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観光客にローメンをPR
伊那の名物ローメンを多くの人に知ってもらおうと、伊那市西箕輪のみはらしファームで26日、ローメンの普及活動が行われました。
26日は、伊那ローメンズクラブに加盟する店主やローメン好きの市民で集まる伊那ローメンファン倶楽部など10人が観光客にローメンをPRしました。
これは、ローメンガイドブックが一新されたことや去年B1グランプリに出場したことなどからより多くの人にローメンを知ってもらおうと行ったものです。
ガイドブックにはローメンズクラブに加盟する店舗の食べ歩きマップの他、ローメンの歴史などが紹介されています。
メンバー達は、観光客らにローメンの説明をしながらガイドブックなどを配っていました。 -
伊那ロータリークラブが被災地支援で義援金贈る
伊那ロータリークラブは、東日本大震災で被災した子ども達の支援に役立ててもらおうと、福島県相馬市の相馬ロータリークラブに義援金を贈ります。
16日、伊那市内で開かれた伊那ロータリークラブの例会で、小林孝行会長が報告しました。
今年度の奉仕事業として計画したもので、福島県相馬市の子ども達を支援するものです。
会員や事業所などから集めた義援金はおよそ137万円で、来月、相馬ロータリークラブに届けるということです。
16日はほかに、地域でボランティア活動をしている個人や団体を顕彰するロータリー顕彰も発表されました。
今年は環境美化に取り組む「きれいなアクセス道路にしよう会」が選ばれました。
中島重治代表は、「月1回道路を清掃し、花を植えるなどしてきた活動が認められうれしい」と喜んでいました。 -
上伊那英語教育研究会講演会
上伊那の小中学校教諭でつくる上伊那英語教育研究会は18日、授業研究を兼ねた講演会を伊那市のいなっせで開きました。
講演会は年1回開いているもので、今年は初めて一般にも公開され、およそ90人が参加しました。
講演したのはNHKラジオ英会話の講師を務めている遠山顕さんです。
遠山さんは、英語を学ぶために、話したいことを話し、聞きたいことを聞くことが一番として、自分が好きなことの話ができるシチュエーションを作ることが望ましいと話していました。
勉強のポイントとして、英語は声に出して口を使うこと、一つの表現につき2通りの言い回しを覚えることなどをアドバイスしていました。 -
河川愛護団体2団体 県から感謝状
長年地域の道路や河川の美化活動に努めたとして、伊那市と箕輪町の河川愛護団体2団体に、県から感謝状が贈られました。
20日は、伊那建設事務所の原明善所長から、箕輪町道路河川愛護会の加藤壽一郎副会長と、小沢川河川愛護会の小松朝雄代表に感謝状が手渡されました。
箕輪町道路河川愛護会は、昭和62年から町内の道路や河川のゴミ拾い、アレチウリの駆除などを行ってきました。
小沢川河川愛護会は、平成2年から、小沢川周辺の草刈りや河川清掃の他、小学生を対象にした水質検査学習を行ってきました。
今年度の感謝状は、県全体で18団体に贈られるということです。 -
平澤豊満町長と母親が意見を交換
箕輪町の平澤豊満町長は、子育て中の母親との意見交換会を24日、箕輪町文化センターで開きました。
意見交換会は、子育ての環境の充実を目的に町が去年から開いているもので、24日は町内の子育てサークルなどに通う母親およそ30人が集まりました。
母親からは「保育園の統合で園が遠くなり送り迎えが大変」「未満児保育がいっぱいで通わせることができない」などの意見がでました。
これに対し平澤町長は「交通の手段としてみのちゃんバスを上手く活用していきたい」「未満児については、今ある施設を最大限に生かし、可能な範囲で受け入れていきたい」と話しました。
町では、今後も子育てについての意見を聞きながら、できる限りの支援を行っていくということです。 -
学業成就願い坂下で天神様祭り
伊那市の坂下神社天神天満宮で、地域の子どもたちの学業成就を願い天神様祭りが25日行われました。
天神様祭りは、坂下子供育成会が毎年行っているもので、およそ40人が参加しました。
2月25日は、学問の神様とされる菅原道真の命日で、各地で天神様祭りが行われています。
参加した小学生は、頭を下げて、勉強ができるようにと祈っていました。
坂下子供育成会の唐澤良二会長は、「健康で勉強も遊びも頑張ってほしい」と話していました。 -
形骸化した都市計画道路3路線廃止の見通し
今から60年前に伊那市で都市計画決定され形骸化した道路が都市計画道路としては、廃止される見通しとなりました。
路線区域は、建築制限がなくなります。
廃止される見通しとなつたのは、昭和27年に計画決定された1.8キロのかとう河東線、昭和27年に計画決定された600メートルの春日町狐島線、昭和56年に計画決定された760メートルの高遠長藤線の3つの都市計画道路で、廃止理由は、費用対効果が低い、既存の道路で代替可能、近くに代替路線が開通したことなどがあげられています。
24日市役所で開かれた都市計画審議会で廃止案が示され、委員からは、廃止を歓迎する声が相次ぎました。
市は、今後地元説明会などを行う計画で、平成24年度中の廃止決定を目指します。 -
諏訪形区の災害復旧の現状を市長に説明
地域の山を災害に強い山にしようと活動している伊那市西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は25日、白鳥孝伊那市長に平成18年豪雨で災害にあった貝付沢の現状について説明しました。
この日は、白鳥市長と委員会の会員などおよそ50人が現場を訪れ、現状を確認しました。
諏訪形区は、平成18年豪雨災害で貝付沢から流れ出た土砂の流出や大水による床下浸水の被害を受けました。
地元住民らで作る、諏訪形区を災害から守る委員会では、災害に強い山作りをしていこうと、ケヤキやクヌギなどを植樹する活動などを継続して行なっています。
市長による視察は現状を見てもらい、今後につなげていこうと企画されました。
委員らは、植樹したクヌギが全てサルに食べられてしまったことなどを白鳥市長に説明していました。
また、貝付沢の砂防えん堤周辺を見まわるための巡視路の設置について要望していました。
白鳥市長は「本当に大変な作業を継続してやっている。一生懸命やっている活動に対して支援するのが私達の仕事。出来る限り応援していきたい」と話していました。
酒井久委員長は「充実した視察をしてもらうことができた。自分たちだけでは資金的に厳しい面もあるので、少しでも支援してもらえたら」と話していました。
諏訪形区を災害から守る委員会では、クヌギやケヤキの植樹など、自分たちでできる活動を今後も出来る限り継続していきたいとしています。 -
前沢川砂防事業の現状を地元に説明
平成18年の豪雨災害で土砂が中央自動車道まで流れだした伊那市西春近柳沢の前沢川で進められている砂防事業の経過説明が25日、現地で行われました。
この日は地元住民などおよそ30人が参加して県の職員から説明を受けました。
説明会は、事業の進捗状況を知ってもらおうと伊那市が開いたものです。
平成18年の豪雨災害では、前沢川上流部で大規模な土砂崩落が発生し、土石流が中央自動車道まで流れ出しました。
平成18年度から砂防事業が始まり、現在、えん堤部分の工事がほぼ完了しています。
県の職員からは、流れだした土砂を溜め、上部の砂などを少しずつ流していく作りになっていること、鉄のパイプで大きな岩や流木を食い止めるようになっていることなどが説明されました。
参加したある男性は「災害の時以来この場所に来ていなかったが、かなり工事が進んでいる。これで万が一の時も安心することができるのかなと思う」と話していました。
伊那市建設課建設調査係の斉藤正秀係長は「地元のみなさんに現状を知っていただき、災害への意識を改めて持っていただけたと思う」と話していました。
事業は来年度末の完了を目指していて、総事業費はおよそ6億5千万円となっています。 -
ふるさとの四季フォトコンテスト
箕輪町観光協会が主催する今年度の「ふるさとの四季フォトコンテスト」の最高賞に、山梨県の中村清治さんの作品が選ばれました。
最高賞の推薦に選ばれたのは、山梨県の中村さんの作品「ここが赤そばの里」です。
審査員は、「人物や看板など比較対象があり奥行きがある」「空の青と赤そばなど色のコントラストがはっきりしている」などと評価していました。
フォトコンテストは、箕輪町の魅力をPRしようと町観光協会が毎年開いているもので、今年度は県内外から39人、141点の応募がありました。
観光協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「新たなスポットを発見できるすばらしい作品が多かった。町の活性化につなげていきたい」と話していました。
入賞した作品は、町観光協会のホームページやパンフレットなどに使われる他、3月19日からは役場の正面玄関ホールに展示されるということです。 -
高校入試後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者後期選抜の今日時点での志願者数を発表しました。
全県の全日制の志願者は1万2千788人で、倍率は1.06倍です。
辰野高校普通科は58人で0.81倍、商業科は18人で0.9倍となっています。 -
ポルトガル語学校で防災講座
伊那市は、上牧にあるブラジル人のポルトガル語学校で、24日、防災おでかけ講座を開きました。
講座では、緊急地震速報が流れたとの想定で、避難訓練が行なわれました。
伊那市は、上牧にあるブラジル人のポルトガル語学校で、24日防災おでかけ講座を開きました。
ポルトガル語学校にいる0歳から10歳までの15人の子どもたちは、遊具の中や机の下に身を隠したあと、安全が確認されると建物の外に非難しました。
伊那市上牧のポルトガル語学校「エスコーラ・アルコ イリス」には、20人のブラジルの子どもたちが母国語で学んでいます。
ミヤモト・マルシア校長が、地震に対しての備えに不安を感じ伊那市に相談したところ、危機管理課が防災おでかけ講座を開きました。
おでかけ講座は、今年度65回を数えますが、外国語学校での開催は初めてです。
講座では、東日本大震災を通しての地震発生のメカニズムや雨の重さを肌で感じてもらおうと傘におもりをつけての体験も行なわれました。
市の防災担当職員は、「皆さんが日本にいて地震や大雨があり災害が起きていやになったら日本人として悲しい。みんなが笑ってすごせるように大人も一緒になって災害を減らす備えをがんばりましょう」と呼びかけていました。 -
高遠で交通安全住民決起大会
1月29日の交通死亡事故を受けて、24日伊那市高遠町で交通安全住民決起大会が開かれ、死亡事故ゼロに向けて思いを新たにしました。
会場では、1月の死亡事故現場となった下山田地籍の夜の県道が映し出され、夜間は見えづらくなることを確認しました。
決起大会には、高遠地区の高齢者クラブの会員らが参加し、事故防止に向けて気持ちを新たにしていました。
伊那市の酒井茂副市長は、「意識を高めていただき、安全で住みやすい地域にしていってほしい」とあいさつ。
伊那警察署の関原敬泰署長は、「死亡事故ゼロをなしとげる覚悟。ご協力をお願いします」とあいさつしました。
高遠地区交通安全協会の前田茂会長は、「交通安全は、人のためでなく、自分のためにと意識を変えることが特効薬」と話しました。
大会では、シートベルトやチャイルドシート、夜行反射材の着用の徹底、道路を横断する際の安全確認などを盛り込んだ決意表明を確認し、悲惨な交通事故をなくすよう意識の高揚を誓っていました。 -
南アルプスジオパーク協議会 発足
ジオパークを活用した地域振興などに取り組もうと、南アルプスジオパーク協議会が24日、発足しました。
協議会では今後、ホームページを活用したPR活動の他、ガイドの養成などを行います。
24日は、協議会の設立総会が伊那市役所で開かれ、関係者およそ40人が出席しました。
協議会は、伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村や観光協会などで組織されていて、会長には、白鳥孝伊那市長が選ばれました。
ジオパークは、地球の成り立ちなどを見ることが出来る場所で、南アルプスは平成20年にジオパークに認定されました。
協議会では今後、日本ジオパークネットワーク事業へ参加し、活動の拡大やPRなど、全国のジオパークと連携した取り組みを行うということです。 -
クリスマスローズの展示会
信濃クリスマスローズ愛好会によるクリスマスローズの展示会が24日から、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
会場には、色とりどりのクリスマスローズおよそ120点が並んでいます。
展示会は、中南信地域の愛好家でつくる信濃クリスマスローズ愛好会が開いているもので、くぬぎの杜では3回目です。
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の冬の花で、白いバラのように見えることからそう呼ばれています。
近年品種改良によって栽培されるようになったゴールドフラッシュとよばれるこの品種は、花びらやがくが黄色で、紫の模様が特徴です。
展示会は、26日日曜日まで伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
期間中午後2時からは、育て方についての講習会を予定しています。 -
伊那市所得の多い世帯の保育料引き上げへ
伊那市は、所得の多い家庭に対する保育料の引き上げについて23日、保育行政審議会に諮問しました。
23日は、伊那市の原武志保健福祉部長が、保育行政審議会の黒河内浩会長に保育料の引き上げについて諮問しました。
保育料の引き上げは、国の保育料徴収基準額の変更に合わせて行われます。
現在伊那市の保育料は、前年度の所得に応じ13階層に分かれています。
およそ1,000万円以上の収入があり、所得税額が73万4,000円を超える世帯の階層を増やして、平成24年7月から14階層にするとしています。
引き上げの対象となるこの世帯の園児数は、平成23年7月現在12人で、案が通ればおよそ40万円の増収になるということです。
審議会では、今年度中の答申を予定しています。
また、統廃合が進められている伊那東保育園について、統廃合となった場合の跡地に、緑ヶ丘敬愛幼稚園が園舎の移転を検討しているとの説明が伊那市からありました。
民設民営で、延長保育や未満児保育を取り入れた子ども園として、現在市と話し合いを進めているということです。 -
社会を明るくする運動長野県作文コンテストの表彰式
社会を明るくする運動長野県作文コンテストの表彰式が20日、美篶小学校で行われ、児童2人に賞状が手渡されました。
20日は、上伊那地区保護司会の木下俊明副会長から、児童2人に賞状が手渡されました。
作文は、家庭や学校生活の中で体験した事を基に、命や非行などについて感じたことを書くものです。
県の審査で入選となった6年の竹松奈津希さんは、伊那養護学校の児童と交流した際、1つになれた時の喜びを書いたということです。
他に、4年の立林葵さんが上伊那地区保護司会奨励賞に選ばれました。
なお、今年度、上伊那の小中学校で4人が優秀賞に、6人が入選となっています。 -
ながたの湯 300万人突破
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯は23日、平成10年の開業からの入場者数がのべ300万人を突破しました。
300万人目となったのは塩尻市の青柳勝司さんです。
青柳さんには、ながたの湯の無料券33枚と記念品が贈られました。
青柳さんは、各地の温泉によく足を運んでいるという事で、この日は、家族3人でながたの湯を訪れました。
この日は、300万人目の前後の2人にも記念品が贈られました。
ながたの湯は、その泉質から美肌の湯を売り物に平成10年12月にオープン、平成21年には露天風呂を中心としたリニューアルを行いました。
一日の平均利用者数は715人となっています。
ながたの湯では、300万人突破記念として静岡日帰り旅行があたる抽選の応募受付を、今月25日から来月25日まで行うという事です。 -
熊谷友幸さん写真展
伊那市在住の映像クリエイター熊谷友幸さんの写真展が、伊那市高遠町のカフェ&ギャラリーアイダッシュで開かれています。
会場には、熊谷さんが撮影した伊那谷の風景写真などおよそ50点が展示されています。
熊谷さんは、およそ30年前からテレビ番組の制作などに携わわり、現在は伊那谷各地の自然や風景をハイビジョン映像や写真で記録し発信しています。
会場には、雲海の上に広がる南アルプスと富士山を北アルプスの槍ヶ岳から撮影したものや、およそ1ヶ月をかけて、三峰川で撮影に成功した警戒心の強い野鳥ヤマセミの写真も展示されています。
熊谷さんは、「写真をとおして伊那谷の自然を見つめなおすきっかけにしてほしい」と話し、来場を呼びかけていました。
熊谷友幸写真展縲怩モるさとを旅するは、来月31日まで、伊那市高遠町のカフェ&ギャラリーアイダッシュで開かれています。 -
もりもり上伊那山の感謝祭
林業関係者の表彰・活動報告などを行うもりもり上伊那山の感謝祭が、23日、伊那市のいなっせで行われました。
もりもり上伊那山の感謝祭は、上伊那地域の8割を占める森林の機能を持続的に発展させ、健全な姿で次世代に引き継いでいこうと毎年、行われています。
23日は、森林整備や治山事業・鳥獣保護などに功績のあった7人に、表彰状が手渡されました。
7人を代表して、地域林業の振興に寄与したとして表彰された伊那市の橋爪庄一さんは、「森林業は、未来のために汗を流す職業。これからも地域林業の発展に力を尽くしたい」と話していました。
主催した上伊那地方事務所の市川武二所長は、「森林は、先人達が守り育てた大切な財産。上伊那の森林づくり・山づくりをさらに推進したい」と話していました。 -
新山小 被災地に送るビデオレター撮影
伊那市の新山小学校の児童会は、東日本大震災の被災地の中学校に送るビデオレターの撮影を、23日行いました。
23日は、児童会長の前澤 倭(やまと)君と、副会長の橋爪 竜生(たつき)君が、ビデオカメラを片手に、教室を回りビデオレターを撮影しました。
ビデオレターは、「奇跡の避難」で知られる岩手県の釜石東中学校に送られます。
子どもたちは、釜石東中学校の生徒に向かってメッセージを送っていました。
新山小学校の児童会は、今年1月に、全校で被災地支援に取り組む事を決めました。
釜石東中学校では、中学生から本を読みたいという希望があがっていて、児童会では、本を贈ることにしました。
新山小学校には、釜石東中の生徒からどんな本が読みたいかという希望と、メッセージが届きました。
メッセージは、本を楽しみにしていることなど、感謝の言葉があふれています。
児童会が地域の人やPTAに声をかけたところ、150冊の本が集まりました。
本を贈ることにあわせて、全校ひとりひとりが書いた手紙と、ビデオレターを送ることにしました。
集まった本と手紙、ビデオレターは、23日、釜石東中学校宛に送られます。
新山小学校では、これをきっかけに釜石東中学校との交流を続けていきたいとしています。 -
劇団「歩」25・26日に公演
箕輪町文化センター附属 劇団歩(あゆみ)の第7回定期公演が、今週末25日(土)と26日(日)に開かれます。
22日夜は、箕輪町産業会館で、通し稽古が行なわれていました。
今回の作品は、ごく普通の高校生が暴力団の娘たちと関りあうことで、織田信長などの武将が群雄割拠する戦国時代で生き残るために剣を持って闘うことになるというオリジナルの書き下ろし作品です。
生まれた環境の違いによる差別を受けながらも、生きる事の意味合いを模索する若者達を描いています。
今回の演目は、女性キャストが本格的な殺陣に挑戦しています。
今回の演目で主役の一人、普通の高校生を演じるのは箕輪中学校2年の原 涼音さんです。原さんは、「芝居の中で、主人公が成長していく様子を見て欲しい」と話していました。
去年12月からこの芝居に取り掛かり、2月からは毎日稽古が行われています。
階段を使用し高さのある立ち回りも見どころのひとつ。ホール客席の平らな部分も舞台として使用されるということです。
劇団歩の第7回定期公演は、25日(土)26日(日)に箕輪町文化センターで行なわれます。 -
長野県地域いきいき実践塾 活動発表会
地域の活動に積極的に参加するための企画力や自己表現力を養う、長野県地域いきいき実践塾伊那支部の活動発表会が、16日、伊那合同庁舎で開かれました。
地域いきいき実践塾は、長野県長寿社会開発センターが、県下10支部で開いてきました。
伊那支部では、今年度、31人が、講義やワークショップを通して、地域活動への参画について学んできました。
16日は6つのグループがそれぞれ取り組んできた事を発表しました。
ハーモニカを通して社会貢献に取り組んだグループは、初心者から始めた人もいるなかで、高齢者や障害者の社会施設で、慰問活動を行うほど上達した事などを発表していました。
ハーモニカが演奏されると、他のメンバーも自然と歌を口ずさみ、発表者に拍手を送っていました。
発表会のあとには、修了式が行われ、メンバーに修了証書がおくられました。
なお、長野県地域いきいき実践塾は、去年9月に行われた、信州型事業仕分けで抜本的見直しが必要と仕分けされ、県は廃止の方針を示しています。
そのため、実践塾は、今年度で終了し、実践塾の講座内容の一部は、県シニア大学に統合されます。 -
伊那市 二酸化炭素削減目標6%
伊那市環境審議会は、2018年度までに二酸化炭素の排出量を6%削減するとの計画案を、22日にまとめました。
この日、伊那市役所で開かれた審議会で、伊那市地球温暖化対策実行計画の最終案が示されました。
計画案では、京都議定書で基準年に定められた1990年度を基準として、伊那市の二酸化炭素排出量を2018年度までに6%削減するとしています。
削減に向けては、市民、企業、行政が一体となって▽再生可能エネルギーの活用、▽省エネライフ教育、▽森林整備と間伐材の有効利用などに取り組むとしています。
伊那市によりますと、2009年度の二酸化炭素排出量は、55万7,600トンで、2008年度と比べて5.7%、1990年度と比べて17%増加しているという事です。
計画では、2018年度までに44万8,000トンを目標としています。
この計画案は近く白鳥孝市長に報告され、今年度中に正式決定する事になっています。
また、この日の審議会で、飼い犬のフンや死がいの放置の禁止や自動販売機へのごみ箱設置義務など、ポイ捨て禁止に関する条例改正案が示されました。
この条例改正案は、市議会3月定例会に提出される予定です。 -
2月22日 餃子の日感謝デー
伊那地域の飲食店でつくる伊那餃子会は、2月22日を餃子の日感謝デーとして、割引サービスなどを行いました。
伊那餃子会は、餃子を「包む」のごろ合わせで2月22日を餃子の日としています。
伊那市境の花ぜんでは、通常350円のところを割引価格の220円で餃子を提供し、昼時には、次々と注文が舞いこんでいました。
伊那市を中心とした11の飲食店でつくる伊那餃子会は、餃子を通した地域活性化を目指していて、地元野菜やアマランサスを使った餃子、信州味噌を使った味噌だれの開発などに取り組んでいます。
餃子の日の今日は、加盟店で割引やくじ引きなどのサービスが行われました。
伊那餃子会会長で花ぜん代表の羽生義秀さんは「おいしい餃子を食べてもらい、より多くの人に伊那の餃子に関心をもってもらいたい」と話していました。 -
南箕輪村 松くい虫被害7倍に
今年度の南箕輪村の松くい虫被害は、前の年度と比べ、およそ7倍の91立方メートルとなる見通しである事が分かりました。
22日、南箕輪村役場で開かれた森林病害虫等防除対策協議会で、今年度の被害状況や来年度の対策などが示されました。
南箕輪村では、平成22年10月に田畑で初めて松くい虫被害が確認されました。
今年度の被害量は、村全体で91立方メートルで、平成22年度の14立方メートルから、およそ7倍増加しました。
一方、被害地域については、田畑、神子柴で以外で新たな被害は確認さていないと言う事です。
村では、来年度から、大芝高原みなんの森と、殿村八幡宮については、薬剤の樹幹注入で国の補助が受けられる、高度公益機能森林の指定を受けたいとしています。
唐木一直村長は、「大芝を中心に薬剤注入しながら、なんとしても北上を防ぎたい」と話していました -
伊那食品塚越会長 100万寄附
伊那食品工業株式会社の塚越寛会長は、児童擁護施設「たかずやの里」の環境整備などに役立ててもらおうと22日上伊那広域連合に100万円を寄附しました。
この日は、伊那食品の塚越会長らが伊那市役所を訪れて、白鳥孝上伊那広域連合長に100万円分の小切手を手渡しました。
寄附した100万円は、昨年、叙勲を受けた塚越会長の祝賀会の会費の一部や、個人的な好意を合わせたものです
塚越会長は、「たつずやの里が財政面で困っていること新聞記事でよんだ。これが、支援の火種となり、多くの人に関心を持ってもらえれば」と話していました。
白鳥連合長は「子ども達の為役立つよう使っていきたい。今後、たかずやの里の支援を目的とした基金の創設を検討していきたい」と話していました -
大学生が酒造りを学ぶ
新潟大学の学生が、伊那市高遠町の株式会社仙醸で酒造りについて学んでいます。
インターンシップで仙醸を訪れているのは伊那市長谷出身で新潟大学農学部3年の伊藤七実子さんです。
21日は、大吟醸をしぼる作業を体験しました。
伊藤さんは、杜氏から話を聞いたりして作業をしていました。
仙醸でのインターンシップの受け入れは今回が初めてで、黒河内貴社長は、「大学で学ぶことの出来ない酒造業の伝統産業を肌で感じてほしい」と話していました。
伊藤さんは、今週の25日まで実習を行うことになっていて、麹造りや酵母の培養などについて体験するということです。 -
春日姫の供養
高遠城主、仁科五郎盛信の側室だった春日姫の供養が11日、伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
この日は、春日姫が追っ手に捕らえられた伊那市高遠町の元半対(はんずい)集落の住民4人が出席しました。
春日姫は、織田軍が高遠城を攻めてきたとき、城をのがれて半対の集落に身を隠しました。
しかし、追っ手に捕まり殺されてしまったという言い伝えがあります。
江戸時代から明治の初めにかけ半対集落に不幸な出来事がたてつづけに起きた事から、それ以降毎年、春日姫の供養を行っています。
ある出席者は、「今後もこうした行事を続け後世に残していきたい」と話していました。 -
公立高校後期選抜 募集人員を発表
長野県教育員会は21日、平成24年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72 人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部28人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜志願者数の発表は、24日(金)と3月1日(木)、後期選抜試験は3月7日(水)となっています。