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駒ヶ岳遭難事故から100年
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故から100年となりました。 箕輪町の箕輪中部小学校では27日、慰霊の日の行事が行われました。 27日の朝、全校児童が花を持って学校に登校しました。 箕輪中部小学校には、遭難の碑が建立されていて、児童たちは、花を手向け手を合わせていました。 この行事は、遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となり毎年事故があった8月27日に行われています。 駒ヶ岳登山の遭難は1913年大正2年の8月26日に今の箕輪中部小学校、当時の中箕輪尋常高等小学校で引率していた教師や児童37人のうち11人が犠牲となりました。 その後、上伊那教育会は遭難現場に、記念碑を建立しました。 27日は、全校児童700人が集まり命の大切さを考える会が開かれました。 会には、遭難犠牲者の遺族らでつくる偲岳会のメンバーも参加しました。 会では、委員会の代表児童が西駒遭難事故について話をしたり、2年生と4年生が命の大切さについて作文を発表していました。 また、5年生は命の歌を発表していました。 岡田誠校長は、「自分や仲間、生きているものを大切にすることが命を亡くした当時の人たちの思いに答えられると思う。これからも心を育てていきましょう」と呼びかけていました。
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新山保育園再開目指し意見交換
平成21年度から休園となっている新山保育園の再開を目指す地元有志の会は今日、伊那市の職員を招き保育園再開について意見交換しました。 25日は、子育て支援課の福澤清保育係長が新山保育園を訪れ、保護者と意見を交わしました。 有志でつくる新山の保育園・小学校を考える会では、平成27年度までの保育園再開を目指して取り組んでいます。 保育園再開には、定員の半分の20人の園児が必要です。 会が7月に行ったアンケート調査によると、来年度再開した場合の入園希望者は20人に達しています。 今回は、入園受付けを2か月後に控え、保護者が再開までの手続きや日程などの説明を職員から聞いた他、意見を交換しました。 保育園の入園申し込み手続きの締め切りは11月1日となっていて、会では10月6日に再度集まり独自に希望調査を行って対応をとっていきたいとしています。
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世界ジオパーク登録へ初会合
南アルプス世界自然遺産登録推進協議会のジオパーク推進部会による、「ジオパーク登録検討委員会」の初会合が26日、伊那市創造館で開かれました。 これは、南アルプスの世界ジオパーク登録を推進するために開かれたもので、長野、山梨、静岡の三県から関係者およそ25人が参加しました。 26日はその中から、17人の委員に委嘱状が白鳥孝ジオパーク推進部会長から手渡されました。 この後行われた初めての会議は非公開で行われ、委員長に静岡大学理学部特任教授の増沢武弘さんが選ばれました。
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「余熱活用の施設建設、現実的ではない」
上伊那広域連合が計画を進めている新しいごみ中間処理施設について、白鳥孝連合長は、「その余熱を活用する施設の建設は現実的ではない。」との考えを示しました。 これは26日伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会一般質問で「施設の余熱利用をどう考えているか」との質問に答えたものです。 白鳥連合長は「温泉やプールは近隣に類似施設があり、採算も合わない。農業用ハウスへの熱の供給も初期投資が高い。」とし、余熱利用の施設は現実的ではないとの考えを示しました。 そのうえで発生した熱については、新ごみ中間処理施設内で利用し余剰分については売電するとの方向性を示しました。
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森林コースを走るトリムマラソン
森林内を自分のペースで走る第3回トリムマラソンが25日、伊那市ますみヶ丘平地林で行われました。 トリムマラソンは2.5キロと5キロのほか10キロを走るクロスカントリーの3種目が行われました。 それぞれ時間をずらしてスタートしピストルの合図で参加者は一斉に平地林のコースに飛び出していきました。 トリムマラソンは標高900メートルの森林内のコースを市内外にPRしようと実行委員会が開いたもので保育園児から80代までおよそ260人が参加しました。 参加者のうち160人が伊那市内、東京や愛知など県外から40人が集まりました。 トリムマラソンはスピードではなく、あらかじめ申告したタイムと実際のタイムの誤差の少なさを競います。 25日はあいにくの雨となりましたが、ランナーはウッドチップが敷き詰められた森林コースを楽しみながら走っていました。
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ナシ主力品種「南水」出荷6割減
箕輪町のJA箕輪選果場では、26日からナシとりんごの出荷が始まりました。 ナシの主力品種「南水」の出荷量は春先の凍霜害の影響で去年と比べて6割減少する見込みです。 梨は早生種「幸水」の出荷が26日から始まりました。 選果場では従業員が表面にサビや日焼けがないかなど項目別に一つ一つ確認しながら規格ごとに選別していました。 JA上伊那によりますと「幸水」については今年10キロの箱で9千ケースの出荷を見込んでいて去年と比べて1割から2割の減となっています。 また9月から出荷が始まる主力品種の「南水」については去年の3万ケースと比べおよそ6割減の1万3千ケースにとどまると予想しています。 いずれも春先の凍霜害に加え夏の高温干ばつが影響しているということです。 早生種のりんご「つがる」は凍霜害の影響は少なかったものの、高温干ばつによる日焼けにより、去年より1割ほど少ない2万ケースの出荷を見込んでいます
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守屋山の化石を市に寄贈
伊那市高遠町藤沢出身の守屋益雄さんが子どもの頃から高遠町の守屋山で集めていた化石およそ100点を伊那市に寄贈しました。 26日は伊那市創造館で寄贈式が行われました。 守屋さんは子どもの頃から家の近くの守屋山に登り興味を持っていた化石や岩石を集めていました。 その展示会が伊那市創造館で開かれたことから、貴重な資料として管理を市にしてもらいたいと、今回寄贈することにしました。 守屋山の化石はおよそ2千万年前のものといわれています。 その頃は海底でその後、海底火山で隆起したということでカキやハマグリなど貝の化石が多く見つかっています。 県の自然観察インストラクターも務めている守屋さんは「南アルプスの成り立ちを研究する資料として役立ててもらいたい。」と話していました。
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講演会「父、新田次郎と私」
百周年記念事業の一環として遭難事故を題材にした山岳小説で映画にもなった「聖職の碑」の作者、新田次郎の次男、藤原正彦さんによる講演会が25日箕輪町文化センターで開かれました。 お茶の水女子大学名誉教授の藤原さんは作家としても活動しています。 講演会では「父、新田次郎と私」という演題で話をしました。 藤原さんは「父は学校卒業後、気象台に入り富士山頂で越冬しながら気象観測を行っていた。 その時の経験が後に山岳小説を書くうえで役にたったと思う。」と話していました。 また「太平洋戦争末期、満州に渡り気象観測を行っていた際、ソ連侵攻にもかかわらず逃げずに、軍事機密扱いだった観測情報を処分し捕虜になった。」として「気骨のある人だった。」と話していました。 会場にはおよそ500人が集まり藤原さんの話を熱心に聞き、「聖職の碑」を書いた新田次郎の人柄に触れていました。
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ラジコンヘリと飛行機の操縦技術競う
ラジコンヘリと飛行機の大会が25日、伊那市の三峰川河川敷で開かれました。 大会には、関東甲信越地方のラジコン愛好者およそ20人が集まりました。 愛好者同士の交流の場にしようと2年に1回のペースで開かれています。 大会は、飛行機かヘリコプターを使ってタイムを競うタイムトライアル方式で開かれました。 感覚で時間を図り、離陸から着陸までの時間が3分に近い人が勝ちます。 ラジコンは、1メートルから3メートルのものまで大きさは様々です。 ただ飛ばすだけでなく、宙返りや逆さま飛行などの技を繰り広げる人もいました。 長い人では40年以上のベテランもいて、お互いに技術を見せ合っていました。 大会の結果、埼玉県の高島和夫さんが優勝しました。
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記憶を後世に 西駒ケ岳遭難から100年
中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が25日、箕輪町の明音寺で行われました。 遭難事故は大正2年1913年8月26日に行われた西駒ケ岳登山で中箕輪尋常高等小学校の生徒らが暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。 法要は遭難犠牲者の遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会員のほか、町や学校関係者などおよそ50人が出席しました。 偲岳会では、毎年、慰霊祭や慰霊登山を行い遭難の記憶を風化させないための活動を行っています。 今年は百周年記念事業として会員や関係者がその記憶や思いを書いた記念誌が発行されました。 偲岳会の唐澤義雄会長は「発行された記念誌を読んでいると百年の歴史の重みを感じる。犠牲者の無言の教訓を肝に命じて生きていきたい。」と話していました。 偲岳会では会員の高齢化が進む中遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていくとしています。
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上山田区民ソフトバレー大会
伊那市高遠町上山田区の区民ソフトバレーボール大会が25日、伊那市高遠町の高遠小学校で開かれました。 大会は、上山田公民館が区民のつながりを深めようと昭和47年から毎年開いているもので、今年で42回目になります。 25日は上山田区5常会の7チーム、中学生から70代のおよそ200人が参加しました。 ゲームは9人制のソフトバレーボールで老若男女が歓声を上げて楽しみました。 公民館長の前田裕敏さんは「先代から受け継がれてきた、区民の親睦の機会を大切にして、これから先も続けたい」と話していました。
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パネルシアター研修会
箕輪町図書館による幼児から小学生向けのパネルシアター研修会が22日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 研修会には箕輪町のボランティアや学校関係者などおよそ30人が参加しました。 淑徳短期大学講師の藤田佳子さんがつとめ、幼児から小学生向けのパネルシアターの仕組みと演技方法を中心に実演を交えて説明しました。 藤田さんは「遊びだけではなく授業に取り入れることが出来る、英語を交えると遊びながら自然と英語が学べる」と話していました。
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千葉市の児童が乗馬体験
千葉市の子どもたちが自然の中で過ごす、農山村留学が23日から始まり、子どもたちが箕輪町のパカパカ塾で乗馬体験をしました。 箕輪町を訪れたのは、千葉市内の3つの小学校の6年生と教職員、併せて53人です。 千葉市では、小学校の6年生を対象に夏休みを利用して、「人や自然と触れ合う体験事業」を行っていて、箕輪町が受け入れするのは今年で7回目になります。 23日は、あいにく雨が降ってしまいましたが、子どもたちが一番楽しみにしていた、乗馬体験を箕輪町のパカパカ塾でしました。 子どもたちは、箕輪町内15軒の民家に宿泊したり、箕輪南小学校の児童と交流するなどして、3泊4日を過ごします。
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NPO法人森の座 展示会
森林保全を行っているNPO法人森の座の活動を紹介する、「コレマデとコレカラ展」が、24日から伊那図書館で開かれています。 NPO法人森の座は伊那市で平成17年に発足し、伊那市の森林保全を中心に活動しています。展示会は8年間の活動報告と、今後の伊那谷の森林のありかたなどを、地域の人たちと共に考えるきっかけにしようと開いたものです。 展示場はテーマ別にコーナーが設けられ、このうち「森を作る、森を守る」のコーナーでは間伐の必要性や、間伐した木の搬出方法などをパネル写真や実物で紹介しています。 「木を活かす」のコーナでは伐採で出た木の有効利用として、加工した薪や木炭が展示されています。 ナラの木の木炭は長時間燃焼することや、赤松の木炭は火の付きが良く火力が強いなどの特徴が説明されています。 また、「木のある暮らし」のコーナーでは、木製のスプーンや椅子が展示され、遊びのスペースでは木の香りの残る積み木で子どもたちが遊んでいました。 NPO法人森の座の展示会は9月1日まで伊那図書館で開かれています。
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どろんこフナ掴み大会
箕輪町公民館松島分館による、「どろんこ天国フナ掴み取り大会」が24日、箕輪町松島の田んぼで開かれました。 どろんこ天国は、自然体験活動として箕輪町公民館松島分館が10年前から毎年開いているもので、24日は松島区の園児や小学生、その保護者およそ70人が集まりました。 春先から育ててきたフナは4センチほどに成長していて、子ども達がどろだらけになって捕まえていました。 中には15センチ程のフナや鯉を掴む子どもがいて、大人たちから大きな歓声が上がっていました。 松島分館では、地区の子ども達の交流の場や親子が触れ合う機会として続けていきたいと話していました。
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大芝高原まつり多くの人で賑わう
伊那谷の夏を締めくくる南箕輪村の大芝高原まつりが24日行われ、出店や様々なイベントに会場は多くの人で賑わいました。 伊那地域は昨日の夕方から今朝までに46ミリの雨が降り祭りの開催が危ぶまれましたが、午前中には雨が上がり会場は多くの人で賑わいました。 「人と人とのつながりを求めて」をキャッチフレーズに始まった大芝高原まつりは、今年で28回目を数えます。 祭りでは、地元の各種団体による露店や、村のキャラクターまっくんにちなんだ商品を販売するブースなど、29店舗が並びました。 大芝湖では恒例のたらいレースが行われ、地元の中学や大学、一般などおよそ60人が参加しました。 たらいレースは、1チーム3人で一人ずつたらいに乗り順位を競います。 中にはなれないレースに悪戦苦闘する参加者もいました。 決勝戦は、去年優勝した伊那市のソフトボールチームと、信州大学の学生との一騎打ちとなりました。 他に、おまつりパレードには村内外からおよそ1200人が参加し、2006年にできた大芝高原音頭ニューバージョンを踊りました。 踊りには、村のイメージキャラクターまっくんも参加し祭りを盛り上げていました。 午後7時半からの花火大会では、58番組およそ800発が打ち上げられました。
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上伊那農業高校に伊那中生徒が体験入学
来年の春卒業を予定している中学生を対象にした体験入学が24日、南箕輪村の上伊那農業高校で行われました。 24日は、上伊那地域の中学3年生およそ440人が集まりました。 上農高校には、4つの科があります。 体験入学は、それぞれの科の授業を体験することで今後の進路選択の参考にしてもらおうと行われているものです。 中学生らは、11のコースに別れそれぞれ20分ずつ体験しました。 このうち生産環境科では、地面を掘削するのに使うバックホーや、トラクターなどの運転を体験しました。 他に園芸科学科では、学校で栽培しているトルコギキョウを使ってコサージュを作りました。 県立高校の入学試験は、前期選抜が来年2月6日に、後期選抜は来年3月11日に行われる予定です。
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西澤 由美子さん水彩画展
伊那市高遠町在住の西澤 由美子さんのカラフルで、空想的な水彩画展が、信州高遠美術館で開かれています。 高遠町在住の西澤さんは、現在56歳。40歳の頃から、時間を見つけては趣味で絵を描き始めました。 個展を開くのは今回2回目で、高遠美術館では初めてです。 会場には10年ほど前に描いたものから近作まで、22点が並んでいます。 身近にあるものや、友達から聞いたストーリーなどを膨らませて、浮かんできたイメージを絵にしていくという西澤さん。 地元高遠をイメージして描いたという絵もあります。 西澤由美子さんの水彩画展は、9月1日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
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南信協同チケット招待者は交換へ
24日に予定されていた伊那文化会館附属劇団南信協同の公演が中止となったため、伊那文化会館は、招待していたい~なちゃんカードなどの利用者に対し、公演チケットをそれに変わるチケットと交換します。 伊那文化会館は、開館25周年事業として、伊那市の電子マネー「い~なちゃんカード」と駒ヶ根市の電子マネー「つれてってカード」の利用者200組、400人を、附属劇団南信協同の公演「熱海殺人事件」に招待していました。 しかし、劇団員が急病になり、24日と25日に予定されていた公演が急遽中止となりました。 今回、南信協同のチケットを、来年2月の信州農村歌舞伎祭、今年10月からの東山魁夷収蔵品リクエスト展、来年3月までのプラネタリウム一般投影番組のいずれかのチケットと交換するとしています。 伊那文化会館では、開館25周年を記念して地域に還元したいとの思いから、カードを発行する2つの組合は、今回の招待券事業を重要な戦略と位置づけていることから、南信協同の公演に変わるものを提供し地域に貢献したいということで一致したということです。 チケットの交換には南信協同の「熱海殺人事件」のチケットが必要です。チケットの交換は伊那文化会館などで24日から可能です。
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「あさみちゆき」コンサートの実行委員会 たかずやの里に寄付
今月10日に伊那市内で開かれた「あさみちゆき」コンサートの実行委員会は23日、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転、新築費用に役立ててもらおうと、13万円を寄付しました。 コンサート実行委員会の金澤幸宣代表がたかずやの里を訪れ、たかずや福祉会埋橋良和理事長にコンサートチケットの売上金の一部と、会場で募った募金、併せておよそ13万円を手渡しました。 埋橋理事長は、「子ども達の為に使わせていただきます。あさみさんにも是非一度、施設に遊びに来て欲しい」と話していました。
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福知山爆発事故受け露店の指導
京都府福知山市の花火大会会場で露店が爆発し、60人が死傷した事故を受け、24日に大芝高原まつりが予定されている南箕輪村の大芝高原で、露店に対して安全指導が行われました。 大芝高原では、24日の祭りを前に、店を出す地元住民などが準備を行っていました。 福知山市の爆発事故は、ガソリンの携行缶の取り扱いに問題があった可能性が高いことから、同様の事故を未然に防ごうと明日の祭り本番を前に指導が行われました。 23日は、南箕輪村役場の職員や伊那消防署の署員が火の取り扱いなどについて注意を促していました。 福知山市の事故で消防庁から通達を受け行うもので、伊那消防署が露店に対して事前に実施するのは初めてだということです。 大芝高原まつりでは、発電機は、各店舗ではなく実行委員会が用意するということで、23日はガスが正しく使われているかを中心にチェックが行われていました。 伊那消防署では、「ガソリンは、手に入りやすく使い勝手が良いが大変危険なもの。揮発性が高く、火がつくと一瞬にして燃え広がるなどその怖さを理解し、取り扱いや保管方法に注意して欲しい」と呼びかけていました。
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ふるさと就職面接会
来春、大学・短期大学などの卒業予定者を対象にしたふるさと就職面接会が、23日、伊那市のいなっせで開かれました。 ハローワーク伊那が開いたもので今年度は、5月に続き2回目の面接会です。 23日は、去年の同じ時期に比べ5社少ない30社が参加しました。 参加した学生は、男性43人女性28人のあわせて71人で、去年より58人減と大幅に減少しました。 学生らは、製造業やサービス業など希望する企業の人事担当者から説明を受けていました。 今年の求人数は、福祉関係の企業の求人が増え、去年の112人より51人多い163人となっています。 参加した学生の数が減った理由についてハローワーク伊那では「都市部での内定が早い時期に決まっているためではないか。」と分析しています。 しかし、雇用情勢は厳しい状況が続いているとして、「今回の合同面接会で内定が決まらない学生に対しても、支援を続けていたい」としています。
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あす大芝高原まつり
24日は、第28回大芝高原まつりです。 23日、公園内では、関係者が準備に汗を流していました。 24日は、午前10時の開会式を皮切りにまつり名物のたらいレースやおまつりパレードなど様々な催しが計画されています。 天候が心配されますが、村では24日の午前6時30分に防災無線と一斉メールで告知することにしています。 順延になった場合は、翌日25日にすべてのイベントが行われることになっています。 伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を28日水曜日の午後2時30分から放送する予定です。
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南小児童が農業用水路見学
南箕輪小学校の4年生の児童は、身近な農業用水路について学ぼうと23日西天竜幹線水路を見学しました。 農業用水路の見学会は、県が毎年開いているものです。 上伊那の4つの小学校が対象で初回となったこの日は、南箕輪小学校の4年生60人が西天竜幹線水路の主要箇所をまわりました。 このうち南箕輪村久保にある円筒分水工では、上伊那地方事務所の職員が水路の概要や円筒分水工の役割を説明しました。 円筒分水工は、水田の面積に応じて、各水路に正確な比率で水を分けるよう工夫されています。 職員は、水争いを解決するために作られたことや水路上に35箇所もあり日本最大規模であることなどを説明すると児童は、必死にメモをとっていました。 ある児童は、「社会科の授業で農業用水について勉強しだしたところなので、実物を見ることができて実感がわいた」と話していました。
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「東みのわ保育園」に決定
箕輪町の長岡保育園とおごち保育園を統合し来年6月の開園を目指す新しい保育園の名称は、「東みのわ保育園」に決まりました。 23日、平澤豊満町長が議会に報告しました。 名称は、6月下旬から7月末まで募集を行い3歳から88歳までの60件の応募があったということです。 2日の選考委員会で東みのわ保育園に決定しました。 東みのわ保育園の本体工事は、7月下旬の入札で不落となりましたが、19日に改めて行った入札で箕輪町の日之出建工が3億1,780万円で落札しました。 23日の臨時町議会で工事請負契約締結に関する議案が全会一致で可決されました。 工期は、当初より2か月延長した来年5月20日で6月上旬の開園を目指します。
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卒業20年記念 春富中学校同窓会有志がたかずやの里へ寄付
平成4年度に伊那市の春富中学校を卒業した同窓会有志は、児童養護施設たかずやの里の移転・新築に役立ててもらおうと10万円を寄付しました。 22日、同窓会実行委員長の鹿児島洋一さんと、副実行委員長の倉田美穂さんがたかずやの里を訪れ、菅雄峰施設長に10万円を手渡しました。 今年卒業20周年を迎えた平成4年度の春富中卒業生は、記念の同窓会を今月11日に開きました。 節目の年に、地元のために何かしたいとの思いからたかずやの里への寄付を決め会場に募金箱を設置しました。 当日は100人が参加し、参加できなかったメンバーも含めて、10万円が集まったということです。 菅施設長は、「施設の子どもたちは春富中学校に通っているので、先輩の皆さんに思ってもらえる事がうれしい」と話していました。
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ちぎり絵作品展が開かれる
伊那市御園の中村早恵子さんが開く、中村早恵子御園教室のちぎり絵の作品展が、22日から伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 会場には四季折々の風景画を中心に、11人の近作44点が展示されています。 ちぎり絵に使われる和紙は、何層にも重ねられていて、様々なあじわいを出せるところが特長です。 作品は和紙をちぎったり、剥いだりして貼り合わせていくことで、色の濃淡や奥行のあるちぎり絵が出来るということです。 中村さんは「淡く、優しい、作者それぞれの味わいを感じて欲しい」と、話していました。 中村早恵子御園教室の作品展は、26日(土)まで伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
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農家食堂こかげ 元気づくり支援金優良事例に選定
伊那市高遠町藤沢で農業振興、地域活性化などをめざし去年オープンした、農家食堂こかげ。 運営が順調な滑り出しを見せる中で、県の元気づくり支援金の優良事例として選定されました。 去年4月にオープンし、2年目を迎えた伊那市高遠町藤沢にある農家食堂こかげ。 地元の主婦が、地元の米や野菜をふんだんに使った食事を提供しています。 料理や、店の雰囲気がいいと好評で、リピーターも定着しています。 22日の日替わりメニューは、ピーマンの肉詰めでした。その日収穫された野菜によってメニューが決まるということです。 店のオープンの備品購入などには、長野県の地域発元気づくり支援金から、450万円の助成を受けています。 平成24年度の支援金を受けて上伊那で実施された事業のうち優良事例2事業の一つにこかげを運営するやさい村信州高遠藤沢郷の活動が選定されました。 やさい村信州高遠藤沢郷は、藤沢産の野菜の美味しさを広げたいと、活動を始めました。 1年目の2010年には、高遠町のイベントで、野菜たっぷりの肉まんを提供しました。 食堂こかげに続く牧場。この辺りはごみが多く捨てられていましたが、2年目の2011年には、住民を巻き込んで整備作業を行いました。 3年目、整備された里山に、こかげが建設されました。 こかげなど2事業が選ばれた上伊那の優良事例発表会は、10月頃に開かれる予定です。
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17日連続30度以上
22日の伊那地域は、最高気温35.9度の猛暑日となりました。 7日から16日連続して30度以上の暑い日が続いていますが、長野地方気象台によると、明日あさっては前線が近づくため、まとまった雨が降り涼しくなるということです。
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伊那中生ローメンでギネス挑戦めざし調理
伊那市の伊那中学校の生徒有志は、ローメンでギネス認定挑戦を前に、15日に開かれた伊那ローメン夏まつりで調理に挑戦しました。 伊那ローメン夏まつりは、伊那ローメンズクラブが毎年この日に開いていて今年で3回目です。 今年は、ローメンでギネス認定を目指す伊那中学校の生徒有志30人ほどが、祭りに参加しました。 生徒達は、ローメンズクラブの提供を受けて、150食を作りました。 伊那中では、今年の文化祭の中で、全校生徒が参加し、ローメン100グラムを何皿つくれるかというギネス記録に挑戦します。 祭りへの参加は、実際に調理することで、当日もスムーズに段取りや役割分担ができるようにと行われました。 作った150食は訪れた人たちに無料で振舞われました。 ギネスの認定を受けるには、費用が必要なため、会場には協力を呼びかける募金箱や、廃品回収スペースも用意されていました。 伊那中学校のギネス認定挑戦は、9月28日の文化祭の中で行われる予定です。