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箕輪町長・副町長の給料10%減額を答申
箕輪町特別職報酬等審議会は6日、平成25年度の町長と副町長の給料について、今年度と同様の10%減額とする答申をしました。
6日は審議会の黒田重行会長が平澤豊満町長に答申しました。
町長と副町長の給料は、平成21年度から今年度まで4年連続、10%減額しています。
審議会では、去年12月の衆議院選挙による政権交替により、円安や株価上昇など景気の回復の兆しがみられますが、引き続き不安定な経済状況が続いていくと予想されることから、状況を打開し改革の先頭に立つ町のリーダーとして、引き続き抑制措置を継続することを答申しました。
適用されれば、町長の給料月額は74万7千円、副町長は60万3千円、合わせて年間およそ280万円抑制されます。
また付記事項として、農業委員の報酬について、権限移譲により、委員の任務が増えていることから、考慮する必要があるとしています。
平澤町長は、「内容を十分尊重したい」と話しました。 -
上伊那地域8センチの積雪 生活への大きな影響なし
上伊那地域では、6日未明から雪が降り始め、午前9時現在でおよそ8センチの積雪を記録しました。
この雪による交通機関の乱れや停電など、生活への大きな影響はありませんでした。
長野地方気象台によりますと、今回の雪は、前線を伴った低気圧が日本の南の海上を発達しながら進んだ影響で降ったということです。
伊那消防署の発表によりますと、伊那市の積雪は午前9時現在でおよそ8センチを記録しました。
今回降った雪は、比較的水分を多く含んだ上雪となり、朝から道や庭に降り積もった雪をかく人の姿が見られました。
午後4時現在、この雪により、高速バスで10分程度の遅れが発生しましたが、その他、鉄道や停電など生活への影響は見られませんでした。
長野地方気象台では、7日朝、降った雪により、路面が凍結する恐れがあるので、車の運転や歩行には注意してほしいと呼びかけています。 -
高遠町地域自治区継続要望へ
高遠町地域自治区地域協議会は、設置期間が合併から10年間とされている、地域自治区について、平成28年4月以降も存続させる事を求める建議書の内容をまとめました。
5日は、高遠さくらホテルで高遠町地域協議会が開かれ建議書の最終案が了承されました。
高遠町地域協議会では、去年の8月から、地域自治区や総合支所の在り方について協議を進めてきました。
地域自治区の事務を全般的に行う総合支所については、地域住民の利便性などを考え、継続する必要があるとしています。
支所の職員数については、住民サービスの維持や、安心安全確保のための必要人数として、仕事内容を数値化し検討してきました。
結果、平成28年度以降の職員数は、平成23年度の52人と比べ、6人少ない46人が適正としています。
また、地域自治協議会の設置については地域住民の声を市へ届ける代表組織として維持することを求めています。
高遠町地域自治区地域協議会の小松晃会長は「地域自治区のありかたについて、一定の方向性を示すことができた」と話していました。
高遠町地域協議会では、同じく地域自治区の在り方について検討をした長谷地域協議会とともに、3月に市長に建議書を渡すことにしています。 -
茅原紘さんが池上秀畝の掛け軸を伊那市に寄贈
伊那市西箕輪在住の信州大学名誉教授、茅原紘さんが5日伊那市高遠町出身の日本画家池上秀畝の掛け軸を伊那市に寄贈しました。
5日は茅原さんと妻の泰子さんが伊那市役所を訪れました。
寄贈した作品「雨中の鴫」は雨の中に3羽の鴫が描かれた水墨画です。
骨董品を集めていた泰子さんの祖父が大阪で購入したものです。
茅原さん夫婦はともに関西出身で、信州大学農学部へ赴任した42年前に伊那に移り住みました。
茅原さんは、「長年伊那市で心地よく生活させてもらったお礼になればと寄贈しました。地元の人に少しでも喜んでもらえたらうれしいです」と話していました。
白鳥孝市長は、「郷土の作品をいただきありがたいです」と話していました。
寄贈された作品は、信州高遠美術館に所蔵されることになっています。 -
公立高校入学者前期選抜の志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者前期選抜の志願者数を発表しました。
全県の全日制の志願者数は6,894人で、倍率は1.6倍です。
上伊那では、上伊那農業高校の園芸科学科で2.70倍などとなっています。
辰野高校です。
普通科は59人で1・23倍、
商業科は23人で1・15倍となっています。
上伊那農業高校です。
生産環境科は53人で2・65倍、
園芸科学科は54人で2・70倍、
生物科学科は34人で1・70倍、
緑地創造科は46人で2・30倍となっています。
高遠高校は71人で1・48倍となっています。
伊那北高校です。
普通科は前期選抜は行いません。
理数科は40人で1・11倍となっています。
伊那弥生が丘高校では前期選抜は行いません。
赤穂高校です。
普通科は前期選抜は行いません。
商業科は68人で1.70倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。
3つの学科一括で75人が志願し1.25倍となっています。
続いて、多部・単位制の箕輪進修高校です。
普通I部は33人で1・65倍、
普通II部、は31人で1・55倍、
普通III部は4人で0・20倍、
工業I部は26人で1.30倍となっています。
高校入試前期選抜は2月12日、合格発表は2月19日に行われます。 -
高遠さくらホテル 期間限定スイーツバイキング開催
伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、来月、地元産の食材を使ったケーキなどを提供するバレンタイン特別企画、スイーツバイキングを行います。高遠町勝間で収穫されたブルーベリーを使ったヨーグルトケーキ。同じく勝間産のリンゴを使ったタルトです。
これらは、高遠さくらホテルのスイーツバイキングで提供されるケーキの一部です。
洋食料理長の望月則和さんによると、「訪れた人により多くの種類のケーキ食べてもらおうと、一口サイズにした」という事です。
バイキングでは、毎日10種類のケーキが用意され、日替わりのメニューもあるという事です。
料金は、一時間、ドリンク付きで大人2千円。バイキング利用した人は、ホテルの温泉の入浴料が、半額となります。
スイーツバイキングは、来月4日から14日まで、時間は午後1時から4時までです。 -
伊那北保育園餅つき大会
伊那北保育園の園児は5日、地域の人と一緒に餅つきをしました。
餅つき大会は、日頃お世話になっている地域の人に感謝しようと毎年開かれています。
5日は、保育園の給食に野菜を提供している野底野菜の会の会員や民生児童委員などおよそ20人を招きました。
用意したもち米10.5キロも、地域の人が作ったものです。
園児達は、大人に支えられながら一人10回ずつ餅をつきました。
順番を待つ子ども達は、周りで数を数えます。
ついた餅は、きなこやごま、あんこをまぶし味わいました。
伊藤ちと世園長は「昔ながらの餅つきを体験できて子ども達も喜んでいた。地域の人の支えに感謝しています」と話していました。 -
ヤングドライバークラブ表彰伝達式
若手社員の交通安全意識を高めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの表彰伝達式が4日伊那警察署で行われました。
優秀事業所に選ばれたのは、南箕輪村の大明化学工業株式会社と信英蓄電気箔株式会社です。
大明化学工業株式会社は、通勤の時間帯に街頭啓発活動などに取り組みました。
また、ポスターの部では小島真人さんが最優秀賞を受賞したほか、優秀賞、佳作にも入選しています。
信英蓄電気箔株式会社はシートベルトの着用調査や、交通安全講習などに取り組みました。
ポスターの部では佳作に入選しています。
ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールは去年5月から8月までの4か月間行われ、県内155の事業所が参加しました。
伊那警察署の田中泰史署長は、「社内はもちろん、地域にも交通安全を呼びかけていってほしい」と活躍に期待していました。 -
箕輪北小学校 琴教室
箕輪町の箕輪北小学校で4日琴教室が開かれ、児童が日本の伝統音楽を体験しました。
4日は箕輪北小の3年3組の児童が演奏を体験しました。
琴教室は音楽の授業の一環で、児童に日本の伝統音楽を体験してもらおうと開かれているもので、今年で3回目です。
指導にあたったのは、伊那市などで指導や演奏活動を行っている4人です。
このうち気賀沢美香さんは「姿勢を良くして、絃をはじくのではなく押すように弾くとよい」などと指導していました。
3年生は去年も体験していて、指導に合わせてゆっくりと「さくらさくら」を弾いていました。
教室は明後日までの3日間開かれ、全てのクラスが琴の演奏を体験するということです。 -
人形飾りで地域を元気に
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。
これに合わせ、訪れる人たちを楽しませている人形飾り。
ここ数年参加団体が減っている中、伊那市高遠町の春日医院では、伝統を残していこうと初めて人形飾りづくりを行っています。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされています。
平成6、7年頃までは7団体の飾りが商店街に並んでいましたが、ここ数年高齢化などにより作り手が減少し数が減っています。
このうち、霜町実業団は空き店舗を利用して作業が行われています。
今年は、大河ドラマ八重の桜です。
人形を作るグループ、背景を作るグループなど分担して制作しています。
昔は、商店の2階の庇に人形を飾り付けてお客を呼び込んだといいます。
歴史ある人形飾りも人手不足などから取り組むところが少なくなりました。
町内6つある実業団の内、毎年手作りで作業をしているのは霜町実業団のみとなりました。
しかし、今年初めて参加するグループもあります。
高遠町の春日医院です。
年々、飾りが減っていることから地域を元気にしようと、初めて参加することになりました。
春日医院では、高遠町で案山子を作っている人から作り方を聞き、1月下旬から昼休みや休日を利用して看護師らが作業を行っています。
始めて制作したのは、ノーベル医学、生理学賞を受賞した山中伸弥教授と春日医院の看護師です。
現在、作業は大詰めとなっていて看護師らは、アイデアを出しながら作っていました。
今年の人形飾りは、町内から4作品が出品される予定です。 -
保育園民営化の場合のガイドラインを示す
伊那市は、今後保育園の民営化を行っていく場合の基準となるガイドラインの素案を示しました。
これは、4日に伊那市役所で保育行政審議会が開かれ、保育園民営化のガイドラインの素案について説明がありました。
これは、全国の自治体で研究を進めることとなる子ども子育て事業計画の中で伊那市における保育園のありかたについて協議していくものです。
このガイドラインは、保育園の民営化を行っていく場合の基準となるものです。
それによると、民営化の効果として独自の保育サービスや保育ニーズの競争意識の向上により保育資質の全般的な向上が可能になるとしています。
民営化対象園の選定基準については未満児保育、延長 保育の希望が多い園、地域交流のある園などとしています。
民営化の形態については、園舎を壌渡し移管先の保育方針で運営する民設民営方式と、園舎は市の所有管理で、市の保育方針で運営を委託する公設民営方式の2つをあげています。
伊那市では、保育形態についてどうあるべきか、今回の素案を含め審議会で検討していくとしています。 -
伊那谷伝統文化公演
伊那谷伝統文化公演、能楽源氏物語「葵の上」が3日、伊那市のいなっせで行われました。
公演は、古典芸能に親しんでもらおうと伊那芸術文化協会が毎年開いているものです。
今回上演されたのは、能楽源氏物語「葵の上」です。
関東を中心にテレビや舞台などで活躍している独騎の会メンバー9人が、能楽に現代的な踊りを取り入れ演じました。
物語は、光源氏の正妻葵上が物の怪に取りつかれてしまったため、巫女を招き除霊を行うというものです。
訪れた人は「本格的な能の舞台を間近でみることができてよかった」と話していました。 -
春を告げる花 福寿草咲き始める
4日の伊那地域の最高気温は10度まで上がりと3月中旬並みとなりました。
伊那市高遠町の弘妙寺では春を告げる花、福寿草が咲き始めています。
弘妙寺は標高およそ1,000メートルにあり、本堂前の斜面には、福寿草が花を咲かせ春の訪れを感じさせています。
長野地方気象台では今週は平年より気温は高い日が続きますが、来週以降は平年並みに戻ると予想しています。 -
村の保育園インフルで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の1歳児保育でインフルエンザ発症者が増加していることから村はこのクラスを学級閉鎖とすることを4日決めました。
学級閉鎖となるのは中部保育園の1歳児保育ちゅーりっぷ組です。
期間は5日から8日までの4日間です。
長野県内ではインフルエンザ警報が出されていて南箕輪村の保育園や学校でも多数の感染者が報告されているということです。
村では外出時のマスクの着用や、うがい手洗いの徹底など感染予防に努めるよう呼びかけています。 -
伊那市商工会 優良従業を員表彰
伊那市商工会による優良従業員表彰が28日、高遠町の高遠さくらホテルで行われました。
表彰は、商工会に加盟する事業所に長年勤めている人を対象に行っているものです。
今年は、勤続年数25年が1人、20年が3人、15年が4人、10年が24人、5年が12人のあわせて44人が表彰されました。
伊那市商工会の森本光洋会長は「みなさんの日頃の支援と理解協力に感謝している。商工会としてこれからも地域の活性化に取り組んでいきたい」とあいさつしました。
受賞者は「がんばってやってきてよかった。これを励みにこれからも精進したい」と話していました。 -
第5回伊那映像祭
上伊那地域のビデオ愛好家で組織している伊那ビデオクラブは、今年で5回目となる映像祭を伊那市のいなっせで4日行いました。
映像祭では、会員16人の作品29作品が上映されました。
これまで4回の映像祭は、テーマを設け、協同制作するなどして作品を上映してきましたが、今回は、過去の作品の中から各会員の自信作を選び上映しました。
15年前のものから最新作まで、地域の歴史や身近な風景、井月をテーマにしたものや野鳥、昆虫に焦点をあてたものなどバラエティー豊かな内容で、会場は笑いやため息に包まれていました。
伊那ビデオクラブは、平成5年に結成され、今年で20周年の節目を迎えます。
会員は、現在20人ほどで、毎月例会を開いてビデオカメラの扱い方や編集の仕方を学びあっています。
会長の武田ただよし忠芳さんは、「結成以来技術の進歩で様々なカメラを持ちかえて活動に励んできた。」とこれまでを振り返りクラブへの入会をよびかけました。
伊那市の酒井茂副市長、伊那ケーブルテレビの向山公人社長、小坂樫男前伊那市長らも映像祭にかけつけ、「地域の良さを知る教材としての役目や歴史の記録などに貢献していただいているみなさんは、歴史家であると同時に芸術家。更にすばらしい作品を作ってほしい。」と期待を寄せていました。
入会に関する問い合わせは、会長の武田さん76ー1287 事務局の赤羽さん78ー4583まで -
春を祝う酒「立春朝搾り」出荷
今日は立春。
暦のうえでは春となりました。
伊那市の宮島酒店では無病息災や商売繁盛を願う酒「立春朝搾り」の出荷作業が行われました。
立春の4日。「信濃錦」蔵元の宮島酒店では朝5時前から作業が行われました。
立春朝搾りは地元の農家が減農薬で栽培した米で作られています。
無病息災や商売繁盛を願う縁起の良い酒として搾りたてをその日のうちに出荷します。
予約を中心に720ミリリットルの瓶に換算しておよそ、4,400本分が作られました。
作業場では中南信の酒販店10店舗からおよそ20人が集まり、大吉大福などと書かれたラベルを貼る作業が行われていました。
立春朝搾りは全国の酒販店などが加盟する日本名門酒会が企画しているものです。
33都道府県の39蔵が参加していて、1日でおよそ20万本が出荷されたということです。
宮島酒店の宮島敏社長は、「すっきりとした中にもやわらかみのある良い酒に仕上がった。」と言います。
去年11月に新しく杜氏となった宮下拓也さんは、「責任を感じながら酒作りにあたってきた。」と話します。
立春を祝う縁起の良い酒ということで、ご利益があるよう神事も行われました。
予約販売ですが、伊那市の正藤酒店と酒文化いたやで在庫を置いていて価格は720ミリリットル入りが1575円。
一升瓶が3150円となっています。 -
地域農業の拠点 JAが支所を建て替え
JA上伊那は施設の老朽化にともない伊那市荒井にある伊那支所の建て替えを行います。
4日は建て替え工事の安全祈願祭が行われ、関係者およそ50人が出席しました。
今の支所は老朽化が進んでいるほか、スペースが手狭になっていることなどから建て替えられるもので、事業費はおよそ2億2千万円となっています。
新しい支所は今の施設の隣に建設金融機関の窓口を1階にするほかエレベーターや太陽光発電のソーラーパネルも設置します。
新しい施設での業務は7月16日からを予定していて、新支所完成後、今の施設は取り壊すことにしています。
JA上伊那の御子柴茂樹代表理事組合長は「地域農業の拠点、住民生活のよりどころとなる施設にしたい。」と話していました。 -
南箕輪村冬季村民体育祭ソフトバレーボール大会
南箕輪村冬季村民体育祭ソフトバレーボール大会が3日、村内の3つの会場で開かれ、チームごと息の合ったプレーをみせていました。
大会には、村民およそ200人53チームが参加しました。
冬場の体力づくりと親睦を深めることを目的に村公民館が冬と夏の年に2回開いています。
年齢ごと4つのブロックに分かれて競技が行われました。
このうち40歳以下のブロンズの部と50歳以上のゴールドの部の試合が行われた村民体育館では、仲間同士声をかけ合いながらボールを追いかけていました。
清水道直公民館長は「楽しくハツラツとしたプレーが多く見られた。この様な機会を大切にしていきたい」と話していました。 -
西箕輪の冬の自然観察会
樹木や動物の足跡を観察しながら森の中を歩く冬の自然観察会が3日、伊那市西箕輪で開かれました。
観察会は、地域の自然を通して新たな発見をしようと 西箕輪公民館などが開いたもので小学生や地区住民などおよそ90人が参加しました。
講師を務めたのは地元に住む白鳥孝市長と小学校教諭の野口輝雄さんです。
3日は、みはらしファームを出発し経ヶ岳自然公園までのおよそ3キロを歩きました。
経ヶ岳自然公園では、たき火教室が行われました。
たき火が趣味という白鳥市長は、雪の上での火のおこし方について説明しました。
子どもたちはグループに分かれてマッチを擦って集めた枯れ枝に火をつけていました。 -
節分の行事 各地で豆まき
3日は節分です。
各地では節分にちなんだ行事が行われました。
このうち、南箕輪村の恩徳寺では、大護摩祈祷と福豆まきが行われ、福を求めて多くの人が集まりました。
毎年恒例の節分会は午前6時から始まり、午後5時までに8回行われます。
厄除けや家内安全などを祈念する大護摩祈祷には、最も人が集まる午前中の時間帯は、本堂に入りきれないほどの人が集まっていました。
大護摩祈祷の後、本堂の中で豆まきが行われました。
升を持った年男、年女が福豆や、銀杏などをまくと、集まった人たちは福を招きいれようと一斉に豆を拾い集めていました。 -
23メートル!ジャンボ恵方巻き作りに挑戦
2月3日の節分を前に、伊那市のベルシャイン伊那店で長さ23メートルの恵方巻きを作る催しが開かれました。
1月27日は、店を訪れていた子供およそ50人が参加し、太巻き作りに挑戦しました。
節分の日に、その年の縁起の良い方角、恵方を向いて太巻きを食べるのは、関西地方に古くから伝わる風習です。
この店では、恵方巻きの文化を知ってもらおうと、4年前から行っていて、年々太巻きが長くなっているという事です。
今年は、これまでで最も長い、21メートル40センチの記録更新をめざしました。
用意された酢飯は16キロ、のりは120枚です。具材には卵やアナゴ、カンピョウなどを入れ、店員の掛け声に合わせ、巻いていきました。
今年の記録は23メートル22センチで見事、記録更新となりました。
出来上がった太巻きは、切り分けられ、参加した子供たちに分けられました。 -
西春近北小 天然リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校の児童は、学校の敷地内にある天然リンクでスケートを楽しんでいます。
30日は、1年松組の児童17人が2時間目の体育の時間を使ってスケートを楽しみました。
広さ200平方メートルほどのこのスケートリンクは、毎年PTAと教員が校舎北側の日の当らないスペースを利用して作っています。
1年生と2年生が週に2回ほど利用している他、休日は全児童を対象に開放されています。
児童らは、転んでもすぐに立ちあがって滑っていました。
スケートの授業は、氷の状態にもよるということですが、2月いっぱいまで続けられるということです。 -
富県小学校5年生 伊那ケーブルテレビを見学
伊那市の富県小学校5年生は、1日、伊那ケーブルテレビを見学し、アナウンサーなどの仕事を体験しました。
伊那ケーブルテレビを見学したのは、富県小5年にじ組の児童23人です。
5年生は社会科の授業で情報について学習していて、自分たちも取材を受けた事があるケーブルテレビの仕事を学ぼうと見学に訪れました。
この日は、伊藤秀男放送部長から、ニュースを制作する過程を聞ききました。
スタジオでは、一人ひとりマイクを付けてアナウンサーの仕事を体験し、今年の目標を発表しました。
子ども達は、テレビ画面に映る友達の様子を見守ります。
編集室では、実際に機械を操作しました。
富県小学校5年生は、この日見学した事を記事にして新聞をつくり、まとめの学習をするということです。 -
出会いの場としてスキー場を活用
ゲレンデを男女の出会いの場として提供し、スキー場を盛り上げようと2日、伊那市の伊那スキーリゾートで「ゲレコン」が開かれました。
「ゲレコン」には、県内外から男女合わせておよそ50人が参加しました。
「ゲレコン」は、ゲレンデを活用した婚活の意味です。
スキー場を出会いの場として活用してもらおうと、スキー場情報サイト「サーフ・アンド・スノー」が企画しました。
対象は20歳から40歳までの男女で、同性の2人1組で参加します。
参加した男女は、ペアでリフトに乗るなどのルールが設けられています。
初心者のグループでは、男性参加者が女性参加者に板の取り付け方や安全な転び方などを教えていました。
また、男女のペアかグループでスキー場の中腹にある小屋に行く肝試しイベントも企画され、参加した人たちが楽しんでいました。
ある女性参加者は「滑ること自体好きなので、イベントのようなプラスアルファがあるとさらに楽しめる」と話していました。
伊那スキーリゾートの鷲尾晋支配人は「スキー場から若者が少なくなっている。イベントを通じてたくさんの若者にスキー場を利用してもらい、良い出会いも見つけてもらえたら」と話していました。
伊那スキーリゾートでは、3月にも「ゲレコン」を予定していて、多くの人に参加してもらいたいとしています。 -
特産化を目指し「冬野菜」PR
伊那市富県で特産化を目指して栽培されている冬野菜「プチヴェール」をPRしようと2日、直売所たかずやでプチヴェールまつりが開かれました。
伊那市富県では、直売所たかずやの生産者、およそ55人が中心となってプチヴェールを特産化しようと栽培しています。
生産者によると、プチヴェールはクセのない味で、鉄分がホウレン草の2倍以上含まれているなど、栄養価が高い野菜だとういことです。
冬場、雨が少なく気温が低いなど、栽培環境に適していることから、5年ほど前から直売所の生産者が栽培を始めました。
この日はプチヴェールが店頭に並んだほか、訪れた人に味を知ってもらおうと、天ぷらや和え物などの料理が無料で振る舞われました。
訪れた男性客は「冬野菜は少ないので毎年買って食べている。歯ごたえがあっておいしい」と話していました。
直売所の埋橋一会長は「特産品になるように、研究しながら徐々に生産量も増やしていきたい」と話していました。
プチヴェールは、直売所のほか、伊那市内のAコープや南箕輪村のファーマーズあじーななどで、1袋150円で4月末頃まで販売されます。 -
女性消防団員交流会
上伊那地区の女性消防団員の交流会が2日伊那市の伊那商工会館で開かれ、女性団員が日頃の消防活動について発表しました。
2日は、上伊那6市町村からおよそ30人の女性団員などが参加し、消防団ごとに意見発表を行いました。
このうち、おととし4月に入団した伊那市消防団の北野晃子さんは、入団直後に被災地支援に行った経験を話しました。
交流会は、情報交換や交流を通じて、女性団員ならではの取り組みなどについて考えようと、上伊那消防協会が今回初めて開催しました。
現在、上伊那8市町村では、およそ3500人の消防団員が活動していて、そのうち89人が女性団員となっています。
上伊那消防協会は、これからも女性団員の交流会を開いていきたいとしています。 -
「ベルサイユのばら」作者池田さん講演会
こころの健康づくり講演会が2日箕輪町文化センターで開かれ、漫画「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子さんが「命の大切さ、生きる苦労と喜び」と題して講演しました。
こころの健康づくり講演会は、箕輪町がセーフコミュニティのまちづくりの一環として自殺予防をテーマに開いたもので、300人ほどが訪れました。
池田さんは講演の中で、自身が更年期障害で鬱になった経験から、「自分が今どんな状態になっているか客観的に考えることが大事。そのために鬱や更年期障害への知識を持ってほしい」と話していました。
箕輪町によりますと、箕輪町での自殺者は平成22年が6人、平成23年が7人、平成24年が2人でした。 -
伊那市民体育祭のフットサル競技
伊那市民体育祭のフットサル競技が3日、市民体育館などで行われました。
市民体育祭のフットサル競技は今年で4年目です。
先着順のため毎年参加できるのは10チームのみですが、参加希望チームは年々増えているということです。
フットサルは1チーム5人で、サッカーの3分の1から4分の1の広さのコートで試合を行います。
大会は、サッカー経験者など実力者が揃うオープンの部と楽しみながらプレーするビギナーの部に分かれて開かれました。
オープンの部では、冬場の体力づくりを目的に高遠高校サッカー部の生徒らも参加。
大人に交じって熱のこもったプレーをみせていました。
大会の結果、オープンの部はファーマーズが、ビギナーの部はあぶさんずがそれぞれ優勝しています。
24日には、子どもや女性も参加できるミックスとジュニアの部が行われます。 -
12月の有効求人倍率13か月ぶり0.7倍台に
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、0.71倍で13か月ぶりに0.7倍台となりました。
ハローワーク伊那が発表した12月の有効求人倍率は、11月から0.05ポイント上昇して0.71倍でした。
新規求職者数は、694人で前の年の同じ月を6.3%下回りました。
一方新規求人数は、1,038人で前の年の同じ月を35.2%上回っています。
産業別新規求人数では、医療福祉が91.5%増の180人の求人、卸売業小売業が78.3%増の82人の求人などで前の年の同じ月を上回りましたが、上伊那の主力製造業は前の年の同じ月を0.9%、11月と比べると16.8%下回まわる109人と依然落ち込んでいます。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる。ただ、企業からは円安を歓迎する声があがっていて若干の明るい兆しがみられる」としています。
一方新規高卒者の求職者数は366人に対し、求人数は381人で求人倍率は平成22年度以来2年ぶりに1倍台に達しました。
ただ内定率は、前の年の同じ月より6.7ポイント低い85.5%となっています。
ハローワーク伊那では、1倍台に達したのは地道な求人開拓や各学校との連絡を密に取った結果とみている。求人者と求職者のミスマッチを早期に解消し内定率向上に努めたい」としています。