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福島県会津若松市と大熊町の小学生が伊那市を訪れる
東日本大震災の被災地福島県の原発事故により避難している小学生ら68人が6日、伊那市を訪れました。
児童らは、8日月曜日まで伊那市で夏休みを過ごします。
午後2時。児童らを乗せたバス2台が、伊那市のみはらしファームに到着しました。
伊那への滞在は、市民有志でつくる被災地支援ボランティア市民ネットワーク伊那が、被災地の子ども達に、楽しい夏休みを過ごしてもらおうと企画したものです。
訪れた子ども達は、市内のおよそ30件のホームステイ先に泊ります。
到着した児童らは、早速、みはらしファームで、ブルーベリー狩りを楽しみました。
児童らは、5日から3日間伊那市に滞在し、市内の小学生と交流する他、伊那まつりの市民おどりにも参加するということです。 -
山水会 水彩画展
伊那市などの水彩画愛好者で作る山水会の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
山水会は、カルチャーセンター・ぶぁんてあんの水彩画教室に通う生徒とOBで作られた会で、去年発足しました。
現在は35人ほどが活動していて、作品展を開くのは今回2回目です。
会場には、33人の作品が並んでいます。
作品は静物画や風景画など様々です。
事務局の塚越祐三さんは、「水彩画は、紙と水と絵の具があればすぐに始められる、かしこまらないところが魅力。それでいてテクニックや計算が必要なところが奥深い」と話していました。
この山水会の作品展は、10日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
JA上伊那が「伊那華の梅酒」発売
JA上伊那は、上伊那産の梅を使った梅酒「伊那華の梅酒」を6日から販売します。
伊那市高遠町の酒造会社仙醸と連携し、地元産の酒米「ひとごこち」で醸造した清酒に、梅を漬け込みました。
6日は、伊那市狐島のJA上伊那本所で発売報告会が開かれ、幹部らが、風味や味を確かめていました。
御子柴茂樹常務理事は、「梅の香りが生きている。夏場は、ロックがいいのではないか」と満足そうでした。
価格は、720ミリリットルで、1,350円。
6日から南箕輪村のファーマーズあじ縲怩ネなどで販売されます。
JA上伊那では、地元農畜産物の消費拡大を図ろうと「伊那華シリーズ」の生産・販売に取り組んでいて、お酒としては、2001年に発売された米焼酎やそば焼酎についで10年ぶりの商品になります。
JAでは、「満を持して発売する商品」と話していて、竜峡小梅の生産拡大につなげたい考えです。 -
明日から伊那まつり
6日、7日の2日間、第39回伊那まつりが行われます。
市民おどりのメインとなる中心商店街では、祭りの準備が行なわれていました。
今年の伊那まつりの統一テーマは「心をひとつに 結 がんばろう日本」です。
6日は、伊那市の職員らが祭りの準備を行っていました。
伊那ケーブルテレビでは、伊那まつりの模様を生中継します。
6日の市民おどりは、午後5時から。
7日の花火大会は、午後7時からです。
是非ご覧下さい。 -
小学校の図書館司書が保育園で読み聞かせ
箕輪町は、保育園と小学校が連携して読育を進めていこうと、小学校の図書館の司書による読み聞かせを5日、松島保育園で行いました。
5日は、箕輪中部小学校の原佐織教諭と箕輪南小学校の唐澤里久美教諭の2人が、年長園児およそ40人に読み聞かせをしました。
読み聞かせは、保育園と小学校の連携を深めようと、箕輪町の読育交流事業の一環で行われたものです。
5日は、絵本2冊を子ども達に読んだ他、職員に本の並べ方について指導しました。
松島保育園の川上きよ子園長は「子ども達だけでなく職員にとってもいい機会になった。今後も、連携を深めていきたい」と話していました。 -
箕輪町郷土博物館に緑のカーテン
箕輪町郷土博物館では、緑で建物に日影を作るエコカーテンが涼しげです。
郷土博物館の建物を覆っているのはゴーヤです。
6月中旬に植えた8本のゴーヤの苗は、現在、幅7メートル、高さ3メートルほどに成長しました。
郷土博物館では、今年初めて緑のカーテンに取り組みました。
職員は、ゴーヤの花の香りもよく、涼しく感じると話していました。
郷土博物館では、来館者にゴーヤのプレゼントなども計画したいとしています。 -
パン粘土の花展
小麦粉などを原料とするパン粘土で作った花の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、バラやカーネーションなどパン粘土で作られた様々な花・100点が並んでいます。
作品展を開いているのは、伊那市狐島のパン粘土教室 ルナ・フローラを主宰する佐藤峰子さんと、教室の生徒です。
ルナ・フローラが、かんてんぱぱホールで作品展を開くのは今回で3回目です。
パン粘土は、小麦粉などを原料とする樹脂粘土で、油絵の具やオイルを混ぜて形を整えます。
それを乾燥させて、色付けし、仕上げていくという事です。
また、石鹸の香りのする粘土で作った作品も展示されていました。
佐藤さんは、「パン粘土細工は、難しいと思われがちだが、花によっては簡単なものもある。興味があったら皆さんにも挑戦してもらいたい」と話していました。
このパン粘土の花展は、7日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
タウンステーションオープン
伊那市の中心市街地再生事業の一つ、情報発信拠点施設、タウンステーションが4日、オープンしました。
4日は、中心市街地の山寺、坂下、荒井、西町までの商店街の関係者や伊那市、長野県などが参加して、オープニングセレモニーが行われました。
タウンステーションは、いなっせ前の空き店舗を改装して作られました。
観光案内など、町の情報を手に入れることができるほか、電車やバスの待ち時間に一息ついたり、会議や打ち合わせにも活用できます。
また、作品展示や、子どもが遊べるスペースもあります。
タウンステーションの設置は、商業の中心だった市街地に、かつての賑わいを取り戻そうという取り組みの一つです。
会場には、伊那の観光案内・伊那のグルメ、信州大学農学部のコーナーが設けられているほか、伊那市で作られた木のおもちゃなどが並べられています。
午前10時から午後6時まで開かれていて、スタッフ2人が常駐しています。
より地域に親しんでもらおうとタウンステーションの愛称の募集も始まりました。
採用者には、市街地で使える一万円分の利用券が贈られます。
締め切りは15日で、タウンステーションで受け付けています。 -
西早稲田中学校が農業体験
東京都新宿区の西早稲田中学校の生徒が4日、伊那市高遠町で農業体験をしました。
西早稲田中学校では、給食で高遠の米や味噌、野菜を使っていることから、毎年夏休みに高遠町を訪れて農業体験をしています。
今年で6年目の取り組みで、生徒23人が参加し、班ごとに分かれて作業をしました。
このうち高遠町農産加工施設では、生徒2人が味噌造りを体験しました。
西早稲田中学校の給食では、高遠町農産加工組合の手づくり味噌が使われています。
生徒は、一度仕込んだ味噌を機械でもう一度細かく潰す、二度挽きという作業をしました。
桶から味噌を取り出し、機械に入れる作業を手際よくこなしていました。
生徒が二度挽きをした味噌は、来年の5月頃までねかせ、中学校に送られるということです。 -
ごみ処理方式 評価項目協議
新しいごみ中間処理施設の環境影響評価を行うため、施設の規模などを検討する施設整備検討専門委員会の2回目の会合が4日開かれ、ごみ処理方式絞り込みのための評価項目などを協議しました。
伊那市のいなっせで委員会が開かれ、ごみ処理方式絞り込みのための評価項目の案が示され、大枠で了承されました。
評価項目の案では、大項目として▽環境保全・資源循環性▽安全性・安定性▽経済性竏窒フ3項目を挙げています。
委員からは、大項目の具体的な評価内容として、従事者の安全性、災害時の自動停止などを盛り込んでほしいとの意見が出ていました。
またデータを集めるため、プラントメーカーにアンケートを行う予定で、調査項目として処理方式や施設概要、図面などの回答を求める案を了承しました。
委員会は9月に県外施設の視察を行います。
評価項目やアンケート内容の詳細については視察後に開く委員会で示される予定です。 -
自由研究お手伝い 水生生物探し
伊那市富県貝沼の住民でつくる「貝沼の自然環境を守る会」は、小学生の夏休みの自由研究を手伝おうと4日、水生生物を探す教室を開きました。
小学生22人が参加し、貝沼のハス池で水生生物を探しました。
貝沼の自然環境を守る会は、地域の草刈りや川の整備、花壇作りなどをして生き物が住める環境づくりに取り組んでいます。
夏休みの自由研究を手伝う企画は今年初めて行いました。
自然環境を守る会が整備しているハス池で、子どもたちが虫取り網などを使って生き物を探しました。
子どもたちは、捕まえた水生生物を調べ、自由研究をまとめるということです。 -
ミヤマシジミ観察会
絶滅危惧種に分類されている蝶、ミヤマシジミの観察会が、伊那市横山の繁殖地で30日開かれました。
ミヤマシジミは、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類に分類されています。
伊那市横山の中村新一さんが所有する水田のあぜにミヤマシジミが繁殖していて、中村さんと地元の老人クラブ、子供会が観察会を開きました。
水田のあぜには、ミヤマシジミの幼虫が食べる唯一の植物、コマツナギが生えています。
中村さんは3年前にミヤマシジミを知り、コマツナギを残してあぜの草刈りをするなど繁殖の環境を守ってきました。
観察会に参加した人たちは、2、3センチほどの大きさのミヤマシジミを探して写真に撮るなどしていました。
中村さんは今後、ミヤマシジミを守る会を立ち上げ、保護活動をしていくということです。 -
創造館の展示「赤羽校長の眼鏡」
旧中箕輪尋常高等小学校の集団登山で命を落とした赤羽長重校長の遺品の展示会「赤羽校長の眼鏡」が今日から伊那市創造館で開かれています。
旧中箕輪尋常高等小学校、今の箕輪中部小で校長を務めていた赤羽長重は、大正2年駒ヶ岳集団登山中に遭難し、児童9人とともに命を落としました。
展示会ではその赤羽校長の遺族から上伊那教育会に寄贈された遺品など12点が並べられています。
赤羽校長が遭難のときに、かけていたと伝えられている眼鏡は、明治時代中期から後期に作られたものです。
レンズが緑色をしていてサングラスとして使われていたということです。
また遭難したときに着ていたシャツは丸首の襟で運動する際によく使ったといわれています。
他には、教員免許など赤羽校長の所持品が並んでいます。
赤羽校長は教育の一環として登山を学校行事に定着させようとしていました。
駒ケ岳集団登山の遭難はそんた折りに発生したもので、倒れていく子どもを守りながら自身も命を落としましたが、責任者として当時、非難の対象ともなりました。
この事故は、新田次郎の小説「聖職の碑」でも紹介されています。
伊那市創造館の展示、「赤羽校長の眼鏡」は9月4日まで開かれていて、創造館では「人一倍教育熱心で、責任感の強かった赤羽校長の人物像を感じてもらいたいと話しています。 -
上農生がフラワーアレンジメントで上位入賞
高校生のフラワーアレンジメント競技県大会で上伊那農業高校の生徒2人が上位入賞を果たしました。
フラワーアレンジメント競技県大会が、先月開かれ上農園芸科学科3年の武田みどりさんが準優勝となりました。
また同じく園芸科学科の安藤朱里さんが優秀賞を受賞し、今日上農の塩崎正校長から表彰状が手渡されました。
フラワーアレンジメント競技県大会は、先月須坂園芸高校で開かれ、県下7校から17人が出場しました。
上農からは、武田さんと安藤さんの2人が出場し、そろって好成績を収めました。
準優勝の武田さんは、12月に鹿児島県で開かれる全国大会、全国産業教育フェアに出場します。
また優秀賞を受賞した安藤さんは、さらにフラワーアレンジの技術を磨きたいと話します。
上農から全国大会に出場するのは5年ぶりということで、校長をはじめ学校関係者は、県代表として実力を発揮してほしいとエールを送っていました。 -
松茸に感謝 石碑を建立
伊那市新山で松茸を生産、出荷している藤原儀兵衛さんは、このほど、所有している山林に松茸の形をした石碑を建立しました。
石碑は高さおよそ1メートルで「まつたけの森」の文字が刻まれています。
藤原さんが自ら所有している松茸山、標高およそ千メートルの場所に建立しました。
藤原さんは、昭和30年代の半ばから、およそ50年にわたり松茸の生産や、研究を行い上伊那農業委員会協議会から松茸博士に認定されています。
石碑は、これまで関わってきた松茸に感謝の気持ちをこめて建立したということです。
藤原さんは、行政とともに松茸による観光振興を計画していて、「伊那市を春は桜、秋は松茸と呼ばれるほどにしたい」と意欲を見せています。 -
小学校の水漏れなどの経費含む補正予算案可決
南箕輪村議会臨時会が3日、村役場で開かれ、南箕輪小学校の漏水にかかる経費130万円を含む一般会計補正予算案が可決されました。
漏水は、プールのシャワーなどに通じる水道管の排水バルブに異物がはさまっていたため発生したものです。
排水口が完全に閉まっていない状態で15日間経過しおよそ1万1千立法メートルの水が漏水したということです。
6月30日に学校職員が気づき村教育委員会に報告し、3日議会に説明がありました。
これによる水道料は130万円で村が補正予算として計上し、可決されました。
村教育委員会では事故防止対策として「プール排水・注水手順マニュアル」を作成するなど再発防止に努めたいとしています。 -
中学生の夏休み租税教室
伊那税務署で夏休み租税教室が3日開かれ、伊那市の中学3年生が税金について学びました。
夏休み租税教室は、税について知ってもらおうと、伊那税務署が毎年開いています。
今年は、東部中学校から9人、春富中学校から10人が参加しました。
教室では、伊那税務署の三澤弘典総務課長が、税について話しました。
税金の使い道として、道路の補修や家庭から出るごみの処理などをしていることを話しました。
三澤課長は、「国を維持して発展させていくために税は欠かせないもの。国民には納税の義務があることを理解してほしい」と話していました。 -
小林恵子さんパッチワークキルト展
趣味でパッチワークを楽しんでいる伊那市西箕輪の小林恵子さのキルト作品展が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
パッチワークキルトのタペストリー15点が、ホテルロビーの廊下に展示されています。
小林さんは23年間、パッチワークを楽しんでいます。
今回の展示では、習い始めの頃の小さい作品をつないだタペストリーや、藍染の布を使った和風の作品などが飾られています。
小林さんのパッチワークキルト展は31日まで、高遠さくらホテルで開かれています。 -
伝承達人技 はた織り体験講座
日本の文化を体験してもらおうと箕輪町で3日、はた織り体験講座が開かれました。
この講座は、今年度、箕輪町郷土博物館、公民館、図書館が連携して開いている伝承達人技講座の一環として開かれました。
小学生から大人まで定員いっぱいの15人が参加しました。
体験したのは、細く裂いた布を糸の代わりにして織り上げる裂き織です。
郷土博物館にある体験用に作られた小型のはた織り機を使い、ランチョンマットを作りました。
参加した子ども達は、はた織り機の使い方を教わり、好きな色の布を使って丁寧に織り上げていました。 -
日本舞踊4流派 舞踊発表会
伊那市などで活動する日本舞踊の4つの流派合同の舞踊発表会が31日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
これは、高遠さくらホテルが開いているもので、今年で9回目です。
日頃はそれぞれに活動している流派が合同で発表会をすることで、交流を深めています。
今年は4つの流派から5団体が出演しました。
23のプログラムがあり、一人あるいは数人でステージに立ち、歌謡曲などに合わせて踊っていました。 -
はなまるがユカイナ作り
伊那市の小中学生が様々な体験をする、はなまる地域探検隊は30日、伊那で生まれた木のオカリナ「ユカイナ」作りに挑戦しました。
およそ50人が参加してユカイナを作りました。
ユカイナ作りは初めてで、伊那市西春近で生まれた楽器を作りたいと計画されました。
指導したのはユカイナの製作者で、西春近に工房を構える加納義晴さんです。
子どもたちは、ユカイナの制作キットを使い、楽器の本体になる部分にのりをつけて貼り合わせていました。
はなまる地域探検隊では今後、福祉施設の訪問や国際交流会などで、自分で作ったユカイナで演奏をしたいとしています。 -
タウンステーション 4日オープン
伊那市の中心市街地の情報発信施設タウンステーションが、4日木曜日にオープンします。
タウンステーションは、買い物客や観光客に対する情報発信の場にしようと、伊那市中心市街地再生協議会がいなっせ前の空き店舗に設置するものです。
2日は、オープンを前に協議会の下部組織、伊那まちの再生やるじゃん会の内山和夫委員長らがタウンステーションについて説明しました。
やるじゃん会では第1段の企画として、タウンステーションがより親しみやすい施設になるよう愛称を募集します。
タウンステーションのオープンは、4日木曜日で、先着100人に野菜がプレゼントされます。 -
中央アルプスビジネスフェア開催
上伊那地域の製造業をPRする中央アルプスビジネスフェアが10月25日26日の2日間、伊那市の伊那勤労者福祉センターで開かれます。
3日は伊那商工会議所副会頭で中央アルプスビジネスフェア実行委員会の川上健夫委員長らが記者会見を開き概要を説明しました。
ビジネスフェアは、これまで3回開かれた上伊那工業交流プラザに変わるものです。
上伊那工業交流プラザは互いの会社や製品を知ることでビジネスチャンスを広げようと各市町村の商工会議所などでつくる実行委員会が開きました。
3回開かれた出店企業の合計は述べ121社、訪れた人は1900人でした。
このことで地域企業の結びつきが強くなり目標を達成できたことから上伊那のものづくり産業の外部への情報発信などをさらに発展させようと今回、中央アルプスビジネスフェアとして継続することを決めました。
ビジネスフェアは10月25日26日の2日間、伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。
上伊那の製造業およそ70社が参加する他、出店企業のプレゼンテーション、地域の若手人材の育成や雇用を目的としたリクルート講演会なども予定しています。
また、これまでなかった医療、バイオ、食品関係の企業ブースの展示も行われる予定です。 -
原爆と満蒙開拓の歴史パネル展
戦争の悲惨さを訴える、原爆と満蒙開拓の歴史パネル展が2日から、伊那図書館で開かれています。
パネル展は、市民に戦争や原爆に関する意識を高めてもらおうと、伊那市が毎年この時期に開いているものです。
パネルは、原爆が落とされた直後に撮影されたものや、治療を待つ姿を写したものなど16点が並べられています。
他に、満蒙開拓歴史パネル展では、全国各地からおよそ27万人以上が開拓団として送り込まれた事実や、日本人として戦後の中国を生き抜くことがどれだけ大変だったかを解説した13枚のパネルが並べられています。
パネル展は、14日日曜日まで、伊那図書館で開かれています。 -
「美篶堂」で工場長を務める上島真一さんの講演会
伊那市美篶の製本会社「美篶堂」で工場長を務める上島真一さんの講演会が1日、南箕輪村の上伊那農業高校で開かれました。
講演会は、上伊那地域の高校の図書委員でつくる上伊那図書館協会高等学校図書館部会の生徒研究会の中で開かれたものです。
伊那市の美篶堂で工場長を務める上島さんが、「製本と美篶堂の歩み」をテーマに講演しました。
上島さんは、「時代が変わりまわりの会社が製本作業を機械化していく中、美篶堂は手製の製本の需要が必ずあるはずと考え、作り続けている」と話しました。
他に「日本の製本は、江戸時代の和本の文化が受けつがれている」と説明し、生徒達の前で製本作業を披露しました。
研究会ではこの他に、本を通して読む力や書く力を育てようと進めている読書大賞の今年度の候補作品を決めました。
今後、各学校で候補作品の評価と投票を行い、12月17日に大賞を決めるということです。 -
伊那北保育園七夕ギャラリー
園児が作った作品を展示する伊那北保育園の七夕ギャラリーが1日から開かれています。
空き教室を利用した展示会場には、未満児から年長までの作品およそ80点が展示されています。
作品は、親子遠足の時に拾った松ぼっくりなどで作った写真立てや、保育園で採れた赤カブを描いた絵など様々です。
七夕ギャラリーは5日金曜日まで、伊那北保育園で開かれています。 -
地域の沢で生き物調査
地域を流れる沢の水環境などを調べる生き物調査が31日伊那市美篶笠原で行われました。
これは、地域の水環境の保全活動の一環として、美篶冨士塚地域農地・水・環境を守る会などが行ったものです。
調査には、子どもなど地域住民およそ10人が参加しました。
子どもたちは、沢の中に入り、網で水中にいる生物を捕まえていました。
また水の汚れの度合いが色で分るキットを使って水質調査も行われました。
守る会は、美篶笠原にある六道堤を中心に地域の自然環境を守ろうと、平成19年に発足しました。
これまでにホタルが住める水路の整備や、地域の子どもたちを対象とした自然観察会などを行ってきました。
守る会では「生き物調査など身近な自然に触れることで、子どもたちに環境を大切にする心を養ってもらいたい。」と話していました。 -
若駒会が義援金10万円寄付
伊那市狐島の長持ちグループ「若駒会」は、例祭で集めたご祝儀や会費から捻出した10万円を、東北や、県北部の震災被災地に寄付しました。
28日は、若駒会の宮下亨会長と、中島剛副会長が伊那市役所を訪れ、東北と栄村に、それぞれ5万円を寄付しました。
義援金は、4月に行われた狐島区の例祭で、区内を練り歩いた際の住民からのご祝儀や、会費から、活動費や備品などの購入を切り詰めて捻出しました。
若駒会は、34年の歴史をもつ長持ちグループで現在は26人が活動しています。
中には、両親が仙台に住んでいる人もいて、若駒会のメンバーも、震災を身近に感じ、今回、義援金を送ることにしたということです。
4月の例祭では、がんばろう日本の垂れ幕をさおに飾り、区内を練り歩きました。
この義援金は、日本赤十字社長野県支部を通じて被災地に届けられるということです。 -
夏休み子ども寺小屋
夏休みの子ども達を対象にしたイベントが各地で開かれています。
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の稽古場では、伊那市内の小学生を対象にした「夏休み子ども寺小屋」が1日から3日間、開かれています。
子ども達に田楽座について知ってもらい伝統文化に触れてもらおうと今年初めて開かれました。
初日の1日は、全国各地の盆踊りを踊りました。
田楽座の中山洋介さんを中心にメンバー6人が、子供たちに足の運び方などを指導しました。
子供たちは10分ほどで振り付けを覚え、全員で輪になって踊りました。
夏休み子ども寺小屋は3日水曜日までで、南京玉すだれや獅子舞などを体験するということです。 -
ざんざ亭リニューアルオープン
去年7月から休業していた、伊那市長谷の宿泊施設ざんざ亭が、1日リニューアルオープンし地元住民らが祝いました。
ざんざ亭は、平成5年旧長谷村が杉島区の地域振興を目的に古民家を改修し作った宿泊施設です。
しかし、1年前から管理人が体調を崩し休業していました。
今回、新たに、伊那市の長谷部晃さんが管理人となり、1日から営業を再開しました。
長谷部さんは、山小屋や森林組合で働いた経験を生かし、「年間を通じて狩猟や間伐など山に親しめ、ざんざ亭を人と山を結び付ける場所にしたい」と話していました。
1日は、地区住民など、およそ15人があつまり、鹿肉のハムや天ぷら、小麦粉に豆の粉を混ぜて作った「豆とうふ」をヒントに作ったうどん等を振る舞いました。
長谷部さんは料理についても「地元の食材にこだわり、郷土料理を基本に提供していきたい」と話していました。
杉島区の伊澤茂門区長は「ざんざ亭が再びオープンする事で地区に活気がでてくる。再開は本当にうれしい」と話していました。
ざんざ亭 0265-98-3053
1泊2食付き:6,000縲・,500円
素泊まり :2,500縲・,000円