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6月の月間有効求人倍率 3か月ぶり上昇
6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3か月ぶりに上昇しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、6月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍で、5月の0.5倍を0.06ポイント上回りました。
新規求職者数は956人で、前の年と比べて12.9%増加し、2か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
企業の新規求人数は1,052人で、前の月の725人と比べ45.1%の大幅増加となりました。
産業別の新規求人数は、建設業が前の月と比べて79人多い119人、製造業が81人多い173人、製造業の派遣社員などを含むサービス業が199人多い353人となりました。
ハローワーク伊那では「震災による影響が落ち着き、一部で持ち直しの動きがみられたが、依然として厳しい状況にある」としています。 -
歯科衛生士目指し体験入学
高校生などに進路選択の参考にしてもらおうと、伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校は、29日体験入学を実施しました。
南信地域を中心に県内外の高校生など32人が歯科衛生士の仕事に触れました。
歯磨きや歯型作り、歯石除去
のやり方を公衆衛生専門学校で学ぶ学生たちから教わっていました。
神奈川県からやってきた19歳の女性は、神奈川は、学費が高いため、伊那で学びたいと話していました。
長野県公衆衛生専門学校は、3年制のカリキュラムで、現在34人が在学しています。
歯科衛生士の国家試験合格率は、これまで100%を誇っています。 -
あすなろ会本沢牧場に電気柵設置
伊那市高遠町藤沢の荒町の住民でつくるあすなろ会は29日、ニホンジカによる食害からソバを守ろうと、近くにある本沢牧場に電気柵を設置しました。
作業には、荒町の住民や県と市の職員合わせて23人が参加しました。
あすなろ会では、国の補助を受けて平成12年から本沢牧場を運営していて、7年ほど前からそばの作付けを行ってきました。
しかし、これまで設置していた柵がニホンジカに対応したものでなかったことや、老朽化などにより、ニホンジカによる食害を受けていました。
今回新たに、全長1.4キロにわたり、これまでより1メートルほど高い柵を設置しました。
およそ60万円の費用のうち、国の補助金で半分を、残りを市の有害鳥獣被害防除対策事業の補助金で賄いました。
会員らは、県農業試験場の職員の指導を受けながら、柵を設置していました。
あすなろ会では、8月上旬にそばの種まきを予定しています。 -
スイートコーンをプレゼント
南箕輪村の5つの保育園に、村特産のスイートコーンが29日プレゼントされました。
このうち北部保育園では、園児たちが皮むきを体験しました。
この保育園児へのスイートコーンのプレゼントは、村やJA上伊那などでつくる南箕輪村営農センターが毎年行っています。
村の農産物の主力、スイートコーンを贈ることで、その味を再認識してもらい、消費拡大につなげようという取り組みです。
贈ったスイートコーンは、合計500本で、北部保育園には、65本が届きました。
29日は、営農センターの関係者や栽培農家など10人が保育園を訪れ、子どもたちに配ったあと、皮むきも体験してもらいました。
子どもたちは、スイートコーンを渡されると、コツを教わりながら皮をむき、中から鮮やかな黄色に熟した実が現れました。
皮をむき終えたスイートコーンは、おやつに全員で味わいました。
村営農センターでは、秋にはりんごをプレゼントする予定です。 -
伊那バラまちフォトコン 表彰式
伊那バラまちフェスタフォトコンテストの表彰式が、29日伊那商工会館で行われました。
伊那バラまちフェスタは、伊那市の中心市街地をバラの花で活性化しようと今年初めて行われたイベントです。
フォトコンテストは、イベントを盛り上げようとバラのある市街地の風景を一般公募しました。
最優秀賞には、伊那市西春近の酒井幸一さんの作品「いなっせに咲く」が選ばれています。
表彰式には、優秀・入選に選ばれた5人が出席し、中心市街地再生協議会の向山公人会長から賞状などを受け取りました。
このうち、バラを見上げる子どもの写真「背比べ」が入選となった伊那市境の工藤里美さんは、モデルをつとめた娘の愛子ちゃんと表彰式に出席。
バラが好きで、中心市街地が散歩コースになっているということです。
入選した写真は、そんな散歩の途中で撮影した写真です。
向山会長は、「どの作品も優劣をつけるのが難しく審査にとても苦労した。写真を通じて市街地に関心を持っていただくきっかけにできれば」とあいさつしました。
今回の受賞作品は、8月4日にいなっせ前にオープンする情報発信基地、タウンステーションに展示されることになっています。 -
伊那市創造館に「つくルン」立体像
伊那市創造館のマスコツトキャラクター「つくルン」の土器型立体像がエントランスホールに登場しました。
創造館の玄関を入ったところにつくルンの立体像が置かれています。
この立体像は、つくルンのデザインを基に、職員が手作りしま
した。
教室で余った野焼き用の土を使い、高さ53センチ、重さ9.5キロの像が完成しました。
縄文土器と同じ様式で作られています。
背中には、へびの模様を、頭の後ろには、好奇心をイメージしてはてなマークがつけられています。
伊那市創造館のマスコットキャラクターつくルンは、常設展示している国の重要文化財「顔面付釣手形土器」をモチーフにしたもので、デザインは、市内の小中学生から名前は、市民から募集し決定しました。 -
水路事故防止へ看板設置
伊那市春富土地改良区は21日、農業用水路での事故防止のため、注意を呼びかける看板を設置しました。
21日は、東春近中央保育園駐車場脇の水路沿いに看板を設置しました。
年長園児が参加して、一緒に看板を取り付けました。
看板設置は、農業用水路での事故を防ぐため、春富土地改良区が独自に取り組みました。
織井秀夫理事長は、農業用水路は水量があり、水の流れが速く、落ちたら捕まる場所がないため非常に危険だとして、園児に注意を呼び掛けていました。
春富土地改良区では7月中に、管轄する東春近と富県に合計24枚の看板を取り付けるということです。 -
土産合格品販売コーナー新設
長野県の観光土産品として審査に合格した商品を知ってもらい、購入してもらおうと、合格品販売コーナーが29日から、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷に設置されます。
販売コーナーは、上伊那観光土産品公正取引協議会が、土産合格品の販売促進のため初めて設置するものです。
協議会は、消費者が安心して購入できる土産品の普及のために活動しています。
2年に1度、長野県観光土産品統一審査会が長野市で開かれ、全県から応募される土産品の中から合格品が決まります。
今回、去年10月の審査で合格した上伊那の土産品13社54品目のうち、常温で陳列できる4社の9品目がコーナーに並べられ、販売されます。
コーナーに陳列する土産品の種類などを今後検討し、多くの合格品を紹介していきたいとしています。
販売期間は29日から11月30日までとなっています。 -
伊澤潔さん細密画展
伊那市高遠町の伊澤 潔さんの細密画展が信州高遠美術館で始まりました。
会場には、高遠町の身近な野山の風景とそこに息づく昆虫を描いた作品26点が並んでいます。
伊澤さんは、子どもの頃から昆虫が好きで、35年ほど前から昆虫の絵を描き始めました。
伊澤さんはデザイン関係の仕事をしていて、高遠美術館から仕事を請けた事が縁で、今回、初めて個展を開く事になりました。
仕事が忙しく、絵を描く余裕がない時期もあったということですが、3年ほど前から、友人の店舗で作品を飾るようになり、作品を描きためてきたということです。
この伊澤潔さんの細密画展は、来月28日まで、信州高遠美術館で開かれています。 -
国道361号改修期成同盟会総会
国道361号の改修を促進する期成同盟会の総会が、28日、伊那市役所で開かれ、道路の改修を要望していく事などを決議しました。
総会には、国道361号沿線の伊那市から岐阜県高山市まで6市町村の関係者が参加しました。
総会は、361号の改修促進を図ろうと毎年開かれています。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「権兵衛峠道路・権兵衛トンネルが開通して5年たち、生活や医療など様々な効果が上がっている。沿線地域である伊那・木曽・高山地域が一体となって、観光や経済への効果を研究し、発展に役立てたい」と挨拶しました。
総会では、伊那市街地のバイパス化の早期事業化、南箕輪村南原地区への歩道の設置、整備するための財源の確保などの要望を決議しました。
期成同盟会は、地元選出の衆議院議員や県議会議員に整備促進と道路財源の確保を要望していました。 -
高遠町公民館進徳館夏の学校
伊那市の高遠町公民館は、夏休み中の子ども達を対象にした夏の学校を、国の史跡である進徳館で開いています。
この教室は、28日から4日間、進徳館を会場に開かれています。
進徳館で学ぶことで、高遠の歴史や文化に親しみ、郷土を大切にする心を育んでもらおうと高遠町公民館が、毎年開いていて、今年で3年目です。
高遠小学校と高遠北小学校の子ども達を対象としていて、1年生から6年生まで、59人が参加しています。
毎日、午前中に、夏休みの宿題に取り組む他、論語の素読などを行います。
5・6年生は、孔子像の前で、素読していました。
また、3・4年生も、原 和男公民館長に続いて、素読していました。
この教室は、来月2日まで、休日を除いて4日間開かれる予定で、お寺での座禅や、吟詠、災害に関する学習なども行う予定です。 -
柔道“創武館”の選手が健闘誓う
今月16日と17日に安曇野市で柔道の県大会が開かれました。
伊那市東春近の柔道教室、創武館はその県大会で優勝2人、準優勝2人という結果を出しました。優勝、準優勝した選手は全国また北信越大会に出場します。
創武館では、上伊那の小学1年生から中学3年生までの31人が稽古に励んでいます。
このうち、春富中3年生の伊東佑理さんは、63キロ以下級で県大会優勝を果たし、全国大会に出場します。 -
ライトトラップ 昆虫観察会
虫が光に集まる習性を利用したライトトラップ昆虫観察会が23日、箕輪町の上古田グラウンドで開かれました。
これは、昆虫観察を通して身近な自然に触れる機会にしようと箕輪町郷土博物館が開いたものです。
観察会には、町内から親子40人が参加しました。
講師は、飯田市美術博物館の学芸員、四方圭一郎さんがあたりました。
グラウンドには、虫が光に虫集まる習性を利用した罠が仕掛けられました。
およそ1時間すると蛾やコガネムシ虫などの昆虫が集まって来ました。
四方さんは子供たちに集まった虫の特徴などについて解説していました。
子供達は飛んできた虫をカゴなどに入れ観察していました -
伊那まつり盛り上げ 大行燈設置
8月6日、7日に行われる伊那まつりを盛り上げようと27日、伊那市役所に大行燈2基が設置されました。
大行燈の市役所への設置は、第30回の祭りを記念して始められ今年で10年目です。
27日は、市役所の職員が行燈を組み立てて設置していました。
大行燈は午後6時半から8時半までの2時間、点灯します。
去年は5時間の点灯でしたが、今年は節電のため、点灯時間を去年の半分以下にするということです。
8月6日の市民踊りでは、踊り区間の南北の両端となる西町の春日公園下交差点とJR伊那北駅交差点に設置されます。 -
夏休みおいで塾始まる
夏休み中の小学生が勉強などをして過ごす夏休みおいで塾が27日から、伊那市富県のふるさと館で始まりました。
参加しているのは同日から夏休みになった富県小学校の児童50人で、午前中は休み中の宿題をしました。
おいで塾は、共働きなどで子どもが家に一人残されてしまう家庭を支援するために行われていて、今年で5年目です。
地域の元教諭が勉強を見たり、高遠高校福祉コースの生徒がボランティアで子どもたちの面倒を見るなどサポートしています。
子どもたちは宿題のノートを広げて勉強していました。
勉強の時間が終わると、おやつ作りをしました。
おいで塾は8月2日までで、勉強のほか、プールや工作を楽しんだり、最終日にはバーベキューと花火をするということです。 -
中国人留学生ら表敬訪問
日中友好協会伊那地区本部のホームステイ事業で受け入れる中国人留学生ら2人が26日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
中国人留学生ら2人がホームステイ先の家族と共に伊那市役所を訪れました。
ホームステイするのは内モンゴル大学教授で、現在東京大学に留学しているナランチョクトさんと、日本の外務省にあたる中国の外交部職員で、東京にある中国人留学生の宿舎に勤務する劉朝陽さんです。
2人は、長野県日中友好協会伊那地区本部の事務局次長を務めている駒ヶ根市の小原茂幸さん宅に滞在します。
伊那地区本部会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那の自然を楽しんでいってください」と話していました。
2人は、26日から28日までの3日間、小原さんの家族と過ごします。 -
教諭が保育園で体験研修
伊那市の小学校教諭による保育園での1日体験研修が27日から伊那市内の保育園で始まりました。
この研修は小学校に入学したばかりの1年生が学校生活に早く慣れるためには、どうすればよいかを考えるきっかけにしようと伊那市教育委員会が行ったものです。
この日は、市内の女性教諭が、東春近南部保育園で園児らと1日を過ごし、学校生活との違いを体験しました。
女性教諭は、「保育園は、時間に縛られず、のびのび生活しているが、小学校では時間が決まっている。
入学してから時間の決まった生活に慣れていくことは大変だと思う。」と話していました。
この取り組みについて、伊那市の久保村清一教育長は、「体験で得たことを児童の教育過程の編制と実施に活かしたい」と話します。
伊那市では、保育士の小学校体験研修実施も互いの連携強化に努めています。
研修は小学校の夏休み期間中行われることになっていて、市内およそ250人の教諭のうち91人が参加を予定しています。 -
笑いヨガで健康づくり
笑いの体操とヨガの呼吸法を取り入れた新しいエクササイズ笑いヨガの教室が26日、サンライフ伊那で開かれました。
教室には、およそ40人が集まり、笑いヨガを体験しました。
笑いヨガは、平成7年にインドの医師が考案したもので、笑うことにより、脳が活性化するほか、心身の健康に効果があるとして、世界中で広がりをみせています。
講師を務めたのは、笑いヨガリーダー養成講座に通いリーダーとして認定を受けたスポーツインストラクターの山岸洋子さんです。
山岸さんは、子どものように無邪気になることで、照れを忘れ、心から笑えるようになる。
笑うことで気持ちがリフレッシュするほか、脳も活性化すると話します。
10月には、全国の笑いヨガリーダーが伊那に集まり、体験会が開かれるということで、山岸さんは、1人でも多くの人に試してもらいたいと話していました -
村電話催告業務 今年度も実施
南箕輪村は、去年から取り組んでいる電話催告業務を、今年度も行います。
26日は、南箕輪村役場で未収金徴収特別対策チーム会議が開かれ、今年度の活動内容を確認しました。
電話催告業務は、税金滞納者に対する自主納付の呼びかけを、民間企業に委託して行っています。
昨年度は電話催告業務を10月から3月までの6か月間行い、およそ1,200万円を徴収しました。
他に会議では、去年の決算状況を踏まえ、今年度分が滞納にならないよう、関係するそれぞれの課で、来月一斉に滞納整理を行うことを確認しました。
リーダーの加藤久樹副村長は「納税の公平性が保てるよう、しっかり取り組んでいきたい」と話していました。 -
上伊那の小中学校で1学期終業式
上伊那の小中学校で26日、1学期の終業式が行われ、夏休みに入りました。
このうち、伊那市の東春近小学校では、3年生と5年生が1学期の思い出を発表しました。
3年生は、1学期に初めて習ったリコーダーを使って全員で演奏しました。
5年生は、臨海学習の時に磯で生き物の採集をしたことや、水族館で沢山の魚を見た思い出などを発表しました。
小松民敏校長は、「1学期は全校児童全員が力を合わせて1つのことに取り組む姿が多くみられました。2学期もいいスタートが切れるよう、夏休みを過ごして下さい」と話しました。
26日は、1年生にとって初めての通知表が配られました。
このうち、1年東組では担任の杉岡典子教諭が児童一人ひとりに、1学期がんばったことなどを添えて手渡しました。
終業式は、上伊那では26日と27日がピークとなっています。 -
被災地で「夢ケーキ」づくり
東日本大震災で被災した子供たちとケーキを作り元気づけようと、伊那市の菓匠Shimizuのシェフパティシエの清水慎一さんらは26日、宮城県へ出発しました。
清水さんは、子ども達が描いた夢をケーキにする夢ケーキの活動を全国展開しています
今回清水さんが理事長を務めるNPO法人ドリームケーキプロジェクトで被災した子供たちと一緒に夢ケーキをつくることを決めました。
ドリームプロジェクトは全国11の菓子店で組織しています。
26日から2泊3日で被災した宮城県の南気仙沼小学校と戸倉小学校で夢ケーキを子どもと一緒につくります。
それぞれの学校にどんなケーキを作りたいか募集したところ、およそ130通の応募がありました。
家が津波で流された子供は、家族団らんで過ごす絵が書かれていました。
今朝は、菓匠しみずのスタッフが被災した子供たちと作るケーキの材料を車に詰め込んでいました。
ドリームケーキプロジェクトでは、8月にも被災した小学校や養護施設などで夢ケーキづくりを行う計画です。 -
手良分団第2部県大会 激励
消防団ポンプ操法大会で県大会に出場する手良分団第2部の激励会が25日、伊那市役所で行われました。
25日は、手良分団の団長をはじめ、県大会に出場する選手など7人が市役所を訪れました。
減点方式で行われた上伊那大会では2位の飯島町をおよそ3点上回り優勝しました。
選手たちは、「県大会で良い結果が残せるよう頑張りたいなどと一人一人抱負を話しました。
白鳥孝伊那市長は「日頃の練習の成果を発揮し県内1位を目指してください」と激励しました。
県大会は今月31日に伊那市の富士塚スポーツ公園で行われます。 -
伊那保育園で夏まつり
伊那市の伊那保育園で23日、夏祭りが行われ、園庭には保護者手づくりの屋台が並びました。
伊那保育園では親子のふれあいの場にしようと毎年この時期に夏まつりを開いています。
園庭には、やきそばや焼きとうもろこし、保育園で採れたジャガイモを使ったフライドポテトなどの手づくり屋台がならびました。
中でも輪投げが人気で、子ども達は景品をめがけて輪を投げていました。
また、伊那マジッククラブの伊藤権司さんによるマジックショーも行われました。
子ども達は次々と繰り出されるマジックに圧倒されていました。
夕方は、時折涼しい風が吹き園庭では、親子が楽しいひと時を過ごしていました。 -
伊那西小PTAが義援金を送る
伊那市の伊那西小学校PTAは、東日本大震災への義援金を22日伊那市に届けました。
PTA副会長の松崎信夫さん奥原由孝教頭が市役所を訪れ、久保村清一教育長に現金4万2,145円を手渡しました。
6月に行ったPTA資源回収の収益すべてです。
松崎さんは、「子どもたちもがんばって3月に義援金を集めたので、保護者も何か力になろうと、いつもは、学校の備品にするところを今回は義援金にした」と話していました。
久保村教育長は、「そうした保護者のみなさんの考え方が大変ありがたい」と感謝していました。 -
大東太鼓&島唄 沖縄エイサーコンサート
来月20日、土曜日に、伊那文化会館で、大東太鼓と島唄沖縄エイサーコンサートが開かれます。
26日は、実行委員会の小林史麿実行委員長と、大東太鼓碧会で指導にあたる川満廣司さんが、伊那市役所でコンサートのPRをしました。
コンサートでは南大東島の碧会と北大東島の北曙会が大東太鼓を演奏します。
また今回初めて久米島の登武那覇太鼓が出演しエイサーを披露します。
他には南大東島の民謡グループ「ボロジノ娘」が島唄を披露します。
コンサートは8月20日土曜日に伊那文化会館で開かれます。
チケットは前売り大人1,500円、子ども700円で産直市場グリーンファームなどで購入できます。 -
南箕輪消防団 水難救助訓練
南箕輪村消防団は24日、大芝公園内のプールで水難救助訓練を行いました。
訓練は、水難事故が増えるこの時期に行っています。
24日は、村の消防団や赤十字奉仕団、保育士などおよそ70人が訓練に参加し、指導には伊那消防署の署員があたりました。
訓練は、人が川でおぼれたことを想定し行われ、ペットボトルや竹の棒などを使って救出しました。
署員は、「おぼれている人は視野が狭くなる。あわてず身近にあるものを使って救出することが大切」とアドバイスしていました。
南箕輪村消防団では、訓練を通して万が一の水難事故の備えていきたいとしています。 -
伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章受章
ヨーロッパの国ルクセンブルクの経済的発展に貢献したとして、伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章を受けました。
21日は、山岸さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受章を報告しました。
帝人株式会社は、東京と大阪に本社を置きポリエステル繊維やタッチパネルなどに使われるフィルムなどを製造、販売しています。
また、近年は伊那市や飯田市などで在宅介護事業を展開しています。
帝人は、ルクセンブルクにも会社があり、山岸さんはそこの社長を務め、ルクセンブルグの経済的発展や日本との交流に貢献してきました。
その功績が認められ、今年5月にルクセンブルクから功労勲章を受けました。
山岸さんは「ルクセンブルグは行政との距離が近く、日本としても見習う点が多いと感じた。培った経験を生かし、生まれ故郷の伊那市の発展にも貢献していきたい」と話していました。 -
伊那市行政改革審議会 今年度18事業を外部評価へ
伊那市行政改革審議会が25日開かれ、昨年度の内部評価で見直しとなった58の事業のうち、今年度は18事業について外部評価を実施します。
25日は、伊那市役所で伊那市行政改革審議会が開かれ、今年度の計画が示されました。
3年目となる外部評価について、昨年度の14事業から今年度は18事業に増やします。
対象となるのは、雑穀により地域農業の振興を図る園芸特産振興事業や伊那まつり、75歳以上の在宅高齢者を対象にした福祉入浴券交付事業などです。
外部評価は、2班に分かれそれぞれ9つの事業を分担して検討し、10月下旬には結果を出します。
25日の会議では、平成18年に策定され昨年度までの5年間に渡り進められてきた第1次伊那市行政改革大綱の結果が報告されました。
「市民サービスの向上を目指した行政システムの構築」を基本方針に掲げ、人件費の削減や未収金の回収を行い、5年間で総額48億3,200万円効果があったとしています。
市では、「いくつかの課題はあるものの一定の成果があったと思う」と話していました。 -
長野県 ランチタイム実施
長野県は、1日の電力使用の均一化を図ろうと職員の休憩時間を1時間ずらすランチシフトを25日、実施しました。
このうち伊那合同庁舎では、午後1時に庁内の電気が消され、いつもより1時間遅い休憩時間が始まりました。
ランチシフトは、県が6月15日から行っている消費電力の削減や省エネ化を図る「さわやか信州省エネ大作戦」の一環として実施されたものです。
多くの企業が正午から1時間を休憩時間としているため、休憩時間をずらすことで消費電力を均一化しようというものです。
伊那合同庁舎の食堂では、職員らがいつもより1時間遅い昼食をとっていました。
ランチシフトは、27日水曜日まで行われる他、8月8日から10日にも、実施されるということです。 -
伊那市 小学校教職員保育園一日体験研修実施へ
伊那市は、市内の小学校の教職員を対象に、保育園での一日体験研修を夏休み期間に実施します。
これは、25日、伊那市役所で開かれた、定例記者会見の中で白鳥孝市長が発表したものです。
小学校に入学後、学校に馴染めず、授業に集中できない、いわゆる「小一プロブレム」が小学校で問題となっています。
一日体験研修は、小学校と保育園の相互理解を深め、子供達の成長や学習する環境をつなげ、小一プロブレムを解消しようと、行われます。
研修は、7月から8月の夏休み期間に公立保育園26園で実施され、市内全小学校の教職員の35パーセントにあたる、90人が参加する計画です。
市では今回の研修をとおして、小一プロブレム解消とともに、幼児期の育ちにつながる、児童期の育ちを見通した、教育課程の編成と実施に生かしていきたいとしています。