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納税表彰式
納税意識を高める活動への功績のあった個人や団体などを表彰する、納税表彰式が15日、伊那市のいなっせで行われました。
納税表彰式は、毎年、「税を考える週間」に合わせて行われています。
伊那税務署管内では、伊那法人会副会長の赤羽廣治さん、上伊那青色申告会連合会副会長の酒井米男さん、伊那間税会副会長の森本光洋さんの3人が表彰されました。
伊那税務署の竹入一美署長は「皆さんのご尽力に感謝している。適切で公平な納税の実現を通じて、納税への国民の理解を得ていきたい」話していました。
受賞者を代表して森本さんは、「税を納めるより、どう使うかに、国民の目は向いているが、元になるのは納税。今日の表彰を糧に、納税意識の向上に努めていきたい」と話していました。 -
手良小児童が大豆の脱穀作業
伊那市の手良小学校の2年生は、収穫した大豆の脱穀作業を18日、学校近くの畑で行いました。
手良小では、近くに住む宮原達明さんの指導を受け、6年前から毎年2年生が大豆の栽培から加工までを行っています。
18日は、2年生29人が作業にあたりました。
作業は、乾燥させた大豆を足で踏んだり木の棒で叩くなどして殻から豆を取り出し、穴の大きさの違う2種類のふるいにかけます。
ふるいにかけた物を、古くから脱穀の時に使われている唐箕を使って細かいゴミと大豆に分けていきました。
指導にあたった宮原さんは「生産から加工までを行うことで、食べ物の大切さを学んでほしい」と話していました。
大豆は、12月に味噌や豆腐などに加工するということです。 -
東春近小学校の4年生 リンゴの収穫を体験
伊那市の東春近小学校の4年生は21日、リンゴの収穫を体験しました。
21日は、4年生57人が東春近の伊藤一路さんの果樹園でリンゴの収穫を行いました。
東春近小では、18年前から伊藤さんの協力を得て、リンゴの栽培を行っています。
今年も、4月から花摘みや摘果、葉摘みなど体験してきました。
児童らは、赤く色づいたリンゴを伊藤さんに教わりながら1つひとつ丁寧に収穫していきました。
伊藤さんによると、今年は、カメムシなどによる虫の被害がほとんどなく、おいしいリンゴに育ったということです。
東春近小では、来年1月下旬に、伊藤さんやお世話になった人を学校に招き感謝の会を開くということです。 -
上農生徒 雑穀カレーを被災地へ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、学校で育てた雑穀を使って製品化した「雑穀カレー」を被災地に届けます。
25日は、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市と名取市への訪問を前に結団式が行われました。
「雑穀カレー」は、去年から雑穀の活用について取り組んでいる生産環境科の作物班が作ったものです。
カレーには、もちきびやアマランサスなどの雑穀が使われています。
栄養価の高いカレーを被災地に届けたいという思いから、試食会や研究を重ね、先月レトルトカレーとして製品化しました。
販売会での売り上げ全てを今回のカレー代に充て、500食分用意しました。
27日と28日の2日間、作物班7人の他、保護者と教師の合わせて9人で宮城県の石巻北高校と宮城県農業高校を訪問します。
カレーの他に、全校生徒に呼びかけて作った寄せ書きと、試食のイベントの際に集めた義援金4万5,250円と同窓会の募金8万円も届けます。
上農高校では、訪問を通し現地で必要とされている支援や、今後の復興に向け取り組むべき課題について生徒自らが考える機会にしたいと話していました。 -
小木曽碧さん バイオリンで全国大会へ
伊那市の西箕輪小学校6年の小木曽碧さんは、12月27日に東京都で開かれる全日本芸術協会主催のヴァイオリンコンクール全国大会に出場します。
24日は、小木曽碧さんと母親の紀子さんが伊那市役所を訪れ酒井茂副市長に出場の挨拶をしました。
碧さんは、8月に開かれた関東本選小学5、6年生の部で2位となり全国大会出場の切符を手にしました。
また、11月13日に開かれた全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会でも審査員賞を受賞しています。
バイオリン以外にも、ピアノや合唱も習っているという碧さんは「バイオリンが1番上手く弾けるので好きです」と話していました。
酒井副市長は「伊那市の代表として満足な演奏ができるよう頑張ってください」と激励しました。
全国大会は、12月27日東京都で開かれます。 -
バックアップデータを県外に保管
上伊那情報センターは地震など災害発生時の業務継続対策として、行政情報などのバックアップデータを県外に保管することなどを決めました。
情報センターでは行政情報などのデータを毎日、バックアップし、耐火金庫で保管しています。
東日本大震災により行政機関の業務継続の重要性が改めて認識されたことから、バックアップデータについて県外など遠隔地のデータセンターに保管することにしました。
実施は平成24年度からで、年間100万円ほどの費用を見込んでいます。
ほかに長時間の停電対策については各市町村に自家発電が整備されていることから、定期的に必要なデータを市町村に移し、停電が復旧するまでの間、そのデータで対応するとしています。
自家発電機を設置した場合設置費用に数千万円、運用に年、数百万円かかることから、電源対策は数年後に実施する業務システム更新時が適切だとしています。 -
市町村職員 地震への備え学ぶ
東日本大震災を受け、国と県は、市町村職員や建設業者などを対象に、地震に関する講演会を、21日、伊那市役所で開きました。
講演会は、今年3月の東日本大震災を受け、市町村の担当者や建設業者等に、地震への備えとして何が必要か学んでもらおうと、国などが開きました。
中部地方整備局 飯田国道事務所の杉井淳一所長は、「道路は、人命や生活を守る上で重要なインフラ。災害時においても、車両が通れるよう確保する事が大切」と挨拶しました。
信州大学工学部の泉谷恭男教授は、地震発生のメカニズムについて講演をしました。
泉谷教授は、「今の地震の予測技術は未完成。
将来起きる地震の予測は無理」と話しました。
その上で「日本中どこでも、新潟県中越地震程度のマグニチュード7クラスの地震は突然発生する。
地震発生の予測結果などに惑わされず、古く、構造的に弱い建物に対し、耐震補強をするなど、備えておく事が大切」と呼びかけていました。 -
南福地で五平餅とそば打ちを伝えるふれあいの集い
伊那市富県の南福地で、五平餅とそば打ちを伝える、ふれあいの集いが20日、開かれました。
会場の南福地公民館には、地域住民およそ70人が集まり、そば打ちや五平餅作りをしました。
これは、世代を超えた交流をするとともに、伝統食を伝えていこうと、地区社協など3団体が開いていて、今年で5年目です。
地元で収穫した新そばと新米を使っていて、そばの打ち方などを地域の名人たちが教えていました。
南福地地区社会福祉協議会の下嶋二三雄会長は「隣近所でもなかなか話す機会がない時代なので、この集いで話をして交流を深めてほしい」と話していました。
参加者は、みんなで作った、できたてのそばと五平餅を味わっていました。 -
作家 落合恵子さん脱原発訴える
作家で東京家政大学特任教授の落合恵子さんの講演会が、23日伊那文化会館で開かれ、原発は、誰かが豊かになるために誰かが不幸になる犠牲のシステムだと脱原発を訴えました。
落合さんは、栃木県宇都宮出身の66歳。
元文化放送アナウンサーで、退社後は、作家活動に入りこれまでに多数の著書があります。
震災後は、被災地に絵本を贈る活動をしていて、この日は、脱原発の視点から話をしました。
落合さんは、「世の中は、権力にそむくと必ず脅迫され、脱原発をつぶそうとしている大きな力がある。推進派と反対派の本を読んで比較すると、いかにこれまで洗脳されてきたかがわかるはず。」と持論を展開し、今回の原発事故に関しては、「事実を伝えるべきで、事実を知らないと住民は何も選択できない。事故は、誰が本当で誰が本当でないかを私たちに提出してくれたかもしれない。」と話ました。
さらに落合さんは、「原発は、誰かが豊かになるために誰かが不幸になる犠牲のシステム。日本中に広まってしまったこのシステムは、私たちが変わらない限り、変わらない。」と述べ、「今生きている子どもやこれから生まれてくる子どもは、原発を選択していない」と会場を訪れた人たちに訴えていました。 -
映画「いのちありて」上映
飯島町在住の映画監督、後藤俊夫さんの新作「いのちありて」が、地元飯島町文化館で23日上映されました。
後藤監督は、伊那谷の自然や伝統文化を題材に映画を撮り続けています。
上映会は、飯島町発足55周年記念として開かれたもので、多くの人たちが会場に足を運びました。
新作「いのちありて」は、伊那弥生ヶ丘高校の前身、伊那高等女学校の名古屋への勤労動員を題材にしたドキュメンタリー映画で、証言を交えながら戦争に翻弄され激動の時代を生き抜いた女学生の青春や当時の教師たちの苦悩を描いた作品です。
後藤監督は、「人の命の大切さや先人たちの声なき声を訴えた作品。今も平和の裏側には、いろいろな危険が押し寄せている。戦争を二度と繰り返さないためには、歴史を振り返って学ぶことが大切」と話しました。
上映を前に、名古屋に動員された同期会、三三会のメンバーから映画の題材に取り上げてもらったお礼にと花束が贈呈され、会場は大きな拍手に包まれていました。 -
村が年末の集中滞納整理実施へ
南箕輪村は来月15日から、年末の集中滞納整理に取り組みます。
村の職員でつくる未収金徴収特別対策チーム会議が24日開かれ、滞納整理について協議しました。
平成22年度までの滞納金額は、村民税など税金がおよそ1億8千万円、保育料などの料金を含めるとおよそ2億円です。
年末の集中滞納整理の対象は、平成22年度分と23年度分の税金と料金です。
係長以下の職員62人が2人1組で対象者宅を訪問します。
昨年度実施した集中滞納整理は、対象者93人、滞納額およそ630万円、徴収額はおよそ87万円で、徴収率は13.87%でした。
集中滞納整理は12月15日から来年1月16日までで、対象は去年とほぼ同じ件数を見込んでいます。 -
伊那市公印の管理体制を改善
伊那市は、公印の不正使用による公文書偽造事件が発生したことを受け、公印の管理体制を改善しました。
これは24日市役所で開かれた定例記者会見の中で、白鳥孝市長が発表しました。
伊那市で今年9月に、市の職員が友人に頼まれ公文書を偽造する事件が発生したことを受けて、市が、再発防止のために、公印の管理方法を改善しました。
課専用の市長印を原則として部ごとに統合し、37個合った公印を15個減らして、22個にしました。
時間外はキャビネットに公印を保管し官守者が鍵を管理すること、証明事務などであっても、管守者または管守補助者の承認を経て押印するなどとしています。
白鳥市長は、「二度と偽造事件が起きないように、研修会を開いたほか、システム的にも改善した」と話していました。 -
第2次伊那市地域情報化計画案を答申
ITを活用した伊那市の一体感と活性化を実現するための地域情報化計画について検討してきた審議会は、24日、計画案を、白鳥孝市長に答申しました。
24日は、伊那市地域情報化審議会の廣田満会長から、白鳥市長に検討結果が答申されました。
答申されたのは、平成24年度から28年度までの第2次計画案です。
伊那市地域情報化計画は、平成19年3月に第1次計画が策定され、行政・福祉・医療などのサービスの連携を目的としたネットワークの整備や、コンビニエンスストアと連携したサービスの提供などが進められてきました。
第2次計画の具体的な取り組みとしては、小中学生やその保護者を対象にしたネットマナー・セキュリティに関する教育、地域全体の情報の入り口となるウェブページ「地域ポータルサイト」の構築などを上げています。
また、震災などを受けて、コミュニティFM局の開局についても検討するとしています。
白鳥市長は、「情報は、日常でも、災害時も、生活するうえで重要なもの。この案を、情報化を作り上げるための基礎にしていきたい」と話していました。
伊那市では答申を参考にして、来年3月には計画を策定する予定です。 -
山想会山岳写真展
山岳写真仲間でつくる「山想会山岳写真展」が25日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
山想会は、駒ヶ根市と宮田村に住む山岳写真愛好家3人でつくる会で、会場には1人9点ずつ27点が展示されています。
メンバーの1人が中央アルプスの山荘で支配人を務めていることから顔見知りになり、以来、20年来の付き合いです。
それぞれ個展は開いていますが、3人では初めてです。
写真は、全て中央アルプスと南アルプスで撮ったもので、冬の雪山をメインに春の花畑や、夏の夜空など四季折々の作品が並んでいます。
代表の鎌倉國光さんは「様々な角度から、四季や時間の移ろいを感じることができると思うので多くの人に見てもらいたいです」と来場を呼び掛けていました。
山想会山岳写真展は、12月1日木曜日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
羽広菜かぶの漬け込み作業
長野県の「信州の伝統野菜」に認定されている羽広菜かぶの漬け込み作業が始まりました。
18日は、羽広菜生産加工組合の組合員7人が伊那市西箕輪のみはらしファーム内にある漬物加工場で漬け込み作業を行いました。
作業は、収穫したおよそ500キロのカブをきれいに洗って2つに割り、いらない部分を取り除いていきます。
切ったかぶと、酒粕、味噌、砂糖を合わせた物を交互に敷き詰めていき、20日から30日ほど置いて、味をしみ込ませるということです。
漬け込み作業は、12月上旬まで行われ、みはらしファームの直売所やJAなどで一袋300円で販売されるということです。 -
東春近小6年生 高齢者疑似体験
伊那市の東春近小学校の6年生は、高齢者疑似体験を22日、東春近小で行いました。
高齢者疑似体験は、伊那市社会福祉協議会が福祉教育の一環として行っています。
児童らは、物がつかみにくくなる手ぶくろや、肘や膝が曲がりにくくなるサポーター、目や耳が不自由になるマスクや耳あてなど、80歳のお年寄りを想定した装備を身につけました。
写真の色の見え方を比べたり、折り紙で鶴を折った児童は「視野が狭く、色の区別がつきにくい」「手が滑って上手く折れない」などと話していました。
指導にあたった社協の唐澤幸穂さんは「体験してみて大変だと思ったことを忘れずに、困っているお年寄りを見かけたら手伝ってあげてください」と話していました。 -
仙醸蔵まつり 新酒味わう
伊那市高遠町の酒造メーカー株式会社仙醸で20日、仙醸蔵まつりが行われ、訪れた人が新酒を味わいました。
仙醸蔵まつりは、新酒を地域の人に味わってもらおうと仙醸が2年前から行っているものです。
会場には、販売や試飲コーナーなどのブースが設置された他、豚汁や粕汁が振舞われました。
その他にも、高遠そばや岩魚の塩焼きなど日本酒に合う食べ物が用意されました。
この日は、晩酌に日本酒は欠かせないという年輩の人から、家族連れやカップルなどで賑わいました。
蔵まつりでは、訪れた人全員に新酒のにごり酒がプレゼントされお土産に持ち帰っていました。 -
コスモスが5年ぶり優勝
伊那市ママさんバレーボールリーグ戦の決勝が19日、伊那市民体育館で開かれ、5連覇を狙うマザーズをコスモスが破り優勝しました。
今シーズン8チームが戦ってきたリーグ戦の決勝は、8年連続でコスモスとマザーズの対戦となりました。
5連覇を狙うマザーズとそれを阻止したい、コスモスの戦いは、フルセットまでもつれこみ最終セットも1点を争う接戦となりました。
最後はコスモスがスパイクを決め、5年ぶりの優勝を果たしました。
コスモスの浜田ほなみ監督は「みんなでつなぎ、あきらめずに戦った結果です。」と話し優勝の喜びをかみしめていました。 -
伊那フィル定演「巨人」演奏
伊那フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が20日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那フィルハーモニー交響楽団は、伊那文化会館の建設を機に発足したアマチュアオーケストラで、市内を中心におよそ80人が所属しています。
定期演奏会は、年に一回開かれていて、今年は、ウィーンで活躍した作曲家のグスタフ・マーラー没後100年を記念し、マーラーの代表曲でもある「巨人」に初めて挑戦しました。
この日は、団員のほか、飯田や岡谷の交響楽団や、早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団から応援を得て、これまでで最も多い96人での演奏となりました。
指揮は、伊那市出身で東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の征矢健之介さんがつとめ、団員らは、熱の入った演奏を披露していました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の第24回定期演奏会は、12月17日から伊那ケーブルテレビで放送します。 -
縁起物づくりピーク
今年も残すところ1か月あまりとなり、新年を迎える準備が進んでいます。
箕輪町の信州縁起物製作所では正月用のしめ飾りづくりがピークを迎えています。
信州縁起物製作所では、9月から作業が始まり、今がピークを迎えています。
8月に稲を青刈りして乾燥させたものを使って、しめ飾り専用の機械で縄をない、小判やおたふくなどを飾り付けて完成です。
売れ筋は、1500円前後の玄関用のしめ飾りです。
今年は、例年並の3万個を作る予定で、しめ飾りは県内の大型店やスーパー、ホームセンターなどに出荷されるということです。
作業は、休みを返上して来月下旬頃まで続くということです -
高遠城址公園で桜の冬支度
来年の観桜期に向け、伊那市の高遠城址公園では桜の冬支度が始まっています。
22日は、桜守の稲辺謙次郎さんら3人が、本格的な冬を前に高所作業車を使って作業を行いました。
冬仕度は、毎年秋まつりが終わった頃から始まります。
春に全ての枝に花が咲くよう枯れた枝を払ったり、伸び過ぎた枝を剪定し、切り口には枝が腐らないよう殺菌防腐剤が塗られていました。
他に、雪が降った際に雪の重みで枝が折れないよう、枝の重心を計算しながら支柱が立てられました。
高遠城址公園での作業は、12月中旬まで行われます。
年明けからは、市内各地の桜の木を見て回るということです。 -
連合長野が車いす搬送車を寄贈
連合長野は14日、伊那市山寺の福祉施設、伊那ゆいま縲怩驍ノ車いす搬送車を寄贈しました。
寄贈されたのは、車いす利用者を搬送できる軽自動車です。
連合長野は10年前から、福祉貢献のための「ふれ愛資金カンパ」事業を行っていて、組合員から集まった善意の資金で寄付をしています。
今年は県内3つの福祉施設などに車いす搬送車を寄贈します。
伊那ゆいま縲怩驍ノ送られた車両は4人乗りで、電動で車椅子の乗り降りができるようになっています。
伊那ゆいま縲怩驍ヘ、長野県福祉事業団が運営する生活介護と就労継続支援を行う施設で、40人が通所しています。
現在車いす搬送車は1台ありますが、通所者の送迎などで車が足りない状況だったということです。 -
感触でも鑑賞できる作品展 遠き道-日本画の現在展
視覚に障害のある人にも作品を楽しんでもらおうという展覧会が19日から伊那文化会館で始まりました。
絵の横にあるレリーフは、手で触って描かれているものがわかるようにと日本画を元に作られたものです。
19日から伊那文化会館で始まった「遠き道竏駐坙{画の現在展」には、2006年の第91回院展で内閣総理大臣賞を受賞した故・小谷津雅美さんの作品「桜韻」など、国内を代表する日本画家の作品、37点が並んでいます。
展覧会は、視覚に障害のある人も楽しめる工夫をして4年前から全国各地で開かれていて、長野県での開催はこれが初めてです。
視覚に障害がある人でも楽しめるようにと会場にはラジオが用意され、ラジオを持って作品に近付くと、作品の紹介が流れるようになっています。
また、作者が日本画と同じ材質で作品の一部を作り、作品の質感を手で感じることができるものもあります。
展覧会実行委員会の森賢司代表は「健常者でも障害のある人でも誰でも楽しめるようにと工夫して展示しています。ぜひ多くの方に見に来ていただけたら」と多くの来場を呼び掛けていました。
「遠き道竏駐坙{画の現在展」は来月18日まで伊那文化会館で開かれています。
また今月26日には展示作品の作者を招いてのワークショップも予定されていて、関係者が多くの参加を呼びかけています。 -
プロレス征矢兄弟 地元で試合
全日本プロレスで活躍している箕輪町出身のプロレスラー征矢学選手と弟の征矢匠選手の試合が20日、箕輪町のながたドームで行われました。
征矢学選手は箕輪町出身の26歳で、高校まで箕輪町で過ごし、大学卒業後プロレスラーになりました。
現在全日本プロレスに所属し試合では、メインイベントをつとめ、地元の観衆を沸かせました。
20日は征矢学選手の弟、征矢匠選手24歳も出場しました。
会場には、ファンおよそ1200人が訪れ地元出身のプロレスラーに声援を送っていました。 -
タウンステーション伊那まちのシャッターのデザイン 伊那西高校2年の小田切花香さんの作品
伊那市のタウンステーション伊那まちのシャッターのデザインに、伊那西高校2年の小田切花香さんの作品が選ばれました。
最優秀賞に選ばれた小田切さんの作品は、「花と音楽の街」というコンセプトにあっている点や、色彩豊かで賑やかな点などが評価されました。
シャッターアートは、伊那市の中心市街地の再生に取り組んでいる伊那まちの再生やるじゃん会の中のタウンステーション委員会が、休業日や夜間の商店街を賑やかにしようと企画したものです。
9月下旬から1か月間、市内の高校に呼びかけ、4校から27点の応募がありました。
審査会で委員からは、「他の作品も素晴らしいものが多い」という声が上がりました。
このことから委員会では、生徒の作品をシャッターに描いてもらいたいという商店を、来年1月下旬から募集するということです。 -
伊那市議会 今年の冬の節電を伊那市や市民に呼び掛ける為の要請書 提出
伊那市議会は、今年の冬の節電を伊那市や市民に呼び掛ける為の要請書を21日、白鳥孝市長に提出しました。
21日は、伊那市議会の電力・エネルギー問題等対策特別委員会の飯島進委員長ら3人が、白鳥市長に要請書を手渡しました。
委員会は、福島第一原発の事故や、浜岡原発の停止措置を受け、伊那市の節電や新エネルギー施策の推進などを目的に今年6月に設置されました。
中部電力では、今年の冬の電力需要に対する予備率は、7%程度とみています。
これは、冬季を通じて安定供給の目安となる適正予備率の8%から10%を下回ります。
こうしたことから伊那市議会では、市や市民に対し生活や生産活動に支障のない範囲での節電の協力を求めるものです。
白鳥市長は「要請内容を参考にしながら10%の削減を目標に、取り組んでいきたい」と話しました。
伊那市では、今年の7月から9月までの3か月間、使用電力とピーク時の最大電力の削減に取り組み、電力量は36.6%、ピーク時の最大電力は38.6%の削減を達成し、目標を大きく超える節電に成功しました。
市では、この夏取り組んだエレベーターの計画停止や空調稼働時間の短縮などに加え、衣類を1枚多く羽織るなどウォームビズを推進していく考えです。 -
路線バス藤沢線 土日祝日減便
JRバス関東株式会社が運行している、伊那市高遠町の高遠駅と藤沢を結ぶ路線バス「藤沢線」が、来年4月から、土日祝日の運行を取り止める方針である事が21日わかりました。
21日、伊那市役所で開かれた、地域公共交通についての会議で、JRバス関東中央道支店のししくら宍倉こういち幸一支店長が、社の方針として土日祝日の運行を取り止める事を報告しました。
JRバス関東が運行する、藤沢線の利用者は、平日7便の合計が、50人から80人前後あるのに対して、土日8便の合計は、10人前後にとどまっていると言うことです。
JRバス関東では、現状の路線を維持する為の経費節減策として、来年4月から、土日祝日に限り、バスの運行をとり止めるとしています。
伊那市地域公共交通協議会では、地域への影響も考慮し、JRバス関東への財政支援をして、土日祝日の運行の、一定の便数を確保する方針です。 -
ICTの作品 地方の時代映像祭で入賞
伊那ケーブルテレビジョンが制作した番組「伊那谷を襲った36災縲・0年を超えて語り継ぐ縲怐vが、第31回地方の時代映像祭2011ケーブルテレビ部門で、選奨を受賞しました。
19日には、大阪府の関西大学で贈賞式が行われました。
地方の時代映像祭は、NHKや日本民間放送連盟などが主催していて、地方からこの国を問うをテーマに、1980年から開催されています。
「伊那谷を襲った36災縲・0年を超えて語り継ぐ」は、南信地域に甚大な被害をもたらした昭和36年の梅雨前線豪雨・36災から50年という節目にあたり制作した番組で、今年の正月特番として放送しました。
災害の体験者の証言を軸に、災害の概要や発生のメカニズムなども盛り込み、スタジオに有識者らを招いて構成した番組です。
審査員からは、「東日本大震災が発生した今年、過去の災害を後世に伝える重要性が再認識される中で、記憶を伝えていく取り組みが評価できる」と講評されました。
グランプリには、NHK仙台放送局が制作した「NHKスペシャル果てなき苦闘 巨大津波 医師たちの記録」が選ばれています。 -
えびす講祭り
商売繁盛や五穀豊穣を願うえびす講祭りが20日、伊那市西町のえびす神社で行われました。
えびす講祭りは、神社ができた大正15年から続く恒例行事です。
毎年農作業が一段落するこの時期に行われるのがならわしです。
19日開催の予定でしたが雨のため順延となり、20日に行われました。
境内では宝投げが行われ、訪れた人は手をのばして福を呼び込んでいました。 -
らくがきなくし隊ボランティア作業
上伊那塗装広告事業協同組合は17日、伊那市の伊那北駅前の歩道橋で、らくがきを消すボランティア作業を行いました。
作業には、組合の塗装部会員10人が参加しました。
日本塗装工業会などは、11月16日を「いいいろ塗装の日」と定めていて、この日に合わせて組合では毎年、上伊那地域の公共物のらくがきを消すボランティアをしています。
同日は、歩道橋の落書きを消すため、やすりをかけ、丁寧にペンキを塗っていました。
組合がこれまでにらくがきを消した場所は、その後らくがきがなくなるなど作業の効果が出ているということです。