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活動の集大成 シルバー会員作品展示会
伊那市の伊那広域シルバー人材センターでは会員による作品展示会が開かれています。 会場には会員52人の絵画や書道、写真のほか手芸品や陶芸など172点が並んでいます。 展示会は作品づくりの集大成として毎年開かれていて今回で22回目となります。 伊那広域シルバー人材センターでは「回を重ねるごとに作品の質が充実してきている。会員の自信作を見てもらいたい。」と話していました。 この作品展は19日木曜日まで開かれています。
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岡谷の片桐さんの作品が推薦
箕輪町観光協会フォトコンテスト審査会が16日町役場で開かれ、岡谷市の片桐利秀さんの作品が最優秀賞にあたる推薦に選ばれました。 片桐さんの作品「権現桜に寄りそう北斗七星」です。 箕輪町中曽根の樹齢千年といわれるエドヒガンザクラのバックで北斗七星の輝く様子が写しだされています。 フォトコンテストには町内外56人から173点の応募がありその中から選ばれました。 この作品は町観光協会がPRのため活用していくことにしています。
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待ちわびた愛好家 渓流釣り解禁
天竜川水系で16日から渓流釣りが解禁となり、この日を待ちわびた愛好家が釣りを楽しんでいました。 渓流釣りはイワナ、ヤマメ、アマゴなど「ます類」を対象とした釣りで毎年10月1日から自然繁殖保護のため禁漁となります。 5か月ほどの禁漁期間が過ぎた16日、伊那市の小沢川では早朝から釣り人が糸を垂らしていました。 伊那地域の気温は午前7時にマイナス5.9度まで下がり寒い朝となりましたが川に入った人たちは魚との駆け引きを楽しんでいました。 天竜川漁業協同組合では解禁に向け伊那市高遠町の藤沢川、山室川、長谷の黒川、箕輪町の沢川などにアマゴの成魚およそ500キロを放流していて、その他の川についても3月中旬以降放流を予定しています。 一般魚遊漁料は年間6,600円1日券は1,100円。 現場での販売は2,100円となっています。
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松本山雅FCサポーターがJ1開幕前に交流会
来月のサッカーJ1開幕戦を前に、松本山雅FCのサポーター同士の団結を図ろうと、15日、箕輪町で交流会が開かれました。 山雅後援会南信州支部が開いた交流会には、伊那市や箕輪町、辰野町のサポーター40人が参加しました。 交流会は、来月7日に愛知県で開かれる名古屋グランパスとの開幕戦を前に、サポーターの決起大会として開かれました。 交流会には、株式会社松本山雅の神田文之社長と元選手でホームタウン担当の片山真人さんも訪れました。
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確定申告きょうから始まる
16日から平成26年分の確定申告が始まりました。 去年から復興特別所得税を所得税と併せて申告することになっています。 伊那税務署の申告会場となっている、伊那市のいなっせには、朝から多くの人が訪れ申告を済ませていました。 確定申告は農家や自営業者、年収が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となっています。 去年から、基本所得税額の2.1%を復興特別所得税として申告することになっています。 復興特別所得税は、東日本大震災の被災者救援にあてられるもので、平成49年までの25年間適用されます。 伊那税務署では、「会場では担当者や税理士がわかり易く説明しているので、期限までに手続きをお願いしたい」と呼びかけています。 所得税、贈与税の確定申告は3月16日(月)まで伊那市のいなっせで受付が行われています。
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寸劇通して人権について考える
伊那人権擁護委員協議会は、幼いうちから人権意識を持ってもらおうと16日、南箕輪村の南原保育園で寸劇を通して啓発活動を行いました。 この日は、伊那人権擁護委員協議会の委員25人が南原保育園を訪れ、いじめに関する寸劇を披露しました。 寸劇は、いじめ問題をテーマにしたもので、タヌキを主人公にしています。 誕生会に呼ばれたタヌキが、シッポが小さいことでいじめられるという内容で、いじめで悩むタヌキに人権キャラクターのマモル君とアユミちゃんがアドバイスし励まします。 最後はシャボン玉の歌を歌い仲直りしました。 協議会の中村榮三会長は、「保育園などで友達をいじめないで、みんな仲良く助け合ってほしい」と話していました。
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中病に車いす2台寄贈
女性の奉仕活動団体、国際ソロプチミスト伊那は4日、伊那市の伊那中央病院に車いす2台を寄贈しました。 この日は、女性の奉仕活動団体、国際ソロプチミスト伊那の清水貞子代表が伊那市の伊那中央病院を訪れ、川合博院長に車いす2台を寄贈しました。 国際ソロプチミスト伊那は、奉仕活動や協力などを行うことにより、豊かな生活の実現を目指し活動していて、今年で20年です。 寄贈された車いすは、年末のバザーなどの収益金で購入したもので、自走式と介助式の2台です。 川合院長は、「病院には車いすが不可欠。大事に使わせてもらう」と感謝していました。 清水さんは、「これからも支援活動を続けていきたい」と話していました。
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今年の第43回伊那まつり テーマは「煌(きらめき)」
今年8月1日2日の第43回伊那まつりは「煌(きらめき)」をテーマに実施されます。 12日、第43回伊那まつりの1回目の実行委員会が開かれ、先月の事務局会議で決定した実施方針案が報告されました。 テーマは「煌」で、市民みんなが踊り、楽しみ、煌めく祭りにし、50回に向けて伝統と文化を継承しながら、新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指すとしています。 テーマは24日に開かれる伊那まつり委員会で報告され、正式決定します。 第43回伊那まつりは、8月1日(土)に市民おどり、2日(日)に花火大会が行われます。
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伊那フィルハーモニー交響楽団 小中学校の校歌伴奏をCDに
今年で発足30周年を迎える伊那フィルハーモニー交響楽団は、市内小中学校の校歌の伴奏をCDにするための録音を、15日に行いました。 伊那市のいなっせで伊那フィルハーモニー交響楽団のメンバーが校歌を演奏し、CDにするための録音を行いました。 学校で音楽を教えている教員も立ち合い、テンポや音の強弱などを確認していました。 これは、今年5月で発足30周年を迎える伊那フィルが、地域への感謝の気持を伝えようと企画したものです。 この日は小学校4校、中学校3校の校歌を1日かけて録音しました。 伊那フィルは、「地元にアマチュア・オーケストラを作って、ベートーベンの第九を合唱団と一緒に演奏したい」と、音楽愛好家5人が中心となり1985年、昭和60年に発足しました。 現在は10代から70代までの55人が所属していて、年1回の定期演奏会のほか、一般公募の合唱団と「手づくりの演奏会」での協演も行っています。 校歌の録音は、8月と来年2月にも行い、 市内全ての小中学校21校にCDを贈る予定です。
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箕輪町木下で天神様祭
学業成就を願う天神様祭が15日、箕輪町木下で行われました。 神事には、木下区の小中学生およそ200人が集まりました。 天神様は、菅原道真を学問の神様として祀ったものです。 菅原道真の命日とされる2月25日を中心に全国的に行われていて、木下区では木下区青少年健全育成会が中心となって実施しています。 去年は、大雪で中止となったため、2年ぶりに行われました。 木下区青少年健全育成会では「菅原道真に負けないぐらい勉強すると同時に、心を一心に磨いてほしい」と話していました。
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旧井澤家住宅で雛飾り展示
桃の節句にちなんだ雛人形の展示が、伊那市西町の旧井澤家住宅で行われています。 会場には、雛人形や吊るし雛など223点が展示されています。 旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が毎年開いていて、今年で10回目です。 雛飾りは、1世紀以上前のものから最近のものまで様々で、時代ごとつくりの違いを見ることができます。 中でもこの押し絵雛は、旧井澤家住宅の土蔵から見つかったもので、江戸時代後期のものとされています。 雛飾りの展示は、来月3日火曜日まで、旧井澤家住宅で行われています。 1日には、雅楽の演奏会が開かれる他、2日と3日には甘酒が振舞われます。
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環境・新エネルギー研究会
ソーラー発電などの新エネルギー開発に関わるトラブルへの対応策について考える環境・新エネルギー研究会が14日伊那市のいなっせで開かれました。 研究会には上伊那の住民や太陽発電の事業者、市町村議会議員およそ20人が参加しました。 太陽光発電などのアセスメント事業に携わっている大町市のNPO地域づくり工房代表理事の傘(かさ)木(ぎ)宏夫(ひろお)さんが講演しました。 傘木さんは、「太陽光発全施設の設置は工事中の騒音や景観への影響・反射光などが問題となっている。トラブル回避のためには、どういう影響があるのかを公開し、地域住民と事業者がコミュニケーションを取ることが重要」と話していました。 研究会は、新エネルギー開発に関わるトラブルを未然に防ぐための地域政策を研究しようというもので、初めて開かれました。 今後は、「上伊那環境・新エネルギー政策研究会」を立ち上げ会員を募り、継続的に研究をしていくということです。
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中村不折と正岡子規の関係を学ぶ講演会
伊那にゆかりのある洋画家の中村不折と俳人正岡子規についての講演会が、14日、伊那文化会館で開かれました。 講演会は、中村不折の生誕150年記念プレイベントとして開かれたもので、会場にはおよそ200人が訪れました。 神奈川大学名誉教授で近世・近代俳論史を専門とする復本一郎さんが「不折と子規」と題し話しをしました。 復本さんによると、不折は幕末の慶応二年1870年に東京で生まれた不折は、両親の故郷伊那市高遠町に帰り、十八歳の頃小学校の美術教師に。明治20年21歳で不折は上京し、その後1つ年下の子規と出会ったということです。 復本さんは、「子規が俳句を作るときに大切にしていた考え方写生論に不折が大きな影響を与えた」などと2人の関係について話しました。 伊那文化会館では、21日土曜日から不折にちなんだ小学生の書道展を企画していて、伊那市が生んだ芸術家として関心をもってもらいたい」話していました。
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箕輪中給食室工事現場で重傷労災事故
13日午前11時40分頃、箕輪町の箕輪中学校給食室の工事現場で、諏訪郡の40歳の男性作業員が太ももの骨を折る重傷労災事故がありました。 伊那警察署の発表によりますと、ケガをしたのは諏訪郡下諏訪町の40歳の男性建設作業員です。 事故は、13日午前11時40分頃箕輪中学校の給食室建設工事現場で、男性が高さおよそ5メートルの足場から地面に転落したものです。 男性は、左太ももの骨を折る大けがを負いました。 伊那警察署では、重傷労災事故として調べを進めています。
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伊那市上下水道運営審議会 計画改定を検討
委員改選後初回となる伊那市上下水道事業運営審議会が13日、伊那市役所で開かれ、上下水道の経営健全化計画の改定案について市側から説明がありました。 初回の今日は、委員14人に委嘱状が手渡されました。 会長には、城倉昭治さんが副会長には平澤きよ美さんがそれぞれ選ばれています。 会議では、上下水道事業それぞれの経営健全化計画の改定案について説明がありました。 このうち、平成24年度に策定した水道事業経営健全化計画について市は、水需要の減少と経営状況の悪化などから計画見直しの必要性を説明しました。 伊那市の水道事業は、節水意識の向上などにより給水収益が当初予測を上回るペースで減少しています。 さらに、昭和30年代から40年代に建設した施設の多くが今後一斉に更新時期を迎えます。 そのため、事業運営を持続し施設の更新を行っていくためには、概ね4%程度の値上げが必要になるということです。 審議会では今後、料金改定を含めた経営健全化計画の見直しについて、年に2回のペースで会議を開き検討を進めます。
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洋らんの花を咲かせる会 展示会
上伊那を中心とした洋らん愛好者でつくる、洋らんの花を咲かせる会の展示会が14日と15日の2日間、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。 会場には、白や黄色、紫など色とりどりの洋らん、およそ340点が展示されています。 洋らんの花を咲かせる会は、年に一度活動の成果を見てもらおうと展示会を開いていて、今年で14回目です。 会では、「会員が一生懸命咲かせた花を見て、一足早い春を感じてほしい」と来場を呼び掛けていました。 洋らん展示会は、15日まで箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。
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上伊那広域消防本部・伊那消防署 新庁舎見学会
伊那市荒井に完成した上伊那広域消防本部と伊那消防署を併設する新しい庁舎の一般を対象とした見学会が14日開かれました。 見学会では、新庁舎の消防指令センターや食堂、出動準備室などが公開され、上伊那を中心におよそ1700人が見学に訪れました。 見学会は、上伊那の新たな防災拠点となる新庁舎を地域住民に知ってもらおうと、伊那消防組合と伊南行政組合が開きました。 訪れた人たちは、写真を撮ったり、署員から施設の説明を受けていました。 はしご車や救急車など、消防車両の展示も行われ、親子連れでにぎわっていました。 見学会は15日も行われます。 伊那消防署は3月16日、上伊那広域消防本部は4月1日運用開始となっています。
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高遠城の厩稲荷の奉納品を展示する企画展
高遠城内に存在した3つの稲荷社のうちの1つ「厩稲荷」の奉納品を展示した企画展が、14日から、宮田村の村民会館で始まりました。 会場には、厩稲荷に関する奉納品と関連品77点が展示されています。 これらの文化財は、宮田村の小田切(おたぎり)康彦村長宅が所有するものです。 去年3月、小田切さんから「高遠城に関するものが自宅にある」と宮田村教育委員会に連絡があり、十数回にわたり調査を行った結果、高遠城内にあった厩稲荷であることが分かりました。 高遠城内には、3つの稲荷社があり、厩稲荷はそのうちの1つで本丸の東側の二ノ丸にありました。 明治5年1872年の高遠城の取り壊しの際、高遠城とゆかりのある小田切家に移されたとみられ、以降143年にわたり守られてきました。 去年11月には1日限定で自宅が一般公開されましたが、それ以降も見学を希望する声が多く寄せられたことから企画されました。 こちらののぼり旗は江戸時代中期の寛延4年1751年の物で、上伊那地方に現存するものとしては最古級のもだということです。 他にも、祭りの際に奉納されたものなど、高遠藩に関する貴重な品が展示されています。 また、信州大学副学長で日本中世や近世史に詳しい笹本正治教授も、去年8月に行われた調査の際に「高遠城の実態を知る上で非常に価値のあるもの」としています。 この企画展は、18日水曜日まで、宮田村民会館で開かれています。
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伊那西スケート場利用者減
伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場の今シーズンの営業が終了しました。 天候不順などの影響で昨シーズンに比べ348人利用者が減っています。 伊那市教育委員会の発表によりますと、営業日数は、去年12月24日から今年2月8日までの19日間でした。 今シーズンの利用者は908人で、昨シーズンの1,256人に比べ348人減少しました。 例年1200人程度の利用が続いていたということですが、今シーズンは、降雪による影響で、利用者数の出足が悪かったためということです。
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鳥インフルエンザ発生した場合の対応考える研修会
鳥インフルエンザが発生した場合の対応をJA職員や養鶏農家に知ってもらうための研修会が13日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 研修会には、JA上伊那の職員や養鶏農家などおよそ30人が参加しました。 研修会は、鳥インフルエンザが上伊那管内で発生した場合の対応について知ってもらおうと開かれました。 講師は、伊那家畜保健衛生所の小澤尚さんが務めました。 現在、JA上伊那管内で5千羽以上の鳥を飼っている農家は4軒で、県内で3番目に多いということです。 鳥インフルエンザは、この冬宮崎県や岡山県など5つの農家で発生していて殺処分が行われました。 鳥インフルエンザに感染していると判断された農場は、24時間以内に鳥を殺処分し、72時間以内に埋めなければいけないとされています。 小澤さんは「殺処分や埋める作業、消毒作業には多くの人員が必要。JAでもシミュレーションを行うなど、万が一の時に早急な対応ができるようにお願いしたい」と話しました。 JA上伊那では今後、万が一の場合家畜保健衛生所や市町村などと連携し、対応したいということです。
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第8回伊那西高校芸術フェスティバル
伊那市の伊那西高校の生徒の作品展「第8回伊那西高等学校芸術フェスティバル」が、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、美術、書道、家庭科、写真、折り紙・工芸の各クラブの作品と、授業の選択学習で美術や書道などを学んでいる生徒の作品およそ200点が並んでいます。 展示会は生徒たちの1年間の発表の場として毎年開かれていて今年で8回目です。 作品には、制作者のコメントが添えられていて、作品に対する思いを綴っています。 今年は初めてチャリティーコーナーが設けられ、募金は東日本大震災で被災した岩手県大槌町の子ども達が集う「子ども夢ハウス」に贈るということです。 生徒は「作品を楽しみながら日ごろの活動や部活動の活躍なども知ってもらいたい」と話していました。 第8回伊那西高等学校芸術フェスティバルは、17日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 14日・15日の2日間は、午前10時から茶華道クラブによるお茶の振る舞いもあります。
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箕輪北小学校 髙木さん・小坂さん テニス全国大会出場
箕輪北小学校5年の髙木蘭月さんと小坂菜月さんは、3月29日から千葉県で開かれるテニスの第14回全国小学生大会にペアで出場します。 12日は、髙木さんと小坂さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場の報告をしました。 2人は、箕輪北小学校の5年生で、髙木さんは1年生の時から、小坂さんは2年生の時からテニスを始めたということです。 去年10月に塩尻市で開かれた県の予選会で23ペア中2位となり、全国大会出場を決めました。 ペアを組んで3年目で、全国大会出場は去年に続いて2回目です。 去年は初戦で敗れてしまったため、今年は1回戦突破を目標としています。 髙木さんと小坂さんがペアで出場するテニスの全国小学生大会は、3月29日から千葉県で開かれます。
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南箕輪国保税引き上げへ
南箕輪村国民健康保険運営協議会は、村側から諮問された国保税改定に関する検討結果をまとめ13日に唐木一直村長に答申しました。 4年ぶりの改定で、現行と比較して10.32%引き上げる内容です。 村側の試算によると、平成27年度の国保特別会計は、医療費の増加により約6,800万円の赤字を想定。引き上げにより一般会計からの補てん分は、4千万円に緩和されます。 答申は、医療分、後期高齢者支援分、介護納付金分をすべて引き上げる内容です。 40歳から65歳未満合計で、所得割を9.4%、資産割を33.25%、均等割を3万5,000円、平均割を3万1,800円とします。 掘正秋会長は、「今後ますます増加が予測される医療費抑制のため、保健指導の強化、健康管理意識向上につながる啓発活動の更なる推進を図ってほしい。」と答申しました。 村は、答申内容を尊重し、3月定例村議会に関連議案を提出することにしています。
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沢保育園早期建て替えを
箕輪町の沢保育園保護者会は、老朽化が進み、定員超過となっている園舎の早期建て替えを12日夜白鳥政徳町長に要望しました。 保護者会長の向後晴美さんが要望書を手渡しました。 要望書では、園児数が定員を超えていて入園式や運動会などの行事の際は手狭になっている状況や老朽化による停電や教室の寒さなど不便さを訴えています。 箕輪町によりますと、4月に沢保育園に入園する園児数は、定員140人に対し、155人と予想しています。 整備計画では、2016年度の木下の保育園建設に続き2019年度に沢保育園の建て替えを予定していますが、保護者会では、一刻も早い超過密状態の解消をと計画の前倒しを要望しました。 白鳥町長は、「木下との同時着工は、財政的にも難しいが、計画には時間がかかるので、検討は、同時に進めようと思っている。地域や保護者の協力をお願いしたい。」と述べました。
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リニア見据え将来ビジョン策定
伊那商工会議所は、リニア時代に向けた地域集客力の創造を柱とした将来ビジョンを策定し、13日発表しました。 川上健夫会頭と、将来ビジョン特別委員会の委員長で八十二銀行伊那支店長の酒井光一さんらが伊那商工会館で発表しました。 平成26年度から28年度までの第26期、3年間のビジョンを示したもので、リニア時代に向けた地域集客力の創造を核としています。 重点的に取り組むのは、地域力の向上や地域資源を活用した観光振興・魅力づくりなどをあげています。 具体的には、街中音楽祭の実施や林業資源を活用した新エネルギーに関わる観光産業の創出、入笠山や鹿嶺高原を中心に魅力ある観光コースの調査研究です。 去年2月に将来ビジョン特別委員会を発足させ、様々な業種の代表から意見を聞くなどして検討を進めてきました。 川上健夫会頭は、「リニア中央新幹線が12年後に東京~名古屋間が開業することで、大きな時代の転換を迎え、新たな人の流れが生まれる」と話し、この将来ビジョンに沿った商工会議所運営を目指したいとしています。 この将来ビジョンは、3月の総会で正式に決定され、27年度から具現化されていく予定です。
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南箕輪村中部保育園でレストランごっこ
南箕輪村の中部保育園で、年中園児が、ほかの園児たちをもてなすレストランごっこが12日、行われました。 レストランごっこは、毎年この時期に行われています。 この日は、年中園児が、昼食にカレーを、おやつの時間にはイチゴのデザートを作って、ほかの園児に振舞いました。 来年度、年長になるための準備だということです。
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完全地産「プチトマトコマ」完成
伊那市内の製造業などで作るご当地お土産プロジェクトでは、宮田村でばねなどを製造しているメーカー・タカノが企画したコマ「完全地産プチトマトコマ」を14日に発売します。 こちらが完全地産商品第5弾として新たに開発されたコマ「プチトマトコマ」です。 アルミ製で軽く、だれが回しても3分ほど長く回り続けるのが特徴です。 タカノ㈱が事業の一つとして栽培しているプチトマトがモデルになっています。 14日は、発売の記者会見が伊那商工会館で開かれ、ご当地お土産プロジェクトのメンバーと、タカノの社員が、商品について説明しました。 タカノでは、3年前から伊那市社会福祉協議会の福祉施設の通所者にトマトの収穫を委託しています。 そうしたことが縁となり、去年12月から、トマトの形をしたコマの開発に取り組んできました。 重心の位置や回転数などを決める企画はタカノが主に行い、ご当地お土産プロジェクトのメンバーが製造しています。 組み立ては、メンバーの一員である伊那市社会福祉協議会で行っています。 ご当地お土産プロジェクトでは、トマトの形を取り入れることで、伊那谷のものづくりと農産物をPRする土産にしたいとしています。 プチトマトコマは、14日から販売を開始する予定で、伊那市役所や伊那商工会館、市内のお土産販売店のほか、お土産プロジェクトのホームページでも購入することができます。
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防災の拠点施設 竣工
4月1日から運用を開始する「上伊那広域消防本部」「伊那消防署」を併設する新庁舎が完成し、12日、竣工式が行われました。 12日は、伊那消防組合と伊南行政組合、伊那市や、南箕輪村の関係者がテープカットをして竣工を祝いました。 富士塚グラウンド北側に完成したのは、事務所棟・当直棟、車庫棟、訓練棟、防災倉庫などで、主な建物は鉄骨コンクリート造りの一部2階建てです。 一昨年の11月から、およそ1年間かけて建設が進められてきました。 敷地面積は、8千平方メートル、延べ床面積は3300平方メートルで、建設費は10億円です。 2階には、上伊那広域8市町村からの通報を受けると、即時地図表示され、迅速な対応や出動の指令を出す消防指令センターがあります。 指令は庁舎内にある端末で確認できます。 また、1階と2階、合わせて19室の仮眠室が設けられています。 1階には、上伊那広域消防本部の事務室と伊那消防署の事務室が併設されているほか、シャワールームや、書庫、出動準備室などがあります。 伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長は、「地域住民の安心・安全の拠点となる消防署が完成した。さらに皆さんに信頼されるよう精進したい」 伊南行政組合長の杉本幸治駒ヶ根市長は「従来の市町村の枠を超えて、防災の核となり、親しまれ頼りになるよう期待する」とあいさつしました。 竣工式には、地元の竜西保育園の園児が訪れ、歌を歌いました。 散歩の時間に何度も訪れ完成を待ちわびていたということで元気な声で竣工を祝いました。 伊那消防署・上伊那広域消防本部の本運用は4月1日からを予定していて、今月14日、15日には一般を対象にした庁舎の見学会を開くということです。
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高遠だるま市 多くの人で賑わう
江戸時代から伝わる伝統のだるま市が伊那市高遠町の鉾持神社参道で11日開かれ、だるまを買い求める多くの人で賑わいました。 天候に恵まれた11日、鉾持神社参道は福だるまを求める多くの人で賑わいました。 高遠のだるま市は江戸時代から続いていて、400年以上の歴史があると言われています。 訪れた人達は、値段交渉をして気に入っただるまを買い求めていました。 毎年訪れているという会社経営者は、今年も30号の特大だるまを買い求めます。 値段交渉をし、交渉が成立すると、家内安全や商売繁盛を祈って手締めが行われました。 外国人観光客も訪れていて、だるまを買っていました。 だるま市に合わせて商店街では本町実業団による桜だるまの販売が行われました。 幸、福、合格の3種類のだるまは毎年好評で、予約も含めてお昼過ぎには全て完売したということです。 高遠町総合福祉センターやますそでは、フリーマーケットも開かれました。 だるま市に合わせて商店街を盛り上げようと始められ、今年で20回目です。 この日は県内外から多くの人が訪れ、鉾持神社参道を中心に高遠町の商店街は終日賑わいを見せました。
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ニホンジカ解体処理施設 伊那市で初めて完成
市内で初めて、捕獲したニホンジカなどの野生動物を解体・処理し精肉する施設が、伊那市手良に完成しました。 12日、猟友会や伊那市などの関係者に完成した施設が公開されました。 施設は、伊那猟友会手良支部が整備したもので、事業費360万円のうち240万円を県の地域発元気づくり支援金で賄いました。 施設では、皮をむき内臓を取り出す解体処理をし、精肉して真空パックにしたものを販売します。 猟友会では、急増しているニホンジカによる農林業被害を防ぐため、適正な生息数にするための捕獲を行っています。 手良支部では毎年100頭前後のニホンジカを捕獲し埋設処理していますが、ジビエとして有効利用しようと施設を整備しました。 食肉にするための解体処理を行う施設は、上伊那で4番目、伊那市では初めてとなります。 伊那猟友会手良支部が運営する「伊那ジビエ手良」では、市内の4店舗、新宿の1店舗、名古屋の4店舗へシカ肉を販売する予定です。 販売価格は今後決定し、販路の拡大にも力を入れていくということです。 施設での一般販売は、今月末から行う予定で、手良小学校の給食にも提供することになっています。