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高齢者訪問 肖像画贈る
敬老の日の16日、伊那市は高齢者訪問を行いました。 この日は、白鳥孝市長や伊那市出身で佐久市在住の画家 三浦輝峰さんが、伊那市長谷の池上きくのさん宅を訪れ、祝い金や肖像画を贈りました。 三浦さんは、平成18年から毎年、故郷のお年寄りに肖像画を贈っています。 肖像画を手にした池上さんは、96歳の時の写真を基に、描かれた事から、「これは若い」と感想を言うと周囲から笑いが起きていました。 池上さんは大正3年生まれの100歳。 若い頃に夫を亡くし、農業を営みながら、子供2人を養育し、93歳までは、畑仕事をするのが日課だったという事です。 今でも食事は3食残さず食べ、お風呂に入るのが楽しみだという事です。 伊那市の100歳以上のお年寄りは61人で、市内最高齢は西町の106の歳女性です。
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キッツ伊那工場40周年記念祭でたかずやの子どもが太鼓披露
伊那市東春近の株式会社キッツ伊那工場の操業40周年記念祭が14日行われ、工場の隣に移転改築される児童養護施設たかずやの里の子どもたちが太鼓を披露しました。 祭ではたかずやの里で暮らす子どもや職員7人が太鼓を披露しました。 バルブの製造・販売を行っている株式会社キッツ伊那工場は今年で操業40周年を迎えます。 児童養護施設たかずやの里が隣に移転することが縁で、記念祭に招待しました。 キッツ伊那工場の加藤岳志工場長は、「これからお隣同士のお付き合いをしていきたい。協力できることはしていきたい」と話していました。 たかずやの里は、来年3月の移転を目指します。
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映画「山姫」 伊那市高遠町で撮影
南箕輪村出身の大学生高木清香さんが監督を務める映画「山姫」の撮影が15日伊那市高遠町で行われました。 15日は、地元住民などから募ったエキストラを交えてクライマックスとなる祭りのシーンを撮影しました。 高木さんは日本大学芸術学部映画学科の4年生で、卒業制作として自ら脚本を手がけた映画「山姫」の監督を務めます。 山姫はふるさとをテーマにしていて、故郷に帰った若者が家族のために奮闘する姿を描きます。 撮影は伊那谷フィルムコミッションの協力のもと、6日から始まり、19日まで行われる予定です。 高木さんは、「いろんな方に協力をしていただいたので、恥ずかしくない、面白い作品を作り上げたいです」と話していました。 作品の完成は来年1月を予定しています。
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第1回西駒んボッカ開催
中央アルプスにある標高2690メートルの西駒山荘に建設用のレンガを持って登りそのタイムを競うレース、第1回西駒んボッカが、15日行われました。 西駒山荘まで持ってあがるのは、2.5キロのレンガです。 参加者はスタート会場となっている鳩吹公園で受付を済ませると、早速、レンガを受け取っていました。 午前6時30分、合図とともに参加者が一斉にスタートしました。レースには、県内を中心に全国から121人が参加しました。 このレースは、任意団体「西駒こまくさ会」が主催しています。 レースは、鳩吹公園を出発し、舗装されたロード5.1キロと桂小場から西駒山荘までの登山道6.5キロの、合わせて11.6キロを走ります。 トップランナーは、出発から30分後の午前7時前には桂小場から登山道へ入っていきました。 その後も、雨が降る中、続々とランナーが山を登っていきました。 鳩吹公園から、標高2690メートルの西駒山荘までは、標高差が1750メートルあります。
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上古田 赤そばの里開き
高嶺ルビーという品種の赤そばが一面に広がる箕輪町上古田の赤そばの里開きが15日行われました。 上古田の遊休農地、4.3ヘクタールに、赤そばが植えられています。花は現在3分咲きとなっています。 里開きの15日は、あいにくの雨となったため、そば畑に向かう途中の直売所でテープカットが行われました。 畑を管理する古田の里赤そばの会の唐沢 清光会長は、「年々観光客も増えてきている。不備を克服し、素晴らしい赤そば畑にしていきたい」と挨拶しました。 平澤豊満箕輪町長は、「観光地としての地盤ができ、継続できている。素晴らしいおもてなしに期待します」と挨拶しました。 赤そばの里が開かれているのは、10月5日までで、期間中は、地元の農産物や、そばが販売されます。 28日、29日には、上古田公民館で地元産そばが提供される赤そば祭りを予定して、その頃にはちょうど花も見頃になりそうだということです。
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伊那市日影区敬老祝賀会
16日の敬老の日を前に、伊那市日影区の敬老祝賀会が15日地区の公民館で開かれました。 敬老祝賀会には日影区に住む75歳以上のお年寄り68人が参加しました。 日影区の敬老祝賀会は区内のお年寄りに楽しんでもらおうと毎年開かれています。 祝賀会では、紙芝居などの発表の他、男性には肩たたき、女性にはプロによる化粧のサービスが行われました。 歳をとってもきれいになることで、喜んでもらおうと初めて行われたものです。 参加者は、口紅の色を選んだり、化粧の仕方を聞くなどして楽しんでいる様子でした。 日影区の田中利幸区長は、「みなさん交流を深めてもらいさらに健康で長生きをしてほしい」と話していました。
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14日夜から台風最接近
気象庁によりますと、14日から15日にかけて台風18号が長野県に接近する見込みです。 気象庁では河川の増水や倒木に注意するよう呼びかけています。 伊那市西箕輪の重盛りんご農園では、台風の接近に備え収穫作業が行われていました。 収穫したりんごは、9月いっぱいが旬の品種だということで、14日からりんご狩りを予定していました。 しかし、台風の接近を受け、りんご狩り用の一部を残してすべて収穫するということです。 気象庁によりますと、台風18号の影響で、南信地域に明日の夜から明後日の午前中にかけて強い雨が断続的に降る見込みだということで、河川の増水や倒木に注意するよう呼びかけています。
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定時制高校 生活体験発表大会
南信地区の定時制高校に通う生徒による生活体験発表大会が14日、箕輪町の文化センターで開かれ、箕輪進修高校の2人が優秀賞に選ばれました。 生活体験発表大会は、南信地区の定時制高校4校が持ち回りで開いているもので、今年は箕輪町で開かれました。 大会では、学校生活を通して感じたことや学んだことを7分間にまとめて話します。 このうち箕輪進修高校3年の羽場竜志さんは「荒野の道を往く決意」をテーマに話しました。 同じく4年の杉本結衣さんは、「今を生きる」をテーマに話しました。 大会の結果、飯田OIDE長姫高校の加山由峻さんが最優秀賞に、箕輪進修高校の2人が優秀賞に選ばれました。 3人は、来月12日に長野市で開かれる県大会に出場します。
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箕輪西小学校で運動会
箕輪町の箕輪西小学校で14日、運動会が開かれました。 14日は、箕輪西小学校の全校児童102人が白組と赤組に別れ22の種目で得点を競いました。 初めての運動会となる1年生のかけっこでは、1つでも順位をあげようと懸命に走る姿がありました。 全校児童による綱引きでは、体を低くして歯を食いしばっていました。 松島ゆかり校長は「人数は少ないけれど一人ひとりが全力を出している姿が印象的だった。箕輪西小学校らしさが表れたいい運動会になったと思う」と話していました。
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千両千両井月さんまつり 始まる
漂泊の俳人井上井月を広く知ってもらい中心市街地の活性化につなげていこうという初めての取り組み「千両千両井月さんまつり」が、14日から、伊那市で始まりました。 初日の14日は、井月の生涯を描いた映画「ほかいびと」の再上映会が、伊那旭座で開かれました。 井月は、幕末から明治にかけおよそ30年間伊那谷を放浪し、多くの句を残しました。 酒をこよなく愛していたということで、俳句や書のお礼に酒を振舞われると「千両千両」というのが口癖だったということです。 上映会では、酒好きの井月にちなんで酒を題材にした句会も開かれました。 上映会は、20日金曜日まで伊那旭座で開かれ、時間は午前10時、午後1時、午後3時半からの3回となっています。
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創造館企画展 千両千両井月展
伊那市の創造館では井月をテーマにした企画展が14日から始まりました。 企画展は、まつりに合わせて開かれたもので、会場にはほかいびとで使用された衣装5点の他、井月の真筆などが並べられています。 この瓢箪は、井月が実際に持ち歩いていたもので、井月と縁のある民家から見つかったものです。 他にも井月に関する貴重な資料が展示されています。 千両千両井月展は、12月27日金曜日まで伊那市の創造館で開かれています。 なお、15日は舞踊家田中泯さんによる踊りがいなっせで披露される他、期間中は講演会やシンポジウムが開かれる予定です。
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茅野駅から仙流荘まで直行バススタート
ジェイアールバス関東は、紅葉時期の南アルプス利用者の交通手段として14日から、茅野駅から伊那市長谷の仙流荘までの直行バス、南アルプス号の運行を始めました。 初日の14日は、乗客はいませんでしたが、午前10時20分に茅野駅を出発したバスは、午前11時50分に仙流荘へ到着しました。 現在、茅野方面から仙流荘まではJRを使った場合、およそ4時間30分かかりますが、南アルプス号は、1時間30分で結ぶことができ、およそ3時間の短縮になります。 運行は1日1往復で、14日から9月23日までは土、日、祝日のみ、9月28日(土)から10月27日(日)までは毎日運行する予定で、運賃は片道1,700円となっています。 ジェイアールバス関東では、「今日は宣伝が足りなかったことと、天候が不安定だったことが重なってしまって残念」と話していました。
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東部中学校吹奏楽部定期演奏会練習
伊那市の東部中学校吹奏楽部は16日(月)に開かれる、第9回定期演奏会に向けて練習に励んでいます。 東部中学校吹奏楽部は部員およそ100人で活動しています。 14日部員らは間近に迫った本番を前に通し演奏を行っていました。 定期演奏会では、ポップス、マーチ、クラッシックなど様々なジャンルの演奏を披露します。 顧問の小林孝行教諭は、「3年生にとっては最後の大きな舞台。振付などの演出もありみなさんに楽しんでいただけると思う」と話していました。 東部中学校吹奏楽部の第9回定期演奏会は16日(月)午後1時30分から、伊那文化会館で開かれます。
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富県小4年生が地元水路学ぶ
伊那市の富県小学校4年生は9日、自分たちの地域の農業用水路について学びました。 富県小の4年生は去年から社会科の授業の一環で、自分たちの地域の農業用水がどのようにひかれているかを勉強しています。 9日は春富土地改良区の織井秀夫理事長が小学校を訪れ、スライドを使って説明をしました。 織井さんは、「昔は、山から流れてくる水を溜池や堤などに貯めて、それを田んぼなどに使用していたが、水量が少ないため用水路を作って三峰川から水を引くことにした」と話していました。 子供たちは、自分たちの家の田んぼの水がどのようにして引かれているのかを地図やノートにメモしていました。 27日には、実際に用水路を回り、どのように水がひかれいるのか見学する予定です。
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上農と南部小 雑穀で交流
上伊那農業高校の生徒8人が近くの南箕輪村南部小学校で雑穀の普及に向けた交流学習を13日行いました。 上伊那農業高校の部活動として活動している作物班は、1年から3年までの17人が所属しています。 13日は、そのうちの8人が南箕輪村の南部小学校に出向き、紙芝居やクイズなどで6年生に雑穀をPRしました。 作物班は、上伊那の特産としての雑穀の普及に向けて、4年前から様々な活動を展開してきました。 小学校での活動は、伊那市の西春近北小に続いて2校目で、3年生の北原直樹班長は、「雑穀の良さを小学生に伝えていきたい」と話していました。
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直江津遭難事故から71年
9月13日は、当時の中箕輪国民学校初等科の5人の児童が修学旅行で高波にさらわれた直江津遭難事故の日です。 今年で71年。 慰霊碑前には同級生の姿がありました。 当時の同級生でつくる搏美六人力会は、箕輪中部小学校にある慰霊碑の前で13日冥福を祈りました。 搏美とは当時の牛澤搏美校長の名前からつけられています。 毎年事故のあった9月13日を直江津遭難の日として会員が慰霊碑を訪れ線香を供え黙とうをささげています。 直江津遭難事故は、1942年昭和17年の9月13日、中箕輪国民学校初等科の6年生児童が修学旅行で訪れていた新潟県上越市の直江津海岸防波堤で高波にさらわれて、5人が犠牲になりました。
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箕輪進修高校 村田さん 全国優勝
7日に埼玉県の日本工業大学で行われた第7回マイクロロボコン高校生大会で、箕輪進修高校3年の村田匡さんが優勝しました。 村田さんは、箕輪進修高校クリエイト工学科の3年生です。 マイクロロボコン大会で参加した13校、58人、79台の頂点に立ちました。 村田さんの優勝したロボットは、先輩から受け継いだものを改良しました。 マイクロロボコン高校生大会は、省資源・小さい・賢いをキーワードに日本工業大学が毎年開いているものです。 箕輪工業高校時代も合わせ全国優勝は3回目です。 1インチ(2.54センチ)角のロボットが所定のコースを自立的に走行し、タイムや正確さ、確実性を競います。 わずか1インチ角のロボット内にCPUやバッテリーを搭載し、数十センチの大きさのロボットに匹敵する機能を持つような技術が要求されます。 13日に箕輪進修高校で開かれた全国優勝報告会では、4位に入賞した原大輝さんらとともに全校生徒に紹介されました。 臼田一海校長は、「個人の努力があったが、チームとして研究しあい作りあげたものだと思う」と栄誉をたたえていました。 このマイクロロボットは、後輩たちに受け継がれていきます。
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伊那北高校合唱コンクール
伊那市の伊那北高校の第46回合唱コンクールが開かれ、各クラスが、練習の成果を発表しました。 13日は、伊那市の伊那文化会館で合唱コンクールが開かれ、クラスごとに練習してきた成果を発表しました。 19クラスが発表し、審査の結果、「言葉にすれば」を歌った3年G組が金賞を受賞しました。
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全国ジオパーク大会 来年9月に
全国のジオパーク関係者が集まり開かれる第5回ジオパークネットワーク全国大会が来年9月に伊那市を会場に開かれます。 9月27日から4日間にわたるもので、全国から1000人ほどの参加を見込んでいます。 ジオパークは貴重な地質などがある自然公園をいい、日本では現在、25の地域が日本ジオパークとして認定されています。 南アルプスは、中央構造線の断層が見学できるなど地質遺産が多く存在していることから、ジオパークに認定されています。 伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村が中央構造線の関係区域です。 今年7月に開かれた日本ジオパークネットワーク理事会で、南アルプスジオパークが、全国大会開催地に決まりました。 大会は、伊那文化会館を主会場に来年9月27日から4日間の日程で開かれ、シンポジウムや、ジオツアーが予定されています。 地元を含め、全国から800人から1000人の参加を見込んでいて、事業費は、1500万円から2000万円ほどになるということです。 13日閉会した伊那市議会で白鳥孝市長は、「来年は南アルプスが国立公園に指定されて50周年。全国大会は、県全体に効果が及ぶ事業になると思う」と話していました。
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伊那市議会9月定例会閉会
伊那市議会9月定例会の委員長報告・採決が13日行われ、市側から提出された25議案を全て可決し閉会しました。 13日は、市議会9月定例会の委員長報告・採決が行われました。 伊那市土地開発公社解散に伴う財産の取得や権利の放棄についてや、景観行政団体へ移行するための景観条例案など市側から提出された25議案全てを可決し閉会しました。
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東春近南部保育園に花束のプレゼント
伊那市の東春近南部保育園の園児に、5日、花束のプレゼントが届きました。 花束を贈ったのは、JA上伊那青壮年部東春近支部です。 地元の花卉農家4軒が栽培したトルコギキョウとアルストロメリアを花束にして、全園児にプレゼントしました。 青壮年部は、綺麗な花をもらってうれしいという気持ちを大切にしてもらおうと、去年から、東春近南部保育園に花を届けています。 園児たちは、一人一人花束を受け取ると大事そうに抱えてお礼を言っていました。 橋爪恭治支部長は、「お家のみんなでご飯を食べる場所に飾ってもらえるとうれしいです」と園児たちに話していました。 花は、来月、東春近小学校にもプレゼントするということです。
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上伊那花卉品評会
県内有数の花の産地、上伊那をPRしようと地元で生産された切り花を展示・販売する上伊那花卉品評会が12日、伊那市役所で開かれました。 会場には、上伊那で生産されたカーネーションやアルストロメリア、トルコギキョウなど236点が並びました。 品評会は、栽培技術の向上と消費拡大を目的に、個人生産者でつくる上伊那花卉生産者会議が毎年開いているもので、今年で37回目になります。 正午から一般公開と予約販売が行われ、訪れた人はお気に入りの花をみつけ購入していました。 審査の結果、最優秀賞の長野県知事賞には、駒ヶ根市の滝本久治さんのカーネーションが選ばれました。 2位の上伊那地方事務所所長賞には、箕輪町上古田の唐澤政成さんのトルコギキョウが選ばれました。 今年は猛暑の影響で例年より出品数が20点ほど減っているということですが、花のできは良いということです。 生産者会議では、「上伊那の花卉の特徴は、発色の良さと品質の良さ。多くの人に関心を持ってもらいたい」と話していました。
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福祉施設利用者 合同音楽会
箕輪町内の11の福祉事業所でつくる連絡会は、初めての合同音楽会を、10日、町文化センターで開きました。 音楽会には、8事業所からおよそ140人の利用者が参加しました。 町福祉施設事業所連絡会は、施設同士の横の繋がりを持つことを目的に昨年度発足しました。 音楽会は、利用者同士の交流と練習してきた歌の発表の場として、今回初めて開かれたものです。 代表の横川賢さんは「各施設の特色がでた素晴らしい発表だった」と話していました。 ある利用者は「別の施設に通っている友人に会えてうれしかった。来年の音楽会を励みにがんばりたい」と話していました。
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県工科短大 知事「できるだけ早く設置」
長野県工科短期大学の設置を求める上伊那広域連合や商工団体は、伊那技術専門校を活用し早期建設するよう、阿部守一県知事に要望しました。 阿部知事は、できるだけ早い設置を目指すと答えました。 12日は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長や、伊那商工会議所の向山公人会頭、上伊那選出の県議会議員など6人が県庁を訪れ、阿部知事に要望書を手渡しました。 南信地域全体から見ても効果的な場所にあること、建設事業費が抑えられることなどから、南箕輪村にある県の伊那技術専門校を活用する方向で上伊那が一本化したとして、早期建設を求めました。 県工科短大の設置は、人材の育成で南信地域の産業、企業ニーズを受け止め地域活性化につなげるとともに、人材を地元に定着させ、人口流出を防ぐ狙いがあります。 既にある上田市の県工科短大と並列、同列の位置づけにすることも要望しました。
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県書道展伊那地区展が13日から
第66回県書道展伊那地区展が、13日から伊那文化会館で開かれます。 会場には、上伊那地域の小学生から一般までの作品と県内巡回作品が並べられています。 1階には高校生と一般の作品およそ120点が、2階には小中高校生の作品およそ750点が展示されています。 高校生と一般の作品では、漢字とかなを使った調和体という作品を中心に展示されています。 小中学生の作品は明るく元気があり力強い作品が目立ちます。 関係者は「全ての書体の作品が並んでいるので、自分の好きな書体を探すつもりで気軽に見に来てほしい」と多くの来場を呼びかけています。 第66回県書道展伊那地区展は、15日日曜日まで伊那文化会館で開かれていて、15日には伊那地区の表彰式もあります。
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伊那弥生ヶ丘高校 音楽会
伊那弥生ヶ丘高校の音楽会が12日、伊那文化会館で開かれ、クラスごと練習を積んできた歌声を披露しました。 弥生ヶ丘高校の音楽会は、全員で1つの目標に向い団結力を高めようと毎年クラスマッチ形式で行われています。 今年は、1年生から3年生まで18のクラスがこれまでの練習の成果を披露しました。 審査の結果、「きこえる」を唄った3年F組が優勝しました。 音楽会の模様は10月1日から、ご覧のチャンネルで放送します。
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青いアサガオまつりin富県
青いアサガオまつりin富県が11日伊那市のJA上伊那富県支所で行われ、地元野菜の料理の実演が行われました まつりでは料理研究家の山本麗子さんが、夏野菜を使った洋風の煮物や、地元で特産化を目指すプチヴェールの粉を使ったドリンクなどを紹介しました。 青いアサガオまつりは、青いアサガオを富県中に広げようと活動している青藍会が地元産の食材を使った料理で地域を元気にしていこうと初めて開いたものです。 プチヴェールの粉は栄養価は高いけれど癖のある味だということで、今回のドリンクはリンゴジュースで割り、飲みやすく工夫したということです。 山本さんは、「地元の人がおいしく食べられないものは、外の人には買ってもらえない。地産地消に取り組むことが大事」と話していました。
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伊那市西箕輪地区 戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が11日仲仙寺で行われました。 追悼式には遺族11人を含む46人が参加しました。 西箕輪地区戦没者追悼式は日清、日露戦争から第二次世界大戦までの犠牲者を追悼し、平和を祈念しようと西箕輪社会福祉協議会が毎年行っているものです。 境内にある招魂碑の裏には日清、日露戦争から第二次世界大戦までの戦死者の名前が刻まれています。 西箕輪では、第二次世界大戦に150人ほどが出兵したということです。 西箕輪社協の小林光豊会長は「憲法を守り、平和な世の中を受け継いでいくことが私たちの使命と感じる」と話していました。 西箕輪遺族会の有賀勝会長は、「私たちには戦争の教訓を風化させることなく次の世代に伝え導いていく責務がある」と話していました。 参列者は、招魂碑の前で手を合わせ、戦死者の冥福を祈っていました。
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水道組合が災害時に備え協定
南箕輪村の神子柴簡易水道組合は水道管などの資材販売業者3社と災害時に優先的に資材を供給してもらうための協定を結びました。 11日は南箕輪村の神子柴コミュニティセンターで調印式が行われ、 原光治組合長をはじめ組合員10人が出席しました。 今回組合と災害時協定を結んだのは株式会社マルニシ、小泉中部株式会社、ブリジストンタイヤ長野販売株式会社の3社です。 協定では災害時に水道管などの資材を優先的に組合に供給することなどが定められています。 協定を結んだ3社を代表してブリジストンタイヤの武居寿志所長は「災害の時は、最善を尽くして協力を惜しみません」とあいさつしました。 神子柴簡易水道組合は1924年大正13年に発足しました。 組合によりますと現在98人の組合員がいて事業者を含め250戸に水道水を供給しているということです。 組合では「村内の簡易水道組合は神子柴だけ。有事の際は自分たちの力で一刻も早く復旧できるよう努めていきたい。」と話していました。
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村教育委員会が不正行為防止策
今年7月に発覚した南箕輪村南部小学校の事務職員による給食費横領問題を受け村教育委員会は監視体制の改善など不正行為防止策をまとめました。 11日は村役場で村議会一般質問が行われ清水篤彦教育委員長が答弁しました。 この問題は南部小学校の事務職員が平成23年から2年間にわたり給食費およそ160万円を着服していたものです。 不正行為防止策として給食費の徴収を現金で取り扱う場合は、全て領収証を発行しその控えを確実に保管するほか現金は手元に保管せず可能な限りその日のうちに口座に入金することとしています。 またこれまで3月に実施していた監査を10月にも実施するほか年度末の監査については外部者を含めるとしています。 村教育委員会ではこれら対策を実施し再発防止と信頼回復に努めたいとしています。