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人口増加策にキットハウス
伊那市の白鳥孝市長は、人口増加策を具体的に進めるために、比較的安価で自由に組み立てられるキットハウスのしくみを活用する考えを示しました。 1日伊那ケーブルテレビで行われた番組の収録で、考えを示しました。 キットハウスの取り組みは、市内4地区でスタートさせる考えです。 キットハウスの活用は、都会からIターンした家族などが家を建てる際の負担軽減を図ろうというものです。 地域の人たちも一緒になって土地を探し、大工や設備業者など地元の人が家づくりに携わります。
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桜シリーズ⑳ 伊那市長谷 玄立寺の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 1日は伊那市長谷の玄立寺の桜です。 長谷、非持山公民館隣りの玄立寺では、7本のシダレザクラが現在見頃です。 寺の総代によりますと、この桜は、去年亡くなった前の住職が山梨県の身延山から移植し大切に育てていたものだということです。 玄立寺のシダレザクラの見頃はあと3日ほどだということです。
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春の叙勲 ㈱キタノヤ電器 北原國人さん
29日に発表された春の叙勲。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人が受章しました。 30日から3日間、受章者の喜びの声をシリーズでお伝えします。 初日の30日は、旭日中綬章を受章した 伊那市山寺の株式会社キタノヤ電器社長北原國人さんの喜びの声です。 伊那市山寺のキタノヤ電器の社長、北原國人さん78歳。 北原さんは、昭和29年辰野高校商業科を卒業後、当時のJA手良に就職しました。 6年間勤めて退職し、昭和35年に家電販売店「北野屋商店電器部」を創業しました。 創業当時から「お客様第一」をモットーとし、53年経った今でも常に心がけているということです。 北原さんは、地域密着型の家電販売店として、消費者へのアフターサービスを徹底してきました。 また、平成21年に全国電機商業組合連合会会長に就任し、量販店と地域店の価格差是正に尽力しました。
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みのちゃんバス 中学生登下校新ルート案
箕輪町の町内巡回バス「みのちゃんバス」の路線に、中学生の登下校にあわせた2つのコースなどを新たに追加する素案が30日示されました。 この日は役場で箕輪町地域公共交通会議が開かれ町からみのちゃんバスの路線やダイヤ見直しの素案が示されました。 それによりますと中学生の登下校に利用できるよう新たに2つのコースが新設されます。 さらに、部活を行う生徒とそうでない生徒の登下校時間に合わせたダイヤに変更される計画です。 また平成16年に導入しこれまで使用していた2台の車両が老朽化している事から新たな車両に更新する事が承認されました。 29人乗りの新しい車両は段差の無いノンステップバスで価格は1台あたり約2,100万円です。 平澤豊満町長は「高齢者や買い物弱者、中学生に最大限配慮した運行を考えてほしい」と話していました。 委員からは、停留所での安全対策や伊那中央病院へ行くコースを増やしてほしい等の意見や要望が出されていました。 この日示された素案については、一般や中学生、長寿クラブから意見を聞き7月の会議で正式決定し10月からの運行に反映させる計画です。
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白鳥市長2期目 人口増に力
任期満了に伴う伊那市長選挙で再選を果たした白鳥孝市長は30日市役所で行われた就任式で「人口増加に力を入れ取り組んでいきたい」と挨拶しました。 30日午前8時10分、市役所で白鳥市長の就任式が行われ職員およそ250人が出席しました。 式で酒井茂副市長は、「職員と共に全力で市長を支えるので、広域かつ長期的な視野に立ち市政のかじ取りを行って下さい」と歓迎の挨拶をしました。 白鳥市長は「伊那が持っているポテンシャルは高い、磨きをかけ地方都市のモデルとなるよう、地域づくりをしていきたい」と挨拶しました。 就任式の後に開かれた、記者会見で、「人口増加に力を入れ取り組んでいきたい」と話しました。 「人口問題に取り組んでいる県内の他の自治体と比べ取組や知名度の点で課題があるのではないか」との質問に対しては、「住んでいる自分たちが伊那の良さを自覚し、情報発信に取り組んでいきたい」と話していました。 白鳥市長の任期は、平成30年4月29日までとなっています。
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桜シリーズ⑲ 萱野高原の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 30日は、箕輪町の萱野高原の松倉の桜です。 標高1,200メートルの萱野高原の山桜が現在満開です。 山桜は「萱野高原の桜を育てる会」が中心となって、毎年植樹していて、高原内には911本の桜があります。 現在満開のイワヤマツツジとあわせて、今週いっぱい楽しむことができるということです。
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美篶の洞泉寺で大般若会の法要
伊那市美篶の洞泉寺で30日、600巻の経典「大般若経」を読み上げる大般若会の法要が行われました。 本堂では、13人の僧侶による力強い読経の声が響き渡っていました。 虫干しの意味あいもある大般若会では、経典を上から下へと落とす「転読」という方法で、経典を読み上げます。 大般若経はおよそ1,400年前、三蔵法師が釈迦から受け取り、中国へ伝えたものと言われ、仏教の基本思想の一つが書かれています。 経典を読む時に起きる般若の風に当たると、一年間の無病息災や家内安全などのご利益があると言われています。
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新市議21人に当選証書付与
市議会議員選挙も27日投開票が行われ21人の議員が決まりました。 定数21に対し25人が立候補し現職17人、新人4人の当選が決まりました。 28日当選証書が選挙管理委員会から渡されました。 市議会議員のトップ当選は現職で公明党の飯島尚幸さんで2,552票。 新人で最多の得票数を獲得したのは無所属の白鳥敏明さんで1,807票。 最も若い当選者は無所属新人で 35歳の八木択真さんで1,497票でした。 当選者の党派別では共産3人。公明2人。無所属16人となっています。 投票率は66.45%で前回の 73.38%を6.93ポイント下回りました。
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白鳥氏再選から一夜明けて
任期満了にともなう伊那市長選挙は27日投票が行われ即日開票の結果、現職の白鳥孝さんが再選を果たしました。 当選から一夜明けた28日、白鳥さんは2期目の市政運営に意欲をみせていました。 白鳥さんは今回の伊那市長選挙で前回選挙を1,696票上回る2万7,684票を獲得しました。 新人の有坂ちひろさんは8,231票で1万9,000票あまりの大差をつけての再選となりました。 投票率は66・45%で前回を6.94ポイント下回りました。 当選から一夜明けた28日、白鳥さんはテレビや新聞の取材を受け2期目の決意などを語りました。 今回の選挙にあたり伊那ケーブルテレビジョンが行った世論調査でこれまでの白鳥市政について、評価する。ある程度評価すると回答した人が合わせて78%だったことについて白鳥さんは「市役所の雰囲気が明るく対応も早く行きやすくなったという声を聞く。行政が身近になってきたという感じが評価されているのではないか。」と話していました。 また取り組んでほしい課題について高齢者、障害者福祉をあげた人が多かったことについては「福祉で大事なのはソフト面。生きている中で人として誇りをもって暮らせることが大事だ。」と話しました。 白鳥さんは30日に初登庁し2期目をスタートさせます。
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伊那市長選挙開票結果
任期満了に伴う伊那市長選挙の投票が27日行われ、即日開票の結果、現職の白鳥孝氏が再選を果たしました。
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西洋カタクリ 色鮮やかに
伊那市西町の原田恒子さん宅の庭では黄色のカタクリが花を咲かせています。 原田さん宅の庭では、エリスロニューム、別名西洋カタクリが黄色い花を咲かせます。 原田さんは40年ほど前から色鮮やかなこの花が咲くのを毎年楽しみにしているということです。 原田さん宅の西洋カタクリは5月はじめ頃まで楽しめるということです。
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桜シリーズ⑱ 松倉の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 18日目の28日は、伊那市高遠町藤沢の松倉の桜です。 国立信州高遠青少年自然の家に向かう途中にある、松倉地区が管理するタカトオコヒガンザクラが見頃です。 地元の人によりますと、満開を少し過ぎて現在散り始めですが、現在満開のイワヤマツツジとあわせて楽しむことができます。
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学力テスト 結果公表は市単位で
伊那市教育委員会は今回行われた、全国学力・学習状況調査における結果の公表について28日、去年までと同じ市単位での発表とすることを決めました。 文部科学省が去年11月に今年度の全国学力・学習状況調査結果の公表について、教育委員会の責任で学校名を明らかにした結果の公表が出来ることになりました。 28日は伊那市教育委員会4月定例会で協議が行われ、学校名を明らかにせず去年と同じ市単位での発表を行うこととしました。 参加者からは、「しっかりとした配慮があれば、結果は学校単位で発表した方が良い」「学校名を出すことで序列や過度な競争が生まれる」などの意見が出ていました。 協議の結果、市単位でこれまで通り全国平均との比較で公表することが決まりました。
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南部小2年生が信大でどんぐり植え
南箕輪村の南部小学校2年生の児童が、去年大芝高原で拾ったどんぐりを28日、信州大学農学部の畑に植えました。 南箕輪村は大芝高原の松クイ虫対策などで、針葉樹から広葉樹への樹種転換を計画していて、その一環で行われたものです 28日は、南箕輪南部小学校2年生32人が参加しました。 子どもたちが去年の秋、大芝高原で拾ってきたどんぐりは信大農学部の畑で発芽させ、大きくなったら大芝高原に植樹する計画です。 どんぐり4つをひとかたまりにして土の中に埋めていきました。 畑で指導したのは信大農学部の小林元准教授と、信大生8人で、植えたどんぐりの水やりなどの管理をしていきます。 どんぐりは、1週間ほどで発芽して、来年の秋には大芝高原に植樹される予定です。
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早くも田植え始まる
上伊那で毎年いち早く田植えをしている伊那市手良の田んぼでは株式会社中坪ノーサンによる代かきや田植え作業が始まりました。 中坪ノーサンは伊那市手良で担い手がいなくなった地域の田んぼで稲作を行っています。 手良の農家登内里見さん夫妻らで経営していて面積が広いことから、毎年早く田植えを行います。 28日は妻の美穂さんが田植え機でコシヒカリを植えていました。 今年はおよそ160トンの生産を計画していて農薬を通常の半分以下しか使わない安心安全な米づくりに取り組んでいます。 一方すぐ近くの田んぼでは夫の里見さんが代かきを行っていました。 おいしい米づくりは土づくりから始まると考える里見さんは、化学肥料は使わず、有機肥料による農業を行っています。 里見さんは、「有機肥料を使うことによる循環型農業を目指したい。」と話していました。 中坪ノーサンの田植えは6月はじめまで続くということです。
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伊那市議会議員選挙 開票結果
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伊那市長選・市議選 あす投票
任期満了に伴う伊那市長選挙はあす投票が行われます。 立候補している現職の白鳥孝さんと新人の有坂ちひろさんの両陣営は街頭演説などで最後の訴えを行い、指示を求めました。 白鳥さんは「伊那を将来に向かいはばたける地方とする為に、ハード、ソフト両面から今、手を打っていかなければならない」と訴えていました。 有坂さんは「消費税が上がり社会保障は後退し続けている。こんな時だからこそ市民の暮らしを守る温かい市政が求められている。」と訴えていました。 同じくあす投票が行われる伊那市議選挙には、定数21に対し25人が立候補しています。 26日現在の有権者数は、男性2万7,134人、女性2万8,764人の合わせて5万5,898人となっています。 25日までに期日前投票を行った人は6,444人で、4年前の選挙と比べ534人増えています。 27日は、市内67箇所で一部の投票所を除き午前7時から午後8時まで投票が行われ、即日開票されます。 伊那ケーブルテレビでは、市長選、市議選の開票速報を午後8時45分から放送します。
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伊那市長選 「関心ある」66.6%
日に投開票が行われる伊那市長選挙について、伊那ケーブルテレビが、市内の有権者589人を対象に行ったアンケート調査で、選挙に関心があると答えた人は、66.6%となっています。 前回の選挙の調査で関心があると答えた人は81.7%で、関心度は15.1ポイント下回りました。 伊那ケーブルテレビでは、今回の伊那市長選挙にあたり、4月20日から24日までの4日間、無作為に抽出した市内の有権者589人に対し電話アンケートを行いました。 それによりますと、今回の伊那市長選挙に関心はありますかとの問いには、「関心がある」が66.6%、「ない」が14.1%、なんともいえないが19.3%となっています。 4年前に行った同様の電話調査で関心があると回答した人は81.7%で、前回に比べ、関心度は下がっています。
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手良野口の住民 満開の桜の下交流深める
伊那市手良野口の住民は26日、満開の桜の下で住民同士交流を深めました。 26日は、地区内にあるかにさわ桜公園にお年寄りなどおよそ60人が集まりました。 地域の活性化に繋げていこうと、蟹沢地区の住民が中心となり13年前から公園内にソメイヨシノなどの桜を植樹していて、現在その数は100本を超えています。 公園祭りは、野口高齢者クラブが去年に続き開きました。 26日は、地元の愛好家が伊那節を披露するなど、集まった人達は満開の桜を眺めながら交流を深めていました。 高齢者クラブの片桐辰雄会長は「今後も地域の結束を固めていきたい」と話していました。 公園内の桜は現在満開で「これから咲くものもあるので今月中は楽しめるのではないか」と話していました。
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町内景観バスツアー 初開催
来年1月を目標に景観計画の策定を進めている箕輪町は26日、町内景観バスツアーを開きました。 ツアーには、景観計画策定委員会の委員など24人が参加しました。 町内各地区をバスでまわり、実際の景色を見ながら計画の策定を請負っている建設コンサルタントから説明を聞きました。 担当者は、今いる場所から遠くの建物までの角度の測り方を説明し「手のひらまでに収まるものが見やすい大きさとされている」と話していました。 町は、来年度中の景観行政団体への移行を目指しています。 バスツアーは景観計画を策定するにあたり地域ごとの景観形成の方針を検討するための材料にしてもらおうと、今回初めて開かれました。 町では、来年1月を目標に景観計画を策定するとしています。
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桜シリーズ⑰ 水上熊野神社
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 26日は、伊那市高遠町藤沢の熊野神社の桜です。 国道152号線沿いの水上集落の熊野神社入口にある枝垂れ桜が見ごろです。 地元の人によりますと、1週間ほど前に咲き始め、25日満開になったということです。
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ジオパーク南ア大会に向け 推進チーム2回目会合
月に開かれる日本ジオパーク南アルプス大会に向け、伊那地域の関係団体がさまざまなイベントを企画する伊那地域推進チームの2回目の会議が、23日、伊那市創造館で開かれました。 この日は、伊那市の職員のほか、商工団体、旅行業者など、40人ほどが参加しました。 日本ジオパーク南アルプス大会は、9月27日から30日まで、伊那市内を会場に予定されています。 期間中に、様々なイベントを同時開催し、全国から訪れる関係者をもてなすほか、開催までにも年間を通じたイベントで機運を盛り上げようと、会議のメンバーが内容について企画しています。 この日は、展示・セッショングループ、食・まちなかグループ、ツアー・イベントグループの3つに分かれて検討を行いました。 食・まちなかグループには信州大学の学生も参加していて、「スタンプラリーやウォークラリーのほか、写真コンテストなどを行いたい」と提案していました。 その他、ジビエ・雑穀・昆虫食を提供できないかといった意見もありました。 展示・セッショングループでは、伊那弥生ヶ丘高校から、関心のある生徒を募り、学んだことの発表を行うほか、子供向けの体験講座を企画・実施したいといった提案もありました。 会議では、それぞれの団体からの提案を元に、具体的に何が実施できるかを検討していくということです。
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山野草自然園ヒノキオでミズバショウ見ごろ
伊那市西春近の山野草の自然園、ヒノキオで、ミズバショウが見ごろとなっています。 ヒノキオは、伊那市西春近の伊那スキーリゾートゲレンデ南側にあります。 広さは、400坪あり、山の地形をいかして、200種類、5,000株の山野草があります。 今見ごろとなっているのは、ミズバショウです。 オーナー、飯島隼人さんが、戸隠から移植した5株を増やし、今では200株になりました。 飯島さんがヒノキオを整備したのは、今から約30年前の昭和61年。 カタクリが自生していた山を生かして自然に近い形で整備しました。 これは、戸隠ショウマと呼ばれる山野草で、県の絶滅危惧種に指定されています。 ミズバショウは、5月中旬ころまでで、ゴールデンウィーク頃には、シラネアオイやサンカヨウなどが見ごろになるということです。
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中央アルプス シーズン幕開け
中央アルプスの開山式が標高2612メートルの千畳敷で23日行われシーズン中の登山者や観光の安全を祈願しました。 式には、観光協会会員や関係機関、一般など約200人が参列し神事が行われました。 この日の午前9時の気温は、5.5℃と暖かく、防寒着もいらないほどでした。 積雪は4mと大雪の影響で、例年より1メートルほど多めで、千畳敷スキー場では訪れた人達が、気持ちよさそうに斜面を滑っていました。 神事の後には、アルプホルンによる演奏も行われ、訪れた人たちは、山に響く音色に耳を澄ませていました。
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箕輪町グリーンツーリズム フリーウォーキングツアー
箕輪町グリーンツーリズムの今年度最初のイベント「健康幸せツアー」が25日、開催されました。 箕輪町グリーンツーリズムは、農業体験などにより都市と農村地域の交流を図ろうと、箕輪町が行っているもので今年で5年目です。 この日は、関東から9人が参加しました。 町内のボランティア有志でつくる健康アカデミーの健康交流隊がツアーガイドを務めました。 参加者は、みのわ天竜公園をスタートして、草花や景色を楽しみながらおよそ8キロかけて箕輪ダム花の広場を目指しました。 参加者は、25日町内の宿泊施設に泊まり、26日は「お花ずし」を作って味わうということです。 箕輪町グリーンツーリズムは今年度ブルーベリー狩り体験や秋のウォーキングを予定しています。
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県元気づくり支援金 1次49事業内定
長野県が、市町村や団体の特色ある活動を支援する地域発元気づくり支援金の上伊那分の採択事業が決まりました。 今年度は、49件6,730万円が採択されました。 市町村別では、伊那市は南アルプス国立公園指定50周年記念事業133万4千円など3件262万1千円が採択されました。 箕輪町と南箕輪村はありません。 この他に、上伊那観光連盟の観光資源の発掘による交流人口増加を目的とした事業に480万円、伊那猟友会手良支部のニホンジカやイノシシの解体処理施設設置に242万6千円、みのわTMOネットワークの商店街の空き店舗を活用して音楽による地域住民の交流を図る事業に74万5千円などとなっています。 今年度は、51団体から57件1億661万円の要望があり、49件6,734万3千円が採択されました。 県では、今後2次募集を行う予定です。
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南アルプス 開山祭
南アルプスの今シーズンの無事を祈願する安全祈願祭と開山祭が25日、伊那市長谷の南アルプス林道「歌宿」で行われました。 この日は、市や山岳関係者らおよそ30人が出席しました。 伊那市は、春山シーズンの幕開けを山岳愛好者にPRしようと、2年前から標高1680メートルの歌宿で式典を行っています。 式で酒井茂副市長は「全国各地の登山愛好者に愛されてきた南アルプス。多くの情報を発信して盛り上げていきたい」と挨拶しました。 開山祭では、長谷中学校の3年生による力強い南アルプス太鼓が披露されました。 南アルプスは今年で国立公園指定50周年を迎え、5月24日に市内で記念式典が開かれることになっています。
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桜シリーズ⑯遠照寺の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 25日は、伊那市高遠町の遠照寺の桜です。 遠照寺境内のコヒガンザクラが見ごろを迎えています。 高遠城址公園よりも遅れて咲くことから、混雑する時期をずらして花見に訪れる花見客も多いということです。 花は現在散り始めていますが、4月いっぱいは楽しめるということです。
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南ア林道バス 運行開始
南アルプスの開山祭にあわせて、伊那市営林道バスの運行が始まりました。 初日の25日、バスを利用した登山客は、20人でした。 南アルプス林道バス営業所では、テープカットが行われ、運行開始を祝いました。 林道バスは、25日から6月14日までは、標高1,680メートルの歌宿までの運行で、15日からは2,032メートルの北沢峠までとなります。 運行本数は、1日4便で、運賃は、片道830円です。 戸台大橋を越えると林道は、傾斜を増していき、車窓からは、南アルプスの大自然を眺めることができます。 出発から35分で、標高1,680メートルの歌宿に到着しました。 昨シーズンの南アルプス林道バスの利用者は、平成17年以来8年ぶりに5万人台を突破し、5万561人でした。
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伊那交通安全緑十字会 「交通安全功労団体」として表彰
高齢者の事故防止に取り組んでいる、伊那交通安全緑十字会は、日ごろの活動が認められ、長野県知事から、「交通安全功労団体」として表彰されました。 24日は、平澤久志会長らが、伊那合同庁舎を訪れ、青木一男上伊那地方事務所長に受賞の報告をしました。 伊那交通安全緑十字会は、伊那市、箕輪町、南箕輪村に175人の会員がいます。 平成23年度から県の支援金を活用し、街頭啓発や家庭訪問、出前講座の開催など、高齢者の交通事故防止に関する活動を行っています。 伊那警察署管内で去年発生した高齢者の交通事故は175件で、けがをした人が111人、死亡は4人となっています。 平澤会長は「じっくりと 腰を据えて息の長い活動をしていきたい」と話していました。