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最高気温31.5度 西箕輪小学校で運動会
30日の伊那地域の最高気温は5月の観測史上3位となる31.5度となりました。 伊那市の西箕輪小学校では初めてこの時期に運動会が開かれました。 30日は、全校児童418人が白組と紅組に別れ、24の種目で得点を競いました。 西箕輪小学校では例年秋に運動会を開いていましたが、暑さ対策として今年から初夏の開催となりました。 しかし、高気圧に覆われた今日は最高気温が31.5度まで上がり、真夏日となりました。 午後になり気温が上がると、熱中症予防に児童席を木陰に下げる対策が取られました。 高学年の綱引きでは、児童が懸命に綱を引っ張っていました。 上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在で熱中症の症状で搬送された人はいないということです。 長野地方気象台によりますと、明日はいったん暑さはやわらぎますが、その後また暑さが戻ってくるということです。
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箕輪町サッカー協会が木下南保育園の園庭の整備
一般社団法人箕輪町サッカー協会は、木下南保育園の園庭の整備を30日行いました。 30日は、箕輪町サッカー協会の有志13人が作業に当たりました。 箕輪町サッカー協会は、年70回ほど町内の保育園を周り、キッズサッカー教室を開いていて、子ども達がより安全な環境で運動ができるよう、ボランティアで園庭の整備をしています。 重機で土をならし、大きな石を取り除いた後、新たに砂を敷いていました。 キッズサッカー教室は5月から始まっていて、6月1日には沢保育園で開かれます。
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入笠山で山開き
伊那市と富士見町にまたがる標高1,955メートルの入笠山が30日、山開きとなり、子どもからお年寄りまで多くの登山客で賑わいました。 南アルプスの最北部にある入笠山は、山頂近くまでゴンドラリフトや車道が通じているため、比較的登りやすい山とされています。 30日は、県内外から多くの人が訪れ、家族や友人と頂上を目指して歩いていました。 登山口からおよそ30分で頂上に着きます。 南には、仙丈や甲斐駒ヶ岳などの南アルプス、西には木曽駒ケ岳や宝剣岳などの中央アルプス、北には北アルプスと諏訪湖が見え、東には八ヶ岳を間近にみることができるなど、360度の大パノラマが広がります。 天気がいい時には、富士山を眺めることができます。 頂上に着くと訪れた人達は、写真を撮ったり、カップ麺や弁当などを味わっていました。
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伊那市の地域住民による筋トレ教室 代表者が情報交換
伊那市が行っている高齢者の筋トレ教室を修了した地域住民による教室の代表者会が、28日に開かれ、参加者が活動の様子を報告しました。 代表者会は、情報交換の場として初めて開かれました。 伊那市では、平成16年から介護予防を目的に地域の公民館などで筋力トレーニング教室を実施しています。 教室は3か月で終わる事から、その後は地域住民が主体となって自主教室を開いています。 現在は、31の会場で約400人の高齢者が教室に参加しているということです。 参加者からは、「仲良く活動する事で継続する事が出来ている」「体力測定で結果が改善されている」など良い成果の報告があった一方、「受講生が減少して続けていく事が難しい」などの課題もあげられました。 伊那市での65歳以上の高齢者は去年2万人を超え、今年4月1日現在2万125人、このうち介護認定を受けているのは3,080人となっています。 伊那市では、一人でも多くの人に教室に参加してもらい、これからも積極的に高齢者の健康づくりを進めていきたいとしています。
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きのこ汁1000人分無料配布
JA上伊那は、地元産のしめじやえのきを使ったきのこ汁1000人分を伊那市西箕輪のみはらしファームで24日ふるまいました。 地元産きのこの知名度向上や消費拡大を図ろうと、JAやキノコ農家が行ったもので、きのこ15キロを使い、1000人分を用意しました。 この日は、3月にきのこ大使に任命された北澤ユウジさんも手伝い、訪れた家族連れなどに手渡していました。 テントの前には長い列ができ、キノコ汁を受けった人たちは、早速口へと運んでいました。 昨年度JA上伊那のきのこ類の販売額は米に次いで2番で、およそ23億円でした。 JA上伊那では、「県内でもきのこの有数の産地となっている、今後も地元での消費拡大にむけ取り組んでいきたい」としています。
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シャクヤク見ごろ
伊那市西箕輪与地の遊休農地を活用した畑で、シャクヤクが見ごろになっています。 このシャクヤクは、岡谷市の農業生産法人が栽培しているもので、300坪の畑2か所で数千株が今見ごろになっています。 シャクヤクの種は、大手製薬会社に出荷されているということです。 栽培は今年で6年目になります。 今年は気温が高いため、咲き出したのが早く今がちょうど見頃です。 園内では、余分な花のつぼみを取り除く作業が行われていました。 伊那市与地の国道361号北側にひろがるこのシャクヤク畑。 あと1週間は、楽しめるということです。
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伊那広域シルバー人材センター 設立25周年記念式典・定時総会
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの設立25周年を祝う式典と定時総会が、29日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 記念式典では、太鼓の演奏や舞踊などが披露され、25周年を祝いました。 公益社団法人伊那広域シルバー人材センターは、仕事を退職した60歳以上を対象に、もう1度仕事を通して生きがいづくりや社会参加を進めようと平成2年に設立し、今年で25周年を迎えました。 会員は3月末現在、辰野町から伊那市までの679人が登録していて、草刈や高齢者の生活援助など幅広く活動しています。 この日開かれた定時総会では、平成26年度の事業報告と今年度の事業計画が示されました。 公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会によりますと、設立から2年経った平成4年度の受託件数は1,480件で契約金額はおよそ9,500万円でした。 平成26年度の受託件数は、9,711件、契約金額はおよそ4億600万円でした。 伊藤裕偉理事長は、「これまで培ってきた実績と信頼を活かし、地域に貢献できるようお互い力を合わせてこれからも活動していきましょう」と話しました。 今年度は初めて、会員と会員希望の人を対象に「地域交流研修会」を実施する予定で、山梨県甲府市の防災研究所で体験などを通して親睦を深め、会員増員に力を入れていくということです。
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上伊那華道会いけばな展 開催
上伊那11の流派でつくる上伊那華道会のいけばな展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、会員230人の作品が2日間ごとに115点ずつ並んでいます。 上伊那華道会は、辰野町から中川村までの11流派の会員により昭和33年に発足しました。 会員は30代から80代までで、流派による生け方の違いを楽しみ会員同士の親睦を深める目的で2年に1度作品展を開いています。 上伊那華道会のいけばな展は6月1日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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4月月間有効求人倍率1.04倍 3か月連続低下
上伊那の4月の月間有効求人倍率は1.04倍で、3月を0.11ポイント下回りました。 管内の求人倍率が下がったのは3か月連続です。 新規求人数は1,374人、新規求職者数は966人で、4月の月間有効求人倍率は3月を0.11ポイント下回る1.04倍でした。 ハローワーク伊那によりますと、求人倍率は3か月連続で下がりましたが、求人に占める正社員の割合が40.2%と、ここ1年で最も高い数値となり、求人の質が力強くなっているということです。 雇用情勢については「一部に厳しさが見られるものの着実に改善が進んでいる」として、2月からのコメントを据え置くとしています。
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西天の人気者に 子ガモ
南箕輪村神子柴の西天竜幹線水路にカモの親子がすみつき小学生や近所の人たちの人気者になっています。 近所の人の話によりますと、カモが来たのが20日頃だということで、10日ほどになります。 子ガモは、最初11羽だったということですが、現在では8羽に。 29日は、親ガモの姿は見えませんでしたが、仲よく水路に浮かんでいます。 水路近くに住む宮澤次郎さん。 毎日気にしているということで、こんな写真も見せていただきました。 親ガモが子ガモを見守っています。 水路近くに住む人たちは、板を渡し休憩所を作りました。 普段はあまり気にしない水路ですが、カモは登下校の小学生たちのアイドル的な存在にもなっています。 宮澤さんは、「とにかく無事に巣だってほしい」と目を細めていました。
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マレーシアからプレス招き誘客狙う
マレーシアの新聞や雑誌記者を無料で招待し、誘客につなげるプレストリップの一行が29日伊那市のみはらしファームを訪れました。 みはらしファームを訪れたのは、マレーシアの新聞や雑誌記者など4人です。 4人は、みはらしファームの名人亭でそば打ちを体験しました。 この取り組みは、日本政府観光局の事業で、長野県が行いました。 そばといちご狩りをしたいとの要望に、伊那市観光協会が連携し受け入れたものです。 国の調査によると、去年長野県に宿泊した外国人は、46万9,000人で、そのうちマレーシアからは、4,970人でした。 年々増加傾向にあるものの、岐阜や山梨にはもっと多くの人が訪れていて、県では、昨年度からマレーシアへの取り組みを本格化させています。 4人は、そば打ち名人の会の矢島清さんから説明を受けながらそばを打っていました。 そばは、100%上伊那産のそば粉を使った二八そばで、打ちたて、ゆでたてを味わいました。 一行は、みはらしいちご園でいちご狩りも楽しみ帰途につきました。
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鎌倉國光さん 中央アルプスを題材に写真展
駒ヶ根市のアマチュア写真家、鎌倉國光さんの中央アルプスを題材にした写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、ここ4、5年で撮りためた作品37点が展示されています。 鎌倉さんは、現在64歳。毎年、ネパールやパキスタンなど海外の山々の撮影旅行に行くため、国内の山では、地元の中央アルプスの写真のみを発表しています。 今回は、「四季光彩」をテーマに、それぞれの季節の風景を映し出しています。 「蒼色の宝剣岳」は、朝日が昇る40分ほど前に撮影したもので、雪の面が月の光で青く照らされています。 鎌倉さんは、「季節の移ろいや光の変化を楽しんでもらいたい」と話していました。 鎌倉國光さんの写真展は、伊那市のいなっせ2階展示ホールで6月2日(火)まで開かれています。
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産学官協働のキャリア教育 伊那北小学校で実施
産学官協働のキャリア教育が伊那市内の小学校では初めて伊那北小学校で28日に行われ、社会保険労務士の田畑和輝さんが講演しました。 地域で子どもを育てる信州型コミュニティースクールに指定されている伊那北小学校からの依頼で実施されたものです。 学校と行政、県経営者協会上伊那支部が協働で開きました。 地域で働く大人と触れ合う事で、将来どのように生きていくか子供たちに考えてもらおうというものです。 この日は、5年生と6年生158人が伊那市狐島の社会保険労務士法人田畑事務所所長の田畑和輝さんの話をききました。 田畑さんは、「友人を作る、好きな科目を作る、得意な事をみつけるなど興味のある事に力を注いで、将来どのように生きていきたいか考えてほしい」と話していました。 伊那北小学校では、5、6年生を対象に来年1月までキャリア教育の講座が5回開かれる事になっています。
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若手作家による高遠エフェクト 始まる
7人の若手作家によるアート展 高遠エフェクトが、28日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 28日は、7人のうち5人の作家が美術館に集まり、オープニング式典が行われました。 この高遠エフェクトは、伊那市高遠町出身で、現在は横浜市在住の染色家・藤沢 まゆさんと、中川村在住の画家・北島 遊さんが、地元で若手作家の展示会を開きたいと企画し、伊那谷ゆかりの作家や共感しあえる仲間に声をかけ実現しました。 藤沢まゆさんの作品は、日本の染色の伝統技術を用いて染めた絵がキャンバスを飛び出して展示されています。 繊維を使うアーティスト高須賀 活良さんの作品は、様々な自然の草花で染めた織物を展示しています。 伊那市出身で、さいたま市在住のムカイヤマ達也(たつや)さんは、油彩画を展示しています。 坂巻 弓華さんの作品はドローイングで、日記のように、思いや感じたことをつづっています。 神奈川県出身の大石 真央さんの作品は、綿や羊毛を使ったものです。 中川村在住の北島遊さんは、地元中川の風景を描き出しました。 北海道出身で、名古屋市在住の齋藤 麗さんは、紙とロウを使って高遠を表現しました。 展示会に参加しているのは、20代から30代の若手作家で、既成概念にない新しい表現を見てもらいたいと、美術館に今回の企画を提案しました。 会期中の週末は作家による、ワークショップ・イベントが企画されています。 6月20日と21日には染色教室やライブペイント、7月11日と12日には、コンサートやオリジナルグッズづくりなどが行われます。 大石さんの作品をかぶって、展示ケースの中で写真撮影できる企画もあります。 この高遠エフェクトは、7月12日(日)まで信州高遠美術館で開かれていて、入館料は一般500円となっています。
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小阪洋治さん宅ヤマボウシ見ごろ
南箕輪村南殿の小阪 洋治さん宅では、ヤマボウシの花が咲き見ごろとなっています。 小阪さん宅には、樹齢100年になるというヤマボウシがあります。 例年より1週間ほど早く見ごろを迎えました。 ヤマボウシの他に、カルミアの花も見ごろです。 ヤマボウシは、来月5日ごろまで楽しめるということです。
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ごみ処理施設 事業概要示す
上伊那広域連合議会全員協議会が、28日、伊那市役所で開かれ新しいごみ中間処理施設の整備・運営事業の概要やスケジュールなどが示されました。 上伊那広域連合によりますと予定地の周辺である桜井区・北新区・上山田区・上大島区・上原区・中県区と、環境保全協定を締結する予定で、6月上旬までに協議を終えたいとしています。 事業期間は、設計・建設が平成28年度からの3年間、運営・維持管理が平成31年度からの15年間の、合わせて18年間です。 施設整備・運営事業にかかる債務負担として限度額210億円を計上していて、28日、開かれた広域連合議会5月定例会で承認されました。 施設での売電収入については、広域連合の収入とし、提案売電量を超える売電量があった場合は、超えた収入の2分の1を事業者の収入に、不足の場合はペナルティを科すとしています。 なお、定例会で、伊那市議会の伊藤泰雄議員が、広域連合議会議長の辞職願を提出し、代わりに駒ヶ根市議会の菅沼 孝夫議員が議長に指名推薦され、選任されました。
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31.8度 5月の観測史上最高
27日の伊那地域の最高気温は31.8度となり統計を取り始めた1993年以降、5月として最も高い気温となりました。 南箕輪村神子柴の宮沢数一さんのリンゴ畑です。 今は、摘果のシーズンで、今日も家族や親せきなど4人が朝から作業を行っていました。 27日の伊那地域の最高気温は、31.8度と、平年に比べ8・8度以上高く、5月の観測史上最高気温となりました。 長野地方気象台によりますと、この暑さは、週末の30日ころまで続くということで、水分補給など熱中症対策に注意するよう呼びかけています。 上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在、上伊那で熱中症で搬送された人はいないということです。
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伊那版野菜栽培マニュアル制作へ
JA上伊那などは、総合的病害虫・雑草管理を取り入れた野菜栽培の実験を、南箕輪村の「あじーな農園」で行っています。 27日は、農場の担当者やJAの職員、東京の農薬メーカーの社員がハウスで育てているトマトやパプリカの生育状況を確認していました。 総合的病害虫・雑草管理(IPM)は農薬だけに頼らない栽培管理を取り入れ、環境負荷軽減や農産物の安定生産を目指すものです。 害虫が入らないよう、出入口や通気口には防虫ネットが取り付けられ、肥料や水は、土の中に埋められたホースから供給され、余分な肥料を土に残さない仕組みとなっています。 ハウスの中には、接着シートがつるされていて、害虫の発生状況を確認すると共に必要に応じて、天敵となる虫や微生物農薬を使用する事にしています。 JA上伊那では今年度IPMの効果を検証し、上伊那にあった野菜栽培マニュアルを作り、地域に提案していきたいとしています。
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住民14人 元伊那市議の男性を告訴へ
元伊那市議会議員の男性に対し貸した金が返済されず、詐欺の疑いがあるとして、市内の住民14人が伊那警察署に告訴状の写しを27日提出しました。 告訴状を提出した伊那市内に住む14人は、元市議会議員の男性に対し、去年2月から5月にかけ合わせて2670万円を貸したという事です。 元市議の男性は、金を借りる時に「東京にいる次男が土地を買うため資金が必要」、「次男の裁判で急なお金が必要」などと言い、一人当たり50万円から320万円余りを借り、いまだ返済していないという事です。 その後、住民らが返済を求めると返済計画は示されるものの実行されず今日に至っているということです。 元市議の男性は取材に対し、この事実を認めています。 住民らによると元市議は告訴した14人の他にさらに34人からおよそ5000万円余りを借りているという事です。
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絵画愛好家 同塵会作品展
上伊那在住の絵画愛好家でつくる、同塵会(どうじんかい)の作品展が27日から、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、会員13人の近作を中心に25点が並べられています。 同塵会は、上伊那在住で絵を描く事が好きな人たち13人が、作品を見てもらう機会をつくり、励みにつなげようと、今年発足しました。 今回は初めての作品展で、油絵や水彩画、アクリル画、鉛筆画など様々なジャンルの作品が展示されています。 会員は60代から80代までで、風景画などはその場所へ出向き、そこで描き上げてくることが多いということです。 ある会員は、「みんなの作品を見ることで、次の作品への意欲につながる」と話していました。 同塵会の作品展は、6月5日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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伊那谷アグリイノベーション 共同研究に助成補助
農業を基本に新たな産業づくりを目指す、伊那谷アグリイノベーション推進機構は、今年度新たに共同研究等に対し、助成・補助を行うことを決めました。 27日は、南箕輪村の信州大学農学部で総会が開かれ、今年度の事業計画が示されました。 今年度の重点課題として共同研究等の展開を新たに加え、伝統作物の探索、健康・長寿や新しい産業に結びつく未利用資源の調査研究を進めます。 また、産学官が一体となった共同研究を推進するため、新たに、機構が、プロジェクト研究に対する費用を、助成・補助していくことが決まりました。 助成金と補助金は、機構が出すもので上限を80万円とするとしています。 また、昨年度は、活動の一つとして、ニホンジカの被害を軽減するため個体数の管理やシカ肉の加工、流通、食品開発を目指し産業化への道筋を検討してきました。 今年度はシカ肉解体施設の「信州産シカ肉認証処理施設」の認証に向けたサポートや伊那谷産シカ肉の特性調査などに、力を入れるとしています。 伊那谷アグリイノベーション推進機構は、夏と秋にシンポジウムを開催する他、四季折々の景観と農産物を活用した体験講座などを予定しています。
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南アの魅力ラップで動画配信
南アルプス中央構造線エリアジオパーク協議会は、ジオパークの魅力を歌ったラップ「そーだ、ジオパークへ行こう」を26日からユーチューブで公開しています。 26日、伊那市役所で開かれた定例記者会見で、お披露目されました。 昨年度、高遠高校の選択授業でジオパーク養成講座を受講した生徒たちが歌詞や楽曲を手掛け最終回の認定式で披露しました。 その時の3年生の羽柴教生さんと小沢和弘教諭が歌っています。 イメージソングのタイトルは「そーだ、ジオパークに行こう」です。 ジオパークによせる思いや高遠の桜、ご当地グルメなどをラップで表現しています。 ジオラップ「そーだ、ジオパークに行こう」は、インターネット動画共有サービス、ユーチューブの南アルプスジオパークチャンネルで視聴できます。 今後は、若い人たちにも関心をもってもらおうと、講演会などでも活用されることになっています
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しんわの丘 早咲きのバラ咲き始める
26日の伊那地域の最高気温は29度と4日連続の夏日となりました。 伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは早咲きのバラが咲き始め訪れた人たちの目を楽しませています。 しんわの丘ローズガーデンは休耕田を利用し整備したバラ園で、およそ8800平方メートルの敷地に172種類2160本が植えられています。 伊那市によりますと、春先の気温が高かったことから例年より 10日早く咲き始めたということです。 現在は、鮮やかな黄色の大輪のソリドールや花持ちが良いとされているグランドプライズ、花の色がオレンジから赤へと変わるアンネのバラなどが楽しめます。 園内を歩くとバラの甘い香りが漂い、訪れた人たちは散策しながら花を楽しんでいました。 しんわの丘ローズガーデンでは6月6日からバラ祭りが行われることになっています。 期間中は、苗木の販売の他コンサートや写真教室などが予定されています。 伊那市によりますと見頃は6月6日頃だということです。
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今年も新宿高野でブルーベリーフェア
伊那市は、東京都新宿区にある老舗のフルーツ専門店高野で去年好評だったとして今年も7月1日からブルーベリーフェアを開催します。 ブルーベリーフェアは、伊那市とJA上伊那が協力して伊那市をPRしようと去年初めて行われました。 新宿駅東口にある新宿高野は全国各地の高級フルーツのギフトや加工品などを扱っている老舗です。 去年は、伊那市高遠町勝間なで生産されたブルーベリー1000キロを出荷し、パフェやケーキなどに使用され好評だったということです。 白鳥孝伊那市長は、「今年も多くの方に伊那産のブルーベリーを味わってもらいたい」と話していました。 ブルーベリーフェアは、7月1日から15日まで東京の新宿にある高野で開かれていることになっていて、9日には白鳥市長がトップセールスをすることになっています。 また、10月には、伊那市西箕輪のみはらしファームにあるトマトの木で高野のパティシエが伊那産のくだものを使ったフルーツ教室を開く予定です。
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白鳥町長 就任から半年を振り返る
箕輪町の白鳥政徳町長は、「基本政策など良いペース進んでいる」と就任から半年を振り返りました。 26日は、白鳥町長が役場で会見を開き、就任から半年を振り返りました。 課題となっている新しい図書館建設については「庁舎内で検証を行っている。すべてを理事者が決めていくつもりはない。」と述べました。 基本施策については「良いペースで進んでいる。今、種をまいたところ。1年経った時に検証したい」と話していました。 今後については町民の声を丁寧に聞いて施策につなげていきたい」と抱負を話しました。
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還付金詐欺防止呼びかけるポスター ATMに掲示
行政職員や税務署員などを装い医療費や保険料、税金などが還付されると騙す「還付金詐欺」の被害防止を呼びかけるポスターが、伊那警察署管内の店舗のATMに設置されました。 26日は、伊那市日影のベルシャイン伊那店の各ATMに、伊那警察署の内川政澄署長と金融機関の関係者がポスターを貼りました。 還付金詐欺は、行政職員や税務署員などを名乗り「医療費や保険料、税金等が還付される」と騙す特殊詐欺の1つで、ATMに誘導して振り込ませる手口が多いということです。 伊那警察署によりますと、携帯電話を使いながら利用すると警報が鳴る機能のついたATMを設置するなど対策が増えてきたということです。 その反面、スーパーなど店の外に設置された無人ATMには特殊詐欺の振り込みの誘導がしやすい状況にあるということです。 25日現在、今年の管内の特殊詐欺発生件数は2件、被害額は107万円となっています。 還付金詐欺防止を呼びかけるポスターは、管内のスーパーや市町村役場などおよそ60か所に貼ることになっています。
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JA上伊那第19回通常総代会 26年度事業総利益75億円
JA上伊那の第19回通常総代会が26日本所で開かれ、26年度の事業総利益が75億4千万円だったことが報告されました。 総代会には、組合員などおよそ450人が出席しました。 平成26年度のJA上伊那の事業総利益は、前の年度と比べて2,400万円少ない約75億4千万でした。 これは、共済、営農資材、直売所、販売が減少したためとしています。 営農事業の販売取扱高は前の年度より5億3千万円減少し、138億4千万円でした。 JA上伊那の御子柴茂樹組合長は「依然として厳しい状況ではあるが、27年度は中期3ヵ年計画の3年目として、地域の発展のために市町村それぞれの特徴を活かして食と農で地域をおこしていきたい」と話しました。
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女性の視点で防災考える
女性の視点による災害避難所の課題や日頃の防災対策をテーマにした防災講演会が24日伊那市の狐島第一公民館で開かれました。 講演会は狐島自主防災会が開いたもので会場には区民およそ50人が集まりました。 講師を務めたのは長野県防災アドバイザーで防災士の小林眞由美さんで家庭内での防災対策や避難所での課題について女性の視点で話をしました。 家庭内での防災対策について小林さんは「災害で水の供給が途絶えた時に備え、風呂の湯は残しておく。災害時に持ち出す非常食については期限切れのものがないか見直しをするほか家族に病気の人がいる場合は薬のほか処方箋も用意しておくとよい」と話していました。 また避難所で役立つものとしてカセットコンロやバケツ、空になったペットボトルなどを挙げ、ライフラインが途絶えた中でどのように食事を作り、食べ、片付けるかを実践する女性力を身に付けることが大切だとアドバイスしていました。
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県内トップレベルの工芸作品一堂に
県内の工芸作家の作品展「第35回 日本現代工芸美術長野会展」が24日から、伊那市の伊那文化会館ではじまりました。 長野会展は、工芸美術の普及発展などを目的に毎年県内各地で開かれ、上伊那での開催は22年ぶり3回目となります。 会場には、県内で活動し全国公募展や日展などに出品した作家の代表作や近作などが並べられています。 木彫や陶磁、染織、革など、それぞれの分野で県内をリードする工芸作家の作品が一堂に見られるとあり、会場には多くの人が訪れ、熱心に見ていました。 現代工芸美術家協会長野会の木下五郎会長は、「伝統と新しい技術や素材を融合させ、時代の先端を行く作品を創作していきたい」と話していました。 この作品展は31日 日曜日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれ、期間中は、毎日11時から作家による解説が行われる予定です。
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わが家のセーフティーリーダー委嘱
子どもたちの防犯意識向上を図る「わが家のセーフティーリーダー」の委嘱式が25日、南箕輪村の南箕輪小学校で行われました。 わが家のセーフティーリーダーは学校と家庭、地域が一体となり子どもたちの健全育成を図ろうと伊那警察署などが実施しているものです。 式では伊那警察署の内川政澄署長から南箕輪小学校の6年生の代表児童に委嘱状が手渡されました。 わが家のセーフティーリーダーに委嘱された児童らは学校や家庭での環境美化やあいさつの推進、防犯作文コンクールへの出品などを行うことになっています。 内川署長は「セーフティーリーダーとして考えたことを実行し下級生の見本となってください」とあいさつしました。 式では最後に児童会副会長の日戸達也君が決意を表明しました。