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箕輪中部小体育館 概要示す
老朽化により建替えられる箕輪中部小学校の体育館の概要が20日、議会に示されました。
それによりますと建物は、鉄骨2階建てで、ミニバスケットボールのコートが2面とれる広さが確保されているほか、多目的運動室や軽運動室、器具庫などが備わる予定です。
現在の体育館は、昭和43年に建設され、今年で43年目になり、耐震面で不安があることから建替えられることになりました。
新しい体育館は、現在の体育館を取り壊し、同じ場所に建設されます。
取り壊しは、夏休み期間中に行い、来年3月に完成。4月から利用できるということです。
隣の藤が丘体育館と教室棟とは渡り廊下でつなぎます。
総事業費は、取り壊しも含め2億7,000万円でそのうち6,000万円は、国の交付金でまかないます。 -
東京の中学生が上農で体験
東京都の武蔵野市立第三中学校の生徒が、上伊那農業高校で、20日農業体験をしました。
西洋なしの摘果では、上農の生徒が、実の摘み方を中学生に教え、中学生が体験していました。
東京都の武蔵野市立第三中学校は、総合的な学習の一環として、毎年この時期に1年生が4泊5日の体験学習をしています。
上伊那農業高校を第2の学校と位置づけ、127人が摘果のほか、農業機械に乗ったり、丸太切りを体験しました。
第3中学校では、「自然とふれあい、自然や自分のあり方を主体的に考えて欲しい」と話しています。
生徒たちは、明日大町市で田植えやそば打ち、ジャム作りなどを体験することになっています。 -
信州伊那SMART DRIVER 発足
伊那交通安全協会による安全運転を広げる組織「信州伊那SMART DRIVER」が20日、発足しました。
20日は、発足にあたり伊那市のナイスロードで市中行進が行われ、関係者およそ150人が参加しました。
伊那交通安全協会による取り組み「信州伊那SMART DRIVER」は、▽家族を思う▽みんなを思う▽環境を思う の3つを意識コンセプトにしています。
安全運転の意識付けを図る事が狙いで、ドライバーはロゴマークのステッカーを張って運転します。
全国で交通事故による死亡者数が5年連続でもっとも多かった愛知県が、スマートドライバーの活動により死亡者数が減少したことから、全国的に注目されるようになりました。
高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入することができます。
伊那交通安全協会では、「スマートドライバーの輪が広まるよう、広報活動を行っていきたい」と話していました。
信州伊那スマートドライバーの加入は、伊那警察署内の事務局で受け付けています。 -
シニア大学113人が入学
長野県シニア大学伊那学部の入学式が18日、伊那合同庁舎で行われました。
シニア大学には今年度113人が入学しています。
シニア大学は、高齢者の仲間づくりや、知識習得などの場として、財団法人長野県長寿社会開発センターが開いているものです。
式では、伊那保健福祉事務所長の寺井直樹学部長が「社会の高齢化が進むなか高齢者が地域の担い手となることが必要。大学で知識を習得し、社会の中で役立ててください。」と式辞を述べました。
入学生代表の関川重雄さんは「今までの経験を糧に仲間を大切にし志あらたに精進します。」とあいさつしました。
シニア大学では2年間にわたり、健康づくりや創作活動などが行われます。 -
箕輪町公民館大学・学級開講式
箕輪町公民館大学・学級合同開講式が19日、町文化センターで行われました。
今年度開講するのは5つの大学と学級です。
30代から80代までの受講生126人が開講式に出席しました。
今年度は、ふきはら大学院を卒業した人を対象にした「けやき学級」が新しく開講し、17人が入学しました。
式で箕輪町公民館の山口健雄館長は、「仲間との触れ合いを大切にして楽しい学校生活を送ってほしい」とあいさつしました。
受講生を代表して、ふきはら大学院3年の平松茂子さんは、「前向きに思い出作りをし、皆さんと一緒に頑張っていきたい」と抱負を述べました。
大学と学級では、それぞれ年間10回以上の講座を開く予定で、内容は受講生が計画するということです。 -
出水期に備え美和ダム管理演習
出水期に備えた全国一斉のダム管理演習に合わせ、伊那市長谷の美和ダム管理支所で19日、情報伝達などの管理演習が行われました。
演習は、大雨などで水量が増えた時に美和ダムから安全に放流できるよう毎年この時期に行われていて、この日は美和ダム管理支所などの職員20人が参加しました。
演習は、大雨によりダムへの流入量が増えたとの想定で行われました。
職員は、放流時の安全を確保するため、下流の市町村などに放流を知らせるファックスを送っていました。
また住民に放流を知らせるサイレンを鳴らし、ゲートを開けるシミュレーションも行われました。
職員は、ダムゲートの開閉など操作方法を確認していました。
このダム管理演習は20日も行われます。 -
伊澤修二生誕160年記念展「修二が見た亜米利加」
近代教育の開拓者とされている伊那市高遠町出身の伊澤修二が今年で生誕160年を迎えます。
これにあわせ、伊那市の創造館では、記念展「修二が見た亜米利加」が、20日から開かれます。
19日は、創造館で記念展のオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーでは、高遠小学校の合唱団32人が、伊澤修二が曲作りに携わった「見渡せば」を歌い祝いました。
企画展では、伊澤修二が教育制度を調べるためにアメリカに留学していた様子が分かる資料などおよそ80点が展示されています。
他にも、アメリカや西洋の音楽に日本の歌詞を付け、唱歌とし広めたことなどが分かりやすく展示されています。
記念展「修二が見た亜米利加」は20日から7月31日まで、伊那市創造館で開かれます。 -
春の河川一斉パトロール
不法投棄などをなくそうと、伊那建設事務所などは19日、春の河川一斉パトロールを行いました。
河川一斉パトロールは、毎年春と秋の年2回行われています。
19日は、伊那建設事務所や、市町村の職員などおよそ30人が4班に分かれ、上伊那8市町村の主な河川を巡回し落ちているゴミを拾っていました。
このうち伊那市高遠町の藤沢川では、職員4人が生い茂った草の中から、ペットボトルなどの生活ゴミなどを拾い、作業が終わるころには袋がいっぱいになりました。
19日の作業で拾ったゴミの量は、およそ320キロだったということです。 -
高遠町の高遠第一保育園でヨモギ団子作り
伊那市では、毎月19日を食育の日としています。
これにあわせ、高遠町の高遠第一保育園で19日、ヨモギ団子作りが行われました。
19日は、高遠第一保育園の年中と年長園児およそ40人が、ヨモギ団子をつくりました。
伊那市では、子ども達に食に関心を持ってもらおうと、毎月19日を食育の日としています。
園児達は、茹でたヨモギをすりこぎで潰し、白玉粉と小麦粉を混ぜていきました。
高遠第一保育園の伊藤あけみ副園長は「昔ながらの食文化に触れ、楽しみながら食に興味を持ってもらいたい」と話していました。 -
南箕輪中学校伝統 経ケ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ケ岳強歩大会が18日開かれました。
朝7時強歩大会に参加した生徒は大芝高原をスタートし、ゴールとなる経ケ岳を目指しました。
経ケ岳強歩大会は、今回で59回を数える南箕輪中学校の伝統行事で全生徒464人中、418人が参加しました。
ゴールとなる経ケ岳8合目は、標高が2035mで、スタート地点となる大芝高原との標高差は1235m、距離にして8.3キロあります。
ゴールまでの制限時間は、4時間半で、上位を目指し、走る生徒や、制限時間内での完歩を目指す生徒など思い思いのペースで山道を登っていました。
今年は男子優勝が3年生で野球部の高井ジュリアン君でタイムは1時間34分23秒でした。
高井君は去年に続き2年連続の優勝となります。
女子優勝は1年生で陸上部の清水彩音さんでタイムは1時間43分59秒でした。 -
シナノコザクラ見頃
伊那市長谷の南アルプスの林道沿いでは、県の絶滅危惧種に指定されているシナノコザクラが見ごろを迎えています。
シナノコザクラは石灰岩地帯に生生息する多年草で、長野県版のレットデータブックで絶滅危惧種に指定されています。
南アルプスの林道沿いでは紅紫色の花が可憐に咲いています。
花は例年よりも10日程遅いということで今年は5月いっぱい楽しめそうです。 -
伊那公園マレットゴルフ場再開へ
伊那市の中央区の住民でつくる、マレットゴルフ愛好家グループは、長年使われていなかった、伊那公園のマレットゴルフ場再開に向け、整備作業を行っています。
16日は、中央区マレットゴルフクラブのメンバーおよそ10人が整備作業をしていました。
伊那公園のマレットゴルフコースは、30年ほど前に作られましたが、長年利用する人が少なく、コースは荒れた状態だったという事です。
クラブでは、街中にあり、より多くの人にマレットゴルフを楽しんでもらおうと、今年の3月からコースの整備を進めてきました。
小田光博会長インタ
コースは全18ホールで、以前のコースを利用した他、メンバーが設計し新しく作ったコースもあります。
28日には、オープニングセレモニーが行なわれる予定で、再開後は、クラブのホームコースとして毎月例会など開き、利用していくという事です。 -
仁組 西天の水で米を栽培
伊那小学校5年仁組は18日、西天竜用水路の水を使った田んぼで田植えをしました。
子ども達は、この田んぼで育てた米を販売し、売上を西天への不法投棄防止を呼びかけるチラシの製作にあてる計画です。
この日は、伊那市山寺の田んぼで、児童が苗を手で植えていきました。
去年8月、西天竜用水路を見学した時に、ごみが多く捨てられている事を知った児童は、ごみ拾いをしたり、不法投棄防止を呼びかけるポスターやチラシを配るなどの活動を続けています。
この日は、西天の水を使った田んぼで米を育てて売り、そのお金でチラシやポスターを作ろうと田植えを行いました。
苗を植えたのは学校が借りている、山寺高尾町の7.4aの田んぼで、西天の水を引いて米を育てています。
田植えをボランティアで指導した、地元農家の伊藤啓次郎さんによりますと、この周辺の田んぼは天竜川より高いところにあり、昔から、農業用の水を確保する事に苦労していたといいます。
稲は、今後、伊藤さんと子供達が手押しの除草機を使って草取りなどを行い、9月下旬に収穫して販売するという事です。 -
被災地での花火打ち上げ検討へ
第39回伊那まつりの、正副委員長事務局長会議が17日、伊那市役所で開かれ、東日本大震災の被災地での花火打ち上げを検討していくことが確認されました。
会議には、市民おどりや、おまつり広場など各委員会の委員長など、約60人が出席しました。
伊那まつりのなかで実施される大震災復興支援にかんする取り組みなどが報告されました。
このうち花火委員会から花火大会について、去年並みに実施するとの報告があったほか、被災者を励まそうと被災地での花火打ち上げが意見として出されました。
一方で、被災地での実施により、伊那での花火が小規模になりスポンサーが減少するのではないかという、心配の声もあがっていました。
会議では被災地での花火打ち上げについて、実施するかどうかをはじめ、打ち上げる自治体や、規模などを伊那まつり正副会長会で検討することが確認されました。
各委員会からは、ほかに義援金箱の設置や、被災者の祭りへの参加など、復興支援への取り組みのほか、サブテーマを「心をひとつに結がんばろう日本」とすることなどが報告されました。 -
箕輪町保育施設整備計画方針を了承
箕輪町保育園運営審議会が17日、箕輪町役場で開かれ、おごち保育園と長岡保育園の統合などが盛り込まれた町保育園施設整備計画方針が了承されました。
審議会は、町が進める保育園の統合計画などについて審議するもので、民生児童委員や、保護者会代表など9人で構成されています。
第1回の審議では、町から保育園統合施設整備計画方針が示されました。
計画では老朽化が進んでいる、おごち保育園と長岡保育園を統合し新しい園を設置するとしています。
場所は箕輪東小学校に近い場所を新たに選定し、定員は120人、平成25年度の開園を目指します。
また運営の効率化を図るため、木下南保育園と木下北保育園を統合し新しい園を設置するとしています。
場所については、町営プール跡地などが候補となっていて、定員は約200人、平成28年度の開園を目指します。
他には未満児保育の受け入れを充実させるため沢保育園の建て替えが計画されていて定員は約180人、平成31年度の開園を目指します。
委員からは、「建物の老朽化や、園児数の減少などから、統合による新しい園の建設は理解できる。」
「統合により園児数が増えることは、人とのかかわりが増え、保護者にとっても望ましい」といった意見が出され、整備計画方針が了承されました。
町では6月を目途に住民説明会を開き、地元の意見を聞くことにしています。 -
箕輪中学校の恒例行事強歩大会
箕輪中学校の恒例行事強歩大会が16日、行われました。
箕輪中学校の強歩大会は、体力と精神力の向上を目的に毎年行われています。
午前9時、3年生男子のスタートを皮きりに、3分置きに学年ごと男子、女子の順に走りだしました。
コースは、学校を発着点に、県道与地辰野線を通るルートで、男子は15キロ、女子は12キロです。
コース上では、PTAなどが交通整理にあたり、声援を送っていました。
生徒達は、互いに励まし合ったり、目標を持って1人で懸命に走るなど、それぞれのペースで走っていました。
箕輪中学校では「最後まで走りぬくことで強い精神力を養い、学校生活などで生かしてもらいたい」と話していました。 -
新ごみ中間処理施設の処理対象物に災害廃棄物追加
上伊那広域連合は、ごみ処理全般について審議する廃棄物政策審議会の初会合を17日伊那市のいなっせで開きました。
東日本大震災を受け、新しいごみ中間処理施設の処理対象物に災害廃棄物が新たに加えられました。
審議会は、上伊那広域圏内のごみ処理全般に関して審議するものです。
委員は、衛生自治会や商工団体など24人で構成していて、会長には、元ごみ処理基本計画推進委員長の小澤陽一さんが選ばれました。
初会合では、白鳥孝広域連合長が、ごみ減量化、資源化や新しいごみ処理施設の処理対象物などについて審議会に諮問しました。
処理対象物は、平成19年のごみ処理基本計画推進委員会の検討結果に基づき、「燃やせるごみ」の他、「燃やせないごみ・粗大ごみの破砕分別後の残渣」「最終処分場の掘り起こし残渣」としたほか、東日本大震災の状況をふまえ、災害で発生した廃棄物が新たに対象物に加えられました。
一方、医療系廃棄物は、当初見込んだ経費面での効果がないことから対象物から除かれました。
また公共下水道の汚泥も将来的に必要に応じて処理すると見直されています。
これらの見直しも踏まえた新しいごみ中間処理施設の規模の算定については、専門家などで組織する施設整備検討専門委員会で検討するとしています。
次回の審議会は、6月22日に開かれる予定です。 -
毎月17日はい~な雑穀の日制定
雑穀の研究家や栽培農家などでつくる「い縲怩ネ雑穀ネットワーク」は17日、栄養価が高いとされている雑穀を多くの人達に広めようと毎月17日をい縲怩ネ雑穀の日と制定しました。
これは、毎月17日をい縲怩ネ雑穀に日として位置づけ、関心を持ってもらおうと制定したものです。
い縲怩ネ雑穀ネットワークは伊那地域アマランサス研究会やダッタンソバ協議会、JA上伊那、伊那商工会議所などで組織し、今年3月に発足しました。
17日は制定イベントが行われ、伊那市の竜西保育園の年長園児32人が参加し、富士塚スポーツ公園西側にある30アールの畑に、アマランサスの種蒔きをしました。
園児たちは、メンバーから説明を聞いた後、種を手のひらにのせて間隔をとりながら播いていました。
播いたアマランサスは、今年10月に収穫を予定しています。
アマランサスをはじめとする雑穀は、タンパク質や鉄分、カルシウムなどを多く含み栄養価が高いとされています
17日は市内21の保育園のうち17園で、モチキビや黒米などの雑穀入のおにぎりがおやつで出されました。
い縲怩ネ雑穀ネットワークでは、雑穀に関心を持ってもらうだけでなく、雑穀をたべる日としても推進していきたいとしています。 -
グリーンツーリズム 昨年度の活動報告
箕輪町が取り組んでいるグリーンツーリズムについて、昨年度の活動報告が17日、箕輪町役場で行われました。
17日は、箕輪町グリーンツーリズム推進協議会が開かれ、委員およそ40人が参加しました。
昨年度の参加人数は、健康ツアー39人、田んぼオーナー21人、そばオーナー32人、りんごオーナー720人、梨オーナー240人でした。
17日は、昨年度の活動についての報告が行われました。
委員からは、「メニューを詰め込みすぎ、時間的な余裕がなくなってしまった。」
「アンケートの結果、漬物に関しては満足とする回答が多かったが、その他の物については、改善していく必要があると感じている」などと感想がありました。
箕輪町の平澤豊満町長は「今年は加工場などのハード面が揃うが、提供者目線ではなくお客さんの要望に合わせた取り組みを考えていく必要がある」と話しました。
また協議会では、今年度の申し込み状況を報告しました。
それによると、健康ツアー7人、田んぼ体験21人、そば体験5人、りんごオーナーは99件で梨オーナーは40区画完売となっています。
田んぼ体験とそば体験については、今年度からオーナー制度をやめ、回ごとに募集をします。
箕輪町では「引き続き広報活動に力を入れ参加者を募っていきたい」と話しています。 -
チェーンソーを使って作った木の作品を保育園に寄贈
伊那市ますみヶ丘の薪ストーブ販売業小野沢武生さんは、チェーンソーを使って作った木の作品を17日、伊那市の伊那西部保育園に寄贈しました。
寄贈されたのは、高さ100センチ、直径30センチの木を使って作ったアニメキャラクターの「トトロ」と「猫バス」です。
去年4月の大雪で折れた高遠城址公園の桜の木を使って製作しました。
小野沢さんは「毎日保育園にくればトトロや猫バスに会えます。桜の妖精が入っていると思うのでかわいがって下さい」と園児に話しかけていました。
この後、園の庭でトトロとネコバスを使ってリレー競走が行われ、小野沢さんは子ども達に声援を送っていました。
伊那西部保育園の春日朝子園長は「自然に囲まれたこの保育園のシンボルとして大切にしていきたい」と感謝していました。
園児達は、小野沢さんに歌のお礼をしていました。 -
やまびこソフトボールリーグ 開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボールリーグ」が、13日に開幕しました。
この日は、伊那市の富士塚スポーツ公園で開幕式が行われました。
唐沢稔会長は「ソフトボールを通じて体力の向上を目指し、試合後の飲み会を楽しみながら友情を深めてもらいたい」とあいさつしました。
選手を代表してトレンディーOBの中村正治さんは「大震災があった中、やまびこソフトボールリーグを開幕できることに感謝してプレーすることを誓います」と宣誓しました。
この日は開幕戦も行われ、選手たちが新年度のリーグ戦をスタートさせました。
やまびこソフトボールリーグは、体力の向上や選手同士の交流を目的に毎年行われています。
今年は7チームおよそ160人が加盟し、総当りで年間36試合を戦います。
選手たちは、まだ少し寒いグラウンドで声を掛け合いながら、真剣な表情でプレーしていました -
ルネッサンス西町の会が被災地に39万寄付
伊那市西町の商店主などでつくるルネッサンス西町の会は、大震災の被災地支援として、12日夜、39万円を伊那市に寄付しました。
12日夜は、ルネッサンス西町の会の総会が西町公民館で開かれ、総会にあわせて寄付が行われました。
西町の会の田中和宣(かずのり)副会長から、伊那市の職員に39万円が渡されました。
ルネッサンス西町の会は、毎年、春日公園で、花見イベント伊那谷新酒まつりを行なっています。
ボンボリの協賛金を集めている最中に、東日本大震災が発生し、イベントを中止しました。
協賛企業と相談し、ボンボリにはスポンサー名をのせずに飾り付けを行い、協賛金を義援金にすることにしました。
西町の会の向山 等会長は、「大変な震災で、自粛ムードが漂う中、協賛金を義援金にとお願いしたところ多くの協力を頂いた」と話していました。
伊那市の職員は、「貴重なお金を頂きありがたい」と話していました。
伊那市によると、11日現在、3100件、約5500万円の義援金がよせれられているということです。 -
恩徳寺でクロユリとシャクナゲが見ごろ
南箕輪村の恩徳寺でクロユリとシャクナゲが見ごろを迎えています。
恩徳寺には、およそ200本のクロユリがあり現在見ごろです。
今年は天候なども影響し、花が咲かないものもあるということですが、境内では釣鐘の形をしたクロユリ独特の花を見ることができます。
また、シャクナゲもピンクと白の花を咲かせ見ごろを迎えています。 -
北信越高校野球長野県大会の準決勝
北信越高校野球長野県大会の準決勝が16日、諏訪湖スタジアムで行われ、伊那弥生ヶ丘高校は東京都市大学塩尻高校に敗れました。
伊那弥生ヶ丘高校は、中信地区1位の東京都市大学塩尻高校と対戦しました。
伊那弥生ヶ丘高校は、6対4と一度はリードしたものの、8回に3点取られるなど、8対10で敗れ決勝進出なりませんでした。 -
第18回春季スローピッチ大会
上伊那60歳ソフトボール連盟の「第18回春季スローピッチ大会」が15日、伊那市の美篶スポーツ公園運動場で開かれました。
大会には、上伊那各地から60歳ソフトボール連盟に加入する11チーム、およそ100人が参加しました。
スローピッチソフトボールは、ソフトボールの経験のない人でも楽しめるように、ゆっくりとした球を投げることや1チーム10人でプレーすることなどのルールが設けられています。
15日は、AブロックとBブロックに分かれ、予選2試合、決勝戦1試合をそれぞれ行いました。
上伊那60歳ソフトボール連盟の今井善文会長は「震災で暗くなりがちだが、スポーツを通じて被災地に元気を送れるよう、これからもプレーしていきたい」と話しました。
大会の結果、Aブロックは箕輪シニアが、Bブロックは辰野蛍クラブがそれぞれ優勝しました。 -
新宿区の小学生が間伐体験
新宿区の小学生が、伊那市のますみヶ丘平地林にある新宿の森で16日、間伐体験をしました。
間伐を体験したのは、落合第6小学校の6年生30人です。
新宿の森は、伊那市と新宿区の間で締結されている協定に基づいて設けられているおよそ0.4ヘクタールです。
新宿区では、身近にない自然環境の中で様々な体験をする移動教室を定期的に行っています。
児童達は、伊那谷森と自然を結ぶ協議会のメンバら6人からのこぎりの使い方などの指導を受け、木を切っていきました。
児童達は高さ25メートルの木の間伐も見学。
ゆっくりと木が倒れていくと、歓声をあげていました。
伊那谷森と自然を結ぶ協議会の稲辺謙次郎理事長は「実体験を通して自然の素晴らしさを感じてもらえたらうれしい」と話していました。
17日は、田植えを体験するということです。 -
伊那ビデオクラブ 8作品入賞
NHKビデオ作品コンクールで、伊那市などの愛好家でつくる、伊那ビデオクラブの会員が制作した、8作品が入賞しました。
16日は、伊那ビデオクラブの飯島尚美会長ら、メンバー5人が市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に入賞の報告をしました。
今回のNHK長野ビデオクラブ 作品コンクールには、27作品の応募がありました
審査の結果、11作品が入賞し、そのうち、伊那ビデオクラブの会員の作品が8作品を占めました。
このうち、優秀賞には、伊那市出身で池田町在住の河野恆(ひさし)さんの「冬の陽」が選ばれました。
河野さんは「春を待つ、冬の風景の光にスポットを当て制作した。光と影のつくる幻想的な風景を見てほしい」と話していました。
飯島会長は、「毎月例会などを開き、撮影や編集の技術を勉強して研鑚をつんできた結果。大変うれしい」と話していました。
伊那ビデオクラブでは、今年度、伊那市地域づくり活動支援金事業として、「伊那市の歌」と「伊那市の史跡」をクラブ員が共同で映像化する取り組みをしています。
飯島会長は「これまで研いた、個々の力を集結し、この2作品に全力で取り組みたい」と話していました。 -
伊那市美篶の試験田で12品種の米の苗が植えらる
上伊那地域での米の生育状態などのデータを採取するため、伊那市美篶の試験田で16日、12品種の苗が植えられました。
16日は、JA上伊那や上伊那農政事務所などでつくる伊那米総合試験地運営委員会の会員およそ20人が、コシヒカリなど12品種の苗を植えていきました。
試験地での田植えは、同じ条件の中、種類ごとの生育状態を調べようと、40年ほど前から毎年同じ時期に行われています。
今年は、上伊那での奨励品種を決める試験や、間隔をあけて苗を減らす低コスト化の為の試験、肥料の試験が行われます。
JA上伊那営農部の白鳥健一課長は「米についての的確な情報や技術を、この試験地から発信していきたい」と話していました。
16日植えられた苗は、9月中旬から10月初めに収穫されデータが採取される予定です。 -
利用促進へ夏休み子ども定期券
伊那市内で運行する路線バスやデマンドタクシー、循環タクシーは、夏休み中の小中学生を対象に、子ども定期券を販売します。
16日、市役所で開かれた、伊那市地域公共交通協議会の中で計画案が示され、承認されました。
子ども定期券の価格は、小学生が500円、中学生が1000円で、7月中旬から8月中旬までの夏休みの間、市内を走る路線バスやデマンドタクシー、循環タクシーが乗り放題となります。
市内を走る路線バスの運賃は、定額のものと、乗車距離により変わる2種類があり、どちらも子ども定期券で乗車する事ができます。
乗車距離により運賃が変わる高遠線の運賃は、高遠駅から伊那市駅までの片道が、小学生が260円、中学生が510円で、子ども定期券は、割安な料金設定となっています。
交通協議会では、子ども定期券の発行により、子ども達はもちろん、家族を含めた利用促進にもつなげたいとしています。
会議では、バス・タクシーの昨年度の輸送実績も報告されました。
新しく増えたバス路線を含めた13路線の昨年度の利用は、12万4千220人と前の年度と比較して、5千7百人あまり増加しています。
しかし、増えた路線を除いた12路線の実績は10万8千5人で前の年度と比べ1万476人減少しています。
路線別では、13路線のうち、9路線が、前の年度と比べ利用者が減少していて、1便あたりの乗車人数がもっとも減少したのは、市街地循環バス「イーナちゃんバス」の、マイナス2.1人。年間では、7千758人の減少となっています。 -
ファッションショー SWITCH
伊那市を中心に南信地域の洋服店や美容室などでつくる団体「SWITCH」はファッションショーを15日、伊那市の信州INAセミナーハウスで行いました。
ファッションショーは、南信地域の独自の流行を発信しようと去年から行われているものです。
一般市民がモデルを務め、ポーズを決めていました。
ファッションショーでは、美容室9店と洋服店3店が、それぞれ6つのチームをつくり、店で販売している洋服を使って独自のスタイルをつくりあげました。
60年代風のレトロなファッションや、80年代風のポップなファッションをテーマにしたものなど様々です。
会場には、ヘアアレンジ体験やネイル体験のコーナーも設置されました。
関係者は「すべての世代の人が、毎日楽しく過ごせるきっかけづくりをしていきたい」と話していました。
SWITCHでは、今回の売り上げの利益を全て、東日本大震災の被災地に義援金としておくるということです。