-
伊那市人権擁護委員委嘱状の伝達
伊那市は、人権擁護委員の委嘱式を、7日、市役所で行いました。
3人が新任、1人が再任されました。
7日は、市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長が、法務大臣からの委嘱状を伝達しました。
今回は、3人が新任、1人が再任されました。
また、長年にわたり委員を務めた3人に感謝状が渡されました。
白鳥市長は、「4人の皆さんを委嘱したが、人権擁護法に基づいて、地域の人権活動をお願いしたい」と挨拶しました。
人権擁護委員は4月1日付けで委嘱され、任期は3年となっています。 -
東春近安協が黄色の帽子プレゼント
伊那市の東春近交通安全協会は、東春近小学校の1年生全員に、黄色の帽子をプレゼントしました。
7日は、帽子の贈呈式が、東春近小学校で行われ、東春近安協の井上征博会長から、小松民敏校長に目録が手渡されました。
東春近交通安全協会では、去年から、東春近小学校の1年生に、黄色の帽子を贈っています。
6日の入学式の日に、帽子をプレゼントされました。
1年生は59人で、予備も含めて61個を贈りました。
井上会長は、「黄色い帽子をかぶっていると、新しい1年生だとわかり、地域の人が見守ってくれます。お兄さんやお姉さんの言うことを良く聞いて、気をつけて学校に通ってください」と挨拶しました。
小松校長は、「地域の皆さんに、子どもたちの安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。 -
大芝で小熊 山奥に放す
7日の昼頃、南箕輪村の大芝公園近くの山林で、小熊が目撃されました。小熊は捕獲され、山奥に放されました。
7日、大芝公園マレットゴルフ場北側の山林で、小熊を目撃したとの情報が南箕輪村役場に寄せられました。
村では、小熊が近くに潜んでいる可能性があるとして注意を呼び掛けていましたが、その後、伊那市地籍の大泉川で発見し捕獲しました。
捕まえた小熊は体長60センチほどで、山奥に放されました。 -
公衆衛生専門学校入学式
歯科衛生士を目指す学生が学ぶ長野県公衆衛生専門学校の入学式が7日行われました。
今年度は、上伊那地域をはじめ県内各地から17人が入学しました。
式で中村好昭校長は、「講義や実習に真剣に向かい合い、確かな知識と技術を習得してほしい」と式辞を述べました。
入学生を代表して、下諏訪町出身の味澤育恵さんは、「困難なことがあると思うが、目指す歯科衛生士になれるよう励まし合い、努力していきたい」と誓いの言葉を述べました。
入学生はこれから、3年間の過程で講習や実習に励みます。 -
保科正之大河ドラマ化署名活動
伊那市観光協会は7日、高遠城址公園で、江戸時代の高遠藩主・保科正之のNHK大河ドラマ化の実現に向けた署名活動を始めました。
署名活動は、公園内の2カ所で行われ、観光客に協力を求めました。
伊那市観光協会は毎年、高遠城址公園のさくら祭り会場で、署名活動を行っています。
去年は、祭り期間中におよそ1万2千人の署名がありました。
現在、43万人の署名が集まっていて、観光協会では50万人を目指して取り組んでいきたいとしています。
署名活動は22日まで行う予定で、今年は東日本大震災の募金の協力も呼び掛けるということです。 -
イワナの成魚放流
天竜川漁業協同組合は7日、伊那市高遠町と長谷の三峰川水系でイワナの成魚を放流しました。
この日は、天竜川漁業協同組合の役員が、体長20センチほどのイワナの成魚を三峰川水系の河川に放しました。
放流は毎年この時期に行われています。
今回は辰野町から駒ヶ根市までの天竜川水系と三峰川水系で、合計500キロのイワナを放すということです。
天竜川漁業協同組合では、「雨が降って水量が増えれば釣果が上がってくると思う」と話していました。 -
信越花便り~飯田市松尾毛賀くよとのシダレザクラ~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
7日は、飯田ケーブルテレビから飯田市松尾毛賀にあるくよとのシダレザクラの情報が届きました。
飯田市松尾毛賀の高台にある、くよとのシダレザクラです。
最近の晴天によりつぼみが徐々に開きはじめ、三分咲きとなっています。
推定樹齢は300年以上。幹の周囲は3・8メートル、高さは15メートルを誇る、飯田市でも有数のサクラの古木です。
東にむかって張り出した枝は堂々として、シダレザクラの典型的な形を保っています。
「くよと」は供養塔のことで、小笠原氏がこのあたりを統治していた時代、戦いによって命を落とした武士たちを供養するための塔があった事に由来すると伝えられています。
現在この供養塔は移転されており、ありませんが、旧遠州街道沿いだったことから、秋葉様や天神様の石碑が現在も残り、当時の往来の賑やかさを今に伝えています。
地元住民およそ130戸でつくる、毛賀くよとのシダレザクラ愛護会が、サクラと周辺の保全活動を行っています。
毛賀くよとのシダレザクラは現在、午後6時30分から午後8時45分までライトアップを行っています。
今週末から来週にかけ満開となり見頃を迎えそうです -
伊那市西箕輪から廃棄物が見つかる
伊那市西箕輪上戸(あがっと)地籍で住宅建築の造成工事中に、伊那市が昭和45年ごろ埋め立てた廃棄物が見つかりました。白鳥孝市長は、早急に処理を進めたいとの考えを7日示しました。
7日は、廃棄物が見つかったことに関する記者会見が伊那市役所で開かれました。
伊那市によると、先月、地主が、住宅を建設するための工事中、土の中から廃棄物が出てきたため、建築業者を通じ、市に連絡がありました。
建築業者から、市が廃棄したものではないかとの調査依頼があり、業務に関った職員に事情を確認したところ、昭和45年頃、現場は伊那市の不燃物の埋立地であった事が分かりました。
しかし、40年以上前の事業で、当時の文書を確認することはできなかったということです。
伊那市では、造成中の地籍の廃棄物を除去し、埋め戻しました。
市では、廃棄物は、およそ1000平方メートルの範囲、800トンほどが埋まっていると推定しています。
伊那市では、今後、現地での聞き取り調査や電磁波による調査などを行い、埋まっている廃棄物の量と、範囲を特定。地主などと協議し、処理方法を検討し、早急に対処していきたいとしています。 -
伊那市から見舞金は2200万円
伊那市は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に寄付する見舞金の額を2200万円とする考えを、7日開かれた伊那市議会全員協議会に示しました。
7日は、伊那市役所で、伊那市議会全員協議会が開かれ、見舞い金の額を2200万円とする考えが示されました。
アメリカ在住の、伊那市ふるさと大使・大根田勝美さんから、伊那市を通して被災地に寄付したいと寄せられた800万円が含まれています。
市民一人あたりの負担に換算すると、およそ200円となります。
この見舞金の予算は、専決処分されます。 -
郵便局が桜フレーム切手を市に寄贈
伊那市内13の郵便局でつくる上伊那東部会は、高遠城址公園の桜を10枚セットにしたフレーム切手を1日伊那市に寄贈しました。
市内3つの局長が、代表して1日市役所を訪れ、80円の10枚セット、50円の10枚セット2種類を寄贈しました。
フレームは、1日から市内13局で販売が始まっています。
80円のフレームは、1200円、50円は、900円です。
フレームを受け取った白鳥孝市長は、「2月・3月の市からの郵便物に利用したら効果がある。庁舎内の目立つところに飾りたい」と喜んでいました。
この切手は、高遠城址公園でも販売される予定です。 -
毛布65枚を宮城県へ
南箕輪村は村民から寄せられた東日本大震災の救援物資、毛布65枚を、村に一時避難していた若見さん家族を通じて5日宮城県へ送りました。
この日、職員が、段ボール箱に詰められた毛布を、運送業者のトラックへ詰め込む作業を行いました。
村では、被災地での新たな受け入れが困難な事から、これらの毛布を役場で保管していました。
しかし、先月21日まで大芝荘で一時避難していた宮城県大崎市の若見朝子さんに問い合わせたところ、避難所以外の自宅などで毛布を必要としている人がいるという事で、若見さんを通して被災者に配布される事になりました。
毛布は若見さんと、若見さんの知人が手分けして被災者の元へ届けるという事です。 -
伊那北高校 入学式
伊那北高校の入学式が6日に行われ、283人が新たな生活をスタートさせました。
新入生は、吹奏楽部の演奏に合わせて会場へ入場しました。
今年は、普通科に242人、理数科に41人が入学しました。
松山敏彦校長は、「社会や人の役にたつ事を喜びとする志を持ってほしい。真実を見極める確かな学力と知性を磨いてください」と式辞を述べました。
新入生を代表して白井貴浩君が宣誓しました。
新入生は、明日課題テストを受け、8日から通常授業が始まる事になっています。 -
花粉飛散量 昨シーズンの1.6倍
長野県の3月末時点での花粉の飛散量の実測値は、去年の1.6倍で、飛散は、5月上旬まで続くものと見られています。
ウェザーニューズが、3月末時点での観測データ結果と今後の予測を6日発表しました。
ウエザーニューズによりますと、花粉観測機による、長野県の花粉シーズン開始日から3月末までの総飛散数は、昨シーズンの1.6倍になっていますが、花粉シーズン終了日までの総飛散数は、3倍以上を見込んでいます。
花粉症の症状が非常に辛い、または、辛いと感じる人は、昨シーズンの9.3パーセントに対し、今シーズンは、17.3パーセントと2倍近くにのぼっています。
3月中旬にスギ花粉の飛散はピークを迎え、今後はヒノキが多くなり、4月中旬にピークを迎えそうです。
花粉シーズンの終了は、5月7日頃と予想しています。 -
長野県議会議員選挙期日前投票 中間発表
長野県は、10日に投開票が行われる長野県議会議員選挙、期日前投票の5日までの中間投票者数を発表しました。
発表によりますと、伊那市は、告示前日の先月31日現在で有権者数は5万6,637人。このうち、昨日までに期日前投票を済ませた人の数は1,802人で、有権者数に対する割合は、前回選挙の同じ時期と比べ約1.3ポイント高い3.18%となっています。
箕輪町は有権者数2万81人で期日前投票は532人。割合は、前回の同じ時期とほぼ同じ2.65%。
南箕輪村は、有権者数1万1,185人で期日前投票は166人。割合は、前回の同じ時期と比べ約0.6ポイント低い1.48%となっています。
上伊那郡区全体では、有権者数6万8,526人で、期日前投票は1,866人、割合は前回の同じ時期と比べ0.07ポイントマイナスでほぼ同じの2.72%となっています。 -
高遠城址公園の桜 開花は9日、満開14日
日本気象協会は、伊那市の高遠城址公園の桜の開花予想は、4月9日、満開は、14日と6日発表しました。
今年第7回目の発表で、開花予想日の4月9日は、去年より4日遅く、平年より2日早い予想です。
満開は、14日で去年より3日遅く、平年より3日早い予想です。
6日の伊那地域は今年最高となる20.3度まで気温が上昇しました。
高遠城址公園の南側ゲートの桜はこの日の陽気でつぼみがふくらみはじめていました。
気象協会では、「3月は、平年より気温が低かったが、この先は春らしい暖かさとなり、南部の桜は、今週末までに開花する」と予想しています。 -
「眠りからさめた郷土のお宝」
地域の人たちが自宅や蔵などに保存していた歴史資料を集めた「眠りからさめた郷土のお宝」が伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。
この展示は、個人が所有していた歴史資料を多くの人に見てもらおうと高遠町歴史博物館などが開いているものです。
会場には屏風や掛け軸、額装など地域の人たちが持ち寄った歴史資料52点が並んでいます。
歴史博物館学芸員の大澤佳寿子さんは地域の歴史を知るうえでも貴重な品が集まったと話します。
高遠町歴史博物館の展示「眠りからさめた郷土のお宝」は6月26日まで開かれていて、入場料は
一般400円、小中学生200円となっています。 -
17人が地域交通安全活動推進委員に
伊那警察署管内で交通安全推進などの活動を行う、地域交通安全活動推進委員に17人が委嘱されました。
6日は、伊那警察署で委嘱式が行われ、関原敬泰署長から委嘱状が手渡されました。
地域交通安全活動推進委員制度は、平成3年から全国ではじまり20年目となります。
車の駐車違反や交通安全など行政だけでなく、住民のモラルを高め、地域ぐるみで取り組んでもらおうと制度が設けられました。
主な活動として事故防止についての交通安全教育や啓発などがあり無報酬で行います。
関原署長は、「管内では死亡を含め交通事故が増加傾向にある。交通環境は厳しい状況だが、改善できるよう、力をおかりしたい。」とあいさつしました。
地域交通安全活動推進委員の任期は2年となっています。 -
園児がこいのぼりに歓声
南箕輪村西部保育園では6日、園児らが、こいのぼりをあげました。
6日は全園児が見守るなか年長園児が協力して、こいのぼりをあげました。
西部保育園では、こいのぼりを大切にしていて、痛まないよう毎日夕方にはおろすほか、雨の日は園舎にもどすということです。
こいのぼりが高くあがると園児らは手をたたいて喜んでいました。
こいのぼりがあがった園庭で、園児らは元気よく身体を動かしていました。
こいのぼりは5月いっぱいは、あげておくということです。 -
昨年度1月現在で不法投棄が393件
平成22年度に上伊那で不法投棄が発見された件数は1月現在で393件に上ることがわかりました。
6日は伊那合同庁舎で、研修会が開かれ今年度委嘱された不法投棄監視連絡員と市町村関係者など、およそ20人が出席しました。
連絡員は不法投棄の早期発見を図ろうと県が一般から委嘱したもので今年度は、県全体で100人、上伊那では11人となっています。
研修会では県から不法投棄の現状などについて説明がありました。
それによりますと、平成22年度の発見件数は月末現在で393件に上っています。
平成21年度は501件。
平成20年度は524件でした。
また昨年度、発見された場所は道路が最も多く、138件、次いで山林が137件となっています。
昨年度1月までの不法投棄のうち一般ごみが390件で産業廃棄物が3件、また不法投棄者が判明したのは、16件でした。
県では連絡員の協力を得て、不法投棄の減少と未然防止に努めたいとしています。 -
写真展「雪中の桜」5月9日まで
伊那市美篶の写真愛好家宮下正明さんの写真展「雪中の桜」が1日から、高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。
会場には、去年高遠城址公園で撮影した桜や、高遠町勝間の薬師堂の枝垂れ桜などの作品18点が並んでいます。
作品のほとんどは、去年4月17日に降った雪で、満開の桜が雪化粧した際に撮影されました。
宮下さんは「季節はずれの雪で貴重な写真。多くの人にみてもらい、地元の桜の良さを再発見してもらいたい」と話していました。
写真展「雪中の桜」は5月9日月曜日まで、伊那市高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。 -
辰野町で不審電話
4日の午後4時頃、辰野町の一般家庭に東日本大震災に乗じて貴金属を騙しとろうとする不審電話があり伊那警察署では、注意を呼び掛けています。
伊那署によりますと4日の午後4時頃辰野町の一般家庭に「被災地支援の関係で貴金属を寄付してくださるかたを募集している。これは警察からも認定を受けている活動です」などという内容の電話があったということです。
全国でも震災に乗じて金品をだましとる事案が発生していることから伊那署では、注意を呼び掛けています。 -
クロスカフェオープン
伊那市の伊那中央病院内のレストランが5日、リニューアルオープンしました。
中央病院1階にリニューアルオープンしたのはクロスカフェ伊那店です。
契約期間の満了に伴いリニューアルされ、公募により県内の病院でレストランなどを展開している株式会社創備が選ばれました。
5日は、オープニングセレモニーが行われテープカットなどをして祝いました。
伊那中央行政組合の白鳥孝組合長は「患者がくつろげて明るい笑顔をもらって元気に帰れるレストランになればうれしい」と挨拶しました。
これまで日曜日と平日の午後は利用出来ませんでしたが、レストランは年末年始の3日間を除いて年中無休となりました。
営業時間は、午前7時30分から午後7時までとなっています。
レストラン利用者の8割が女性ということで女性を意識した健康的なメニューを取り揃え病院レストランのイメージを一新したということです。 -
地域医療の充実などを要望
伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合の白鳥孝組合長らは今日、阿部守一長野県知事に対し上伊那地域の医療体制の充実とドクターヘリの配備について要望しました
上伊那地域の医療体制の充実については、特に医師の確保が課題とし、地域格差を解消するとともに上伊那地域へ優先して医師を配置してほしいと要望しました。
また、2機目のドクターヘリが松本市の信大病院に配備が決まったことを受け南信地域に生活する県民の不安は増しているとして、
3機目のドクターヘリの配備について引き続き計画を持って進めること、上伊那地域でのヘリの運航について格別な配慮することを求めています。
要望に同行した職員によると阿部知事はドクターヘリについて「2機目の運用状況を見たうえで今後の課題として検討していく」と話していたということです。 -
就労支援対策会議 設置
伊那市は、東日本大震災による市内への避難者の雇用を確保するための就労支援対策会議を5日、設置しました。
これは、今後受け入れ者が増えることや避難の長期化が予想されることから避難者の雇用を確保しようと設置されたものです。
設置した就労支援対策会議は、市の呼びかけにより長野県経営者協会上伊那支部や伊那商工会議所、JA、緊急求職者サポートセンターなど9つの機関で構成されています。
5日は、参加機関からの現状報告や今後の展開について意見を交わしました。
白鳥孝伊那市長は「景気が低迷する中で就労の場を確保するのは難しいが一人でも多くの人に働ける場を提供したい」と話しました。
伊那市では、市営住宅や民間住宅などを提供し、昨日現在、5戸20人を受け入れています。
5日の会議では、避難してきた人に就職の意思があるかなどを把握することや、働くための通勤手段を考えることが必要といった意見が出されました。
今後は国や県の動きをみながら、避難者の雇用が可能な事業所の掘り起こしや、農業・林業における就労の可能性の検討などについて関係機関と連携をとりながら進めていく予定です。 -
入学式シーズン 高遠小学校で入学式
入学式シーズンを迎え、上伊那の小学校で5日、入学式が行われました。
ICT放送エリア内では、高遠小学校と高遠北小学校の2校で入学式が行われました。
このうち、高遠小学校では男子21人、女子13人の合わせて34人が、保護者に手を引かれながら校門をくぐりました。
入学式では新1年生が、緊張した面持ちで体育館に入場しました。
式で高遠小学校の小池眞利子校長は「出合った人には挨拶をし、交通事故のないよう安全に気をつけて明日からも登校してください」と呼びかけました。
児童を代表して池上瑛世君は「高遠小学校は仲良しな学校。分からないこと、困ったことがあったら何でも聞いて下さい」と新入生を歓迎しました。
この後新1年生は、教室に戻り担任の挨拶や、明日からの学校生活についての話を聞きました。
担任の伊藤ひろみ教諭は「友達の名前を早く覚えて仲良く元気に過ごしましょう」と話すと、1人ひとりの名前を呼び、握手をしていきました。
上伊那の小学校の入学式は、6日がピークとなっています。 -
南箕輪村マレットゴルフ同好会 今シーズンの初打ち
南箕輪村マレットゴルフ同好会の今シーズンの初打ちが5日、大芝高原マレットゴルフ場で行われました。
5日は、参加した会員およそ70人が今シーズンの初打ちを楽しみました。
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、村内の60代から90代の会員110人で活動しています。
シーズン中は、週2回例会を開き、会員同士の交流を深めています。
朝の冷え込みの影響で、コース上には所々に霜が降りていて、ボールの軌道が変わるなど参加者は苦戦していましたが、久しぶりの仲間とのプレーに笑顔でコースをまわっていました。
同好会の城取卓会長は「会員全員で今シーズンも元気にプレーしていきたい」と話していました。 -
日本一の桜の里づくり計画策定
伊那市は、市の花である桜の管理や保護育成の目標となる「日本一の桜の里づくり」計画を策定しました。
市では、合併した平成18年から、旧高遠町の進めてきた桜からのまちづくりを継承し、「日本一の桜の里づくり」計画の検討を進めてきました。
市内には、1万2千本を超える桜の木が確認されていますが、管理の行きとどかない桜も多く点在しているという事です。
計画では、「桜を愛し、育み、親しむ桜の里」を将来像に掲げ、今後10年間の取り組みをまとめています。
具体的には、●桜の植栽や管理、看板やベンチ整備などの経費を支援、●地域の桜を管理する、地域桜守の育成、●高遠城址公園を核とし、春日公園や伊那公園への誘客を促す取り組みを進める等です
伊那市では、「地域を巻き込み、いつまでも多くの人に親しまれるような、桜の里を目指したい」と話していました。 -
西箕輪保育園 新園舎で保育園生活スタート
保育園の統廃合により新しくできた伊那市の西箕輪保育園が4日に開園し、園児173人が保育園生活をスタートさせました。
この日は開園式が行われ、関係者や園児、保護者が西箕輪保育園の開園を祝いました。
白鳥孝市長は「高い天井の下で育つ子どもは心身ともに大きくなると言われている。新しい保育園で、西箕輪、伊那市、日本にとって大切な人材に育っていってほしい」と挨拶しました。
また、開園式の後には入園式が行われ、年少児と未満児およそ90人が、保護者に手を引かれて入場しました。
園児数は、0歳児から5歳児まで合わせて173人となり、伊那市で3番目に人数の多い保育園となりました。
下平緑園長は「新しい保育園で楽しい遊びやおいしい給食が待っています。元気よく保育園に来て下さい」と園児に呼びかけていました。
式が終わると、園児や保護者がそれぞれの教室や園庭などを見学していました。
ある保護者は「新しい園舎で施設も環境も良い。健康に大きく育ってもらいたい」と話していました。
西箕輪保育園は5日から通常の保育が始まり、新入園児は15日頃まで半日保育となっています。 -
信越花便り~天龍村の桜開花~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
4日は、飯田ケーブルテレビから下伊那郡天龍村の桜の情報が届きました。
県内で一番先に咲くと言われる下伊那郡天龍村の桜が開花しました。
中部電力平岡発電所の桜並木は、去年より12日遅い3月31日に開花しました。
昭和27年に変電所の完成を記念して植えられた桜で、150メートルの道の両側に120本のソメイヨシノと10本のオオヤマザクラがあります。
見頃は、今週末です。
毎年提灯によるライトアップを行なっていますが、今年は震災の影響で自粛されます。 -
上伊那青年後見センター発足
伊那市社会福祉協議会は、上伊那8市町村の委託を受け運営する、上伊那成年後見センターを4日、発足させました。
4日は、関係者20人程が出席し、伊那市福祉まちづくりセンターで発足式が行われました。
成年後見制度は、認知症や知的障害などの理由で判断能力が不十分な人達の財産管理や福祉サービスの契約等を、家庭裁判所が選任した後見人などが行い、保護、支援する制度です。
式の中で伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は、「弱者の手当てを十二分にし、運営を行い、利用しやすい体制を作っていきたい」と挨拶しました。
センターは、伊那市社会福祉協議会内に設置され、社会福祉士の資格を持つ職員など3人体制で運営されます。
業務として、身よりのない人の後見人業務を法人として行う他、成年後見の申し立て支援や相談、広報・啓発等を行います。
長野県内で親族以外が成年後見人をする割合は、平成20年度が23.7%でしたが、翌21年度は32.7%と10ポイント余り増加しているという事です。