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2013年を振り返る
9月 いな少年少女合唱団花とライオン児童合唱音楽賞を受賞 いな少年少女合唱団は、全国の優秀な合唱団に贈られる、花とライオン児童合唱音楽賞を受賞しました。 8月30日に東京で贈呈式が行われ、賞状や盾、助成金100万円が贈られた他、音楽賞運営委員らを前に歌声を披露しました。 9月 村の駅オープン 南箕輪村塩ノ井の旧ニシザワ店舗部分に「村の駅」が9月6日にオープンしました。 手作り弁当「まりんべんとう」の製造と配達を手がけているマリンフーズグループが村の駅として改装しました。 店内には、地元野菜から日用雑貨、鮮魚コーナーがあります。 オープン当初は週3日の営業でしたが、現在は週6日営業しています。 10月 中尾歌舞伎秋季定期公演 江戸時代から伝わる伊那市の無形文化財中尾歌舞伎の秋季定期公演が、10月12日に伊那市長谷の熱田神社で9年ぶりに行われました。 演目は、江戸時代の下町を舞台にした「人情噺文七(にんじょうばなしぶんしち)元結(もっとい)」で、初めての1日2公演となりました。 10月 イベント列車第1弾 歌声列車 列車に乗って景色を眺めながら懐かしの童謡や唱歌を歌うイベント「歌声列車」が、10月19日に、箕輪町から飯田市までを往復運行しました。 イベント列車は、JR飯田線の利用促進などを目的に上伊那観光連盟が開いた第1弾企画です。 来年3月には、第3弾企画伊那谷アドベンチャートレインが運行されることになっています。 11月 新山保育園再開に光 平成21年度から休園となっている伊那市の新山保育園の来年度入園希望者が、再開に必要な20人を上回っていることが分かりました。 保育園再開に向け花いっぱいの園舎で子どもたちを迎えようと、11月16日にはチューリップの球根植えが行われました。 11月 伊那消防署庁舎建設始まる 伊那市によると、現在21人の入園希望があるということです。 老朽化に伴い新しく建設される伊那消防署庁舎の建設が11月18日から始まりました。 全体の延床面積はおよそ3300平方メートルで事業費は13億円となっています。 庁舎は来年の12月に完成する予定で、平成27年4月の供用開始を目指します。 12月 伊那文化会館開館25周年 伊那市の伊那文化会館は今年、開館25周年を迎えました。 今月1日には、オペラのペアチケットなどが当たる、宝投げを行いました。 25周年の節目の今年、ミュージカル「クリスマスキャロル」の上演や、伊那市の書道家池上信子さんの書展などのイベントが開かれました。 来年2月には、子ども書き初め書道展が開かれます。 12月 町農産物直売所 食を活用した施設としてオープンへ 箕輪町は、大出にある旧そば処留美庵を町の農産物を活用した食を提案する施設として名称を変更し、オープンさせる計画です。 町では農産物直売所など周辺施設と機能的に一体化させ、町内の農産物を活用した食を提案する施設にするとしています。 オープンは、来年7月を予定しています。
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そば処こやぶ 年越しそば発送準備に追われる
大みそかを前に、伊那市中央の創業40年のそば処こやぶでは、年越しそばの準備に追われています。 こやぶでは、社長の伊藤祐一さんと息子の顕さんを中心に、7人が年越しそばの発送作業に追われていました。 毎年この時期は4千食以上の予約が入るということで、今年も北海道から九州まで全国各地から注文がきているということです。 そばは、他の麺類よりも切れやすいことから「年越しにそばを食べることで今年1年間の災いを断ち切る」という縁起を担いで食べられるようになったのが始まりとされています。 年越しそばの準備は、29日と30日がピークだということです。 なお、30日までは持ち帰りの予約を受け付けているということです。
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南宮神社で焼納祭
古くなったお札や役目を終えただるまを焼いて奉納する焼納祭が、28日、箕輪町木下の南宮神社で行われました。 28日は、神社や区の関係者などおよそ20人が集まりました。 南宮神社では、毎年12月28日にお札やだるまを焼いて納める焼納祭と農作物の収穫を感謝する新嘗祭を行っています。 このうち焼納祭では、区民から集められただるまや破魔矢が次々と燃やされ、集まった人達は1年間の無事を感謝していました。
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春富中学校 渡部愛美さんが税の作文コンクールで入賞
全国の中学生から58万作品が寄せられた税の作文コンクールで、伊那市の春富中学校3年の渡部愛美さんが入賞しました。 26日、渡部さんが伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に受賞の報告をしました。 税の作文コンクールには、全国の7,248校から58万3,142作品の応募がありました。 渡部さんは、自身の生活と税金の関りを作文にし、5つの大臣表彰と国税庁長官賞に継ぐ全国納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞しました。 渡部さんは、「税金はお互いに助け合って生きていくためのものだと感じた」と話していました。
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高遠高校書道コースが中学生指導
伊那市の高遠高校書道コースの生徒が25日、高遠中学校を訪れ、中学生に書き初めの指導を行いました。 希望する中学校の生徒17人に高校生が書き初めの指導をしました。 指導したのは、高遠中学校出身の3人です。 高遠中学校は継続的に高遠高校と交流をしていますが、書道コースとは今回が初めてです。 生徒たちは自分の名前を行書体で書く練習を繰り返していました。 なかなかうまく書けない中学生に高校生が、書き方や字のバランスなどを丁寧に教えていました。 高遠中学校の小松民敏校長も生徒に混じって書道に取り組んでいました。
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大規模地震に備えた研修会
上伊那地方事務所による、大規模地震に備えた、防災の基礎を学ぶ研修会が25日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。 研修会は、東海地震などの発生時に、日頃防災業務を行わない職員もスムーズに応援、支援活動が出来るようにするために開かれました。 県の職員と学校関係者などおよそ30人が参加しました。 研修会では、上伊那地方事務所の篠田武宣係長が、長野県災害対策本部規程や活動要領などを説明しました。 その後、参加者は6つのグループに分かれ、万が一の事態に備えて災害対応演習を行いました。 グループでは、被災者が安心できるような、明確な目標を設定する、目標管理型災害対応を考えました。 これは目標があることで全員の足並みを揃える効果があるということです。 上伊那地方事務所では「こうした研修会などにより、職員の意識を高め緊急時に備えたい」と話していました。
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11月月間有効求人倍率 3年ぶりに県の水準上回る
上伊那の11月の月間有効求人倍率は0.95倍で10月から0.07ポイント上昇しました。 県の有効求人倍率は0.94倍で、平成22年11月から3年ぶりに県の水準を上回りました。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を24.5%上回る1,238人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を23.1%下回る636人でした。 これにより、11月の月間有効求人倍率は、10月を0.07ポイント上回る0.95倍でした。 有効求人倍率は、4カ月連続の上昇となります。 ハローワーク伊那によります上伊那の主力産業である製造業が円安により改善の見通しがあることなどが、上昇した主な理由だということです。 また、全国の有効求人倍率は6年1カ月ぶりに1.00倍となり、全国的にも回復傾向にあるとしています。 ハローワーク伊那では、雇用情勢について「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが広がっている」として、3カ月ぶりに上方修正しました。
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平成26年上伊那の米の生産目標 2万8,973トン
平成26年の上伊那で生産する米の目標数は、2万8,973トンとなり、今年に比べて1,402トン減少となります。 これは、24日JA上伊那伊那支所で開かれた農業再生協議会上伊那地方部総会で決まったものです。 総会には、各市町村関係者やJA上伊那など34人が出席しました。 上伊那の平成26年の米の生産目標数は、今年より1,402トン少ない2万8,973トンです。 市町村別では、伊那市が1万2,475トン、箕輪町が2,387トン、南箕輪村が1,594トンとなっています。 総会では、JA上伊那から各市町村へ、備蓄米に転作する取り組みを積極的に行ってほしいという要望が出されました。 要望については、各市町村で話し合い、来年1月に目標値などを決める予定です。
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東部中学校3年北澤健汰くん 日台国際野球大会出場
31日から台湾で開かれる第11回日台国際野球大会に、伊那東部中学校3年で伊北リトルシニア所属の北澤健汰くんが出場します。 27日は、北澤くんが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に出場の報告をしました。 北澤くんは中学1年生の時から本格的に野球をはじめ、現在は上伊那の中学生を中心につくる硬式野球チーム伊北リトルシニアに所属しています。 北澤くんのポジションはショートで、攻撃も守備も得意だ ということです。 酒井副市長は「万全の状態で思いきりプレーをしてきてください」と話しました。 大会は日本と台湾から10チームずつ出場します。 北澤くんのチームは、31日に台湾のチームと対戦することになっています。
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さようなら2013 5月~8月
5月 30.3度を記録 5月9日、伊那地域の最高気温が30.3度を記録し、8月上旬並みの真夏日となりました。 5月としては、観測史上2番目の暑さでした。 7月8日から12日まで5日連続の真夏日。8月10日と11日には、2日連続して観測史上最高となる37度を記録しました。 5月 竜東保育園着工 伊那市内24の保育園のうち、7園を3園に統合する保育園整備計画に基づき、竜東保育園の建設工事が始まりました。 竜東地区では、伊那東保育園が閉園となり、竜東・伊那北の2園に統合されます。 竜東保育園の完成は来年2月の予定。さらいねん3月には伊那北保育園の建て替えが完了する計画です。 6月 16輪のサボテン咲く 伊那市長谷溝口の保科やよいさんが育てているサボテンが6月12日に16輪の花を咲かせました。 例年はひとつのサボテンに8輪ほど咲きますが、今年は倍の16輪が咲きました。 5月の日照量が多かったことがその要因と見られています。 6月 大太坊 陸前高田公演 伊那市西春近を拠点に活動する太鼓グループ「大太坊」は、6月30日に、東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市で公演しました。 大太坊は震災以降陸前高田市の支援を続けています。 太鼓を通じた被災地支援は、今後も続きます。 7月 南アルプス賑わう 南アルプス国立公園指定50周年を来年に控え、今年は多くの登山者で賑わいました。 南アルプス林道バスは、7月13日、戸台口から北沢峠までの上り便を利用した人は975人にのぼりました。 今シーズンの林道バス利用者は、8年ぶりに5万人を突破しました。 7月 中アで韓国人4人死亡 中央アルプスでは、檜尾岳から宝剣岳一帯に入山した韓国人登山ツアー客20人のうち4人が死亡する遭難事故がありました。 一行は、48歳から78歳の男女で、ツアーに山岳ガイドや添乗員の同行はなく、装備も軽装でした。 外国人登山客の受け入れ体制も問われる事故となりました。 8月 南中生震災被災地でボランティア 南箕輪中学校の生徒有志は、8月に、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で2泊3日のボランティア活動をしました。 南箕輪中学校と南三陸町は、被災地でライブ活動などを行なっているシンガーソングライターのDジャケットに、文化祭ステージの絵が採用されたことなどが縁で交流が続いています。 8月 西駒遭難事故から100年 中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が8月に箕輪町の明音寺で行われました。 11人が犠牲になった事故から100年。 遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会では、「遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていきたい」としています。
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世相を反映 変わり雛
今年1年の世相を反映する変わり雛が南箕輪村アクセス沿いの岩月人形センターに飾られています。 今回飾られているのは、5点です。 安倍首相と昭恵婦人のアベノミクス雛。 富士山と三保の松原の世界遺産雛。 人形は、富士山頂を目指す老若男女を表現しています。 80歳の世界最高齢でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんと朋子夫人の最高齢登頂雛。 高視聴率を記録したテレビドラマから半澤直樹とあまちゃんの人気テレビドラマ雛。 プロ野球楽天田中投手とまい夫人のプロ野球記録雛です。 これまでの変わり雛も飾られていて、時代の流れが感じられます。 人形を制作している東京都の真多呂人形によりますと、「変わり雛とはいえ、雛なので、男女一対。事故や事件などの惨事や不幸な出来事は、テーマに選んでいない」ということです。 楽天田中投手の大ファンという近くの人は、「顔がそっくりですね。」と感激した様子で見入っていました。 この変わり雛は、来年3月3日まで飾られるということです。
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年賀状の仕分け ピーク
今年も残すところあとわずかとなりました。 伊那市坂下の伊那郵便局では、元旦配達に間に合わせようと、高校生アルバイトを動員しての年賀状の仕分け作業がピークを迎えています。 辰野から宮田までの伊那郵便局管内では、140人の高校生アルバイトを採用しての2014年用の年賀状の仕分け作業が27日から始まりました。 12月15日から1月7日までの期間、伊那郵便局では、受け入れ分で88万枚、配達分で66万枚を見込んでいます。 27日は、冬休みになった31人の高校生が、効率的に配達のしやすい順路別に年賀状を振り分けていました。 伊那郵便局によりますと、今年は、連休が長いことなどが影響し、遅出しの傾向にあるということで、早めの投函を呼びかけています。 仕分け作業の山場は、29日ころからで、年内いっぱい続くということです。
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伊那市美篶南割で「連鶴」教室
一枚の和紙から数羽の鶴を連続して作る「連鶴」の教室が、19日、伊那市美篶の南割集落センターで開かれました。 連鶴は、一枚の和紙に切り込みをいれて数羽の鶴を連続して作るものです。 江戸時代に三重県桑名市にある寺の住職が考え出したと伝えられ、桑名市の無形文化財に指定されています。 講師は宮田村の中城忍夫さんがつとめました。 教室は、美篶に住む伊藤慶子さんが、知人に声をかけ、今月11日に初めて開かれ、この日は2回目です。 60代から70代の7人が参加しています。 ほとんどが初心者で、この日は4羽の鶴が連なった作品に挑戦しました。 教室は今後、月に2回のペースで開く予定で、100羽の鶴がつながった「百鶴」を作る事が目標です。 伊藤さんは「手を動かすので頭の体操にもなる。みんなで楽しく作品を作っていきたい」と話していました。
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伊那市景観計画最終案まとまる
来年4月の策定を目指している伊那市景観計画の2回目の審議会が、26日に開かれ、最終案がまとまりました。 先月、白鳥孝市長から計画案について諮問があり今月16日まで市民の意見を募集してきました。 意見募集では、小学6年生8人から河川のごみを減らす事やアレチウリ駆除、水生生物の保護を計画に加えて欲しいとの意見がありました。 これに対して市は、環境、観光、住生活などそれぞれの分野での計画で進めていくとして、景観計画では明記しないと回答しています。 景観計画が策定されると、景観計画区域となる伊那市内全域では、景観に与える影響が大きい一定規模以上の建造物などの建設行為は、事前に届け出が必要となります。 また、建造物の高さは、原則として、市街地では31m以下、それ以外の場所では18m以下とするなどの制限も設けられています。 審議会は次回、来年1月27日に開かれ、審議結果を白鳥市長に答申することにしています。
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上伊那の小中学校で終業式
上伊那の小中学校で、26日、終業式が行われ、こどもたちが、年末年始の冬休みに入りました。 このうち、伊那市の美篶小学校の終業式では、6年生と1年生が学習の成果を披露しました。 1年生は、寸劇等を交えながら、今年の重大ニュースを、発表しました。 プールに潜れるようになったことや鍵盤ハーモニカがふけるようになったことなどがニュースにあがっていました。 小林 光希校長は、「休み中は、家族の一員としてしっかりお手伝いをして、元日には、一年間の目標をたてましょう」と、挨拶しました。 3年2組の教室では、担任の海野 里早教諭から、それぞれががんばったことが書かれたミニサイズの賞状と通知表が渡されました。 美篶小学校の冬休みは、来年1月8日までの13日間です。 上伊那の小中学校の終業式はあすがピークとなっています。
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障害者対象「大人のクリスマス会」
成人した障害者を対象にした大人のためのクリスマス会が、昨夜、伊那市内のバーで開かれました。 大人のためのクリスマス会は、ハンディキャップがあっても、気の合う仲間と街に飲みに行けるような環境づくりをすすめたいと、障害のある成人男性を子供に持つ母親が企画しました。 通所施設が企画するお酒を伴うパーティはありますが、施設の垣根を越えて、個人規模で企画する飲み会は、非常に珍しいということです。 障害者が外でお酒を楽しむことについて一般から理解が得難かったり、家族が心配してこうした会に参加させにくいなどの環境の中で、障害者の生活の選択肢を広げたいとの思いがあります。 そうした思いに答えたのが、会場となった、伊那市のジャズカフェ kanoya(かのや)でした。 それでも、25日の会合では、アルコールは2杯まで、家族などが迎えに来るという制限が付きました。 参加者は、「ゆっくり飲んで」などと互いに声をかけながら、ジャズバーでのクリスマスを楽しんでいました。 山岸さんは、回数を重ねて理解を得ていきたいとしていて、来年春にも、成人した障害者のためのパーティを開きたいとしています。
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箕輪町特別職報酬 審議会に白紙諮問
箕輪町の平澤豊満町長は、来年度の特別職の報酬などについて、26日、審議会に白紙諮問しました。 26日は、平澤町長が、来年度の特別職などの報酬を検討する審議会の委員10人を委嘱しました。 平成25年度の町長の給料は条例で定められた83万円から、給料・手当てともに10%減額し74万7千円、副町長は、同じく10%減の60万3千円、教育長は5%減の53万3,900円となっています。 議員報酬は条例通りの額で、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、委員長が24万3千円、議員が22万7千円となっています。 審議会は、次回、来年1月15日を予定していて、1月中に町長に答申する予定です。
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さようなら2013 1月~4月
1月 羽広獅子舞400周年 伊那市西箕輪羽広の仲仙寺に奉納される羽広の獅子舞が今年400周年を迎えました。 雄獅子雌獅子が一緒に舞い合わせる獅子舞は全国的にも珍しく伊那市無形民俗文化財に指定されています。 1613年、慶長18年に仲仙寺再興を祝って舞われたのが始まりとされています。 1月 伊那谷遺産プロジェクト選定始まる 土木建築物や暮らし、自然などにまつわる先人の足跡を遺産とし選定、提案する「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト」の選定が始まりました。 国土交通省天竜川上流河川事務所が中心となり進めているもので、現在までに89箇所が選ばれています。 来年3月までにおよそ100箇所を選定するということです。 2月 三市連携推進声明 伊那谷の発展を目指し、中核となる伊那市、駒ヶ根市、飯田市の3市長は、連携を強化していこうと「伊那谷三市連携推進声明」を発表しました。 リニア中央新幹線の建設促進、広域観光による交流人口の拡大などに取り組んでいきます。 白鳥伊那市長は「それぞれの強みを生かして連携していく良いスタートを切れた」と話していました。 3月 伊那市土地開発公社解散へ 伊那市土地開発公社は、10月15日付けで、県の解散認可がおり解散しました。 3月の伊那市議会定例会に市側から公社を解散するための議案と、解散にあたり公社の借入金20億5千万円を市が肩代わりする議案が提出され可決しました。 三セク債を活用した土地開発公社の解散は、県内の市町村で伊那市が初となりました。 3月 田原の耕作放棄地再生 伊那市東春近田原の耕作放棄地が再生されました。 農事組合法人田原が事業主体となり、国の補助を受けて、16ヘクタールの土地を畑として再生させました。 白ネギを主力に生産を行っていて、耕作放棄地再生の取り組みなどが認められ、10月には、全国担い手サミットで農林水産省経営局長賞を受賞しています。 4月 JR飯田線 駅無人化 JR東海は4月1日から飯田線の県内有人駅12か所のうち9駅を無人化としました。 伊那市は、人員を配置せず、伊那北駅・沢渡駅が無人となりましたが、箕輪町は、町の負担で伊那松島駅に乗車券販売員を置きました。 伊那市では、飯田線の利活用について検討するワークショップ全7回開かれのべ200人が参加しました。 4月 南箕輪村長選 唐木さん3選 任期満了に伴う南箕輪村村長選挙で、現職の唐木一直さんが無投票で3期目の当選を果たしました。 2005年に村長選に出馬し初当選。2009年の選挙では無投票で再選しました。 3期目の公約として園児数の増加に対応した保育園の整備、区、組への未加入世帯の解消などをあげています。
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南中3年清水さん 全国駅伝出場へ
南箕輪中学校3年の清水彩音さんは、来年1月に京都で開かれる全国都道府県対抗女子駅伝競走大会に出場します。 24日は、清水さんが役場を訪れ、原茂樹副村長に出場の挨拶をしました。 清水さんは、小学2年生の時に姉の影響で陸上を始め6年生の頃から本格的に練習するようになりました。 先月開かれた県縦断駅伝競走大会では、2日目の13区2キロを走り区間2位の力走を見せました。 全国都道府県女子駅伝には、中学生が4人選ばれていて、そのうち2人が走ることができます。 清水さんは、2週間前のレースで足の甲を痛め本調子ではないということですが、「選手として走るという強い気持ちをもって挑みたい」と話していました。 大会は、来年1月12日に京都府で開かれます。
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ローメンサンタ登場
クリスマスにちなんで伊那名物ローメンを家庭で食べてもらおうと宅配ローメンサンタが22日の夜、伊那市日影に姿を現しました。 このイベントは伊那ローメンファン俱楽部有志が初めて企画したものです。 この日は、この企画に申し込んだ伊那市日影の小出勇(いさむ)さん宅にサンタクロースとローメンのイメージキャラクターロメン君が訪れました。 小出さん宅では友人達と一足早いクリスマスパーティーが行われていて、突然の訪問に子どもたちは大喜びでした。 伊那ローメンズクラブメンバーで、美篶で飲食店を営んでいる小岩井一摩さんがその場でローメンを振る舞いました。 完成するとみんなで出来たてのローメンを味わっていました。
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町内45か所巡回 移動販売来年1月スタート
箕輪町の泰成運輸は来年1月中旬から買い物弱者支援を目的に町内45か所で移動販売を実施します。 25日は、箕輪町役場で移動販売に使用する車両の内覧会が開かれました。 荷台が販売スペースとなっていて、4畳の広さがあり冷蔵庫を備え付けています。この日は、販売も行われ役場を訪れた人や通りがかった人たちが食料品を買い求めていました。 泰成運輸では5年前から新たな事業展開を図ろうと試験的に移動販売を行ってきました。 今回は、本格的に展開していこうと町と国から1300万円の補助を受け1700万円の車両を購入しました。 箕輪町によりますと町内のおよそ5割の住宅は個人商店の廃業やスーパーの撤退などにより、半径500メートル以内に商店が無いという事です。 泰成運輸では、来年1月14日から週1回のペースで町内45か所を巡回し移動販売を行う事にしています。
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伊那エンジェルス隊 池上隊長功労表彰
20年にわたりボランティアで防犯活動に協力している伊那エンジェルス隊の池上千枝子隊長は長野県警察本部から部外功労者特別表彰を受賞しました。 25日は池上さんが伊那警察署を訪れ青木辰夫署長に受賞の報告をしました。 池上さんは、平成4年から防犯ボランティアの活動をしていて、平成9年からは長野オリンピックをきっかけに発足したホワイトエンジェルス隊に入り、その後伊那エンジェルス隊の隊長を10年以上務めています。 現在は、特殊詐欺被害防止のチラシの配布や自転車の盗難注意の呼びかけなどを定期的にしているという事です。 池上さんは、「声をかける事で横のつながりができ犯罪や被害を防ぐきっかけになる。今後も呼びかけを行い少しでも役に立ちたいです」と話していました。
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路線バス乗務員 バリアフリー学ぶ
路線バスの運転手を対象にした「バリアフリー教室in伊那」が25日、伊那市の伊那バス本社で開かれました。 これは、バスの運転手や乗務員が高齢者や障害者の利用客に対しスムーズにサポートできる体制をつくろうと北陸信越運輸局が開いたものです。 講習会には、上下伊那のバス会社4社から24人が参加し、介助の仕方や疑似体験をしました。 このうち、高齢者の疑似体験では、参加者が80歳代感覚になるよう重り入りのベストや視力を遮るゴーグルなどを身に着けました。 全てを身に着けると、バスに乗りこみ、料金表の見え方などを体験しました。 また、車いすのサポート体験では、社会福祉協議会の職員から、車椅子の特徴を教わると、車いすに乗る役とサポート役に別れバスの乗り降りを体験しました。 社協の職員は、「ちょっとした段差で車椅子は動かなくなる」、「乗っている人が不安にならないおよう、声をかけてから動かす」などと参加者にアドバイスしていました。
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上山田区から建設協力得られる
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設建設の協力を依頼している隣接区の伊那市高遠町上山田区から協力が得られたことが24日わかりました。 これは、24日に開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が明らかにしたものです。 上山田区は集落が施設に一番近いことから広域連合が今年5月に建設への協力の申し入れをし10月から4回に渡り区役員と協議をしてきました。 協議の結果建設期間と稼働期間を合わせた33年間の環境保全協定を締結し、この間の協力費を8,500万円とすることなどが決まりました。 建設候補地となっている伊那市富県天伯水源付近の地元区の一つ北新区は先月施設建設に同意しています。 もう一つの地元区、桜井区からの回答は年を越すものと見られます。 区役員の交代時期で協議に入れなかったことから年明けから協議が進められていくということです。
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鐘を鳴らして永遠の愛を誓う
南箕輪村の大芝高原にある愛の鐘のもと恋人や夫婦が愛を誓うイベントが23日行われました。 南箕輪村開発公社と大芝荘が冬の大芝高原をPRしようとクリスマスシーズンに合わせて毎年行っています。 イベントには9組の夫婦や恋人が鐘を鳴らして永遠の愛を誓いあっていました。 23日に婚姻届を出した上田市の山本成紀さんと箕輪町の唐澤由花さんです。 二人はこのイベントを知り応募したということで、「とても良い日になった」と話していました。 愛の鐘を鳴らしたあと2人は、昔ヨーロッパで恋のシンボルだったといわれるトマトの形をしたカードを手すりに結び付けていました。 愛の鐘恋人宣言のイベントは今年で4年目です。 南箕輪村開発公社では、「この時期の大芝高原のイベントとして定着させていきたい」としています。
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ジビエ料理を味わう
鹿やイノシシなどのジビエ料理を味わうイベントが23日伊那市の飲食店で行われました 熊肉の甘味噌和え、鹿肉のメンチカツ、イノシシのモツ煮、そして熊肉とイノシシ肉のすき焼きが並びました。 23日は、伊那市中央の竜門で山の恵みに感謝する会が開かれ、今年は去年の倍となる100人余りがジビエ料理を味わいました。 このイベントを開いたのは竜門の社長小阪洋治さんです。 小阪さんは猟友会員で毎年捕獲したこの会で肉を提供しています。 参加費は3000円で飲み放題食べ放題ということで訪れた人はめったに味わうことのできないジビエ料理に舌づつみを打っていました。
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伊那中学校にプレゼント届ける
24日はクリスマスイブ。 伊那市の伊那中学校ではクリスマスにちなんでサプライズのプレゼントが贈られました。 伊那中学校では24日、体育館で生徒総会が開かれ新しい生徒会の引き継ぎが行われていました。 この中で突然サンタクロースたちが登場しました。 サンタクロースやゆるキャラに扮しているのは伊那ローメンズクラブのメンバーです。 ギネス記録達成など伊那の名物ローメンを多くの人にPRしてもらったお礼にとサプライズ企画したものです。 伊那中学校では9月に行われた文化祭でローメンを2311皿並べ、ギネス記録に認定されました。 また、11月に行われたB―1グランプリにも助人としてかけつけました。 伊那ローメンズクラブからは、市内14店舗で使える食事券500円分が全校生徒に贈られました。 生徒たちは突然の訪問を喜んでいました。 伊那ローメンズクラブでは「これからも伊那名物ローメンを多くの人に発信してもらいたい」と話していました。
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上の原保育園クリスマス会 サンタクロース登場
クリスマスイヴの24日、伊那市の上の原保育園でクリスマス会が開かれました。 会の最初には、女神様の衣装を着た園児と保育士が、年長園児が手に持つロウソクに火を灯しました。 園児は、願いを込めてロウソクの火を吹き消しました。 園児全員で「あわてんぼうのサンタクロース」を歌っていると、鈴を鳴らしながら、サンタクロースが登場しました。 園児はサンタクロースに「どこから来たの?好きな果物はなんですか?」など質問をしていました。 会の最後には、サンタクロースからクリスマスプレゼントが手渡されました。 上の原保育園では、地元住民でつくる上の原保育園を育てる会や保護者会の協力で毎年クリスマス会を開いています。 今年はお正月に遊べるけん玉やコマが子どもたちにプレゼントされたということです。
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伊那中央病院 5年連続黒字の見通し
伊那中央病院の平成25年度の事業収支が黒字の見通しであることが24日の伊那中央行政組合の定例議会で報告されました。 組合長の白鳥孝伊那市長が冒頭のあいさつで述べたもので、5年連続して黒字となる見通しです。 議会では、伊那中央病院の職員定数を現在の594人から57人増員し、651人とする条例改正案が全会一致で可決されました。 今年10月からの救急救命センターの運用がはじまったことや看護師を手厚く配置する高規格ベッドの導入などによるもので、診療体制の充実と収入増を図る目的です。 病院では、これから3年間で、目安として医師6人、看護士33人、医療技術職15人の増員を計画しています。 これによる人件費は、2億5,000万円ほどを見込んでいますが、病院側では、診療収入の増も期待できるとしています。
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オルゴールの音色楽しむ
オルゴール収集家による、クリスマスオルゴールコンサートが22日、箕輪町の箕輪町図書館で開かれました。 音色を披露したのは、辰野町在住の北原昇さんです。 北原さんは、下諏訪町のオルゴールメーカーに45年勤務し部品の製造などに携わっていました。 3年前に退職、現在は、その魅力を伝えようと各地でコンサートを開いています。 北原さんがコレクションしている1990年代に製造されたものを使い、クリスマスにちなんだ曲など13台の音色を披露しました。 北原さんは「タイプによって音色が違う、金属が奏でる生の音色を楽しんでもらえたと思う」と話していました。