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平成26年度高校入試 公立高校入学志願予定者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果を9日発表しました。 上伊那の普通科で最も高い倍率となっているのは、伊那弥生ヶ丘高校の1.31倍です。 前期選抜は2月6日、後期選抜は3月11日に予定されています。
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現代絵画の作品展「第11回漸進展」
伊那市出身・在住の作家による現代絵画の作品展、「第11回漸進展」が、9日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 会場には、8人の作家がこの1年で制作した近作14点が展示されています。 全員が、県展をはじめ国展などの全国規模の美術展で入賞経験があります。 作品は、油彩画、水彩画、アクリル画などジャンルも様々です。 新しく美しい造形を開拓しながら前に進んでいくとの意味をこめて「漸進」を展覧会の名前にしました。 実行委員長の小林修一郎さんは「それぞれの作品の個性と持ち味を楽しんでもらいたい」と話しています。 伊那市出身、在住作家による洋画展「第11回漸進展」は、13日(月)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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シカ肉を使ったハム作りの体験講座
産学官が連携し農業を基本とした新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーションは、ニホンジカの食材としての活用方法を学んでもらおうと、シカ肉を使ったハム作りの体験講座を、9日に開きました。 ハムに加工するのは、2日前に駆除され県内で加工されたシカ肉10キロです。 この日は、南箕輪村の信州大学農学部で講座が開かれ、上下伊那の企業や自治体から11人が参加しました。 去年10月に設立された伊那谷アグリイノベーションが体験講座を開くのは、今回が初めてです。 講師は信大農学部の大谷元教授がつとめました。 講座初日は、シカ肉を塩漬けにする作業を行いました。 こぶし大に切り分けた鹿肉を秤にかけ、塩、砂糖などの量を計算して混ぜ合わせます。 これを一週間ほど冷暗所に保存し熟成させます。 ハムに加工する際は、シカ肉にない脂分を補うため、同じように塩漬けした豚肉の脂を10%混ぜます。 講座は次回16日に開かれ、今日塩漬けにした肉をハムの形に加工し、試食を行うことになっています。
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東部中・高砂中テレビ電話で交流
タカトオコヒガンザクラを通して交流している伊那市の東部中学校と、宮城県仙台市の高砂中学校の2年生は、9日、インターネットのテレビ電話を活用して、交流しました。 9日はインターネット電話サービス「スカイプ」を活用して、交流しました。 会場となった体育館では、テレビ電話が、大画面で確認できるようになっていました。 2年生260人ほどが見守る中、お互いに、生徒会の新役員の紹介をしました。 東部中と高砂中の交流のシンボルとなるきずな宣言がかかれたボードを東部中が高砂中に贈っていて、今日、届いたとの報告がありました。 交流会では、東部中の2年生が震災復興支援ソングの「花は咲く」の3部合唱を披露していました。 東部中学校と高砂中学校は、門外不出のタカトオコヒガンザクラが縁で交流が始まりました。 高砂中学校のシンボルだった桜が東日本大震災の津波の被害で枯れてしまったことを知った東部中が、2012年に、タカトオコヒガンザクラを贈ったものです。 高砂中学校では、野外活動で取り組んだソーラン節を2年生全員で披露しました。 東部中学校では、今年開校50周年を記念して、校内にタカトオコヒガンザクラを植樹します。 高砂中に贈った桜と対応するよう「輝(ひかり)」「虹(かけはし)」と名付けた2本植えるということです。
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上伊那に雪 平地では今シーズン初
8日から9日朝にかけて上伊那地域では雪が降り、9日朝は、市街地でも4センチほどの積雪がありました。 伊那消防署によると、平地では今シーズン初の積雪となりました。 伊那市山寺では、朝から、住民が歩道に積もった雪をかいていました。 長野地方気象台によると、本州南側を低気圧が東に進んだため、中南信にまとまった雪が降ったということです。 伊那消防署によると、午前9時現在で、4.2センチの積雪があり、平地では今シーズン初の積雪となりました。 伊那警察署によると、この雪による大きな交通事故はなく、スリップ事故件数も2~3件だったということです。 中央自動車道の上り線で、伊北ICから小淵沢ICまでがチェーン規制となり、午前中一時、渋滞しましたが、高速バスに影響はなかったということです。 気象台によると、あすの朝は冷え込む予想で、雪が溶けなかった場所では今日の雪が凍る可能性があるとして、注意を呼びかけています。 それでは天気予報です。
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上農高校で百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校で全校生徒が参加する恒例の百人一首大会が、9日開かれました。 上農高校の百人一首大会は、今年で28回目となる恒例行事です。 各ホームルーム教室では6つの班に分かれて個人戦が行われ、散らし取り形式で、クラス内で取った枚数を競いました。 大会は、日本の伝統文化に親しみ、生徒同士や職員との親睦を図ろうと図書委員会が毎年開いているものです。 クラス内の個人戦で上位となった4人がクラスマッチに進出し、団体戦を行いました。
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上農女子バスケットボール部 かま揚げうどんで士気高める
南箕輪村の上伊那農業高校女子バスケットボール部は、今年最初の部活の日の4日、顧問や保護者が作ったかま揚げうどんを食べてチームの士気を高めました。 練習終了後、体育研究室に部員14人が集まり、保護者やPTAが作ったかま揚げうどんを味わいました。 去年まで顧問を務め、現在も非常勤講師としてチームを支える飯島真一教諭が企画したものです。 飯島教諭は、同じ釜の飯ならぬ「同じ釜のうどん」を食べることでチームの団結力を高めようと、20年以上前から続けているということです。 この日はうどん40玉が用意されました。 協力した保護者らも「子ども達のために何かできるということはうれしい」と話していました。 女子バスケットボール部は今年、去年果たせなかった北信越大会出場を目指します。
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世界遺産新春富士50景
世界遺産に登録されている富士山をテーマにした作品展、新春特別企画「世界遺産新春富士50景」が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 会場には、長野県出身の作家を中心に25人の作品、およそ70点が並んでいます。 これは、富士山が世界遺産に登録される前から企画されていたもので、富士山をテーマにした作品展をはら美術で開くのは今回が初めてです。 展示されている作品は、日本画や洋画など6つの技法で描かれています。 こちらは、去年3月に日本芸術院賞を受賞した、大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの作品です。 日本芸術院賞は、1年で1人だけに贈られる貴重な賞です。 はら美術の原真一郎さんは「富士山は、同じ場所から作品を描いても、作家1人1人の感性で全く違う作品に見える。そのおもしろさを感じてもらえたら嬉しい」と話していました。 富士山をテーマにした作品展「世界遺産新春富士50景」は13日(月・祝)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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中曽根 五穀豊穣願う「ほんだれ様」
箕輪町中曽根では、地区住民有志が公民館に五穀豊穣を願う「ほんだれ様」を飾り付けました。 ほんだれ様は、米やアワ、ヒエなどの穀物や繭の豊作を願い小正月に農家で飾られていました。中曽根では昭和30年代まで多くの家庭で飾られていたという事です。小正月の伝統を後世に伝えていこうと、5年前から地区住民有志が公民館前にほんだれ様を飾っています。 8日は10人あまりが地区の山からでたヒノキで土台を作ると、そこにサクラやサザンカを差し固定しました。 高さ、およそ2メートルのサクラの木に、稲穂に見立て半分だけ皮を削ったクルミの木を飾り付けていきます。 かつては養蚕が盛んだった地区という事もあり、繭玉を飾るのが、中曽根の特徴だという事です。 ほんだれ様は、中曽根公民館に15日まで飾るということです。
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元気に滑走 ちびっこスケート教室
3日から今シーズの営業を開始した伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場で7日伊那市内の保育園児や小学生を対象にしたちびっこスケート教室が開かれました。 ちびっこスケート教室は、スケート人口の底辺拡大などを目的に伊那市が昭和40年代から毎年開いていて、今年は市内全域から43人が参加しました。 教室では初心者・初級・中級・上級の4つのグループに別れ、伊那市体育協会スケート部のメンバーが指導をしました。 スケートをはじめたばかりの子どもはイスにつかまったり、親に手をひいてもらいながら、氷の感触を楽しんでいました。 中級や上級のクラスになると、「姿勢を低くし、体重移動を意識しながら氷をしっかり蹴る」などのアドバイスを受けながら滑っていました。 ちびっこスケート教室は11日土曜日まで5日間開かれることになっています。 伊那西スケート場の営業は来月9日までの予定で、利用料は一人200円です。
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高遠中学校が「中部の未来創造大賞」受賞
国土交通省などが中部地域の地域づくりの活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で、伊那市高遠町の高遠中学校が優秀賞を受賞しました。 8日は高遠中学校生徒会山田流星生徒会長など6人が市役所を訪れ受賞の報告を白鳥孝伊那市長にしました。 中部の未来創造大賞は今年で14回で、37件の応募の中から、高遠中学校が、大賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。 民間、行政の垣根を越えた活動を表彰し、中部地域の発展に役立てようと、国や中部5県で組織する、中部の未来創造大賞推進協議会が毎年、民間団体や企業、学校、行政機関を表彰しています。 高遠中学校は、毎年4月の観桜期に、駐車場案内、トイレ開放、生徒会売店の営業、桜茶接待など、ボランティア活動を行って来ました。 生徒によるボランティア活動の始まりは昭和五51年。ひとつの学級が城址公園の清掃を始めたことがきっかけでした。 高遠中学校では「今年で活動が14年になる。継続してきたことが認めてもらえたと思う。これからも長く続けていきたい」としています。
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美篶笠原で伝統のまゆ玉づくり
伊那市美篶笠原で8日、子どもたちがお年寄りと一緒に伝統の、まゆ玉づくりを体験しました。 これは五穀豊穣などを願うために、戦後から行われている伝統行事だということです。 美篶笠原の北村地区では、地域のお年寄りが農村伝統の行事を子どもたちに伝えていこうと毎年この行事を行っています。 8日は、地区の小学生7人が廣徳館に集まり、まゆ玉づくりに挑戦していました。 子どもたちは、水と、食紅を混ぜてこねあげた白とピンク、緑、黄の4色の米の粉を手のひらでまるめてまゆの形に作り上げていきました。 中には、今年の干支、午の顔のまゆを作った子どももいました。 出来上がった80個以上のまゆ玉は、高さおよそ3メートルのそよぎに飾られました。 カラフルに仕上がったまゆ玉は11日まで廣徳館に飾られ、12日に笠原で行われるどんど焼きで焼いて食べるということです。
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上伊那の小中学校で3学期始業式
上伊那の一部の小中学校で7日から3学期が始まりました。子どもたちは今年1年の目標をたてて学校生活をスタートさせました。 このうち伊那市の伊那北小学校では市内の小学校のトップを切って3学期が始まりました。 伊那北小学校では、12月28日から6日までの10日間冬休みでした。 6年生の教室では、冬休み中の宿題などを担任に提出していました。 児童たちは筆で今年1年間の目標を漢字一文字で表していました。 体育館には全校児童530人が集まり始業式が行われました。 代表児童が今年1年間の目標を発表していました。 久保田之義校長は「3学期は勉強のまとめや来年度の準備をする時。学年で学習していることを身に付け、自然に触れ寒さに負けない体をつくって欲しい」と児童たちに呼びかけていました。 伊那北小学校の3学期は7日から卒業式が行われる3月15日までの48日間です。 上伊那の小中学校の始業式は8日がピークとなっています。
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10年後の自分への手紙 タイムカプセル
伊那市の伊那食品工業は、社員全員が10年後の自分にあてた手紙などを6日、タイムカプセルに入れました。 これは、自分の人生や会社、地域の将来について考える機会にしようと初めて企画したものです。 6日は、今年初めての月例会が開かれ、塚越寛会長らが、社員436人が書いた10年後の自分への手紙や職場の写真などをタイムカプセルの中に入れました。 総務人事部の女性社員は「10年後も地域の人たちに愛される会社であってほしい」などと書いたと話していました。 タイムカプセルは本社に展示され、10年後の2024年1月に開封することになっています。
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無病息災を願い七草粥味わう
7日は、七草です。 南箕輪村の南部保育園では、園児たちの無病息災を願いおやつに七草粥を食べました。 村内の保育園では子どもたちに伝統食を伝えて行こうと毎年1月7日はおやつに七草粥を食べます。 園児が食べやすいよう本来の七草とは違うにんじんや大根、小松菜など7つの食材が使われました。 園児たちは出来たての七草粥を味わっていました。 七草粥は、おせち料理で疲れた胃を休めるとともに一年間の無病息災を願う意味もあります。 有賀春美園長は「七草粥を食べて今年1年健康で元気に過ごしてもらいたい」と話していました。
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南箕輪村で成人式
3日は南箕輪村の成人式が、南箕輪村民センターで行われました。 今年、南箕輪村で成人を迎えたのは、男性89人、女性79人の合計168人です。式には、このうち109人が出席しました。 南箕輪村の唐木一直村長は「人口が増え続ける唯一の村。これから皆さんのような若い力で、一歩づつ地域を動かしていってほしい」と式辞を述べました。 新成人を代表して加藤愼さんが「経済状況が上向き傾向にある今、成人として地域の皆様の役に立てるようにしたい」と決意を述べました。 式ではほかに新成人による意見発表も行われました。 倉田愛美さんは「自分たちが生まれ育ったふるさとを大事にしていきましょう」と仲間たちに呼びかけていました。
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今季最低気温 -8.2度
7日の伊那地域の最低気温は平年より2度程低いマイナス8.2度で、この冬最低となりました。 日中はよく晴れて、最高気温は平年より2度から3度程高い7.6度まで上がりました。 長野地方気象台によりますと、8日9日にかけて雨や雪が降りやすく、その後は晴れる日が続きますが、気温は7日と同じくらい寒さが厳しくなるということです。
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伊那市高遠町地区 成人式
2日、伊那市高遠町地区の成人式が高遠さくらホテルで行われました。 式では、地元住民でつくる「高遠太鼓保存会」が祝い太鼓を披露しました。 新成人の中にも保存会のメンバーがいて、一緒に「紅神楽」という曲を演奏しました。 今年、高遠町地区で成人を迎えたのは、男性22人、女性29人の合計51人です。式には、このうち46人が出席しました。 高遠町公民館の原和男館長は「権利と義務が与えられ新しい節目を迎えた皆さんは、高遠で育った事を誇りとし、故郷に活力を与えて欲しい」と式辞を述べました。 新成人を代表して伊藤利行さんは「自分の責任を自覚して郷土の発展のため最善の努力をしていきたい」と話していました。
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長谷地区成人式
正月の帰省に合わせ、伊那市と南箕輪村で成人式が行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出しました。 1日は、伊那市の長谷公民館で長谷地区成人式が行なわれました。 今年は新成人の一人西村ひかりさんの呼びかけで、昭和43年以来46年ぶりに女性9人が着物姿で出席しました。 今年、成人を迎えたのは、平成5年4月2日から平成6年4月1日生まれの男性8人、女性9人の合計17人で、式には15人が出席しました。 長谷公民館の池上謙館長は「社会の担い手として活躍し吸収した新たな知識を故郷長谷に還元し、夢に向かい着実に歩んでほしい」と激励しました。 新成人を代表して橋爪翔平さんは「くじける事無く努力し困難な事に立ち向かう大人になりたい。広い視野を持った大人になれるようこれからもご指導お願いします。」と誓いの言葉を述べました。
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菊の湯 78年の歴史に幕
12月29日、伊那市の中心市街地の銭湯菊の湯が78年の歴史に幕を下しました。 営業最終日となったこの日、常連客が代表の唐沢寿子さんに感謝の花束を手渡しました。 人々は、「癒しの場で仕事の活力源だった」「長い間おつかれさまでした」などと声をかけていました。 菊の湯は、昭和10年に開業。 地域住民や登山者らで賑わいましたが、燃料の高騰や従業員の高齢化で廃業を余儀なくされました。 伊那市内に残る唯一の銭湯「菊の湯」は、惜しまれながら78年の歴史に幕を下ろしました。
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冬休み終わり保育園はじまる
南箕輪村の村内5つの保育園が6日から始まり、各保育園でおめでとう集会が開かれました。 中部保育園では、園児代表が年末年始で楽しかったことを発表しました。 園児らは初詣やお正月の遊びなどそれぞれ楽しかったことを発表していました。
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管内交通事故死亡者数 目標4人以下
今年の交通事故による死亡者数の目標を4人以下とする伊那警察署と伊那交通安全協会は6日、今年1年の交通事故防止を誓いました。 6日は伊那警察署に署員と協会の会員およそ25人が集まり交通事故防止を誓いました。 伊那警察署の青木辰夫署長は「目指すは交通死亡事故ゼロ。事故で悲しむ人を出したくない。」と話し協力を求めました。 堀内四郎安全協会会長は「去年は目標をオーバーしてしまった。今年は死亡事故ゼロを成し遂げたい。」とあいさつしました。 伊那署管内の去年の交通事故による死者は5人で一昨年と比べて1人減。 ケガ人は552人で33人の減となっていて今年は死者が4人以下、ケガ人は529人以下を目標としています。
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仕事始め トップが訓示
上伊那の多くの企業は6日が仕事始めとなり業務がスタートしました。 サン工業株式会社の川上健夫社長は仕事始め式で「サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる」と訓示しました。 伊那市西箕輪に本社を置く、メッキ処理のサン工業株式会社。 仕事始め式には社員およそ80人が集まり川上社長が訓示しました。 川上社長は「アベノミクスの風を感じるのは我々であり、その感性を持つ会社は成長できるし時代を生きていける。サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる。」と社員に呼びかけました。 仕事始め式ではほかに鏡割りが行われ業績アップを願いました。
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伊那市でも仕事始め 「人口増へ」
自治体でも、6日が仕事始めとなりしました。 伊那市の仕事始め式には職員およそ350人が出席しました。 白鳥孝市長は「定住人口の増加が必要。これは掛け声ではなく、確実に確保する。そうしなければ伊那谷のリーダーとしての存在が小さくなる。」 また、「リニア新幹線や中間ゴミ施設などの課題に対し、住民が安心安全に暮らせるよう職務を遂行してほしい」と職員に呼びかけていました。
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伊那スキーリゾートでスキー教室
伊那市民を対象にしたスキー教室が6日、伊那市西春近の伊那スキーリゾートで開かれました。 伊那市教育委員会が毎年開いているもので、小学生を中心におよそ20人が参加しました。 教室では伊那市体育協会スキー部のメンバー2人が、初級と中級に別れて指導にあたりました。 子どもたちは板の履き方を教わったあと、なだらかな斜面で滑りました。 しばらくすると、リフトに乗り、上からスキー板をハの字に広げ滑っていました。 この日は午前と午後にわたり指導が行われ参加した子どもたちは「楽しかった、これからもっと上手に滑れるようになりたいです」と話していました。
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親戚などが集まり餅つき
30日には、正月に向け各地で餅つきが行われました。 伊那市美篶の三澤忠光さん宅では、親戚や友人など25人が集まり、もち米60キロをつきました。 三澤さん宅では、孫が保育園で餅つきをしたことがきっかけで6年前からうすと杵で餅つきを行っています。 ついた餅はすぐに伸ばし、切り分けていきます。 子供たちも餅つきに挑戦していました。 お昼には、つきたての餅を全員で楽しみました。 30日についた餅はそれぞれ持ち帰り、正月に味わいました。
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みはらしファームで新年カウントダウン
年末年始にかけて伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、2014年の幕開けを祝ってカウントダウンが行われました。 会場には200人ほどが集まり、配られたクラッカーを鳴らして、新たな年明けを祝いました。 カウントダウンの後は恒例のお宝投げが行われました。 500人分の餅や羽広荘の宿泊券、みはらしファーム内の施設の利用券が入ったお宝が配られました。 参加者は福を求めて、手を伸ばしていました。 カウントダウンの後は、日本一早くオープンするみはらしいちご園が開園しました。 訪れた人たちは、赤く実ったいちごを次々にほおばっていました。
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マレットゴルフ新春だるま初打ち大会
市内のマレットゴルフ愛好者でつくる伊那市マレットゴルフ協会のメンバーが5日、伊那市美篶の南割マレットゴルフ場で毎年恒例の新春ダルマ初打ち大会を開きました。 この日は、会員およそ40人が、27ホールのコースを2周して打数を競いました。 年の始めの恒例の大会で、お互い声をかけ合いながら初打ちを楽しんでいました。 伊那市マレットゴルフ協会は、今年も多くの大会に出場して、楽しみながら親睦を深めたいということです。 大会の最後には、参加者にダルマが1つずつ配られました。
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無病息災願う 年の初め
1日の夕方には、無病息災を願う元旦の伝統行事「年の初め」が伊那市御園で行われました。 「年の初め」は、提灯を持った子供達が太鼓を鳴らし区内を練り歩き、無病息災を願う御園区の伝統行事です。 明治時代から始まったとされていて新年を祝い庄屋などから食べ物やお年玉をもらっていたという事です。 昭和に入り一時は途絶えましたが昭和61年のアクセス道路の開通を機に伝統行事を広く伝えていこうと、区のPTAを中心に復活しました。 今年は、区内の小学生30人が参加し、およそ2キロを歩きました。 コースの途中では、ひと目見ようと家から出てくる人や、お菓子を差し入れる姿も見られました。
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銭湯菊の湯 29日に営業終了
伊那市に唯一残る銭湯、菊の湯が29日で営業終了となります。 28日は営業終了を前に、常連客などが菊の湯を訪れました。 菊の湯は昭和10年に創業し、78年間町部の銭湯として利用されてきました。 燃料費の高騰、施設の老朽化、従業員の高齢化などにより、あすで営業を終了します。 菊の湯では、「ここまでがんばってこれたのもみなさまのお力添えがあってのこと。深く御礼申し上げます」と感謝しています。 また、菊の湯の廃業に伴い、家に風呂が無く困る人が居ることなどから、住民有志は29日、仮称「いい湯だな会」を結成します。 みはらしの湯への送迎サービスの充実や、街中に入浴施設を整備するための研究などを行います。 菊の湯の営業は29日午後9時までです。