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上伊那農業高校男子ソフトテニス部 全国大会へ
南箕輪村の上伊那農業高校男子ソフトテニス部は、今月29日から名古屋市で開かれる全国大会に、北信越地区代表校として出場します。
14日、上農高校のソフトテニス部の部員8人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に全国大会出場の挨拶をしました。
上農高校ソフトテニス部は、去年12月の県大会で優勝、今年1月に開かれた北信越大会では10校中2位となり全国大会出場を決めました。
全国大会出場は、4年ぶり2回目の出場となります。
轟秀夫監督によりますと、粘り強く諦めないチームの持ち味を活かして一戦一戦を勝ち抜いてきたということです。
上農高校ソフトテニス部の出場する第38回全日本高等学校選抜ソフトテニス大会は今月29日から名古屋市で開催され、初戦は、全国大会の常連校、北海道尚志学園高校と対戦することになっています。 -
長野県 花粉飛散量 平年の1.5倍「やや多く」
日本気象協会は、今シーズン4回目の花粉飛散予測を、14日に発表しました。
それによりますと、長野県の飛散量は平年の1.5倍と、やや多くなっています。
日本気象協会が発表したスギ、ヒノキの花粉飛散量の予測によりますと、長野県は、平年の1.5倍と、やや多い予想となっています。
前年比では、1.8倍と「多い」予想です。
日本気象協会では、今年の春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量は、全国的に、平年並みか、例年より多いと予想しています。 -
長谷保育園の遊具修繕
老朽化や安全基準の変更などで使えなくなっていた伊那市長谷保育園の木製遊具が修繕され、使用できるようになりました。
14日は、修繕が完了した遊具で、子ども達が元気に遊びました。
この遊具は、長谷保育園が新築された平成10年に、地元の商工会青年部が手作りしたものです。
それから10年以上が経過し、木が老朽化したことや、安全基準が変更になったことなどから、3年前から使用を制限していました。
保育園では、青年部が作ってくれた遊具を取り壊すのは忍びないと、自分たちで修繕して使うことにしました。
新たに転落防止のための透明なパネルを設置し、そこに園児たちが絵を描きました。
遊具を作った青年部のメンバーも、今回の修繕を喜んでいました。
長谷保育園では、遊具を使って、皆で楽しく遊びたいと話していました。 -
北原 泰治さん油絵展
伊那市高遠町在住の画家・北原 泰治(たいじ)さんの油絵展が、14日から、旭町のはら美術で始まりました。
会場には、高遠町を中心とする風景画45点が展示されています。
北原さんは、高遠町長藤で生まれ育ち、独学で絵画を学んできました。
日展に入選しているほか、示現会賞を受賞するなどの経歴を持ちます。
はら美術での個展は3年ごと開いていて4回目となります。
特に、地元である高遠の風景を好んで描いていて、桜の季節を前に展示会を開きました。
高遠は、2つのアルプスに、花々、川、谷、丘があり、絵になる地形だと話しています。
北原 泰治さんの油絵展は、20日(水)まで、伊那市旭町のはら美術で開かれています。 -
TPP交渉参加反対 緊急集会
15日にも、安倍総理大臣がTPP交渉参加を表明すると見られる情勢を受けて、JA上伊那は、TPP交渉参加断固阻止の緊急集会を、14日、開きました。
14日は、伊那市のJA南信会館に、農家など150人が集まりました。
JAグループは、TPP交渉は、「聖域なき関税撤廃を前提とする」ものであり、米、麦、牛肉、乳製品、甘味資源など、日本の農業の重要品目が除外されないとして、交渉参加に反対しています。
集会では、伊那市消費者の会や、上伊那農民組合など5人が、決意表明を行いました。
御子柴 茂樹代表理事組合長は、「農家が自然も含めて国土の70%を、守り管理している。その農業を無視して、TPP交渉参加の方向に動くのはいかがなものか」と話しました。
集会では、今後も総力を挙げて、徹底して参加反対運動を行うことを決議しました。 -
伊那地域で最大瞬間風速19.7mの強風
13日は伊那地域で最大瞬間風速19.7mを観測する強い風が吹きました。
この強風により、飯田線で5分から10分程度の遅れが出ています。
13日は長野県内に強風注意報が発令されました。
長野地方気象台によりますと、午後12時13分には最大瞬間風速19.7mの強い風が吹きました。
午後4時半時現在、JR中央線が強風の影響で遅れたことにより接続するJR飯田線でも5分から10分ほどの遅れが出ています。
長野地方気象台では、風で飛ばされてくるものから身を守り、ビニールハウスの倒壊などに注意するよう呼びかけています。 -
箕輪北小学校増澤理久人君が将棋で東日本大会へ
箕輪町の箕輪北小学校2年生の増澤理久斗君が、23日と24日に東京都で開かれる小学館・集英社杯 第38回小学生将棋名人戦東日本大会に出場します。
増澤君は、5歳から将棋を始め、現在は沢公民館の教室に通い大人を相手に腕を磨いています。
家でも将棋の本を読むなどして研究をしているということです。
増澤君は今年1月に行われた県大会で優勝し東日本大会への出場を決めました。
東日本大会には小学生26人が出場することになっていて、増澤君は最年少で唯一の2年生です。
小学館・集英社杯第38回小学生将棋名人戦東日本大会は23日と24日に東京都で開かれます。 -
長谷モデル地区に砂防ビジョン策定
天竜川上流河川事務所は、伊那市長谷をモデル地区に、深層崩壊に対し、砂防の取り組みを総合的に実施するビジョンを策定しました。
天竜川上流河川事務所では、山の岩盤から崩れ、大きな土砂災害を引き起こす、「深層崩壊」の危険度について調査をしました。その結果、伊那市高遠町や長谷の一部で危険度が高い場所があると、昨年10月に報告しています。
調査結果を基に天上では、相対的に危険度の高い南アルプスの山岳地帯周辺をモデルに砂防ビジョンを策定しました。
大規模な土砂災害に備えた整備としては、杉島堰堤の嵩上げの詳細設計を来年度に行い、管理道路の造成に着手します。深層崩壊の危険度の高い、女沢、大久保谷、屋合沢などの5か所の砂防堰堤の整備促進のため、来年度から順次、工事を進める計画です。
ソフト事業としては、伊那市と合同で、深層崩壊に備えた防災訓練や、土砂災害で出来た天然ダムの対策訓練の実施。災害による停電に備え、河川の監視カメラの緊急用の電源として、小水力発電の活用を検討しています。
天竜川上流河川事務所では今回のプランを基に、伊那市と土砂災害に強い街づくりについて協議を進めていく事にしています。 -
土地開発公社解散に係る2議案可決
伊那市議会総務委員会が13日、伊那市役所で開かれ、土地開発公社解散に係る議案の審査が行われ、全会一致で可決しました。
土地開発公社解散については、市側から解散するための議案や解散にあたり公社の借入金を市が肩代わりする為に20億5千万円を起債する議案が提出されています。
議員からは、「解散に至った責任を、理事者や市、そして議会も重く受け止めなければならない」、「粛々と解散に向けた手続きを進め、議会への報告をしてほしい」などの意見が出されていました。
酒井茂副市長は、公社から引き継いだ土地について「全てを売却するまで、保有状況について決算時に報告していきたい」と話していました。
解散についての議案は、土地開発公社の理事や監事を務める議員3人が除籍して採決が行われ、全会一致で可決しました。
起債に関する議案は、委員6人で採決が行われ、全会一致で可決しました。
この日は、12月議会から継続審査となっている、高遠町と長谷の地域協議会の委員の任期を、4年から3年に変更する議案についても、全会一致で可決となっています。 -
籐花会 作品展示発表会
植物のつるを編んで作る籐工芸の教室、「籐花会」の第1回作品展示発表会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には籐花会のメンバーや講師が作ったおよそ200点が展示されています。
これは、ツルを使って花びら一枚一枚編み上げたインテリアで、生徒と講師の保科つた子さんの2人の合作です。
直径1ミリから1.5ミリのツルが使われていて、丁寧な作業が求められるということです。
籐花会は伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で毎週教室を開いています。
平成18年に発足し、今回は7年の活動の成果を披露しようと初めて作品展を開きました。
第1回籐花会作品展示発表会は18日月曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊藤善明さんの畑 福寿草見ごろ
伊那市長谷非持山の伊藤善明さんの畑では、福寿草が見ごろとなっています。
平成13年に100株ほど植えたところ年々増えていき、現在は広さおよそ500平方メートルの畑一面に咲くようになったということです。
伊藤さんによると花は20日頃までは楽しめるということです。 -
常円寺で針供養
折れたり曲がったりして使えなくなった針を供養する針供養が8日、伊那市の常円寺で行われました。
針供養は、上伊那和裁連盟などが毎年3月8日に行っています。
この辺りでは、2月8日が一般的とされていますが、寒い時期を避けようと月遅れで行っています。
およそ50年前は150人ほど集まったということですが、現在では40人ほどに。
福澤幸子会長は「温かみのある手縫いの文化を後世に伝えていきたい」とあいさつしました。
角田泰隆住職は「針を大切にすれば針も私たちを大切にしてくれる。あらゆる物を大切にして欲しい」と話していました。
針は、後日境内にある針塚に納められるということです。 -
視覚障害者用の時計を寄贈
伊那市の春富中学校の生徒はプルタブ回収で集めたお金で購入した視覚障害者用の時計を8日、伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
この日は、春富中学校自活委員会の生徒2人と顧問の教諭が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、社協の伊藤隆会長に時計を手渡しました。
贈ったのは、ボタンを押すと音で時間や気温などを知らせてくれる置き時計と、凹凸と針の位置で時間を確認することができる腕時計です。
春富中学校では、自活委員会を中心に平成19年度から空き缶のプルタブ回収を行っていて、今回、社協の要望に答えられるだけの金額が集まりました。
自活委員会委員長の伊東佑紀さんは「障害者の人や福祉教育の場で役立ててもらいたい」と話していました。
伊藤会長は「こうした取り組みで障害への理解の輪が広がると思う。大事に使わせていただきます」と感謝していました。
社協では、今回寄贈された時計を、小中学校での福祉教育に活用していきたいとしています。 -
上伊那の松くい虫の被害減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が12日、伊那合同庁舎で開かれ、上伊那の被害は昨年度より、およそ1,300立方メートル減少したことなどが報告されました。
県や市町村の担当者が集まり今年度の被害状況報告や来年度の対策を話し合いました。
上伊那の今年度、12月末現在の被害は3,800立方メートルで前年度の5,100立方メートルより1,300立方メートル減少しました。
市町村別では、伊那市が昨年度より500立方メートル減少しましたが、箕輪町で昨年度より91立方メートル増加し92立方メートル、南箕輪村で20立方メートル増加し119立方メートルでした。
今年度の被害状況として、伊那市高遠町で被害区域が東へ、箕輪町、南箕輪村で被害区域が北上していることが報告されました。
来年度も引き続き、市町村が連携して、松くい虫被害の拡大防止に務めていきたいとしています。 -
観桜期の準備進む
来月1日から始まるさくら祭りを前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では観光客を迎え入れる準備が進んでいいます。
ここ最近暖かい日が続いたことから桜のつぼみが膨らみ始めました。
12日は、高遠城址公園の桜などを管理する桜守が公園内で観光客を迎え入れる準備を行っていました。
現在は、桜の周りを保護する柵の設置作業が行われています。
日本気象協会は今年の桜の開花を4月10日と予想しています。
公園内での準備作業は今月いっぱい行われるということです。 -
公立高校の後期選抜試験 およそ1万3千人が受験に臨む
公立高校の後期選抜試験が12日、県内一斉に行われ、およそ1万3千人が受験に臨みました。
伊那北高校後期選抜試験の志願倍率は、普通科が1.1倍、理数科が1.5倍となっています。
上伊那の各高校の志願倍率は、辰野高校普通科が1.03倍、商業科が0.3倍。
上伊那農業高校は生産環境科が1.3倍、園芸科学科が1・05倍、生物科学科が0.85倍、緑地創造科が1.0倍。
高遠高校は、0.94倍。
伊那弥生ヶ丘高校は1.1倍。
赤穂高校は、普通科が1.09倍、商業科が1.13倍。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で1.23倍。
多部・単位制の箕輪進修高校は、普通・部、・部にあわせて0.98倍、普通・部は0.16倍、工業・部は0.95倍となっています。
長野県教育委員会によりますと、試験は無事終了したということです。
公立高校の後期選抜試験の合格発表は22日金曜日に行われることになっています。 -
株式会社小椋 市内21校全てにカラープリンター寄贈
伊那市西春近に本社がある文具事務用品販売業株式会社小椋は、市内の小中学校21校全てにカラープリンターを寄贈しました。
寄贈したのは、定価17万8,000円のカラープリンター21台です。
12日は、小椋文成社長ら3人が市役所を訪れました。
小椋は昭和44年に個人商店として設立し、今年で45年目を迎えます。
去年10月に2代目社長になった文成さん。
社員が学校を訪れた際、カラープリンターが欲しいという声を多く聞いたことから、今回寄贈することになりました。
白鳥孝市長は「高価なものなので要望があってもなかなか揃えることができなかった。大変ありがたい」と感謝していました。 -
イルミフェスの宣伝に パネル制作
毎年10月に開かれる信州大芝高原イルミネーションフェスティバルの宣伝に役立てようと、実行委員会はパネル2枚を作りました。
パネルは、縦1メートル、横70センチで、今年のフェスティバルで撮影された写真を使って作りました。
12日は、南箕輪村役場にパネルを飾ってもらうため、吉田卓美実行委員長ら3人が役場を訪れ、唐木一直村長にパネルを手渡しました。
イルミネーションフェスティバルは、村の商工会が母体となる実行委員会が取り組み続けているもので、7年目の去年はおよそ14万人が来場しました。
吉田実行委員長は、「イベントは徐々に浸透しつつあるが、地域の人でもまだ知らない人もいる。このパネルを見て少しでも興味をもってもらえればうれしい」と話していました。
パネルは、役場と大芝荘に設置されるということです。 -
これ何に見える?子ども向け芸術講座
箕輪町郷土博物館などは、小学生を対象にした子ども向け芸術講座を10日、地域交流センターで開きました。
講座は、芸術を難しく捉えず身近なものに感じてもらおうと、郷土博物館と図書館、公民館が年に10回開いているものです。
10日は、町内の親子6組およそ20人が集まりました。
箕輪町木下在住で日展会友の中澤達彦さんを講師に招き、水彩絵の具や色鉛筆を使って3種類の作品を作りました。
このうち色鉛筆を使った作品では、別の人が目をつぶって適当に描いた線や円が何に見えるかを想像し、色を塗っていきました。
中澤さんは「与えられた題材をただ描くのではなく、偶然的な物から何かを見いだせる力を養ってほしい」と話していました。
講座は、10日が今年度最後で、郷土博物館などでは「子ども達の自由な発想を活かせる企画をこれからも考えていきたい」としています。 -
株式会社大成 馬肉を32トンを偽装表示して販売
飯島町田切に本社がある馬刺し専門企業株式会社大成が、一部の加熱用馬肉を生食用馬肉として偽装表示し販売していたことが分かりました。
田中忠雄社長ら3人が11日、伊那市のいなっせで記者会見を開き謝罪しました。
今年2月、石川県内の飲食店2店で0157の感染による食中毒事故が発生し、2店の共通食材が、大成が販売した馬肉ユッケだったため伊那保健所が調査しました。
その調査では0ー157は検出されませんでしたが、調査の中で不正な書類を見つけ大成に報告。
偽装表示するよう指示していた北原実前専務が3月5日に田中社長に事実を申告しました。
北原前専務は、3月5日付けで退職しています。
不正表示した馬肉の出荷は1年ほど前から行われていたということで大成では回収を急いでいます。 -
東日本大震災から2年
東日本大震災の発生から11日で丸2年。
上伊那では地震発生時刻午後2時46分にサイレンが鳴らされ住民が黙祷を捧げました。
富県小学校5年生は岩手県大船渡市の吉浜中学校に本をプレゼントしたり被災地を応援する内容のビデオレターを贈るなどの交流をしています。
11日はサイレンに合わせ黙祷をささげ被災地への思いを新たにしていました。
5年生は卒業まで吉浜中学校との交流を続けることにしているほか、可能ならば訪問もしたいと話しています。 -
新ごみ中間処理施設 公設民営の報告書まとめる
新しいごみ中間処理施設の事業方式を検討している、上伊那広域連合の施設整備検討専門委員会は、事業方式を公設民営とする報告書をまとめました。
11日は伊那市のいなっせで委員会が開かれ、新ごみ中間処理施設の事業方式について、公設民営と決定しました。
費用見込調査によりますと、公設民営にした場合、公設公営よりも建設費でおよそ9億3千万円、運営費でおよそ1億円など、全体でおよそ5%の経費削減になることが見込まれています。
また、施設の運営を専門の業者に委託するため、維持管理が安全かつ効率的に実施できるとしています。
この結果をもとに、3月22日に北澤秋司委員長から白鳥孝連合長に報告、4月10日に事業方式を決定する予定です。
また、地元の同意が得られた場合、平成27年度に民間事業者を決定し、平成30年度中の稼働を目指します。 -
出版した本の印税をたかずやの里に寄付
伊那市ふるさと大使の大根田勝美さんはこのほどビジネスでの成功体験を書いた本を出版しました。
大根田さんは本の印税全てを児童養護施設たかずやの里の移転改築のために寄付します。
11日は伊那市で出版記念のサイン会が開かれました。
大根田さんは現在75歳。
アメリカ、ニュージャージー州で暮らしています。
小学生の時に伊那市に疎開し中学卒業後、オリンパス伊那工場に入社。
独学で英語を学びニューヨーク駐在事務所駐在員に抜擢されます。
その後独立しベンチャービジネスをはじめ、巨額の資産を築きアメリカで最も成功した日本人ビジネスマンと言われています。
今回その成功体験に基づいた本を出版し、その印税全てを、たかずやの里に寄付することにしました。
大根田さんの著書「ニューヨークで大成功した日本人から学ぶ億万長者になる7つの鉄則」は196ページで価格は756円となっています。
大根田さんはこの他、たかずやの里のために毎年1万ドルを5年間寄付するということです。 -
震災から2年 伊那で脱原発デモ
東日本大震災から11日で2年が経ちます。
10日は、伊那市の中心市街地で脱原発をアピールするデモ行進が行われました。
脱原発のデモは、さよなら原発上伊那の会が開いたもので、120人が参加しました。
脱原発の全国行動に連帯したデモで、県内各地で一斉に行われました。
いなっせ北側多目的広場を出発した一行は、国道153号からJR伊那北駅を経由し、市街地を戻るおよそ5キロを歩きました。
「原発なくせ」「さよなら原発」ななどと書かれたプラカードを掲げながら、脱原発をアピールしました。
実行委員長の山本真吾さんは、「震災を風化させないよう、被災地へのエールもこめて、地方からもアピールしていきたい」と話していました。
さよなら原発上伊那の会では、毎週金曜日にいなっせで集会を行うほか、原発を考えるシンポジウムなども計画しています。 -
井月展示室 オープン
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の掛け軸や短冊を展示する井月展示室が伊那市創造館1階に10日オープンしました。
映画ほかいびとや岩波文庫から井月句集が刊行されるなど全国的に井月に注目が集まっています。
創造館は、井月の命日の10日、展示室をオープンしました。
展示室には、掛け軸や短冊など個人所蔵の井月直筆の作品32点があり、句碑の地図や年表も飾られています。
井月句集に載っていない新句「おどりば踊場のほこりおさえ押や通り雨」の掛け軸や井月が師と仰いだ松尾芭蕉の俳文を写した幻住庵の記もあります。
16日には、井月のブロンズ像の序幕式や井月忌句会も開催される予定です。
井月展示室は、展示品を入れ替えながら5月末まで開設されます。 -
はなまる探検隊 国際交流会
伊那市内の小中学生が様々な体験をする「はなまる地域探検隊」は10日、外国人とゲームなどで交流しました。
10日は、小学生から大学生までおよそ80人が集まりました。
はなまる探検隊は、「頭と体と心で学ぶ」をテーマに野草観察会や環境美化活動など年間を通して活動しています。
国際交流体験は、活動を始めた10年前から毎年行っています。
子ども達は、アメリカとイギリス出身の外国人4人から英語を使ったゲームを教わり楽しみました。
お昼は、グループに別れ外国の料理を教わりました。
はなまる探検隊隊長の伊藤元郎さんは「外国の文化や生活を覚えるのでなく感じてもらい、視野を広げてほしい」と話していました。 -
伊那飲食店組合新春大会
伊那市や南箕輪村の飲食店が加盟している伊那飲食店組合の新春大会が4日、伊那市で開かれ新しい組合長に、やぶ浅の林孝司さんに決まりました。
組合員など120人が出席した新春大会では新しい役員が紹介されました。
組合長には、やぶ浅の林孝司さん、副組合長にはレストランしらかばの北原英之さんと呉竹鮨の山本昌利さん、紋次郎の亀山春栄さんに決まりました。
林さんは「厳しい経済状況だが、役員で力を合わせてがんばっていきたい」と挨拶しました。
伊那飲食店組合には、伊那市南箕輪村のおよそ300の飲食店が加盟しています。 -
雪割草愛好会展示会
富士見町から飯田市までの愛好家でつくる信濃雪割草愛好会の展示会が9日から箕輪町松島の松島コミュニティセンターで始まりました。
会場には信濃雪割草愛好会のメンバー7人が育てた雪割草およそ300鉢が並んでいます。
愛好会では、「展示されているのはほとんどが違う種類のもの。自分の好きな花を見つけて楽しんでほしい」と話していました。
第12回信濃雪割草愛好会の展示会は10日まで松島コミュニティセンターで開かれています。 -
伊那市手良野口で下草などを焼く火事
9日の午前10時20分頃、伊那市手良野口の畑で下草などを焼く火事がありました。
この火事によるけが人はありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市手良野口の畑です。
火はおよそ10分後に消し止められましたが下草など230平方メートルを焼きました。
また、この火事で近くの民家の檜やトタン屋根の一部を焼きました。
この火事によるけが人はありませんでした。
伊那署では土手の枯草を燃やしていた火が風にあおられて燃え広がったものとみて調べを進めています。
ここ最近火災が多いことから伊那消防署では火の取り扱いには十分注意するよう呼びかけています。 -
最高気温20.7度 5月上旬並み
9日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上5番目に高い20.7度と、5月上旬並みとなりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では水辺などで遊ぶ親子連れの姿がありました。
9日の伊那地域の最高気温は3月の観測史上5番目に高い20.7度と5月上旬並みとなりました。
観測史上最高は、2010年の21.9度となっています。
南箕輪村大芝には、ナズナ取りをする親子連れの姿がありました。
子ども達は、大きいナズナを探しては、袋に詰めていました。
長野地方気象台によりますと、9日の伊那地域は高気圧に覆われ晴天となり、来週まで暖かい日が続きそうだということです。