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木下さん伊那市に「夢現幻」寄贈
駒ケ根市在住の金属造形作家で日展の評議員を務める、木下五郎さんは、9日、伊那市に銅版を加工した自身の作品、「夢現幻」を寄贈しました。
この日は、市役所1階の市民ホールで木下さんや白鳥孝伊那市長等、およそ20人が出席し除幕式が行われました。
作品の寄贈は、伊那市での展覧会に出品する機会が多く、感謝の気持ちを表そうと行われたものです。
夢現幻は2009年に制作された作品で、サイズは縦2メートル、横3メートルあります。
銅版を加工したもので、赤や青などの色は、金属特有の錆で色付けし、背面には金箔が貼られています。
風神と雷神をイメージし、人間の内面の変化や人生を抽象的に表現したということです。
木下さんは「多くの人に作品をみてもらい、人生について改めて感じてもらえれば」と話していました。
白鳥市長は「市民に勇気を与える作品」と話し、感謝していました。 -
春近神社奉納演芸発表会
伊那市東春近の春近神社の奉納演芸発表会が6日に行われました。
発表会では、伊那市東春近の車屋、中組、渡場、中殿島、下殿島の5つの地区の住民200人ほどが集まりました。
このうち車屋の小中学生は、地区に伝わる車屋太鼓を演奏しました。
車屋太鼓は、昭和45年ころに作られた創作太鼓で、毎年演芸大会で奉納しているということです。
このほか、舞踊やフラダンスなどが披露され、観客からはおひねりが飛んでいました。 -
商店街に賑わい
伊那市の食と文化の祭典「まちの文化祭」が、伊那市の中心市街地で13日、初めて開かれ、会場は訪れた人たちで賑わいました。
セントラルパークのステージでは、イナゴにザザムシ、蜂の子と、昔、伊那市では貴重なタンパク源として食べられていた「虫」をのせた「三色丼」の早食い大会が行われ、会場は盛り上がっていました。
いなっせ北側広場、セントラルパーク、通り町商店街を会場に、イベントが行われたほか、地元の名物料理などの出店が並びました。
まちの文化祭は、食文化の普及と商店街の活性化を目的に、去年まで行われていた伊那総合物産展示会・商工祭に変わるイベントとして、今年初めて企画されました。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「地域の声に反応して企画されたイベント。地域が自ら動いていくようなイベントになっていけば」と話していました。
早食い大会では、辰野高校の中村美波さん(辰野町)が優勝し、三色丼の具材となる佃煮が景品として送られていました。
中村さんは「イナゴ以外は初めて食べたけど、意外とおいしかったです」と話していました。 -
イーナちゃん駅伝カーニバル 西春近が2年ぶり6回目のV
第30回市民駅伝イーナちゃん駅伝カーニバルが8日、伊那市の陸上競技場で開かれ、西春近が2年ぶり6回目の総合優勝を果たしました。
今年の市民駅伝には、市内12地区から183人と、オープン参加159人の合わせて342人が出場しました。
去年までは鳩吹公園で開かれていましたが、今年から陸上競技場に会場を移しました。
参加者は、園児から小学生までが参加する子どもの部と、中学生以上が参加する地区の部、選手2人以上で参加するオープンの部に分かれ、順位を競いました。
大会の結果、子どもの部、地区の部ともに西春近が勝ち、2年ぶり6回目の総合優勝を果たしました。
なお、オープン参加の部では、かんてんぱぱRCが優勝しています。 -
ねんりんピックの美術展に作品を出品
今月13日から宮城県で開催される全国健康福祉祭、通称ねんりんピックの美術展に、伊那市の松澤芳郎さんと、小坂洋一さんが作品を出品します。
10日は二人が市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に出品の報告をしました。
松澤さんの作品、「聖観音」は、クスノキを使った木彫です。
小坂さんの作品、「幼い頃の思い出」は手作りのステンレス細工です。
松澤さんは去年の長野県高齢者作品展で長野県知事賞、小坂さんは長野県長寿社会開発センター理事長賞を受賞し、その作品をねんりんピックへ出品します。
ねんりんピックは13日から宮城県で開催されます。 -
推奨みやげ品 新たに4点追加に
伊那市観光協会の推奨みやげ品に新たに4点が加わりました。
一つ目は、伊那市中央北原醸造店のやまもと醤油です。
県内産の大豆と小麦で醸造した醤油で、創業以来50年続く素朴でまろやかな味わいは、県外にもファンがいるということです。
1.8リットルが762円、1リットル554円です。 -
第29回 健康まつり
健康について楽しく学ぶ第29回健康まつりが7日に伊那市保健センターで行われました。
テーマは、生活習慣病予防で、伊那市保健センターには、健康や運動に関する様々なブースが設けられていました。
塩分の感じ方を体験するコーナーでは、簡単な検査が行われ、係員が塩分を控えた食事をとるよう訪れた人たちに呼び掛けていました。
ほかには、体重や体脂肪、お腹まわりをはかるメタボ検査や骨粗相症に関するコーナー、脳年齢を測定するコーナーなどがあり、訪れた人たちが検査したり、体験していました。
運動を推奨するコーナーでは、ニュースポーツも紹介されていました。
囲碁ボールはスティックでボールを転がし、白・黒のボールを並べます。
会場を訪れた人たちは、楽しみながら気軽に健康の大切さにふれているようでした。 -
小出太鼓 権現まつり
伊那市西春近の小出太鼓の活動を支援している小出太鼓育成会は、7日に細ヶ谷にある小出太鼓の練習場で恒例の権現まつりを開きました。
小出太鼓は、地域を中心に40人のメンバーがいて、そのうち25人が小中学生です。
権現まつりは、発表や地域との交流の場にしようと毎年、小出太鼓育成会が開いています。
これまでは、仮設舞台でしたが、今年は、新しく完成した常設の舞台でお披露目もかねて演奏が行われました。
出演したのは、小出太鼓のほか、小中学生でつくる打DA鼓・若鮎会、地元西春近北小の4年生たちで、舞台の合間には、来場者が太鼓を体験する時間ももうけられ、小出太鼓のメンバーからリズムや打ち方を学んでいました。
育成会では、「子どもも増えて、練習場所が課題となっていたが、常設ステージが出来たので、本番と同じ状況で練習できる。今後も太鼓文化を保存・継承していきたい。」と話していました。
会場には、飲食の屋台も並び、訪れた人たちは、太鼓とともに楽しいひと時を過ごしているようでした。 -
上伊那産ハナマンテン 給食で提供
伊那市は、地元農産物の良さを知ってもらおうと、上伊那産の小麦「ハナマンテン」で作った麺を、試験的に学校給食に取り入れています。
今後は、ハナマンテンの生産と消費の拡大を図りたい考えです。
ハナマンテンは、長野県が麺専用に開発した品種で、伊那市を含む上伊那の一部で栽培されています。
平成16年に県が開発した際、JA上伊那がその普及促進を決め伊那市などの農家が栽培を始めたもので、今年はおよそ千トンの収穫がありました。
伊那市では、9月26日から市内の小学校と中学校の給食で試験的にハナマンテンを使った麺を取り入れています。
12日は、高遠と長谷の小中学校で提供されました。
このうち長谷小学校では、栄養士から説明を受けた後、全校児童およそ80人が麺の食感や味を確かめました。
ハナマンテンは、麺にするとコシがでて茹でた後も伸びにくいのが特徴です。
伊那市では、今年度中に市内の全ての小中学校で2回実施し、感想を聞いて今後の取り組みに活かしたいとしています。 -
旧井澤家住宅で木彫工芸作品展示
箕輪町木下の木彫工芸家、中澤達彦さんが主宰する教室の作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
中澤さんが主宰する木彫教室「舎羅の会」が、旧井澤家住宅で作品展を開くのは2回目です。
去年、伊那教室の作品展を開き、今回は、駒ヶ根市の赤穂教室のメンバーが作品を展示しました。
赤穂教室では、30代から80代の男性8人が、月2回公民館に集まり作品を制作しています。
会場には、壁掛けのレリーフや置物など、63点が展示されています。
木彫は、頭の中にイメージした図案をもとに木槌と鑿で形を作り出していくため、力のいる作業だということです。
中澤さんは、「男性が作りだした迫力ある作品を楽しんでほしい」と話していました。
舎羅の会赤穂教室の作品展は、14日(日)まで、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 -
行政と企業による景観保全組織を設置へ
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部が10日に懇談し、行政と企業による景観保全組織を設置することを決めました。
上伊那の51の企業が加盟する県経営者協会上伊那支部では2008年から、地域活性化を目指して上伊那の市町村長との懇談会を開いていて、今回で4回目です。
懇談会は冒頭のみ公開で行われ、行政と企業による産業観光などについて意見を交わしました。
懇談会では、観光による誘客には景観保全が必要だとして、行政と企業による景観保全組織を、近々立ち上げることを決めました。
企業の敷地内や周辺地域の環境美化活動に企業が率先して取り組み、自治体が協力することで住民と一体となった活動とすることをねらいとしています。
事務局によると、組織構成や発足時期、活動内容は、これから検討していくということです。
また、この日は、勝山修一上伊那支部長から上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に、児童養護施設たかずやの里の整備支援基金の目録が手渡されました。
支援金は、これまで寄付されたものに支援を決定しているものを加えた、1,200万円となっています。
白鳥連合長は、
「上伊那の8市町村で力を合わせ行う事業。大変ありがたい」と感謝していました。 -
一店逸品ガイドブック完成
伊那市の中心市街地活性化に取り組む伊那まちの再生やるじゃん会の魅力アップおもてなし委員会は、それぞれの店の自慢の商品を掲載した、一店逸品ガイドブックを作成しました。
通り町の内山金物店の逸品は、プロフェッショナル爪きり「SUWADAの爪きり」
伊那市駅前の越後屋菓子店の逸品は、銘菓「伊那のまゆ」
坂下のダイ十呉服店の逸品は、履きやすさが決め手の「らくちん草履」
これらの商品が掲載されているのが、今回完成した一店逸品ガイドブックです。
11日は、タウンステーション伊那まちで、完成についての記者会見が開かれました。
ガイドブックには、伊那市中心市街地にある、26店舗が提供している商品やサービスが掲載されています。
ガイドブックには、それぞれの店舗の商品の情報のほか、店主の顔写真などが掲載されています。
2000部作成されたほか、参加店には、ポスターが貼られます。
魅力アップおもてなし委員会では、今後、ガイドブックを使ったツアーのほか、逸品だけを集めたフェアの開催などを検討していきたいとしています。 -
第28回高等学校書道展を前に「揮毫会」
12日から伊那文化会館で開かれる第28回高等学校書道展を前に、11日、展覧会に参加する高校の書道部が、30mの巻物に校歌などを書く「揮毫会」を開きました。
会場となった伊那勤労者福祉センター体育館には展覧会に参加する32校が一堂に会し、一斉に揮毫が行われました。
揮毫会は、普段あまり取り組むことができない大作に挑戦し、今後の部活動の参考にしようと初めて開かれました。
巻物は、縦1.6メートル、横30メートルで1校あたり3mが割り当てられます。
伊那弥生ヶ丘高校は「紺碧」、高遠高校は「兜陵」、伊那西高校は「西恋」など、それぞれの学校を象徴する漢字に、校歌が書き添えられました。
揮毫会で制作された作品は、12日から開かれる長野県高等学校書道展で展示されます。
伊那文化会館では、12日からの開催に備え、生徒らが準備を行っていました。
書道展は県大会に相当するもので、推薦に選ばれた8作品は全国高等学校総合文化祭に出展されます。
会場には、漢字やかななど、過去最高となる427点が展示されます。
第28回長野県高等学校書道展は12日から14日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれます。 -
消火技術コンクール
伊那防火管理協会に加盟している企業などが参加する消火技術コンクールが5日伊那市内で行なわれました。
競技は、消火器の部と屋内消火栓の部で行なわれ、消火器の部には、9団体から21人が、屋内消火栓の部には、4団体が参加しました。
コンクールは、平成4年から毎年行われていて、今回が21回目です。
3人一組の屋内消火栓の部では、火災報知器の合図で火災を確認し、素早い動作で放水。
標的が倒れるまでの時間を競いました。
競技の結果、消火器の部では、中部電力伊那営業所の小林祐太さんが、屋内消火栓の部では、伊那市役所が優勝しました。 -
伊那消防署基本設計委託料 可決
伊那消防組合議会10月臨時会が10日開かれ、新しい伊那消防署庁舎の基本設計を盛り込んだ補正予算案が、全会一致で可決されました。
新しい伊那消防署庁舎は、現施設の老朽化により伊那市の富士塚スポーツ公園周辺に建設されます。
この日可決された、基本設計委託料は約2800万円です。
主な財源は、伊那消防署が管轄する伊那市と南箕輪村からの分担金が充てられます。
伊那市は2000万円、南箕輪村は600万円を負担します。 -
サンフラワーズOG 全国大会出場へ
伊那市を中心に50歳以上の女性でつくるソフトボールチームサンフラワーズOGは、13日から愛知県で開かれる第11回全日本エルデストソフトボール大会に出場します。
4日は、代表の野溝和子さんら選手4人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の挨拶をしました。
全国大会への出場は、5年連続5回目です。
県大会の決勝では、これまでに1度も勝ったことのなかった松本のチームを相手に、最終回に5点差を追いつき、延長でサヨナラ勝ちしました。
最年長で77歳の野溝さんは、「去年は初戦でやぶれたので今年はまず1つ勝つのが目標」と話しました。
白鳥市長は「全国で活躍し、伊那の名を轟かせてください」と激励しました。
全国大会は、13日土曜日から愛知県で開かれます。 -
カラオケ喫茶つむぎ 秋の歌謡祭
伊那市坂下のカラオケ喫茶「つむぎ」主催の歌謡祭が6日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
これは、カラオケ喫茶「つむぎ」が、利用者に大きい舞台の上で歌ってもらおうと毎年開いているものです。
県内外から50人が参加し、華やかな衣装に身を包んで自慢の歌声を披露していました。
「つむぎ」は、20年前に呉服屋を営む傍ら、カラオケを始めたのが始まりで、現在カラオケ喫茶として多くの人が利用しています。
代表の丹羽貴士さんは「いつも店で歌っている持ち歌を広い会場で思い切り歌ってもらうことができ良かった」と話していました。 -
10月10日はソースかつ丼の日
10月10日はソースかつ丼の日です。
伊那ソースかつどん会加盟店は一杯100円引きのサービスを行いました。
伊那ソースかつどん会では、かつの揚がるジュージューという音のごろから10月10日をソースかつ丼の日としています。
10は伊那ソースかつどん会加盟店18店舗のうち、17店舗で1杯100円引きのサービスを行いました。
伊那市西箕輪の青い塔では、ヒレかつ丼を100円引きの1000円で提供し、さらにくじ引きで手作りの小物などを来店者にプレゼントしていました。
県外から訪れた人もいて、店内は多くの客でにぎわっていました。 -
木曽馬とお別れの会
今年度末、廃止の方向で検討が進められている伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームにある木曽馬牧場の木曽馬3頭が、佐久市の牧場へ譲渡されることになり、10日にお別れ会が開かれました。
お別れ会には伊那市やみはらしファームの関係者、西箕輪保育園の園児などが参加し、馬たちに別れのニンジンが贈呈されました。
今回譲渡されるのは、木曽馬のメイ、ヤマト、コリュウの3頭です。
木曽馬牧場は、平成22年に乗馬体験者が落馬する事故があり、現在休止状態となっています。
伊那市が木曽馬牧場を廃止する方向で進めていることや、馬の年齢も高くなってきたことから、余生をゆっくり過ごしてもらおうと、佐久市のスエトシ牧場に譲渡することとなりました。
伊那市によりますと、来年3月までは、引き続き伊那乗馬クラブに木曽馬牧場の維持管理を委託するということです。
それ以降の跡地利用については、JA上伊那や西箕輪の農業振興センターなどと検討していきたいとしています。 -
中秋の名月コンサート
30日の十五夜に合わせ、伊那市高遠町のポレポレの丘で中秋の名月コンサートが開かれました。
雨が降る中、野外ステージのまわりには80人ほどが集まり、コンサートに耳を傾けました。
ポレポレの丘を管理する地域のボランティア団体、信州高遠花摘み倶楽部が季節ごとに開いていて、今回は春、夏に続き今年3回目です。
30日は、上伊那農業高校吹奏楽部、伊那市のベリーダンス教室レイアリィナ、高遠やますそコーラスなどが出演しました。
やますそコーラスは、季節の歌などを披露し、参加者が一緒に口ずさむ場面もありました。
ある参加者は、「自然の中のコンサートはホールとは違った雰囲気がある。とても気持ちがよくて癒された」と話していました。 -
西駒山荘 現在の建物で最後の営業
中央アルプス将棊頭山の頂上直下で登山客を迎えつづけてきた西駒山荘が、老朽化による建て替えのため、現在の建物では最後の営業を9日に終えました。
現在の建物では最後の宿泊営業となったこの日、西駒山荘の看板が取り外されました。
管理人の宮下拓也さんが風雨で落ちないように結んでいたロープをほどくと、山荘を訪れていた白鳥孝伊那市長の手で看板が外されました。
西駒山荘は、1913年、大正2年に起きた中箕輪尋常高等小学校の遭難を教訓に、その2年後の1915年、大正4年に建設されました。
建設から100年近く経過し、老朽化していることから、歴史的価値の高い石室部分を残し木造部分を建て替えることになりました。
白鳥市長は「西駒登山で何度も泊まった宿。なくなるのは寂しいが、新しい山荘がみんなの手で作っていければという期待もある」と話していました。
管理人の宮下さんは、アルバイトを経て管理人になり、13年間この山荘を管理してきました。
宮下さんは「毎年1年間の営業が終わると看板を外すが、今回の取り外しはいつもとは違った。少しずつ終わってしまうという実感が湧いてきた。あくまでも登山の宿泊施設だが、訪れた人たちが楽しく、くつろげる施設になれば」と話していました。
宮下さんによりますと、建て替え後、石室での宿泊ができなくなるため今年の宿泊者数は大幅に増え、例年より4割ほど多い、およそ800人が宿泊したということです。 -
ごみのない美しい町をPR
観光なでで伊那市を訪れた人たちに、ごみのない美しい町をPRしようと1日伊那市内で環境美化運動が行われました。
1日は伊那市駅前などで参加者が、ごみを拾ったり、雑草をとっていました。
環境美化運動は毎年10月1日に伊那市観光協会が行っているもので今年で3年目です。
美化運動には観光協会の会員をはじめ市内の企業や飲食店など48団体、およそ800人が参加しました。
伊那市観光協会では訪れた人たちによい印象を持ってもらい、リピーターとなって再び伊那に来てもらいたい。」と話していました。 -
各地で秋の例大祭
秋晴れの広がった7日、各地の神社で秋の例大祭が行われました。
伊那市荒井の荒井神社では、子ども相撲が奉納されました。
例大祭に合わせ毎年行われていて、今年で31回目です。
小学校1年生から6年生までの男女99人が参加し、学年ごとのトーナメント方式で優勝を争いました。
参加者の中には、学校の相撲クラブに所属している子どももいて、白熱した取り組みが繰り広げられていまいした。
小松朝雄区長は「土俵際まで攻められても諦めない姿が多く見られた。今後も地域の伝統を大切にしていきたい」と話していました。 -
美鈴工房パッチワークキルト展
美鈴工房キルト教室の作品展示会が6日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には教室の生徒50人の作品およそ100点が並んでいます。
美鈴工房キルト教室は、上伊那の伊那、辰野、箕輪と飯田で教室を開いています。
教室では、色にこだわった作品づくりが行われていて、布の切れ端でも微妙な色合いを出すのに使えるということで、捨てないよう大切に扱っています。
代表の磯千恵子さんは「パッチワークは個性を表現する素晴らしい手法。会員の個性を見てもらいたい」と話していました。
美鈴工房パッチワークキルト展は、8日月曜日まで、伊那文化会館で開かれています。
また、会場内には作品や生地の販売コーナーもあり、売上の一部は児童養護施設たかずやの里に寄付されることになっています。 -
江副行昭さん 傘寿記念窯吹展
10月1日で満80歳を迎えたガラス工芸家、江副行昭さんの傘寿を記念した作品展が7日から伊那市長谷の工房で始まりました。
伊那市長谷のアートビレッジ信州内に工房を構え作品作りをしている江副さんは、ガラス工芸の第一人者で、土を高温で溶かしてつくる熔壌ガラスは、独特の輝きを放ちます。
昭和57年に高遠に工房を構えた江副さんは、その後長谷に活動の拠点を移しました。
今回メインに展示されているのは、宝珠およそ50点です。
2年ほど前から宝珠を題材に制作していて、熔壌ガラスの神秘的な側面が見えてきたということで、購入した人からは、願い事がかなったなどという声もあるということです。
これらの作品は、去年の12月に制作しました。
江副さんの傘寿を記念した作品展は、13日まで、伊那市長谷のアートビレッジ信州内、長谷ガラス工房ギャラリーで開かれています。 -
しんわの丘ローズガーデン秋の感謝祭
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、6日から、秋の感謝祭が始まりました。
これまで、「秋のバラ祭り」として行われてきましたが、バラの管理をしている人たちや訪れる人に感謝の気持ちを伝えようと、今年は、「感謝祭」として行われました。
ローズガーデンのバラは、春と夏、秋に咲く四季咲きで、秋の見頃は、今月末までだということです。
感謝祭は、8日(月)までで、期間中、豚汁の無料サービスやバラの -
第35回 伊那市民美術展
伊那市民美術会の会員による、洋画や工芸の作品展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で、開かれています。
作品展の35回目の開催を記念して、今回は、会場を伊那市のいなっせから信州高遠美術館に移して開かれました。
作品展には、洋画や日本画、工芸など、会員62人の作品が展示されています。
伊那市民美術会は、昭和51年に発足しました。
会員同士の親睦や技術向上、地域の文化向上を目的に活動しています。
作品展は、昭和53年に伊那まつりに合わせて1回目が開かれ、今回で35回目になります。
会長の橋爪まんぷさんは、「プロからアマチュアまで、様々な作品が並んでいるので気楽に楽しんで見て欲しい」と話していました。
第35回伊那市民美術展は、14日(日)まで、信州高遠美術館で、入場無料で開かれています。 -
伊那飲食店組合 初めての集客イベントで抽選会
伊那市と南箕輪村の303店舗が加盟する伊那飲食店組合は、4日、旅行券などが当たる抽選を行いました。
この日は、関係者が出席し、約9,200枚の応募券の中から抽選を行いました。
伊那飲食店組合では、9月1日から30日まで一か月間を「伊那飲食店組合祭り」とし、集客イベントとして、初めて、旅行券などが当たる抽選会を実施しました。
2店舗分のスタンプを押すと1回応募できるもので、約9,200の応募がありました。
特等の4万円相当の旅行券やスカイツリー ペアチケットなどのほか、スポンサー賞まで含めて、約200本の賞品が用意されました。
13日(土)に伊那市で行われるまちの文化祭で贈呈式が行われ、当選者に商品が贈られることになっています。 -
城南クラブ5連覇
40歳以上が対象の、やまびこソフトボールリーグの伊那ケーブルテレビ杯決勝戦が昨夜伊那市の富士塚スポーツ公園で行われ、城南クラブが5連覇を果たしました。
決勝戦は紺のユニフォーム城南クラブと水色のユニフォーム錦西峰クラブの対戦となりました。
城南クラブは初回、ヒットなどで3点を先制し、2回にも1点を追加して優位に試合を進めます。
錦西峰クラブは4回、粘りを見せます。
この回連打で3点を返し、4対3の1点差と詰めよります。
しかし城南クラブはその後、ホームランや相手のミスなどで追加点を挙げ10対3で錦西峰クラブを破り大会5連覇を果たしました。
この模様は10月24日から伊那ケーブルテレビで放送します。 -
大地震を想定 災害拠点病院訓練
上伊那地域の災害拠点病院に指定されている伊那中央病院で6日、大地震の発生を想定した訓練が行われました。
今回の訓練は、東海沖地震が発生し、上伊那地域で死傷者が多数出ているとの想定で行われました。
伊那中央病院では、地域医療の拠点として24時間被災者を受け入れる災害拠点病院に指定されていて、毎年訓練を行っています。
病院の入口付近では、診療の順序を色によって判別するトリアージが行われ、赤い札がつけられた重症患者は病院内に設置された緊急治療スペースに運ばれていました。
今回の訓練は、平日の朝の災害発生を想定して行われました。
患者が押し寄せることが予想されることから、緑の札がつけられた軽傷の患者のスペースでは、治療が終わった人や治療が必要でない人を帰す場面も見られました。
軽傷患者のスペースにいた医師は「特に軽傷患者のスペースには多くの患者が押し寄せる可能性がある。帰して良い人か、正しい判断ができるようにしていきたい」と話していました。
災害対策本部長の川合博伊那中央病院長は「スムーズに進んだと思う。万が一のときに今回の訓練を思い出しながら動いてもらえるよう、職員に呼びかけていきたい」と話していました。
伊那中央病院では、今回の訓練の経験を災害発生時の対応マニュアルに反映させていきたいとしています。