-
箕輪町 ゼロカーボンを理解するフェス7月に開催
箕輪町はゼロカーボンの必要性やメリットなどを町民に理解してもらい取り組んでもらう、地球・環境・未来フェスinみのわを7月に開きます。
22日は役場で定例記者懇談会が開かれ、担当職員が概要を説明しました。
箕輪町は今年、ゼロカーボンシティ宣言から3年、町発足70周年を迎えます。
あらためてゼロカーボンや持続可能なまちづくりを町民に理解してもらい取り組んでもらおうと、7月5日から17日かけて、地球・環境・未来フェスinみのわを開きます。
フェス開催期間中は、SDGsを学ぶパネル展示や、親子体験コーナー、気象予報士の講演会など様々なイベントが予定されています。
-
箕輪学 教育素材発掘研修
箕輪町の歴史・文化などの教育素材を教員に知ってもらうための研修会がきょう箕輪中学校で開かれました。
研修会では町郷土博物館の柴秀毅館長が町内の文化財や名所を題材にした「箕輪学かるた」の解説をしました。
箕輪町では町内の各校で子どもたちがふるさとについて学ぶ「箕輪学」を行っています。
研修会は新たに町内の小中学校に赴任した教員に、町について知ってもらおうと年に1度開かれています。
後半は2班に分かれて、水利施設や去年リニューアルオープンした町郷土博物館を見学しました。
参加した教員は「子どもたちに興味を持ってもらえる手ごたえを感じた。総合学習で役立てたい」と話していました。
研修会にはおよそ70人が参加しました。 -
第79回国民スポーツ大会 フェンシング競技長野県代表予選会
第79回国民スポーツ大会のフェンシング競技、長野県代表を決めるための予選会が4月27日、箕輪町の箕輪進修高校で開かれました。
予選会には、中学生から社会人まで23人が参加しました。
この日行われたのは、成年女子の部と、少年男子、少年女子の部です。
成年女子では、箕輪町在住で長野クラブに所属する土佐千乃さんが優勝し、上位入賞者3人が県の代表に決まりました。
少年男子、少年女子は、7月に行われる第2回予選会の結果と合わせて県の代表を選出します。
成年女子、少年男子、少年女子の代表は、8月24日に富山県で開かれる北信越大会に進み、全国を目指します。
長野県フェンシング協会によりますと、去年に続き今年も全部門での全国出場を目指しているということです。
-
最高気温31.2度 今シーズン初の真夏日
20日の伊那地域は午後2時29分に31.2度を記録し、今シーズン初めての真夏日となりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では、親子が水遊びをしていて涼んでいました。
この日の伊那地域は午後2時29分に31.2度となり、今シーズン初めての真夏日を記録しました。
伊那市街地の交差点では、半袖の人や日傘をさして歩いている人が見られました。
長野地方気象台によりますと、あすも最高気温が30度を超えると予想しています。
急に気温が上がり、体が慣れていないため、熱中症などに注意するよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
-
クマ出没前に箕輪町で安全点検
箕輪町は、クマの出没が本格化する季節を前に、目撃が多い西側の地域で安全点検を行いました。
20日は、町の職員、区や学校の関係者などおよそ35人が4班に分かれて点検を行いました。
安全点検では、通学路沿いで生い茂った藪などの刈払いが必要な場所があるか、クマの移動経路に好んで食べる植物があるかなどを見ていました。
箕輪町でのクマの目撃件数は一昨年が3件でしたが、去年は19件と増加しています。
また去年6月には70代の男性が人身被害にあっています。
町はクマと人とのすみ分けのためのゾーニングを導入する予定です。
目撃や被害が多い西側を、緑色の主要生息地域、黄緑色のクマと人の活動が重複する緩衝地域、赤色の市街地や農地が広がる排除地域の3区分に分けました。
今回は緩衝地域を中心に点検をしました。
去年目撃情報があった場所では、クマが好む、夏に赤い実をつけるマムシグサが生えていました。
箕輪町では今回の点検をもとに、刈払いや植物の除去が必要な場所を把握し、作業を行う区に対して補助制度を検討しています。
ゾーニング案は長野県と事前協議中で、今年中には導入したい考えです。
-
箕輪町と株式会社カインズ 災害協定を締結
箕輪町は、埼玉県に本社を置き、全国にホームセンターを展開する株式会社カインズと、災害時の生活物資の供給に関する協定を4月25日に締結しました。
この日は、町役場で調印式が行われ、白鳥政徳町長と、株式会社カインズのコーポレートサポート本部 植木俊之本部長が協定書を取り交わしました。
今回の協定によって、災害時、箕輪町はカインズから水や非常食、日用品等の生活必需品や、応急対策に必要な物資の供給協力を受けることが出来ます。
箕輪町にはカインズの物流センターがあり、災害時には供給拠点の一つとして活用されるということです。
白鳥町長は「地震や台風など、いつ何が起こるかわからない。そんな中で今回の協定締結をたいへん心強く思っている。」と話していました。
カインズは今回の箕輪町を含め、全国241の自治体と災害協定を結んでいます。
上伊那では伊那市、駒ケ根市に続き3件目です。
-
カメラリポート 天竜川の通船
明治時代の盃です。
天竜川通船業 迅速勉強
開始披露 と記されています。
天竜川通船を明治時代末期まで行った伊那市坂下の中村奥治郎が、開業を祝い配ったものです。
伊那市坂下の飯田線踏切近くにある中村さん宅。
中村奥治郎の子孫にあたり、今でも大切に当時から伝わる資料を保管しています。
水量が豊富な天竜川では、江戸から明治にかけて、交通・輸送の重要な手段として、舟で人や物を運ぶ通船が行われていました。
天竜川は、岡谷市の釜口水門から伊那谷、愛知県をかすめ、静岡県の遠州灘に注ぐ延長213キロ、日本全国9位の長さです。
下る舟は、川の流れにまかせ、上流に上げるには、帆を張り、人力も使いました。
帆を張って上げるのは、春先から夏ごろまでが多く、下流から吹き上げる風が最もよかったようです。
伊那谷からの下り荷は、米、大豆、漆、柿、酒など、遠州からの上り荷は、砂糖、塩、綿、煮干し、海老、みかんなどでした。
辰野町平出から飯田市時又までの天竜川。
午前7時15分辰野朝日橋を出た舟は、8時35分伊那町大橋着。
時又を目指して南に下っていきます。
午前7時15に辰野を出発した舟が飯田市時又に着くのは、午後3時。およそ8時間の船旅でした。
大洪水があった1904年、明治37年以降孤軍奮闘した中村奥治郎でしたが、1906年、明治39年5月末に通船は途絶えます。
天竜川上流に白帆の影は消え、今では、観光舟による川下りが残るのみとなっています。
天竜川通船の歴史は、江戸時代以来、挑戦、開業、休業、廃業の繰り返しでした。
陸上交通がない時代、遠州まで下る天竜川の存在は、大きな魅力だったにちがいありません。 -
フルート奏者今村麻子さん ケアセンターふれあいの里で演奏会
高齢者福祉のサービスを行っている、箕輪町木下の、ケアセンターふれあいの里で16日、箕輪町在住のフルート奏者、今村麻子さんによる演奏会が開かれました。
ふれあいの里の庭で行われた演奏会では、利用者およそ30人が今村さんの演奏に聞き入っていました。
会ではクラシックやポップスなど10曲が演奏されました。
今村さんは奈良県出身で、現在箕輪町在住です。上伊那地域と東京でフルートの演奏会や、小中学生への音楽指導などを行っています。
ふれあいの里が20周年を迎えることを知った今村さんが提案し、演奏会が実現しました。
今村さんは今後も上伊那の施設で演奏を行っていきたいということです。
-
タイ料理店GUUUT 三浦さんが料理本出版
箕輪町沢のタイ料理店GUUUTの三浦俊幸さんは、タイ料理や発酵食品のレシピなどをまとめた料理本を出版しました。
GUUUTの店主、三浦さんです。
三浦さんは、今月『イノベーティブタイ料理「GUUUT」の料理と手仕事』を出版しました。
店で出しているタイ料理や、発酵食品・調味料のレシピなど、幅広いジャンルの料理に活かせるアイディアが掲載されています。
三浦さんは、伊那市出身で、20年間東京で和食料理店を営んでいました。
地元の食材を使うことを大切にしていて、夏の気候が伊那谷に似ているタイの料理がマッチすると考え、2018年に箕輪町でGUUUTを開業しました。
14日は、町文化センターで出版記念講演会が開かれました。
三浦さんは、本の紹介のほか食材の説明をしました。
現在は、50種類の野菜や、米を自身で栽培しているということです。
三浦さんは、身近にある食材の活用方法など、レシピを考えるための参考書として読んでもらいたいと話していました。
『イノベーティブタイ料理「GUUUT」の料理と手仕事』は、1冊税込み2,970円で、町内の書店やインターネットで販売しています。 -
出水期前に天竜川を合同巡視
梅雨や台風などの出水期を前に国や県、市町村の担当者が天竜川の危険箇所を確認する合同巡視が15日、辰野町から南箕輪村の間で行われました。
このうち箕輪町では平成18年豪雨で決壊した北島地籍などを巡視しました。
合同巡視は天竜川上流河川事務所が毎年この時期に行っていて、市町村の担当者などと危険箇所の確認を行いました。
町内の天竜川沿いでは26か所が重要水防箇所に指定されています。
天竜川上流河川事務所の担当者は「いざというときは各機関の連携が大事になる。効率的に水防活動ができるよう備えておかなければならない」と話していました。
合同巡視では水防倉庫で出水時に使う備蓄品も確認していました。
合同巡視は上下伊那の14市町村で30日まで行われます。 -
箕輪町公民館大学・教室 開講式
箕輪町公民館の大学、学級の合同開講式が、町文化センターで14日に行われました。
開講式には、今年度受講するおよそ80人が出席しました。
箕輪町公民館の大学、学級は学びながら地域の人々の交流を深めるために公民館が開いているものです。
今年度の受講生は、2年制のふきはら大学が14人。3年制のふきはら大学院が29人。
大学院を修了した人が受講できるけやき学級が24人。
成人男性が対象のおやじ学級が21人、成人女性が対象のなでしこ学級が21人で、総受講者は109人です。
箕輪町公民館の市川英明館長は「つながり、やりがい、あなたらしさを、大学・学級での活動を通して見つけてほしい」と話しました。
受講者を代表してふきはら大学院3年の藤枝久美子さんが挨拶しました。
大学、学級はおおむね月に1回講座を開き、受講生が自分たちで決めたテーマを学んでいきます。
-
市町村対抗駅伝 箕輪町が町の部9連覇
4月に松本市で開かれた長野県市町村対抗駅伝で、箕輪町が総合6位、町の部1位となりました。
町の部は、9連覇を達成しました。
12日は、丸山信一監督と選手8人が町役場を訪れ、白鳥政徳町長に結果を報告しました。
市町村対抗駅伝は、4月26日に松本市で開かれ、9区間39.385キロを襷でつなぎました。
箕輪町は序盤出遅れますが、3区の上原雄大さんが17人を抜く走りを見せるなど、順位を上げました。
結果、2時間7分36秒で総合6位でした。
町の部では1位となり、9連覇を達成しました。
白鳥町長は「みなさんのがんばりが町民にも伝わり、元気がもらえたと思います。来年は町の部10連覇を目指して頑張ってください」と話していました。
-
いちごぱんこさん 譲渡型ふれあいハウス開設目指しクラウドファンディング
子猫の保護活動をしている箕輪町木下の小林葉月さんは、自宅を「譲渡型ふれあいハウス」として開設するため、クラウドファンディングを活用しての資金集めを、12日から始めました。
小林さんは、子猫にミルクをあげるボランティアをしたことがきっかけで、5年前から「いちごぱんこ」の名前で保護猫活動に取り組んでいます。
自宅の一室を利用して野良猫として産まれた子猫を保護し、譲渡に繋げています。
猫は、春と秋の年2回子を産むため、現在は春に産まれた25匹の面倒をみています。
11日の取材中にも、自宅の庭で見つかったという子猫が、小林さんのもとに届けられました。
これまでは、ある程度の大きさまで育て、譲渡会やSNSを通じて里親を見つけていました。
今回のクラウドファンディングでは、自宅を「譲渡型ふれあいハウス」に改修することを目指します。
譲渡を希望する人だけでなく、家の都合で飼えない人など誰でも気軽に訪れることのできる施設にします。
そうすることで、自身の活動をより多くの人に知ってもらう他、けがや病気などで譲ることが難しい成猫と触れ合ってもらおうというものです。
また、入場料をとり、餌やトイレの砂代に充てたい考えです。
改修費用を集めるため、今日からクラウドファンディングを始めました。
目標金額は、第一目標が300万円で、猫同士の感染症対策としてクリアパネルや柵の設置、空気清浄機などを購入する計画です。
第2目標は500万円で、白血病やエイズなどの病気の子猫の医療費の他、避妊手術代に充てたい考えです。
支援するには、クラウドファンディング「レディーフォー」のホームページで「いちごぱんこ」と検索してください。
期間は、6月30日までです。 -
なぎの沢自然公園 ヤマシャクヤク見ごろ
箕輪町富田のなぎの沢自然公園で、ヤマシャクヤクが見ごろとなっています。
ヤマシャクヤクは、ボタン科の多年草で、長野県版のレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
花は、公園を管理する富田区の観光公園部会が育てているものです。
散り始めたものもありますが、あと数日は楽しめそうです。 -
春の山野草展示会あすから開催
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの春の山野草展示会が10日と11日の2日間、木下公民館で開かれます。
9日は会場で準備が行われ、会員の作品249点が展示されました。
タイツリソウやクロユリなどの春の山野草が並びます。
クラブには13人の会員が所属していて、月に1回例会を開き山野草の育成方法などを学んでいます。展示会は10日と11日の2日間、木下公民館で開かれます。
-
伊那谷の所蔵品 信州高遠美術館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
9日は、信州高遠美術館所蔵の、江崎孝坪「武者図」です。 -
第15回山水会展 絵画約50作品が展示
伊那市や箕輪町の水彩画愛好者による「山水会展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画を中心とした16人の作品およそ50点が展示されています。
「山水会展」は絵画教室「月友会」の会員の作品展です。
月友会には、現在60代から80代を中心とした17人が所属していて、週に1回、伊那市のくぬぎの杜に集まり、風景画や静物画などを描いています。
会員の中には、全国展に出展する人もいるということです。
作品展は、会員の作品の発表の場として年に1回開いていて、今回で15回目です。
「山水会展」は、15日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
-
信州箕輪もみじ湖夢の里で子ども食堂イベント開催
箕輪町南小河内のレストラン、信州箕輪もみじ湖夢の里で、オープン1周年記念イベントの一つとして、子ども食堂イベントが6日に開かれました。
もみじ湖夢の里には子どもから大人までおよそ30人が訪れました。
訪れた人には、もみじ湖夢の里特製の牛スジカレーが、子ども向けにアレンジされた味付けで、無料で振舞われました。
今回のイベントは、オープン1周年記念イベントとして開かれたものです。
もみじ湖夢の里がある東箕輪エリアには現在子ども食堂が無いため、代表の根橋英夫さんが、地域の様々な世代が集まれる場所になる子ども食堂をやりたいと、町の職員に相談して企画しました。
イベントでは他に、北小河内の無量寺から中川清健住職が訪れ、写経、写仏の体験会を開きました。
訪れた人同士がボードゲームなどで遊んでいました。
-
電気機関車ED19 乗車体験
箕輪町郷土博物館前にある電気機関車ED19に乗ることができるイベントが、こどもの日の5日に開かれました。
イベントでは、訪れた親子が電気機関車保存会の説明を聞きながら、汽笛を鳴らしたりしていました。
ED19は、アメリカ製の電気機関車です。
日本に6台入り、1976年までは辰野から飯田間を走っていました。
世界で残っているのはこの車両1台のみです。
イベントには、およそ100人が訪れました。
町郷土博物館では「汽笛を鳴らせるのは年に1回のこのイベントのみ。車両に親しみ、貴重さを知ってもらうことで保存にもつながっていく」と話していました。
-
交通事故防止コンクール 表彰
去年行われた長野県内の交通事故防止コンクールで、伊那警察署管内から2つの事業所が優秀事業所に選ばれました。
4月22日は優秀事業所に選ばれた箕輪町の株式会社伸光製作所と南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社に表彰状が渡されました。
伸光製作所は社員への交通安全の呼び掛けや交通安全講話を行いました。
信英蓄電器箔は朝の通勤時間に合わせて会社付近の交差点で道行くドライバーに街頭啓発活動を行いました。
安全運転管理者選任事業所交通事故防止コンクールは去年9月から12月に行われました。
期間中の交通安全活動や、事故の発生状況などから審査し、県安全運転管理者協会と県警察が連盟で表彰しています。
コンクールには県内から402事業所が参加し、40事業所が表彰されました。 -
多世代交流の居場所「きたっこベース」
箕輪町の箕輪北小学校の子どもや地区の大人を対象とした多世代交流の居場所「きたっこベース」が学区内の公民館を巡回して行われます。
4月19日は、沢公民館で開かれ箕輪北小学校区の児童らおよそ80人が参加しました。
きたっこベースは、地域での子育ての応援や高齢化する住民の交流の場として民生委員や地区役員などでつくる運営委員が準備を進めてきました。
会場となった沢公民館には、卓球やボードゲーム、輪投げなどが用意され、子どもたちが自由に遊んでいました。
また、クレープ作りも行われボランティアのサポートを受けて子どもたちが生地の材料を混ぜたり果物を切ったりしていました。
スタッフは運営委員の他、地域の人たちがボランティアとしてかかわっています。
きたっこベースは月に1回開かれ、次回は5月17日に大出コミュニティセンターで計画されています。
-
伊那市 松くい虫対策協議会
伊那市松くい虫対策協議会が市役所で4月25日に開かれ、昨年度の松くい虫の被害状況が報告されました。
対策協議会には委員およそ15人が出席しました。
伊那市の松くい虫の被害は平成18年に初めて確認されました。
令和6年度の被害量は、およそ1,500立方メートルでした。
前の年度と比べ、4.9パーセントの増となっています。
また、守るべき松林と定めている標高900メートル以上の場所でも被害が拡大しているということです。
会長の白鳥孝伊那市長は「松くい虫被害は今後も拡大することが予想される。対策を取り被害を食い止めていきたい」と話していました。
伊那市では被害拡大を防ぐため、伐倒駆除や樹種転換、樹幹注入などの対策を引き続き行っていくとしています。
-
愛知県幸田町が箕輪町を視察
箕輪町と交流のある愛知県幸田町(こうたちょう)は、町内の施設などを4月30日と5月1日の2日間視察しました。
1日は、幸田町の成瀬敦町長ら6人が箕輪町を訪れました。
成瀬町長はナス、白鳥政徳町長はアスパラガスと、互いの地域で採れた野菜を交換しました。
そのあと、町内の施設を視察しました。
このうち、町郷土博物館では柴秀毅館長が展示物や箕輪町の歴史について説明しました。
箕輪町と幸田町は、およそ30年前から交流を行っていて、2012年には災害時相互応援協定、今年3月には、それぞれの地域のケーブルテレビとの4者で映像での協力に関する協定を結んでいます。
幸田町は、箕輪町周辺の地域も知ることで、より関係を深めようと、伊那市、南箕輪村、宮田村も視察しました。
1日はほかにみのわBASEなども視察しました。
箕輪町と幸田町は、今後も物産展やイベントを通して交流を深めていきたいとしています。
-
箕輪町上古田 こいのぼりが空泳ぐ
箕輪町上古田の箕輪西小学校近くの農業用ため池には、およそ50匹のこいのぼりが飾られています。
こいのぼりは、信州みのわ花街道推進協議会の上古田支部が毎年飾り付けています。
こいのぼりは10日(土)まで飾られる予定です。
-
箕輪町消防団 全体春季訓練
箕輪町消防団は、今年度の全体春季訓練を箕輪中部小学校のグラウンドで27日に行いました。
この日は、箕輪町消防団から、団長以下95人が参加しました。
掛け声に合わせて小隊を素早く組み、移動を行う規律訓練が行われました。
ポンプ車からホースをつなぎ、放水を行うまでの手順を確認しました。
実際の火災現場を想定し、二股に分かれたノズルを使って、二方向から放水する動きを実践していました。
今年度入団した団員を含め経験の浅い団員は、ホースの運び方や広げ方などを学んでいました。
幹部団員による放水も行われていました。
白鳥政徳町長は、「有事の際には、訓練の成果を的確に発揮し、町民の安全を守ってもらいたい。」と訓示を述べました。
箕輪町消防団全体での訓練は春と秋の2回行われていて、次回は10月に開催する予定です。
-
箕輪町木下 カタクリの里 花が見ごろ
箕輪町木下のカタクリの里では、カタクリの花が見ごろとなっています。
カタクリの里は、県道与地辰野線から600mほど西にあります。
カタクリは、ユリ科の多年草で、反り返った赤紫色の花が特徴です。
例年4月の中旬から5月上旬にかけて見ごろを迎えます。
この場所は、木下区財産区が整備・管理をしています。
今年は、先週にかけて最高気温が25度を超える日が多くあったため、開花が一気に進んだということです。
その影響か、例年よりやや色が薄いということです。
木下区によりますと、花はあと数日楽しめるということです。 -
みのわBOSAIフェスタ 5月24日開催
箕輪町は、幅広い世代に防災への関心を高めてもらおうと「みのわBOSAIフェスタ」を5月24日に開催します。
28日、役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
フェスタでは、小学生以下、先着200人を対象に防災知識をクイズ形式で学べるブースや煙体験コーナー、消火体験コーナーなど10のブースが用意されます。
みのわBOSAIフェスタは、5月24日(土)午前10時から午後4時まで町文化センター、地域交流センターみのわ、地域交流広場、役場駐車場で開かれます。
記者懇談会では、ほかに、26日に行われた第34回長野県市町村対抗駅伝で箕輪町チームが、町の部で優勝したことが報告されました。
箕輪町チームは2位の山ノ内町に5分26秒の差を付け、町の部9連覇を果たしました。
総合順位は6位でした。
市町村対抗駅伝の報告会は、5月中旬に予定しています。
-
ポスター うちわの図案決まる
7月26日に行われる、みのわ祭りのポスターとうちわの図案が決定しました。
ポスターには箕輪中部小学校4年生の種山華さんの作品が選ばれました。
ポスターは600枚作られ、町内の施設などに掲示されます。
うちわには、箕輪町の主婦、清水郁恵さんの作品が選ばれました。
うちわは5000本作られ当日の祭り会場で配られます。
ポスターとうちわの図案は町内から235点の応募があり24日開かれた、みのわ祭り実行委員会で決まりました。
2025みのわ祭りは7月26日に松島仲町周辺で行われます。
-
みのわBASE1周年記念イベント
去年4月27日にオープンした箕輪町のみのわBASEの開館1周年を祝うイベントが、26日に行われました。
イベントでは、アーティストのSILVAさんによるトーク&ミニライブなどが行われました。
自身の歌などを披露しました。
SILVAさんは、宝塚に入ってほしいという親の教育で、3歳から声楽やバレエなどを習い始めました。親が敷いたレールに反発し、高校生の時、芸能界に飛び込みました。
自ら人生を切り開いてきた経験から、「自分にはできないと思わないで。こんな風になりたいとイメージし、今と向き合い生きることで未来は変えられます」と話していました。
この日は、ほかに、箕輪中学校合唱部によるコンサートも行われました。
みのわBASEは、箕輪町の防災交流施設として去年4月オープンし、1周年を迎えます。
中高生の学習の場として、町民の交流の場として活用されていて、これまでにのべ5万人が利用しています。
カプセルトイ「ガチャガチャ」で箕輪町のオリジナルグッズが当たる企画や、犬型ロボット「aibo」とのふれあい体験など、1日を通して様々なイベントが行われました。
-
伊那谷の所蔵品 高遠町歴史博物館
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
25日は、高遠町歴史博物館所蔵の、高藩探勝絵巻です。