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インターネット公売に車が登場
伊那市が行っている、滞納者からの差押え品を販売するインターネット公売に、自動車が初めて出品されています。
伊那市は、今年度4回目、昨年度からあわせると、通算7回のインターネット公売を行っています。
今回は、16点で、そのうち1点は、自動車です。
公売にかけられたのは、平成7年に初年度登録された、日産キャラバンです。
走行距離は20万8000キロで、見積価格は1万円です。
28日午後2時現在で、すでに9件の入札があるという事です。
伊那市では、これまでに122点の品をネット公売にかけていて、87点を見積価格の3倍の140万円で売却しています。
伊那市では、滞納整理のほか、納税への意識向上にもこのネット公売を続けていきたいとしていて、今後は、自動車のほか、不動産などの出品も考えられるとしています。
この今年度第4回目のオークションは、9月12日に締め切られる予定です。
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松澤君全国制覇祝う垂れ幕、伊那市役所に
全国高校総体棒高跳びで優勝した高遠高校2年生の松澤ジアン成治くんの快挙を祝して、伊那市役所などに垂れ幕が掲げられました。
松沢君は、7月30日に埼玉県で開かれた全国高校総体で、棒高跳びで優勝しました。
伊那市では、全国1位の快挙を祝して伊那市役所と高遠総合支所に垂れ幕を掲げました。
また、来月9日には、市長を表敬し、全国優勝の報告をするということです。
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西箕輪景観特区 報告会
22日には西箕輪公民館で報告会が開かれ、これまでの経過や今後の取り組みなどについて、西箕輪ふるさと景観住民協定者会から地区役員らに説明がありました。
報告によりますと、特定地区の対象住民の、およそ7割となる千2百29人が賛同、またその賛同者の土地が全体の7割以上となる千24ヘクタールで、どちらも全体の3分の2を上回ったことから、指定となりました。
今後の取り組みとしては、特定地区の説明パンフレットを地区住民に配布して、理解を深めてもらうとともに、協力を求めていくということです。
来月1日から正式に、西箕輪が県内初の景観育成特定地区となります。
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中野屋ステンレスと工場立地で伊那市と覚書調印
自動車工場の生産設備等を手掛ける、伊那市の株式会社中野屋ステンレスは、26日、伊那市と工場立地について調印をしました。
市役所で開かれた調印式には、小坂博志社長や小坂樫男伊那市長等が出席し、土地購入に関する覚書を取り交わしました。
中野屋ステンレスは、伊那市に本社があり、産業機械の製作や板金加工等、精密・金属加工を行う会社です。
現在は市内に2つの工場がありますが、今の施設では手狭な事や、より効率的な生産体制を整えようと、新しい工場建設の計画をしました。
購入する土地は、伊那市平沢の鳥居沢工業団地内の一角で、 面積はおよそ1万9千平方メートルです。
今回、中野屋ステンレスの、工場建設に伴う初期投資は5憶円で、用地の半分を購入し、残りは、伊那市と賃貸借契約し、5年以内に購入すると言う事です。
調印式の中で、小坂樫男市長は、「新しい工場を早く建設し、伊那市発展の一翼を担ってほしい」と挨拶しました。
株式会社中野屋ステンレスの小坂社長は「新しい工場が完成すると3割生産能力があがる。土地を手配していただいた伊那市には、雇用や納税の面でお返しをしていきたい」と話していました。
株式会社中野屋ステンレスでは、3年以内に工場を建設し、段階的に移転する計画です。
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全日本実年ソフト大会前におもてなし講習会
全日本実年ソフトボール大会が来月伊那市で開催されるのを前に27日、伊那公民館でおもてなし講習会が開かれました。
講習会は訪れた選手らに伊那の良さを知ってもらおうと伊那市観光協会が開いたものです。
会場には飲食店や宿泊施設の経営者など15人が集まりました。
講師は伊那市観光協会名古屋観光案内所長の小島茂さんがつとめ、もてなしの心得について話をしました。
小島さんは、「満足したお客様が自発的に語ってくれる言葉以上に信頼される広告はない。無料の広告であり給料を払う必要のない営業マンだと」話し、口コミの大切さを強調していました。
逆に「不満をもつお客様のうち、苦情を言ってくれるのは4%にすぎない。あとの96%は、二度と来てくれない。」と苦情の実態について話していました。
9月6日土曜日から3日間の日程で行われる全国実年ソフトボール大会には、選手や関係者およそ千人が伊那を訪れる予定です。それにあわせ伊那市観光協会では、
今回はじめて、おもてなしマップをつくり選手らに配ることにしていて、伊那のお店をPRすることにしています。
協会では伊那に来てくれた人がまた訪れたいと思ってくれるような街にしていきたいと話しています。
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だ~い好き!西箕輪南部保育園でカレーパーティー
伊那市の西箕輪南部保育園で27日、カレーパーティーが行われました。
カレーに使われたジャガイモは保育園の庭を使ってみんなで育てたものです。
今年4月から草取りなどをしてみんなで育ててきました。
今日もジャガイモの皮むきをして、調理に挑戦したという事です。
子供達は、甘く味付けされたカレーをおいしそうに味わっていました。
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子育て学級が野菜収穫体験
未就園児とその保護者を対象にした伊那市西箕輪公民館の子育て学級「わんぱく親子塾」27日、自分達で育てた野菜の収穫をしました。
今日は30組の親子が参加し、城取茂美公民館長から、収穫の方法を教わりました。
わんぱく親子塾では今年5月に、みはらしファームの一角に畑を借り、トウモロコシやスイカの苗を植えました。
管理は、5つのグループに分かれて自主的に草取りや水やりをしてきたという事です。
子供達は、お母さん手をかりながら大きなトウモロコシを選んで収穫していました。
白取館長は「最近は、農業体験をした事がない母親も増えている。親子そろって野菜を育てる貴重な経験になったと思うと話してました」
わんぱく親子塾では10月にもサツマイモの収穫をし、焼き芋パティーを行うという事です
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伊那通過ルート求める、リニア建設促進県協議会
ニア中央エクスプレス建設促進長野県協議会総会が27日、伊那市役所で開かれ、伊那を通るBルートを要望していくことなどがあらためて決議されました。
総会には県や関係自治体などおよそ60人が出席し、リニア中央新幹線の早期実現に向けた活動などについて協議しました。
総会では東海道旅客鉄道株式会社、東海道新幹線21世紀対策本部の宇野護副本部長が挨拶しました。
このなかで宇野副本部長は、「自然災害など予想される東海道新幹線のリスクが高まってきている。リニアがバイパスとしての機能を果たし、その特性を生かすために、どのようなルートがよいか検討している。また駅をつくる場合は地元負担を求めていきたい。
地域からの要望を聞きながら、ルート、駅の設置について今後調整を図りたい」と述べました。
J R東海は今年3月から大鹿村で、建設ルートの地質調査に着手しています。
国家プロジェクトのリニア中央新幹線は山梨リニア実験線の実用化に向け全線42.8キロを平成28年度までに建設することが決定し、工事が着工しています。
また「自らのイニシアティブのもとに平成37年を目標に首都圏から中京圏での営業運転の開始を検討する」との表明をしています。
今日の総会では、リニア中央新幹線の県内ルートはBルートとすること。また県内に必ず駅を設置し、設置にあたっては沿線市町村の意見を踏まえて検討すること。他に今後のリニア中央新幹線の推進にあたっては沿線自治体と十分調整することなどが決議されました。
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県美術展、作品審査会始まる
今月31日から始まる、第61回県美術展の作品審査会が26日から、県伊那文化会館で始まりました。
61回となる今年は、県内在住・出身者から937点の応募がありました。審査は、今年の展覧会が伊那会場から始まることから伊那で行われました。
作品は、洋画・日本画・彫刻・工芸の4つの部門毎に審査され、26日は、635点と応募のおよそ7割を占める洋画の審査が行われました。
審査員は、展覧会を主催する信州美術会の会員や外部審査員が務めます。
会場に作品が運ばれると、札を上げ、一作品毎に点数をつけていきました。
審査は28日まで行われ、知事賞・県教育委員会賞など13の賞が決定します。
県美術展は、今月31日(日)から9月7日(日)まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれ、その後上田、松本の会場でも開かれます。
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写真サークル「彩」の作品展、かんてんぱぱホールで
駒ヶ根市の赤穂公民館の写真サークル「彩(いろどり)」の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、四季折々の植物を撮影した作品54点が並んでいます。
サークル「彩(いろどり)」は、駒ヶ根市を中心に伊那市から松川町までの24人が参加しています。
会員は花などの植物が好きで、その綺麗な姿を残したいという思いで、植物を被写体にしています。
初めのうちは大勢で撮影に出かけていたということですが、結成15年ほどとなった最近は、撮影のコツをつかんできて、少人数ので出かけることが多いということです。
ある会員は、「花の気持ちを考えながら一番いいところを捉えるのが難しい。写真を見て、花の表情や思いを感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
このサークル「彩(いろどり)」の写真展は、31日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市で食育推進会議設置
伊那市は、食育をより効果的に推進するため伊那市食育推進会議を設置しました。25日夜、今年度初めての会議が市役所開かれました。
伊那市は国で定められた食育基本法を基に昨年度、伊那市食育推進計画を策定しました。この、計画に沿って食育推進活動の実施や計画の進捗状況を確認していくため食育推進会議を設置しました。
25日は、学校や保育園、食に関係のある団体をはじめ公募の市民など20人に小坂樫男市長から委嘱書が手渡されました。
会議では、推進計画の策定までの経過などが報告された他、事業計画などについて意見を交わしました。
今年度の事業計画では食生活・健康ジャーナリストの砂田登志子さんによる食育講演会が予定されています。
また食育を推進するため、食育推進会議の中から食育応援団を結成します。
食育応援団は、地域との連携をとりながら企業や外食産業への協力の呼びかけ、保育園や学校への出張食育講座などの食育の普及啓発活動を行います。
応援団は早ければ来年4月から実施する計画です。
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伊那中央病院で看護師再就職支援研修会始まる
看護の仕事から離れている人に現場復帰を考えるきっかけづくりにしてもらおうと伊那中央病院で26日から看護士再就職支援研修会が始まりました。
伊那中央病院と県看護協会がタイアップして行った平成16年から実施しています。
今日から29日まで、病院の現状を学んだり人形をつかった注射・採血などを学びます。
今回参加したのは看護士の職から離れている人や、現在看護職として働いている人など12人です。
研修会では、安全な看護ケアに必要となる技術を理解するとともに看護職として貴重な人材である事を認識し再就職を目指します。
初日の今日は、最近の看護師の動向や医療の安全性などについて資料をつかって伊那中央病院の看護士が説明しました。
伊那中央病院の看護師は現在384人。今年度看護基準がみたされ7人の患者に対し1人の看護士がつく体制となりましたが、まだ看護師が不足している状態です。
講師を務めた看護師長の有賀のぶこさんは、この研修を通して一人でも多くの方に病院で働いていただきたいとはなしていました。
この看護師再就職支援研修会は29日まで行われます。
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伊那と木曽創業者交流でビジネスマッチング
伊那市と木曽の創業者商品などをPRする伊那・木曽地域ビジネスマッチングプラザが26日、伊那市で開かれました。
これは、伊那商工会議所が開いたものです。
平成18年に権兵衛トンネルが開通したことにより伊那と木曽の生活圏と経済圏がひとつになりました。
今回、両地域の創業者が集まりビジネスチャンスにつなげていこうと開かれました。
今日は、伊那地域から7社・木曽地域から6社の事業所が参加し、一人5分ずつお店などを紹介しました。
伊那市西町で手作りのおはぎの販売をしている百瀬江子さんは、自分と同じように木曽でおはぎを販売してくれる人がでてきてくれるとうれしと発表しました。
また木曽で犬の訓練などを行っている宮田和久さんは、トンネルがあいて伊那が近くになったので企業同士の交流をしていきたいと話していました。
会場には、各事業所で持ち寄った商品も展示され、参加者同士商品の説明をしたりして会話を弾ませていました。
伊那商工会議所では、これで終わりにするのではなく今後も伊那・木曽で交流を続けていきたいとはなしていました。
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伊那市長、住民表示変更業務、随意契約で問題なしと表明
入札制度棟検討委員会の設置を表明した26日の記者会見で、小坂樫男伊那市長は、新しい住所表示変更業務を随意契約で委託したことについて問題はないとの考えを示しました。
住所表示の大字を変更したことにともなう業務に関して伊那市が随意契約で業務委託したことについて違法性があるとする市民グループの指摘に受けたもので、小坂市長はこの件について「問題はない」との考えを示しました。
この件を違法として指摘する市民グループ「公正な入札を実現する伊那市民の会」では9月に住民監査請求をする事になっています。
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伊那市、入札等検討委員会設置へ
伊那市は、入札と契約の透明性を確保するための入札等検討委員会の設置に関する補正予算案を、9月定例議会に提出します。26日開かれた定例記者会見の中で小坂樫男伊那市長が明らかにしたものです。
公共工事の入札・及び適正化の促進に関する条例に基づき設置するものです。
上伊那では、箕輪町につづき2番目となります。
委員は、税理士・弁護士・市民代表など5人以内で構成し改革のための提言、入札内容等の一部の審査を協議します。
補正予算案には入札等検討委員会設置について28万5千円を盛り込みます。
予算が通れば10月に設置する考えです。
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西箕輪「景観育成特区」指定前に研修会
伊那市西箕輪地区の、「景観育成特区」指定を前に、25日、建築業者や広告業者を対象とした、研修会が、伊那市駅前ビル「いなっせ」で開かれました。来月、県下初の特区指定を前に、届出等の手続きが、円滑に導入できるよう開かれ、会場には、建築業者や広告業者などが参加しました。
最初に、県の担当者が、特区指定の経緯や、地区ごとの観育成の基準について、話をしました。
その後、新築や増築で床面積が20平方メートルを超える場合の工事や、表示面積が3平方メートル以上広告塔を設置する場合など工事の規模により、届出が義務付けられると説明しました。
また、特区になると、県の景観条例により、違反した場合には、工事の変更や中止の指導をする場合があると、説明していました。
県では、特区指定により地域独自の景観育成が行える事や、新しく住む人にも効力が及ぶ事など、その効果に期待を寄せています。
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ゴミ焼却炉について考える学習会
新ゴミ処理施設について考える学習会が23日夜、伊那市美篶のきらめき館で開かれました。
地元有志が開いたもので、地区住民およそ20人が参加しました。
学習会では、伊那市議会議員の飯島光豊さんが候補地に決まった経緯や問題点などについて説明しました。
飯島さんは「ごみ問題の専門家を加えて科学的な議論をする必要がある。地区対策会議のような組織を立ち上げ市と住民が議論する場をつくる事が必要」だと話していました。
また学習会では、地元有志でごみ焼却場を考える会を設置する事が確認されました。 -
伊那市中央区で防災訓練
9月1日の防災の日を前に23日、伊那市の中央区で防災訓練が行われました。
訓練は、東海地震が発生し伊那市でも大きな被害がでたとの想定で行われました。
この訓練は中央区が独自に実施したもので災害時の情報収集や高齢者を救助することで、被害を最小限にしようと行われました。訓練は今回初めて、区と救助支援隊が合同で行いました。
救助支援隊は、地元住民で集まる組織で、災害時にお年寄りなどの支援や救助をおこなおうと昨年発足しました。
訓練では、中央区公民館に災害対策本部が設置され、各総代がけが人がないかなどを区長に報告していました
公民館では、救助支援隊が今年の7月に購入したチェーンソの使い方を確認したほか、リヤカーでけが人の搬送訓練をおこないました
中央区では、いつ起こるか分からないのが災害。万が一に備え年に何回か訓練を実施していきたいとしています。
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伊那市で消防団協力事業所認定
消防団活動に積極的に協力している事業所への、認定証交付式が、22日、伊那市で行われました。伊那市消防団の団員が勤務する、29の事業所が認定を受けました。
消防団協力事業所の認定は今年度から行われているもので、2人以上の消防団員が勤務し、事業所自体も消防団活動に協力していることが基準となります。
また、認定を受けた事業所は、就業規則で団員が不当な扱いを受けないと定めていることなど、要件を満たしていれば、事業税の減額を受けることができます。
伊那市消防団では、団員1105人のうち、およそ8割の830人が事業所に勤務しています。
小坂樫男市長は、「事業所の協力なしでは消防団は成り立たない。日頃の協力に感謝している。今後ともご理解いただきたい」と挨拶しました。
認定を受けた事業所を代表して、上伊那森林組合の井沢通(いさわみち)治(はる)組合長は、「消防団員がいる事業所として、より一層防災意識を向上させ、活動に協力していきたい」と、今後の協力を誓いました。 -
日本大会前に、タヒチアンダンスを披露
タヒチアンダンスチーム「ティアレ・ヘイプア長野支部」は23日、南箕輪村村民センターで公開練習をおこないました。
主婦らで集まる、ティアレ・ヘイプア長野支部は、伊那市を拠点に活動しているグループです
今月31日に東京都でタヒチアンダンスの日本大会があることから、家族や、お世話になっている人達に、日頃の練習成果をみてもらおうとステージで発表しました。
タヒチアンダンスはお祝いの時など感謝の敬意を表す踊りです。
打楽器のリズムに合わせて踊り、腹筋や背筋など全身を使います。
メンバーは、赤や黄色などの華やかな衣装を身にまとい独特なダンスを笑顔で披露していました。
会場には、友人などおよそ140人が訪れ大きな拍手を送っていました。
長野支部からは、即興で振付をするソロ部門に5人・団体部門に1組が出場します。
メンバー達は上位を狙えるよう頑張りたいと話していました。
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伊那市役所で打ち水大作戦
暑さが峠を越す頃とされる処暑の前日、22日に、伊那市役所では、打ち水大作戦が行なわれました。
打ち水大作戦は、日本の夏の習慣、うち水を復活させ、ヒートアイランドを少しでも押さえていこうと全国的に2003年から始まりました。
伊那市役所でも2004年から初めています。
打ち水で涼を呼びエアコンの使用を控えることで、CO2削減にも貢献します。
打ち水は、全国的に24節季の大暑から処暑までの間に行なうことになっていて、伊那市は今日市役所庁舎玄関前で実施しました。
正午すぎの気温は、28度、100人の職員が一斉に打ち水をしたところ2度下がって26度になりました。水は、市役所南側のせせらぎ水路の水を汲んで使いました。伊那市では、今年これまでに伊那まつり会場や市立伊那図書館、高遠町総合支所でも行なっていて、今日は市役所のほか、保育園や長谷総合支所でも実施されました。
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初めての伊那市女性農業者の集い
農業経営の実質的担い手となっている女性農業者の情報交換の場として22日、第1回伊那市女性農業者の集いが市役所で開かれました。
この集いは、農業振興センターが開いたもので、農業に携わっている20人ほどの女性が参加しました。
はじめに上伊那農業改良普及センターの地域生活係長、中口光子さんから魅力ある農業経営、家族の生活をするために約束ごとを取り決める「家族経営協定」についての話を聞きました。
3つのグループに分かれての情報交換会では、農業の楽しい面、厳しい面などについて様々な意見が交わされていました。
「燃料や飼料の高騰できびしいが家族で仲良くわきあいあいとして生活している」「仕事をやめて生きがいづくりのために農業に携わった。自分が育てたものを他人が買ってくれる充実感を味わっている」などの意見が聞かれる一方で、「米は給料、野菜はボーナスと考えているが思うようにいかない」「夫婦2人でやっているが忙しい親の姿を見ている子どもは、絶対に農業はいやだと話している」などと厳しい現状を話す女性農業者もいました。
農業振興センターでは、今後も年2回ほどのペースで、女性農業者の集いを開催し女性農業者の外部との接点としていきたい考えです。
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U14県選抜の春富中北澤君、フランスへ
県サッカー協会が行う、長野県中学生選抜のフランス遠征に参加する、伊那市の春富中学校2年の北澤優也(きたざわゆうや)くんが、今日、小坂樫男市長を訪問しました。
北澤君は、小学校1年生からサッカーをしていて、現在は上伊那の中学生を中心としたチームに所属し、ミッドフィルダーとして活躍しています。
フランスに行くのは、県内の中学生58人で、各地区の推薦を受け、試合などを通して選抜されました。
選手たちは、今月25日に出発し、来月4日に帰国します。
フランスでは、14歳以下を対象とした国際大会に出場するほか、地元のコーチによるトレーニングや強豪チームとの対戦などを行います。 -
全国トイレシンポジウム、伊那市で開催へ
トイレの改善や、トイレを通して環境を考える、全国トイレシンポジウムが、11月に伊那市で開催されます。
21日は、伊那市や日本トイレ協会、各種団体の代表など21人が参加して、シンポジウムの実行委員会が設立されました。
実行委員会設立にあたり、小坂樫男市長は、「伊那市には、トイレを大切なものととらえ整備している企業もあり、開催地としての素地がある。是非、成功させたい」と話していました。
全国トイレシンポジウムは、トイレに関る問題を考える機会にしようと、日本トイレ協会が地元自治体と協力して毎年開いているもので、今回で24回目、県下では初の開催になります。
ふるさと大使で、旅ジャーナリスト会議代表の森田 芳夫(よしお)さんの縁で、今回、伊那市で開催されることに成りました。
毎年、いいトイレの日の11月10日近辺で開かれていて、今回は、11月7日、8日の2日間の日程で行われます。
シンポジウムでは、エベレストに世界で女性としては初めて登頂に成功した、登山家 田部井淳子さんによる基調講演や、高遠城址公園・山岳トイレについて考える分科会などが企画されています。
日本トイレ協会理事の上 幸雄さんは、「その時代時代、自治体によって、トイレについて抱える問題が異なる。トイレの問題が解決しないと、観光地にも成りえない」と話していました。
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北海道犬が児童の登校見守る
伊那市の野生動物追い払い事業で活躍が期待されている北海道犬が、子供達の安全確保にも一役買っています。
21日朝も、平沢地区から伊那西小学校へ通う子供達の集合場所には、北海道犬の姿が見られました。
伊那西小学校の周辺で、17日、18日と熊の目撃情報が相次いだ事から、小学校では、保護者に送り迎えしてもらうなどの対応をとっています。
北海道犬は、勇敢で、熊などをみると追いかける性質を持っていることから、子供達は、昨日から、北海道犬と通学しています。
同行しているのは、保護者の網野嘉彦さんと、メスで生後6ヶ月の北海道犬チョコです。
通 学路の中には、動物が食い散らしたトウモロコシ畑などもありました。
2・5キロの道のりを、およそ30分かけて学校に到着しました。
この北海道犬との登校は、今週いっぱい続けられるという事です。
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ルナフローラ伊那川北教室の20周年記念展、21日から
花クラフトの教室、ルナフローラ伊那川北教室の20周年記念展が、今日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
ルナフローラは、ねんどで花を作る、花クラフトの愛好家で結成されている会で、伊那川北教室には現在25人の会員がいます。
会場には樹脂ねんどで作られた作品、およそ300点が並んでいます。
花クラフトは使うねんどによっていろんな種類の作品ができるということで、会場には石けんねんどを使った良いにおいのするものや、特殊な液を塗って、陶器のようなツヤを出した作品などがあります。
教室の講師を務める赤羽ひろみさんは、「自分の好きな色にできて、半永久的に残っていくのが花クラフトの魅力。ぜひ会場に足を運んでください。」と来場を呼び掛けていました。
このルナフローラ伊那川北教室の20周年記念展は、25日月曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
ニシザワ、県とレジ袋削減で協定締結
伊那市に本社のあるスーパーニシザワと長野県は、レジ袋削減のため10月に協定を結ぶことが決まりました。
ごみの排出抑制などを目的としたもので、ニシザワのほか、県内17の事業所が協定を結びます。
協定ではレジ袋削減のため、マイバッグを持って買い物する人の数を全体の60%とすることなどを目標としています。
県では今回の協定を県民スクラム運動として位置づけ消費者団体とも連携しながらレジ袋削減に取り組んでいくとしています。
ニシザワでは、ごみを出さないという意識が大切。ひとつひとつできることから実践していきたい。と話しています。
協定の締結式は各事業所の代表と村井知事、消費者団体が出席し、10月1日に県庁でおこなわれる予定です。 -
旧井澤家住宅で和紙ちぎり絵作品展
和紙ちぎり絵 しゅんこう伊那教室の作品展が、伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、伊那教室に通う生徒16人の作品30点が展示されています。
しゅんこう伊那教室は、伊那市の中村早恵子(さえこ)さんが開く3つの教室の1つで、旧井澤家住宅での展示は、今回が2回目です。
教室では、手すきの和紙を素材にしていて、ちぎる、そぐ、貼るといった手法で作品を仕上げていきます。
和紙の魅力もあって、初心者でも見栄えのする作品を制作できるということですが、和紙を薄く剥がす事で濃淡を生み出し、遠近感を表現できるようには時間がかかるという事です。
中村さんは、「ちぎり絵の一番の魅力は、絵がかけない人でも作品を作れるということ。井澤家住宅の雰囲気と一緒に楽しんで欲しい」と話していました。
このしゅんこう伊那教室和紙ちぎり絵作品展は、25日(月)まで、旧井澤家住宅で開かれています。
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伊那市天使幼稚園でシャボン玉ショー
伊那市の天使幼稚園で今日シャボン玉ショーが行われました。
ショーを行ったのは、愛知県豊田市で活動している、「夢広場」の代表、鈴木(すずき)和明(かずあき)さんです。
夢広場は、愛知県の保育園を中心に活動していますが、活動の場を広げようと、今日は長野県で2回目のショーを天使幼稚園で行いました。
鈴木さんが、保育士と一緒に、うちわやサンダルなど少し変わったものでシャボン玉を作ると、子供達から歓声が上がっていました
この後全員が一人ずつ大きなシャボン玉の中に入って遊びました。
鈴木さんは「子供達が喜んでくれるのがうれしい。今後は全国の子供達にシャボン玉を見せたい」と話していました。 -
原久夫元伊那市長の葬儀、しめやかに
今月14日に亡くなった元伊那市長の原久夫さんの葬儀が19日、伊那市でしめやかに行われました。89歳でした。
原久夫さんは1974年から旧西箕輪村役場に勤務。町村合併後1970年7月伊那市収入役・翌年は助役を勤めました。昭和61年2月から平成6年2月までの2期8年市長を勤めました。
在任中は、市役所新庁舎開庁・市内の下水道整備・権兵衛トンネルの道路計画開始から建設への道筋をつくるなど市の発展に尽力しました。
19日は、伊那市の平安祭典伊那斎場で葬儀が行われ市役所や友人知人など180人が参列しました。
会場にはメモリアルコーナーが設けられ当時の写真などが飾られていました。
小坂樫男伊那市長は「あなたの生前の数々の功績と高い人徳に経緯と感謝の意を表し、ひたすらご冥福を祈るばかり。偉大なるあなたの業績をついで今後とも伊那市の発展に全力を尽くす事を誓います」と弔辞を述べた。
参列者は、祭壇のまえで手を合わせていました。