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公務員倫理研修会
伊那市は、9月発覚した職員の公文書偽造事件をうけ不祥事の再発防止を図ろうと公務員倫理研修会を7日、伊那市役所で開きました。
研修会は、伊那市の全職員およそ500人を対象に2回に分けて開かれるもので、7日はおよそ250人が参加しました。
研修会は、9月に職員による公文書偽造が明らかになったことを受け、不祥事の再発防止と公務員倫理の徹底を図ろうと開かれたものです。
伊那市の顧問弁護士長谷川洋二弁護士が講師を務め「地方公務員が順守すべき倫理」と題し、話をしました。
長谷川弁護士は「公務員の給料は民間企業と違い税金で賄われている。公務員は全体の奉仕者でなければならない」と話しました。
他に「一職員の不正は、全体の不正とみなされる。職員としてのプライドと自覚が必要」などと話しました。
白鳥孝伊那市長は「2度と不祥事が起きないよう、仕事に対しどのような姿勢で接していくべきか再確認してほしい」と呼びかけていました。 -
消火・通報コンクール
伊那防火管理協会に加入している企業などが参加する消火通報コンクールが7日伊那市内で行なわれました。
競技は、消火器操法と屋内消火栓操法で行なわれ、消火器操法には、8社から10チームが参加しました。
中央区自主防災会は初めてオープン参加しました。
火災を確認し消防署へ通報する役割の人と、主に消火を担当する人の2人ひと組で競技は行なわれ、消火や通報の速さ、正確さを競います。
今日は、風が強く、参加者たちは苦労しながら消火器で火を消していました。
審査の結果、中部電力株式会社伊那営業所が優勝しました。 -
芸大准教授が小学生を指導
7月22日に開催される第25回伊澤修二記念音楽祭に参加する伊那市内の小学生が7日、東京芸術大学准教授から指導を受けました。
音楽祭に参加する市内の小学校3校のうち、伊那東小学校では2年生104人が指導を受けました。
音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代学長を務めていたことが縁で毎年開かれています。
伊那東小の音楽祭への参加は、去年に続き2回目です。
7日は、東京芸術大学音楽学部の山下薫子准教授が指導にあたりました。
山下さんは「大きな声で叫ぶのではなく、心の中で思いを伝えてください」「最近うれしかったことを思い出して気持ちを込めてみましょう」などと、部分ごとにアドバイスを送っていました。
第25回伊澤修二記念音楽祭は22日土曜日に高遠町文化体育館で開かれ、伊那東小は、第一部に参加します。 -
箕輪進修高校定時制III部 「進修祭」で太鼓の演奏を披露
箕輪町の箕輪進修高校定時制III部の生徒は、10月14日から開かれる文化祭「進修祭」で太鼓の演奏を披露します。
6日夜は、箕輪町文化センターで2回目の練習が行われました。
箕輪進修高校の定時制III部は、地元のみのわ太鼓保存会の協力を得て、毎年進修祭で太鼓を演奏しています。
指導するのは、みのわ太鼓保存会の三澤興宣代表です。
6日夜は、1年生から4年生までのおよそ40人が、進修祭で演奏する予定の3曲を練習しました。
三澤さんは「太鼓には強と弱、長と短しかない。この4つをいかに表現するかが大切。太鼓はチームプレーなので息を揃えて1つの音を出すように」などとアドバイスしていました。
進修祭では、14日と16日の2回演奏を行うということです。 -
個性光る第一美術展
第一美術展長野県支部の伊那会場の展示会が7日から伊那市西町の県伊那文化会館で始まりました。
ステンレスを手加工した「夢のオーケストラ」。
伊那市の小坂洋一さん69歳の作品で、5月に東京で開かれた本展で新人賞を受賞しました。
100号の油絵で、ひまわりとアルパの響きあいを表現した「共鳴」。
伊那市の保科恭治さん78歳の作品で、長野支部展で伊那市長賞を受賞しました。
会場には、絵画、彫刻・工芸あわせて65作品が並びます。
第一美術展は、昭和4年に東京芸大OBらによって発会し、全国540人の会員らで構成しています。長野県支部は、70人で、そのうち上伊那は、伊那市を中心に20人です。
長野県支部の春日良治副支部長は、「権威主義を排除し、民主的で開かれた運営を目指している
美術公募団体。震災を受け、元気・復興の意味もあり、力作が多い」と多くの来場をよびかけています。
この作品展は、12日水曜日まで伊那文化会館で開かれています。 -
市役所 使用電力36.6%削減
伊那市が7月から9月にかけて実施した、市役所での節電対策の結果がまとまりました。
使用電力量は昨年度と比べ、36.6%の削減率となっています。
伊那市では、この夏、7月から9月までの、市役所の使用電力の総量を前の年の同じ時期と比べ15パーセント削減等を目標に節電に取り組んできました。
取り組みの結果、使用電力量は、昨年度が、およそ27万キロワットアワーだったのに対し今年度は、およそ17万キロワットアワーでした。
削減量はおよそ9万9千キロワットアワー、率にして、36.6%、金額で、およそ115万円の削減となっています。
また、節電に伴い、冷房に使用する重油の使用量は、前の年と比べ91.4%削減し、電気と重油合わせて、前の年と比べ、3か月でおよそ253万円の削減となっています。
伊那市ではこれから冬を迎え使用電力量が増加することから、さらに継続し節電に取り組んでいくとしています。 -
詩吟楠洲流聖楠会40周年記念大会
詩吟楠洲流聖楠会の創立40周年記念大会が2日、伊那市のいなっせで開かれました。
楠洲流聖楠会は辰野町から駒ヶ根市までの5つの吟詠会で組織され、およそ500人の会員がいます。
創立40周年の記念大会では、それぞれの吟詠会が詩吟の大会としては珍しい書道吟などを発表しました。
会員は、吟じられている詩を大きな紙に書いていました。
また、茶道吟も披露されました。
ステージにお茶席が用意され、茶の湯のことなどを詠んだ和歌などが吟じられる中で、お点前が披露されました。
楠洲流聖楠会の北原荘洲会長は、「40周年を迎え、もう一度初心に帰り、5つの吟詠会がそれぞれ地域の特色を生かしながら活動していきたい」と話していました。 -
すこやかライフへ 健康まつり
健康に対する意識を高めようと伊那市などが、恒例の健康まつりを伊那市保健センターで2日行いました。
「あなたの未来をかえる すこやかライフ」をテーマに、保健、医療、福祉の関係団体が検診や体験のコーナーを設けました。
運動エリアでは、健康維持のお手伝いとして、体操が紹介されました。
板のような細長い形のバランススティックを使った体操では、訪れた人たちが、スティックの上に立ってバランスを保ちながら踊る、歩く、ジャンプするなどの体操に挑戦していました。
細菌などを学ぶエリアでは、正しく手洗いができているか確認するため、実際に手を洗い、手にライトを当てて汚れを確認していました。
また、ヨーグルトなどの細菌を顕微鏡で観察していました。
会場を訪れた人たちは、それぞれのエリアを回り、健康について考えていました。 -
高遠書道会 作品展
高遠書道会による、作品展が伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
作品展には、掛け軸や、額装のほかタペストリーなど16点が出品されています。
作品は会員が自分で作った短歌のほか古今和歌集などが草書や楷書で書かれています。
高遠書道会は、伊那市の書家、池上信子さんが指導にあたっていて、池上さんの作品も展示されています。
高遠書道会はおよそ30年の歴史があり、現在、高遠町の主婦を中心に13人が指導を受けています。
これまで地域の文化祭に出品したことはありましたが、より多くの人に作品を見てもらおうと、今回初めて作品展を開きました。
高遠書道会では、「会員の力作を出品しました。それぞれの個性を感じてもらいたいです。」と話しています。
この作品展は高遠さくらホテルで30日まで開かれています。 -
南箕輪村でビジネスマナー講習会
南箕輪村で5日、ビジネスマナー講習会が開かれ、参加者が社内で必要とされるコミュニケーションについて学びました。
およそ50人の参加者が6人のグループに分かれ、社内で必要とされるコミュニケーションについてゲームを通して学びました。
ゲームは5人の部下役に、黄色や緑、青など色のついたカードが配られ、上司役のメンバーから指示された通り長方形や正方形などの図形を作るものです。
ゲーム中の会話は隣の人とメモのみで行う、上司は部下の一人としかメモを交換できないなど、コミュニケーションに制約が加えられています。
部下役のメンバーは、図形を作るのに必要なカードを、メモを交換しながら集めて図形を完成させていました。
この講習会は、南箕輪村と村商工会が年に2回行っているもので、この日は、財団法人長野経済研究所の小賀坂知実さんが講師を努めました。
ゲームを終えて部下役のメンバーは、「自分への指示がうまく伝わってこなかった」と話し、上司役のメンバーは「場面ごと必要な指示が変わってくるので、必要な指示を順を追って出すべきだった」と話していました。
このゲームでは、コミュニケーションや相手の立場になって考える事の大切さに気付くことができるという事です。
小賀坂さんは、「今日学んだ事を社内で活かしてほしい」と話していました。 -
伊那中央病院で助産師外来始まる
伊那市の伊那中央病院で、妊婦健診を助産師が担当する助産師外来が6日、始まりました。
助産師外来は、妊婦が安心して楽しく妊娠、出産、育児が出来るように、助産師が健診と保健指導を行うものです。
初日は、妊婦一人が健診を受けていました。
助産師外来開設の目的は、妊婦への適切な定期健診と保健指導の実施、外来から入院・出産への継続看護の実践、助産師のスキルアップ、医師の業務軽減です。
近隣では信州大学医学部付属病院や諏訪赤十字病院、飯田市立病院などですでに行われています。
受診の対象は、妊娠34週から36週で妊娠経過に異常がなく医師が許可した妊婦で、全員が1回受診します。
担当する助産師は経験4年目以上の6人で、超音波検査や保健指導、妊娠・出産についての確認や相談などを行います。
予約制で1日6人の健診を行う計画ですが、当面は1日2人程度ということです。
健診を受けた伊那市の32歳の女性は、「話ができる機会があるのはうれしい。不安なことが聞けてよかった」と話していました。
伊那中央病院では、来年度には担当助産師の数を増やして対応していきたいとしています。 -
上伊那への工科短大設置を知事に要望
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長などは、長野県工科短大の上伊那地域への設置を求める要望書を、阿部守一県知事に提出しました。
6日は、白鳥孝連合長や、長野県経営者協会上伊那支部長の勝山修一ルビコン社長、伊那商工会議所の向山公人会頭ら、上伊那の経済団体など7団体の代表が出席し、阿部知事に、工科短大の上伊那への設置を要望しました。
白鳥連合長らは、今年6月にも、製造業が盛んな上伊那に工科短大を設置するよう知事に対し要望書を提出しています。
県の工科短大は上田市に1校あります。
9月には、県職業能力開発審議会が、県に対し、「工科短大の卒業生の就職先や出身地が東北信に偏っている。南信地域への配置を含め、喫緊の課題としてあり方を検討する必要がある」と答申しています。
また、答申に係るパブリックコメントでも、提出のあった15件うち、南信地域への設置を求める意見は11件、そのうち上伊那地域への設置を求める意見は7件となっています。
白鳥連合長は、「上伊那は、地域、経済界の協力体制が整っている。人材育成は時間もかかり、早期に事業に着手するようお願いしたい」と要望しました。
阿部知事は、「予算の厳しい中で検討しなければならない。できるだけ多くの皆さんに良かれと思うことを進めたい。上伊那地域のまとまった動きと思いを、しっかり胸に置き考えていく」とこたえていました。 -
「南箕輪村介護保険事業所連絡会」発足
南箕輪村内にある、高齢者や障害者の介護施設で組織する、介護保険事業所連絡会が発足しました。
3日は、役場で初回の連絡会が開かれ、村内の介護施設や介護用品を販売する10の事業所の関係者が出席しました。
南箕輪村の介護事業所の登録は、平成21年度は5事業所でしたが、今年度までに11事業所と増える中で、横の連携が必要だとして、今回会が発足しました。
会の会長には、南箕輪村社会福祉協議会の吉沢光雄事務局長が選ばれました。
吉沢会長は「情報交換と信頼関係を築く場とし、事業者同士、協力して、村の福祉サービス向上につなげていきたい」と挨拶しました。
今後の会のあり方については、年4回程度、それぞれの事業所が抱える問題を共通の課題として勉強会や研修会などを開いていくことが確認されました。
また、出席者からは、「一般の人たちにも、福祉や介護に対し理解を深めてもらう為の、福祉まつりを開催してはどうか」や、「災害発生時には、福祉避難所となる施設もある。福祉避難所として何を備蓄しておくべきか、考える必要がある」などの意見も出されていました。 -
青島老人クラブ交通事故対策の勉強会
伊那市美篶の青島老人クラブは、青島地区の住民を対象にした交通事故対策の勉強会を4日、青島交流センターで開きました。
会場には、住民およそ30人が集まりました。
この勉強会は、伊那署管内での交通死亡事故が多発していることをうけ、住民の交通安全への意識を高めようと青島老人クラブが行ったものです。
美篶駐在所の宮下義史主任が講師を務め、事故の傾向や運転する時の注意点などを話しました。
宮下さんは「シートベルトをしないと、時速40キロでぶつかっても車外に投げ出されてしまう。最後に命を守るのはシートベルトなのでしっかり着用してください」と話しました。
他に「高齢者の事故の多くは、自宅から1キロメートル以内の身近なところで起きている。少しの運転でも油断しないよう注意して下さい」と話していました。 -
富県に伝わる民話、保育士が手作り紙芝居で伝承
伊那市の富県保育園で、保育士が大型紙芝居を手作りし、子供達に地域に伝わる民話を伝えていこうという取り組みが行われています。
4日夜、保育士11人が集まり、1回目の作業が行われました。
紙芝居の作り方を指導したのは、長谷で切り絵紙芝居による民話の伝承を行っている「糸ぐるま」の久保田文子さんです。
富県保育園では、地域に伝わる民話を、手作りの紙芝居で子供達に伝えたいと保育士から提案があり、糸ぐるまの久保田さんに協力を依頼しました。
紙芝居の題材は、富県の東光寺に伝わる民話「真菰が池のおしどり」です。つがいのおしどりを弓矢で射ぬき殺してしまった桜井重久という武士の話を通して命の大切さを伝える民話です。
切り絵は、最初に黒い紙を切り抜き全体の輪郭を作ります。
作業開始から2時間ほどかけてようやく1枚が完成しました。
切りぬき作業が終われば、次は、色のついた紙をあてる色づけ作業があります。
富県保育園では今後、定期的に作業の時間をもうけ全部で12枚の紙芝居を完成させ、12月には、園児に披露したいという事です。 -
臓器移植に理解を
臓器移植への理解を深めてもらおうと2日、伊那市で街頭キャンペーンが行われました。
街頭キャンペーンは臓器移植普及推進月間に合わせて、長野県肝臓病患者連絡協議会などが行ったものです。
伊那市の大型店前では協議会の会員などおよそ10人が啓発パンフレットを買い物客に配っていました。
臓器移植は病気や事故によって臓器が機能しなくなった人に、脳死状態の人の臓器を移植するものです。
肝臓病患者連絡協議会によりますと、日本で臓器の移植希望登録をしている人はおよそ1万3千人いますが、提供者が少なく多くの人が移植を待ちながら亡くなっているのが現状だということです。
協議会では「住民に臓器移植を定着させ提供者の拡大につなげたい。」と話していました。 -
伊那ライオンズクラブが奉仕活動
伊那ライオンズクラブは2日奉仕活動の一環で伊那市のアクセス道路の清掃活動を行いました。
アクセス道路の清掃は、奉仕活動の一環として行われたもので、メンバーおよそ50人が参加しました。
参加者は、ゴミを拾い集めたり、歩道に広がった砂をはくなどしていました。
伊那ライオンズクラブは「地域に根ざすライオンズ」をモットーに地域貢献活動に取り組んでいるほか、フィリピンの貧しい子どもたちへの支援なども行っています。
クラブでは、地域で必要とされるライオンズでありたいとして、地域に根ざした活動を実践し継続していくとしています。 -
上農吹奏楽部が定演で応援歌復活
上伊那農業高校吹奏楽部の定期演奏会が1日、伊那文化会館で開かれ、演奏会に向けて復活させた応援歌などを披露しました。
上農高校の応援歌は、かつて運動部の激励として歌われていました。
しかしいつの頃からか歌われなくなっていたものを、吹奏楽部が今回の演奏会で復活させました。
部員らは、応援歌らしいテンポの良いリズムを力強く演奏していました。
上農高校には昭和初期、生徒が住みこみで農業学習を行うための寮があり、演奏会では、そこで歌われていた寮歌も披露されました。
演奏会では16曲が披露され、息のあった音色が会場に響きわたっていました。 -
使用電力量21.4%削減
伊那合同庁舎が6月から9月にかけて実施した節電対策の実施結果がまとまりました。
使用電力量は昨年度と比べ、21.4%の削減率となっています。
節電対策の実施結果は6月20日から9月30日までをまとめたものです。
それによりますと昨年度のこの間の使用電力量はおよそ18万kWhだったのに対し今年度は、およそ14万2千kWhでした。
削減量はおよそ3万8千kWh、率にして、21.4%、金額で、およそ43万円の削減となっています。
伊那合同庁舎ではこれから冬を迎え使用電力量が増加するため、エレベーターの一部停止や室内の消灯など節電対策を継続していくことにしています。 -
水質事故の対策訓練
油の流入など天竜川水系で起こった水質事故の対策訓練が5日、駒ヶ根市の田沢川で行われました。
訓練は川で発生した水質事故に対しその対策を学ぼうと、天竜川水系水質保全連絡協議会上流部会が行ったものです。
訓練には、天竜川上流河川事務所のほか、諏訪から下伊那にかけての天竜川流域の自治体、消防などからおよそ80人が参加しました。
5日は工場などから油が川に流れこんだとの想定でオイルフェンスを川に張る訓練が行われました。
参加者は両岸に分かれ、ロープを使ってオイルフェンスを張っていました。
フェンスは川に対して斜めに張ることで油が岸の近くに集まり、人が川に入らなくてもオイルマットなどを使い処理できることなどが説明されていました。
昨年度、天竜川水系では11件の水質事故が発生したということで参加者は、真剣な表情で訓練に取り組んでいました。
事故が発生した場合、下流への被害を最小限にとどめるためには、自治体を超えた迅速な情報伝達と対応が必要ということで、天竜川水系水質保全連絡協議会では、このような訓練を通して万一に備えたいと話していました。 -
MAながた会発足10周年記念展
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯で絵画や書の作品展をしている「MAながた会」の発足10周年記念展が1日から、箕輪町文化センターで始まりました。
MAながた会は2001年に発足し、現在、箕輪町に暮らす9人と2つのサークルが所属しています。
会員はそれぞれ油彩、水彩、日本画、染色、書に取り組んでいて、ながたの湯ロビーで1か月交代で個展形式の展示をしています。
年1回はチャリティー展を開き、収益を町社会福祉協議会に寄付しています。
今回の10周年記念展では、会員が1人1点出品し、元会員の遺作も含め16点が展示されています。
ながたの湯では展示できない大作や、中央の展示会で入賞した作品など、それぞれ思い入れのある1点を展示したということです。
MAながた会発足10周年記念展は8日まで、箕輪町文化センターで開かれています。 -
南箕輪わくわくクラブ創立10周年記念イベント
今年創立10周年を迎えた南箕輪村のNPO法人南箕輪わくわくクラブが2日、記念イベントを行いました。
村内11会場でスポーツや文化教室のイベントが行われました。
南箕輪わくわくクラブは、スポーツや文化の教室を開いているほか、一般のサークルも登録して活動しています。
10周年を記念し、会員の交流を図ろうとスポーツなどの体験やゲームが行われました。
村民体育館では、バドミントンやフェンシング、フライングディスクなどの種目があり、会員らが競技を体験したり、ゲームに参加していました。
また、元中日ドラゴンズの打撃コーチ兼内野手で、現在野球解説者を務める立浪和義さんの講演会も開かれました。
立浪さんは、PL学園に入学し厳しい僚生活を通して耐えること、我慢を学んだと話しました。
立浪さんは、会場の子どもたちに、「野球をやらせてくれている両親に感謝して下さい。嫌なこと、大変なことがあっても、そこでもう一つ頑張って努力し続けてほしい」と話していました。 -
伊那市手良で側溝の蓋盗まれる
伊那市手良の八ツ手大橋北側の側溝の蓋が盗まれていることがわかり市は4日、警察に届け出ました。
盗まれたのは伊那市手良の八ツ手大橋北側の側溝の蓋、9枚です。
9月29日の午前10時頃、市道末広箕輪線を通行した市外の人が蓋が無いことに気付き伊那市に通報しました。
蓋は鉄製で、幅40センチ、長さ1メートル、被害額は1枚あたり3000円から4000円です。
伊那市では今年4月にも天竜町や上牧などで11枚の蓋が盗まれています。
伊那市では「県全体でも蓋の盗難が増えている。不審な人をみかけたら警察に通報してほしい」と呼びかけています。 -
来年用の年賀はがきが到着
伊那市坂下の日本郵便伊那支店に4日、来年用の年賀はがきが到着し、社員らが搬入作業に追われていました。
4日は、社員およそ10人が、伊那支店に到着した512箱204万8,000枚の年賀はがきの搬入作業をしました。
はがきは、無地や色つき、絵入りのものなど11種類です。
到着した年賀はがきは、伊那支店エリア内の28局に振り分けられます。
到着した年賀はがきのうち伊那支店で販売するのは、ほぼ平年並みの64万3,000枚です。
家庭でのパソコンやプリンターの普及により、印刷ができるインクジェット紙のハガキが6割以上だということです。
年賀はがきの販売は、11月1日火曜日から始まります。
投函の受付けは、12月15日木曜日からとなっています。 -
権兵衛トンネルで防災訓練
万が一の事故に備え、伊那と木曽を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路 権兵衛トンネルで4日、防災訓練が行われました。
防災訓練は、トンネル内での自動車事故や車両火災に備えうと開通した平成18年から毎年行われていて、今年で7回目です。
乗用車が対向車線にはみ出し、対向車線を走ってきたトラックと衝突して火災が発生したとの想定です。
訓練には、伊那・木曽両地域の消防や警察など85人が参加しました。
訓練は、一般車両の通行を規制して権兵衛トンネルの木曽側入り口からおよそ350メートル中に入った所で行われました。
救急救助訓練では、両地域の消防組合が車両に閉じ込められたけが人を救助していました。
また、消火訓練も行われトンネル内の消火栓からホースを取り出し放水していました。
トンネルを管理する木曽建設事務所によると8月末現在、開通からの交通量の累計は、およそ780万台、1日平均およそ3800台となっています。
尚、これまでトンネル内で大きな事故はおきていないということです。 -
手良中坪の第11回演芸大会
伊那市手良中坪の第11回演芸大会が1日、中坪公民館で開かれました。
演芸大会には、住民およそ70人が集まりました。
演芸大会は、有志でつくる実行委員会が中坪八幡大社の例大祭の宵祭りとして開いているものです。
昭和40年頃から開かれていませんでしたが「昔のようにみんなで盛り上がりたい」という声が多くよせられ、平成12年から毎年開かれるようになりました。
1日は、園児や児童による踊りの他、カラオケクラブ会員の歌など13演目が行われました。
実行委員会の高橋忠会長は「これからも住民全員が一丸となって地域を盛り上げていきたい」と話していました。 -
伊那市 監視カメラを市内の山林に設置
伊那市は、不法投棄を防ごうと監視カメラを市内の山林に4日、設置しました。
監視カメラの設置は、去年に引き続き2年目です。
カメラは、環境省中部地方環境事務所の協力で設置したもので、期間は4日から12月までの3か月間です。
カメラを設置した場所は、4月に不法投棄物の撤去をした際、2トントラック3台分に及ぶ家庭ごみや産業廃棄物が捨てられていた市内の市道沿いの山林です。
カメラは動くものを感知すると自動的に静止画で映像を記録します。
昨年度は、設置した3か月間に不法投棄はありませんでした。
伊那市で見つかった不法投棄は、平成21年度は224件30.4トン、昨年度は186件13.8トン、今年度は9月までに41件1.7トンと減少傾向にあります。
しかし地上デジタル放送への以降に伴い、昨年度上半期8台だったテレビの不法投棄が今年度は14台と増えています。
伊那市では、監視カメラの効果をみながら設置場所の変更も考えていきたいとしています。 -
交通安全優良運転者らを表彰
交通安全に尽力した個人や団体に対する表彰の伝達式が29日、伊那警察署で行われました。
関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長の連名表彰など伊那警察署管内の受賞者に表彰が伝達されました。
連盟表彰では、運転者の模範となり安全運転に功績のある優良運転者として、伊那交通安全協会副会長の野口啓士さんと、元高遠地区交通安全協会藤沢支部女性部長の一ノ羽勝江さんが表彰を受けました。
交通栄誉章緑十字銅章の伝達では、交通安全功労者など14人が表彰されました。
受賞者を代表して野口啓士さんは「地域の安全安心を守るため、受賞を契機に一生懸命、交通安全に携わっていきたい」と謝辞を述べました。 -
口蹄疫等家畜伝染病防疫演習
口蹄疫などの家畜伝染病に対処するための演習が30日、伊那市のJA上伊那西箕輪支所で行われました。
演習は、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が発生した際に、発生を最小限に食い止めるための防疫措置のリーダーを養成しようと上伊那地方事務所が行いました。
伊那家畜保健衛生所や市町村など上伊那の関係機関からおよそ40人が参加しました。
家畜伝染病の発生を最小限に食い止めるためには、病原体を殺すこと、感染経路を遮断することが重要と説明がありました。
参加者は、鳥インフルエンザの防疫作業を行う想定で、防護服の着用方法などを学びました。
インフルエンザの感染を防ぐため、手袋と防護服を粘着テープで止める、髪の毛が帽子から出ないようにするなど注意点を聞きながら着用していました。 -
箕輪町 新しい副町長に選任された白鳥一利さんの就任式
箕輪町の新しい副町長に選任された白鳥一利さんの就任式が3日、箕輪町役場で行われました。
就任式では、平澤豊満町長から白鳥さんに辞令が手渡されました。
白鳥さんは「40年の間に多くの人と出会い多くの事を学んだ。それらを活かし、平澤町長が掲げる活力溢れる元気な箕輪の町づくりの実現にむけ、職員と町民の皆さんと一緒になってがんばっていきたい」と抱負を述べました。
平澤町長は「副町長が一人制になり新たな形での組織運営が必要となる。副町長を中心にこれまでとは違った白鳥カラーで、職員一丸となってがんばってほしい」と話しました。
副町長の任期は、10月1日から平成27年9月30日までの4年間となっています。