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憲法9条堅持 決意を新たに
憲法記念日にあわせ、3日に「憲法9条を守る会上伊那教職員の集い」が開かれ、憲法9条を守る決意を新たにしました。
この日は伊那市の坂下公会堂で集いが開かれ、教職員退職者などおよそ40人が参加しました。
これは、戦争の経験からつくられた平和憲法、憲法9条の意味を再認識し、地域に示していこうと2年前から開かれています。
この日行われた意見発表では、参加者から「正しい憲法の意味を知る必要がある」「憲法教育が貧困」などの意見が出され、平和教育や憲法教育の必要性が再確認されました。
また集いの最後には、「平和を求める世界の人々と手をつなぎ、9条を持つ日本国憲法を守っていこう」とする集会アピールを参加者全員で採択しました。 -
「立夏」高遠花の丘公園見頃に
6日は、二十四節季の一つ「立夏」、暦の上では、この日から夏とされています。
県内は、高気圧に覆われて、上伊那地域も日中は、五月晴れの青空が広がりました。
伊那の最高気温は、午後1時11分に、22.8度を記録しました。
伊那市高遠町の桜の名所、花の丘公園では、現在、ベニユタカやイチヨウなどの八重桜が見頃となっています。
6日は、暖かな陽気に誘われて、多くの人たちが見物に訪れていました。
花の丘公園は、50種類、2,000本の桜が植えられていて、時期をずらして咲くため、長い期間花を楽しむことができます。
公園内では、すでに満開を過ぎ散る桜もあれば、つぼみのものもありますが、全体的に今年は、平年に比べ一週間ほど遅れているということです。
6日は、暦の上では、夏が始まる「立夏」で、伊那の気温22.8度は平年に比べ3度ほど高く5月下旬並みの陽気となりました。 -
子どもたちが苗植え作業
伊那市東春近下殿島にある子供農園で野菜の苗の植え付け作業が5日行われました。
作業は下殿島農業振興センターが、子どもたちに農作業を体験してもらおうと行ったもので、今年で2年目の取り組みです。
この日は、13家族およそ40人の親子が参加しました。
子供農園は近くの農家から借りたもので、広さおよそ3アールの畑にとうもろこしや、キャベツ、白ネギの苗などを植えていました。
畑には今後、はくさいや、人参、さつまいもなどを植える計画で、参加者は水やりや、雑草抜きなど年間を通して作業にあたります。
11月には収穫祭が計画されていて、採れた野菜をみんなで味わうということです。 -
山野草大展示会 7日、8日の2日間
信州伊那野草会による「山野草大展示会」が7日から、伊那市の伊那スキーリゾートで開かれます。
6日は、会員およそ20人が準備を行いました。
会場には季節の山野草およそ200種類、350点ほどが並べられていました。
今年は、春先に寒い日が続き花物が10日ほど遅れたため、例年では見られない山シャクヤクなどの花も楽しめます。
信州伊那野草会の飯島隼人会長は「今年は会を立ち上げて20年の節目の年。丹精込めた作品が並んでいるのでぜひ多くの人に来てもらいたい」と話していました。
展示会では他に、山野草即売会を開く他、育て方などの質問コーナーを設けるということです。
山野草大展示会は、7日と8日の2日間、伊那スキーリゾートで開かれます。 -
中学生サッカー INACUP
上伊那地域を中心に県内外の中学生が出場する「中学生サッカーINACUP」が、4日と5日の2日間、伊那市陸上競技場などで開かれました。
大会は、伊那市の東部中学校サッカー部でつくるFC伊那東部が開いているもので、今回で10回目です。
大会には、上伊那地域を中心に東京や石川県などから37チームが参加しました。
上伊那からは、10チームが出場し、4日に予選リーグが、5日に決勝トーナメントが行われ、上伊那では宮田村のTOP STONEがベスト8入りしました。
また今回は、10周年を記念して、オリジナルTシャツとタオルの販売が行われました。
売り上げの一部は、義援金として長野県北部地震の被災地へ送られるということです。 -
伊那市民吹奏楽団 スプリングコンサート
東日本大震災の被災地を支援しようと伊那市民吹奏楽団は、スプリングコンサートを4日、伊那市のいなっせで開きました。
コンサートは2部構成で行われ、1部ではグループごとの演奏が、2部では、上伊那農業高校の吹奏楽部との共演が行われました。
共演は、伊那市民吹奏楽団で音楽監督を務める金沢茂さんが、今年から上農の吹奏楽部で指導に関っていることから実現したものです。
金沢さんは「連帯感のあるいいコンサートとなった。被災地にも思いが届いたと思う」と話しました。
コンサートで集まった義援金は、東日本大震災の被災地に送られるということです。 -
南箕輪村議会 議長に原悟郎氏
改選後初めての南箕輪村議会が6日に開かれ、議長に原悟郎さんが選任されました。
議長選挙は、指名推薦で行なわれ、原悟郎さんが選ばれました。
原さんは、3期目の65歳です。
就任のあいさつで、「村議会の伝統を汚すことなく住民の代表として責務を自覚し、厳正な議会運営につとめたい」と話しました。
副議長選挙も指名推薦で行なわれ、山口守夫さんが選ばれました。
山口さんは、2期目の69歳です。
「かっ達な議論が議会活性化につながる」と就任のあいさつをしました。
議長・副議長の任期は、申し合わせにより2年間となっています。 -
天竜川漁業協同組合 アユの稚魚を放流
天竜川漁業協同組合は、6月下旬のアユ釣り解禁を前に、6日、天竜川にアユの稚魚を放流しました。
6日は、組合員およそ10人が参加し、伊那市と駒ヶ根市、中川村の3か所でアユの稚魚を放流しました。
このうち伊那市では、150キロが放流されました。
放流された稚魚は琵琶湖産で、全長およそ9センチ、重さおよそ8グラムです。
放流は、今日を含めて27回行われ、全体でおよそ63万匹を放流する予定です。
解禁日は6月25日土曜日で、遊漁料は年間券が8,000円、日釣券が2,000円となっています。
解禁する頃には、20センチほどの大きさになるということで、天竜川漁業協同組合では「多くの人に楽しんでもらいたい」と話しています。 -
村指定の文化財盗まれる
南箕輪村神子柴の白山社境内の薬師堂に収められている村の指定有形文化財「十二神将」が盗まれていたことが6日わかりました。
盗まれたのは、南箕輪村神子柴の白山社の薬師堂の中に収められている「十二神将」です。
十二神将はこれまでに1体が失われていて、今回、11体のうち4体が盗まれました。
4月28日に神子柴区の役員が盗まれているのを発見し、南箕輪村に知らせ、村はその日のうちに伊那警察署に届け出ました。
この「十二神将」は、江戸時代文化13年、1816年に木曽の仏師、加藤喜置が作ったものとされ、歴史的価値があることから、平成5年に村の有形文化財に指定されました。
村では「村の歴史的遺産なので返してもらいたい」と話しています。 -
桜シリーズ
地域の桜をお届けする桜シリーズ。2日は、伊那市西箕輪の大萱グラウンドの桜です。
大萱グラウンドには、コヒガンザクラとソメイヨシノが合わせて30本ほどあります。
現在、ソメイヨシノが花を咲かせています。 -
コンビニ強盗逮捕で感謝状
辰野町のコンビニエンスストアで強盗を捕まえた伊那市の男性に28日、伊那警察署長から感謝状が贈られました。
強盗を捕まえたのは、伊那市美篶のアルバイト店員、木下信さん29歳です。
強盗事件は今月19日、木下さんが勤めている辰野町のコンビニエンスストアで発生しました。
木下さんは、レジカウンターの中にいて、包丁を出して現金を要求した犯人が手を離した隙に、包丁を取り上げました。
その後、タバコ1箱を盗んで逃げようとした犯人を捕まえ、警察官に引き渡しました。
木下さんは、峰丈流護身武道の指導員として伊那市内の教室で指導していて、武道が今回の犯人逮捕に役立ったと思うと話していました。
伊那警察署では、「冷静な対応で犯人を逮捕し、被害を最小限に食い止めてくれた」と感謝していました。 -
西箕輪高原マラソン大会
伊那市西箕輪で、恒例のマラソン大会が開かれ、263人のランナーが、高原の風を感じながら駆け抜けていきました。
西箕輪高原マラソン大会は、地域の親ぼくや健康づくりを目的に開かれ、今回で22回目となります。
今年は、地元を中心に、小学生や中学生、一般合わせて、263人が参加しました。
コースは、西箕輪小学校を発着点に、3キロ、4.5キロ、6キロのコースに分かれ健脚を競います。
選手たちは、コース途中、沿道からの声援受け、正面に中央アルプスを眺めながら、ゴール目指し駆け抜けていました。 -
堀内功さん 保科正之宛ての書簡を寄贈
伊那市美篶出身の堀内功さんは、江戸時代初期に徳川家の茶道指南役を務めた小堀遠州が保科正之に宛てた書簡を28日、伊那市に寄贈しました。
28日は、堀内さんが伊那市役所を訪れ、保科正之宛の書簡を寄贈しました。
書簡は、縦30センチ、横50センチほどの大きさで、小堀遠州が保科正之に宛てたものです。
文面には「先刻のお礼の為、明後日の朝伺う」と書かれています。
堀内さんは、5年前京都で売られているのを見つけ手に入れたと話します。
堀内さんは「保科家に関する古文書は少なく、貴重なものだと思う」と話しました。
酒井茂副市長は「保科正之について知られていない部分が、また1つ伝えられる。非常にありがたい」と感謝しました。
書簡は高遠町歴史博物館で所蔵され、特別展などで展示されるということです。 -
箕輪町消防団春季訓練
箕輪町消防団の春季訓練が1日町民体育館であり、きびきびとした掛け声が響きました。
箕輪町消防団では、春と秋に全ての団が参加しての合同訓練を実施しています。
1日は、町内6つの分団から188人の団員が参加して、規律訓練を行いました。
訓練を行いました。
春季訓練は、新入団員が加入して、体制が新たになるこの時期に行なわれています。
今年は、46人が入団し、全体では、450人となりました。
1日は、初の女性団員として入団した中村美緒さんの姿もありました。
中村さんは、福与・三日町の第5分団に所属しています。
慣れないながらも掛け声にあわせて体を動かしていました。
町消防団の小松孝寿団長は、「東日本大震災を踏まえ、自らの命をまず守り、指揮・命令系統に的確迅速に対応してもらいたい」と話し、有事の際の団員の力に期待を寄せていました。 -
地域活性化策まとまる
地域の課題などについて検討してきた伊那地域協議会が27日、伊那市役所で開かれ、地元の歴史調査など地域活性化策をまとめました。
第三期となる伊那地域協議会は1年前に発足し、委員およそ40人が地域活性化策などについて、4つの小学校区に分かれて協議してきました。
27日は、活性化策について小学校区ごとに対策を発表しました。
伊那西小学校区では通学路の安全対策として、街路灯の増設などを実施していくとしています。
また伊那北小学校区では地元神社の由来などを調査し、案内看板などを設置していきます。
伊那東小学校区では、建て替えが計画されている伊那公民館の活用などについて提言していくとしています。
伊那小学校区では、伊那市中心市街地再生協議会と連携し、市街地活性化に取り組むとしています。
伊那地域協議会の委員の任期は来年3月までで、今後は、「安心、安全のまちづくり」をテーマに協議を進めていくことにしています -
商店街活性化イベント委員会 義援金集める
伊那市の中心市街地の商店主でつくる商店街活性化イベント委員会は、東日本大震災の義援金として56万5,823円を集めました。
委員会では、3月末から山寺活性化協議会と坂下商工会、荒井商工会に加盟する店舗およそ160店に義援金箱を設置し、募金活動を行ってきました。
2日は、商店街活性化イベント委員会の内山和夫委員長ら4人が、伊那市の通り町談話室で義援金の集計作業を行いました。
内山委員長は「復興には時間とお金がかかるので、一時的なものではなく、今後も続けていきたい」と話していました。
集めた義援金56万5,823円は、日本赤十字社を通して、被災地に届けられるということです。 -
上伊那で黄砂今年初観測
伊那地域では、2日、今年初となる黄砂を観測しました。黄砂は明日も飛来が予想されています。
黄砂は、中国大陸から上空の風に乗り、西日本や東日本の広い範囲で観測されました。
長野地方気象台によりますと、黄砂の影響により県内の広い範囲で、視界が悪くなっているという事です。
見通せる直線距離は、正午から午後1時までの間に飯田市で約7キロを観測し、県内でもっとも低かった地点は、正午に長野市で約5キロとなっています。
黄砂は明日も県内で飛来が予想されていて、気象台では、屋外に洗濯物を干す際は、黄砂の付着等による汚れや、視界が非常に悪くなっているので、車を運転する場合は注意してほしいと呼びかています。 -
市防災計画あらゆる面で見直しを
先月28日に福島県を訪問した伊那市の白鳥孝市長は、2日、市役所で記者会見を開き、市防災計画をあらゆる面で見直す必要があるとの考えを、改めて示しました。
白鳥市長は、先月28日、東日本大震災の被災地、福島県の会津若松市や、猪苗代町、相馬市を訪問しました。
現地では、それぞれの市長や町長と会い、被害の状況や要望等を聞いたという事です。
記者会見で白鳥市長は「支援は長期的な物になる。いつの時点においても、速やかに対応する体制を整えておく事が必要」と話し、「今は、原発事故の影響で、ホウレンソウなど栽培できない野菜を伊那で作り、福島県内の学校の給食で提供できないか検討していきたい」と話していました。
伊那市の防災計画については、
●上伊那には天竜川の西側にしか、拠点病院となる公立病院がないことから、すべての橋が落ちた場合の対応
●市役所や避難所など広い範囲で停電となり、情報収集ができなくなった場合の対応
●静岡県浜岡原子力発電所が事故になった場合の放射性物質に対する備え・・・等
「これまでの以上の事を想定し、あらゆるケースを整理し、計画の見直しを進めていきたい」と話していました。 -
桜シリーズ
地域の桜をお届けする桜シリーズ。1日は、伊那市西町の春日公園駐車場の枝垂れ桜です。
伊那勤労者福祉センター体育館前の春日公園駐車場には枝垂れ桜10本があり、現在見ごろを迎えています。 -
東春近小学校のPTA義援金届ける
伊那市の東春近小学校のPTAは、東日本大震災と長野県北部地震の義援金を4月27日、久保村清一教育長に届けました。
この日は、東春近小学校のPTAの永嶺洋治会長ら3人が、久保村教育長に義援金7万2,146円を届ました。
東春近小学校PTAは4月15日に開かれた定期総会で約200人の保護者や教職員に呼びかけました。
東春近小学校では2年前まで4年生の担任をしていた教諭が栄村に転勤になり今回の地震で被災した事という事で、力になりたとの声が多くあったという事です。
伊那市教育委員会によりますと、4月7日までに伊那市内の16校で170万円の義援金が集まったということです。 -
第82回メーデー 団結で被災地支援を
労働者の祭典、第82回上伊那地区メーデーが1日伊那文化会館で開かれました。
連合系の45単組、1,300人が参加し、「働く者の連帯でゆとり・豊かさ・公正な社会を実現し、自由で平和な世界をつくろう」をメインスローガンに、「団結の力で復興・支援」を特別スローガンに掲げ、東日本大震災の被災地支援にも団結を強めました。
向山五輪男実行委員長は、「働く者の連帯で上伊那から元気を取り戻し、被災地を支援しよう」とあいさつし、労働者の団結と連携を呼びかけました。
与野党の壁を越え、全ての英知と行動力を結集し、日本経済、社会の道筋を国民に示すこと、福島第一原発に関する情報公開の徹底、震災により、休業・離職を余儀なくされた労働者の救済などを盛り込んだメーデー宣言を確認し、中心市街地をデモ行進しました。
一方、労連系の上伊那地区労働組合連合会も同じく伊那文化会館で第82回メーデー伊那中央大会を開き、約200人が参加して、被災地支援や貧困と格差の解消、エネルギー政策の見直しを盛り込んだメーデー宣言を確認しました。 -
信大の研究者 栄村の復興考える
県北部地震で被災した下水内郡栄村の復興を考える県北部地震・栄村現地報告会が4月29日に長野市の信州大学工学部で開かれました。
報告会は、学部の枠を超えた組織、「中山間地域プロジェクト」が主催したもので、それぞれの視点から復旧・復興について基調報告やパネルディスカッションが行なわれました。
村山研一人文学部教授は、「住民をいかに村につなぎとめるかが最優先課題」と述べ、内川義行農学部助教は、「目に見えない被害は、遡及できない。阪神淡路大震災では、災害復旧事業では、そうした被害に機能しなかったが、基金事業は対応できた」と述べました。
木村和弘特任教授は、「我々研究者が培ったノウハウを、県や市町村と協力しながら復興に役立てていきたい」と述べ、今後も継続的に栄村の復旧・復興にかかわっていきたいとしています。 -
インドネシア研修生チャリティーコンサート
上伊那の企業で働くインドネシア研修生が東日本大震災の被災地を応援しようとチャリティーコンサートを1日、伊那市のいなっせで開きました。
1日は、研修生でつくるグループM2Bら4組が、インドネシアの音楽や日本のポップスなどおよそ30曲を演奏しました。
チャリティーコンサートは、研修生や日本人有志でつくる伊那市インドネシアコミュニティが、音楽を通して日本人に元気になってもらおうと企画したものです。
会場にはおよそ200人が訪れ、心のこもった演奏に耳を傾けていました。
スマトラ沖地震の津波で家族を失ったというディディク・マヤルディカさんは「悪いことの後には必ずいいことがある。前を向くことが大切です」と話していました。
コンサートに合わせ、会場ではインドネシアの食品や民芸品なども販売されました。
この日の売り上げの一部は、被災地への義援金として日本赤十字社へ寄付されるということです。 -
桜シリーズ(14)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。30日は、伊那市高遠町荊口の弘妙寺の桜です。
弘妙寺には、コヒガンザクラ、ソメイヨシノ、枝垂れ桜など100本ほどの桜があります。
このうち、およそ50本のコヒガンザクラが、今見ごろを迎えています。 -
がんばってます!!元気な会津
29日、保科正之公ゆかりの地、福島県会津若松市の物産品の販売が伊那市の高遠町総合福祉センターやますそ前で行われました。
福島第一原子力発電所の事故により、観光客の減少などの風評被害を受けている会津若松市。
この日は、「元気な会津」をPRしようと、会津若松観光物産協会が、ラーメンや、漬物など特産品を並べ、職員が大きな声で呼びこみをしていました。
会津若松市は、福島第一原発から、およそ100キロ離れた位置にあります。
しかし、事故発生直後から、事故前に納入した加工品の返品や、修学旅行などのキャンセルが相次いでいるという事です。
ある買い物客は「少しでも手助けになれば」と話していました。
協会の山浦弘道事務局長は、「災害に負けず、立ち上がる、元気な会津を見て欲しい。」と話していました。 -
GW釣りを楽しんで ジャンボマス放流
ジャンボマスの放流が29日、伊那市高遠町の高遠湖で行われ、釣り人らは早速、湖に糸を垂らしていました。
放流されたのは、体長50センチのニジマス約70キロです。
天竜川漁業協同組合では、ゴールデンウィークの間、多くの人に釣りを楽しんでもらおうと、毎年、ジャンボマスの放流をしています。
午前8時半、高遠湖にジャンボマスが放流されると、早速、待ち構えていた釣り人達が湖に向けルアーを投げ込んでいました。
訪れた人達は、場所を移動したり、持ってきたルアーを付け替えながら、釣りを楽しんでいました。
ある釣り人は、「ジャンボマスはかかった時の引きの強さが魅力。」と話していました。 -
にこりこ オープン
箕輪振興公社が運営する、農産物直売所「にこりこ」が29日オープンし、多くの人で賑わいました。
にこりこは、箕輪町大出の農道沿いにあり、旧愛来里を改装し29日にオープンしました。
訪れた人達は、地元でとれたアスパラガスやネギ等を品定めしながら買い求めていました。
昨日は、予想を上回る人出となった事もあり、お昼近くには一部の商品が売り切れ、空きスペースも見られました。
また、新たに作られた喫茶コーナーでは、買い物を終えた人達が地元産のジェラートを食べ、くつろいでいました。
ある買い物客は、「品数が増え、店の雰囲気が明るくなった感じがします」と話していました。
戸田真理子店長は「これから地元産の野菜も増えてくる、今はお客さんが定着するよう沢山売りたいです」と話していました
にこりこは、5月1日までオープニングセールが行われています。 -
災害のあった今、保科正之公のドラマ化を
生誕祭の一環として、高遠町総合福祉センターやますそで、保科正之公の大河ドラマ化を目指してと題し、パネルディスカッションが行われ、パネリストからは、震災のあった今、正之公の指導力を学ぶべき等の意見が出されていました。
パネルディスカッションは、直木賞作家で伊那市ふるさと大使の中村彰彦さんや会津若松市長の管家一郎さん、猪苗代の偉人を管がる会会長の江花俊和さん、保科正之公の大河ドラマをつくる会副会長の伊東義人さんの4人をパネリストに迎え行われました。
中村さんは「西暦1657年江戸市街の大半を焼き、死者10万人を出したと言われる明歴の大火で、正之公は、民の幸福を第一に考え復興に尽力した」と話し、指導力を評価しました。
菅家さんは、東日本大震災があった今だからこそ、「正之の生き方を、NHKは信念をもって伝えるべき」、江花さんは「保科正之公の指導力が、今の政治に求められている」と話していました。
最後に、伊東さんは「あきらめずに広域的な運動を続け、一日でも早く署名を50万人の大台に乗せ、NHKへ10回目の要請をしたい」と話していました。
NHK大河ドラマ化に向けた署名は、29日現在、44万378人となっています。 -
保科正之公 生誕400年を祝う
今年は、旧高遠藩主保科正之公生誕400年。
伊那市高遠町では、生誕祭などが29日行われ、正之公の功績を振り返りました。
伊那市高遠町歴史博物館にある、石像の前で生誕祭が行われ、市内のほか、正之ゆかりの福島県会津若松市や猪苗代町から合わせて、80人が参加しました。
保科正之公の大河ドラマをつくる会会長の白鳥孝伊那市長は「400年たっても尚、偉業を私達に伝えている。
保科正之公の大河ドラマ化を出来るだけ早い時期に実現させ、災害時に強い指導力を発揮した正之を全国、全世界に発信していきたい」と挨拶しました。 -
伊那市手良で田植え始まる
伊那市手良の登内里見さんの田んぼでは、29日から田植えが始まりました。
登内さんは、およそ7万坪、150枚ほどの田んぼで水稲を栽培していて、面積が広いこともあり、毎年他の農家よりも早く田植えをしています。
今年は気温が下がったことや強風の影響などで、例年より3日ほど遅いスタートだということです。
登内さんは「冷夏や去年のような猛暑にならないことを祈り、良い米ができることを期待している」と話していました。
30日はおよそ10枚の田んぼで作業が行われ、田植機で苗が植えられていました。
作業は1か月かけて行われることになっていて、収穫は9月初旬、順調に生育すれば130トンほどの米が収穫できる見込みです。