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信州大学農学部でりんご・ナイアガラのワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習の一環で育てたりんごとナイアガラで作ったワインの販売が、5日から始まりました。 信大農学部では、毎年、食料生産科学科の2年生が実習の一環でりんごとナイアガラを育てています。 ワインは3年目の取り組みで、醸造は伊那市美篶の伊那ワイン工房に依頼しています。 りんごの品種はフジで、完全に熟した去年11月中旬に収穫し、去年よりやや辛口で香りがしっかりした仕上がりになっているということです。 ナイアガラは、一番香りの強い去年10月上旬に収穫したもので、やや甘口だということです。 りんごワイン・ナイアガラワインともに、720ml入り1,500円です。 数量は、りんごが692本、ナイアガラが472本で、ナイアガラは1人2本までとなっています。 ワインは、信州大学農学部の生産品販売所で購入できます。
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VC長野トライデンツ 熊本被災地に義援金
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツは、熊本地震の被災地の復興支援に役立ててもらおうと、募金活動などで集めた3万8千円を、5日、唐木一直村長に渡しました。 この日は、VC長野トライデンツの笹川星哉監督ら4人が役場を訪れ、唐木村長に目録を手渡しました。 VC長野トライデンツのメンバーは、熊本地震の被災地を支援しようと、5月に行われた経ヶ岳バーティカルリミットの会場で募金活動を行いました。 また、スポンサーとなっている上伊那の4企業に募金箱を設置してもらい、選手から集めた義援金を足して、合わせて3万8千円が集まったということです。 今シーズンからチームが闘うチャレンジリーグⅠには、熊本の女子チームと大分の男子チームも入っています。 練習を行う施設が壊れたりするなどの被害に遭っているということです。 笹川監督は「同じバレーボールをする仲間として、早く環境を整えてもらいベストなパフォーマンスを見せてもらいたい。お互い頑張っていきたいという思いが強いです」と話しました。 今回贈られた義援金は、日本赤十字社を通して、熊本地震の被災地に送られるということです。
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伊那市長賞に吉澤さん
第19回伊那ビデオクラブ作品コンクール表彰式が3日に伊那市のいなっせで行われました。 伊那市長賞には、地元の御柱を描いた作品吉澤豊さんの作品「福地の神様お願いだ」が選ばれました。 「福地の神様お願いだ」は、吉澤さんの地元伊那市富県北福地の御柱の様子を5分にまとめた作品です。 地元目線でとらえた区民の表情やテンポの良い編集技術が評価されました。 伊那ケーブルテレビ賞は、前田耕一さん、映画監督の後藤監督賞には、河野恆さんの作品が選ばれました。 今回のコンクールには、16人の会員から26作品の応募がありました。 伊那ビデオクラブの赤羽仁会長は、「生涯学習をビデオを通じ実践している。地域に役立つ作品をこれからも作っていきたい。」とあいさつ。 コンクールを共催している伊那ケーブルテレビの向山公人会長は「放送に協力いただき番組の充実につながっている。」と感謝していました。 なお、伊那ケーブルテレビが日ごろ放送している放送部門賞の表彰もあり、3人に賞状が手渡されました。 今回のコンクール入賞作品は、後日ご覧のチャンネルで放送します。
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豊丘村の住民が「まちの縁側」事業を視察
豊丘村で高齢者支援について学習しているシニアサポート研究会は、伊那市社会福祉協議会の取り組みの一つ「まちの縁側」の視察を、30日、伊那市内で行いました。 豊丘村のシニアサポート研究会は、元豊丘村議会議員などでつくり、高齢者支援について県内各地を視察し、学習しています。 この日は、会員9人が伊那市美篶青島の矢島信之さん宅を訪れ、まちの縁側の取り組みについて話を聞きました。 伊那市社協では、地域住民が集まる交流の場「まちの縁側」の事業を去年から始めています。 現在、市内で26か所が認定されていて、矢島さんの家もその1つです。 矢島さん宅は、離れを「音楽広場」として開放していて、クラシックのCDなどが並んでいます。 5月には、庭を開放してクラシックの演奏会を開き、70人が集まりました。 伊那市社協では「長野市の社協の事例を知りこの事業を始めたので、多くの市町村でも取り組んでもらいたい」
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南箕輪村中部保育園 増改築竣工セレモニー
南箕輪村では、人口増加により村内5つの保育園で園舎の増改築を進めています。 4日は、村内で最も園児数の多い中部保育園で、工事の竣工を祝うセレモニーが行われました。 セレモニーでは、原茂樹副村長と代表の園児4人によるテープカットが行われた他、年長園児21人による太鼓の演奏で完成を祝いました。 工事は、去年6月から始まり、保育室1部屋と給食室が増築された他、旧給食室が保育室に改修されました。 保育室には、エアコンと床暖房が設置された他、木のぬくもりが感じられるよう腰板やロッカーに木材が使用されています。 これまで33人いる2歳児が1つの部屋で過ごしていましたが、増改築により2部屋になりました。 給食室は、およそ50平方メートル広くなったことで下処理と調理する部屋を分けました。 増築部分の面積は、およそ200平方メートルで、事業費は1億4,700万円となっています。 南箕輪村では、平成24年度年から村内5つの保育園の増改築工事に取り組んでいて、今年度完成予定の北部保育園の工事が完了すると全ての整備が終わるということです。
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南アルプス塩見小屋新築オープン
南アルプスの塩見岳山頂直下にある塩見小屋の竣工式が、1日に行われ、関係者が施設の完成を祝いました。 南アルプス塩見岳は、標高3,047メートルで日本百名山の1つに選ばれています。 塩見小屋の新築は、平成26年度からの2か年計画で行われ、宿泊棟が1棟から2棟に増えたことで30人だった定員が40人となっています。 塩見小屋は、1962年に建設されましたが、風雨により倒壊しました。 その後、1967年に再建されましたが、40年以上がたち老朽化が進んでいたため、今回新たに建てられたものです。 塩見小屋管理人を務める岡和宣さんも、施設の完成を喜びます。 塩見小屋の営業は、10月16日までで、素泊まりが1泊5,000円、1泊2食付きが8,500円となっています。 (塩見小屋070-4231-3164) 運営する伊那市観光株式会社によりますと、7月の土日はほぼ満室、8月は週末を中心にすでに予約が入っているということで、利用する際は事前予約を呼び掛けています。
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高山植物 保護・取締件数減も比率はほぼ横ばい
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が、4日、開かれ、昨年度の踏み荒しなどの保護・取締について、件数は減少したものの取り締まり比率はほぼ横ばいであることが報告されました。 総会では、昨年度の保護取締状況について報告がありました。 件数は、43件少ない259件でした。 これは、保護・指導の従事者が平成26年度と比較して延べ人数で218人減ったためとみています。 そのため、保護・指導を行った延人員に対する取締件数の比率は、平成26年度が14.3%なのに対し、昨年度は13.7%で、ほぼ横ばいとなっています。 具体的な内容として、踏み荒し、禁止区域への侵入が71%をしめ、それ以外にはペットの連れ込みやストックキャップの未使用などがあったということです。 今年度の取り組みについては、立ち入り禁止を示すグリーンロープの設置や周知を図ること、関係団体と協力してポスターを掲示し、踏み荒し防止などの啓発に努めるとしています。 協議会の花村健治会長は、「踏み荒し以外にも、ニホンジカによる食害対策など、各協議会と連携を図って取り組んでいきたい」と話していました。
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伊那北小の児童がプールでスラックライン
伊那市の伊那北小学校の児童が4日に学校のプールでベルト状のラインの上を歩く新しいスポーツ「スラックライン」を楽しみました。 この日は4年生から6年生合わせて21人がプールに張られた専用のラインの上を順番に歩きました。 スラックラインは、綱渡りを低く短くして誰でも楽しめるよう考え出された新しいスポーツです。 伊那北小学校では今年から児童に新しいスポーツを体験してもらおうとクラブ活動の中で取り組んでいます。 普段は体育館で行っていますが、夏の時期はプールで行います。 この日の伊那地域の最高気温は30.5度で蒸し暑い1日になりましたが、夕方前から雨が降り出しました。 小雨が降る中児童たちは5センチの幅のラインから落ちないよう水上綱渡りを楽しんでいました。
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松本山雅の選手がサイン会
サッカーJ2松本山雅の選手のサイン会が今日伊那市の長野銀行伊那支店で開かれました。 4日に松本山雅の岩間雄大選手と安藤淳選手が長野銀行伊那支店を訪れ、サイン会を開きました。 会場にはおよそ50人が訪れ、順番にサインをもらっていました。 岩間選手と安藤選手は集まった一人一人にサインした後記念撮影を行っていました。 このサイン会は長野銀行が地域応援活動の一環として開いたものです。 長野銀行では「今後も地域の人たちに喜んでもらえるような企画を計画していきたい」としています。
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長谷中生徒が地震観測点見学
伊那市長谷の長谷中学校で地震に関する授業と学校近くにある地震観測点の見学が行われました。 1日に長谷中学校の全校生徒36人が授業を受け、地震観測点を見学しました。 講師を務めたのは、茨城県つくば市で地震の観測や研究を行う防災科学技術研究所の主任研究員松原誠さんです。 地震観測点は、地震が起こった時に揺れの大きさなどを観測し、専門機関にデータを送る設備が設置された場所で、全国におよそ3,000か所あります。 伊那市内では下新田や高遠町などに8か所あります。 松原さんは「ここで地震を観測すると、0.5秒でデータが送られ、緊急地震速報などに使われています。」と説明していました。 生徒は初めて見る設備を興味深そうに見学していました。 松原さんは、「身近にある設備のことを知って、地震について勉強してもらいたい。」と話していました。
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コーラスフェス3団体が出演
那市内などの合唱団が出演するコーラスフェスティバルが3日、伊那市のいなっせで開かれました。 3日は、小学校の合唱団地元コーラスグループ、信州大学OBでつくるグループが出演しました。 コーラスフェスティバルは合唱の普及につなげようとNPO法人クラッシクワールドが開いていて今年で4回目です。
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戦争体験を後世に 手記朗読会
箕輪町郷土博物館は戦争の体験を後世に伝えようと、「戦争体験手記朗読会」を3日、開きました。 3日は、町内などから25人が参加し、箕輪町内などから旧満州に渡った富貴原郷開拓団に渡った4人の手記を聞きました。 富貴原郷開拓団は、当時の中箕輪村役場を拠点に東箕輪村や箕輪村、現在の伊那市の伊那町、西春近村など10町村で結成し昭和17年から終戦まで300人が満州に渡りました。 箕輪町郷土博物館では開館40周年を記念し2013年に冊子「富貴原郷開拓団の記憶」を作成しました。 3日は、町内の朗読ボランティアサークル「せせらぎ会」が子どもの頃家族と満州へ渡った体験や開拓団の花嫁として満州へ渡った手記を読み上げました。 訪れた人たちは目を閉じて、朗読に耳を傾けていました。 箕輪町郷土博物館では「今後も戦争に関する企画を行い、後世に伝えていきたい」と話していました。
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大泉まんどの会 大麦選別
南箕輪村の大泉まんどの会は、収穫した大麦とゴミを分ける選別作業を3日行いました。 3日はまんどの会のメンバーおよそ15人が脱穀した大麦を唐箕でモミとゴミに分けました。 会では、お盆の伝統行事「振りまんど」を後世に伝えていこうと、4年前から大麦を栽培しています。 ふりまんどは、束ねた麦わらに火をつけ勢いよく振り回し、先祖の霊を迎えたり、もてなしたりする盆の伝統行事です。 まんどに使うのは麦わらで、副産物として獲れた大麦は、焼酎にして販売したり、会員が自宅で麦茶にしています。 唐箕をかけた大麦は、水の中にいれ浮いた空のモミを取り除き、水洗いしてすくい取っていました。 作業には区内の中学生2人もいっしょに作業を行いました。 まんど作りは8月6日に行い、8月13日と15日に振りまんどを行う予定です。
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伊那西高校文化祭 第32回西高祭
伊那市の伊那西高校の文化祭第32回西校祭が2日から始まりました。 今年のテーマは「Sparkle!~フレッシュに駆けぬける甘ずっぱい夏」で、今を自分たちらしく輝き、駆け抜けていきたいという思いが込められています。 校内では、各クラスやクラブによる出店や展示が行われています。 3年1組は、ありがとう伊那西と題し、校舎のジオラマを制作しました。 5月から制作をはじめ、発砲スチロールを使って校舎を再現しました。 1年1組は、お祭りをテーマにした展示を行っています。 ヨーヨー釣りや輪投げなどがあり、まつりの雰囲気を楽しむことができます。
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JA伊那支所夏祭り 大流しそうめん
JA上伊那伊那支所の夏祭りが2日行われ、訪れた人たちが長さ40mの流しそうめんを楽しみました。 伊那支所の駐車場には長さ40mの流しそうめん台が設置されました。 そうめんは今回の流しそうめんのために作った特注で、上伊那産の小麦ハナマンテンも使われています。 JA伊那支所の夏まつりは、地域の人たちに農協を身近に感じてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 訪れた人たちは、そうめんを上手にすくって味わっていました。
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参院選 期日前投票 10代も
参院選は6月23日から期日前投票が始まりました。 選挙年齢が18歳に引き下げられる中、伊那市では、10代で投票した人はきのうまでの9日間で64人となっています。 伊那市役所では23日から期日前投票が行われています。 2日は朝から市民が投票に訪れ、中には10代の姿も見られました。 10代の投票者数は7月1日までで、伊那市が64人、箕輪町が29人、南箕輪村が7月2日正午現在で14人となっています。 全体の1日までの投票者数は、伊那市が3,614人、箕輪町が1,421人、南箕輪村が696人となっています。 前回の同じ時期は伊那市が2,140人、箕輪町が932人、南箕輪村が410人でそれぞれ増加していて、市選管では今回の参院選の関心の高さがうかがえるとしています。 また、2日から伊那市保健センターでの期日前投票が始まりました。 18歳に引き下げられたことを受け、高校生が立ち寄りやすいようにと、伊那北高校や上農高校から近い保健センターに今回初めて設置されました。 高遠町総合福祉センターやますそと長谷総合支所での期日前投票は6日からとなっています。 期日前投票は午前8時半から午後8時までです。
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お年寄り招き音楽会
伊那市の伊那東小学校の児童は1日、生協総合ケアセンターいなの利用者を学校に招き歌や演奏を披露しました。 1日は総合ケアセンターいなの利用者およそ50人が学校を訪れ児童の歌や演奏を楽しみました。 伊那東小の児童はお年寄りとの触れ合いを通して思いやりの心を育もうと季節の行事ごとに交流を深めています。 また普段から車イス講習を受けるなどお年寄りとの関わり方について学んでいるということです。 今回はこれまで練習してきた歌や演奏を披露しようと初めて利用者を学校に招きました。 学校を訪れたお年寄りは児童の演奏を楽しそうに鑑賞していました。 総合ケアセンターいなの関係者は「利用者の皆さんは子どもたちといると手足を動かしたり笑顔をみせてくれたりします。きめ細かい心遣いをしてくれるのでありがたいです。」と話していました。
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5月の月間有効求人倍率は1.24倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、4月を0.03ポイント下回る1.24倍でした。 5月の新規求人数は1,467人、新規求職者数は769人で、求人倍率は4月を0.03ポイント下回る1.24倍でした。 求人倍率が下がったことについてハローワーク伊那では、4月からの求職者がま だ就職できずに残っていることが要因だと分析しています。 5月の求人倍率は全国が1.36倍、長野県は1.43倍となっていてます。 ハローワーク伊那では雇用情勢について、着実に改善が進んでいると、前月の判断を据え置きました。
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様々な業種の展示販売会「夢縁日」 西春近で3日まで
手作り雑貨で起業を目指す人や、飲食店、製造業など様々な業種の展示販売会「夢縁日フェスティバル」が伊那市西春近で、3日まで開かれています。 会場には、手作り雑貨や飲食、エステなど、約80のブースが並んでいます。 このイベントは、松本市に支部がある中小企業の異業種交流会、守成クラブに所属する有志が、企業のPRにつなげようと毎年この時期に開いていて、今年で3年目です。 普段趣味で雑貨を手作りしている人や個人的に美容関係の活動をしている人たちの起業のきっかけにしてもらう狙いもあります。 会場には、手作りした商品や美容の体験コーナーなどが設けられました。 夢縁日フェスティバルは、3日まで、伊那市西春近の住まいDEPOショールームで開かれています。
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駒ヶ根工業高校コマレンジャー同好会が小学生と紙飛行機作る
地域への奉仕活動の一環で駒ヶ根工業高校の生徒が2日、箕輪町の箕輪中部小学校を訪れ、子ども達に紙飛行機の作り方を指導しました。 箕輪中部小学校を訪れたのは駒ヶ根工業高校の文化系クラブ「コマレンジャー同好会」の生徒6人です。 地域に出向き、環境や防犯に関する啓発活動や、ものづくりの魅力を伝える活動を行っていて箕輪町で活動するのは今回が初めてです。 A4サイズの紙に印刷された図の通りに切り取って翼を作り、割りばしを胴体にする紙飛行機の作り方を指導しました。 この日は箕輪中部小学校の授業参観の日で2年生94人が保護者と一緒に体験しました。 紙飛行機は1時間ほどで完成しました。 子ども達はどこまで飛ぶか友達と比べながら何度も飛ばして楽しんでいました。
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路線価21年連続下落
相続税や贈与税を算定する基準となる路線価が1日に公開されました。 伊那税務署管内の最高路線価は21年連続で下落しました。 関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は伊那市荒井のいなっせ前で1平方メートルあたり4万3千円で去年に比べて4.4%下落しました。 管内の最高路線価の下落は、平成8年から21年連続となっています。 路線価は、道路に面する宅地の1平方メートルあたりの標準的な価格です。 相続税や贈与税の算定基準となるもので、毎年7月に国税庁が公開しています。 なお、県内全体では10ある税務署の最高路線価のうち、長野・上田・佐久は横ばいで、それ以外の7地域では下落したということです。
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南箕輪村で不審者目撃情報
南箕輪村北殿で、自転車から降りた男が下半身を露出するという不審者の目撃情報があったことが1日にわかりました。 不審者が目撃されたのは、北殿の塩ノ井の信号付近の線路沿いの道路です。 南箕輪小学校によりますと、6月29日の午後3時40分頃、下校途中の児童が 自転車から降りた男が下半身を露出しているのを目撃したということです。 児童はすぐに逃げ出して無事だったということです。 村内の小中学校では、不審者を目撃した際は大声で助けを呼んだり、防犯ベルや笛を鳴らすなどの対応をとるよう注意を呼びかけています。
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村地域おこし協力隊がイベント告知ポスター作成
南箕輪村で4月に任命された地域おこし協力隊が大芝高原のイベントを知らせるポスターを作りました。 1日に地域おこし協力隊の楠好延さんと内山祐輔さんが大芝高原内の森の交流施設にポスターを貼りました。 ポスターには、7月に行われる七夕灯ろうまつりや田んぼ体験など、大芝高原内のイベント日程が手書きで書かれています。 ポスターの他、立て看板も作り、イベントをPRします。 ポスターは大芝高原内の各施設と役場に貼られ、立て看板は、高原入口などに設置されるということです。 南箕輪村の地域おこし協力隊では、今後イベントでの物販や商品開発などを行っていくということです。
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登山届の義務化始まる
長野県登山安全条例に基づき1日から登山届義務化が始まりました。 伊那市長谷の南アルプス林道バス仙流荘バス停では登山者が登山届を記入し専用ポストに入れていました。 登山届義務化は県が指定した遭難の恐れが高い登山道を通って山に入る場合に事故を減らそうと条例を制定し実施するものです。 上伊那地域の指定登山道に入る登山口は仙丈ヶ岳などの北沢峠登山口、戸台河原登山口、経ヶ岳の仲仙寺登山口大泉所ダム登山口、宝剣岳などの桂小場登山口、千畳敷駅登山口など16か所です。 県によりますと去年の遭難事故発生件数は中央アルプスが21件で 3人が死亡、南アルプス北部地区は2件で1人が死亡しているということです。 登山届の提出はインターネットの 登山届提出システム「山と自然ネットワーク」からも可能となっています。 またコンビニエンスストアのマルチコピー機で登山届を入手することもできるようになっていて県では登山者の利便性向上にも努めていくとしています。
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地域ぐるみで10年後を見据えた人材育成
10年後を見据えた人材育成の取り組み、伊那谷人材育成ラボが1日伊那市の伊那中学校で行われました。 伊那谷人材育成ラボは産学官が協働して地域の人材育成を図ろうと行われたもので学校や企業、行政からおよそ20人が集まりました。 この取り組みは経済団体や教育機関、上伊那広域連合などで構成し地域の未来について考える活動を行っている郷土愛プロジェクトの取り組みとして行われたものです。 人材育成ラボでは、学校、企業ともに人を育てる場所であり、互いに学びあうことが地域の力になるとしています。 今日は企業から伊那中を訪れた社員が授業や掃除の様子を見学しました。 ほかには学活の時間に社員が話をしました。 学校の様子を見学した社員は「今やっている勉強が社会に出てから知識の肥やしになります。知識を得て成長することで個人そして地域全体が成長します。」と話していました。 伊那谷人材育成ラボではこの取り組みを地域を担う人材育成のモデルにしていきたいとしていて次回は企業の現場の視察を計画しています。
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真夏日 最高気温32.1度
1日の伊那地域は最高気温32.1度で真夏日となりました。 そんななか伊那市の西箕輪保育園ではプール開きが行われました。 プール開きが行われた西箕輪保育園では園児が初泳ぎを楽しんでいました。 伊那地域の日中の最高気温は平年を5.9度上回る32.1度で今年最高を記録しました。
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選挙の意義や1票の大切を理解
選挙の意義や1票の大切さを理解してもらう18歳選挙の啓発が1日、伊那市高遠町の高遠高校で行われました。 これは7月10日投開票の参院選から選挙年齢が18歳以上に引き下げられることを受け開かれたものです。 まず伊那市選挙管理委員会の春日州一さんが「大事な1票を棄権することなく行使してください。」と投票を呼びかけました。 また上伊那地方事務所の土屋晴香さんが選挙権を持つ意味などについて話をしました。 土屋さんは「18歳、19歳の皆さんは自ら考え判断する能力を持っています。政治への関心や参加意識の高まりに期待しています。」と話していました。 参院選の選挙は7月11日までに18歳になる人が対象で伊那市内ではおよそ1500人があらたに有権者となります。
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伊那市富県の吉澤祐愛さんが高齢者叙勲受章
伊那市議会議員を3期務め、長年市の発展に貢献したとして、富県の吉澤祐愛さんに高齢者叙勲が贈られました。 27日に吉澤さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長から高齢者叙勲の伝達を受けました。 高齢者叙勲は、条件を満たしていながら春と秋の叙勲で勲章を授与されていない人に対し、88歳の米寿を迎えた時に贈られる叙勲です。 吉澤さんは、昭和54年から3期12年の間市議会議員を務めました。 建設常任委員会の委員として、昭和58年9月の台風の災害復旧に尽力した他、環状南線や平成大橋、伊那浄水管理センターの建設に尽力しました。 4月10日に88歳の誕生日を迎えたことから、今回叙勲が贈られました。 吉沢さんは「図らずも叙勲をいただいて光栄。大変感激している。」と話していました。
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ブルーベリーの収穫が最盛期
伊那市高遠町勝間の住民有志でつくる農業生産組合さんベリーの畑では、ブルーベリーの収穫が最盛期を迎えています。 30日は、組合員8人がブルーベリーの収穫作業に追われていました。 生産組合さんベリーでは、6品種を育てていて、現在、ブルージェイとスパータンという品種が収穫のピークとなっています。 ブルージェイは、粒が丸く甘みが強いのが特徴です。 スパータンは、平たい形で少し酸味があり程よい甘さです。 組合員によりますと、2品種とも生のまま食べるのが一番美味しく、5粒程手にとり一気に味わうのがオススメだということです。 今年は、春に暖かい日が続き、さらにここ最近雨が続いたため実の成長が早く、収穫も例年より2週間程早い6月20日から始まりました。 全体的に青く熟した実を一粒ずつ摘み取っていきます。 さんベリーが育てたブルーベリーは、JAや直売所に出荷されます。 7月1日から東京都の老舗フルーツ専門店「新宿高野」では、3年目のブルーベリーフェアが始まることになっていて、さんベリーが育てたものも店頭に並びます。 新宿高野のブルーベリーフェアは、7月15日までです。
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花ちりめん俳画塾 作品展
伊那市高遠町の画家、鈴木岬さんが講師を務める俳画の教室「花いちりん俳画塾」の作品展が、信州高遠美術館で開かれています。 会場には、鈴木さんと生徒の作品41点が並んでいます。 俳画は、日本画の部類に入る顔彩と木炭で描く絵で、優しくやわらかい色合いになります。 教室には、上伊那の60代から92歳までの40人が通っていて、月に1回1人ずつ鈴木さんから指導を受けています。 花や風景など、季節を感じる題材を決めて、配色を工夫しながら作品を仕上げているということです。 花いちりん俳画塾の作品展は、7月24日まで、信州高遠美術館で開かれています。