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伊那市高遠町の工場で火事
15日午後6時頃、伊那市高遠町上山田の都築木材株式会社の住宅部材工場で、鉄骨2階建ての建物を焼く火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市高遠町上山田の都築木材が管理する工場内の、木の切りくずなどを置いている鉄骨2階建ての小屋の一部で、およそ22平方メートルと木の切りくずが燃えました。 火はおよそ2時間後に消し止められました。 この火事によるけが人はいませんでした。 出火原因については、現在伊那署で調べを進めています。
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高遠武家屋敷跡に解説板
長野県埋蔵文化財センターは、伊那市高遠町の東高遠若宮武家屋敷跡に遺跡解説板を14日設置しました。 東高遠若宮武家屋敷は、若宮地区にあります。 埋蔵文化財センターは、平成17年度から18年度にかけて今から170年前の建物跡を調査しました。 この地区には、9件の藩士宅があったということです。 そのうち小松家住宅跡では、建物の柱を支える礎石が7つの部屋を形作るように配置されて発見されました。 これは文献に描かれていた高遠藩士小松純八の屋敷間取り図と一致したということです。 現存する県の宝、旧馬島家住宅跡については、曳移転工事にともない基礎部分の調査が行われました。 部屋の床下からじちん地鎮や産育儀礼に関する遺構が発見され、高遠焼の土管もみつかりました。 解説板は、地域の文化財を知り、興味を持ってもらおうと埋蔵文化財センターが建てているもので、県内では、千曲市の平安時代の役所の遺跡に続く2番目の設置となりました。 14日は、当時発掘調査を担当した職員による説明会も行われ、地域住民が興味深そうに話に聞き入っていました。 センターでは、「絵島が高遠に流されて300年、高遠焼が生まれて200年の今年、この解説板を建てることにより、馬島家や小松家についてもより理解が深まってもらえると思う。」と話していました。
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東南アジアの大学生 伊那市を訪問
東南アジアの大学生が、13日から4泊5日の日程で伊那市を訪問しています。 13日は高遠町地区で、歴史や文化に触れました。 伊那市を訪れているのは、東南アジアのラオス、ミャンマー、ベトナムの大学生75人です。 絵画や彫刻などの芸術を専攻している大学生が訪問しています。 この日はグループにわかれ、現在雛人形展が開かれている旧馬島家住宅などを見学しました。 伊那市では、海外からの教育旅行団を誘致するインバウンド事業を行っていて、ラオスとミャンマーからの受け入れは、初めてです。 旧馬島家住宅では、市観光協会のボランティアガイド「い~なガイドの会」が、大正から昭和の古い雛人形について説明しました。 一行は、17日まで伊那市内に滞在し、企業を見学したり、農家民泊を体験することになっています。
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高遠高校 中高一貫校検討へ
高遠高校将来像検討委員会の委員長を務める、伊那市の白鳥孝市長は高遠高校に付属中学を設置し中高一貫校とした場合の導入効果などについて検討、研究する必要があるとの考えを12日示しました。 これは12日、開かれた伊那市議会3月定例会の中で議員の質問に答えたものです。 高遠高校は定員120人に対し平成19年度から今年度まで7年連続で定員割れとなっています。 議員からは「定員割れが続くと、県教育委員会が進める再編計画で存続が難しくなる。地域高校として存続していくためにも中高一貫校について検討を進めるべき」との質問がありました。 白鳥市長は「県内では、これまで進学校としての中高一貫校が設置されてきた。高遠高校は、特色あるコース制度による学びや地域との連携を軸足においている。導入効果について検討と研究を進めたい」と答えていました。 この件に関し白鳥市長は、将来像検討委員会で協議するのが望ましいとしています。
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アートスクール作品展
伊那市高遠町の信州高遠美術館は3月31日まで、「アートスクール作品展」を開いています。 アートスクールは高遠美術館が美術館や芸術に親しんでもらおうと、年間10回ほど開かれているもので、風景画や染色、陶芸などを学んでいます。 会場には生徒およそ20人の絵画や染色、陶器の作品50点が並んでいます。 絵画は地元洋画家の竹内徹さんなどが講師をつとめていて、水彩画やデッサン、アクリル画などさまざまな画法で描かれています。 陶芸は伝統の「高遠焼き」を継承する浦野真吾さんが指導していて、湯のみや皿などが並んでいます。 アートスクール作品展は今日から3月31日(月)まで、信州高遠美術館で開かれています。
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ワンコインガイド事前勉強会
天下第一の桜の名所として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園で、花見客に公園内のガイドを行う 「ワンコインガイド」の事前勉強会が7日、高遠城址公園で開かれました。 この日、勉強会に参加したのはボランティアで花見客を案内する「い~なガイドの会」のメンバー17人です。 およそ30分かけて、公園内の見所や歴史を紹介するもので、去年の4月から始まりました。 料金は1グループワンコインの500円となっていてガイドが1人つきます。 この日は、公園内の碑や桜の状態などについて意見や感想を言い合いました。 い~なガイドの会では、今年の春は急いでいる人や桜以外の観光も楽しみたいという人へのガイドの仕方も考えているということです。 ワンコインガイドは、去年75件の利用があり、今年は100件以上を目指しているということです。
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伊那谷遺産 新たに9件追加
伊那谷の先人が残した土木建築物や自然災害の歴史が残された遺構を後世に伝えていこうという、伊那谷遺産に新たに9件が追加されました。 国土交通省・天竜川上流河川事務所は治水や自然災害の歴史を後世に引き継いでいこうと伊那谷遺産プロジェクトを立ち上げました。 平成24年から指定を始め、これまでに89件が登録されています。 今回新たに追加された9件のうち、伊那ケーブルテレビ放送エリア内に関係するものは6件です。 このうち「ふるさと美篶の水の話」は、1995年、平成7年に美篶小学校4年1組の児童が1年間にわたり、学習の一環として行ったものです。 美篶地区にどのように水がひかれたか、一番井と二番井、北原平八郎の苦労について調べ、まとめた冊子です。 このほか、伊那市長谷の溝口路頭や、伊那市高遠町の板山路頭、伊那市美篶青島の千社参り、伊那市高遠町の芝平集落と芝平石灰岩採掘場跡、天竜川左岸や三峰川沿いなどに見られる段丘崖及び断層崖の斜面樹林が選ばれました。 選定対象地域は、上伊那地域と飯田下伊那地域の22市町村で、今回追加分を含め98件が選ばれています。 伊那谷遺産は当初100件を目標に選定を進めてきましたが、今後も地域の意見を基に、数にこだわらず逐次追加して行く考えです。
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春の全国火災予防運動 7日まで
3月7日まで全国一斉に春の火災予防運動が行われています。 2日は、上伊那在住のアイドルグループ、パラレルドリームが一日消防署長を務め、火災予防を呼びかけました。 伊那消防署の一日消防署長を務めたアイドルグループ、パラレルドリームが、アピタ伊那店で買い物客に火災予防を呼びかけました。 伊那消防署の武井修署長から委嘱書を受け取ったメンバーは、署内を見学しました。 伊那消防組合管内では、去年1年間に62件の火災が発生していて、うち26件が建物火災、損害額は、1億1,700万円となっています。 アピタ伊那店のふれあい消防広場では、一日消防署長のパラレルドリームが、買い物客にチラシなどを配り、火災予防を呼びかけました。 伊那消防署などでは、「春先は空気が乾燥し風も強いので、火の取り扱いに十分注意してほしい」と呼びかけています。
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【3.11の今】 「高遠町と猪苗代町 保科正之が紡ぐ絆」
「助け」(江花さん) 「絆」(小桧山さん) 「支える気持ち」(北原さん) 福島県耶麻郡猪苗代町。 3年前の原発事故の風評被害に今も苦しんでいます。 旧高遠町と猪苗代町は高遠城主保科正之が縁で平成16年に友好提携しています。 しかし伊那市との合併をさかいに交流が衰退傾向にあったといいます。 そんな時、高遠地区住民有志が民間の活力で交流を継続させようと、故伊東義人さんを会長に伊那市友好協会が発足しました。 現在会員は100人程で互の催しに積極的に参加し、交流しています。
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国少で親子のひなまつりイベント
3日のひな祭りを前に、親子で交流するイベントが1日と2日の二日間、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で行われています。 このイベントは、親子で交流を深め、ひな祭りを楽しんでもらおうと国少が初めて行いました。 11家族、35人が参加し、2日間にわたり、雛人形の形のケーキを作ったり、レクリエーションをして交流を深めます。 レクリエーションでは、体を使ったじゃんけんや、輪になって相手を追いかけるゲームをして楽しみました。 ロビーには、地域住民から寄贈された雛人形や、高遠高校美術部が制作した顔出し看板も飾られ、雰囲気を盛り上げていました。
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上伊那ベテラン卓球選手権
30歳以上の会員が出場できる上伊那ベテラン卓球選手権南箕輪大会が23日に村民体育館で開かれました。 大会は、54歳以下と55歳以上のシングルス、ダブルスなど4種目で行われました。 このうち55歳以上のシングルス2部には、26人が参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 10代のころから卓球をはじめ、45年という箕輪町から参加した65歳の主婦は、「卓球は個人競技なので、気軽に楽しむことができる生涯スポーツ。勝っても負けても健康のために続けられます。」と話していました。 大会の結果、シングルス2部では、南箕輪卓球クラブの有賀恒夫さんが優勝しました。
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製造業ご当地お土産シンポジウム
伊那市内の企業が企画から製造までを手掛ける「製造業ご当地お土産プロジェクト」のシンポジウムが22日伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。 シンポジウムには製造業者などおよそ100人が参加しました。 製造業ご当地お土産プロジェクトは、企画から製造まですべての工程を市内の企業数社で完結させる「完全地産」のものづくりに取り組むもので、これまでに「サクラコマ」を販売しています シンポジウムではパネルディスカッションが行われ、参加企業がお土産プロジェクトの可能性について話しました。 部品成型を担当する(有)工藤樹脂工業の工藤正彦社長は、「注文書を受けて部品だけ作るのとは違い、地元に関わる製品を作っているという達成感がある」、 金属加工を担当する(有)美和製作所の池上武社長は、「異業種の人と具体的な交流ができ、仕事の幅が広がった」と話していました。
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農業施設被害 過去最大
JA上伊那は、今回の大雪による19日現在の被害をまとめました。 パイプハウスの倒壊を中心にした施設被害は、356棟、3億3,700万円余りで、施設被害としては過去最大となっています。 2回の大雪による内訳は、2月8日が259棟、2億5,600万円、14日は、97棟、8千万円余りです。 市町村別では、伊那市が175棟、1億6,100万円、駒ヶ根市が72棟、7,800万円、飯島町が52棟、4,600万円などとなっています。 作物別では、水稲育苗施設が110件、1億1,000万円、野菜施設が107棟、1億円、花卉施設が75棟、7,100万円などとなっています。 作物被害は、アルストロメリアなど花卉を中心に2,106平方メートル、377万円余りとなっています。 21日は、JA上伊那災害対策本部の2回目の対策会議が開かれ、復旧に向けた対応策を話しあいました。 御子柴茂樹組合長は、今回の大雪で出張先から戻れず、14日から17日まで山梨県のJR甲府駅に足止めされたということです。 JA上伊那では、パイプハウスの部材や施工業者の人員確保を行う考えです。 ただパイプハウスの注文が殺到し、生産者の希望に沿った復旧が出来ないことが懸念されるとして、現在作物を栽培している施設を最優先に対応する考えです。 次に優先するのは、今年の作物栽培に向けての施設で、水稲や野菜などの育苗に係る施設をあげています。 今回振った2回の大雪は、今年の稲や野菜、花卉の栽培に暗い影を落としています。
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ペタッと貼ってピタッと飲酒運転根絶を
伊那警察署と伊那交通安全協会は、飲酒運転根絶を啓発するシールをつくり、13日伊那飲食店組合に手渡しました。 シールは、台紙からはがし簡単に衣服にはりつけることができます。 これまでバッジやワッペンなどで啓発してきましたが、より使いやすく、効果的なものをとシール式にしました。 13日は、伊那警察署で贈呈式があり、伊那飲食店組合の林孝司組合長に3,000枚が手渡されました。 組合には、伊那市と南箕輪村の305店舗が加盟していて、1店舗あたり10枚ほどが配られます。 これは、ハンドルキーパー運動の一環で、シール式による啓発は県内でも珍しい取り組みだということです。 伊那警察署管内の飲酒運転による交通事故は増加傾向にあるということで伊那署では、効果に期待しています。
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遠照寺で「水行」
伊那市高遠町山室の遠照寺で、水をあびて身を清める修行「水行」が14日極寒の中行われました。 遠照寺の松井教一住職の長男で、副住職の松井大歩上人ら9人が水行をしました。 松井大歩上人は、修行が厳しいことで有名な千葉県の遠寿院で100日間にわたる大荒行を終え、今日遠照寺で帰山報告をしました。 遠寿院では、午前3時起床、午前0時就寝で、その間に7回水行を行ったということです。 松井さんの足は、きびしい修行のあとを物語っています。 遠照寺での水行は、修行の締めくくりとして行われたもので、水温3度の水を20回ほどかぶります。 松井さんのほかの8人は、遠寿院で100日間の修行をともにした全国各地の僧侶たちです。 遠照寺には、檀家らがつめかけ、極寒の中行われた水行を見守っていました。
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また大雪 交通機関に乱れ
上伊那地域に降っている雪は、14日夜から15日の昼前にかけて降り続く見込みで、多いところで40センチの積雪が予想されています。 交通機関にも乱れが出ています。 気象台は、午前10時50分に大雪警報を中部と南部に出しました。 この雪の影響で、上伊那の高校は、すべて午前中で授業を終えました。 伊那小学校、西春近北小学校、高遠小学校、高遠中学校、箕輪町の北小を除く4小学校は下校時刻を早めました。 この雪の影響で交通機関にも乱れが出ています。 JR飯田線にも遅れが出て、下校途中の高校生などに影響がありました。 辰野発午後5時20分飯田行きと飯田発午後5時44分辰野行き以降は上下線とも運休となっています。 伊那市駅では、多くの高校生たちが足止めとなっていました。 JR中央線の特急あずさとスーパーあずさは、上り下りとも運休となっています。 中央自動車道は、午後4時半現在、上りは、諏訪インターチェンジと須玉インターチェンジ間が、下りは、小淵沢インターチェンジと諏訪インターチェンジの間が雪と事故のため通行止めとなっていて、高速バスは、名古屋線を除き午後の便から運休となっています。 長野道は、午後5時現在、安曇野インターチェンジと更埴インターチェンジの間が上下線とも通行止めです。 消防によりますと、午後4時現在3人が転倒などによりけがをしたということです。 JA上伊那では、果樹の支柱の点検や補強をするとともに、パイプハウスのビニールを取り外すよう注意を呼びかけています。 また、伊那文化会館では、あす予定していた行事を中止としました。 中止になったのは開館25周年記念事業の中村不折講演会です。 降雪により東京都在住の講師の交通手段が確保できないため、中止となりました。 文化会館では「楽しみにしていた皆様には大変申し訳ありません。」とコメントしています。
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高遠町で伝統のだるま市
伊那市高遠町で江戸時代から続く伝統のだるま市が11日開かれ、だるまを買い求める人で賑わいました。 およそ400年前から続くといわれている高遠のだるま市は家内安全や五穀豊穣などを願う鉾持神社の祈願祭に合わせて毎年開かれています。 参道には大小様々なだるまが並び訪れた人達が値段交渉をして買い求めていました。 値段交渉が成立すると威勢の良いかけ声と手拍子で手締めを行って家内安全や商売繁盛を祈っていました。 露店には縁起物飾りをはじめ、おもてなしと書かれただるま、キャラクターだるま、緑色や黄色などのだるまが並び訪れた人たちの目を引いていました。 商店街では高遠町の店主らでつくる本町実業団による桜だるまの販売も行われました。 今年初めてピンク色の桜だるまを販売し予約を含め450個が売れたということです。 天候に恵まれた11日は、地元を始め県内外から多くの人が訪れ歴史ある高遠町の風情を楽しんでいました。
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だるま市前に人形飾り設置
11日伊那市高遠町で開かれるだるま市を前に高遠町の商店街には人形飾りが設置されました。 人形飾りは訪れた人たちに楽しんでもらおうと設置されたもので、今年は7つの個人と団体が制作しました。 10日は伊那市商工会の森本光洋会長らがその出来栄えを確認していました。 霜町実業団の人形は「セブンとメトロンおもてなし」で商店街に飾られています。 中島みね子さんの人形「長谷案山子」またグループホーム桜による「タカトオコヒガンザクラと福だるま」は総合福祉センター前に飾られています。 伊那市役所職員有志の「ルパン三世」は高遠町総合支所前に、春日医院の「おもてなしダルマ」は春日医院前に飾られています。 アルプス中央信用金庫と八十二銀行の人形「スノーワールド雪だるまと仲間たち」は八十二銀行高遠支店に、また本町実業団の「大だるま」は商店街に飾られています。 だるま市は11日午前7時から午後5時まで行われ高遠町の鉾持神社参道には縁起物の福だるまの露天が並びます。
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ポレポレの丘でそり滑り
子供達には恵みの雪となったようです。 伊那市高遠町のポレポレの丘で親子40人あまりがそり滑りを楽しんでいました。 そり滑りは、自然の中で子どもたちが工夫して遊び場を作る「プレーパーク」の一環で開かれました。企画したのは住民有志でつくる「チームポレポレ」です。このグループは、毎月、ポレポレの丘でプレーパークを開催しているほか、この場所を使ったイベントを企画しています。 そり滑りは、今回が2回目で冬の自然を楽しんでもらおうと行われました。 子どもたちはそりに乗ると斜面を一気に、滑り降りていました。 代表の宇野俊輔さんは、「ポレポレの丘が一年をとおして自然を楽しめる場所である事を多くの人に知ってもいたい」と話していました。
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高遠城址公園 恵みの雪
大雪となった伊那地域。 伊那市高遠町の高遠城址公園では、午前10時の時点で15センチの積雪がありました。 桜を管理している稲辺謙次郎さんによりますと、通常、雪が降ると枝が折れるのを防ぐために雪おろしをするということですが、今回は雪の性質が軽く枝に着雪しなかったということです。 ここ数日の寒さのため開花時期が遅れることも心配したということですが、地面に積もった雪で根が保温されるため、桜にとっては恵みの雪になったのではないかと話します。
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高遠伝統のだるま市 11日に開催
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。 名物の人形飾りは、今年7体が登場する予定です。 伊那市高遠町の春日医院では、地域を盛り上げようと去年から人形飾りづくりを行っています。 今年制作しているのは、去年流行語大賞となった「おもてなし」をテーマにした6体のだるまです。 小さいものが5体と大きいものが1体で、かごを骨組みにして制作しました。 春日医院では、休日などを使い職員総出で制作しています。 見よう見まねで初めて参加した去年よりも楽しく協力して制作できていると話します。
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高遠高校芸術コース音楽専攻 卒業定期演奏会
高遠高校芸術コース音楽専攻の卒業定期演奏会が26日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 演奏会には、音楽専攻の生徒19人の他、合唱団に所属する生徒やOBなども出演しました。 高遠高校芸術コースは、毎年この時期に定期演奏会を開いていて、一年間の学習の成果を披露しています。 会場には保護者やOBなど160人が訪れ、生徒の演奏に耳を傾けました。 音楽専攻の生徒全員と有志が所属する合唱団の発表では、混声四部合唱を披露しました。 ある3年生は、「3年間のまとめとして、精いっぱいパフォーマンスをがんばりました」と話していました。
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切りつけ事件受け教諭や警察が通学路を警戒
伊那市高遠町で女子中学生が男に持っていたバックを切りつけられた事件を受け、一夜明けた29日、通学路では中学校の教諭や警察が警戒する中、生徒たちが登校していました。 29日の朝は、高遠中学校の教諭およそ20人が通学路10か所で登校する生徒を見守りました。 学校によりますと事件のあった通学路は普段50人程が利用しているという事ですが、今朝は車で送る家も多くあり普段の半数だったという事です。 警戒にあたっている教諭は、車で巡回している別の職員に一人で歩いている生徒がいた場合は学校近くまで乗せていくよう連絡したり、近くに他の生徒がいる場合は「友達と一緒に歩くように」と声をかけていました。 事件は、28日登校中の女子中学生が背後から近づいてきた男にバッグを刃物のようなもので切りつけられたものです。 この女子中学生にケガはありませんでしたが男は逃走しました。 伊那警察署は29日午後4時50分現在男の行方をおっています。 高遠中学校では当面の間、部活動の練習を中止し登下校の時間帯に教諭らが通学路に立つことにしています。近くの高遠小学校ではPTAが、高遠高校では教職員が通学路に立ち警戒するという事です。 伊那市教育委員会では、市内の集中学校に対し子供の安全に注意するよう各学校に通達したという事です。
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女子中学生バッグ切りつけられる
28日午前7時20分頃、伊那市高遠町西高遠の路上を歩いていた女子中学生が男に持っていたバッグを刃物のようなもので切りつけられる事件が発生しました。 この女子中学生にケガはありませんでした。 伊那警察署の発表によりますと事件があったのは伊那市高遠町西高遠のウッドレックス東の路上です。 登校中の女子中学生が後ろから来た男に無言のまま持っていたバッグを切りつけられたものです。 この女子中学生にケガはなくそのまま登校し、話を聞いた学校が警察に通報しました。 男はそのまま現場を立ち去ったということです。 現場近くの高遠高校では、事件を受け注意して下校するよう指導があったということです。 男は年齢が40歳前後、身長170センチほどで体格は普通。 黒のニット帽に白のマスク、黒の手袋をつけ、焦げ茶色のナイロン製ロングジャンパーに黒のズボンをはいていたということです。
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高遠まちづくりネットワーク 今後の活動を協議
伊那市高遠町の活性化に取り組む高遠まちづくりネットワークの今年初めての会議が、24日伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれ、今後の活動について協議しました。 高遠まちづくりネットワークは、商工会や農業団体、行政などおよそ50の団体で組織していて、24日の会議には26人が参加しました。 高遠まちづくりネットワークでは、新たに商店街の活性化に取り組む「ご城下プロジェクト」を設置したい考えです。 商店街に癒しの場所を設置したり、食べ歩きできる商品の開発などに取り組んでいきたいということです。 2012年に設置された高遠版内藤とうがらしプロジェクトは、来年度は新宿区と共同して、東京都でとうがらしをPRするイベントを行うことを報告しました。 会議ではほかに、9月21日から23日に行われた高遠ブックフェスティバルの売り上げの一部、4万3,630円を東日本大震災の被災地に義援金として寄付しました。
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伊那署管内2社が優秀事業所に
若者からの交通安全を進めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールで、伊那警察署管内からは、2社が優秀事業所として表彰されました。 24日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。 県内154の事業所が参加したコンクールで、伊那警察署管内からは、信英蓄電器箔株式会社と大明化学工業株式会社が優秀事業所に選ばれました。 最優秀事業所は3事業所、優秀事業所は27事業所でした。 信英蓄電器箔、大明化学のヤングドライバークラブは、交通安全期間中の出勤時間に会社近くで啓発活動をしたり、独自にシートベルト着用調査をしている活動が評価されました。 信英蓄電器箔の井口美穂さんは、交通安全メッセージの部で佳作に選ばれました。 井口さんの祖母が交通事故にあっていることもふまえ、お年寄りの道路横断を気遣う内容のメッセージでした。 ヤングドライバーコンクールは、県警本部や長野県運転管理者協会などが毎年行っていて今回で24回目になります。
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県がインフルエンザ注意報発令
長野県は22日、全県にインフルエンザ注意報を発令しました。 長野県の1月13日から19日の間のインフルエンザの発生動向調査によると、県全体の患者数が983人、一医療機関あたりの患者数は11.3人となり、注意報発令基準である10人を超えました。 このうち、伊那地区の定点当たりの患者数は13.25人でこちらも基準を超えています。 県では、かからないようにするために、手洗いをこまめにすることや、人混みへの外出を控えることなどを呼びかけています。 また、かかってしまったら、うつさないようにするために、早めの受診や学校、職場は休むようにと呼びかけています。
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高遠小学校4年生 2分の1成人式
10歳の節目を祝う、2分の1成人式が16日、伊那市高遠町の高遠小学校で開かれました。 式には、今年度10歳になる4年生33人と保護者などが出席しました。 2分の1成人式は、10年間の自分を振り返り、今まで支えてくれた家族や周りの人に感謝の気持ちを伝える会で、毎年開かれています。 式では、1人ずつ20歳になった自分に向けて、「夢は叶っていますか」「なりたかった仕事をしていますか」などと手紙を読みました。 サクラの木で作った感謝のメダルと花を保護者に渡し、児童全員で「いのちの歌」を合唱しました。 児童が歌い終わると、保護者からサプライズの手紙が手渡されました。 1年生から3年生まで東組の担任を務めた下島弘子教員は「道をよく間違える人が一番道を覚えます。迷うことや苦しいことがあっても、間違いを恐れないで勇気を出して踏みだして下さい」と話しました。 児童代表の樋口晴斗くんは「夢に向かって一生懸命頑張る姿をずっと見守ってください」と話しました。 ある保護者は「10年間のことを色々思い出して感動した。これからも夢を応援していきたいです」と話していました。
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無病息災などを願い 引持の獅子舞
伊那市高遠町上山田の引持で18日、今年一年の無病息災や五穀豊穣を願う、獅子舞が披露されました。 引持生活改善センターには、およそ70人が集まり地区に伝わる獅子舞を見物しました。 引持の獅子舞は、ひょっとこにせきたてられた獅子が起き悪魔を払います。 獅子の体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。 この獅子舞はかつて1月17日に地区の役員が家に集まり、徹夜で酒を酌み交わし、芸を楽しみながら、日の出を待つ、お日待ちの行事の中で行われてきたということです。 現在は、1月17日に近い日曜日に引持生活改善センターに集まり獅子舞が行われています。
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高遠高校芸術コース 卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が18日から、信州高遠美術館で始まりました。 会場には、芸術コースの美術専攻と書道専攻の生徒9人の作品、30点ほどが並んでいます。 卒業制作展は、芸術コースの集大成の場として毎年開かれています。 美術専攻は、油彩や水彩、ペン画、スプレー画など大小様々な作品を展示しています。 書道専攻は、古典を書き写した臨書の他、刻字などを展示しています。 作品の1つひとつには、制作した生徒の思いが添えられています。 高遠高校芸術コース卒業制作展は、来月2日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 26日日曜日には、音楽専攻の生徒による演奏会も開かれます。