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南中生6人スケート全国大会出場
南箕輪中学校の3年生1人と2年生5人の合わせて6人が、今月28日から長野市で開かれる全国中学校スケート大会に出場します。
24日は、全国大会に出場する、6人のうち、5人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出場の挨拶をしました。
全国大会へは、今月上旬に長野市で開かれた県大会で、20位までに入り出場を決めました。
3年生の竹松秋美さんは、「中学で最後の大会。これまでの経験を生かし、8位入賞を目指しがんばりたい」と話していました。
生徒達は、宮田村の宮田スケートクラブに所属し、毎週6日間練習をしています。
シーズンとなる、10月上旬からは、授業を終えると、岡谷市や長野市のリンクに行き、夜、8時頃まで滑っていると言う事です。
唐木村長は「練習環境が恵まれない中、日ごろの努力で勝ち取った、全国大会。体調を整え、本番では頑張ってほしい」と子供たちを激励しました。
全国中学校スケート大会は、今月28日から長野市のエムウェーブで開かれます。 -
村特別職報酬等審議会に白紙諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、村特別職報酬等審議会に、来年度の理事者の給料や村議会議員の報酬について、白紙諮問しました。
唐木村長は「他の市町村の状況や自治体規模、経済状況などを参考にしながら、適正な額を審議していただきたい」と挨拶しました。
平成23年度の理事者の給料は3%引き下げとなっていて、村長は69万7,430円、副村長は59万2,670円、教育長は50万4,400円です。
また村議会議員の月額報酬は条例に定められた金額となっていて、議長は29万5,000円です。
審議会では、2月10日までに答申を予定しています。 -
南箕輪中学校 森林環境教育推進部門の最高賞にあたる県知事賞を受賞
南箕輪村の南箕輪中学校は、森林づくりに貢献した個人や団体に贈られる、長野県のふるさと森林づくり賞を受賞しました。
南箕輪中学校の柴俊春校長が16日役場を訪れ、唐木一直村長に受賞を報告しました。
ふるさと森林づくり賞では、4部門で合計14の個人や団体が表彰され、南箕輪中は森林環境教育推進部門の最高賞にあたる県知事賞を受賞しました。
南箕輪中は、大芝高原にある村有林の一部区域を学校林として、植樹や下草刈り、枝打ち作業など、昭和22年の開校以来毎年取り組んでいて、今回その取り組みが認められました。
唐木村長は「子ども達に作業を通じて森林づくりに興味を持ってもらえるよう、今後も継続して取り組んでもらいたい」と話していました。 -
卒業生に贈る「愛の鈴」づくり
南箕輪村の中学3年生に贈るストラップ「愛の鈴」作りが、19日、村社会福祉協議会ボランティアセンターで行われました。
19日は、愛の鈴を作るために集まったボランティア20人が作業を行いました。
愛の鈴は毎年、卒業を迎える南箕輪村内の中学3年生全員に贈られていて、25年以上続いています。
19日が作業の3回目で、糸を編んだものに鈴をつけ、木の玉に顔を書いて完成させていました。
今年は、南箕輪中学校と伊那養護学校の中学部の卒業生を対象に200個用意されます。
愛の鈴は、卒業式を前に、生徒に渡される予定です。 -
上農生が食文化学習でそば打ち
上伊那農業高校の生産環境科の2年生が19日、地産地消と伊那谷の食文化について学びました。
生徒38人は、授業で栽培したソバと小麦を使い、そば打ちに挑戦しました。
この学習は、地産地消型の農産物流通と食文化を学ぼうと、生産環境科の2、3年生を対象に毎年開かれているものです。
伊那市の産直市場グリーンファーム会長で、伊那市そば打ち名人の会会長の小林史麿さんを講師に招きました。
生徒は、小林さんの指導を受け、そばを打っていました。
同日は、農産物直売所における食文化についての講義も行われました。
小林さんは、農産物直売所は流通経費がカットされること、農家の手取りを増やす役割を果たしていること、消費者が新鮮な農産物を安く購入できることなど、利点を挙げました。
直売所での農産物販売は高齢者の生きがい対策にもなるとして、「各地に直売所を作り、高齢者が働き続けて人生を全うする社会を作りたい」と話していました。 -
長野県溶接技術コンクール
第51回長野県溶接技術コンクールが、南箕輪村の伊那技術専門校で19日開かれました。
コンクールは、溶接技術向上の意欲を高めようと開かれているもので、県内で溶接作業に従事している40人が参加しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の中村鉄工所と箕輪町の赤羽鉄工株式会社から4人が出場しています。
競技は、手作業で行う部門と機械を使う部門の2部門あります。
課題はいずれも鉄の板2枚を溶接して1枚の板にするもので、制限時間55分の中で、厚さの異なる2種類の板で行われます。
審査結果の発表は3月後半、表彰は4月末に行われる予定です。
各部門の最優秀賞受賞者は、今年10月に宮崎県で開かれる全国溶接技術競技会に長野県代表として出場することになります。 -
新伊那消防署建設候補地公表
老朽化が進む伊那消防署の新たな建設候補地となる、伊那市内の4地域が明らかになりました。
これは、18日、伊那市役所と南箕輪村役場でそれぞれ開かれた議会全員協議会の中で報告されました。
選定された候補地は次の4地域です。
伊那市中央の上伊那農業高校定時制跡地。
伊那市下川手の美焉工業団地。
伊那市山寺に隣接する小四郎久保の伊那中央病院周辺。
伊那市荒井の富士塚グラウンド周辺の4地域です。
候補地については、去年6月から、伊那消防署新庁舎建設検討委員会で検討が進められてきました。
慎重に検討を進めたいとする委員会の意向などから、これまで候補地については、公表されていませんでした。
次回の委員会は2月に予定していて、委員11人が、利便性や立地性、経済性などの27項目で評価を行い、合計点が一番高い1カ所を選定します。
新庁舎建設候補地は、3月に伊那市と南箕輪村の理事者に報告される予定です。
新しい伊那消防署は、敷地面積およそ8千平方メートルで、平成27年度の完成を目指します。 -
南箕輪村中部保育園年少組がインフルで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組がインフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少のクラスで19人4人がインフルエンザを発症しました。
そのため、年少のクラスは明日17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では手洗い、うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
南箕輪村中部保インフルエンザで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組が、インフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少組で19人中4人が医療機関でインフルエンザと診断されました。
そのため、中部保育園では、年少組を17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では、手洗い・うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
南箕輪村消防団・奉仕団出初式
南箕輪村消防団と赤十字奉仕団の出初式が15日行われました。
消防団員およそ130人が市中行進をして、役場駐車場で唐木一直村長らの観閲を受けました。
唐木村長は、「活動の重要性、使命を心に刻み、訓練に励み、期待に応えるべく一層精進されるよう期待する」と式辞を述べました。
消防団の松田武夫団長は、「地域防災の充実強化につながるよう、団員確保、火災予防活動に取り組み、地域の自主防災組織と連携して日夜努力していく」と訓示しました。
奉仕団の木下嘉子団委員長は、「健康生活支援講習を今後も行い、地域に根差した活動に取り組みたい」と訓示しました。
南箕輪村では去年1年間に5件の火災が発生し、被害額は42万5千円でした。 -
担任ら受験生を激励
大学入試センター試験が14日から全国一斉に始まりました。
南箕輪村の信州大学農学部も試験会場となり、受験生が1日目の試験を受けました。
14日朝は、午前9時半の試験開始を前に、南信地区の受験生が信大農学部に設置された試験会場に向かっていきました。
センター試験は14、15日の2日間行われ、1日目の今日は国語、外国語など、4教科17科目の試験が行われました。
長野県内では13会場で試験が行われ、このうち南信地区の受験生は、信大農学部と駒ヶ根市の長野県看護大学で受験しました。
会場を訪れた受験生達は、担任などから励ましの言葉を受け会場に向かっていました。
会場を訪れていたある教諭は「みんな良い表情。受験できることがまずひとつ。これまで苦しんで勉強してきたものがしっかり出せるように頑張って欲しい」と話していました。
今年のセンター試験志願者数は、全国で55万8千984人、県内では前年度より198人少ない1万463人となっています。
なお去年の大学入試で携帯電話を使った不正行為があったことを受け、今年は試験前に携帯電話の電源を切ってカバンにしまうことが各会場で統一され、試験監督が確認を行うことになっています。
南信地区の試験会場となっている2つの大学によりますと、14日午後4時現在、信大農学部の会場で試験監督からの説明で2縲・分、開始が遅れた教室があったということです。県看護大学の会場では予定通りに進んでいるということです。
15日は、理科、数学の2教科13科目の試験が予定されています。 -
南箕輪大泉で「ほっぽんや」
各地で小正月の伝統行事がさかんに行なわれています。
13日は、南箕輪村の大泉で鳥追いの行事「ほっぽんや」が行なわれました。
大泉は、南箕輪村内で唯一ほっぽんやが行なわれていたとされる地域で、お年寄りたちがその伝統を伝えていこうと西部保育園で毎年行なっています。
柳の木にわらを巻き、松の木でいぶして模様をつけた50センチほどの棒を両手に持ってたたきながら独特の歌を歌います。
鳥や猪を追い払い五穀豊穣を祈る小正月の行事で、70年ほど前までは、神社や各家で子どもたちが行なっていたということです。
園児たちは、お年よりたちの歌やしぐさを真似しながら保育園の庭をぐるぐる回っていました。
地域の老人クラブ会長の清水武茂さんは、「この行事のことを思い出にしてほしい」と子どもたちに呼び掛けていました。 -
大芝水耕生産組合 イチゴの収穫始まる
南箕輪村の大芝水耕生産組合のハウスでは、イチゴの収穫が始まっています。
大芝水耕生産組合の18棟のハウスでは、赤く色づいたイチゴの収穫が行われています。
毎年12月上旬に収穫を始めますが、今回は病気を防ぐために水やりの方法を変えたため、1か月ほど収穫時期が遅れました。
組合長の武村淳一さんによりますと、今年は寒暖の差が大きかったため、糖度が高くできがいいという事です。
日中は30度ほどに温度が保たれたハウスには6万4,000株の苗が植えられていて、収穫作業の最盛期は2月から3月です。
大芝水耕生産組合のイチゴは今週末から上伊那の直売所などの店頭に並ぶという事です。 -
冬の体力維持にグラウンドゴルフ
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、マレット場が使用できない冬場の体力維持のため、グラウンドゴルフを楽しんでいます。
12日は、グラウンドゴルフの初例会で、大芝屋内運動場に会員およそ40人が集まりました。
この例会は、マレット場が使用できない冬場も体力維持のために体を動かそうと、同好会の有志が参加して開いています。
4人程度のグループに分かれ、8ホールを4回まわってプレーしていました。
同好会では、「冬の健康増進のため、グラウンドゴルフは恒例になっている。みんなで楽しくプレーしたい」と話していました。
例会は週2回で、3月の始めまでに17回の開催を予定しています。 -
上農高校で百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校で10日、新春恒例の百人一首大会が開かれました。
百人一首大会は、図書委員会が企画して毎年行なっているもので、全校生徒およそ470人が参加しました。
最初に、クラスごとの個人戦を行い、各クラス代表者4人を選びました。
その後、クラスの代表者によるトーナメント方式のクラス対抗戦が行われました。
図書委員会では「学年の枠を越えた交流として、今後も続けていきたい」と話していました。 -
かま塾の子ども達が凧作りに挑戦
南箕輪村神子柴の子ども達は7日、凧作りに挑戦しました。
これは、神子柴の住民ボランティアでつくる「かま塾」が開いたもので、この日は地元の子ども30人が参加しました。
子ども達は、ボランティアのお年寄りに教わりながら凧を作り、完成すると早速外で凧揚げをしていました。 -
大人の自覚胸に 長谷地区成人式
年明けとともに、上伊那各地で成人式が行われ、新成人が大人の仲間入りを果たしました。
1日には伊那市長谷地区の成人式が長谷公民館で行われ、小学校時代に残したタイムカプセルを全員で開封しました。
今年成人を迎えるのは19人で、この日はそのうち16人が出席しました。
タイムカプセルの中から、成人の自分に宛てた手紙や思い出の品が出てくると、新成人らは思い出話に花を咲かせていました。
式では、池上謙長谷公民館長が「大人になったのと同時に権利と義務が生まれる。これまで吸収してきた知識を、地元長谷のために役立ててもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して保科勇介さんは「無事成人を迎えられたことに感謝したい。自覚と責任ある行動をとり、広い視野を持つようにしたい」と挨拶しました。 -
小中学校で3学期スタート
上伊那地域の一部の小中学校で6日から3学期が始まりました。
伊那ケーブルテレビ放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村では、小学校5校、中学校5校で3学期が始まりました。
このうち南箕輪村の南箕輪小学校では、全校児童750人が体育館に集合し、始業式が行なわれました。
児童を代表し、3年生の伊藤菜央さんは、漢字と算数をがんばりたいと今年がんばりたいことを発表しました。
5年生の内川なごみさんは、4月から6年生になるので、下級生の見本になるようあいさつをしっかりしたいと3学期の目標を発表しました。
内山和夫校長は、「新しい気持ち、新しい決意で新しい生活を始めてほしい」と児童たちによびかけました。
南箕輪小学校の3学期は、今日から卒業式が行なわれる3月16日までの50日間です。 -
南箕輪村と伊那署 防犯のまちづくり協定締結
伊那警察署と南箕輪村は5日、防犯などの情報を伊那署から直接村のメールなどに配信し情報提供できるようにする協定を結びました。
伊那警察署で、関原敬泰伊那警察署長と唐木一直南箕輪村長が協定書を取り交わしました。
協定は、振り込め詐欺や交通事故などの情報について、これまで伊那署から村に情報提供され村がメールや伊那ケーブルテレビの村専用チャンネルに配信していたものを、今後は伊那署から直接配信できるようにするものです。
配信内容は、犯罪被害防止や交通事故防止、行方不明者の情報などです。
村によりますと、村のメールサービスで防犯の情報提供の申し込み者はおよそ2500人いるということです。
唐木村長は、「今後は情報提供のスピードと正確性が向上する。村民の安全安心を守る一助にしたい」と話しました。 -
日本ピスコが村に歳末寄付
南箕輪村の空気圧機器製造メーカー、日本ピスコが26日、歳末助け合い募金を南箕輪村に届けました。
日本ピスコ管理1グループの磯田延雄部長らが南箕輪村役場を訪れ、歳末募金22万3704円を唐木一直村長に手渡しました。
日本ピスコは、南箕輪村に工場を設置してから25年間、毎年寄付をしています。
日本ピスコと、従業員からの善意で、従業員には各部署に募金箱を回して募ったということです。
磯田部長は、「わずかですが村のために役立ててください」と話していました。 -
今年1年の重大ニュースを振り返る(1)
今年も様々なニュースがありました。
26日から3日間に渡って、今年放送したニュースの中から重大ニュースをお伝えします。
3月11日午後2時46分、宮城県沖を震源とする震度7、マグニチュード9の地震が発生しました。
伊那市でも、震度4の揺れを観測し、JR飯田線や、高速バスなど交通機関に影響がでました。
東北や県北部の被災地に対し、県や市町村では、義援金や支援物資を募り、多くの人が協力しました。
復興を手伝おうと、ボランティア団体などは休みを利用し現地へ向かい、瓦礫の撤去作業などを行いました。
上伊那地域でも様々な影響がありました。
春の高校伊那駅伝やみのわ祭り、子ども地球サミットなどのイベントが中止となりました。
また、福島県の福島第一原発の事故で、放射能に対する関心が高まります。
県は、3月16日から放射線量調査を開始しました。
放射線量が高い恐れがあるとして、10月からは雨どいや側溝の測定も始めています。
住民から不安の声が寄せられていたことを受け、各市町村でも、放射能測定器を導入し、測定結果公開しています。
伊那市では、12月、食品の放射能を測定する機器を購入することを決めました。
(皆既月食観察会)
12月10日、満月が地球の影に覆われる皆既月食が全国各地で観測されました。
伊那市の伊那東小学校の校庭では、伊那天文ボランティアサークル「すばる星の会」が観測会を開きました。
皆既月食は、太陽と地球、それに月が一直線に並び、満月の状態の月が地球の影に完全に覆われる現象です。
訪れた人たちは夜空で繰り広げられる天体ショーに歓声をあげていました。
(マロニー伊那工場竣工式)
でんぷん麺を製造している食品メーカー・マロニー(株)の伊那工場が完成し、6月2日に竣工式が行われました。
マロニー伊那工場は、小黒川パーキングの西側に建設されました。
工場の述べ床面積は5千平方メートルです。
マロニーでは、ジャガイモのでんぷんを原料とするでんぷん麺を主に製造しています。
竣工セレモニーで河内幸枝社長は、「伊那市や地元の皆さんにあたたかく迎えていただき、嫁入りしたような気分。末永く仲間として付き合って欲しい」と挨拶しました。
マロニー伊那工場では、現在働いている20人全員が地元からの雇用となっています。
(三六災害から50年)
昭和36年1961年6月に梅雨前線がもたらした三六災害から50年を迎えた今年、未曾有の災害を後世に伝えていこうという取り組みが各地で行われました。
5月27日には、駒ヶ根市でシンポジウム「忘れまじ三六災害」が開かれました。
シンポジウムでは、伊那市長谷、中川村四徳、大鹿村の大西山で起きた土砂崩落などについて、3人が体験談を話しました。
12月14日には、実行委員会が将来の災害対策について声明を発表しました。
声明には今後も災害を語り継いでいくこと。
各地で行った防災学習を継続していくこと。
地域の交流と連携を重視した防災学習を発展させること。
主にこれら3つの要素が盛り込まれています。
今後は、連絡会を新たに立ち上げ、組織を越えた連携を継続させていくとしています。
(征矢選手 凱旋試合)
全日本プロレスで活躍している箕輪町出身のプロレスラー
征矢学選手と弟の征矢匠選手の試合が11月20日、箕輪町のながたドームで行われました。
征矢学選手は箕輪町出身の26歳で、高校まで箕輪町で過ごし大学卒業後プロレスラーになりました。
現在全日本プロレスに所属し試合では、メインイベントをつとめ、地元の観衆を沸かせました。
会場には、ファンおよそ1200人が訪れ地元出身のプロレスラーに歓声を送っていました。
(セーフコミュニティー認証に向け取り組み)
箕輪町が認証取得を目指す世界保健機関WHOのセーフコミニュニティのプレ審査が6月8日、箕輪町の地域交流センターなどで行われました。
プレ審査では、交通安全や、自殺予防、くらしの安全など、取り組んできた内容や対策を課題ごとに担当者が発表していました。
セーフコミュニティは、事故やケガ、自殺などは偶然起きるものではなく、予防できるとの考えのもと、住民と行政が一体となって町づくりを進める取り組みです。
11月29日には、認証に必要な申請書が完成し今月20日WHOに提出しました。
認証に向けた本審査は、来年1月30日から3日間行われる予定です。 -
伊那谷の林業について考える講演会
伊那谷の林業について考える講演会が20日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
講演会は、南信地域の地方事務所や南信森林管理署などでつくる伊那谷の林業を考える研究会が、適正な森林管理と計画的な取組みについて考えようと開いたものです。
会場には、林業に携わる行政職員や一般などおよそ150人が集まりました。
講演会では、林野庁経営課林業経営指導官の清水隆典さんが講師を務め、林業の課題や今後の取り組み方について話しました。
清水さんは「山村の活性化や雇用創出のために、低コスト化に向けた作業道の整備や販路の拡大、森林管理者等の人材育成に取り組んでいく必要がある」と話しました。
他に、「低コスト化を進め間伐が黒字になることで、対策全体の取り組み意欲の向上につながる。
10年後には、補助なしでも間伐が可能になり、木材自給率50%を達成できると考えている」と話しました。 -
この冬一番の寒さ
24日の伊那地域は、最低気温-7.4度とこの冬一番の寒さを記録しました。
この日の伊那地域は、午前7時前に-7.4度を記録し、1月下旬並みの寒さとなりました。
箕輪町の上古田スケート場では全体的に氷が広がり、管理をする箕輪町では「今日の冷え込みで氷の厚さが増した」と話していました。
上古田スケート場は、来年1月のオープンを目指しています。 -
愛の鐘クリスマスイベント
南箕輪村の大芝高原にある「愛の鐘」のもとでカップルが恋人宣言をするクリスマスイベントが23日行われました。
これは、冬の大芝高原に足を運んでもらおうと村が行ったもので2年目です。
今年は11組のカップルが参加し、希望者にはタキシードとウエディングドレスが貸し出されました。
衣装に着替えたカップルは、2人で愛の鐘を鳴らし、恋人宣言をしていました。
参加者には、愛の鐘を鳴らした2人の写真入りの恋人宣言証明書が渡されました。
村では、愛を誓う場所としていつでも大芝高原を訪れ、愛の鐘を鳴らしてほしいと話していました。 -
伊那中央病院 約4億6千万円の黒字の見込み
伊那中央病院の今年度の決算見込み額はおよそ4億6千万円の黒字であることが20日に開かれた伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
伊那中央病院の今年度の入院や外来などによる病院事業収益は、当初予算に対し6千万円多い100億5000万円を見込んでいます。
それに対し、給与や材料費などの病院事業費用は、当初予算に対し4億円少ない95億8千万を見込んでいます。
事業収益から事業費を差し引いた純利益は、4億6千万円の黒字となります。
伊那中央病院では患者数が増えたことや職員が経費削減に努めたことが黒字の要因とみています。 -
南原住宅団地 焼却灰処理量・費用大幅増
南箕輪村土地開発公社が造成した南原住宅団地の地中に焼却灰が埋められていた問題で、追加調査したところ焼却灰を含む土砂の処理予定量と処分費用が当初の試算を大幅に上回ることがわかりました。
これは20日開かれた伊那中央行政組合全員協議会で唐木一直南箕輪村長が明らかにしたものです。
焼却灰は昭和63年4月から 平成元年3月の間に伊那中央衛生センターから運ばれたもので、平成19年2月に下水道工事を行っていたところ焼却灰が埋設されていたことが発覚しました。
この問題では、該当区画の土地建物を買い上げ昨年末までに全7軒が移転しています。
4月に家屋の取り壊しが終わり追加調査を実施したところ宅地の700平方メートルと、その周辺の400平方メートルの範囲に分布していることが確認されました。
住宅団地の焼却灰は去年11月の時点では2500トン、撤去工事費用が5000万円、処分費用が9000万円で今年度中に撤去を終える予定でした。
しかし、取り除く土砂量が増加したことから予測される撤去工事費用は3億1千万円で当初のおよそ6倍、処分費用も1億8600万円でおよそ2倍になるということです。
唐木村長は、処分費用を組合に求め、工事方法などについては今後、検討していくと述べました。 -
共生のむらづくりについて考える福祉講演会
南箕輪村は、共生のむらづくりについて考える福祉講演会を18日、南箕輪村民センターで開きました。
講演会は、南箕輪村が開いたもので、住民およそ100人が集まりました。
富山県にあるデイケアハウス「このゆびとーまれ」の代表を務める惣万佳代子さんが講師を務め、「あったか地域の大家族」と題し、講演しました。
惣万さんは、「お年寄りと子どもが一緒に過ごすことで相乗効果が生まれる。人の命、自分の命を大切にするようになる」と話しました。
他に、「豊かな人間関係の中で人は育ち、喜びは大きくなると思う。『誰もが地域でともに暮らす』このことを理念に考えている」と話しました。 -
世相反映変わり雛 今年はどんな年だった?
今年1年の世相を反映する変わり雛が、南箕輪村の岩月人形センターに並んでいます。
慰霊と復興を祈る「東北復興祭り雛」、野田総理と漣舫氏の「民主政権たらい回し内閣雛」、ゴーヤなど緑のカーテンが人気となった今年「猛暑節電雛」、佐々木監督とキャプテンの澤選手「なでしこW杯制覇雛」、円高の一方金が高騰続き「金狂騒雛」、鈴木福くん芦田愛菜ちゃんの「子役俳優人気雛」。
このほか店内には、平成18年からの変わり雛が飾られていて、当時を振り返ることもできます。
この変わり雛は、来年3月3日まで南箕輪村神子柴の岩月人形センターで展示されています。 -
8強目指し伊那地域からも応援団
サッカー天皇杯4回戦、松本山雅 対 横浜Fマリノスの試合を観戦しようと17日、伊那地域のサポーターがバスで富山県総合運動公園陸上競技場へと向かいました。
朝6時、南箕輪村の城泉閣駐車場にサポーターおよそ30人が集まり、バスに乗り込みました。
ツアーは、箕輪町の旅行会社「トラビスジャパン」が企画したものです。
8月に急逝した松田直樹選手が所属していたマリノスとの試合であること、県内初の天皇杯8強入りがかかっていることから、ツアーには県内各地から600人が参加し、バス15台が用意されました。
サポーターは、ユニフォームを身につけ、朝から応援をしていました。
トラビスジャパンの吉沢博文社長は「県内各地のサポーターがツアーに参加している。横浜戦だけに関心も高い」と話していました。
試合は午後1時から始まり、試合の結果4対0で松本山雅は横浜Fマリノスに敗れました。
トラビスジャパンでは、1月22日に神奈川県の日産スタジアムで行われる松田直樹選手のメモリアルゲームでもツアーを企画していて、参加者を募集しています -
信大農学部 山ぶどうワイン販売開始
信州大学農学部の学生が栽培した山ぶどうを使ったワインの販売が14日から始まっています。
山ぶどうワインは、信大農学部食料生産科学科の学生が実習で育て、塩尻の業者が醸造したものです。
今年は山ぶどうが豊作で、例年より価格を下げ、去年までひとり一本としていた限定販売をなくして何本でも購入できるようにしました。
山ぶどうは、糖度が一番上がる10月中旬に収穫されました。ワインは、甘みと酸味のバランスがちょうど良いのが特徴だという事です。
販売開始の9時に訪れたある女性は「お正月に家族で味わいたい」と話していました。
山ぶどうワインは720ミリリットル入りが2,200円、360ミリリットル入りが1,300円です。平日午前8時半から午後5時まで信大農学部の生産品販売所で販売されています。