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確定申告 始まる
16日から全国一斉に、平成23年分の確定申告が始まりました。伊那税務署の申告会場となっている伊那市のいなっせには、多くの人が訪れ早速申告を済ませていました。
伊那税務署では、3月15日までの期間中、毎年、いなっせ2階展示ギャラリーに確定申告の会場を設置しています。
確定申告は、農業や個人商店などの自営業者や、年収2000万円を超えるサラリーマンなどが対象となっています。
今年は、東日本大震災や県北部地震で家屋が倒壊したなどの被害を受けた人は、申告により、所得税の還付や軽減が受けられる措置がとられます。
そのため被災地から避難している人も、もよりの税務署で相談が受けられるようになっています。
所得税・贈与税の確定申告は3月15日まで、受付時間は、午前9時縲恁゚後4時までとなっています。
伊那税務署では、「期限間際になると大変込み合う。早めに申告を済ませて欲しい」と話していました。
また、自宅やオフィスでも申告ができる電子申告・納税システム(e竏探ax)を利用すると、添付書類の省略や還付が早いなどのメリットがあるとして、e-Taxの活用を呼びかけています。 -
高校入試前期選抜 合格発表
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が15日、行われ合格した4508人の受験生に一足早く春が訪れました。
このうち伊那市の高遠高校では、午後1時に玄関前の掲示板に合格者の番号が張り出されると、生徒や保護者が番号を確認していました。
前期選抜試験は、今月8日に実施され高遠高校普通科の募集定員は48人で、倍率は1.19倍でした。
インタ
上伊那では677人が受験し407人が合格しています。 -
生協ケアセンター春近 なないろの家 上棟式
上伊那医療生活協同組合が、今年4月の開所を目指し伊那市東春近で建設している認知症対応のグループホームの上棟式が、12日に行われました。
グループホームは、伊那市東春近中組の天竜川沿いに建設されます。
生協組合員や地元住民などが出席し、現地で行われた上棟式では、屋根の上から紅白の餅が投げられ、施設の棟上げを祝いました。
グループホーム「生協ケアセンター春近 なないろの家」は、延床面積960平方メートル、鉄骨平屋建てで、ベット数は27床です。
認知症高齢者が9人一組のグループで生活する認知症対応型共同生活介護の他、一時的な宿泊やデイサービスを行います。
黒川照子施設長は、「地域のより所となるような施設にしていきたい」と話していました。
生協ケアセンター春近なないろの家は4月1日開所予定で、現在利用登録者を募集しています。 -
自然観察インストラクターなど合同研修会
自然観察インストラクターなどの合同研修会が8日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
上伊那地域の自然観察インストラクターと長野県自然保護レンジャーの年1回の合同研修会で、この今日は23人が参加しました。
研修では、長野県環境保全研究所の須賀丈主任研究員が生物多様性について話しました。
須賀さんは、「人間の生活は生物多様性が生み出す自然の恵みに支えられているが、現代の人間の消費活動により、生物多様性が世界的に危機的な状況にある」と話しました。
国内の生物多様性に影響を及ぼす危機として、人間による開発や密猟、森林や農耕地の利用衰退とシカの分布拡大、外来生物の持ち込み、地球温暖化を挙げました。
須賀さんは、危機への対応策として戦略的な環境アセスメントの導入や、森林税を生物多様性に役立つものに改良することなどを挙げていました。 -
伊那で県リニア交通特別委員会
リニア新幹線を見据えた県の交通のあり方を検討する特別委員会が10日伊那合同庁舎で開かれ、上伊那の市町村長らが飯田への道路網の整備やJR飯田線高速化、均衡あるビジョンの策定を求めました。
長野県は、リニア中央新幹線の開業を見据えた新しい総合交通ビジョンの骨子を来年度の早い時期をめどに策定します。
10日は、策定作業にあたる検討委員12人のうち4人が参加し、上伊那の市町村長らと意見交換しました。
特別委員会では、リニア開業に伴う交通体系の骨子を来年度の早い時期までにまとめ、国やJRとの検討の場に提示していきたい考えです。 -
アマランサスうどん 今日から新発売
伊那地域アマランサス研究会のメンバーで伊那市高遠町の製麺会社「株式会社木曽屋」は、雑穀アマランサスを生地に練り込んだうどんの販売を、10日から始めました。
新商品についての説明会が9日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
研究会では、商工会議所や信州大学、食品加工会社などと連携して、アマランサスを活用した地域振興を目指し、新商品の開発などを行っています。
伊那市では、毎月17日を雑穀の日としている他、去年8月からは、市内の小中学校の学校給食にアマランサス入りのうどんを取り入れています。
木曽屋の熊谷和寛社長は「学校給食のうどんをベースに独自の加工法で商品化に辿りついた。色や食感など、市販のうどんとの差別化を図ることに苦労した」と話します。
また、信州大学農学部の根本和洋助教によると「市販の物に比べてアマランサス入りは、鉄分は3倍、カルシウムは6倍多く含まれている」ということです。
雑穀アマランサスうどんは、上伊那地域のニシザワとベルシャイン全店で、1袋128円で販売されています。 -
ネクスト・信州新世代アーティスト展
長野県の若手芸術家支援事業、ネクスト・信州新世代のアーティスト展が、伊那文化会館で、10日から始まります。
長野県は、2010年度から、若手芸術家を支援するため、長野県にゆかりのある、プロ・あるいはプロの芸術家を目指す30代までの若手芸術家を対象に、発表の場を提供するなどの活動をしています。
長野市のホクト文化ホールと、伊那文化会館を会場に展示会が開かれていて、今年は5人の作家が作品を出品しました。
1975年長野市で生まれた陶芸の本間友幸さん、
1979年安曇野市で生まれた鍛金の中嶋明希さん、
1972年上水内郡信濃町で生まれた版画の中村眞美子さん、
1984年現在の佐久市で生まれたメディア・アートの金箱淳一さん、1973年南佐久郡小海町で生まれたアニメーションの新海 誠さんの作品が展示されています。
伊那文化会館では、「今を伝える新しい美術を新発見できる展示会」と話し多くの来場を呼びかけています。
この、信州新世代のアーティスト展は、26日(日)まで、伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。 -
第19回きさらぎ友好杯剣道大会
上伊那地域の剣道クラブが一堂に会す「第19回きさらぎ友好杯剣道大会」が5日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれました。
大会には、上伊那地域や岡谷市、佐久市などから15団体、およそ200人が参加しました。
大会では、予選のリーグ戦と決勝のトーナメント戦が行われ、勝敗を競いました。
試合が始まると、子ども達は大きな掛け声とともに、日頃の稽古の成果を相手にぶつけていました。
橋爪利彦大会長は「試合を通して課題を見つけ、今後の練習に活かしてほしい」と話していました。 -
上伊那インフル流行拡大
上伊那地域のインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり90.38人となり、県内11地区で最も高い数値となりました。
上伊那地域の1月30日から2月5日までの1医療機関あたりの患者数は90,38人となり、県内の11地区でもっとも高い数値となりました。
長野県のまとめによりますと、県平均は41.42人で、依然として警報レベルの基準30人を上回っています。
上伊那では、去年12月から、8週連続で1医療機関あたりの患者数が増加していて、1月22日までの1週間で35.25人と警報レベルを超えて以来、59.75人、90.38人となっています。
今日現在、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市内の小学校で1クラス、箕輪町内の小学校で5クラス、南箕輪村内の小中学校で3クラスが学級閉鎖となっています。
南箕輪村では、村内の小学校で、1クラスがあすから学級閉鎖を予定しています。
伊那保健所では、感染予防の為に、手洗い・うがいをこまめにすると共に、感染が疑われる場合は早めに医療機関で受診するよう呼び掛けています。 -
集落営農組織ネットワーク、認定農業者合同研修会
JA上伊那は、地域農業の振興を目的に、「集落営農組織ネットワーク・認定農業者合同研修会」を8日、伊那市のJA上伊那本所で開催しました。
研修会は、集落営農組織の法人化や、地域農業の中心的な担い手づくりなど、持続可能な農業組織を作っていこうと開かれました。
会場には、集落営農組織の代表や、市町村の認定を受けた認定農業者、自治体の農政担当者などおよそ150人が出席しました。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は「政府のTPPへの参加表明など農業をとりまく状況は厳しくなっている。
今後も、地域で持続可能な農業を継続していくために、環境変化に対応できる担い手づくりをしていかなければならない」と挨拶しました。
JA上伊那によりますと、上伊那地域には、集落営農組織が43、認定農業者が465人いるということです。
JA上伊那では、今後、集落営農組織と認定農業者が、一体となり地域の農業基盤を築き、次世代の担い手作りをする、環境を作っていきたいとしています。 -
公立高校前期選抜試験実施
公立高校の前期選抜試験が8日、県内一斉に行われました。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、午前8時すぎから受験生が次々と試験会場に向かっていました。
前期選抜の実施は昨年度から各校の判断になっていて、上伊那8校のうち、伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、赤穂高校の普通科では実施していません。
前期選抜を行った上伊那農業高校は各科募集定員が20人で、倍率は生産環境科が1.6倍、園芸科学科が2・15倍、生物科学科が2・65倍、緑地創造科が2.05倍となっています。
公立高校前期選抜試験の合格発表は15日(水)に行われます。 -
インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ
南箕輪村の南原保育園、南部保育園、西部保育園の4クラスは、インフルエンザのため、7日から学級閉鎖となります。
学級閉鎖となるのは、南原保育園年中1クラス、南部保育園年長、年少それぞれ1クラス、西部保育園年少1クラスで、7日から10日(金)まで学級閉鎖となります。
村では、1月中旬からインフルエンザによる学級閉鎖が増え始め、現在は、クラスの2割が感染した場合に学級閉鎖としています。
保育園では、他に箕輪町で松島保育園、木下北保育園などの5クラスが7日から学級閉鎖となります。
伊那市の保育園では、学級閉鎖の措置はとっていません。
小中学校では、伊那市の新山小学校1年生1クラス、箕輪町では箕輪西小と箕輪北小の5クラス、南箕輪村では、南箕輪小、南箕輪中の3クラスで、学級閉鎖中、または、7日から学級閉鎖となっています。
県では、今月1日インフルエンザ警報を発令し、うがい、手洗い、マスクの着用など感染拡大防止に努めるよう呼びかけています -
伝統芸能の公演「如月花神楽」
伊那谷に伝わる伝統芸能の公演「如月花神楽」が5日、伊那市のいなっせで行われました。
会場には、市内外からおよそ250人が集まりました。
民族芸能の要素をベースにした舞台活動を行っている5人組邦楽グループ「和力」が、伊那谷や、日本の伝統芸能を紹介しました。
メンバーらは、しの笛や太鼓の演奏に合わせ神楽やお囃子など11演目を披露しました。
また、伊那市荒井の小学6年生の女の子4人が、荒井神社に伝わる浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、平和を祈る心の舞として70年前ほど前から全国の神社で奉納されている近代神楽の1つです。
4人は「お宮でやるのとは雰囲気が違い、いい経験になった」と話していました。
主催した伊那芸術文化協会では「伊那谷や日本の伝統芸能を後世に残せるよう、今後も取り組んでいきたい」と話していました。 -
伊那路・木曽路 広域観光推進で連携
伊那谷と木曽谷が連携して観光推進を図ろうと3日、初めての懇談会が伊那市内で開かれました。
この日は、上下伊那と木曽の自治体や観光関連業者など110人が参加しました。
懇談会は、伊那路と木曽路の広域観光の可能性を探ろうと、自治体の担当課などでつくる伊那路・木曽路広域観光連携会議が初めて開きました。
懇談会では、長野県観光企画課長の長谷川浩さんから、観光の現状や課題について説明がありました。
県全体の観光客は、平成3年が延べ1億700万人とピークで、スキー客の減少などにより平成22年では延べ8千600万人となっています。
南信では、グリーンツーリズムなどの取り組みにより伊那路が県内で唯一増加傾向にあるものの、木曽路はここ5年ほどで4割減っています。
長谷川さんは「伊那路と木曽路は観光資源の違う地域。それぞれの強みを活かし、欠点を補う連携は重要」と説明していました。
会議の後には懇親会が開かれ、参加者が名刺交換などをして交流を深めていました。
懇談会の出席者で伊那市高遠町で菓子屋を営む男性は「広域的に手を組んで誘客し、来た人に喜んでもらえるような体制が作っていけたら良いと思う」と話していました。
伊那市紹興振興部観光課の田中章課長は「どんなことが必要なのか民間のみなさんから意見を聞き、行政側の意見も取り入れながらよりよい関係を築いていきたい」と話していました。
連携会議では今後、広域マップの作成や高速道路を活用した誘客の計画など、連携した観光推進に向け、活動を検討していくことにしています。 -
公立高校前期選抜の入学志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校前期選抜の入学志願者数を3日発表しました。
全県の高校志願者数は、2万762人で、うち35%にあたる7,272人が前期選抜に出願しました。
全県の全日制の倍率は1.58倍で、上伊那農業高校の生物科学科が2.65倍、赤穂高校の商業科が2.3倍と高い倍率となっています。
辰野高校は、普通科志願者数64人で、1.33倍、商業科は32人で1.6倍となっています。 -
信州フラワーショー 始まる
長野県の冬の花が並ぶ信州フラワーショーが、JA南信会館で2日から始まりました。
品評会では、最高賞となる農林水産大臣賞に、箕輪町の古畑 為雪さんのアルストロメリアが選ばれました。
最高賞の農林水産大臣賞を受賞したのは古畑 為雪さんのアルストロメリアです。見栄えや市場性が高いことが評価されました。
信州フラワーショーは、昭和44年から開かれていて、今回で43回目を迎えます。
2日は、伊那市の竜東保育園の園児が招かれ、展示された花を見学しました。
フラワーショーは花卉生産農家の励みに、また、一般消費者へ長野県の花をPRしようと開かれています。
今年は、去年よりも70点ほど多い450点の出品がありました。
出品されたのは、上伊那の主力品目であるアルストロメリアを中心に、アネモネやダリア、レンギョウなどです。
園児達は、よい匂いなどと話しながら、冬の花を楽しんでいました。
フラワーショーに出品された花は、全て販売される予定で、非常に安価なことから人気が高く、訪れた人が早速品定めしていました。
この信州フラワーショーは、3日も、JA南信会館で開かれます。 -
伊那地域 この冬初の真冬日
2日の伊那地域は、最高気温がマイナス1.6度と、1日中氷点下の真冬日となりました。
真冬日は、この冬、初となります。
伊那市高遠町の高遠湖は、ほぼ全面が結氷していました。
長野地方気象台によりますと、2日は、県全域で、南信濃の観測点を除く全ての観測点で真冬日となっています。
伊那地域の2日の最低気温は、マイナス5.7で最高はマイナス1.6度でした。
この冬、1日中の最高気温が氷点下となる真冬日となるのは、2日が初めてです。
これは、長野県上空に強い寒気が入っていることから、 気温が上がらなかったということです。
3日も、朝は冷え込み、日中も気温が上がらず、真冬日となる可能性があります。今週の土曜日から来週の火曜日までは気温が上がりますが、8日ごろから再び冷え込みそうだということです。 -
東海地震に備え 上伊那の職員が研修
東海地震の対策強化地域に指定されている上伊那8市町村の職員を対象にした研修会が1日、伊那市役所で開かれ、東日本大震災での陸上自衛隊の活動などから防災対策について理解を深めました。
研修会は、長野県地震対策強化地域連絡協議会上伊那ブロックが毎年開いているもので、各市町村の防災担当職員が出席しました。
研修では、陸上自衛隊松本駐屯地の自衛官飛鳥井正之さんが、東日本大震災での自衛隊の活動について話しました。
飛鳥井さんの部隊は、地震発生翌日、福島県の須賀川市と白河市で、土砂崩落により生き埋めとなった住民の救助を行いました。
土砂に埋まって行方が分からなくなった人の捜索に災害救助犬が役に立ったという事です。
飛鳥井さんは、「特に緊急を要する場合は、正式な要請がなくても出動できる自主派遣という手段もあるので、その場合は直接駐屯地に連絡して欲しい」と話していました。 -
桜の開花 平年より遅めか平年並み
日本気象協会は、1日、今年1回目の桜の開花予想を発表しました。全国的に、平年より遅いか平年並みとなる見込みです。
日本気象協会の発表によりますと、この冬は12月から1月にかけ、全国的に気温が平年より低いか、平年並みとなりました。
この先、2月から4月にかけても気温は、平年より低いか平年並みと予想されるため、桜の開花は平年より遅いか、平年並みになると見込んでいます。
県内のソメイヨシノは、長野市で、平年並みの4月13日ごろの開花を予想しています。 -
ガールスカウトフリマで義援金集め
ガールスカウト長野第26団は1月29日、フィリピンで貧困にあえぐ子どもや、東日本大震災の被災者などを支援するため、伊那市の伊那公民館でフリーマーケットを開きました。
会場では、ガールスカウトのメンバーおよそ20人が手作り品や日用品などを販売しまし。
第26団では、今年、「一緒なら世界から貧困と飢餓を無くすことが出来る」をテーマにボランティア活動をおこなっています。
会場には、メンバーが手作りした手芸品のほかクッキーや日用雑貨、衣類などが並びました
あるメンバーは「(被災者やフィリピンの子どもたちの)力になれればうれしい」と話していました
フリーマケットの売り上げは、義援金として、フィリピンと東日本大震災の被災地へ届けられると言う事です。 -
エコチル信州 シンボルキャラクター決まる
上伊那地域の8市町村で行われている子どもの健康と環境に関するエコチル調査のエコチル信州のシンボルキャラクターが決まりました。
最優秀賞に選ばれたのは大阪市の佐藤秀子さんの作品です。
これは、エコチル調査が始まって1周年を機に全国から公募した企画で148点の応募がありました。
シンボルキャラクターは2032年まで行われる上伊那地域でのエコチル調査の活動に使用されるということです。 -
高校新卒者就職内定率92.2%
ハローワーク伊那は、今年の春卒業する高校新卒者の12月末現在の就職内定状況を発表しました。
就職内定率は、92.2%で前の年の同じ時期を4.8ポイント上回っています。
ハローワク伊那によりますと、12月末現在の求職者数335人に対し就職内定者数は309人となっています。
内定率は92.2%で、前の年の同じ時期を4.8ポイント上回りました。
求人倍率は0.91倍で前の年の同じ時期を0.06ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では、「就職環境は厳しいながらも、就職にたどり着いている。まだ決まっていない生徒に対して個別支援などを行い、卒業までに100%となるよう取り組んでいきたい」と話しています。 -
12月の月間有効求人倍率は0.63倍
上伊那の12月の月間有効求人倍率は0.63倍となり、前の月の0.7倍を0.07ポイント下回りました。
ハローワク伊那の発表によりますと、12月の上伊那の月間有効求人倍率は0.63倍で、前の月の0.7倍を0.07ポイント下回りました。
企業の新規求人数は768人で、前の年の同じ時期と比べて7.9%上回りました。
一方、新たに仕事を探している新規求職者は741人で、前の年の同じ時期と比べ、2.4%下回りました。
求人の数を示す月間有効求人数は、前の年の同じ時期より75人少ない2.138人で、22か月ぶりに下回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられる」としています。 -
地域医療を考えるシンポジウム
地域医療について考えるシンポジウムが29日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、城西大学の伊関友伸教授は、「地域医療再生のカギは医師が働きたい地域づくりをする事」とアドバイスしました。
シンポジウムは、地域医療を取り巻く様々な問題の背景や実態をしり、それぞれの立場で何が出来るのか考えていこうと、県と上伊那地域包括医療協議会が開きました。
医療の現場では、医師の過重労働や医師不足など様々な問題を抱えています。
このうち、基調講演で、城西大学の伊関教授は「地域医療再生のための処方箋」と題し話をしました。
伊関さんは、「これから日本は、高齢化により、どこの地域でも、医師や看護師などの人材や、病院の病床数など医療資源の不足が予測される」と前置きし、「どのようにして、医師が勤務したい地域にしていくかが課題」と話しました。
伊関さんは「病院は、医師が高度な技術を学べ自己成長でき、専門医の資格を取れる施設を整える。
行政は、高齢者の健康増進など福祉を充実させる
住民は、かかりつけ医をもち、コンビニ受診を止める事が大切」と話し「制度を作り強制するのでは無く、医師や看護師事を考え、「共感」の心を持つ、地域を作る事が大切」と話していました。 -
景気見通し悪い86.7%
アルプス中央信用金庫の伊那谷経済動向調査によりますと、平成24年の景気見通しについて、悪いと回答した企業が86.7パーセントにのぼることがわかりました。
平成24年の日本の景気をどのように見通していますかとの問いに、良い・やや良いと回答した企業の割合は、2.5パーセントだったのに対し、悪い・やや悪いと回答した企業の割合は、86.7パーセントにのぼりました。
これは、1年前の水準とほぼ同じで、以前として厳しい水準にあり景気に明るさは見られないとしています。
自社の業況が上向く転換点は、いつごろになるかとの問いには、すでに上向いている、6ヶ月以内、1年後と回答した企業が35.7パーセントで去年よりやや上向いていますが、業況改善の見通しは立たないとする回答が28.1パーセントで、3割近い企業が改善の見通しが立たない状況となっています。
今後の成長・拡大を期待したいのはどのような分野ですかとの問いには、環境・エネルギーが一番多く36.5パーセント、地域活性化・町おこしが31.5パーセント、健康産業が16.7パーセント、介護・医療が15.8パーセントなどとなっています。
1月から3月の見通しについてアルプス中央信用金庫では、長引く円高や海外経済の減速などが、景気回復の大きな悪影響となり、低調感を強めると予想しています。 -
地元企業 高校生対象の合同説明会
高校生を対象にした、地元企業の合同説明会が、上伊那では初めて、26日、上伊那農業高校を会場に開かれました。
26日は上伊那農業高校、赤穂高校、駒ヶ根工業高校、辰野高校から就職を希望する2年生162人が参加しました。
企業は上伊那の製造業や建設業、サービス業など11社が参加しました。
高校生に地元の企業を知ってもらい、就職に役立ててもらおうというもので、上伊那では初めての開催となります。
これは、長野労働局と県教育委員会が行っているもので去年から試験的に始まり、今年は県下8会場で開かています。
はじめに、全員を対象に11社の企業が2分間ずつ、自社の概要をPRしました。そのあと、企業ごとに会場を分けて、高校生が希望を出した企業2社から詳しく説明を聞きました。
高校生は、「仕事の内容が良く分かった」「まだ何をしたいか決まっていないが、話を聞くことで、考えるきっかけになった」などと話していました。
平成23年度新規高校卒業者の12月末現在の内定率は、92.2%で、求人倍率は、0.91倍となっています。
ハローワーク伊那の柳沢 幸所長は、「就職する高校生の9割は地元で就職している。こうした機会に情報を得て選択肢を広げて欲しい」と話していました。 -
中南米政府関係者などが産直市場視察
農村開発を学ぶため、中南米などの政府関係者は、25日、伊那市の産直市場グリーンファームを視察しました。
これは、独立行政法人国際協力機構JICAが企画した研修で、メキシコやペルーボリビアなど中南米の12の国から18人が参加してます。
参加者は、自国の農業政策に携わる政府や農業団体などの関係者で、日本の農業の仕組みからアイデアやプランを探ります。
グリーンファームでは、産直市場の仕組みなどについて、会長の小林史麿さんが話をしました。
小林さんは産直市場の役割について、「地産地消を進め、食料の自給率を上げる役割をになっている。
流通コストを削減し、農家の所得を増やし、小規模農家の支援にも繋がる」と説明していました。
研修に参加したホンジュラス政府の関係者は「農家が価格を決めれるシステムが良い。ホンジュラスでも産直市場のシステムを取り入れる事ができるか検討したい」と話していました。 -
食と農業農村振興審議会伊那地区部会 計画を協議
長野県食と農業農村振興審議会の上伊那地区部会が26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県が定める食と農業農村振興計画について協議しました。
振興計画は、食と農業・農村の振興に関する施策を県が定めたものです。
平成20年度から24年度までの5年間の計画で、毎年、計画の検証と地域の意見集約のため地区部会で意見を聞いています。
26日は今年度2回目の会合で、委員が計画の取り組み状況を聞いて意見を出し合いました。
担い手の確保育成については、「新規就農者だけでなく、農家の子どもが担い手になるための支援がもっと必要」との意見が出ました。
中山間地域の振興では、「シカの食害対策として絶対数を減らしてほしい」という意見がありました。
全体では、「計画を絵に描いた餅にしないために、農家に計画を伝え、実行に移せるものにしてほしい」との要望がありました。
この日出された意見は、来月開かれる県の審議会に報告されるということです。 -
上伊那の冬の花 アルストロメリア出荷本格化
出荷量全国一を誇る上伊那の冬の花アルストロメリアの出荷が本格化しています。
伊那市美焉のJA上伊那美焉花卉選花場では、辰野町から伊那市の農家が、ピンクや白などのアルストロメリアを運び込んでいました。
上伊那では、夏場が涼しく、冬場に晴天の日が多い事から、年間を通じてアルストロメリアが栽培されています。
冬のこの時期は最盛期となり、一日あたり、およそ10万本が関東や関西、中京方面へと出荷されているということです。
アルストロメリアは、日照時間が長くなるこれから、花の色もよくなってくると言う事です。 -
上伊那地域インフルエンザ感染者増加
上伊那地域では、インフルエンザの集団感染が増加し、1医療機関あたりの患者数が35.25人と県のインフルエンザ警報の基準を越えました。
上伊那地域の1月16日から22日までの1医療機関あたりの患者報告数は35.25人となり、県の警報基準となる30を越えています。
これを受け、伊那市などでは外出時のマスク着用や外出後のうがいや手洗いなどのインフルエンザ感染予防を呼びかけています。
伊那市では、富県小学校で1クラス、西箕輪小学校で3クラスが、南箕輪村では南部小学校で1クラスが学級閉鎖となっています。
箕輪町では箕輪中部小学校の1クラスがあすから学級閉鎖を予定しています。
伊那保健福祉事務所では、感染が疑われる場合は早めに医療機関で受診するよう呼び掛けています。