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使用電力量21.4%削減
伊那合同庁舎が6月から9月にかけて実施した節電対策の実施結果がまとまりました。
使用電力量は昨年度と比べ、21.4%の削減率となっています。
節電対策の実施結果は6月20日から9月30日までをまとめたものです。
それによりますと昨年度のこの間の使用電力量はおよそ18万kWhだったのに対し今年度は、およそ14万2千kWhでした。
削減量はおよそ3万8千kWh、率にして、21.4%、金額で、およそ43万円の削減となっています。
伊那合同庁舎ではこれから冬を迎え使用電力量が増加するため、エレベーターの一部停止や室内の消灯など節電対策を継続していくことにしています。 -
上農吹奏楽部が定演で応援歌復活
上伊那農業高校吹奏楽部の定期演奏会が1日、伊那文化会館で開かれ、演奏会に向けて復活させた応援歌などを披露しました。
上農高校の応援歌は、かつて運動部の激励として歌われていました。
しかしいつの頃からか歌われなくなっていたものを、吹奏楽部が今回の演奏会で復活させました。
部員らは、応援歌らしいテンポの良いリズムを力強く演奏していました。
上農高校には昭和初期、生徒が住みこみで農業学習を行うための寮があり、演奏会では、そこで歌われていた寮歌も披露されました。
演奏会では16曲が披露され、息のあった音色が会場に響きわたっていました。 -
権兵衛トンネルで防災訓練
万が一の事故に備え、伊那と木曽を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路 権兵衛トンネルで4日、防災訓練が行われました。
防災訓練は、トンネル内での自動車事故や車両火災に備えうと開通した平成18年から毎年行われていて、今年で7回目です。
乗用車が対向車線にはみ出し、対向車線を走ってきたトラックと衝突して火災が発生したとの想定です。
訓練には、伊那・木曽両地域の消防や警察など85人が参加しました。
訓練は、一般車両の通行を規制して権兵衛トンネルの木曽側入り口からおよそ350メートル中に入った所で行われました。
救急救助訓練では、両地域の消防組合が車両に閉じ込められたけが人を救助していました。
また、消火訓練も行われトンネル内の消火栓からホースを取り出し放水していました。
トンネルを管理する木曽建設事務所によると8月末現在、開通からの交通量の累計は、およそ780万台、1日平均およそ3800台となっています。
尚、これまでトンネル内で大きな事故はおきていないということです。 -
来年用の年賀はがきが到着
伊那市坂下の日本郵便伊那支店に4日、来年用の年賀はがきが到着し、社員らが搬入作業に追われていました。
4日は、社員およそ10人が、伊那支店に到着した512箱204万8,000枚の年賀はがきの搬入作業をしました。
はがきは、無地や色つき、絵入りのものなど11種類です。
到着した年賀はがきは、伊那支店エリア内の28局に振り分けられます。
到着した年賀はがきのうち伊那支店で販売するのは、ほぼ平年並みの64万3,000枚です。
家庭でのパソコンやプリンターの普及により、印刷ができるインクジェット紙のハガキが6割以上だということです。
年賀はがきの販売は、11月1日火曜日から始まります。
投函の受付けは、12月15日木曜日からとなっています。 -
CATV杯ミニバス 伊那ミニアベック優勝
ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が、1日、伊那市内で開かれ、男子、女子ともに、伊那ミニバスケットボール教室が優勝しました。
大会には、県内外から、男女合わせて20チームが参加し、熱戦を繰り広げました。
男子決勝は、昨年と同じ、伊那ミニ対、駒ケ根市スポーツ少年団の顔合わせとなりました。
試合は、第1クォーターに8点のリードを奪った、伊那ミニが、追い上げる駒ヶ根を振りきり、31対28で、2年連続3回目の優勝を果たしました。 -
口蹄疫等家畜伝染病防疫演習
口蹄疫などの家畜伝染病に対処するための演習が30日、伊那市のJA上伊那西箕輪支所で行われました。
演習は、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が発生した際に、発生を最小限に食い止めるための防疫措置のリーダーを養成しようと上伊那地方事務所が行いました。
伊那家畜保健衛生所や市町村など上伊那の関係機関からおよそ40人が参加しました。
家畜伝染病の発生を最小限に食い止めるためには、病原体を殺すこと、感染経路を遮断することが重要と説明がありました。
参加者は、鳥インフルエンザの防疫作業を行う想定で、防護服の着用方法などを学びました。
インフルエンザの感染を防ぐため、手袋と防護服を粘着テープで止める、髪の毛が帽子から出ないようにするなど注意点を聞きながら着用していました。 -
有効求人倍率3ヶ月連続上昇
上伊那地域の8月の月間有効求人倍率は、3ヶ月連続で上昇し0.66倍でした。
新規求人数は、7月を下回ったものの、医療・福祉、人材派遣の分野で増え、915人でした。
去年の8月に比べ、7.9パーセント上回っています。
新規求職者数は、7月を14.8パーセント上回りましたが、去年の8月を4.2パーセント下回る816人でした。
これによる8月の月間有効求人倍率は、7月の0.62倍を0.04ポイント上回る0.66倍で、6月から3ヶ月連続で上昇しています。
ハローワーク伊那では、「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」としていますが、柳沢所長は、「製造業が主体の上伊那は、円高の影響で、先行きは、依然不透明感が漂う」と話しています。 -
交通死亡事故 去年上回る13人
上伊那地方事務所管内の交通死亡事故死者が、すでに去年を上回る13人になったことをうけ、30日伊那合同庁舎で緊急の対策会議が開かれました。
会議には、市町村や安全協会、関連する団体の代表者が参加し、死亡事故多発を受けての取り組みなどを報告しあいました。
交通死亡事故の状況について伊那警察署は、事故の特徴について歩行者、高齢者、軽トラックをあげました。
歩行者、高齢者の事故防止については、夜行反射材が有効であること、軽トラックについては、便利な乗り物だが、同時に危険な乗り物であることを再認識する必要があると指摘しました。
上伊那地域は、平成7年の死者20人をピークに年々減少傾向が続いていましたが、去年は、12人、今年は、現在すでに13人が亡くなる状況となっています。
上伊那地方事務所では、「10月以降、死者を0にするという強い思いを持って、事故防止対策にご協力いただきたい」と参加者に呼びかけていました。 -
南信の水稲作況指数99 平年並み
農林水産省・関東農政局が発表した9月15日現在の今年度の南信の水稲の作況指数は99で、平年並みの収量が見込まれます。
今年は、5月下旬から6月上旬にかけての低温で、穂の数が、平年より少なくなりました。
1穂あたりのもみ数は、幼穂形成期が高温で推移したことから、平年よりやや多くなりました。
登熟は、出穂前の7月下旬と、出穂後の8月下旬から9月上旬にかけ、低温で日照が少なかったことが影響し、やや不良が見込まれます。
南信は、全もみ数がやや多く、登熟がやや不良と予想され、作況指数は99で10アールあたりの収量は、625キロと見込んでいます。
長野県全体の水稲の作況指数は、97で、10アール当たり607キロ収穫できる見込みとしています。 -
南箕輪村の特別養護老人ホーム 10周年記念式典
平成12年の開所から10年をむかえた南箕輪村の特別養護老人ホームの10周年記念式典が28日に行われました。
式典では、地元大泉の御嶽山保存会が、祝いの席で踊る民謡を披露し華を添えました。
特別養護老人ホームを運営する上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「これからも家族や地域の期待に応え福祉サービスの向上に努めたい」、
原好子施設長は、「福祉に対するニーズはこの10年で質、量とも多様化してきた。利用者のみなさんが魅力ある生活が送れるよう力と心を合わせて取り組みたい」と挨拶しました。
特別養護老人ホーム南箕輪老人ホームは、平成12年に、上伊那福祉協会の8つ目の施設として開所しました。
協会で唯一認知症高齢者専用の施設となっていて、現在利用者は、定員いっぱいの54人、ショートステイは、19人が利用しています。 -
小売り酒販組合が未成年飲酒防止呼びかけ
県内の小売酒販組合などが、高校生など未成年の飲酒防止を呼びかける街頭啓発を、22日朝、JR伊那北駅前で行いました。
この日は、辰野町から駒ヶ根市までの5つのJR飯田線の駅で、未成年飲酒防止のキャンペーンがおこなわれました。
キャンペーンを行ったのは伊那小売酒販店組合や伊那税務署、伊那警察署です。
5つの駅にそれぞれ10人ほど、合わせて60人が参加しました。
このキャンペーンは、長野県下にある10の小売酒販組合が、主に通学途中の高校生を対象に飲酒防止を訴えようと毎年行っています。
毎年4月ごろ行っていますが、今年は、東日本大震災の影響で、実施を半年ずらしたということです。
伊那小売酒販組合の池上清人副理事長は、「人生は長く、お酒は20歳を過ぎればいくらでも飲めるので、20歳になるのを待って欲しい」と話していました。 -
中央アルプスビジネスフェアに71社参加
今年10月に開かれる上伊那の製造業の底力と技術力をアピールする、第1回中央アルプスビジネスフェアに、71社の地元企業が参加します。
22日は、上伊那8市町村の企業や商工関係団体の関係者が参加し実行委員会が開かれ、10月に予定しているフェアの内容について検討しました。
中央アルプスビジネスフェアは、これまで3回開催された上伊那工業交流プラザを引き継ぎ、今年初めて開かれます。
地域外への情報発信、受注開拓を目的としています。
この日は金属加工や電気・電子機器、食料品関連など、71の企業が参加することが報告されました。
伊那市のサン工業(株)社長の川上健夫実行委員長は、「目標としていた70社を達成できた。上伊那を世界にアピールする一歩としたい」と話していました。
中央アルプスビジネスフェアは、10月25日と26日の2日間、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれます。 -
振り込め詐欺防止 緊急対策会議
伊那警察署は、振り込め詐欺防止のための緊急対策会議を27日、開きました。
伊那署では振り込め詐欺撲滅のため金融機関の防犯事務担当者を対象に今年初めて緊急対策会議を開きました。
会議には、伊那署管内の6つの金融機関の担当者28人が参加しました。
会議では、振り込め詐欺被害の現状が報告されました。
それによりますと、長那県内では今年1月から8月末現在までに66件およそ9,000万円の被害が出ています。
前の年に比べると29件、およそ5,000万円増となっています。
伊那署管内では今年1月から9月26日までに3件、およそ330万円の被害が出ています。
いずれも、息子を名乗る電話で60歳以上の人が被害にあいました。
こうしたことから、伊那署では、金融機関の担当者に、危機意識をもってもらい手口をしっかり覚えてもらいたいと呼びかけていました。
また、被害にあった人の多くは振り込み先名義がカタカナということで、そうした場合は警察に連絡してほしいと行員に話していました。
伊那署では、振り込め詐欺撲滅に向け今後も年金支給日のATM警戒や高齢者を対象とした出前講座などを行っていく計画です。 -
高速交通体系「検討組織」早期設置要望へ
リニア中央新幹線建設促進上伊那地区期成同盟会は、今年度の活動として、リニアを中心とした、地域の高速交通体系のあり方を協議する「検討組織」の早期設置を県などに、働きかけていく事を確認しました。
26日は、伊那市役所で総会が開かれ、今年度の事業計画として、早期整備に向け、リニア中央新幹線を中心とした、地域の高速交通体系のあり方を協議する「検討組織」の早期設置を県などに働きかけていく等が承認されました。
また、会の目的を、これまでの「上伊那への中間駅設置」から、「リニアの経済効果を広く波及させるため、県内中間駅への交通アクセスの整備促進を図ること」へ変更します。
国のルート決定を受け、上伊那地区期成同盟会では、運動の方針を、伊那谷を通るBルートによる駅設置から、今後は東京と名古屋をほぼ直線で結ぶ、Cルートを前提とした整備計画に沿って行うとしています。
また、県と県協議会が、国やJR東海との協議・調整に積極的に関与する事等を求める、決議を採択しました。 -
第5回ケーブルテレビ杯6年生大会
上伊那ケーブルテレビ協議会の第5回ケーブルテレビ杯6年生大会が25日、伊那市の陸上競技場で開かれ、飯島町の飯島FCが初優勝しました。
今年で5回目のケーブルテレビ杯には、上伊那地域の少年サッカーチーム10チームが出場し、熱戦を繰り広げました。
決勝戦に駒を進めたのは、白のユニホーム飯島FCとオレンジのユニホーム東春近少年サッカークラブです。
試合は前半11分に動きます。
飯島の10番大西隼人君が相手キーパーを交わし、先制します。
17分には9番の熊谷拓斗君がドリブル突破からゴール左隅に落ち着いて決め、前半を2対0で折り返します。
後半は、東春近が何度もチャンスをつくり飯島のゴールを襲います。
しかし、相手の堅い守備に阻まれ得点を奪えず2対0で飯島FCが勝ち、見事初優勝を果たしました。 -
南信地区の国有林野事業の推進に賛同する自治体の有志でつくる協議会の総会
南信地区の国有林野事業の推進に賛同する自治体の有志でつくる協議会の総会が、伊那市の南信森林管理署で21日開かれ、三峰川上流の船形沢地区崩落地の復旧治山工事の促進などを伊那市が求めました。
総会には、南信森林管理署や南信地区の12市町村の代表者などおよそ30人が出席し意見を交換しました。
協議会は、地域社会と国有林野事業の連携強化を図る事などを目的に組織されています。
意見交換で白鳥孝伊那市長は「伊那市長谷の浦国有林内の船形沢地区の崩落地が、天竜川や三峰川の白濁の原因になっている。復旧治山工事事業の促進をお願いしたい」と要望しました。
それに対し南信森林管理署では「土砂流出防止や地滑り防止の工事などを行ってきた。今後も平成27年度までを目標に、計画を進めていきたい」と話していました。
白鳥市長は、仙丈ヶ岳の高山植物の保護の推進などにも協力を求めていました。 -
第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町
平和の尊さと戦争の悲惨さを後世に伝える「第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町」が24日から、箕輪町地域交流センターで開かれています。
会場には、戦争の悲惨さを伝えるパネルや写真、当時の軍服などが展示されています。
戦争展は、県内4地区が持ち回りで開いていて、上伊那では6回目、箕輪町では初めて開かれました。
戦争展を主催する平和のための信州・戦争展実行委員会では、上伊那地域での戦争に関する展示を行おうと、陸軍伊那飛行場に関するパネルの他、辰野町に実際に投下された爆弾の破片などを展示しています。
他にも、スパイ戦に必要な資材や機材の研究開発のために上伊那各地でつくられた登戸研究所に関する資料なども展示されています。
訪れたある70代の女性は「戦争については小さい頃で詳しいことは覚えていないが恐かったことだけは覚えている。展示を見て戦争の悲惨さを改めて実感した」と話していました。
戦争展は25日まで箕輪町地域交流センターで開かれていて、25日は登戸研究所に関する講演などが行われます。 -
台風15号による土砂災害、河川の増水に注意
非常に強い台風15号の影響で伊那地域は午後から風雨が強まり、小中学校では授業を半日で打ち切るなどの対応をとりました。
長野地方気象台では激しい雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
21日は、伊那市では伊那西小学校以外の全ての小中学校また箕輪町、南箕輪村の小中学校が下校時刻を早め、午後1時から2時の間で集団下校しました。
長野地方気象台によりますと、19日午後2時の降り始めから今日午後3時までの伊那地域の総雨量は、150・5ミリとなっています。
また午後2時34分に最大瞬間風速14.6メートルを記録しました。
明日正午までの24時間に降る雨の量は県南部の多いところで180ミリと予想しています。
また天竜川などが氾濫する可能性があるとして午後3時55分伊那市に洪水警報を発令しました。
激しい雨の影響で伊那市西町の県道伊那駒ケ岳線の法面が崩落し、ねずみ平バス停から小屋敷橋の間が昨夜11時40分から通行止めとなっています。
午後3時現在、開通の見込みはたっておらず、県では天候の回復を待って現場の様子を調査するということです。
長野地方気象台では強い雨や突風のほか、土砂災害や河川の増水に、注意するよう呼びかけています。 -
秋の全国交通安全運動 21日から
秋の全国交通安全運動が21日から始まりました。伊那警察署管内で交通死亡事故が多発するなか、啓発活動に一層の力を入れていく方針です。
運動初日のこの日、伊那市役所で出発式が行われました。
伊那警察署管内では、今年に入って10件の交通死亡事故が起きていて、伊那市で8人、箕輪町で2人が死亡しています。
これは、県内22警察署の中で最も多くなっています。
管内で発生した死亡事故10件のうち7件が、65歳以上の高齢者が関わる事故でした。
伊那市の白鳥孝市長は「高齢者や子供など交通弱者の交通安全に重点的に取り組み、死亡事故をなくすよう運動を進めたい」と挨拶しました。
運動期間中は、国道153号や広域農道付近など交通死亡事故が発生した場所で、地区の交通安全協会などが人波作戦を実施し交通事故防止を呼びかけていくことにしています。 -
ザ・シワクチャーズ伊那 演奏会に向け練習に熱
上伊那地域の60歳以上でつくるザ・シワクチャーズ伊那は、10月16日に定期演奏会を開きます。
12日は、メンバーおよそ70人が伊那市のいなっせで、演奏会に向け練習をしました。
ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった故高木東六さんの遺志を残そうと、その翌年に結成されました。
以来、高木さんの作曲した歌を中心に月に2回練習をしています。
また、メンバーのほとんどが、来年6月に開かれるオペラ春香に出演することが決まっています。
12日は、指揮者で駒ヶ根市の音楽療法士、藤塚禮子さんから指導を受け、本番で歌う10曲を練習しました。
ザ・シワクチャーズ伊那の第3回定期演奏会は、10月16日に伊那市のいなっせで開かれます。 -
県内の地価下落 下落幅は縮小
長野県は、7月1日現在の県内の地価を公表しました。
県全体では、商業地は19年連続、住宅地は15年連続で地価が下落しましたが、下落幅は縮小しました。
地価調査は毎年、県が実施しているものです。
今回は県内77市町村の基準地404地点で調査を実施しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の商業地では、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店付近が1平方メートルあたり5万4100円で、去年の5万7300円と比べ5.6%下落しています。
箕輪町の松島商店街の商業地は、3万7900円で去年の4万200円と比べて4.7%下落しています。
南箕輪村神子柴の商業地は3万1100円で去年の3万2800円に比べて5.2%下落しています。
住宅地の市町村別では平均で、伊那市が2.2%、箕輪町が4.0%、南箕輪村が2.3%下落しています。 -
台風15号 21日の夕方から夜にかけて通過する見込み
台風15号は21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みで長野地方気象台では土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。
20日の伊那地域は、降り始めから午後3時までに74ミリの雨が降りました。
釜口水門では、20日の午後4時現在水位調節の為毎秒100t、高遠ダムでは、最大毎秒35tの放流を行っています。
伊那市では、天竜川と三峰川の水位が上昇するとして同報無線や地域安心安全メールで注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、強い台風15号は県内へは21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みです。
このため県内では南部を中心に22日にかけて大雨になる見込みで21日の正午までの予想降水量は多い所で180ミリとなっています。
気象台では、土砂災害や農作物の被害など注意を呼び掛けています。 -
上伊那小学校 運動会ピーク
上伊那郡内の小学校では17日、運動会がピークを迎え、グラウンドには子どもたちの元気な声が響きました。
このうち南箕輪南部小学校では、近くの南原保育園との合同運動会が開かれました。
全校児童、全園児参加の、毎年恒例の風船飛ばしでは、今年から環境への影響を考え、日光で土に還る風船が使われました。
被災地を応援するメッセージなどが書き込まれた鳩の形の風船は、空高く上がっていきました。 -
上伊那中学生野球大会「ロータリー杯」
上伊那の中学生軟式野球大会「ロータリー杯」が17日、上伊那郡内で開かれました。
この日は、上伊那の中学校14校から、合同チームを含む13チームが参加して、南箕輪村の上伊那農業高校グラウンドなど3会場で試合をしました。
大会は、伊那ロータリークラブの青少年健全育成奉仕活動の一環で行われているもので、今回で10回目になります。
試合はトーナメント方式で行われ、上位4校には10月に開かれる新人戦上伊那大会のシード権が与えられます。
ロータリー杯は、3年生が抜け1・2年生のみの新チームに移行して初めての大会となるため、各チーム、新戦力の力試しをしながら試合を進めていました。
ロータリークラブのあるメンバーは「高校に入れば同じチームでプレーする選手もいると思うので、少しでも交流を深めてもらいたい」と話していました。
なお、新人選のシード権獲得となる上位4校には、箕輪中学校、伊那東部中学校、春富中学校、辰野中学校が勝ち進んでいて18日に準決勝と決勝が行われることになっています。 -
長野県書道展伊那地区展
第64回長野県書道展の伊那地区展が18日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
書道展は、長野県書道協会などが毎年開いているものです。
伊那地区展では、上伊那の小学生から一般までの作品と県内巡回作品合わせて891点が展示されています。
今年は、出品を広く呼び掛けたこともあり、小学生から高校生の作品が去年より77点多く集まりました。
一般の部は、漢字の書が多く出品されています。
箕輪町の書道家で審査員を務める千葉耕風さんは「一般の部は中央の展示会に出しても恥ずかしくないレベル。自分の好みの作品があったらじっくり観賞してほしい」と話していました。 -
写真集団アルプ第1回山岳写真展
山岳写真の愛好家でつくる写真集団アルプの第1回山岳写真展が15日から、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には春から冬までのさまざまな山の表情をとらえた写真48点が展示されています。
写真集団アルプは、辰野から飯田までの伊那谷に暮らし、山岳写真を撮り続けている仲間が今年6月に立ち上げたグループです。
会員は16人で、北アルプス、南アルプス、中央アルプスを中心にそれぞれが山に登り、撮影をしています。
今回は、1人3作品を持ち寄り、季節ごとに展示しています。
写真集団アルプは、創作活動だけでなく、環境保全や撮影モラルの普及にも取り組んでいくということです。
この写真集団アルプ第1回山岳写真展は、いなっせ2階展示ギャラリーで19日まで開かれています。 -
歯の衛生に関する図画・ポスターコンクール審査会
上伊那歯科医師会などによる歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が15日、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で開かれました。
コンクールには上伊那の小中学校から809点の応募がありました。
伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内では、最優秀賞に伊那北小学校5年の矢野妙さん、西箕輪小学校5年の伊藤大晟君の作品が選ばれました。
優秀賞には東春近小学校6年の三澤瞳子さん、長谷小学校5年の中山さや香さん、南箕輪中学校2年の三好愛美さんの作品が選ばれました。
最優秀賞と優秀賞に選ばれた17作品は、来年6月の県のコンクールに送られます。 -
県内工芸作家の美術展 開催
県内の工芸作家による、第3回長野県工芸美術展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
県工芸美術展は県内の作家でつくる県工芸美術会が開いているものです。
県内で工芸美術に携わる作家の発表の場として開かれているものです。
会場には県内在住または、出身者から寄せられた染め織や木工、陶芸、木彫など88の作品が並んでいます。
このうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の小坂洋一さんと、箕輪町の大橋幸子さんの作品が入賞しています。
小坂さんのステンレス工芸、「苦の後の笑顔を信じて」は、福島の原発事故により風評被害を受けている農家が近い将来、笑顔で収穫できる日が来ることを願い作られたものです。
大橋さんの手描染色「鳳凰」は、白い布を染色の技法を使い、鳳凰の形に染め抜いたものです。
長野県工芸美術展は入場無料で19日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています -
被災地の手話通訳活動を聞く防災講演会
東日本大震災の被災地で活動した手話通訳者の話を聞く防災講演会が10日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。
上伊那聴覚障害者協会など5団体が開いたもので、およそ50人が講演を聞きました。
講師は、松本保健福祉事務所の専任手話通訳者、山田良子さんです。
4月23日から27日までの5日間、宮城県名取市に派遣され、耳の不自由な人から体の具合や家の状況などの聞き取りをしました。
山田さんは、日頃近所付き合いをしていたのに、津波が来た時に声を掛けてもらえなかった人の話を紹介し、「一番の問題は情報が入ってこないこと。耳の不自由な人達が震災によって受けた心の傷は健常者より深い。心のケアが必要」と話しました。
また、避難所では、情報が入ってこない、プライバシーの問題などで生活できず、耳の不自由な人達が自宅や知り合いの家に移ってしまったことを話しました。
山田さんは、「この状況を考えてほしい。福祉避難所という言葉をよく聞くけれど、全ての障害者を満足させる施設である必要がある」と話していました。 -
エコチル調査知って 秋のエコチルフェスティバル
環境が子どもの成長や発達に与える影響を調べるエコチル調査をより多くの人に知ってもらおうと、秋のエコチルフェスティバルが10日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
会場にはおよそ80人が集まり、エコチル調査の進捗状況などを聞きました。
エコチル調査は、生活環境物質や生活習慣が子どもの成長や病気とどのように関係しているかを調べるもので、今年1月31日にスタートしました。
伊那中央病院と駒ヶ根高原レディスクリニックが対象で、3年間にわたって出産予定の調査対象者を募り、子どもが13歳になるまで調査を続けます。
10日は、エコチル調査甲信サブユニットセンター長で信州大学医学部の野見山哲生教授が、進捗状況を報告しました。
上伊那地域で協力を求めるのは年間904人で、9月3日現在、妊婦373人が調査に同意しています。
野見山教授は、「エコチル調査は次世代への贈り物。成功させて、日本に、世界に調査結果を反映させたい」と話していました。