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勝利で地域を盛り上げたい!VC長野の挑戦
上伊那地域を拠点に活動する、地域リーグのバレーボールチーム「VC長野トライデンツ」。
現在、東日本の実業団チームやクラブチームが出場するリーグ戦に挑んでいます。
毎週水曜の夜、南箕輪村の村民体育館ではVC長野トライデンツの選手が練習をしています。 -
英語教育について考える講演会
小学生からの英語教育について考える講演会が23日伊那市のいなっせで開かれました。
講演には上伊那の小学校・中学校・高校の英語科の教諭などおよそ80人が参加しました。
講演会は昨年度から小学校で外国語が必修化されたことから、英語教育について考える機会を作ろうと教諭らでつくる上伊那地区英語教育研究会が開いているもので、今年で2回目です。
講師は立教大学特任教授で、NHKのテレビ番組「ニュースで英会話」で講師を務める鳥飼玖美子さんです。
鳥飼さんは、「明治時代にも小学校で英語教育が行われていたが、優秀な教員をあてられなかったことや中学校の授業にうまく接続できなかったことから失敗したと考えられている。当時を振り返り、現在に生かしていくことが大切」と話していました。 -
伊那餃子会大型店でイベント
伊那地域の飲食店でつくる伊那餃子会は26日、2月26日の包むの語呂に合わせて市内の大型店で初のイベントを開きました。
これは、伊那餃子を多くの人に知ってもらおうと企画したものです。
伊那餃子会は、平成22年に発足し現在9店舗が加盟しています。
26日は、雑穀アマランサスが具に入った焼き餃子と、揚げ餃子の2種類を普段より50円安く250円で販売しました。
もち米のようにもっちりした感触が具とよくからみ合うのが特徴だということです。
買い物に訪れた人たちは、試食をして餃子を買い求めていました。
餃子を買った人には加盟店で使える餃子の無料券がプレゼントされました。
目標としていた200食は1時間ほどで達成し、店から追加して販売をしていました。
伊那餃子会では、定期的にイベントを開いて伊那餃子をPRしていきたいとしています。
また、地域の食材をつかった餃子の開発にも力を入れていきたいと話していました。 -
女性農業者が料理通じて交流
伊那市内の農業に携わる女性が料理を通じて交流を深める集まりが26日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
交流会には、市内の女性農業者およそ30人が参加し、米粉を使った料理を作りました。
作ったのは、上伊那産の小麦ハナマンテンを使った「餃子」岐阜県の郷土料理「からすみ」などです。
交流会は、地元の農産物の消費拡大と、女性農業者の親睦の場として、伊那市農業振興センターが毎年開いているものです。
仲間同士会話を楽しみながらも、手際よく作業を進めていました。
料理が完成すると、全員で味わいました。
伊那市農業振興センターでは、「農業と産業が結びつく6次産業を進める上で、女性の力はなくてはならない。市の農業振興につなげていきたい」と話していました。 -
三六災害を後世にアーカイブス制作
国土交通省天竜川上流河川事務所は伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」を後世に伝えていこうと、記録や体験談をまとめたアーカイブスの制作を行っていて、今年度中にウェブサイトに公表する計画です。
天竜川上流河川事務所は昭和36年6月に発生した「三六災害」の体験談などをまとめ後世に伝えていこうと取り組んでいます。
25日は、駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で、アーカイブスの制作にあたり、課題などについて意見を聞こうと座談会が開かれました。
会には、信州大学農学部の北澤秋司名誉教授や災害の記録をまとめた本の制作者、碓田栄一さんなど4人が出席しました。
現在、災害の写真や体験談など200項目の災害の記録を整理しています。
出席者からは「生々しい体験談をそのまま掲載する方が見る人に危険を喚起できる」「体験者の話を動画で載せてはどうか」など様々な意見が出されていました。
天竜川上流河川事務では今年度中にまとめ、ウェブサイトで公開したいとしています。 -
予想以上の降雪 除雪費増
伊那市は、この冬降雪が多かったことから、除雪費4000万円を追加する補正予算案を26日開会した伊那市議会3月定例会に提出し全会一致で可決されました。
伊那市では今年度当初予算で4,760万円の除雪費を盛っていましたが、降雪が予想以上に多かったため、さらに4,000万円を追加する補正予算案を今議会に提出し全会一致で可決されました。
伊那市によると12月から昨日までで降雪があった日は11日で、2月20日までの除雪委託料は6,458万円、凍結防止剤は2,300万円となっています。
伊那市では、主要道路278路線、総延長は263.7キロ、を27の業者に委託し除雪をしています。
今定例会には、この他、総額328億円の新年度一般会計予算案や伊那市土地開発公社解散に伴う第三セクター等改革推進債の起債に関する議案など47議案が提出されました。
伊那市議会3月定例会は3月15日までの18日間で、3月6日から8日まで一般質問、15日に閉会する予定です。 -
子育て中の母親と町長が意見交換
箕輪町は、子育て中の母親の意見や要望を聞く「地域子育て協議会 座談会」を26日、文化センターで開きました。
座談会では、町内の13の子育てサークルの代表者と平澤豊満町長が意見を交わしました。
行政と母親との話し合いの場にしようと毎年開かれているもので、今年で3回目です。
参加した母親からは「5歳児検診を新たに設けて欲しい」「年少園児は手がかかる時期なので、クラスに保育士を2人配置してほしい」「町内で交通死亡事故が増えている。子どもだけでなく、母親やお年寄りなど町全体での交通安全教室を開いてほしい」などの要望が出されました。
町によりますと、子育て支援センターの設備の充実や病児病後児保育の定員を増やすなど、これまでの座談会で出された意見が町政に反映されているということです -
桜餅風味 発泡酒「さくら」発売
伊那市高遠町の桜の花びらを使った桜餅風味の発泡酒が26日から発売されます。
新たに開発された発泡酒「さくら」は、伊那市観光株式会社が観桜期に合わせて販売するものです。
商品を開発したのは、神奈川県で伊那のリンゴを使った発泡酒などを作っている地ビール製造会社、サンクトガーレンです。
サンクトガーレンによりますと、発泡酒「さくら」は、桜餅風味の味わいが特徴だということです。
ビールの苦味の基になるホップの使用は抑え、風味付けには高遠でとれた八重桜の花びらと葉を使っています。
1本330ミリリットル入り450円となっていて羽広荘、仙流荘、入野谷、高遠さくらホテルで販売されます。 -
長谷循環バスの一部路線変更
伊那市地域公共交通会議と協議会が25日、伊那市役所で開かれ、長谷循環バスの一部路線の変更が了承されました。
会議にはバス運営会社や住民代表などおよそ10人が出席しました。
路線変更となるのは、高遠から長谷杉島を結ぶ長谷循環バスの上村から、ざんざ亭停留所にかけての県道杉島市野瀬線の旧道です。
この区間は山沿いのため、倒木が発生し運行に支障が生じていることから、隣接して通っている新道に路線変更します。
これにより、途中の田本停留所は経由されませんが、ざんざ亭停留所までの距離がおよそ160メートルと近くにあり、地元も路線変更に合意しているということです。
会議ではほかに公共交通の利用促進としてこれまでに行われてきた、夏休みの子ども定期券について今年の春休みも実施することが了承されました。
子ども定期券は小学生500円、中学生1,000円で定期券を購入すれば市内の路線バスに何度でも乗れるもので期間は3月1日から4月3日までとなっています。 -
伊那市民生児童委員協議会が寄付
伊那市民生児童委員協議会は児童養護施設たかずやの里、移転新築費用に役立ててもらおうと現金16万9千円を寄付しました。
25日は、協議会の城倉直彦会長と橋爪傳副会長が伊那市役所を訪れ上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に寄付金を手渡しました。
民生児童委員は市内に169人いて青少年の健全育成に関する活動を行っています。
寄付は城倉会長の呼びかけにより行われたもので、現金16万9千円が集まりました。
城倉会長は「たかずやの里移転新築に賛同し会員に呼びかけた。子どもたちのために役立ててください。」と話していました。
たかずやの里への寄付は、24日現在で550件あり、金額はおよそ3,000万円となっています。 -
交通死亡事故現地診断
2月に入り3件と、交通死亡事故が多発している箕輪町で、死亡事故現場の現地診断が25日行われました。
25日は、3件のうち2件の現地診断が行われました。
このうち9日の事故現場となった三日町の綿半スーパーセンター前の町道の現地診断では伊那警察署、交通安全協会など30人ほどが参加しました。
箕輪町では、9日に綿半スーパーセンター前の町道で車が買い物客をはねる死亡事故が、13日には大出で車がガードレールに衝突し運転手が死亡する事故がありました。
箕輪町は15日に交通死亡事故多発非常事態宣言を発令。
しかし、22日に沢上の春日街道で横断中の男性を車がはねる死亡事故が起きました。
現地診断で、参加者からは、「歩行者が駐車場と道路を隔てる柵を越えてわたらないよう、高くしたらどうか」などといった意見が出されていました。
伊那警察署によりますと、去年の伊那署管内の交通死亡事故は5件6人で、国道や県道で発生していました。
一方今年に入ってからの3件の死亡事故は、すべて箕輪町で起きていて、町道など生活道路で発生しているのが特徴です。
綿半スーパーセンター箕輪店は、3月上旬までに駐車場の看板や支柱にドライバーに注意を促す表示をしていくほか、警備員の配置なども検討していきたいとしています。 -
伊那朗読の会発表会
伊那市などの朗読愛好家で作る伊那朗読の会の発表会が23日伊那市のいなっせで開かれました。
会員17人が「自然」をテーマにした小説やエッセイなどを朗読しました。
伊那朗読の会は月に一度活動を行っていて、年に1度発表会を開いています。
このうち入田幹人さんは、椋鳩十の童話、「金色の足あと」を読みました。
人間にとらえられた子ぎつねのもとへ食べ物を運ぶ親ギツネに少年の心が動かされるという話です。
ある参加者は、「読むたびに読み方が変わるのが朗読の難しい所。今日は練習の成果を自分なりに出せました」と話していました。 -
地元出身音大生が演奏披露
声楽や、ピアノ、ホルンなどを学ぶ、上伊那出身の大学生が演奏を披露する、「フレッシュコンサート」が24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
このコンサートは、若手音楽家の発表の場を設け、地元の人達に知ってもらおうと、保護者などでつくる「若い芽を育てる会」が毎年開催しています。
今年は、15人が練習している曲目などを披露しました。 -
機織り体験 オリジナルお雛様づくり
地域の身近な伝統技術に親しんでもらおうと、箕輪町郷土博物館は、機織り機で織った布でひな人形を作る催しを24日、開きました。
体験会は、展示品を鑑賞してもらうだけでなく、実際に道具を使い体験する事で地域の伝統技術を理解してもらおうと、毎年開かれています。
この日は、町内を中心に12人が参加しました。
参加者は、博物館が製作した簡易機織り機で、縦糸に木綿糸、横糸に毛糸を使って、ひな人形の着物を織りました。
参加者らは職員から指導を受けながら、縦糸に横糸を左右から繰り返し通して、丁寧に織り上げていました。
人形は職員が事前に用意した淡い色を塗ったキッチンペーパー数枚を胴体にみたてた綿棒に重ねた物で、その上に参加者が織った色鮮やかな布を着せていました。 -
箕輪町 意識不明の男性死亡
22日、箕輪町沢上の春日街道で、普通乗用車にはねられ、意識不明の重体となっていた男性が、23日死亡しました。箕輪町内での死亡事故は、この事故を含め、2月に入り3件となっています。
伊那警察署の発表によりますと、死亡したのは、箕輪町の自営業・大槻末男さん74歳です。
事故は、22日午後9時40分頃、箕輪町沢上の春日街道を横断していた大槻さんが、辰野から南箕輪方面に向かい走っていた車にはねられたものです。
大槻さんは意識不明の重体となっていましたが、23日午後8時頃、頭部外傷などにより収容先の病院で死亡しました。
町内での死亡事故は2月13日までに2件発生していて、町では15日に死亡事故多発非常事態宣言を発令しています。 -
キッズ王国800人が来場
手作りの遊びを楽しむキッズ王国が24日、伊那市の伊那公民館で行われ、親子連れで賑わいました。
24日は、東部中学校の吹奏楽部による演奏でイベントがスタートしました。
キッズ王国は、冬に室内で出来る手作りの遊びを楽しんでもらおうと伊那市公民館運営協議会や子育てサークルのメンバーでつくるキッズ王国実行委員会が毎年開いているものです。
館内には、牛乳パックでびっくり箱を作ったり、小さい子供が口に入っても安全な小麦粉粘土を使って作品をつくるコーナーなどが設けられました。
このうち新聞紙をちぎった紙のプールでは、子どもたちが頭から紙をかぶったり投げ合ったりして楽しんでいました。
また、さかな釣りのコーナーでは、紙に書かれた魚の絵を、磁石を使って釣り上げていました。
会場には、中学生や高校生などのボランティアの姿もあり、子どもたちと一緒に工作をしたり、会場の案内などをしていました。
キッズ王国実行委員会によりますと24日は、およそ800人の来場があったということです。 -
平成25年度公立高校後期選抜募集人員
長野県教育員会は25日、平成25年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部37人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜の志願受付期間は26日から28日まで、
志願変更受付期間は3月1日から3月6日まで、
後期選抜試験は3月12日、
合格者の発表は3月22日となっています。 -
天竜川にコハクチョウ飛来
伊那市山寺の水神橋近くの天竜川にコハクチョウ10羽ほどが飛来しています。
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南箕輪村 来年度のニホンジカ駆除目標51頭
南箕輪村は、ニホンジカの駆除について来年度から目標頭数を定めて実施していきます。
来年度の捕獲目標は51頭となっています。
これは、昨日南箕輪村役場で開かれた有害鳥獣対策協議会で示されたものです。
南箕輪村ではここ数年西山山ろくなどでニホンジカによる林業被害が見られるようになりました。
これまでは被害報告をうけてから捕獲を行ってきましたが、来年度からは未然に被害を防ごうとあらかじめ目標頭数を定め、駆除を行います。
捕獲数は、県が示した計画に基づくもので、伊那市は3,449頭、箕輪町は329頭となっています。
捕獲はくくり罠や猟友会による銃器での一斉捕獲を計画しています。
また、9月をめどに駆除にあたる捕獲隊を結成する考えです。 -
広域的に課題取り組みへ
伊那谷の発展を目指し、中核となる伊那市、駒ヶ根市、飯田市の3市長は23日、連携を強化していこうと「伊那谷三市連携推進声明」を発表しました。
この日は駒ヶ根市役所で署名式が行われ、白鳥孝伊那市長、杉本幸治駒ヶ根市長、牧野光朗飯田市長が連携推進声明の声明文に署名しました。
重点的に取り組む課題として ○リニア中央新幹線の建設促進 ○国道153号や三遠南信自動車道など広域的道路の整備 ○JR飯田線の利用促進と利便性向上 ○広域観光による交流人口の拡大 をあげています。
伊那市の白鳥市長は「自治体単独ではできなかったスケールの大きいことができるようになる。これからが楽しみ」と話していました。
飯田市の牧野市長は「大きな交通プロジェクトが進む中で、広域的な課題について、三市が連携しながら伊那谷の要となって取り組んでいかなくてはならない」と話していました。
駒ヶ根市の杉本市長は、台湾人観光客をターゲットに、4月20日から5日間、伊那谷各地の桜の名所を自転車でめぐるツアーを企画していることを説明し「ひとつの観光地では満足してもらうのが難しい時代。広域的な観光として、連携した取り組みの第一歩になれば」と話していました。 -
伊那まち逸品フェス
伊那市の中心商店街の自慢の逸品を集めた伊那まち逸品フェスが23日から荒井のタウンステーション伊那まちで始まりました。
逸品フェスは、それぞれの店の自慢の逸品を知ってもらおうと伊那まちの再生やるじゃん会が開いたものです。
会場には、11店舗から自慢の品が集まりました。
越後屋菓子店の伊那のまゆ。
和菓子処菊香堂の上生菓子。
菓子庵石川のちいずくっきい。
増田屋製菓のカリマン。
カク万伊藤園のさくら茶。
内津屋商店のほうじ茶。
内山金物店のSUWADA爪切。
朝日スポーツの教育パワーシューズ。
ダイ十呉服店のらくちん草履。
ワンデイの貴金属新品仕上げサービス。
丸千伊原商店のインテリアリペアサービス。
訪れた人は店主から商品の説明を聞いたり、試食をしながら買い物をしていました。
伊那まち逸品フェスは明日までタウンステーション伊那まちで開かれています。 -
旧井澤家住宅でひな祭り展
桃の節句に合わせ、伊那市西町の旧井澤家住宅では「ひな祭り展」が開かれています。
展示は、ひな祭りの雰囲気を感じてもらおうと伊那部宿を考える会が開いているもので、会場にはひな壇飾りやつるし雛などおよそ130点が並んでいます。
地域住民が、使われなくなった雛人形などを持ち寄り展示していて、江戸時代の押絵びなや昭和の箱入りびななど歴史を感じさせる雛人形も並んでいます。
また、女の子の祭りということで、昔結婚式などで使われた着物が並び、華やかさを盛り立てています。
伊那部宿を考える会の森功会長は「足を運んでいただき、春を感じてもらいたい」と話していました。
旧井澤家住宅のひな祭り展は、3月3日までで、3月2日、3日には甘酒の振る舞いも予定されています。 -
エコパーク登録目指し知識深める
ユネスコエコパークについて知識を深める「エコパークフォーラム」が23日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
この日は、有識者による講演が行われ、会場を訪れた人達が知識を深めました。
ユネスコエコパークは、生物多様性の保全と人間生活の調和や持続的な社会の発展のモデル地域として、ユネスコが認定する地域です。
世界では610か所、国内では5か所が登録されています。
この日講師を務めた、横浜国立大学准教授の酒井曉子さんはエコパーク登録のメリットについて「世界に通じるブランド価値や学習の場としての活用のほか、地域住民の誇りが生まれ、地域のまとまりが熟成される」と説明していました。
また、静岡大学特任教授の増沢武弘さんは「高い山だけでなく、深い谷があり、そこに文化や生物が根付いている。こういった地域はここにしかない」と話し、エコパーク登録に向け、南アルプスの魅力について説明していました。
伊那市を含む南アルプス近隣市町村では、ユネスコエコパーク登録に向け、今年中に申請を行なうことにしています。 -
上伊那手話学習発表会
上伊那地域の手話サークルなどが、日頃の学習の成果を発表する手話学習発表会が、24日、駒ヶ根市ふれあいセンターで開かれました。
24日は、上伊那5つの手話サークルと、上伊那聴覚障害者協会が、劇などを通して、学習の成果を発表しました。
発表会は、手話奉仕員講座のカリキュラムの中で、表現力を養う為に劇の発表が組み込まれていることから始まり、受講生だけでなく、サークル会員や聴覚障害者協会の交流にもつなげようと開かれていて今回で5回目です。
参加者は、聴覚障害者の生活について学んだことなどの劇を披露していました。
このうち、箕輪手話サークルは、防災訓練に参加した聴覚障害者に、地域住民が話をきくという設定で発表しました。
聴覚障害者の男性は、「内容が分からないので、訓練に参加しても無駄だと思っていたが、手話通訳があり、参加してよかった」などと発表していました。
この発表会には、社協や自治体の職員なども招かれていて、聴覚障害者の生活の実情を知ってもらう機会ともなっています。 -
富県ふるさとまつり
伊那市富県の区民が歌や伝統芸能などを発表する、ふるさとまつりが24日行われました。
ふるさとまつりは、富県ふるさと館で活動しているサークルなどが一同に会し、日ごろの練習の成果の発表の場にしようと毎年この時期に行われていて今回で33回目です。
24日は、地元の獅子舞保存会や富県小学校の児童、ダンスグループなど22団体およそ300人が出演しました。
このうち、富県貝沼に伝わる貝沼獅子舞保存会は、五穀豊穣を願い、舞を披露しました。
雌獅子のみが舞うのが特徴です。
貝沼の獅子舞は、一時途絶えていましたが、伝統芸能を残していこうと地区の青年会によって昭和40年に復活しました。
現在は、15人の会員がいて地区のまつりや敬老会などで舞を披露しています。
また、富県小学校の合唱クラブは、ふるさとなどの童謡を披露していました。
訪れた人たちは様々なステージを楽しんでいました -
長野県シニア大学伊那学部卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が18日伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業するのは、2年間の課程を修了した35期生105人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりのために長野県長寿社会開発センターが行っているもので、健康や歴史についてなど2年間で120時間のカリキュラムがあります。
今年度の卒業生の平均年齢は68.5歳で最高年齢は80歳です。
寺井直樹学部長は、「長寿社会を明るくするために、主体的に社会の担い手となることを期待します」と式辞を述べました。
卒業生を代表して伊那市の関川重雄さんは、「2年間の知識をこれからより一層深め、充実した長い人生を送っていきたい」と話しました。 -
都市計画道路 2路線廃止1路線
都市計画道路として整備されることが決まっていた伊那市内の2路線の計画が廃止に、1路線の計画が変更されます。
廃止となるのは、昭和27年に計画決定された河東線およそ1,800メートルと春日町狐島線600メートルです。
河東線は、伊那市の環状道路を南北に結ぶ幹線道路として計画されましたが、この路線に並行した市道が整備されたことなどから廃止となります。
春日町狐島線は、市街地から天竜川を渡り住宅街へと結ぶ幹線道路として整備が計画されましたが、当時この路線の周辺にあった法務局や伊那建設事務所が移転したことなどから廃止が決まりました。
他に、計画が変更されるのは高遠町総合支所入口交差点から760メートルの路線です。
すでに整備が終わっている100メートルを除いた670メートルの計画が廃止となります。 -
伊那商工会議所青年部 30周年の節目祝う
伊那商工会議所青年部の30周年記念式典が22日、伊那市で開かれ、会員が節目の年を祝いました。
式典には、およそ100人が出席し、これまでの活動を振り返ったほか、互いの親睦を深めました。
小池真一部長は「青年部の活動は日々進化している。今後も地域のために活動していきたい。」とあいさつしました。
また青年部初代部長で、小池さんの父親の小池先夫さんは「独自の発想や行動力で地域社会に認知されてきた。青年部に関わった人たち全てに賞賛を送りたい。」と祝いの言葉を述べました。
青年部にはおよそ70人の会員がいて東日本大震災の復興支援やイベントの開催など社会貢献活動を行っています。 -
東日本大震災から2年 災害ボランティア活動写真展
東日本大震災から間もなく、2年となります。
箕輪町社会福祉協議会は、震災の被害や被災者の事を忘れないようにしようと、23日から、みのわふれ愛センターで災害ボランティア活動写真展を開催します。
22日は、写真展に向け、社協の職員や継続的にボランティア活動をしている人たちが準備をしていました。
今回展示されるのは、箕輪町で東日本大震災の被災地支援をしている個人や団体の写真、およそ90枚です。
写真は、震災の発生直後に、津波などの被害にあった街の様子や、去年の夏に仮設住宅で地元の人達と交流をしている様子など、震災から2年間の被災地や被災者、ボランティア活動の様子を写したものです。
企画した、箕輪町社会福祉協会では、「震災を忘れることなく、継続的な支援について考えるきっかけにしてもらえれば」と話していました。
この写真展は、23日から3月3日までみのわふれ愛センターで、3月4日から11日まで文化センターで開かれる計画です。
また、3月3日の午後2時からみのわふれ愛センターで、写真展の関連企画として、東日本大震災災害ボランティア活動報告会が開かれる事になっています。 -
クリスマスローズ展 24日まで
春先に咲く花「クリスマスローズ」の展示会が22日から、伊那市西春近のくぬぎの杜で始まりました。
上伊那を中心に、県内外の会員およそ40人でつくる信濃クリスマスローズ愛好会が毎年この時期に開いているもので、会場にはおよそ120鉢が並んでいます。
このクリスマスローズ、大きな花びらのように見えるのは花を支える「がく」です。
がくが色付き、花のように見えるため、長い期間楽しめる花です。
5枚のがくからなり、落ちないことから「合格」(5がく)の語呂合わせで縁起の良い花とも言われているということです。
今年は、栽培が難しい原種の花も10鉢ほど並んでいて、訪れた人達の目を楽しませていました。
平松生男会長は「会員が丹精を込めて花を咲かせた。ぜひ見に来てもらいたい」と話していました。
クリスマスローズ展は、24日(日)までくぬぎの杜で開かれていて、「育て方、楽しみ方」の講習会も開かれる予定です。