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上伊那ミニバスケットボール交歓大会
第13回上伊那ミニバスケットボール交歓会が8日、箕輪町民体育館であった。女子15チーム、男子9チームが出場。ともに汗を流しながら交流を深めた。上伊那バスケットボール協会主催。
ミニバスケットボールを通じて相互交流を図るとともに上伊那全体のレベル向上を図ることなどを目的として開催しているもので、4コートに分かれて各チーム2試合を対戦。 相手チームの一瞬のすきをついてボールを奪った選手が放ったスリーポイントシュートが見事に決まると、ひときわ大きな声援が湧き上がった。
上伊那は特に女子のレベルが高く、県大会に出場するチームを決める南信大会では、上伊那のチームが約半分を占めるという。その分交流試合なども盛んに行われており、切磋琢磨しながらレベルアップに励んでいる。 -
【高校野球紹介】(4)箕輪工業
正規部員の3年生4人、2年生1人、1年生3人に加え、バレー部から3人(いずれも3年)を補充し、構成した。助っ人や1年生は野球経験が少ないため・スのびしろ・スは未知数。「技術はともかく体、気持ちでボールを止め、取れるアウトはしかっり取りロースコアゲームに持ち込みたい」(鈴木監督)。
エースは、一昨年秋から投げている経験豊富な右上手の山川(3年)。ストレートにカーブなどの変化球を織り交ぜた投球に磨きがかかり、昨年と比べて制球力は向上。頼れる主戦に監督は「根気よく下目にボールを集めてくれれば」と期待する。
守備は、浦野(3年)、齊藤を外野からコンバートし、二遊間を任せる。ムードメーカーの一塁松崎(3年)、捕手山田(2年)には、声でチームを引っ張っていってほしい。
打撃は、長打力と勝負強さのある松崎を4番に据える。バレー部だった兼子にも注目。バッティングセンスがあり、本番では主軸に置く予定。助っ人部員に走塁技術が備われば打順に幅が持て、好機も広がるところだ。
初戦は小諸と対戦(16日午前9時縲恊z訪湖スタジアム)。勝ち上がると2回戦の相手は大町(18日午前9時縲恣ッ球場)。
山川亮太主将
先制点を取り、ロースコアゲームに持ち込みたい。そのために、しっかりと、みんなで盛り上げていきたい -
核廃絶を訴え、中川村から平和行進
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県教組などでつくる実行委員会が主催する「被爆07年核兵器廃絶上伊那網の目平和大行進」は6日、20人余が参加し、中川村から上伊那を縦断する。
一行は役場前で集会を開き、曽我村長から激励を受けた後、「核兵器のない世界のためにともに歩こう-国民平和大行進」と書かれた横断幕や、団体名を記した桃太郎旗を手にスタートした。
松川町から引き継いだ平和行進は、沿道の人々に、核廃絶や恒久平和をアピールしながら、国道153号を北上、飯島町、駒ケ根市を経て、伊那市役所へ。長谷・高遠ルートと合流する。7日は南箕輪村、箕輪町を経て、辰野町役場で長野・山梨コースと合流、川岸駅で諏訪に引き継ぐ。上伊那の参加者は約350人を見込む。 -
県観光振興基本計画(仮)に係る上伊那地区の地域懇談会
県観光振興基本計画(仮)に係る上伊那地区の地域懇談会が6日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。観光関連団体や交通従事者など12人が参加。市町村間の壁が観光の広域連携を阻害している現状の課題を受け、“地域づくり”という観点から民間主導の観光を再構築する必要性を認識した。
08年度からの5カ年計画とする新しい観光振興基本計画は、県観光振興審議会によって現在審議素案が検討されている。地域懇談会は計画に地域の実情を反映することを目的として10広域ごとに予定している。この日は、審議会から藤井龍子委員を迎え、上伊那における観光の現状と課題を議論した。
参加者からは、行政主導で観光への取り組みが進んできた結果、民間が観光に対して消極的となってしまったことや市町村間に壁があることを指摘する声が多く挙がり、結果、広域的な情報を求める観光客のニーズに対応しきれていない現状が明らかとなった。また、観光分野に携わる人だけではなく、幅広い分野の地域住民とともに地域を作り上げることで地域の付加価値を高めていく必要性を訴える声もあり、民間主導による観光を再構築する必要性を認識。
藤井委員は「何か心に残るものを求めて訪れるのがこれからの観光。そのため、地域への愛情や誇りがなければ観光も成り立たない。自分たちの地域には何があるのか、どうPRしていけばいいかを考えほしい」とした。 -
【高校野球紹介】(3)伊那弥生ケ丘
主戦平沢(3年)を中心とした守備で最小失点の試合を目指す。課題の打線は「9人の攻撃のバランスが取れてきた」と原監督。夏に向けて調子を上げたチームは、5年振りのベスト8を狙う。
130キロの速球とスライダー、カーブの変化球を持つ上手の平沢。6月から内角を攻めるよう心掛けてきたため、決め球の外角直球が生きてきた竏窒ニ監督は、エースの仕上がりに満足する。
継投には、右上手の佐々木(2年)、同じく宮沢(同)、右下手の春日(3年)が控える。
守備は、経験を積んだ小島、唐沢の3年生が二遊間を務め内野に安定感が出てきた。捕手の塩沢(2年)竏瀦ス沢のバッテリーも大きく成長したという。「守備はピンチの場面を多く経験してきたことでシビアに対応できるようになった」(原監督)。
打線は、「状況に応じたバッティング」に磨きがかかる唐沢を先頭打者に起用し、宮沢、佐々木、小島を中軸に置く。下位打線には不安を感じるが監督は「全員で攻撃をつなげていきたい」と話す。
初戦は須坂園芸と対戦(16日午前9時縲恁ァ営長野野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は臼田(18日午前9時縲恣ッ球場)。
春日秀仁主将
ピッチャーを中心に、一つでもエラーを少なくして守備でリズムをつくり、攻撃につなげたい。目指すはベスト8。 -
特定給食施設等従事者研修会
社会福祉施設や医療機関などに所属する管理栄養士や調理師などを対象とする「特定給食施設等従事者研修会」が5日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。約100人が参加し、食事バランスガイドの活用方法やノロウイルス対策についてのグループワークを展開。それぞれの取り組みを紹介し合いながら情報交換した=写真。
栄養や健康に関する知識向上と衛生管理の徹底を図ることなどを目的として伊那保健所が毎年開催しているもので、情報提供では県の取り組む各種事業を紹介。長野県でよく食べられている食品を国の食事バランスガイドに落とし込んだ「長野県版食事バランスガイド」などを示し、「一つのツールとして利用し、各施設の利用者さんとの会話の中でこうした知識を何らかの形で伝えてほしい」と呼びかけた。
また、食中毒の発生しやすい季節を迎え、ノロウイルス対策に関するグループワークを企画。「調理者自身、ノロウイルスに感染している危険性が高い時は調理に関わらないようにする」などといった感染拡大予防措置を各施設担当者が紹介し、最善策を模索し合った。 -
【高校野球紹介】(2)上伊那農業
一人ひとりの長所を最大限に発揮するのが目標だ。例年のチームと比べて総合力は劣るが、接戦の中で気持ちを切らさず、個々の特徴を生かしていければ竏窒ニ守屋監督。「3年生にはこれまでの練習の成果を試合で発揮してもらいたい」と願う。
投手陣は、左横手の有賀、右横手の宮下、左上手の竹村、同じく茅野、右上手の藤森の5人。ストレート、スライダー、チェンジアップなどの決め球を持つ、それぞれタイプの違う選手がそろうも「確固たるエースは不在」(守屋監督)。調子のよい投手を先発起用し、相手の目先を変える継投を考えている。
守備の要は捕手。三浦の組み立てで投手の実力を生かしてほしいと期待する。内野にはチーム内で守備に安定感のある2年・大槻、外野には俊足の3年・小林大樹のキーマン2人を据える。
打撃は選球眼があり広角に打てる大槻、太田や長打力のある有賀、倉田が中軸を担う。「長打が打てるとチームの空気も変る。普段、打てない選手も勇気をもらえる」と監督。
初戦は犀峡と対戦(16日午前10時縲恁ァ営飯田野球場)。勝ち上がると2回戦の相手は蘇南(18日午前10時縲恣ッ球場)。
大蔵大主将
チームの輪を大切に全員野球で勝っていきたい。大会で気持ちも上がり、充実した練習が出来ている -
【高校野球紹介】(1)赤穂
第89回全国高校野球選手権長野大会が14日に開幕する。夏の甲子園出場を賭け、熱戦の舞台に出場する上伊那8校を順次紹介していく。
前回大会を経験する3年生6人が中心となってチームを構成する。「技術はあるが精神面が課題」と真野監督。小池主将を柱に練習を積み重ね、最近の練習試合では、サヨナラ勝ちするゲームも増え、粘り強さが出てきたと期待する。
内外角に投げ分ける力を持つ右上手の2年・地元、同じく組み立てて勝負する左上手の3年・木下がダブルエースを務める。これまでの大会でも2投手をローテーション起用。試合状況に応じ、右上手の赤羽、右下手の小林の2年生が継投する。
守備は、コンバートした昨年の経験者6人をセンターラインに付かせて挑む。「守りのチームなので打たせて取りたい。練習で培った守備に取り組むスピードと正確さを生かしてほしい」(真野監督)。
打撃は、長打力のある主砲木下を中心に組み立てる。技量や勝負強さを持つチームの「頼れる4番」。打線を元気付ける意味でも、ムードメーカーの先頭打者・唐木のバント技術、俊足にも監督は期待する。
赤穂は初戦、須坂東と対戦(15日午後2時、松本市野球場)。この試合を勝ち上がればシード校の創造学園大附と2回戦(17日午後2時、松本市野球場)を戦う予定だ。
小池剛士主将
どっしりとした雰囲気でスピードと正確さのある自分たちの野球をみせたい。夏に向け、みんなの気合も十分 -
南信中学校総体各競技結果(2)
◆南信中学校総体各競技結果=上伊那関係分。
【サッカー】(6月23、30日・茅野市陸上競技場など)
(2)箕輪
※上位3校は県大会(14竏・5日・松本アルウィンなど)に出場
【軟式野球】(6月23、30日・伊那市営野球場など)
(1)春富
※上位3校は県大会(14竏・5日・下諏訪スタジアムなど)に出場
【ソフトテニス】(6月30日竏・月1日・飯田市押洞テニスコート)
◇男子▽個人 (1)城鳥・井上(伊那東部)(2)石川・伊藤(春富)(3)唐沢・伊東(赤穂)(4)瀧島・中條(辰野)(5)橋爪・伊藤(長谷)加藤・渡邉(赤穂)(9)登内・小島(伊那東部)下嶋・保科(春富)吉川・山岸(赤穂)
◇女子▽団体 (2)長谷(3)飯島(4)南箕輪▽個人 (3)倉田・永井(南箕輪)(4)渡辺・唐沢(南箕輪)(5)中山・中山(長谷)(9)小林・三石(飯島)湯沢・廣田(赤穂)小林・松本(飯島)
※男女各団体上位4校と個人上位16ペアは県大会(14竏・5日・長野市南長野運動公園)に出場
【卓球】(6月30日・県伊那勤労者福祉センター体育館)
◇男子▽個人 (1)山岡孝太(南箕輪)(2)沖村貴弘(伊那東部)(3)諏訪宝(辰野)(9)下平晋也(南箕輪)▽団体 (1)伊那東部(2)南箕輪
◇女子▽団体 (4)伊那東部
※男女各個人上位12人と団体上位4校は県大会(14竏・5日・松本市総合体育館など)に出場
【水泳】(1日・岡谷市市民屋外プール)
◇男子▽50メートル自由形 (3)小松原祐(赤穂)26秒98(4)永井涼介(春富)27秒22▽100メートル自由形 (2)小松原祐(赤穂)57秒73(3)伊沢賢司(伊那東部)1分00秒18(4)永井涼介(春富)1分01秒37▽200メートル自由形 (1)湯沢隼人(駒ヶ根東)2分09秒18(2)伊沢賢司(伊那東部)2分15秒69(5)中村直樹(辰野)2分27秒51(6)荒木駿輔(赤穂)2分29秒24▽400メートル自由形 (2)湯沢隼人(駒ヶ根東)4分38秒19(5)荒木駿輔(赤穂)5分17秒86(6)福沢涼甫(春富)5分19秒75▽1500メートル自由形 (2)福沢涼甫(春富)21分02秒50▽100メートル平泳ぎ (2)後沢秀至(伊那東部)1分14秒35(3)中林和希(箕輪)1分15秒00▽200メートル平泳ぎ (1)後沢秀至(伊那東部)2分43秒60(3)中林和希(箕輪)2分44秒65(4)麻野雅史(赤穂)2分49秒42▽100メートル背泳ぎ (3)山重拓太郎(赤穂)1分11秒24▽200メートル背泳ぎ (3)山重拓太郎(赤穂)2分36秒29(6)小林侑樹(伊那東部)2分43秒42▽100メートルバタフライ (1)岡本聖世(春富)1分09秒52(5)岩附龍一(辰野)1分21秒82▽200メートルバタフライ (3)岡本聖世(春富)2分43秒69(4)岩附龍一(辰野)2分59秒31▽400メートル個人メドレー (4)林光平(赤穂)7分06秒09▽400メートルリレー (2)赤穂(小松原祐、麻野雅史、山重拓太郎、荒木駿輔)4分10秒57(3)伊那東部(後沢秀至、北沢和宙、小林侑樹、伊沢賢司)4分26秒74(6)箕輪(釜屋秀雄、大槻真、小島圭、中林和希)4分37秒47▽総合順位 (2)赤穂57点(4)伊那東部46点(6)春富34点
◇女子▽200メートル自由形 (1)馬場真衣子(赤穂)2分19秒16(3)小沢聖香(辰野)2分40秒90(4)菅沼梢(赤穂)大前奈央(赤穂)2分41秒84▽400メートル自由形 (1)馬場真衣子(赤穂)4分54秒14▽800メートル自由形 (4)春日みわ(春富)11分02秒85▽100メートル平泳ぎ (3)宮島尚子(伊那)1分25秒86(4)片桐あゆみ(赤穂)1分27秒56(6)小原瑞季(赤穂)1分27秒68▽200メートル平泳ぎ (4)片桐あゆみ(赤穂)3分05秒26(5)宮下優華(南箕輪)3分06秒09(6)小原瑞季(赤穂)3分06秒40▽100メートル背泳ぎ (2)増沢ひとみ(赤穂)1分12秒62(5)大前侑未(赤穂)1分22秒28▽200メートル背泳ぎ (2)増沢ひとみ(赤穂)2分34秒70(6)永井由夏(春富)2分54秒29▽100メートルバタフライ (2)植田愛美(伊那東部)1分13秒95(6)湯沢侑奈(宮田)1分17秒58▽200メートルバタフライ (4)植田愛美(伊那東部)2分58秒26▽200メートル個人メドレー (2)湯沢侑奈(宮田)2分49秒87(3)桑原里佳(赤穂)3分01秒10(5)大前奈央(赤穂)3分10秒44(6)松沢栞菜(赤穂)3分16秒25▽400メートルリレー (2)赤穂(馬場真衣子、片桐あゆみ、小原瑞季、増沢ひとみ)4分27秒39▽400メートルメドレーリレー (2)赤穂(増沢ひとみ、小原瑞季、馬場真衣子、片桐あゆみ)(4)宮田(小田切美樹、池上史織、湯沢侑奈、伊東実穂)5分57秒52
▽総合順位 (2)赤穂102点
※男女各種目上位3人、又は標準記録を突破した選手は県大会に出場 -
県交通環境施設協会が道路標識などの清掃作業を実施
長野県交通安全環境施設協会建設業協会は3日、道路反射鏡・道路標識などの清掃ボランティアを県内各地で展開した。
交通安全設備の受注する企業らが、受注後の道路標識などをきれいにすることを通じて、交通事故防止を呼びかけていこうと始めた取り組みで20年目。今年は「美しい信州の人と道路の安全を守る」を活動のテーマとした。
そのうち上伊那では、協会に加盟する4社の12人が、伊那建設事務所管内にある国道2路線、主要地方道3路線、一般県道8路線の総延長約150キロで清掃ボランティアを実施。道沿いに設置されている道路標識など約800本を一本一本きれいにし、交通事故防止を呼びかけていた。 -
のうさん味ネット上伊那が味巡りマップを作成
上伊那の農産物加工組織でつくる「のうさん味ネット上伊那」(19団体、林由枝代表)はこのほど、各団体の農産物加工品とこれらの商品を扱う直売所などを紹介した「かみいな味巡りマップ」を作成した=写真。
相互連携を図りながら加工技術の研鑚、販路拡大に取り組んでいる同組織は昨年、自分たちのつくる商品をPRするためのマップ作りを検討。昨年度のコモンズ支援金の助成を受けながら本年3月、「味巡りマップ」としてまとめた。
見た人に楽しんでもらおう竏窒ニ、明るめの色使いでまとめたほか、イラストなどを添えて見やすくまとめた。それぞれの紹介文には、地元農産物へのこだわり、安心、安全への配慮など、さまざまな思いが込められている。
マップは5千部作成しており、今後は各直売所や公共の宿泊施設に置いてもらうなどして、PRを図っていきたいとしている。 -
県中学総体陸上競技
赤穂の男子短距離勢が全国へ県中学総体陸上競技は1日、松本市の松本平広域公園陸上競技場で行い、県内ブロック大会で上位入賞した中学生男女約千人(143校)がトラック、フィールド合わせて33種目に熱戦を繰り広げた。
全日本中学校総合体育大会への出場条件となる標準記録突破を今大会で達成した選手は男女各3人。男子は、3千メートルの福沢潤一(駒ケ根東3年、9分2秒94)、110メートル障害の森雅貴(赤穂3年、15秒03)、100メートルの加藤一樹(赤穂3年、11秒26)で、上伊那勢が占めた。一方、女子は標準記録を突破した選手が上伊那勢からは現れなかった。走り高跳びで有賀楓子(春富2年)が1メートル54を跳び、標準の1メートル57に挑戦したが、クリア出来なかった。走り幅跳びの桐山明日香(宮田3年)は標準記録を超える5メートル31を出したが、惜しくも追い風参考記録になってしまった。
男子400メートルリレーの赤穂(松尾駿輝、加藤一樹、大野裕紀、森雅貴)は44秒10の県中学新、大会新で堂々の1位になり、全国への出場資格(各都道府県1チーム)を得た。
福沢潤一選手の話
標準記録より大会新をねらっていた。最近、抑えて崩れるレースが多かったが、今日は自分らしいレースができて気持ち良かった。でも、ラスト800メートルのキレが足りなかったので70点の出来。全日本中学総体ではラストの切り替えを意識して8分40秒前半かそれを切るくらいの記録を狙いたい。
森雅貴選手の話
南信大会の後、ハードルを早く飛び越せるようにひじをより高く上げる練習をしてきて、その効果が出た。2週間前に肉離れを起こし、練習不足で不安だったが、去年の大会で力が発揮できず悔しい想いをしたことをばねに練習してきたかいがあった。全国大会では、表彰台に立てるタイム14秒03をねらう。
加藤一樹選手の話
今日の記録が自己ベスト。今年は・ス腰が落ちる・ス状態が修正できず悩んだが、ゆっくりでもいいんで去年の走りを思い出そうと努力した。今日はアップの時に、故障している足に痛みを感じたが、決勝では集中力があり、いい感じで走れた。全国大会出場は1年の時からの夢。力強い、大きな走りで県中学記録の10秒85を超えたい。 -
県高校総体水泳 小松原バタフライ2冠
県高校総体水泳競技大会は6月30、1日、飯田市のアクアパークIIDAであり、女子バタフライ100メートルで小松原(赤穂2)=写真=が1分04秒40の好記録で優勝、同200メートルと合わせて2冠に輝いた。また、小松原は女子400メートルリレーの第1泳者で、59秒94の100メートル自由形の大会記録を樹立した。
北信越大会の出場を懸け、男女計31種目で競った。上伊那勢は、男女16種目で12人、1校が8位入賞を果し、北信越大会の出場を決めた。
○…女子バタフライ100メートル決勝で小松原は、ゴール後、電光計時の記録を確認し、悔しさを顔に出した。大会記録を狙ったレースだったがわずか0・11秒届かず。「体力が続かなかった」と不満げな表情に、2冠獲得の達成感はなかった。
力強く飛び出し、レース序盤から後続を引き離して圧勝。しかし、50メートルの折り返しタイム30秒12について「この時点で遅れてしまった」と小松原。「29秒台で入るつもりだったが今は(練習が)追い込みの時期で体調管理ができなかった」と反省する。
それでも、南信大会で自信が樹立した1分05秒08の大会新記録を0・68秒縮める記録で優勝した。「県には強い選手がいるので気持ちを強く持てた」と、2年連続インターハイ出場に向け気合が入る。「改善してきたフォームもよくなってきた」と、まずは、北信越大会での2冠達成に自信をのぞかせる。 -
県中学校総体陸上競技大会
◆県中学校総体陸上競技大会(1日・松本平広域公園陸上競技場)=決勝記録・上伊那関係分
【男子】
▽1年100メートル (5)唐沢玄(南箕輪)12秒71▽3年100メートル (1)加藤一樹(赤穂)11秒26(6)原翔太(伊那)11秒64▽200メートル (4)松尾駿輝(赤穂3)23秒87(7)田畑勇貴(伊那3)24秒59(8)白鳥克弥(西箕輪3)24秒85▽400メートル (3)大野裕紀(赤穂3)53秒42▽1年1500メートル (5)久保田隼(飯島)4分40秒58▽2・3年1500メートル (2)小林純平(駒ヶ根東3)4分14秒10▽3000メートル (1)福沢潤一(駒ヶ根東3)9分02秒94(4)白鳥敦(箕輪3)9分25秒40▽110メートル障害 (1)森雅貴(赤穂3)15秒03▽400メートルリレー (1)赤穂(松尾駿輝、加藤一樹、大野裕紀、森雅貴)44秒10=県中学新・大会新▽走り高跳び (3)瀧沢俊輝(中川3)1メートル65▽棒高跳び (2)春日太陽(春富3)3メートル60▽4種競技 (6)宮坂佳裕(辰野3)1929得点(7)村沢和樹(宮田3)1860得点
【女子】
▽1年100メートル (7)加藤未理百(箕輪)13秒91▽2年100メートル (2)征矢萌唯(箕輪)12秒85(7)中村夕貴(赤穂)13秒41▽800メートル (6)北原成美(駒ヶ根東2)2分26秒91(7)湯沢ほのか(駒ヶ根東1)2分28秒45▽1500メートル (3)篠田美樹(駒ヶ根東3)4分48秒11(4)福沢志穂(駒ヶ根東2)4分48秒72(7)森田遥(赤穂2)4分55秒87▽1・2年400メートルリレー (3)箕輪(日野奈都子、加藤未理百、飯沢美咲、征矢萌唯)54秒25▽走り高跳び (1)有賀楓子(春富2)1メートル54▽棒高跳び(オープン) (7)田畑みなと(春富2)、伊沢楓(春富2)2メートル10▽1年走り幅跳び (1)青木亜里沙(辰野)4メートル43▽2・3走り幅跳び (2)桐山明日香(宮田3)5メートル31(5)小池麻美(駒ヶ根東3)4メートル73▽砲丸投げ (5)村田彩香(南箕輪3)10メートル66(8)宮下花歩(中川3)9メートル84▽4種競技 (1)中谷一恵(辰野3)2203得点(5)伊藤美智花(伊那3)1953得点
※男女各種目で全国大会参加標準記録を突破した選手、400メートルリレーで優勝した学校は全国大会(8月20竏・3日・宮城県・宮城スタジアム)に出場
※1・2年400メートルリレー、1年走り幅跳びを除く男女各種目の上位4位は北信越大会(8月7日・松本平広域公園陸上競技場)に出場 -
アユ友釣り解禁
天竜川漁業協同組合管内の天竜川水系のアユの友釣りが1日、解禁になった。地元をはじめ関東・中部地域から集まった釣り人が、今季のアユ釣りを楽しんだ。
この日解禁になったのは、天竜川の辰野町から中川村までの間と、高遠ダムより上流の三峰川水系を除く支流。三峰川には250人以上が入り、本流を合わせ全体では400人を超える人が入った。
天竜川箕輪橋付近では4、5人が竿(さお)を出して当たりを待った。箕輪町内の男性は、「山で雨が降って水が多いし、石に水あかがついていない。もう少し水温が上がらないと駄目かな」と話していた。
漁業によると、釣果は三峰川では5、6匹という人から30匹位まで。最も多かったのは群馬県から来た男性で51匹だったという。「アユ釣りは梅雨明けから。型は小さめだが順調な出足」と話している。
高遠ダム上流の三峰川水系は8日午前6時に解禁となる。 -
全国高校野球選手権長野大会 組み合せ抽選
第89回全国高等学校野球選手権長野大会(7月14日開幕、県高野連など主催)の組み合せ抽選会が30日、県松本勤労者福祉センターであった。上伊那勢は、春の北信越県大会ベスト8の辰野をシードに各校注目の対戦カードが決まった。開会式の選手宣誓は箕輪工業の山川主将が務める。
辰野は蓼科と松本第一の勝者と17日、諏訪湖スタジアムで対戦。駒ヶ根工業は岩村田、伊那北は屋代、赤穂は須坂東、高遠は松本工業と15日、箕輪工業は小諸、伊那弥生は須坂園芸、上伊那農業は犀峡と16日、それぞれ各球場で初戦を戦う。
大会は松本市野球場を主会場に県営長野野球場、県営上田野球場、諏訪湖スタジアム。長野オリンピックスタジアム、県営飯田野球場の6会場で4回戦までを展開。19日の予備日、23日の移動日、26日の休養日をはさみ、順調に日程を消化すれば27日に準決勝、28日に決勝を向かえる予定だ。
上伊那関係校の初戦の日程は次の通り。
▽15日=駒ヶ根工業竏抽竭コ田(午後2時、長野)、伊那北竏忠ョ代(午後0時30分、飯田)、高遠竏衷シ本工業(午前11時30分、松本)、赤穂竏註{坂東(午後2時、松本)▽16日=箕輪工業竏衷ャ諸(午前9時、諏訪)、伊那弥生竏註{坂園芸(午前9時、長野)、上伊那農業竏注メ峡(午前10時、飯田)▽17日=辰野竏剃ネと松本第一の勝者(午後2時、諏訪) -
第4回春風会書展
春風書道会(福沢ミチエ代表)の第4回春風会書展が30日、伊那市の県伊那文化会館美術展示ホールで始まった。展示は1日まで。
2年に1回開く書展。伊那市をはじめ箕輪町から駒ヶ根市までの会員が2年間の学びの集大成として、1人2点から6点を出品した。仮名が主で漢字、漢字仮名交じり書もある。現代感覚の書が人気になっている中、書に合わせて絵を書き入れた作品、色の墨で書いた作品などもある。
生活の中で使える、うるおいを与えてくれる書を-と、展示会で毎回共通テーマを設けて会員皆で取り組む生活書は、今回は「うちわ」。形、色などざまざまなうちわに、「月」「蝉しぐれ」「風薫る」などの字、絵などを書いている。
福沢代表は、「皆さんに見て楽しんでいただきたい。書道をやらない人にも楽しさを感じてほしい」と話している。 -
第1回伊那市新ごみ中間施設建設用地選定委員会
上伊那広域連合の新ごみ処理施設の用地選定を行う第1回伊那市新ごみ中間施設建設用地選定委員会が29日、伊那市役所であった。市議会や市民団体、学識経験者などから選ばれた25人が顔合わせし、評価項目を設けて伊那市内で用地選定を進めることを確認。検討対象とする場所は、市が候補地として明らかにした4カ所のほか、広域連合が03年に候補地として選定した伊那市内の4カ所、その後、広域連合に寄せられた情報などから候補地になり得ると見込んでいる4カ所を加え、委員会内で具体的提案があった場合、その場所も検討対象として現地調査などをしていくこととなった。
この日は、用地選定に関するこれまでの経過と今後の基本的な進め方を確認。用地を選ぶ評価項目は、広域連合が過去の用地選定で用いた項目や先進地の例などを参考にして委員会独自の基準を設け、評価項目に含まれない外的要因も加味しながら最終候補地1カ所を絞り込んでいくこととなった。市への最終報告は12月を目標とする。
次回委員会では評価項目の具体例や検討対象となる用地の情報を明らかにし、今後のスケジュールなどを検討する。
また、委員長には信州大学名誉教授の伊藤精晤委員を、副委員長に伊那市女性団体連絡協議会の有賀喜志子委員を選出した。 -
青葉の会 会員それぞれの感動を写真に
上伊那の写真愛好者でつくる教室「青葉の会」の作品展は7月7日まで、伊那市荒井の市立伊那図書館の広域情報コーナーで開いている。受講生20人が一人1点ずつを出品。山や滝などの風景や人物を銀塩、デジタルカメラで撮影した、メンバーそれぞれの力作が並んでいる=写真。
作品は、残雪の中央アルプスが水面に写る田園や雪が積もり周囲が真っ白となった光前寺の鐘楼(しょうろう)など、被写体は地元の風景が中心。そのほか、毎年1、2回あるという撮影旅行で訪れた伊豆の夕暮れの海岸を写した写真もある。
青葉の会は、社会保険健康センター「ペアーレ伊那」(伊那市)で10年以上続く写真講座。松本大学研究員の建石繁明さん=同市=を講師に迎え、週1回の教室を開く。受講生は50縲・0歳代の男女で、写真歴は初心者からベテランまでが集まる。
同会代表の中沢二郎さん(70)=同市=は「写真を通じて受講生らは友達づくりをしている。皆が集まると、カメラや撮影場所などの話で話題は尽きない。それぞれが感動した場面を写真にしているので見てほしい」と来場を呼び掛けている。
午前10時縲恁゚後7時。 -
表千家同門会長野県支部総会
表千家同門会長野県支部(横内祐一郎支部長、会員約2千人)の総会が24日、伊那市の県伊那文化会館大ホールなどであった=写真。県内各地区から約530人の会員が出席。本年度事業を決めた後、京都本部の講師による講習会があった。
総会は県下8地区を会場に年一回、交代しながら開催。あいさつに立った横内支部長は「茶道を極めるための一つひとつの仕草が人生の勉強になった。日本の伝統文化である茶道を皆で伝え合い、美しい日本をつくりあげていこう」と話した。
総会では、在籍20年以上で77歳を迎える会員を称える「喜寿表彰」や支部特別功労賞、支部功労賞などの13人を表彰した。講習会では「初炭」「続薄茶」など基本的な点前を学んだ。 -
違反建築物の発生防止を目的とする現場巡視
上伊那地方事務所は27日、違反建築物の発生防止と建築物の安全性向上などを目的とする巡視を行った=写真。
上伊那地方事務所では例年、建築指導員の協力を得て年に5回、管内の建築工事現場の巡視をして建築基準法の目的・内容の周知徹底と違反防止に努めている。そのうち2回は違反建築防止週間に合わせて実施。県の職員も巡視に加わり、表示板が適切に設置されているかなどに重点を置いて見回っている。
今回は職員や県の建設指導員など13人が参加。3班に分かれ、管内37カ所の建築工事現場を点検した結果、すべての現場で適切な処理が行われてた。 -
国交省・天上 激特事業の起工式7月1日
国土交通省天竜川上流河川事務所(伊藤仁志所長)は7月1日、天竜川直轄河川激甚災害対策特別緊急事業の本格着工を祈願した起工式を箕輪町松島の同河川沿いで開く。同事業は昨年7月の豪雨災害の再度災害防止を目的に2010年度までの5カ年度計画。出水期外の10月から同所管内各箇所で本格工事が始まる予定だ。
同事業は、諏訪湖の水位上昇による浸水被害を防ぐため、天竜川の流下能力を高め、釜口水門の最大放流量をこれまでの毎秒400トンから同430トンへ引き上げる。諏訪湖流入河川と天竜川で、河道掘削や護岸強化などを施す。
管内の激特事業は、横川川合流点(辰野町)から三峰川合流点(伊那市)までの対象区間約20キロ。河道掘削、護岸強化工事や天竜橋(南箕輪村、伊那市の境)、明神橋、水神橋、中央橋(以上同市)など6個所の橋梁補強を実施する。採択事業費は84億円。
関係者は「将来とも天竜川周辺が安全であり、工事事業が順調に進むことを願いたい」と話している。 -
記者室
2、3年前からバラブームで、今回花ろまんで取材させてもらったオープンガーデンなどの園主も10年以上前からバラを栽培している人はごくまれで、ほとんどが数年前から▼バラは成長が早く、植えてから3年もすると、結構見られるバラ園になる。上伊那でも、すばらしいローズガーデン、バラをメーンとしてイングリッシュガーデンが各地にある。ネットワークし、バラ巡りバスなどという企画があればいいのにと思う▼ローズガーデン巡りを終え、我家の狭く、何ら変哲のない庭を見たが、松やイチイなど常緑樹の中にわずかにサツキ、アジサイが彩りを添える、10年前と変わり映えしないが、なぜかほっとする。刻々と変る華麗な庭もいいが、変わらない庭もいい(大口国江)
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南信地区中学校総体各種結果(1)
◆南信地区中学校総体各競技結果=上伊那関係分
【バレーボール】(23竏・4日・茅野北部中学校体育館など)
◇男子 (2)箕輪(4)飯島
◇女子 (1)辰野(2)中川
※男女上位4校は県大会(7月14竏・5日・下諏訪体育館など)に出場
【バスケットボール】(23竏・4日・豊丘中学校体育館など)
◇男子 (1)赤穂(3)箕輪
◇女子 (1)箕輪(2)赤穂(3)伊那
※男女各上位4校は県大会(7月14竏・5日・長野運動公園体育館など)に出場
【ソフトボール】(23日・上郷グラウンドなど)
◇女子 (1)伊那東部
※伊那東部は県大会(7月15竏・6日・松本市あずさ運動公園)に出場
【新体操】(23日・サンビレッジ伊那体育館)
◇女子▽個人 (2)清水累衣(赤穂)(3)山崎真緒(赤穂)(5)小原恵(赤穂)(6)大沼利佳(赤穂)(7)池田奈美(箕輪)(8)大沼佐奈代(赤穂)(9)矢沢優(宮田)(11)武村楓(伊那東部)(12)原未那美(西箕輪)(14)栗山静花(赤穂)(15)唐沢紗季(赤穂)(16)伊藤直美(飯島)▽団体 (1)赤穂
※個人上位16人、団体1校は県大会(7月15日・伊那市勤労者福祉センター)に出場
【バドミントン】(23日・赤穂中学校体育館)
◇男子▽団体 (2)赤穂▽個人ダブルス (3)伊藤健・大木島正徳(赤穂)▽同シングルス (2)松原大和(赤穂)(3)宮下直人(赤穂)
◇女子▽団体 (1)赤穂▽個人ダブルス (1)松原由美子・竹上晴香(赤穂)(2)吉沢奈津子・山本さくら(赤穂)(4)川島夏美・林千晶(赤穂)
※男女団体上位2校、個人ダブルス、シングルス上位4ペア・人は県大会(7月15竏・6日・信州スカイパーク体育館)に出場
【柔道】(24日・辰野中学校柔道場)
◇男子▽個人50キロ級 (1)中村健太(辰野)(3)小田切健太(赤穂)(4)住井洋太(赤穂)▽同55キロ級 (1)有賀大記(辰野)▽同66キロ級 (1)柳沢翔矢(辰野)▽団体 (2)辰野
◇女子▽個人52キロ級 (1)有賀詩織(辰野)(2)原寿々子(伊那)▽同57キロ級 (1)岩崎真由(辰野)(2)中原由貴(赤穂)▽団体 (2)辰野
※男女個人各階級上位4人、団体上位4校は県大会(7月14竏・5日・辰野町民体育館)に出場
【剣道】(23日・松川中学校体育館)
◇男子▽個人 (5)湯沢卓哉(赤穂)▽団体 (1)伊那東部(4)赤穂
◇女子▽個人 (3)下井雪乃(赤穂)福本なつみ(春富)(5)伊藤菜月(春富)板山香純(伊那東部)▽団体 (1)赤穂(2)春富(4)辰野
※男女個人上位8人、団体上位4校は県大会(7月14竏・5日・白馬村ウィング21)に出場 -
【朝の学舎】森の木漏れ日 ≪森の空を見上げてみよう≫
伊那市の西箕輪小学校は、周囲を豊かな学校林に囲まれている。すべての学級に木の名前がつけられ、休み時間になると学校林の中に設けられたアスレチック施設に子どもたちが集まってくるなど、日常的に森や木を近くで感じることができる環境だ。
前回の朝の学舎で、4年生のとち組・きり組の子どもたちは、通学路の途中にある有賀建具店を訪ね、自然の木のすばらしさを感じる授業を体験した。実際にカンナで木を削ったり、有賀さんが製作した64種類もの樹種を使った箪笥を見たり、五感で木を感じた子どもたち。その後、学校林にある樹木に興味を持ち、木の葉っぱや肌を観察して、次第に森への興味をふくらませていった。
そこで、今回、森づくりの実践者・内田健一さんを迎え、森の授業を受けた。 -
「パパ,s絵本プロジェクト伊那」 奨励賞受賞
伊那市の父親5人でつくる読み聞かせグループ「パパ,s絵本プロジェクト伊那」は、社会貢献支援財団(東京)主催の「第5回こども読書推進賞」で奨励賞を受賞した。24日、同市富県の新山コミュニティーセンターで受賞式・記念ライブを開き、同財団の横山道雄常務から賞状を受け取った。
「こども読書推進賞」は、子どもたちの読書習慣の定着に貢献した団体などを表彰する賞で、本年は全国から181件の応募の中から推進賞1、奨励賞4団体の計5団体が受賞。県内の団体が賞を受けるのは初めてとなった。
横山専務は「数ある読み聞かせボランティアの中でも父親が活動しているのはユニーク。読み聞かせの手法も優れている」などと評価。グループ代表の北原文徳さん(48)は「父親が楽しそうに読み聞かせをしている様子を見てもらいたい。肩に力を入れず、父親ならではの活動を続けたい」と話した。
記念ライブは、メンバーの一人と親しい新山地区の子育て支援サークルの例会に合わせて実施。地元の児童や保護者ら約60人を、絵本を読むだけではなく、フォークギターなどの演奏に歌を交えた演出で魅了した。
「パパ,s絵本プロジェクト伊那」は04年4月に結成。上伊那地域を主な活動場所とし、月1回の「絵本ライブ」を開催している。 -
第4回子どもを育む上伊那地域ネットワークフォーラム
第4回子どもを育む上伊那地域ネットワークフォーラムが23日、伊那市の生涯学習センターであった。『子育てハッピーアドバイス』の著者で精神科医、スクールカウンセラーとして活躍する明橋大二さんを講師に迎え、自己肯定感を育む子育てや不登校、ひきこもり支援のあり方について考えた=写真。上伊那子どもサポートセンター主催。
明橋さんは、現代の子どもをめぐるさまざまな問題の根幹には、子どもたちの極端な自己評価の低さがあることを指摘。「自己肯定感」という観点を問題としてこなかったこれまでの日本の子育てについて触れ「もっともっと子どもを誉めてやっていいのではないか」と語った。
また、いじめや虐待などといったさまざまな要因によって自己肯定感が傷つけられてしまった子どもたちに対して勉強やしつけなどといったものを押し付けると、子どもたちは「自分はできない」と思い込み、さらに自己評価を低くしてしまうため、自己評価が低くなっている子どもたちに対してはまず、頑張りを認め、ねぎらってあげることで、自己肯定感を育て直してあげることが必要とした。
不登校については「心身のオーバーヒートに対してサーモスタットが作動した状態。きわめて自然な生理的現象」と説明。心身の疲れが収まれば再び回路はつながるため、むりやり回路をつなごうとするのではなく、まずは子どもの症状を大事にして付き合い、それを無理矢理押さえ込んだりしないことが大切なことを示した。 -
伊那草友会が山野草展示会
上伊那の山野草愛好者でつくる「伊那草友会」(中山和幸代表、13人)は23、24日、伊那市民会館2階で第18回山野草展示会を開いている。ウチョウランを中心に、各種山野草、ふ入り葉物、古典園芸植物など250鉢をそろえた。
ウチョウランは中川村小渋産をはじめ、花びらが濃い紫色の「王妃」、真っ白い「千羽鶴」、「赤花」など100点。毎年、来場する常連も多く、花の色や形が異なるウチョウランを見比べた。
中山代表によると、暖冬だったものの、花芽が出る3月ごろが寒く、昨年より開花が1週間遅れ、展示会に間に合わせるのに苦労したという。
会場には、ヤブレガサ、フウチソウ、シナノコザクラ、チョウセイランのほか、人気が高くなっている高さ15センチほどのイチョウやモミジなどミニ盆栽も並ぶ。
会員が育てたウチョウランなどの山野草を100円から販売している。
24日は午前9時縲恁゚後4時。 -
子ども科学工作教室でソーラーカー作る
県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターの子ども科学工作教室「ソーラーカーをつくって走らせよう!」が23日、伊那技術形成センターであった。小学校4年生以上の37人が集まり、自作のソーラーカー(太陽光で発電して走る自動車)を走らせた。
同センターは、事業テーマの一つに「人材育成」を掲げていることから、子どもたちにものづくりや科学に興味を持ってもらおうと趣旨に賛同する企業で上伊那子供科学工作教室推進研究会を組織、初めて企画した。
上伊那の製造業を中心に企業8社が協力。はんだづけができる技師を中心に25人が指導に当たり、小学生は配線やボディー加工など手順を教わりながら、夢中になってキットを組み立て、完成させた。
理科が好きで参加したという伊那小学校6年生の岩崎年示さん(12)は「(ソーラーバッテリーとモーターを)コードでつなぐところが難しかったけど、頑張ったかいがあった」と走るソーラーカーに喜んだ。
推進研究会では「電気や工作の知識を持つ若年社員が減っている。子どもたちにまず興味を持ってもらいたい」と話した。
製作に先立ち、電気とは何か、ソーラーカーの仕組みなどの講義があり「知ることは楽しいこと。知ると同時に、分からないことも発見できる」とものづくりのおもしろさを伝えた。また、地元企業2社の紹介もあった。 -
南信中学校総体9競技で熱戦
南信地区中学校総合体育大会は23日、バレーボールや剣道、バドミントンなど9競技を各地で繰り広げた。県大会の進出権を懸けた熱戦が本格的に始まった。全14競技のうち10種目の代表が24日までに決定。ソフトテニスと卓球、サッカーは30日、水泳は7月1日に決まる予定だ。
軟式野球は、県営伊那球場と駒ヶ根アルプス球場の2会場で1、2回戦があり、上伊那など3地区の代表12校から24日の準決勝に進む4校が決まった。選手らは、仲間や保護者の応援を力に一生懸命、白球を追った。
県大会出場を懸けて始まった軟式野球(阿智竏駐・・輪、23日・県営伊那球場)