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伊那市長選挙 野口俊邦さん政策発表
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬表明している野口俊邦さんは、31日開かれた記者会見で、市民本位の市政を進めるとする政策を発表した。
野口さんは、「市民を主人公にする市政、地元企業や農林業を支援する市政へ流れを変えたい」と抱負を述べた。
ほかに新ごみ中間処理施設のアセス実施について、「決まったことを白紙にはできないが、話をどこまで戻せるか再検討したい」との考えを示した。
具体的な政策として、現在小学校入学までの医療費無料を小学校卒業までとし、また4年以内に中学校卒業まで目指すほか、市長の給料と退職金を3割削減し、副市長は1人にすることを挙げている。
伊那市長選挙は4月18日告示、25日投開票となっている。 -
高遠城址公園桜まつり渋滞緩和へ
中央道に案内看板設置伊那市は、高遠城址公園桜まつり期間中の交通渋滞対策として、中央自動車道に、駒ヶ根インターや諏訪インターの利用を呼びかける案内看板を設置した。
案内看板は、首都圏方面からは諏訪インターを、中京方面からは駒ヶ根インターを利用するよう呼びかけている。
ETCの土日特別割引により、昨年伊那インターの利用が集中し市街地が混雑したことへの対応。
案内看板は駒ヶ岳SA、双葉SA、八ヶ岳PAに、横断幕は飯島町と富士見町の高速道路に架かる橋に設置されている。 -
伊那市長選挙 白鳥孝さん政策発表
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬表明している白鳥孝さんは、30日開かれた記者会見で、高齢者を大事にする福祉の推進を柱とする政策を発表した。
白鳥さんは、高齢者は郷土の財産だとして、「高齢者がいきいきと元気な社会をつくりたい」と抱負を述べた。
他に具体的な政策として新ごみ中間処理施設のアセス実施について、候補地は民主的に決定されたとして、これを覆すつもりはないとの考えを示した。
他には、現在、小学6年生まで実施している入院費の無料制度を中学3年生まで引き上げるほか、工科短期大学の誘致、伊那消防署の伊那中央病院近くへの移転新築、JR飯田線の高速化などをあげた。
伊那市長選挙は4月18日告示、25日投開票となっている。 -
南信森林管理署の桜 咲き始める
伊那市の山寺の南信管理署にあるソメイヨシノが、咲き始めた。
南信森林管理署のソメイヨシノは、早咲きの桜として知られている。
つぼみが開き始めたのは事務所の南側にあるソメイヨシノで、管理署の職員によると、桜は30日、咲き始めたという。
開花は去年より1日早まった。
29日、30日と気温があがらない寒い一日となったが、3月に入ってから暖かな日が多かったことで、開花も早まったという。
この桜が咲くと、1週間ほど後に、高遠の桜が咲くと言われている。 -
伊那市 アダプトシステム調印
伊那市は、道路の美化活動などに取り組んでいる2企業2団体と30日、協定を結んだ。
伊那市は、うるおいの郷づくり事業として市独自のアダプトシステムをスタートする。
それに伴い道路の美化活動などをしている団体や企業を今年の1月から募集をしたところ、2企業、2団体かの応募があった。
アダプトシステムは道路環境の向上や住民同士の交流を図る制度で、美化活動などにボランティアで取り組む団体に対して伊那市が清掃用具や材料などを支援する。
協定を結んだのは会社周辺の市道の整備などを行っている伊那市富県の南信工営(株)、市道沿道の花壇整備を行っている高尾町花の会、会社周辺の美化活動を行っている伊那市西町の伊那バス(株)、公園の整備を行っている双葉公園と周辺を美しくする会。
小坂樫男伊那市長は、「この運動が伊那市全体に広がればすばらしい。」と挨拶した。
企業や団体の代表者達は「今後も街の美化に努めたい。この活動を定着させ充実させていきたい」と話していた。
伊那市では、今後も企業や団体からの参加を随時募集していくとしている。 -
ますみヶ丘で炭の窯出し
伊那市のますみヶ丘平地林内にある炭窯で29日、焼きあがった炭の窯出し作業が行われた。
これは、ますみヶ丘平地林の間伐材の有効利用を図ろうと行われたもので今月1日に炭窯に火が入れられた。
29日は信州大学農学部の学生など6人が参加し、ますみヶ丘平地林内にある炭焼き小屋から焼きあがった炭を出した。
体験会では、伊那市財産区議員で炭づくりのベテランの田畑昌英(しょうえい)さんが指導にあたった。
窯には約300キロ分の薪が入れられたが、出来上がった炭は約30キロ。田畑さんによると、上手くいけば入れた薪の8割は炭になるという。
今回は、焚き口から空気が入った事が上手く出来なかった原因の一つと田畑さんは話していた。
参加した学生達のほとんどが炭づくり初体験ということで炭作りの難しさを学習したようだ。
出来あがった炭を伊那市では地球環境保全協定を結んでいる新宿区との交流事業などで使うという。 -
FC伊那東部卒業生送別試合
伊那東部中学校サッカー部のメンバーで作るFC伊那東部は、28日、卒業生の送別試合を行った。
28日は卒業生チームと新2・3年生チームが試合を行った。
FC伊那東部は、去年開かれた南信大会で優勝し、3年ぶりに県大会に出場している。
県大会に出場したメンバーのほとんどが卒業生で、試合は序盤から後輩たちを圧倒する展開となった。
大羽広夢(ひろむ)監督は「厳しい練習に耐えてきたメンバー。高校でも活躍してもらいたい」と話していた。
今年FC伊那東部を卒業する14人全員が高校でもサッカーを続けるという。 -
鳥の宮湧水は“おいしい水”
伊那市手良の鳥の宮湧水が、ミネラル分を適度に含み、まろやかで苦味のない「おいしい水」との検査結果が出された。
伊那市手良野口の中組常会にある、鳥の宮湧水は、手良小学校の水道として使われていた。
伊那市の水道に移行してからこの水は使われなくなったため、地元有志が有効活用しようと鳥の宮湧水の会を立ち上げ、平成20年に整備をした。
今では駐車場やあずまやなども整備され、連日多くの人達が水を汲みに訪れている。
今回水の成分などについて社団法人上伊那薬剤師会に水質検査を依頼した。
その結果が今月26日に出された。
それによると鳥の宮湧水はよりおいしいと言われている弱酸性でミネラル分を適度に含むまろやかで苦味のない水という。
また、旧厚生省の「おいしい水研究会」が示したおいしい水の要件を満たしているという。
今後は、この水を使って農業などにも活用していくという。 -
『一夜の城』について学ぶ
伊那市富県桜井にあった一夜の城について学ぶ講演会が、28日伊那市のいなっせで開かれた。
講演会は、市道の拡張で一部が取り壊される計画になっている「一夜の城」跡について、歴史的価値や重要性を学んでもらおうと長野県考古学会が開いた。
県内外から約160人が参加した。
富県桜井の「一夜の城」は、織田軍が高遠城を攻める際の本拠地として一晩でつくられたとされる城。
講演会では、伊那市のふるさと大使で信州大学副学長の笹本正治さんが「戦国時代のムラと城」と題して話しをした。
笹本さんは一夜の城について「当時、富県には多くの城があったとされている。一夜の城は高遠城攻めの交通の要所として織田軍が乗っ取り、一夜だけ寝泊まりした城という可能性もある」と説明していた。
また、一夜の城の希少価値について「この城跡は県内で唯一織田軍の残した遺構。歴史的価値は極めて高い」と話していた。
笹本さんは「道路の拡張を決めるのは地域のみなさん。ただ、壊したのち100年後、200年後に歴史遺産である城跡を壊した理由を子孫に説明できるよう、正しい知識を身につけてもらいたい」と呼びかけていた。 -
伊那市長選立候補予定者公開討論会
伊那青年会議所は、任期満了に伴う伊那市長選挙の立候補予定者による公開討論会を4月17日土曜日に、伊那市の伊那市民会館で開く。
29日に記者会見が開かれ、宮坂義弘理事長らが、討論会の詳細を説明した。
公開討論会では、伊那青年会議所が質問項目を4つほど用意し、1問ごと、それぞれの候補者に考えを聞く。
質問の内容としては、伊那市の医療体制、リニア中央新幹線、新ごみ中間処理施設などを想定している。
一般の人からも意見や質問を募集する。
公開討論会は4月17日土曜日午後6時45分から、伊那市の伊那市民会館で、入場無料で開かれる。 -
会員に女王蜂配る
伊那市地蜂愛好会の通常総会が、28日伊那市西箕輪の羽広荘で開かれ、参加した会員に女王蜂が配られた。
総会には会員約50人が参加した。
伊那市地蜂愛好会は、蜂追い文化の伝承や地蜂の保護を目的に平成9年に発足し、蜂追いの体験学習や、地蜂の巣コンテストなどを行っている。
この日は、去年秋に捕まえ越冬させた女王蜂が会員に配られた。
現在、女王蜂の越冬は愛好会の役員が行っている。
ここ数年温度の安定する冷蔵庫で越冬をさせているが、酸欠で弱ってしまう女王蜂もいるという。
小木曽大吉会長は「女王蜂の越冬は非常に難しく、現在も試行錯誤している。良い方法を見つけて、大きい巣を作る元気な女王蜂をみなさんに配りたい」と話していた。 -
北福地諏訪社御柱祭 山出し式
今年は、7年に1度行われる諏訪大社御柱祭の年。
伊那市富県北福地の地区住民らは27日、地区で行われる諏訪社の御柱祭用の御柱の見立てと山出しの儀式を高烏谷山の区有林で行った。
山出しの儀式は、御柱を里までおろすことを山の神様にお願いするもの。
諏訪市の諏訪大社に向けて二礼二拍手一礼をすると、木遣り衆が山の神様に御柱を里におろす願いの木遣りを歌った。
式が終わると御柱を切るための木入れの儀式が行われた。
御柱は、直径30センチ以上、高さ9メートルほどのものが選ばれる。
木入れの儀式が終わると、選ばれた御柱を切り倒し、木遣りに合わせて全員で引き上げ作業を行った。
この日切り倒した御柱は地区の集落センターで保管され、4月4日の祭典本日に里曳きで地区内をまわるほか、立て御柱の儀式で地区内に立てられる。 -
伊那映像祭 力作上映
ビデオ愛好家でつくる伊那ビデオクラブの第3回伊那映像祭が27日、伊那市のいなっせで開かれた。
伊那ビデオクラブの会員が共同制作した作品などが上映された。
このクラブは、平成5年に発足し、現在30人の会員がビデオ制作に励んでいる。
映像祭は3回目で、今回は、会員が3つのグループに分かれ1年間かけて撮影、編集したそれぞれの作品を上映した。
このうち「伊那谷ふるさとはいま」は、伊那谷の8市町村の自然や文化遺産を映像化した。
BGMには、各市町村の歌を使っている。
会長の飯島尚美さんは、「伊那谷を再認識し、市町村の歌を歌い継いでほしい」と話していた。
映像祭では、過去に会員がコンクールに出品した上伊那の祭りをテーマにした作品も上映された。 -
親子座禅会で精神統一
伊那ライオンズクラブによる親子座禅会が27日、伊那市西町の長桂寺で行われた。
春休み恒例の座禅会は早朝に行われ、伊那市スポーツ少年団の子どもたちと保護者約90人が参加した。
この座禅会は、精神統一の場を提供し、青少年健全育成につなげたいと、毎年行われている。
参加者は、長桂寺の内藤英昭住職に座禅の仕方を教わり、本堂で足を組み、背筋を伸ばして静かに座った。
内藤住職は、「座禅は自己を整えるのに非常によい。合宿をするときにも座禅を取り入れたらいかがでしょうか」と話していた。
座禅が終わると、修行の食事として皆でおかゆを食べた。
参加したある女の子は、「座禅はテレビで見たことがあったけれど、思ったより大変だった」と話していた。 -
猪苗代町の人たちが高遠町訪問
保科正之公が縁で伊那市と交流のある福島県猪苗代町の人たちが、正之公ゆかりの地を見学しようと25日、伊那市高遠町を訪れた。
訪れたのは、猪苗代町体験交流協会と「猪苗代の偉人を考える会」の30人。
猪苗代町では来年、保科正之公生誕400年祭を行う計画で、ゆかりの地を知ると同時に大河ドラマ化の運動について学ぼうと、今回訪れた。
一行は、高遠町歴史博物館で、保科正之像とお静地蔵を見たあと、博物館を見学していた。
初めて伊那市を訪れた人も多く、興味深く見学していた。 -
上伊那賛助会エコキャップ寄贈
長野県シニア大学のOBでつくる上伊那賛助会が26日、伊那市社会福祉協議会にエコキャップなどを寄贈した。
上伊那賛助会のメンバーが、支部ごとに集めたエコキャップや古布、プルタブなどを持ち寄った。
上伊那賛助会は、長野県シニア大学の伊那学部の修了生でつくる会で、現在約500人が活動している。
ボランティア活動にも積極的に取り組んでいて、エコキャップの寄贈は去年から行っている。
上伊那賛助会の唐澤定会長は、「キャップなどは不要となったものだが、集めれば役立つものになる。今後も社会貢献活動を続けたい」と話していた。
なお今回は、チリ大地震などの被災地に送る募金も集めた。
集まった4万5千円は、日本赤十字社を通じて被災地に送る。 -
伊那と木曽 ビジネスマッチングプラザ
国道361号をキーワードに広域的なつながりで新たなビジネスチャンスをつかもうと、おととしから交流をしている伊那・木曽・高山地域ビジネスマッチングプラザ。伊那地域の炭と木曽地域の石鹸が融合した新しい商品が生まれた。
箕輪町にある株式会社伊那炭化研究所の炭を細かく粉状にして、塩尻市贄川(にえかわ)の化粧品製造販売業、友絵工房が石鹸にした。試作品が出来上がった段階だが、商品化を目指して本格的に取り組んでいくという。
伊那・木曽・高山ビジネスマッチングプラザは、おととし、権兵衛トンネルが開通したことをきっかけに、伊那木曽地域の企業が参加してスタート。去年からは、岐阜県高山市の企業も加わった。
26日は、伊那市内で4回目の交流会が開かれ、各地域から20社が出席し、自社製品を売り込むとともに、新商品開発や販路拡大に向け交流した。
マッチングプラザを主催している伊那商工会議所では、「伊那から高山までの国道361号をキーワードにして、地域経済の活性化につなげていきたい」としている。 -
伊那市長選 白鳥孝さん事務所開き
任期満了に伴い4月に行われる伊那市長選挙に立候補を表明している前副市長の白鳥孝さんが、伊那市中央区に選挙事務所を開いた。
25日、伊那市中央区の長野地方法務局伊那支局近くに設けられた選挙事務所で、事務所開きが行われた。
選挙を1カ月後に控え、白鳥さんの地元西箕輪から、今回中央区に本部を移動した。
事務所開きには、白鳥さんの支援者100人ほどが参加し、神事が行われた。
伊那市長選挙には白鳥さんのほかに、信州大学名誉教授で元農学部長の野口俊邦さんが立候補を表明している。
伊那市長選挙は、4月18日に告示、25日に投開票される。 -
伊那市長選2派、市議選22派
任期満了に伴い4月18日告示、25日投開票で行われる伊那市長選挙・伊那市議会議員選挙の立候補届出手続き等説明会が25日、伊那市役所で開かれた。
説明会には、伊那市長選挙にすでに出馬を表明している2派が出席した。
また、現在の26人から21人に定数を減らす伊那市議会議員選挙には、現職14派、新人8派のあわせて22派が出席した。
伊那市長・伊那市議会議員選は、4月12日に立候補届出書類事前審査が行われ、18日に告示、25日投開票が行われる。 -
西箕輪でボランティア移送開始
伊那市西箕輪地区で25日、高齢者世帯の通院などを支援するボランティア移送サービスが始まった。
運転ボランティアに登録している人や関係者ら30人ほどが参加してテープカットなどをし、サービス開始を祝った。
運転ボランティア移送サービスは、交通手段がない高齢者のみの世帯を対象としていて、伊那市では2006年に西春近で始まった。
本年度に入って、高遠町・長谷地区でも始まり、西箕輪地区は市内で7カ所目になる。
式の中で、西箕輪社会福祉協議会の倉田隆会長は、「待ちに待ったスタート。利用者も心待ちにしていると思う。運転に充分注意して宜しくお願いしたい」とあいさつした。
ボランティアを代表して唐澤邦弘さんは、「私も高齢者のみの世帯。いずれは私もお願いしなければならなくなる。お世話になるその時まで、玄関から病院まで安全に利用者を届けたい」とあいさつした。
小坂樫男市長は、「ボランティア移送は、西春近から始まった伊那市の誇れるサービス。地区のお年寄りをみんなで支えるボランティア移送を続けていってほしい」と話していた。 -
紙ごみ減量化・資源化提言まとめ
伊那市ごみ減量化・資源化推進委員会は25日、紙ごみを減らす方策についての意見をまとめた。
伊那市役所で委員会が開かれ、これまで検討してきた紙ごみの減量化・資源化について提言をまとめた。
会議の中で、地区のごみの出し方説明会で、空き箱や封筒などの「その他の紙」を知っているか伊那市が調査した結果が報告された。
それによると、約7割の人が「知らない」と答えたという。
委員会では、紙ごみ減量化のため「その他の紙」を収集日に出してもらう方策として▼資源物ステーションに目立つ看板をつける▼分別ビデオを活用して啓発する竏窒アとなどを提言に盛り込むことにした。
紙ごみについての検討は今回で終了し、次回委員会は5月以降に開かれる予定。 -
国道152号高遠バイパス全線開通
国道152号の伊那市高遠バイパスの工事が終了し25日、全線開通した。
伊那市高遠町東高遠で行われていたバイパス工事が終了し同日、関係者による開通式が行われた。
国道152号は上田市を起点に伊那市を経て静岡県浜松市に至る道路。
このうち高遠バイパスは、観桜期の渋滞緩和など観光路線として整備するため、昭和54年から約30年間にわたって道路改良工事が行われてきた。
今回、最後の工事区間となる東高遠工区の工事が終了した。
工事区間は長藤的場から東高遠若宮の2・2キロメートル。
一部はすでに供用が開始されていて、今回延長680メートルの工事が終了した。
道幅は12メートル、片側に歩道が設置されている。
また、新しく「若宮橋」が整備された。橋には、高遠中学校の生徒が文字を書いた橋の名前の板などが取り付けられている。
開通式で小坂樫男伊那市長は、「国道152号が国土の均衡、地域の活性化の機能を果たすことを祈念します」とあいさつした。
高遠バイパスは25日午後3時から、一般車両の通行が可能になっている。 -
富県公民館で春休みおいで塾
春休み中の子どもが勉強などをして過ごす「春休みおいで塾」が伊那市富県のふるさと館で開かれている。
おいで塾は共働きなどで家に一人で残されてしまう子どもたちが安心して過ごせるようにと富県公民館が企画した。
夏休み中も開いているが、春休み中は初めて。
参加したのは富県小学校の児童29人で、午前中は春休み中の宿題などをした。
ボランティアで高遠高校の生徒7人が子ども達の面倒を見た。
勉強に集中する子、友達や上級生から教えてもらう子など思い思いのペースで勉強を進めていた。
勉強の後は、おやつ作りやスポーツをして楽しんだ。
富県公民館のおいで塾は26日まで行われ、凧作りなども計画されている。 -
富県の園児が新保育園に植樹
伊那市の富県保育園の年長園児36人が23日、4月から使われる新しい園舎の庭にタカトオコヒガンザクラを植樹した。
新しい保育園は4月1日から使用開始となるため、年長園児はその前に卒園してしまう。
そこで、年長園児にも何か記念を残してもらおうと富県保育園の保護者会が今回の植樹を企画した。
子ども達は、一人ずつスコップで木の根元に土をかけていた。
新しい富県保育園の入園式は4月3日に行われる。 -
下水道使用料請求漏れ料金回収始まる
伊那市は請求漏れのあった下水道使用料について、対象世帯を訪問し、利用料の回収を進めている。
伊那市によると、下水道料金の請求漏れは平成5年から発生し、金額は約2300万円となっている。
このうち約900万円は時効成立のため請求できないということで、伊那市では2月24日から204世帯を対象に各家庭を訪問し、残りのおよそ1400万円の回収を始めた。
対象世帯のうち市内は164世帯、引っ越しによる市外は40世帯となっている。
24日までに訪問したのは151世帯で、会えた家庭は109世帯、このうち使用料が払われたのは7世帯約62万円だという。
また対象世帯のうち4世帯は無届工事によるものだったという。
この件にはついて近く懲戒委員会が開かれ、小坂樫男市長を含めた関係職員の処分が決まることになっている。
市では今後、水道料についても請求漏れがないか調査するという。 -
跳躍素振り大会
上伊那の子供達が腕を磨く剣道教室「伊那剣心館」は20日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り大会を開いた。
大会は、太鼓の音に合わせて何回素振りを続けられるかを競うもので、一年間の練習の成果を試す場として毎年、年度末に行われてる。
この日は、伊那市を中心に小学生から一般まで約40人が大会に参加した。
剣心館師範の矢野昌史さんによると、「大きな動作で跳躍素振りを続ける事は体力、精神力ともに必要で、日頃の稽古の差が出やすい」という。
初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていたが、1500回を超えると、疲れた表情を見せ、半分ほどが脱落した。
3千回を超え残りは3人に。最後まで残った伊那中学校1年の橋爪愛樹君が3400回で優勝した。 -
サンライフ伊那作品展示会
伊那市西春近のサンライフ伊那で、写真や木彫などを学んだ受講生らの作品展が開かれている。
会場にはサンライフ伊那の趣味創作教室で学んだ修了生らの作品270点が並んでいる。
サンライフ伊那には、週に一回開かれる趣味創作教室が11あり、会場にはそのうち写真や陶芸、木彫など8教室で学んだ修了生の作品が並んでいる。
また、教室の修了生で作るクラブもあり、今回クラブ会員の作品も並んでいる。
作品展は26日まで、時間は午前8時30分から午後9時まで。 -
観光ボランティアガイド 現地研修会
伊那市観光ボランティアガイドのメンバーが着用するベストが完成し24日、お披露目された。
べストは全部で50着用意され、高遠城址公園のさくら祭りから着用する。
左胸と背中に「観光ボランティアガイド」の名前が記されている。
24日は、さくら祭りを前に、観光客を迎える心構えや注意事項を確認するための研修会が開かれ、メンバー全員にベストが配られた。
観光ボランティアガイドは、市民がおもてなしの心で観光案内をする。
昨年1年間13回の養成講座を受講した42人が登録していて、今年のさくら祭りでは、観光客を乗せたバスの中や城址公園、高遠駅、また春日公園でも観光案内をすることになっている。
ベストを着用することで観光客から注目されるとして、よりきめの細かいガイドができるように、伊那市観光協会では、バスの時刻や市との連携についても把握するよう呼びかけていた。 -
ルビコンエンジニアリング 下請法違反で勧告
伊那市福島のルビコンエンジニアリングは、下請け業者に対し、協力値引きなどと称して、下請け代金を減額して支払っていたとして、公正取引委員会から再発防止などの勧告を受けていたことがわかった。
公正取引委員会によると、ルビコンエンジニアリングは、平成20年9月から1年間にわたり、一部の下請け業者に対して、支払い代金の減額を要請していたということで、下請代金支払い遅延等防止法の規定に違反する事実が認められたとして、再発防止などを勧告した。
減額の総額は、27社1086万円に上るということだが、ルビコンエンジニアリングでは昨年12月に下請け業者に返還している。
ルビコンエンジニアリングでは、「コストダウンの観点から、下請け業者に一定の値引きをお願いしていたことが問題とされた。勧告を真摯に受け止め反省し、コンプライアンスの確立を目指したい」とコメントしている。 -
高遠の桜4月4日開花予想
日本気象協会は24日、6回目の桜の開花予想日を発表した。
高遠城址公園の桜の開花は、前回の発表より一日早くなり、4月4日と予想している。
日本気象協会の発表によると、高遠城址公園の桜の開花予想日は4月4日で、昨年より2日、平年と比べて7日早い開花予想となっている。
また満開は4月9日と予想している。
今年は全国的に3月下旬の気温が平年より低くなることが予想されるため、桜の花を長く楽しめそうだという。
高遠城址公園のさくら祭りは、4月1日から30日まで行われ、期間中は高遠囃子の巡行やさくら茶のサービス、14日には江戸かっぽれの披露も計画されている。