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南箕輪村女性消防団員が全国大会に出場
南箕輪村消防団の女性団員は17日に神奈川県で開かれる全国女性消防操法大会に長野県代表として出場します。 12日は南箕輪村役場駐車場で激励会が開かれ、女性団員がポンプ操法を披露しました。 大会は、2年に1度開かれています。 出場するのは村消防団の中で選抜された団員7人で、長野県消防協会の推薦を受け、初めて県代表として出場します。 唐木一直南箕輪村長は、「楽しく力強く正々堂々と頑張ってください」と激励しました。 選手を代表し征矢和代さんは、「優勝を目指してがんばります」と決意を述べました。 全国女性消防操法大会は17日に神奈川県で開かれます。
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伊那愛犬主催 ドッグショー
南箕輪村のペットショップ伊那愛犬が主催するドッグショーが、12日、伊那市高遠町の高遠城址公園駐車場で開かれました。 ドッグショーには、県内外から50種類218頭がエントリーしました。 伊那愛犬が主催するのは8年ぶりです。 年齢ごと3つのクラスに分け、同じ品種の中から1頭ずつ代表を選びます。 その後、代表に選ばれた50頭からそれぞれのクラスで順位を決めていきます。 審査員は、適正な大きさや骨格であるかどうかや、歩く姿や毛並みなどをチェックしていました。 出番を待つ参加者は、毛並みを綺麗に見せる化粧をしたり、ブラッシングをするなどしていました。 会場では、あすとあさっても別のクラブが主催するドッグショーが開かれます。
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全日本エルデストソフトボール大会 伊那で開催
50歳以上の女性チームが出場する「全日本エルデストソフトボール大会」が12日から、伊那市内で始まりました。 大会には、北は秋田県南は熊本県まで全43チームが出場しました。 今回で12回目で、伊那市で開催されるのは平成19年の第6回大会以来2回目です。 12日は、市内7会場に別れ2回戦までを戦いました。 このうち、2回戦から出場の赤いユニホーム「伊那サンフラワーズ」は、茨城県の美野里ビサイレンツと戦いました。 伊那サンフラワーズは、3回の裏に7点を奪われるなど12対1で敗れました。 大会は14日月曜日まで開かれます。
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熱田神社で9年ぶり 中尾歌舞伎公演
江戸時代から伝わる伊那市の無形文化財中尾歌舞伎の秋季定期公演が、12日、伊那市長谷の熱田神社と東春近の白山神社で行われました。 このうち、熱田神社での公演は平成16年以来9年ぶりで、屋外での1日2公演は初めてです。 演目は、江戸時代の下町を舞台にした「人情噺文七元結」です。 主人公は、博打と酒が好きな長兵衛。その娘のお久は、長兵衛の借金を返すために自ら吉原に行き身売りします。 長兵衛は「期限までに返さなければ娘を女郎(じょろう)として店に出す」という条件で50両を借ります。 しかしその帰り道、売り上げをすられ川に身投げしようとする見ず知らずの文七という男に、長兵衛は50両全てを渡してしまいます。 中尾歌舞伎は江戸時代の1770年頃、中尾地区に来た旅芸人が神社で演じたのが起源とされています。 太平洋戦争を機に自然消滅していましたが、地域の若者が中心となって昭和61年に復活させ、今年で26年目を迎えます。 物語の最後では、命を救われた文七と奉公先の主人が長兵衛の家を訪れ、文七の嫁としてお久を貰いたいと切り出しました。 熱田神社での公演終了後、出演者達は急いでマイクロバスに乗り込み、次の公演場所へと向かっていました。
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バラまちフェスタ2013・秋 後藤みどりさんセミナー
10月1日から伊那市の中心市街地で始まった「バラまちフェスタ2013秋」に合わせて、秋にバラを咲かせるための1回目のセミナーが7日、伊那市のいなっせで開かれました。 このセミナーは、春に咲いてから再び秋に多くの花を咲かせるための育て方を学ぶもので、山梨県でバラの苗の専門店を営み、NHKの番組にも出演している後藤みどりさんを講師に招きました。 この日は中心市街地の店先や自宅でバラを育てているおよそ50人がセミナーに参加しました。 後藤さんは「1年先のバラのことを考えて今からできることをやれば、綺麗なバラは咲きます。冬の寒さが厳しい長野県でバラを育てるには、冬から夏にかけての液肥の与え方が最も大切」と話していました。 バラまちフェスタ2013秋は30日まで開かれていて、2回目のセミナーでは、ガーデンデザイナーの白井温紀さんを招いて街角のガーデニングについて学びます。
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上農文化祭で伊那雑穀カレー販売へ
南箕輪村の上伊那農業高校は、上伊那産の雑穀を使った伊那雑穀カレーを、去年に引き続き今年も20日の文化祭で販売します。 上農高校の生産環境科作物班では、「地産地消や地域振興に役立てようと」雑穀を普及させる活動を8年前からしています。 作物班では、伊那雑穀カレーを200食限定で販売し、去年に引き続き売上金のすべてを、東日本大震災の被災地、宮城県に義援金として送るということです。 伊那雑穀カレーは雑穀アマランサスやもちきびを使用し、小麦や乳製品は一切使われていないので、アレルギーの人でも食べられるということです。 尚、雑穀の選別に時間がかかることを農家の人から聞いた作物班は、自動雑穀選別機をつくり、20日にお披露目するということです。 今年はこのほか、雑穀の事を知ってもらおうと、子供向けに紙芝居の上演も計画しています。 上伊那農業高校の文化祭の一般公開は20日(日)で、農産物の販売もあります。
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水道大口使用者に特割制度
伊那市は、2か月あたり4,000立方メートル以上の水道水を使用している事業者を対象に来年10月からをめどに特割制度を適用させる考えです。 来年度から3年間の水道料金と下水道使用料の改定案を審議してきた伊那市下水道事業運営審議会が11日白鳥孝市長に答申しました。 水道料金と下水道使用量の大きな料金改定はありませんが、水需要の喚起を狙いに大口使用者に対する特割制度「個別需給給水契約」を新たに導入します。 これは、大口使用者と市で取り決めた基準水量を超えて水道水を使用した場合、1立方メートルあたり195円の通常料金を76円に引き下げるというものです。 伊那市水道部によりますと、昨年度実績で12の事業者が該当するということです。 市は、審議会で了承が得られたことから関係条例案を12月の定例市議会に提出し、来年10月からの導入を目指します。 伊那市の下水道事業は、累積赤字が21億8,400万円となっていることから答申書では、附帯意見として健全化計画の着実な実施と経営改善に最大限の努力をするよう求めています。
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南箕輪村6次産業化検討ワーキングチーム 加工品試食
地元農産物の加工販売を目指す南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームの会議が10日役場で開かれ、27日の農産物フェア・軽トラ市に出品する加工品の試食が行われました。 この日は、村内の青年農業者やJA営農部、役場関係者ら10人が集まり、27日の農産物フェア・軽トラ市でどの加工品を販売するのかを決めるため試食しました。 6次産業化検討ワーキングチームでは、長期間保存できるドライ加工に焦点をあて、開発しました。 その結果、パセリで作ったジェラートとパン。 ドライ加工したりんごのスナック。 きのこ、ねぎ、パセリ、トマト、キャベツをドライ加工したものは料理の具として販売します。 南みのわ農産物フェア軽トラ市は、27日午前9時から午後2時まで、大芝高原味工房駐車場で開かれます。
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ちずサミット
タブレット型端末器などのデジタル機器を使った地域情報の蓄積、編集、発信の可能性を探ろうと、11日伊那市創造館でちずサミット デジタルコモンズシンポジウムが開かれました。 全国各地で地域づくりをプロデュースしたり、デジタルアーカイブの研究・活用に取り組んでいる5人が講演しました。 会場には、各地の図書館職員や教育関係者が訪れ、講師の話に耳をかたむけました。 地図アプリを制作している京都の高橋徹さんは、これまで手がけたアプリを紹介しました。 古い地図の上にGPS機能で現在地を表示し、自然や歴史を体感できるしくみです。 東京で地域アーカイブの活用について研究している中村佳史さんは、タッチパネルを水平に置く工夫で、複数で情報を楽しむことができ、世代を超えた物語が生まれると話していました。 中村さんは、「デジタルアナログのそれぞれのよさをどういう形で発信するかがポイント。経済と文化の良い関係性を築いていくことが求められる。」と締めくくりました。 シンポジウムでは、ちずを切り口にデジタル機器やデータを使った地域の活動プログラムについてその可能性を探りました。
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池上信子さん「おかげさまの書展」はじまる
伊那文化会館開館25周年事業「伊那文とともに地域のがんばる人応援事業」の第1号受賞者に選ばれた、伊那市在住の書道家、池上信子さんの書展が11日から始まりました。 初日の日は、受賞式とオープニングセレモニーが行われました。 この賞は、地域で芸術活動に取り組んでいる人に送られるもので、池上さんは、半世紀以上にわたり書芸術の研究、後継者の育成に尽力をしたとして表彰されました。 セレモニーの中で池上さんは「長い間書道を続けてこれたのは、良い人と出会うことができたからです」と挨拶をしました。 池上さんは、かな書道を得意とし、昭和55年から伊那公民館で書道教室の講師を務めています。 会場には、昭和48年頃から最近手がけた作品まで、122点が飾られています。 伊那谷を放浪した俳人井上井月の句が作品の半分程を占めています。 池上信子さんの「まあ~はちじゅういちにもなれば。いけがみのぶこおかげさまの書展」は、14日(月)まで、伊那文化会館で開かれています。
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南箕輪中が伝統の落ち穂拾い
南箕輪中学校で10日、伝統の落ち穂拾いが行われました。 10日は、全校生徒およそ450人が地区ごとに分かれ落ち穂を拾いました。 落ち穂拾いは、地区の農家にお願いし、稲刈りが終わった田んぼで毎年行っています。 1人1キロを目標としていて、生徒たちは稲刈りのときに落ちた穂を拾っていました。 落ち穂は自宅で干した後、学校に集めるということです。 去年は集めた米を精米して、南三陸町へ送りました。 南箕輪中学校では今年の8月に南三陸町へボランティアに行くなど震災後から交流を続けています。 今年は集めたお米を各地域に引き取ってもらい、それと引き換えに寄付をつのって、南三陸町に義援金として送るということです。
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まほらいな市民大学 入学式
人づくり地域づくりを目的とした伊那市の生涯学習講座「まほらいな市民大学」の入学式が10日に行われ、73人が2年間の学習をスタートさせました。 伊那市のいなっせで入学式が行われ、50代から80代まで73人の新入生が出席しました。 式辞で学長の白鳥孝市長は「学習意欲にもえて入学したみなさんに2年間を大切に過ごしてもらいたい」と式辞を述べました。 新入生を代表して西町の神山民江さんは「日々の暮らしに追われる中、再び学習できる事に感謝し、社会に貢献できるよう学んでいきたい」と挨拶しました。 まほらいな市民大学は平成10年から始まり、今年は16期生が入学しました。 学生は、月2回開かれる教室で健康、芸術文化、人権、奉仕活動など6つの分野の学習を行うことになっています。
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元記者の八木さん 古い建物で居酒屋&カフェ オープンへ
大阪府出身で、信州大学農学部を卒業した、元新聞記者の八木 択真(たくま)さんは、伊那市坂下に残る築75年の建物を、地域情報発信の拠点となる、居酒屋&カフェとして11日にオープンさせます。 オープンするのは、小沢川沿いにある、昭和13年に建築された元橋場歯科を改装した建物です。 店主の八木さんは、現在34歳。大阪府堺市出身で、信州大学農学部卒業後、産経新聞社の記者になりました。 大学時代に伊那にいた頃から、この地域の魅力を感じていたといいます。 東日本大震発災直後に、現地に八木さんが取材に行き記事を書きました。 仕事は充実していましたが、幸せとは何かを考えるようになりました。 9年間勤めた仕事を辞めて、今年2月に伊那に戻り、この店を開く準備を進めてきました。 森林科学科を卒業した八木さんは、地元の間伐材を使ってカウンターを手づくりしたほか、地元の木工職人に家具の製作を依頼するなど内装にもこだわりました。 2階にもスペースを設け地域の若者が集まる場所にしたいと話します。 「酒とカフェ はしば」は、11日、居酒屋のみの営業でオープンし、カフェは、11月頃から始めたいとしています。
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伊那図書館 ライブラリー大賞候補に
これからの日本の公共図書館のあり方を示唆する先進的な機関に対して贈られる「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」で伊那市の伊那図書館が大賞受賞候補となっています。 ライブラリー・オブ・ザ・イヤーは、東京に本部をおくNPO法人が、2006年から表彰しているもので今年は推薦された24機関の中から、伊那図書館を含む4機関が優秀賞に選ばれました。 伊那図書館は、タブレット端末を使ったアプリケーション「高遠ぶらり」を活用した街中探索や、地域通貨「りぶら」で本と地域商店をつなげる取り組みなどが評価されました。 今月29日に横浜市で開かれる図書館総合展で一般公開の審査が行われ、優秀賞4機関の中から大賞が決定する予定です。
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宮下創平氏の葬儀 14日グレース伊那で
肺炎のため85歳でなくなった元衆議院議員の宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、伊那市東春近のグレース虹のホール伊那で執り行われます。 伊那市の名誉市民で、8期連続で衆議院議員を務め、元厚生大臣の宮下創平さんは、7日に肺炎のため85歳で亡くなりました。 長男で衆議院議員の宮下一郎さんは、「ふるさとを愛し発展を願ってきた父の志を受け継いでいきたいという想いを改めて認識しがんばらねばと感じている」とコメントしています。 伊那市の白鳥孝市長は、「権兵衛トンネル開通促進などに大変精力的にご尽力いただきました。故人の偉大なるご功績に対し、尊敬の念と、感謝の意を捧げます」とコメントしています。 宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、弔問の受付は午前9時からグレース虹のホール伊那で行われ、喪主は長男で衆議院議員の宮下一郎さんがつとめます。 葬儀委員長は、宮下一郎後援会長の小坂樫男さん、副葬儀委員長は、飯伊地区後援会長の唐沢弘文さんと後援会筆頭副会長の塚越寛さんがつとめます。 当日は、伊那市役所の職員駐車場、JA上伊那本所、虹のホール高遠の駐車場から10分毎にシャトルバスが運行されます。 なお、21日に東京都でも告別式が予定されています。
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10月10日はソースかつ丼の日
カツをあげる音、ジュージューの語呂合わせで、10月10日はソースかつ丼の日です。伊那ソースかつ丼会加盟店では10日、割引サービスが行われ多くの客で賑わいました。 伊那市西箕輪にある青い塔。 昼時には市外や県外からも客が訪れ、満席となりました。 青い塔では、10日のソースかつ丼の日に合わせ、ヒレかつ丼を100円引きの1000円で提供しました。 厨房では、従業員6人がひっきりなしに来る注文に追われています。 2006年に発足した伊那ソースかつどん会には18店舗が加盟していてソースかつ丼の日の10日、100円から200円の割引サービスを行いました。 青い塔では抽選でボールペンが当たるサービスもあり、会計後に受け取っていました。
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建設業者が天竜川護岸のゴミ拾い
南信地域の建設業者で作る長野県南部防災対策協議会は25日、天竜川とその支流のごみ拾いを行いました。 「ラブリバー天竜の日」と名付けられたこの河川清掃活動は、毎年この時期に行われていて、今年で23回を数えます。 長野県南部防災対策協議会伊那地区は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う建設業者、15社で組織しています。 25日は、伊那・駒ヶ根・飯田の3地区一斉に河川清掃が行われました。 伊那地域では、12社から30人が参加し、天竜川の護岸などに落ちているごみを拾い集めていました。 去年集まったゴミはゴミ袋46袋分で、主に惣菜などの容器が多く捨てられていましたが、今年は30袋と量は減ったということです。 協議会のメンバーは、「自分たちで率先して川をきれいにし、環境美化につなげていきたい」と話していました。
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元衆議院議員 宮下創平氏死去
伊那市長谷出身で元衆議院議員の宮下創平さんが7日午前10時、肺炎のため東京都内の病院で亡くなっていたことが分かりました。 85歳でした。 宮下さんは東京大学法学部卒業後、旧大蔵省に入省。 昭和54年、衆院選に初当選し8期連続24年間、国会議員を務めました。 その間国務大臣防衛庁長官や厚生大臣を歴任し平成15年に政界を引退しました。 宮下さんの葬儀は14日午後1時から伊那市内でとり行われます。
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来春花粉飛散 今年の3割と少なめ
日本気象協会は9日、来年春の花粉の飛散予測を発表しました。 それによりますと、長野県は今年と比べ3割、例年と比べ7割の飛散になる見込みです。 日本気象協会によりますと、来年春の長野県のスギとヒノキの花粉の飛散数は今年の3割、例年の7割程度になると予想しています。 今年の夏は、気温が高く雨も少なく花芽を形成する条件がそろっていました。 しかし、飛散数の多い年と少ない年が交互に現れる傾向にある事から、花芽を形成する条件がそろった地域でも、今年と比べ飛散量は少なくなる見込みだという事です。
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高遠石工に注目 特別展きょうから
江戸時代、高遠から全国各地に出向き、石仏や石塔などを作った石工の資料を集めた特別展が9日から伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています 特別展「高遠石工 鑿(のみ)に込めた想い」は、江戸時代ブランドとして認められていたとされる高遠石工の作品について広くしってもらおうと、企画されました。 会場には、高遠町歴史博物館や図書館、個人が所蔵する資料、89点が展示されています。 江戸時代に高遠藩内の農家では、農閑期の現金収入を得る為に、石仏や石塔作りなどをしていました。優れた腕を持つ人達は、全国各地に出向き、高遠石工と呼ばれました。高遠藩では、石工の活躍により、1856年には、税収のおよそ半分を石工が占めたという事です。 現在確認されているだけで、北は青森県から南は山口県まで19都県で高遠石工によってつくられた石仏があります。 このうち、江戸時代後期に336体の石像をつくった守屋貞治の資料では、伊勢の殿様から菩薩像を作った褒美で受け取った「数珠」が展示されています。 この数珠は、守屋家に代々伝えられ今回初めて、一般に公開されました。 博物館によると、お金の代わりに数珠を受け取った、貞治の無欲さや仕事に対する姿勢を表す品だという事です また、1839年に戦国武将武田信玄の墓の、石垣などを改修した時の仕様書や注文書などといった、石工の仕事について知る貴重な資料が展示されています。 この特別展「高遠石工 鑿(のみ)に込めた想い」は、12月15日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
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台風被害のリンゴでジャム 販売へ
箕輪町の農産物直売所にこりこは、先月の台風18号の影響で傷がつき、出荷出来なくなったリンゴでジャムをつくり、19日から販売します。 台風で傷ついたリンゴで作ったジャムです。 原料となるリンゴは、町内で台風18号の強風により木から落ち、出荷出来なくなったシナノスイートです。 収穫前に落ちたため、色づきが悪く、酸味が残っていたという事ですが、加工すると普通のリンゴと変わらないジャムに仕上がったという事です。 にこりこでは、町内の農家の収入の手助けになればと、急遽1トンのリンゴを仕入れ、ジャムに加工し販売する事を決めました。 JA上伊那よりますと、先月の台風18号による上伊那地域の果樹被害額は、およそ3200万円で、木から落ちた物の多くは廃棄されたという事です。 ジャムは、260グラム入り、300円です。 19日に文化センター周辺で開かれる、イベントで販売され、その後は、にこりこで扱う予定です。
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荒井神社で浦安の舞練習
伊那市荒井の荒井神社の例大祭に向け、地区の小学生が浦安の舞の練習を9日行いました。 9日は荒井区の小学6年生12人が本番と同じ神社の本殿で練習をしました。 荒井神社の例大祭は13日と14日に行われ、児童は神事の中で舞を奉納します。 浦安は心安らかという意味があり、平和を祈る舞と言われています。 練習は9月から8回行ってきたということで、今日が最後です。 毎年指導に当たっている唐沢幸さんは、「背中を丸めないように」「指の先を伸ばして」などと声をかけていました。 児童は、「本番は綺麗で丁寧に踊りたい」と話していました。 13日には巫女の衣装をまとった児童らが伊那市のいなっせから神社までを練り歩き、舞を奉納します。
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まほらいな市民大学 修了証書授与式
伊那市の生涯学習講座、まほらいな市民大学の第14期生の修了証書授与式が9月27日伊那市のいなっせで行われました。 2年間の講座を修了したのは、男性12人、女性47人の59人です。 最高齢者は80歳、最年少者は56歳です。 健康・体力づくり、芸術文化歴史などの6つの分野で各種講座を受講し、2年間で51単位の取得を目指しました。 皆勤者はいませんでしたが、欠席3回までの精勤者は4人、 平均取得単位数は、約34単位でした。 式では、学長の白鳥孝市長からひとりひとりに修了証書が手渡されました。 白鳥市長は、「生涯学習のいしずえ礎がしっかり出来たと思う。生涯現役としてますます活躍してください」と式辞を述べました。 修了生を代表し、伊藤正光さんは、「視野が大きく開けた思いがしている。学んだことを基に原発問題や憲法改正など真実は何かを自問していきたい」と答辞をのべました。
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秋の味覚を楽しむ会
地蜂愛好家などによる伊那谷の秋の味覚を楽しむ会が、7日夜、伊那市の内の萱公民館で開かれました。 食卓には、クロスズメバチの甘露煮、キイロスズメバチの幼虫や成虫の素揚げなど、この地域ならではの秋の味覚がずらりと並べられました。 7日夜は、地元住民や蜂愛好家など50人ほどが集まりました。 味わう会は、毎年、この時期に開かれていて、会員が持ち寄った食材が並びます。 会の最後には、スズメバチの巣をかけたせりも行われ、参加者が次々に落札していました。
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ヤングドライバーが交通安全 訴え
企業や行政の組織内で交通安全活動に取り組む若手社員で作るヤングドライバークラブが、9月26日朝、通勤途中のドライバーなどに交通安全を呼びかけました。 この日は、秋の全国交通安全運動にあわせて、南箕輪村のJA上伊那集出荷場で啓発活動が行なわれました。 ヤングドライバークラブのメンバーが、駐車場に誘導されたドライバーにチラシやポケットティッシュ、夜光反射シールなどを手渡しました。 参加したのは、南箕輪村の大明化学工業㈱、信英蓄電器泊㈱、南箕輪村役場、伊那警察署の、30歳以下の若手社員など40人ほどです。 若者からより幅広い年齢層に訴えられればと、今回初めて、この啓発活動が行われました。 秋の全国交通安全運動は、9月30日まで、「こどもと高齢者の交通事故防止」を基本に運動が行われています。 伊那警察署管内の今年の事故件数は、昨日現在、死亡事故が4件、人身事故が319件発生していて、けが人は349人となっています。 管内では去年より件数が減少していますが、県内では、大幅に増加傾向にあるということで、伊那署では、「これから、夕暮れ時の事故が増える季節。ドライバーは早めのライト点灯、歩行者は夜光反射材をつけるなど、それぞれの立場で自分の命を守ってもらいたい」と呼びかけていました。
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台風24号による強風に注意
長野地方気象台では、台風24号の影響で9日夕方から夜にかけて風速13メートルの強風が吹くと予想していて、今後の台風情報に注意するよう呼びかけています。
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秋の味覚マツタケ 今年は豊作
秋の味覚マツタケ。 去年と一昨年は不作でしたが今年は豊作のようです。 伊那市高遠町でマツタケ料理を提供している竹松旅館ではマツタケ風呂が好評です。 竹松旅館では、香りを楽しんでもらおうと10年前からマツタケをそのままお風呂に入れたマツタケ風呂を提供しています。 去年と一昨年は不作でマツタケ風呂が出来ず、今年は3年ぶりとなります。 竹松旅館では、毎日マツタケコースの宴会が入っていて、午後3時過ぎから準備に大忙しです。 お寿司にすき焼き、土瓶蒸しなどマツタケ三昧の料理が味わえるということで地元をはじめ県外客からも人気のコースだということです。
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イーナちゃんが街頭活動 投票を呼びかける
ゆるキャラグランプリにエントリーしている伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんは7日、JR伊那市駅前で投票を呼び掛ける街頭活動を行いました。 イーナちゃんは、ゆるキャラグランプリに今年初めてエントリーしました。 イーナちゃんは伊那市の語呂にあわせ174位を目指していて、7日は、街頭活動を行い、投票を呼びかけました。 帰宅する高校生たちはイーナちゃんと握手をしたりスマートフォンで写真を撮ったりしていました。 ゆるキャラグランプリには全国からおよそ1200体がエントリーしていて、公式HPによると8日の午前8時現在の順位は358位となっています。 投票期間は11月8日までで、ゆるキャラグランプリ2013のホームページから投票することができます。
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高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ見ごろ
12日から14日まで秋のバラ祭りが開かれる、伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンのバラが見頃を迎えています。 しんわの丘ローズガーデンは休耕田を利用し整備したバラ園で、およそ8,800平方メートルの敷地に172種類、2,160本のバラが植えられています。 ローズガーデンは、高遠町が一望出来る場所にあり、今は香りの強いホワイトクリスマスや、散り終わるまでに花の色がオレンジから赤へと変わる、アンネのバラなどといった種類のバラが、一番の見頃を迎えています。 また、ローズガーデンの一部にはアルプスの山をかたどった花壇が新設されています。 バラを管理する伊那市振興公社では、「バラ祭りを前に今が見頃。台風が迫っているので心配」と話していました。 高遠しんわの丘ローズガーデンの「秋のバラ祭り」は12日から14日までの3日間開かれます。
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笠原渉君 柔道全国大会へ
伊那市の柔道教室、創武館の笠原渉君は、14日に東京都で開かれる日整全国少年柔道大会に出場します。 大会は都道府県対抗で行われ笠原君は長野県の選抜チームに南信で唯一メンバーに入りました。 1チーム4年生以上、5人の団体戦で学年、体重別に対戦します。 笠原君は、東春近小学校の5年生で、1年生の時に2歳上の兄と柔道を始めました。 県大会の個人戦では、去年3位、今年は2位の成績を収め、北信越の強化選手にも選ばれました。 今年掲げた目標は全国大会出場です。 8月から選抜チームの合同練習や北信越合宿に参加しています。 笠原君が得意とする技は大内刈りです。 7日は、仲間とひとつひとつの技を確認したり、代表を務める小沢正幸館長と稽古をしていました。 笠原君が出場する日整全国少年柔道大会は14日に東京都で開かれます。