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うちわを使って風力発電
うちわを使った風力発電で電気をおこすイベントが、8月に開かれる福祉の祭典、ふれあい広場で行われます。
5日伊那市の福祉まちづくりセンターで、ふれあい広場実行委員会が開かれ、委員が実際にうちわを使って、どのくらい電気がおきるかを試していました。
この企画は、訪れた人たちに、楽しみながら、発電について考えてもらおうと行われるものです。
また発電した電気の量をお金に換算し、義援金として、長野県北部地震で被災した栄村に送ることにしています。
ふれあい広場は、福祉を身近に感じてもらおうと、開かれるイベントで実行委員会ではイベントを運営するボランティアを募集しています。
ふれあい広場は8月28日日曜日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれます。 -
スポーツ観戦で婚活
伊那市の結婚相談窓口、いなし出会いサポートセンターでは、サッカーJリーグとプロ野球を観戦する婚活イベントの参加者を募集しています。
出会いサポートセンターでは男女が出会う機会としてスポーツ観戦を企画していて追加募集をはじめます。
募集しているのは、サッカーが柏レイソルと鹿島アントラーズの試合で男女とも若干名。
日程は今月23日で場所は東京の国立競技場です。
会費は、交通費、チケット代夕食代などを含み1万円です。
またプロ野球は、ヤクルトと巨人の試合で女性のみ募集しています。
日程は今月30日で場所は東京の神宮球場です。
こちらも会費は1万円となっています。
いなし出会いサポートセンターは平成20年に開設し、今年3月末現在、男性228人、女性125人、合計353人が登録していて開設以来20人が結婚したということです。 -
笹舟浮かべて親子が交流
南箕輪村の公民館講座が6日、大芝高原で開かれ、参加した親子が笹舟を池に浮かべて遊びました。
6日は、保育園入園前の子どもとその保護者、およそ90人が参加しました。
講座は大芝の森で遊ぼうをテーマに行われ、大芝高原でとった熊笹で笹舟を作り、池に浮かべていました。
参加した子どもたちは水に浮かんだ笹船に歓声をあげたり、池の中に入り、追いかけたりしていました。
6日の伊那地域は日中の最高気温が31・2度まで上がる真夏日となりましたが、参加した親子は、池のまわりで涼しそうに遊んでいました。 -
上伊那北部3町村でパンフレット作成へ
辰野町、箕輪町、南箕輪村の上伊那北部3町村をPRする観光パンフレットが作成されます。
箕輪町観光協会の総会が29日、箕輪町のながた荘で開かれ、新年度事業の北部3町村連携のパンフレット作りについて説明がありました。
パンフレットは、町村の枠を超えて誘客を図り、地域全体を活性化させようと作られます。
箕輪町観光協会、辰野町観光協会、南箕輪村の担当者が去年10月から準備を進めてきました。
パンフレットには、遊ぶ、泊まる、体験するなど目的別に3町村の観光スポットを写真と説明文で紹介し、地図やイベント案内なども掲載する予定です。
3千部作り、各町村の友好都市などで行われるイベントなどで配布していくということです。
費用は辰野町と箕輪町が各20万円、南箕輪村が10万円を負担します。
パンフレットは8月下旬から9月頃完成の予定です。
今年度は3町村が連携し、ウォークラリーなどのイベントも検討していくということです。 -
社員の子育て応援宣言 伊那市の2法人登録
伊那市社会福祉協議会と高遠さくら福祉会が、県の制度「社員の子育て応援宣言」の登録事業所になりました。
30日、登録証の交付式が行われ南信労政事務所の増田隆司所長から、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に登録証が手渡されました。
「社員の子育て応援宣言」は事業者が従業員の仕事と子育ての両立をサポートする取り組みを宣言するものです。
伊那市社会福祉協議会は育児休業制度の整備、未就学児を持つ職員対象に短時間勤務を認めることを宣言しています。
高齢者福祉施設を運営する高遠さくら福祉会は、妊婦の夜勤免除や介護業務の軽減、産休・育休がとりやすい環境づくりなどを宣言しています。
県ではこの制度により安心して働くことのできる職場の環境づくりを進めたいとしています。
この制度の登録企業は6月末現在、県全体で98社、上伊那では8社となっています。 -
元オリンピック選手新谷志保美さん講演会
スピードスケートの元オリンピック選手、新谷志保美さんの講演会が3日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講演会は、長野県針灸師会の60周年記念事業の一環で、一般に公開して行われました。
新谷さんは宮田村出身で、父親がコーチを務める宮田スケートクラブで小学2年のときにスケートを始め、数々の大会で好成績を収めてきました。
去年カナダで開かれたバンクーバーオリンピックに出場し、その後現役を引退しました。
講演会では、オリンピックでの競技の様子や、他の選手との交流、オリンピックへの想いを話しました。
新谷さんは、夢をかなえるために、目標を作ったらそれを声に出すこと、はっきりとした成功のイメージを持って行動すること、感謝することなどをアドバイスしていました。 -
南箕輪中学校3年生 村の農業や観光について学ぶ
南箕輪中学校の3年生は5日、役場を訪れ、村の農業や観光などについて学びました。
5日は、3年生55人が学習テーマごと7つのグループに分かれ、職員から話を聞きました。
南箕輪中では、総合学習として「私たちのふるさと南箕輪」をテーマに、自分達の住んでいる地域について学んでいます。
5月の下旬に、村の商工会や役場の職員とパネルディスカッションを行い、村の現状などについて学びました。
5日は、これまでの学習でさらに詳しく知りたい事、疑問に思っていることについて話を聞きました。
このうち、自然環境について学習したグループでは「西天竜幹線水路ができたことにより、村の土地利用はどのようにかわったのか」「自然を守るために1人でもできることはあるか」などと積極的に質問していました。
南箕輪中学校では、「普段の勉強だけでなく地域の事を知り、進路に生かしてほしい」と話していました。 -
南箕輪村南部保育園の園児 大芝高原まつりで使う竹ばちを作る
南箕輪村南部保育園の園児は5日、大芝高原まつりで使う竹ばちを作りました。
5日は、南部保育園の園児およそ30人が、来月20日の大芝高原まつりの踊りで使う竹ばちを作りました。
埋橋美鈴園長から依頼を受けた清水傅之・スさんが、子ども達に指導しながら竹ばちにつける毛糸の部分を作っていきました。
南部保育園では毎年、大芝高原まつりで、年長園児の親子がおまつりパレードにでています。
5日は、80人分、160本の竹ばちを作りました。
清水さんは「子どもたちの一生懸命な姿を見て、今後も何かできることがあればやっていきたいと思う」と話していました。 -
消防広域化に向け12日に研究会
上伊那消防広域化に向け検討する研究会の具体的なスケジュール案などが5日、伊那消防組合全員協議会で示されました。
今月12日に第1回目の研究会が開かれます。
伊那消防組合は平成27年度を目標に伊南消防組合と統合する消防広域化について研究会を立ちあげ進めていくとしています。
5日示された案によりますと研究会では、職員の処遇や各消防署の災害対応のしくみ、通信指令体制などを分析します。
メリット、デメリットを抽出し消防団との連携や組織体制など広域化に向けた将来像について検討します。
また、研究会の中に、作業部会を設置し、デジタル消防無線や指令センター一本化などについて検討します。
研究会は今年度6回を計画していて平成23年12月以降に研究会の協議結果を各正副組合長会や市町村議会に報告するということです。
これを受け平成24年6月に協議会設立の判断をするということです。
第1回目の研究会は今月12日に伊那市役所で開かれ、委員長、副委員長の選任などを行います。 -
市民おどりオープンレッスン始まる
8月の伊那まつり市民おどりに向け2日からオープンレッスンが始まりました。
オープンレッスンは伊那まつり踊り振興会が毎年まつり前に開いていてインストラクターが市民の指導にあたっています。
オープンレッスン初日となった2日は、ダンシンングオンザロードのドラゴン踊りなどのレッスンがあり、およそ100人が参加しました。
参加者達は、インストラクターから基本動作を教わった後、音楽に合わせて踊っていました。
オープンレッスンは今月31日までの土日に伊那市民体育館や高遠町総合福祉センターやますそなどで行われています。 -
国・県の文化財パトロール
国や県の文化財に指定されている建物などの破損箇所などがないか調べる文化財パトロールが5日伊那市で行われました・
トロールは国や県指定の重要史跡などを対象に県が年2回実施しています。
5日は、県や市の職員をはじめ日本考古学協会会員で長野県文化財保護指導委員の飯塚政美さんが伊那市高遠町と長谷にある文化財をパトロールしました。
5日は、国指定重要文化財に指定されている高遠町の遠照寺にある釈迦堂や国指定史跡の進徳館など7箇所を回りました。
このうち高遠城址公園では、県の天然記念物に指定されているタカトウコヒガンザクラや国の登録有形文化財高遠閣に破損箇所がないかなどを確認しながらカメラに収めていました。
5日パトロールした7箇所で破損箇所は見つからなかったということです。 -
伊那消防署 水難事故に備えた救助訓練
伊那消防署は、水難事故に備えた救助訓練を5日、伊那市の天竜川で行いました。
訓練は、川の特性を知って緊急時に役立てようというものです。
伊那消防署では、これまで流水プールで訓練を行ってきましたが、より実践的な経験を積もうと、今回初めて天竜川で行いました。
5日は、署員12人が参加し、様々な想定にあわせた5つの訓練を行いました。
このうち、ロープを使った訓練では、対岸から斜めにロープを張り、川の流れを利用して救助していました。
伊那消防署では、「これからの季節、川などにはいる機会があると思うが、プールとは違うという事を忘れないでほしい。特にバーべキューなどで飲酒をしたら、絶対に川に入らないように」と注意を呼びかけています。 -
南箕輪村中部保育園の園児 七夕の飾り付け
7月7日の七夕を前に、南箕輪村中部保育園の園児達は5日、七夕の飾り付けをしました。
5日は、中部保育園の年長園児46人が、保育園の近くに住む倉田龍一さん宅を訪れました。
中部保育園では、30年以上前から毎年倉田さんの裏山でとれる笹を譲ってもらい、七夕の飾り付けをしています。
園児達は倉田さんにお礼を言うと、2メートル以上ある大きな笹を肩に担ぎ、保育園までのおよそ10分の道のりを歩きました。
保育園に戻ると、それぞれ願いを書いた短冊などを飾り付けていきました。
中部保育園では、7日に七夕集会を予定しています。 -
高遠高校と日本福祉大 連携協定締結
伊那市の高遠高校と、愛知県の日本福祉大学は、相互の教育活動の連携強化や、地域社会の担い手を育む事を目的に、4日、連携協定を締結しました。
4日は伊那市役所で調印式が行われました。
協定は、高遠高校の情報ビジネスコースと、日本福祉大学の経済学部で結ばれ、式では、高遠高校の丸山富永校長と、日本福祉大学の加藤幸雄学長が協定書を取り交わしました。
また、高遠高校振興会を交え、3者による覚書が取り交わされました。
両校の交流は、2009年に、日本福祉大学の学生が、高遠町について調査した事がきっかけとなり、スタートしました。
高遠高校では、年齢の近い、大学生から行動や考え方などを学ぶ事を期待しています。
日本福祉大では、実習を通し教室で得られない、現場で生きる力を身につけてもらいたいとしています。
両校では、単に、高校と大学の連携だけでなく、それぞれの地元の支援を得ながら、今回の協定を地域振興につなげたいと考えています。
高遠高校の丸山校長は「大学生と共に、高校生が地域に貢献している気持ちを育み、社会生活に前向きになれば」と話していました。
今年度、高遠高校の生徒は、大学生のサポートを受け「高遠町再発見」をテーマに調査研究をしています。
研究のまとめは、11月の日本福祉大学の文化祭で発表される事になっています。 -
上伊那消防ポンプ操法大会 小型ポンプ操法の部で伊那市が優勝
上伊那消防ポンプ操法大会とラッパ吹奏大会が5日、伊那市の富士塚運動公園で開かれ、小型ポンプ操法の部で伊那市が優勝しました。
大会には、上伊那8市町村の代表23チーム、651人が出場し、日頃の練習の成果を発揮しました。
伊那市の代表として小型ポンプ操法の部に出場した手良分団の選手達は、減点を最小限に抑え見事優勝しました。
ポンプ車操法の部は駒ヶ根市が、ラッパ吹奏は辰野町がそれぞれ優勝しました。
優勝したチームは、7月31日に伊那市で開かれる県大会に出場します。 -
伊那市大型店新規出店指導要綱制定
伊那市は、大規模小売店の新規出店に伴い、市と事業者が、事前協議する指導要綱をまとめました。
大型店の出店については、法律に基づく手続により、事業者は県に計画概要を提出し、市は計画段階で事業内容を把握しづらいのが現状でした。
市は、より早い段階で事業計画などの情報を得え、出店地域の生活環境を守る事等を目的に「伊那市大規模小売店舗の出店に伴う事前協議等に関する指導要綱」制定しました。
今後、店舗面積が1千平方メートルを超える新規出店の事業者は、市に事業計画書の提出や、近隣の住民への説明会等の開催、市との協議が必要となります。
伊那市では「国道153号伊那バイパスの延伸で、周辺の土地利用が変化している。
要綱の制定により法的な規制はできないが、事業活動を事前に把握でき、手続きが増える事である程度の抑止力にはなると」話していました。 -
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会総会
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が、4日、伊那市役所で開かれ、伊那市美篶青島までの工事促進や、青島から駒ヶ根市までの早期事業化等を要望する事などが決議されました。
総会には、関係する市町村や団体の代表らが出席し、153号バイパスの早期完成、早期事業化を国や県に求めていくことを確認しました。
同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「153号バイパスは、伊那谷にとって、経済、医療、防災等の大変重要な生命線。いつか、誰かがやるのではなく、覚悟をもって全線開通に向け取りくんでいきたい」と挨拶しました。
また、総会で伊那建設事務所の原明善所長は、伊那市美篶青島から駒ヶ根市までのルート検討の土台となる、概略設計に入る事を報告しました。
伊那バイパスは、今年度、伊那市福島の県道伊那辰野線までの区間が開通します。 -
鹿頭祭に向け初の着付け講習
今月17日に箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる鹿頭祭に向け、当番地区の南箕輪村大泉と伊那市大泉新田合同の初めての衣装の着付け講習会が2日夜開かれました。
南箕輪村大泉の西部地区館で講習会が開かれました。
鹿頭祭で役員の裃姿の着付けを手伝う8人が、大泉文化財保存会会員の清水伝之丞さんに着付けを教わりました。
鹿頭祭は、箕輪南宮神社の例大祭で行われる雨乞いの行事で、天竜川の西と東の地区が2年ごとに担当します。
今年は南箕輪村の大泉と伊那市の大泉新田が当番です。
この二つの地区ではこれまで、清水さんら2人が着付けをしていましたが、祭りを継承していくために多くの人に覚えてもらおうと、今回初めて講習をしました。
参加者は着付けの様子を見たり、実際に役員の男性に着せていました。
講習会の参加者は鹿頭祭当日、衣装の着付けを手伝うということです。 -
夢を見つける機会に 本物塾
子ども達に、サッカー元日本代表の名波浩さんら、第1線で活躍した人と会って夢を見つけてもらおうというイベント、本物塾が3日、南箕輪村で開かれました。
本物塾は、夢を追って実現した人を講師に迎え、子どもたちにも夢を持ってもらおうと伊那青年会議所が2日間の日程で開いたもので、この講座もその一環です。
3日は、上伊那の小学生111人が参加し、サッカーの元日本代表の名波浩さん、平野孝さん、元松本山雅の柿本倫明さんらから指導を受けました。
練習ではグループに分かれて基礎となるパス回しやドリブル練習などが行われました。
このうち、名波さんがコーチを務めたパス回しの練習では、3人1組になってボールを渡す練習が行われました。
名波さんは、常に大きな声を出し自分の味方に存在をしらせることが大事とアドバイスしていました。
3日は、女の子4人も参加し、男の子達と一緒になって練習に汗を流していました。
最後に、ミニゲームが行われ子ども達は、名波さん達とプレーを楽しんでいました。
練習後、子ども達が、名波さんらに練習方法などについて質問していました。 -
箕輪町戦没者慰霊祭
箕輪町内の戦没者の霊を慰める戦没者慰霊祭が、30日、町文化センターで行なわれました。
会場には、戦没者の遺族など100人ほどが出席しました。
式では、まず、戦没者に黙祷が捧げられました。
慰霊祭を主催した箕輪町社会福祉協議会の伊藤 皖之(きよし)会長は、「英霊の尊い犠牲を次世代に語り継ぎ、再び戦争を起こすことのない、すみ良い平和社会の実現に向け一歩一歩前進することを誓います」と挨拶しました。
参列者は、箕輪町では日清・日露・太平洋戦争などで命を落とした602柱の戦没者に花を手向けていました。
千葉剛遺族会会長は、「戦後66年、遺族会も高齢化していて、若い世代に引き継ぐ事が急務となっている。」と話し、平和への誓いを新たにしていました。 -
南アの開拓者 竹沢長衛を偲ぶ
南アルプスの開拓者、竹沢長衛を偲ぶ、長衛祭が2日、伊那市長谷と山梨県境の北沢峠で行われました。
北沢峠には、竹沢長衛の功績を称えるレリーフが岩肌に飾られています。
長衛は長谷出身で南アルプスの登山道整備や山小屋の建設など南アルプスの開拓に尽力してきました。
長衛祭は、その功績を称えようと長衛が亡くなった翌年から、登山愛好者などでつくる実行委員会が始めたもので今回で53回目となります。
2日は、長衛の親族や登山グループなどおよそ140人が集まりレリーフの前に花を手向けていました。
訪れた登山者らはその遺徳を偲ぶとともに、登山の安全を願っていました。
南アルプスはこれから、本格的な夏山シーズンを迎え、多くの登山客で賑わいます。 -
SKFチケット伊那でも発売
8月から始まるサイトウキンフェスティバルのチケットが伊那文化会館などで2日、一斉に発売されました。
午前8時、泊まり込みで並んでいた人たちを含むおよそ80人に整理券が配られました。
サイトウキネンフェスティバルは8月8日から9月11日まで松本市で開かれます。
チケット販売時間は午前10時からですが、混乱を避けるため整理券が配られるのが恒例となっています。
サイトウキネンフェスティバルの窓口販売は2日午後2時で終了し残ったチケットについては、プレイガイド販売となり無くなり次第終了するということです -
園児にクワガタムシをプレゼント
伊那市の東春近中央保育園の園児に1日、地域のお年寄りからクワガタムシがプレゼントされました。
園児は、クワガタムシが入ったケースを順番に受け取り、ケースの中を覗き込んでいました。
クワガタムシをプレゼントしたのは伊那市東春近の森登美男さんです。
森さんは、この保育園に孫が通っていたことから毎年園児にクワガタムシやカブトムシを届けていて、今年で6年目です。
贈られたクワガタムシは150匹で、森さんが市内で2日間かけてとりました。
この日は年長と年中園児にプレゼントされ、年少園児と未満児には後日届けるということです。
子供たちは家に持ち帰り、育てるということです。 -
がん診療の地域連携診療計画 中病で運用開始
伊那中央病院は、がん診療のための地域連携診療計画の運用を始めました。
地域連携診療計画は、病気の発生から診断、治療、リハビリテーションまでを、診療ガイドラインに沿って作成する一連の地域診療計画です。
伊那中央病院は、軽度のがん患者を対象にこの計画を導入しました。
計画は、患者の同意を得て、伊那中央病院と地域のかかりつけ医が連携して作成します。
患者は、かかりつけ医で手術後の経過観察をしてもらい、6カ月に1回、伊那中央病院を受診します。
計画の運用により、患者は地域の身近なかかりつけ医で診療が受けられるようになり、伊那中央病院の負担軽減にもつながるということです。
連携するかかりつけ医は28医院で、今後患者の同意を得て運用していくということです。 -
伊那市民プールオープン
伊那市の市民プールと高遠スポーツ公園プールが2日オープンし、子ども達が水の感触を楽しみました。
オープン初日は無料開放され、伊那市民プールは子ども達や親子連れでにぎわいました。
市民プールは今年、東日本大震災による電力需要に配慮し、節電対策と経費節減のため、夏休み期間中を除いて平日は休みとなります。
また残暑対策で、期間は例年の8月下旬から延長し、9月11日まで営業します。
プールの利用者は、例年2万人を超えていましたが、平成21年度から1万5千人台に留まっています。
伊那市では、「今年の夏は近くのプールで楽しく遊んでほしい」と期待を寄せています。
営業時間は午前9時から午後5時まで、入場料は高校生以上600円、小中学生300円です。 -
東日本大震災自衛隊活動写真展
東日本大震災の被災地での自衛隊活動の様子を紹介する写真展が2日、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれました。
この展示は、被災地での自衛隊の活動を知ってもらおうと、自衛隊長野地方協力本部が開いたものです。
自衛隊は、東日本大震災の発生直後から被災地で隊員10万人が支援活動を行い、現在も4万3千人ほどが活動しています。
被災地では、自衛隊が行うことのできるほぼすべての支援活動を実施しているということで、捜索活動や給食、給水、がれき処理など活動ごとに写真が展示されています。
福島第1原子力発電所の事故に伴う支援活動の様子も紹介されていて、自衛隊員らが現場で着用するものと同じ、使い捨ての防護服も展示されていました。
また、海上自衛隊の活動を紹介するコーナーもありました。
この展示は伊那では同日1日のみで、今月末まで県内各地を巡回して行われます。 -
ボランティアで遊具のペンキ塗りかえ
上伊那塗装広告事業協同組合の青年部が2日、箕輪町の木下北保育園にある遊具のペンキをボランティアで塗り替えました。
箕輪町の木下北保育園の庭で、青年部の8人が奉仕作業をしました。
上伊那塗装広告事業協同組合は塗装業と看板業の事業所で組織しています。
青年部は5年前に発足し、3年前から地域貢献と、地域住民に組合に親しんでもらうため、ボランティアで保育園や公園にある遊具のペンキの塗り替えをしています。
伊那市、駒ヶ根市に続き今年は箕輪町で行われました。
木下北保育園では、園の希望を聞いて、門扉、うんてい、鉄棒などの古いペンキやさびを落とし、丁寧に塗り直していました。
木下北保育園の小野幸江園長は、「きれいにしてもらい、本当にうれしい。子ども達も喜ぶと思う」と感謝していました。 -
伊那市高齢者施策推進協議会
平成24年度からスタートする、伊那市の第5期介護保険事業計画について考える、高齢者施策推進協議会が6月29日、伊那市役所で開かれました。
この日は会員およそ20人が出席しました。
協議会は、平成24年度からスタートする伊那市第5期介護保険事業計画の策定にあたり、課題などを探ろうと開かれたもので、今回が初回です。
この日は、平成22年度の介護認定の状況などが報告されました。
今年4月1日現在、伊那市内には65歳以上の高齢者が1万8千764人いて、高齢化率は26.1%となっています。
このうち、介護保険を受けることができる介護認定者は、前の年より139人多い2千891人となっています。
協議会の中畑英樹会長は「介護保険の利用者が増え、伊那市の財政負担も大きくなってきている。予防事業を充実させ、要介護者を減らしていく必要がある」と話していました。
協議会は次回8月3日に開かれる予定です。 -
美篶小で音楽会
伊那市の美篶小学校で1日音楽会が開かれ、児童たちが練習の成果を披露しました。
音楽会には、保護者らもかけつけ、わが子の演奏をビデオカメラなどに収めていました。
児童たちは、振り付けや曲に合わせた演出で、会場を楽しませていました。 -
伊那まつり花火有料観覧席
伊那まつりの花火委員会は、東日本大震災の被災地復興支援を目的にした花火大会の有料観覧席を設けます。
前売り券は、5日から販売が始まります。
伊那まつり花火委員会の川上健夫委員長は、1日伊那商工会館で、概要を発表しました。
観覧席が設けられる場所は、市役所南側の天竜川堤防沿いの駐車場で、打ち上げ場所から300メートルの絶好の場所です。
今回販売される有料席は、全席自由のパイプ椅子席で、1席500円で400枚販売されます。
販売開始は、7月5日で売り切れ次第終了となります。
販売場所は、伊那商工会議所で、時間は、午前9時から正午と午後1時から午後5時です。
前売りのみ取り扱い、当日券は販売しない予定です。
7日に予定されている花火大会が13日に延期された場合も有効となります。
今年の花火の協賛金は、1429万円で、ほぼ前年並みとなりました。
これにより、今年の花火は、去年より1番組多い75番組が予定されていて、尺玉63発、音楽花火も含む5,000発が打ちあがる予定です。
花火委員会では、有料の観覧席とは別に、被災地から訪れる子どもたちのために、花火本部周辺を特別席として確保したい考えです。