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元高遠町長 北原三平氏 死去
元高遠町長で伊那市名誉市民の北原三平さんが1日、肺炎のため伊那市内の病院で亡くなりました。87歳でした。
伊那市高遠町長藤出身の北原さんは、高遠町の助役などを経て1972年、昭和47年に町長に初当選。
以後2000年、平成12年まで7期28年間、高遠町長を務めました。
その間「桜からのまちづくり」を基本理念とし町民参加のまちづくりを進めてきました。
また、全国町村会副会長、県町村会会長などを歴任し平成13年には勲三等瑞宝章を受章したほか伊那市名誉市民に選ばれています。
北原さんの後を継ぎ、高遠町長となった伊東義人さんは、「名君保科正之のような大将としての器のある人だった。」と話していました。
北原さんの葬儀は5日正午から伊那市高遠町小原のグレース虹のホール高遠で行われます。 -
川村カ子トの功績を合唱劇で伝える
飯田市を中心に活動する飯田カネト合唱団が3日伊那市創造館を訪れ鉄道建設に生涯を捧げたアイヌの測量技師、川村カ子トを
題材にした歌を披露しました。
3日は、子どもから大人まで団員およそ40人が訪れ歌声を披露しました。
北海道アイヌの家で生まれた川村カ子トは、学校卒業後測量技師となり北海道各地の鉄道工事の測量に携わってきました。
その技術が認められ昭和3年に飯田市の天竜峡から愛知県までを走る鉄道、三信鉄道建設の測量と現場監督を務めました。
工事は急峻な地形から難工事となったほか、アイヌ民俗ということで差別を受けながらもカ子トは仕事に対する情熱で鉄道を完成させました。
合唱団はそんなカ子トの功績を歌と劇で伝えようと結成されました。
合唱団は飯田線沿線での公演を計画していて、歌を通して交流の輪を広げていきたいと話しています。 -
長野県ロードレース伊那大会
第48回長野県ロードレース伊那大会が伊那市営野球場周辺などで3日行われました。
大会は、伊那市や長野陸上競技会が毎年開いているもので、3日は県内外からおよそ700人が参加しました。
中学生、高校生、一般など5つの部門に分かれて伊那市営野球場を発着点に美篶地区の5キロから16キロのコースを走りました。
大会のコースはゆるやかなアップダウンがあり、アルプスを眺めながら走ることができます。
ある参加者は、「長野県の大会は初めてです。山の景色を楽しみながら完走を目指します」と話していました。
大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、東部中3年の関川大悟君が中学男子の部で5位に入賞しました。 -
伊那ビジネス専門学校卒業式
伊那市狐島の伊那ビジネス専門学校では、専門課程最後の卒業式が2日行われました。
卒業生は11人で、2年間の情報経理学科が6人、1年間のOAビジネス学科が5人です。
伊那ビジネス専門学校では、来年度から高卒生などを対象にした専門課程の募集を停止し、シニアなど一般を対象にした一般課程のみの募集となります。
三澤岩視理事長は、「努力を重ね、立派な人間になってほしい」と式辞を述べました。
卒業生を代表して田中徳史さんは、「学んだことを生かし、社会に貢献できる人間になりたい」と決意を述べました。
現在、卒業生11人のうち約半数の就職が内定しているということです。 -
グリーンファームで蘭展
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで第10回蘭展が2日から始まりました。
特設会場では100種類以上、およそ2千鉢の蘭の展示販売が行われています。
蘭展は、この時期に毎年開かれているもので、中には珍しいといわれる品種もあります。
グリーンファームでは、「これだけの蘭が集まる機会はなかなかない。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けています。
第10回蘭展は10日日曜日まで、グリーンファームで開かれています。 -
旅立ちの春 上伊那の高校で卒業式
3月に入り卒業式シーズンを迎えました。上伊那のほとんどの高校で2日、卒業式が行われ、3年生が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
伊那市の伊那北高校では、今年度、男子138人、女子136人が卒業を迎え、岩崎靖校長から卒業証書を受け取りました。
岩崎校長は「将来この地で活躍する人、国際人として働く人、みなさんの活躍の場は様々。薫ヶ丘で過ごした日々がみなさんの活躍を後押ししてくれる」と式辞を述べました。
卒業生を代表して小野覚さんは「どんな道へ進んだとしても人とのつながりを大切にし、他人を思いやることが出来る人間になっていきたい」と答辞を述べました。
式の最後には伊那北高校伝統の応援歌「天竜河畔」を、卒業生達が肩を組み歌いました。
去年、16年ぶりにベスト8進出を決めた野球部の一部の生徒は、ユニホーム姿で式が行われた体育館を後にしました。
式の後、3年生の教室では最後のホームルームが行われ、一人一人3年間の思い出を話したり、友達と記念撮影をして別れを惜しんでいました。
ある卒業生は「長いようであっという間。大学で学ぶことを学んで、しっかり就職できるようにがんばりたい」と話していました。
伊那北高校では、卒業生全員が進学を希望しているということです。 -
伊那小学校学童クラブ 開所
伊那小学校の学童クラブが新築され、2月28日開所しました。
28日は、学童クラブを利用する児童などが参加して、看板の除幕など開所式が行われました。
久保村清一教育長は「みなさんが待ちに待った学童クラブが完成しました。後輩たちのためにも、きれいに大事に使ってください」。
本多 俊夫校長は、「学童の先生のいうことを良く聞いて、一生懸命、遊んで、勉強して過ごしてください」と挨拶しました。
開所式が終わると、子どもたちは早速、真新しい建物に入り、歓声を上げていました。
伊那小学校学童クラブは、校舎の南側に新たに建設されました。
これまでは、昭和4年建設の旧校舎の空き教室を利用して実施していましたが、耐震対策で旧校舎が取り壊され、跡地に新たに建設されました。
クラブは、木造1階建て、のべ床面積は、およそ250平方メートルです。
工事費は、4200万円で、財源は国・県からの補助が1400万円、合併特例債から2600万円などとなっています。
なお、伊那小学校の学童クラブは、現在70人の児童が利用しています。
伊那市全体では660人の児童が利用していて、その数は増加傾向にあるということです。 -
地方からも訴えの声
東日本大震災から間も無く2年を迎えます。
さよなら原発上伊那の会は1日、伊那市のいなっせ前で脱原発を訴えるアピール活動を行いました。
この日は、会のメンバーおよそ20人が集まり、歩行者や道行くドライバーに脱原発を呼びかけていました。
福島第一原発の事故を受け、東京の総理官邸前では毎週金曜日に脱原発を訴えるデモ活動が続けられています。
この日は、地方からも脱原発を訴えていこうと集まりました。
山本真吾会長は「総理官邸前からだけでなく、地方からも声をあげていきたい」と話していました。
さよなら原発上伊那の会では、今後も毎週金曜日にこうした活動を行っていくということです。 -
1日消防署長に小木曽アナ
1日から7日は春の全国火災予防運動期間です。
伊那ケーブルテレビのアナウンサー・小木曽容子さんが2日、一日消防署長を務め、火災予防を呼びかけました。
この日は、伊那消防署の武井修署長から伊那ケーブルテレビの小木曽さんに一日消防署長の委嘱書が交付されました。
伊那消防署では毎年地域にゆかりのある人に一日消防署長を依頼し火災予防を呼びかけています。
小木曽さんは、最初に署員の通常点検に立ち会い、服装の乱れがないかなど確認していました。
その後、119番通報の対応を体験していました。
市内の大型店には特設コーナーが設けられ、子ども達が消火器などを体験していました。
伊那消防組合管内では、去年48件の火災が発生していて、伊那署では「この時期は空気が乾燥し、風も強いので、火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼びかけています。 -
第2回飯田線ワークショップ
伊那市内のJR飯田線の駅や駅前の利活用について考えるワークショップの第2回目が3日伊那市創造館で開かれました。
3日は高校生や大学生、駅前商店の店主など、およそ30人が参加しました。
ワークショップは、駅を街づくりの拠点として利活用するにはどうしたらいいか考えようと開かれたもので、今回が2回目です。
今回は、若者が集まる駅にするにはどうしたらいいか意見を出し合いました。
参加者からは、「車内アナウンスを高校生がしたらどうか」「いつも駅でイベントが起きているといい」といった意見が出されていました。
なお、無人駅になることで地域からは防犯面で不安の声もあることから、伊那市は、防犯対策として4月から伊那北駅と沢渡駅に防犯カメラを設置していく考えです。
次回のワークショップは17日に開かれる予定で、伊那市では高校に出向いてのワークショップも行っていきたい考えです。 -
火災予防呼び掛けに一役
伊那市の伊那北高校美術部が制作した火災予防看板が、伊那消防署の庁舎の壁に設置されています。
縦1.8メートル、横2.7メートルのこの看板は、1年間設置されることになっています。 -
南信の米 初の『特A』
日本穀物検定協会がまとめた平成24年産米の食味ランキングで南信のコシヒカリが初の特Aを獲得しました。
米の食味ランキングは良質の米作りの推進と消費拡大を目的に昭和46年から毎年行われています。
全国128か所の米について食味試験を実施し結果をまとめたもので専門の評価員20人が味や香り
粘りなど6項目を評価しました。
ランクは5段階で最高評価の特Aが29銘柄。
味が良好なAが62銘柄。標準的なAダッシュが37銘柄でした。
JA上伊那によりますと、南信の米生産の中心地となる上伊那地域では安心安全で高品質の米を作るため籾の消毒をこれまでの薬品から高温の湯に切り替えたほか、食味の向上を図るため肥料の改良にも力を入れてきたということです。
南信の米が特Aを獲得するのは今回が初めてで農業関係者は、ブランド力の向上につながるものと期待しています。 -
上農石倉夏樹さん 合格率21%難関資格合格
南箕輪村の上伊那農業高校2年の石倉夏樹さんは、高校生の取得が難しいとされる危険物取扱者試験の甲種を取得しました。
上農高校での取得は石倉さんが初めてです。
伊那市中央に住む石倉さんは、上農高校生物科学科の2年生。
国家資格の危険物取扱者試験には、甲、乙、丙の3種類があります。
石倉さんが取得した「甲種」はすべての危険物を取り扱える資格です。
これまでは、大学生以上が対象でしたが、平成20年度からは特定の基準を満たせば高校生でも受験が可能になりました。
今年度高校生の受験者は長野県で19人で、合格者は石倉さんを含め3人、合格率は21%です。
石倉さんは「1年生の時からこの資格の取得を目指していたということで、合格する自信があった。将来は、農学系の大学へ進学し地元の農業に貢献したい」と話します。
塩崎正校長は「今の学問への思いを大事にし、この道の研究者として活躍してほしい」と話していました。 -
日頃の感謝 発表で
伊那市の東春近中央保育園は、お世話になっている地域の人たちを招いて1日感謝の会を開きました。
保育園に招かれたのは、保育園の畑の作付けを手伝ったJA上伊那の青壮年部の3人と薪の提供や園舎周辺の植木の剪定をしている池田健二さん(66)、毎年かぶと虫をプレゼントしている森登美男さん(73)の5人です。
感謝の会では、未満児から年長園児までが、それぞれできるようになったことを発表し、日頃の感謝の気持ちを伝えました。
未満児は、おどり、年少児は、歌を歌いました。
年中児は、コマ回し、年長児は、剣玉を披露しました。
剣玉の発表では、難しい技ができると会場からは拍手が起きていました。
招かれた池田さんと森さんは、「地域ぐるみで保育園や小学校を支えていくことが必要。頼りにもされているので、体力の続く限り、できる協力はしていきたい」と話し、子どもたちの発表に目を細めていました。
篠田千栄子園長は、「様々な協力をいただくことで、子どもたちの経験の幅が広がっている」と感謝しています。
発表の後、全員でお昼を一緒に食べ、楽しいひと時を過ごしました。 -
3年間の思いを込めて コサージュ作り
上伊那のほとんどの高校であす、卒業式が行われます。
南箕輪村の上伊那農業高校では、2日の卒業式で胸に付けるコサージュを作りました。
校内で育てた花など3種類を使って作るこのコサージュ。
上農高校では、毎年園芸科学科の3年生が卒業式で胸に付けます。
コサージュ作りは、3年間の学習の成果として10年以上前から行われています。
1日は観賞植物コースの生徒10人が作業を行い、花の配置やバランスを見ながら1つひとつ丁寧に作っていました。
2時間ほどかけ園芸科学科の卒業生39人分を作りました。
上農高校の卒業式は2日午前10時から行われ、生徒達は3年間の思いを胸に学び舎を巣立ちます。 -
1月の月間有効求人倍率は0.67倍↓
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、12月を0.04ポイント下回る0.67倍でした。
ハローワーク伊那では、雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられるとしています。
新規求人数は、12月を0.4%上回る1,042人でしたが、新規求職者数は、季節的な要因で12月を35.2パーセント244人上回る938人でした。
これにより1月の月間有効求人倍率は、0.67倍で、12月を0.04ポイント下回りました。
上伊那は、平成23年10月から16ヶ月連続で県下最低となっています。
ハローワーク伊那では、円安・株高でムードは良いが実際の受注に反映されておらず「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに停滞がみられる」とコメントしています。
またこの春社会人となる高卒者の内定状況は、12月を4.6パーセント上回る90.1パーセントで、求人数は、製造業を中心に12月と比べ25.1パーセント増の389人となり求人倍率は、1倍を超えています。 -
自殺対策強化月間始まる
3月は、自殺対策強化月間です。
長野県は、初日の1日、県内各地で街頭啓発を行いました。
このうち伊那市の綿半スーパーセンター伊那店では、伊那保健福祉事務所の職員が、買い物客にポケットティッシュを配りながら自殺防止を呼びかけました。
3月は、自殺者が多く、国は、平成22年から自殺対策強化月間に設定し、啓発活動や相談会を行っています。
伊那保健福祉事務所では、3月中の木曜日に失業や倒産、多重債務、家庭問題などの無料相談会を行います。
時間は午後2時から4時(予約制)。
一昨年の県内の自殺者は、493人で上伊那では52人でした。
県では、平成29年度までに県内の自殺者を430人以下にすることを目指しています。
伊那保健福祉事務所の雨宮進健康づくり支援課長は、「自殺はだれにもあり得ること。悩みごとはなるべく早く家族や友人に相談し、周囲の人も声をかけて欲しい」と話しています。 -
対象を昇華させ表現
南信地区の春の国画会出品者で組織する新視象会は、第8回新視象展を1日から伊那文化会館で開いています。
会場には、11人の会員から出品された近作20点が並べられています。
80号から500号までの現代絵画で、油絵やアクリル画、版画、テンペラと手法も多彩です。
新視象会は、諏訪と上伊那地域の画家で春の国画会出品者で組織していて、形の中に真の美を求め活動しています。
駒ヶ根市の柴田久慶さんの作品「MAN」。
女性や骸骨、動物などを配置し、人間の表と裏、生と死を表現しているということです。
会員の小林修一郎さんは、「対象を自分の中に取り入れ昇華させ自分なりの表現をしている。今を生きる画家の感覚を楽しんでもらいたい」と話しています。
第8回新視象展は、3日日曜日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令
2月の一か月間に箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が相次いで発生したことから長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、「交通死亡事故多発警報」を発令しました。
上伊那では、2月に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が発生し、4人が死亡しています。
これを受け県交通安全運動推進上伊那地方部は2月27日に「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令し、3月8日までの10日間、交通安全を呼びかける広報活動を強化します。
主な取り組みは、広報車による巡回広報、大型店などへのポスターの掲示、各種集会でのミニ講話の開催、伊那合同庁舎での交通事故に関する写真展などとなっています。 -
籐工芸の教室「籐花会」 3月12日から作品展開催
植物のつるを編み上げ作品を作る、籐工芸(とうこうげい)の教室「籐花会(とうかかい)」は、3月12日から、かんてんぱぱホールで開く作品展示発表会に向け、作品作りに励んでいます。
籐工芸は、フジ科の植物のツルを使ってかごなどを編んでいく工芸品です。
籐花会は伊那市東春近で活動している教室で、30代から70代の主婦12人が月1回の教室に通っています。
これまで、年に1回秋に開かれる東春近の文化祭で作品を発表してきましたが、より多くの人に作品を見てもらい魅力を知ってもらおうと、初めて西春近のかんてんぱぱホールで作品展を開くことにしました。
作品展には、これまで教室の生徒が作りためてきた、かごやバッグ、かべかけなど家庭で使える小物から、イスやテーブルなどの家具まで
100点ほどが展示される予定です。
第1回籐花会作品展示発表会は3月12日(火)縲・8日(月)までかんてんぱぱホールで開かれます。 -
ファミマJA西箕輪店1号店 オープン
JA上伊那とコンビニチェーンの株式会社ファミリーマートがフランチャイズ契約し、1号店となる西箕輪店が、28日、オープンしました。
JA上伊那の農産物や加工品などを販売し、地域密着のコンビニエンスストアを目指します。
28日は、JA上伊那やファミリーマートの関係者、地元住民などが集まり、テープカットなどで開店を祝いました。
1号店となるファミリーマートJA西箕輪店は、元のAコープ西箕輪店を引き継ぐ形でオープンし、売り場面積は県下最大の242平方メートルです。
野菜、果物などの地元農産物や、肉、魚などの生鮮食品、加工食品など、600種類のJA商品を取り扱う事が特徴です。
JAの商品が全体の商品の2割を占めているということです。
JAとファミリーマートとの契約は、県内ではJAみなみ信州に続き2組目となります。
オープン初日の28日は、近隣の住民などが訪れ、早速、買い物をしていました。
また、全国で8台目、県内で2台目となる軽自動車タイプの移動販売車が、西箕輪地区を中心に営業を行い、買い物弱者対策にも取り組むということです。
JA上伊那と、ファミリーマートは、今年度中に、5店舗、今後2縲・年の間に、10店舗のJAファミリーマート店を展開していく計画です。 -
伊那ダイヤモンドツインズ 全国へ
伊那市内のミニバスケットボール女子チーム「伊那ダイヤモンドツインズ」は、来月下旬に東京都で開かれる 27日は、伊那ダイヤモンドツインズのメンバー18人が、市役所を訪れ、酒井茂副市長に、全国大会出場の挨拶をしました。
メンバーは、「このチームで最後の試合なのでよい試合をしたい」「県代表として全力プレーをして、決勝に進みたい」などと、抱負を話しました。
ダイヤモンドツインズは1月下旬に長野市で開かれた県大会で優勝し、全国大会出場を決めました。
チームの特徴は、平均身長は、145センチほどと低いものの、持久力と、スピードが持ち味。
ディフェンスで粘り、シュートを確実に決めて、決勝進出を果たしたいということです。
酒井茂副市長は、「県代表としてしっかりと力を出してきて欲しい。健闘を祈ります。」と激励しました。
ダイヤモンドツインズは、3月28日から、東京都の国立代々木競技場で開かれる全国大会で、初戦、北海道のチームと対戦することになっています。 -
みのわ健康アカデミー講演会
箕輪町の健康づくり事業「みのわ健康アカデミー」の講演会が町文化センターで25日開かれました。
講演会には受講生など250人が参加しました。
講師はコミュニティデザイナーの山崎亮さんです。
山崎さんは、島根県の離島、海士町で行った地域おこし活動について話しました。
「島留学」というキャッチフレーズで、海士町の高校のPRを行ったことや、お年寄りのところへ出向き話を聞く集落支援員の取り組みを紹介しました。
山崎さんは、「「やりたいこと」と「地域が求めていること」、「できること」が重なるところに「企画」ができる。それらをを増やしていくことによっていろいろな活動ができるようになる」と話していました。
主催した箕輪町は「健康づくりに継続して取り組むためにはコミュニケーションが大切。地域の活動を通じて仲間づくりにつなげていってほしい」と話していました。 -
平成25年度公立高校後期選抜 志願者数を発表
長野県教育委員会は、28日、来年度の公立高校後期選抜の志願者数を発表しました。
伊那北高校理数科は、1.75倍、普通科は1.14倍となっています。
それでは上伊那8校の志願状況をお伝えします。
辰野高校普通科は61人で0.85倍、商業科は6人で0.3倍となっています。 -
春富中昭和55年度卒業生が母校に寄付
春富中学校の昭和55年度卒業生「ふぐるまの会」は、中学校の創立65周年、統合50周年を記念して現金約13万円を27日中学校に寄付しました。
27日は春富中昭和55年度卒業生「ふぐるまの会」を代表して久保村智会長らが中学校を訪れ、村田正美校長に寄付金を手渡しました。
春富中は今年度で創立65周年、富県・東春近・西春近の3つの中学校が統合してから50周年となりました。
ふぐるまの会では、それらを記念し、学校のために使ってもらおうと今月開かれた同窓会会費の一部、13万3,324円を寄付することにしました。
村田校長は、「みなさまから頂いたあたたかい気持ちを大事にし、部活で使う器具などに活用していきたい」と話していました。 -
大型紙芝居と和楽器が共演
大型紙芝居にあわせた和楽器の演奏が南箕輪村の南原保育園で27日行われました。
27日は地元の大型紙芝居グループ「でんでんむし」と和楽器ユニット「まいまい」が出演し、未満児から年長までの園児100人ほどが物語を楽しみました。
大型紙芝居と和楽器の演奏は保育園の誕生会に合わせて行われたもので、今年で二回目です。
紙芝居「ねずみのすもう」が披露され、ねずみたちが相撲をとる場面では、掛け声にあわせ和楽器が演奏されました。
このほか、曲に合わせて全員でひなまつりの歌を歌いました。
子どもたちは、和楽器に興味をひかれたようで、「演奏してみたい」などと話していました。
松崎由紀子園長は、「日本の音楽やお話を聞いて心豊かに育ってほしい」と話していました。 -
高遠中学校 キャリア教育文部科学大臣表彰
伊那市の高遠中学校は、生徒が企業などで仕事の体験を通し学習する、キャリア教育の充実発展に尽力したとして、文部科学大臣表彰を受賞しました。
27日は、高遠中学校の小松民敏校長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
表彰は、今月19日に東京の文部科学省で行われ、高遠中は、行政や地域、事業所などと連携し、組織的・系統的にキャリア教育に取り組んできた事が評価されました。
多くの学校では、職場体験の期間は2日程ですが、高遠中学校では、国のキャリア教育事業に関するモデル校の指定を受けた、平成17年度から5日間実施しています。
学校では、職場体験をイベント化しないよう、事前に、自分の長所を考える事や、社会人を招きワークショップを開くなど、生徒自身が、仕事や社会での役割について考える時間を設けています。
今年度は、一つの事業所に対し、一人の生徒が体験を行い、生徒同士が他人任せにならず、会社の人と接する機会を多くもてるよう工夫しました。
白鳥市長は「キャリア教育の経験を一つのベースにし、高遠の地に誇りを持ち、今後の成長につなげてほしい」と話していました。
県内では、今回、高遠中の他に飯田市の小学校が文部科学大臣表彰を受賞しました。 -
上伊那地域食育フォーラム
食を通して健康づくりを進める上伊那地域食育フォーラムが26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
フォーラムは、伊那保健福祉事務所が開いたもので、上伊那の食生活改善推進員や栄養士など80人が出席しました。
フォーラムでは、「食と命の危機 そして地球の危機」と題し、福井県で食について調査研究をしている岩佐勢市さんが講演しました。
岩佐さんは「普段の正しい食生活が健康な体をつくる」「地元で採れた食材を食べることが体のためによい」などと話していました。
またフォーラムでは、上伊那地域の特産物を使った料理の紹介コーナーが設けられた他、食生活改善推進協議会上伊那支部が食生活についておよそ1000人に調査したアンケート結果が報告されました。
アンケートから、若い世代の朝食を食べない割合が高いことや家族や友人などと2人以上で食事をする割合が年々減少傾向にあることが解りました。
食生活改善推進協議会上伊那支部はアンケートを踏まえ、若い世代の朝食欠食を減らすことや共食の大切さを伝えることなどに取り組んでいきたいとしています。 -
伊那市地域づくり活動支援金 報告会
今年度の伊那市地域づくり支援金事業の活動報告会が26日、伊那市役所で開かれました。
報告会は、特色ある活動を紹介し、今後の参考にしていこうと毎年開かれていて、地域住民ら70人が出席しました。
伊那市の今年度の採択団体数は11団体で、支援金の総額は382万9千円でした。
26日は2団体が報告し、このうち、西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は44万1千円の支援金を受け、災害に強い里山づくりに取り組んできました。
諏訪形区は平成18年の豪雨災害で貝付沢から流れ出た土砂の流出や大水による床下浸水の被害を受けました。
平成19年に諏訪形区を災害から守る委員会を立ち上げ活動を行っています。
今年度は支援金を活用し、根が大きく深く張り、より自然体に近い広葉樹を育てることができる保育ブロック工法で育苗と植樹を行いました。
この中で、委員会の酒井健志さんは「保育ブロックにしたことで根の成長が早まり、秋までにケヤキやもみじなどを植樹することができた」と報告し、これからも地道に活動を続けていきたいと話していました。
伊那市では来年度も400万円の予算を盛っていて、事 業募集は3月1日から22日までで、4月上旬に審査を行い決定することになっています。 -
農業名人に御子柴さん・丸山さん認定
上伊那地方事務所などは、農業の現状や課題について考えるファーマーズの集いを27日、伊那市のJA上伊那本所で開きました。
会場には、市町村の担当者や農業関係者などおよそ200人が出席しました。
集いでは、長年に渡り農業に従事し功績のあった7人と3団体に農業功績者表彰が贈られた他、農業委員会活動に協力してきた1人に感謝状が贈られました。
後世に残すべき技術を持つ農業名人には、今回新たに1人が認定されました。
伊那市の御子柴鋭之進さんは、湧水が減少する中で、わさびの栽培に貢献しました。
箕輪町の丸山平治さんは、代々受け継がれてきた風習を季節毎の農業体験を通じ、若者や子供たちに伝えています。