牛の繁殖などをしていて、箕輪町と南箕輪村で牧場を経営しています。 柴さんは、牛乳や地域でとれた野菜を発信していこうとカフェのオープンを決めました。 店内には、牧場で使っている道具や牧草などが置かれています。 また、上伊那の若手酪農家で作った牛乳やチーズ、ヨーグルトの販売もします。 主に、上伊那産の牛乳を使ったチーズやデザート、地元産の食材を使ったランチを提供します。 柴さんは、食を通して地域の発信の場にしたいと意気込んでいます。 柴さんはオープンに向け、チーズを手作りしていて、いづれは店でチーズづくり教室も行っていきたいとしています。 オープンは18日で営業時間は午前9時から午後3時30分となっています。