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権兵衛トンネル 仮橋設置に住民安堵
通行止めとなっている権兵衛トンネルについて、年内に仮橋設置を目指すことが21日明らかにされました。
トンネル周辺の店舗では、その知らせを聞いて胸をなでおろしています。
権兵衛トンネルが通行止めとなり、客足が減少しているというトンネル付近の店で話を聞きました。
菓子店 古町あかはねの樋代文江さんです。
そば店 こやぶ竹聲庵の伊藤祐一さんは・・・
21日は、冒頭のみ公開で有識者による技術検討委員会が開かれ、仮橋の設置が了承されたということです。
こちらは仮橋のイメージです。
長さは15メートル、幅は4メートルで、バスや大型トラックも通ることができます。
年内に仮橋を設置し、片側交互通行を目指すとしています。
本復旧については「今年度中は難しい」としていて、地質調査を引き続き進め、復旧方法などを検討していくということです。
道路が落ちた原因については、「台風19号の影響で相当量の地下水が流出したこと」によるとしています。
対策として地中に水を抜くための管を通し、影響を低減するということです。
仮橋の設置工事は今月中にも始まるということです。
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伊那市 教育長・議員の報酬等増額を答申
伊那市の特別職報酬等審議会は特別職の給料と議員の報酬について、市長と副市長は据え置きとし、教育長は8,000円増額、議員は3,000円増額することが適当だと、22日白鳥孝伊那市長に答申しました。
伊那市特別職報酬等審議会の唐木和世会長が市役所を訪れ白鳥市長に答申書を手渡しました。
市長と副市長は据え置きで、市長は月額92万8,000円、副市長は76万8,000円としています。
教育長は、教育委員会制度改革で教育委員長がなくなり職務が増大している事から、8,000円の増額が適当だとしていて、改定後の給料は月額66万2,000円となります。
市議会議員は去年の選挙が無投票となったことや全国的にも地方議員のなり手不足が問題となっていることから、3,000円増額が適当だとしています。
改定後は、議長は46万7,000円、副議長は39万1,000円、議員は36万8,000円となります。
白鳥市長は「貴重な議論をいただいた。これを踏まえて検討していきたい」と話しました。
特別職の報酬等についての条例改正案は市議会3月定例会に提出され、承認されれば4月から改定されます。
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日本の巨匠 佐藤哲展
大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの「現代の巨匠佐藤哲展」が伊那市のはら美術で開かれています。
日本藝術院会員の佐藤さんの作品は、絵筆は使わずペインティングナイフで色を置いて仕上げるのが特徴です。
会場には、30号から手のひらサイズのミニチュア作品まで、80点が展示されています。
「現代の巨匠 佐藤哲展」は、26日まで伊那市のはら美術で開かれています。
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幻のそば 提供はじまる
幻のそばと呼ばれる入野谷在来そばの販売が伊那市内のそば店で22日から始まりました。
味わった人達からは、香りが強く味が濃いと好評です。
伊那市高遠町のそば店壱刻です。
販売開始の午前11時から多くの人が訪れ入野谷在来そばを味わっていました。
壱刻では、もりそばが1人前1,200円で提供されました。
入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町、長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていましたが、終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり消えていきました。
信州そば発祥の地伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ2014年に塩尻市の長野県野菜花卉試験場でみつかりました。
伊那そば振興会や信州大学・行政などが協力して長谷の圃場で徐々に種を増やしました。
初めて収穫した2016年は18キロでしたが、圃場面積を広げるなどして今年は、503キロを収穫しました。
22日は販売開始を前に、高遠閣でセレモニーが行われました。
出席者にそばが振舞われ香りや風味を楽しんでいました。
幻のそば、入野谷在来そばは、今日から伊那市内のそば店6店舗でそれぞれ350食限定で販売されます。
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ルビコン 市に義援金100万円
伊那市西箕輪のルビコン株式会社は、台風19号の災害義援金100万円を伊那市に21日届けました。
この日はルビコン株式会社の佐藤光一社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に義援金100万円を手渡しました。
今回届けた義援金は社員727人の寄付と会社が出費したものです。
佐藤社長は「県内の悲惨な被害状況を実際に見てきました。
義援金を復興に役立ててください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して、被災者に届けられます。 -
来年の伊那まつり9月12日・13日に開催の案
毎年8月の第1土曜日と日曜日に開催されている伊那まつりについて、来年は東京オリンピック・パラリンピックの開催を考慮して、9月12日(土)と13日(日)に行うとする案が、21日に実行委員会に出されました。
12月13日に開かれる伊那まつり委員会で、開催するかどうかも含め最終決定されます。
この日は伊那市防災コミュニティセンターで伊那まつり実行委員会が開かれ、来年の開催日程について事務局から提案がありました。
例年、伊那まつりは8月の第1土曜日と日曜日に行われていますが、来年は東京オリンピックが7月22日から8月9日まで、パラリンピックが8月25日から9月6日まで開催されることから、日をずらして9月12日と13日に行うとする案が出されました。
東京オリンピック・パラリンピックでは、地方からも多くの警察官や警備員の動員要請が出されると予想され、伊那まつりへの協力が得られない可能性を考慮しての案だということです。
今回の案は、来月13日に開かれる伊那まつり委員会に出されることになっていて、開催するかどうかも含めた最終的な決定がされる見通しです。
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土砂災害発生時の対応訓練
大雨により大規模な土砂災害が発生した場合の対応を考える、国や県、伊那市の職員を対象にした合同防災訓練が21日、伊那市役所で行われました。
訓練は、大雨により同時多発的な土砂災害と、大量の土砂が川の流れをせき止めることでできる「天然ダム」が発生したとの想定で行われました。
国や県、伊那市の職員や、警察、消防などから55人が参加しました。
主催した天竜川上流河川事務所の職員が進行役を務め、状況に応じた各機関の対応を確認しました。
また、自然災害科学・防災学を専門とする信州大学農学部の平松晋也教授が状況について解説しました。
国道152号へ続く長谷の市道でひび割れが発生し、通行できないとの想定で、市職員が対応について報告していました。
この訓練は、参加者の危機管理能力の向上と、大規模な土砂災害が発生した場合の連携を検証しようと、天竜川上流河川事務所が行ったものです。
天竜川上流河川事務所では「いつ災害が起こるか分からないという意識を住民や職員にも持ってもらい、いざという時に一丸となって対応できるよう連携を図っていきたい」と話していました。 -
ギャラリー&カフェカレッタで山岳絵画と手作り鞄の作品展
伊那市境のギャラリー&カフェカレッタで箕輪町在住の画家、向井敏一さんの絵画と富士見町にアトリエを構える林英樹さんの鞄の展示即売会が開かれています。
会場には、四季折々の御嶽山や仙丈ケ岳などを題材にした絵画20点が展示されています。
また、ハンドメイドの鞄50点も展示されています。
絵画の展示は来月6日まで、鞄は27日まで販売しているということです。
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富県保育園で園児が餅つき交流
伊那市富県の富県保育園と新山保育園の園児は20日、餅つきをして交流しました。
この日は、JA上伊那青壮年部富県支部のメンバーに教わりながら、富県保育園と新山保育園の園児が餅つきを体験しました。
もち米はしらけ餅で、園児が植えて、稲刈りしたものです。
この日は、130食分の餅をついたということです。
また、9日は貝沼の大工、埋橋初さんが作った子ども神輿を園児たちが担ぎました。
貝沼に神輿がないことから製作したということです。
園児は、貝沼獅子舞保存会のメンバーと一緒に「わっしょいわっしょい」と声を掛けながら、神輿を担いでいました。
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台風アップルパイ 売り上げを寄付
伊那市荒井の菓子庵石川は、台風19号で被害にあったリンゴで作ったアップルパイの売上金の一部3万9千円をJA上伊那にきょう寄付しました。
20日は石川の石川信頼社長がJA上伊那本所を訪れ、御子柴茂樹組合長に寄付金を手渡しました。
JA上伊那によりますと台風19号による果樹の落下やハウス倒壊などの農業被害は合わせて1億3千万円になるという事です。
石川では、少しでも農家を支援しようと被害リンゴを仕入れ、このリンゴを使ったアップルパイを販売する事にしました。
9日のJA上伊那まつりなどで販売を行い、390個売り上げたという事です。
20日は売り上げの3分の1にあたる3万9千円を寄付しました。
JA上伊那では、この寄付金を上伊那の被災農家の支援に使うという事です。
御子柴組合長は「ありがたいです。大切に使わせて頂きます」と話していました。
菓子庵石川では、台風19号で被害にあったリンゴを新たに1ケース仕入れ21日から台風アップルパイを追加販売する予定です。
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インフル流行期に
長野県は県内でインフルエンザが流行期に入ったと20日発表しました。
今シーズンは3シーズン前と同じく、早期の流行入りとなっています。
県の発表によりますと、11日から17日のインフルエンザの県内の一医療機関あたりの患者数は1.3人となり、流行の目安の1.0人を上回った事からインフルエンザの流行期に入ったという事です。
上伊那の一医療機関あたりの患者数は1・5人で松本と大町の3人、飯田の1.57人に次いで県内で4番目となっています。
県内の流行のピークは例年1月下旬から2月上旬で、県では手洗いの徹底やマスクの着用など感染拡大防止に努めてほしいと呼び掛けています。
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東春近小4年生 りんご学習で収穫体験
総合学習でりんごができるまでを学んでいる伊那市の東春近小学校4年生は12日、育てたりんごの収穫作業を行いました。
この日は東春近小4年生およそ60人が、赤く色づいたりんごを収穫しました。
児童らは、上伊那農業改良普及センターの職員から「りんごのお尻を空に向けるように傾けてとるときれいに採れます」と教えてもらいながら作業をしていました。
東春近小学校では、毎年4年生が去年亡くなった伊藤一路さんの果樹園でりんご学習を行っています。
伊藤さんの遺志を引き継ぎ、妻の豊子さんや息子の敏彦さんらが、上伊那農業改良普及センターのサポートを受け、りんご学習を受け入れています。
りんご学習をした4年生は、今後、お世話になった伊藤さん達に感謝を伝えるための企画を考える予定だということです。 -
伊那市ICT教育 公開授業
伊那市のICT教育の活用推進などを目的にした公開授業が19日、伊那市内の小中学校で行われました。
この日は、美篶小学校、伊那西小学校、春富中学校で公開授業が行われました。
このうち美篶小では、県内から訪れた学校教諭や大学生、およそ100人が見学しました。
3年2組では、地域の小売店を取材した情報を、タブレット端末でまとめました。
授業では、取材で聞いた情報を入力したり、撮影した写真を貼り付けたりしていました。
伊那市では、平成29年度から小中学校へのICT機器導入を進めていて、今年度、21校すべてに導入されました。
公開授業は、伊那市のICT教育を知ってもらうとともに、教諭のスキルアップを図ろうと去年から行われています。
見学した教諭を目指す学生は「児童同士の意見交換が活発になっている気がする。児童が意見を出しやすい活用について今後学んでいきたい」と話していました。
伊那市では、ICT教育の伊那市版カリキュラムの作成も進めていて、年内の完成を目指しているということです。 -
伊那西部・西春近・西箕輪 来年度からドアツードア乗合タクシーへ移行
伊那市地域公共交通会議と伊那市地域公共交通協議会の会合が18日、市役所で開かれ、来年度から伊那西部、西春近、西箕輪地区のお手軽乗合タクシーを、ドアツードア乗合タクシーへ移行することが報告されました。
ドアツードア乗合タクシーは、AIによる自動配車システムで、目的地までの最適な経路を通り、利用者のニーズに合った運行を行うものです。
委員19人が参加した会合では、来年度のバスやタクシーの運行計画について伊那西部、西春近、西箕輪の3地区を、現在のお手軽乗合タクシーから、ドアツードア乗合タクシーに移行することが報告されました。
伊那市は、本格運行に向け、実証実験を行っていて、今月1日から15日までの10日間を西春近地区、18日から30日までの11日間を伊那西部、西箕輪、旧市街地北部を対象として検証を進めています。
西春近地区では、172件の利用があり、複数が乗車する乗合は50件、乗車人数は252人で、乗合の割合は約3割でした。
この結果について白鳥孝市長は、18日に開かれた定例記者会見で「前回の実証実験よりも広いエリアで利用されている印象を受ける。利用状況も良い数字だ」と話しました。
報告を受け、会合に参加した人たちからは、「利用者が高齢者のためアプリで予約ができていない」「一般のタクシー利用との線引きが必要だ」などの意見が挙がっていました。
3地区のドアツードア乗合タクシーの運行について、今後は、実証実験の結果を踏まえ、来年1月に運賃などを協議するということです。
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サン工業が羽廣神社に鳥居奉納
伊那市のサン工業株式会社は、創業70周年を記念して、伊那市西箕輪の羽廣神社に鳥居を奉納しました。
18日は、サン工業の有賀博専務や鳥居を作った唐沢木材工業の唐沢靖史社長、区の関係者ら10人が羽廣神社に集まり、鳥居の奉納を祝う竣功奉告祭が行われました。
サン工業は、今年で創業70周年を迎え、西箕輪に工場を移してからは34年目となります。
移転後は、毎月1日に工場が安全に操業できていることに感謝し、羽廣神社に参拝に訪れているということです。
鳥居は、羽廣神社から依頼を受けた、伊那市西箕輪の有限会社唐沢木材工業が上伊那産のヒノキを使って建てたものです。
羽廣神社は、昭和8年にそれまで別々に祀られていた6つの神社を合併し、その年に羽廣神社となりました。
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台風19号・権兵衛トンネル通行止め 観光に影響
台風19号の影響で通行止めとなっている権兵衛トンネルについて白鳥孝伊那市長は、「伊那と木曽の両地域の経済、市民生活に大きな影響が出ている。改めて早期の復旧を願っている」と話しました。
18日は定例記者会見が市役所で開かれ、権兵衛トンネルの通行止めに伴う影響について話しました。
白鳥市長は「復旧までに最長で1年かかると聞いている。それを待つのは到底無理だ。深刻な状況だと理解している。国のほうで仮橋の調査を行っていると聞いている。1日も早く仮橋が可能という結論が出るのを願っている」と話しました。
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食育川柳で特選の5人に賞状
伊那市食育推進会議が募集した食育川柳の授賞式が17日市役所で行われ特選を受賞した5人に賞状が贈られました。
伊那東小学校6年生、石井裕君の川柳「四時間目におってきたぞ今日カレー」
伊那東小学校6年生、利根川楓君の川柳「弁当の主役はぼくのミニトマト」
東春近小学校6年生、田中和奏さんの川柳「手作りは失敗しても温かい」
東春近小学校6年生、松沢洸太郎君の川柳「おいしいよその一言に愛がある」
長谷小学校6年生宮下結菜さんの川柳「おいしいね旬のめぐみに感謝して」
食育川柳には市内の小中学校合わせて15校から690句の応募がありました。
伊那市食育推進会議では子どもたちに食べることを意識し関心を高めてもらいたいとしています。
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伊那市西町恵比寿神社 えびす講祭
商売繁盛と五穀豊穣を願う えびす講祭が、伊那市西町の恵比寿神社で16日、行われました。
午後4時から宝投げが行われ、恵比寿神社は多くの地域住民で賑わいました。
「千年ヨー、万年ヨー」と、幸福を祈願する掛け声と共に、餅や菓子、野菜や果物の引換券が投げられました。
神社では福引きも行われ、一等を当てた人には酒がプレゼントされました。
えびす講祭は、商売繁盛や五穀豊穣を願い、ルネッサンス西町の会が毎年開いている恒例行事です。
会員は「えびす講祭は住民が交流できる場で、町の子どもの元気な姿が見られる貴重な時でもある」と話していました。
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CD発売記念 ジャズライブ
南箕輪村のエミー★ルミエールホールで16日ジャズライブが開かれました。
会場にはおよそ50人が集まりジャズを楽しんでいました。
このライブは伊那市在住のジャズ愛好者DekoさんがCD「ミモザのたより」を発売したことを記念して開かれたものです。
DekoさんのCD「ミモザのたより」は価格が1,800円で伊那市西春近の元の気クリニックで購入することができます。
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小学生火災予防コンクール習字の部最優秀唐澤さんに表彰状
上伊那広域消防本部と上伊那防火管理協会が募集した小学生防火作品コンクールで、習字の部最優秀賞に選ばれた東春近小6年の唐澤夏萌さんに表彰状が11日、贈られました。
この日は、東春近小学校で表彰式が行われ、上伊那防火管理協会の田中昇会長から唐澤さんに表彰状が渡されました。
上伊那の小学校を対象に火災予防に関するポスターと習字を募集したコンクールは、ポスターの部は27校398点、習字の部は2校38点の応募がありました。
その中から、唐澤さんの作品が習字の部最優秀賞を受賞しました。
上伊那防火管理協会の田中会長は、「標語の字を読むだけでも啓発につながる。子どものうちから火災予防の意識を持ってもらいたい」と話していました。
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三澤寺で晋山式・稚児行列
伊那市福島の三澤寺で新たな住職を迎える晋山式に先立ち、稚児行列が16日に行われました。
この日は、福島地区の檀家の子ども9人が華やかな稚児装束を纏い、檀家や僧侶と共に三澤寺までの道を歩きました。
新たに住職となった、武田正幹さんは、第42世となります。
先代の伊藤龍昌さんが病気療養のため住職を退き、千葉で修業を積んだ武田さんが招かれ、新住職となりました。
武田住職は、「子どもやお年寄りが来やすく明るい寺にしていきたい」と話していました。
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エースドッジボール大会上伊那予選
上伊那の小学3年生から6年生を対象にしたエースドッジボール大会が、伊那市のエレコム・ロジテックアリーナ市民体育館で16日、開かれました。
大会には、伊那市の伊那東小、西箕輪小、駒ケ根市の中沢小の3校から5チームが出場しました。
エースドッジボールは、選手16人のうち1人がエースとなり、エースが当てられると負けるゲームです。
試合は、3・4年生の部と、5年生の部に分かれて行われました。
大会の結果、3・4年生の部と5年生の部で伊那東小が優勝しました。
優勝したチームと、3年生チームで唯一出場した西箕輪小は、来月8日に岡谷市で開かれる県大会に出場します。
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富県公民館開館20周年 記念植樹
伊那市の富県ふるさと館の開館20周年を祝い、区長会による記念植樹が9日行われました。
この日は区長会のメンバーが、富県ふるさと館の入口付近に開館20周年の記念植樹として夏椿を植えました。
区長会のメンバーは高さおよそ2mの夏椿を交代で植えていきました。
牛山喜文区長会長は「今後も富県が繁栄していってほしい」とあいさつしました。
区長会によると、富県ふるさと館は20年前の1999年に以前の富県公民館を改修工事し、建てられたということです。
夏椿は、初夏に白い花を咲かせるということです。
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伊那年金事務所 こども絵画展
11月のねんきん月間に合わせた、こども絵画展が開かれています。
伊那年金事務所には、近くの竜北保育園から年長園児20人が訪れ、「将来の夢」をテーマに自分たちが描いた絵を鑑賞していました。
園児たちは警察官やケーキ屋など、それぞれの夢を絵に描いていました。
こども絵画展は、地域の人たちに年金に関心を持ってもらおうと、ねんきん月間に合わせて日本年金機構伊那年金事務所が開いたものです。
日本年金機構は、11月をねんきん月間と定め、11月30日を「年金の日」としています。
伊那年金事務所では、パソコンやスマートフォンから年金記録や年金見込額を確認できる「ねんきんネット」の活用を推進しています。
ねんきんネットは、日本年金機構のホームページまたは、伊那年金事務所の窓口で申し込めるということです。 -
「切り絵で作る百人一首」展 24日まで
切り絵で作った百人一首の作品展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には百人一首の世界を切り絵で表現した作品、およそ150点が展示されています。
伊那市在住の唐木弥生さんが、去年、伊那公民館で開かれた切り絵教室で切り絵に魅力を感じ、高校時代の友人に声をかけて一緒に制作してきました。
「切り絵で作る百人一首」展は24日(日)まで、伊那図書館の一階ギャラリーで開かれています。
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白鳥市長 理事者の報酬などについて審議会に白紙諮問
伊那市の白鳥孝市長は、市の特別職の報酬などについて、15日に審議会に白紙諮問しました。
会長には、伊那商工会議所会頭の唐木和世さんが選ばれ、白鳥市長から白紙諮問されました。
今年度の理事者の給料は月額で、市長が92万8,000千円、副市長が76万8,000円、教育長が65万4,000円となっています。
市議会議員の報酬は、議長が46万4,000円、副議長が38万8,000円、議員が36万5,000円となっています。
答申は、22日を予定しています。 -
今季初の氷点下 糸寒天づくり本格化
15日の伊那地域は、最低気温が氷点下0.6度を記録し、今シーズン1番の寒さとなりました。
伊那市東春近の小笠原商店では、寒暖の差を利用した糸寒天づくりが本格化しています。
今朝は、凍らせた寒天を天日干しする作業が行われていました。
今年は気温がなかなか下がらず、平年より2週間ほど遅れているということです。
夜凍らせた寒天を日中天日干しにして乾かす作業を1週間から10日ほど繰り返します。
小笠原商店は、大正5年創業で、県内で唯一天然の糸寒天を作っているということです。
寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗和菓子店に卸しています。
今年は台風などの影響で、原料となる天草の収穫量が少なく、値段が高騰しているということです。
それでも、国内外から良質なものを仕入れることができているということです。
糸寒天づくりは、朝の冷え込みが続く来年3月頃まで行われます。 -
月見松遺跡の土偶「つきミン」に決定
伊那市創造館が新たなマスコットキャラクターにしようと募集していた小沢の月見松遺跡から出土した土偶の愛称が、「つきミン」に決まりました。
15日は、創造館で名前決定のセレモニーが行われ、命名した駒ヶ根市の亀田アヤコさんに記念品が贈られました。
土偶は、1977年に小沢の月見松遺跡から発掘されました。
縄文時代中期の初めごろのものと見られ、大きさは5センチほどと小さく、腹と尻が大きいことから妊婦を表現したものだとされています。
地域の歴史に目を向けるきっかけにしてもらおうと愛称を募集したところ、95人から119件の応募があったということです。
愛称の決定に合わせて、創造館がデザインしたキャラクターもお披露目されました。
現在実物は県立歴史館の企画展に合わせて貸し出しているということで、来年2月中旬に戻る予定です。 -
来春解散の日本禁煙友愛会が土地などを市に寄付
来年3月末で解散となる一般社団法人日本禁煙友愛会は、伊那市日影の土地と構造物を、14日に、伊那市に寄贈しました。
14日は、清水篤志会長ら5人が市役所を訪れ、目録を白鳥孝市長に手渡しました。
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信大3年福田さん 飲食業に挑戦!
信州大学農学部3年の福田渓樹さんはJR伊那市駅北側のグルメ横丁に「ジビエ居酒屋きくちゃん」を昨夜オープンしました。
長崎県出身の福田さんは、釣りやきのこ採りなど山の遊びが趣味で、大学1年のときにはワナの狩猟免許を取得しました。
伊那市猟友会の会員で捕獲した鹿やイノシシは自宅で調理し、大学の友人に振る舞ってきました。
1年前からは、ジビエ料理を提供する伊那市長谷のざんざ亭でアルバイトをしながら調理法について学んできたという事です。
より多くの人に、山の魅力を伝えたいと、今回グルメ横丁内にあるチャレンジショップでジビエ居酒屋を開業する事にしました。
開店直後には早速客が訪れ、玉ねぎと赤ワインのソースがかかった鹿のハーブローストや、福田さんオリジナルのクルミ入りタルタルソースで食べる鹿のカツを味わっていました。
チャレンジショップは山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトが起業や出店のきっかけにしてもらおうとJR伊那市駅北側のグルメ横丁に整備したものです。
木曜日から土曜日まではタレントの成美さんがスナックを営業しています。
ジビエ居酒屋きくちゃんは水曜日の営業で、時間は午後6時から10時となっています。ただし12月の11日と25日は店をお休みするということです。