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高校入試 第2回予定数発表
長野県教育委員会は、令和7年度の高校入学志願者を対象に行った2回目の予定数調査をまとめきょう発表しました。
辰野普通は、前期59人、後期87人です。
商業は、前期26人、後期28人です。 -
箕輪町小中学校の将来像を考える懇話会
箕輪町教育委員会は、町内小中学校の将来像について高校生などから意見をもらい考える懇話会を、20日に町文化センターで開きました。
20日は初めての懇話会が開かれ、公募から選ばれた高校生6人や小中学校のPTA、学校関係者など16人が参加しました。
町では、来年度「箕輪町の学校の将来像ビジョン」を策定します。
懇話会では、参加者が自由に意見を出し合い、教育委員会が取りまとめます。
どんな小中学校ならよかったかという質問に対し「いじめのない学校」、「自分の勉強する気持ちを引き出してほしかった」などの意見が出されていました。
懇話会は全3回を予定していて、ほかに小学校区ごとの地区懇話会も予定しています。
2025年5月には審議会を設置し、出された意見をふまえ方向性を検討していくとしています。
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上農 測量実習
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、長野県測量設計業協会南信支部から指導を受け、測量実習を5日に行いました。
この日は、上伊那農業高校里山コースの2年生20人が4班に分かれて測量実習を行いました。
実際に現場で使われている機器を使って実習が行われました。
光を利用した測定器で、角度と距離が分かります。
また、ドローンを使った測定方法も教わっていました。
測量実習は、建設業に興味を持ってもらおうと、県測量設計業協会南信支部と伊那建設事務所が開いたものです。 -
高遠出身の小説家「島村利正」の作品とその世界 講演会
伊那市高遠町出身の小説家「島村利正」の作品とその世界についての講演会が、11月30日、伊那市高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
講演したのは島村利正研究の第一人者で、長野吉田高校教諭の六川 宗弘さんです。
生涯学習の教室、高遠町桜大学の講座の一環で講演しました。
島村利正は、大正元年(1912)に高遠町の商家に生まれ昭和56年(1981)まで活躍した小説家です。
芥川賞候補となったほか、読売文学賞を受賞しています。
小説「城址のある町」では、高遠町に存在する道路や建物が登場します。
六川さんの島村研究のきっかけも実在の風景と小説をリンクさせることから始まったということです。
六川さんは、「島村の小説は、ヒーローが活躍するものではないが、等身大の主人公が困難な状況でも生き抜こうとする姿に感動がある」と話していました。
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赤穂高校 学校名の継承に向けて手続きを進める考え
赤穂高校の服部靖之校長は18日、県立高校の再編により総合学科になったあとの学校名について、「新校になっても受け継いでいくのが妥当」だとして、今のまま存続させたい考えを示しました。
18日に開かれた赤穂高校の将来像を考える準備委員会の中で、
服部校長は、学校名の継承に向けて手続きを進める考えを示しました。
単独で総合学科に転換する赤穂高校は、学校名・校章・校歌の3つを変更するべきかどうか、すべての生徒と教員合わせて674人を対象にアンケートを実施していました。
学校によりますと、アンケートに回答した全日制の生徒472人のおよそ9割が3つとも現状維持に賛成したということです。
「校名は今のままで良い」と答えた主な理由には、「100年以上の歴史の重みを引き継ぎたい」「地域に馴染みがある」などが挙がりました。
また、同窓会も現状のままを望む意向を示しました。
在校生やOBらの声を踏まえ、服部校長は、校名の継承を望む考えを県教育委員会に申し出るとし、校章と校歌も今のままにする考えを示しました。
新校の校名は、県議会の議決を経て正式に決まります。
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来年1月13日に伝統文化体験イベント
伊那市のまつり芸能集団、田楽座や地元有志でつくる、NPO法人ふるさと芸能研究所は、伝統文化を体験できるイベントを来年1月に行います。
19日は、田楽座の稽古場で、主催するふるさと芸能研究所がイベントをPRしました。
伝統文化おやこ体験フェスタは、来年1月13日(月・祝)に伊那市のいなっせで行われます。
イベントでは、5種類のワークショップと、2団体の公演が予定されています。
ワークショップでは、田楽座による、和太鼓・獅子舞・玉すだれ体験のほか、伊那市美篶の郷土料理伝承家、酒井さつきさんによるまゆ玉かざり作り、飯田市の染物職人による染め付け体験ができます。
公演では、田楽座のほか、伊那市長谷のざんざ節保存会が「ざんざ節」と「キンニョンニョ」を披露します。
このイベントは、子どもから大人まで幅広い世代に、伊那谷の伝統文化を身近に感じてもらおうと、NPO法人ふるさと芸能研究所が行っていて、今回で4回目となります。
伝統文化おやこ体験フェスタは、来年1月13日(月・祝)にいなっせで行われます。
参加費は、高校生以上1,500円、小中学生1,000円です。
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防犯ポスターコンクール 知事賞2人
長野県防犯協会などが開いた今年度の防犯ポスターコンクールで、伊那警察署管内から2人が最高賞となる知事賞を受賞しました。
18日は伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
知事賞を受賞したのは、箕輪中部小学校5年の種山葵さんと、伊那北小学校6年の小松愛実さんです。
種山さんの作品は、防犯ブザー使用の大切さを呼びかけています。
小松さんの作品は、帰宅時は玄関の鍵をすぐに閉めることの大事さを呼びかけています。
防犯ポスターコンクールは県防犯協会などが開いたものです。
今年度は県内の小中学生からおよそ6,500点の応募がありました。
そのうち最高賞となる知事賞には3人が選ばれています。
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ニシザワ文芸コンクール 最優秀賞 宮澤さん(高遠小3年)
株式会社ニシザワが主催する読書感想文のコンクールの表彰式が7日伊那市創造館で行われました。
7日は、受賞者19人にニシザワの荒木康雄社長から賞状が贈られました。
最高賞の最優秀賞には、小学校低学年の部で高遠小学校3年の宮澤柚希さんが、高学年の部で宮田小学校6年の河井祥太郎君が、中学校の部で赤穂中学校2年の谷本幸音さんがそれぞれ選ばれました。
このうち宮澤さんは「ぎょうれつのできるケーキやさん」の感想文を書き、登場する虫や動物の様子を優しい文章でまとめた点が評価されました。
コンクールには、上伊那の小中学校51校から1,337点の応募がありました。
ニシザワの荒木社長は、「本は生き方や考え方を教えてくれます。これからも時々で最適な本を選び、読んで下さい」と話していました。
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新しいリズムと振り付けの伊那節が完成
伊那節を次世代に継承していこうと、伊那芸術文化協会が提案する新しいリズムと振り付けの伊那節が完成しました。
17日は伊那北高校ダンス部2人が新しい伊那節を披露しました。
新しい伊那節は、与地の伊那節を中川村出身のシンガー、横前恭子さんがジャズ風に曲をアレンジし、伊那北高校ダンス部が振りつけを担当しました。
アップテンポな曲調に、両手を斜め上にあげる動きなどこれまでの伊那節を取り入れ、ヒップホップ風に仕上げました。
伊那芸術文化協会が若い世代にも伊那節に親しんでもらおうと、制作を依頼しました。
この日は、この新しい伊那節を体験してもらおうと、伊那市の東部中学校でワークショップが開かれました。
東部中学校の生徒2人が、伊那北高校ダンス部から振り付けを教わりました。
ダンスの経験がない2年生の工藤百恵さんと、ダンス歴4年で1年生の伊藤杏美さんが教わりました。
この日は伊那節の1番のダンスを覚えていました。
ワークショップは23日にも開かれます。
若い世代の参加を受け付けています。
また、新しい伊那節は、来年2月2日に開かれる「第18回伊那谷伝統文化公演」でも披露されます。
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伊那北小学校4年生 炭の窯出し作業
伊那市の伊那北小学校4年生は、上牧の炭焼き小屋で17日に、窯出し作業と炭焼きの準備を行いました。
この日は伊那北小学校の4年生およそ50人が、11月に仕込んだ炭を窯から取り出しました。
上牧の里山で伐採した1,000キロのコナラから、205キロの炭ができました。
児童たちは、鑑賞用の炭「花炭」も作りました。
鉄製の缶を開けると、松ぼっくりや竹がそのままの形で炭化していました。
なかには、鉛筆を入れた児童もいました。
次の炭焼きの準備も行いました。
伊那北小学校では、各学年が上牧里山づくりと協力し、近くの里山で学習をしています。
4年生では毎年、炭焼きを体験しています。
炭焼きの準備が終わると、児童たちは足湯に浸かりました。
この足湯は、上牧里山づくりが整備したものです。
焼きマシュマロも楽しみました。
今回の炭焼きでは、上牧里山づくりが茶道で湯を沸かすための炭作りに初挑戦します。
上牧にある日本茶教室から依頼があり、クヌギとコナラを原木で60キロ用意しました。
うまくいけば、断面が菊のような模様の炭が出来上がるということです。
炭はきょうから1週間焼き、来年の1月に取り出すということです。
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総合技術新校 開校2035年度以降に
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が16日夜オンラインで開かれ、開校を2035年度以降とする再編実施基本計画案が示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
懇話会では、長野県教育委員会から、上農高校を校地として活用し、開校年度を2035年度以降とする再編実施基本計画案が示されました。
これまで開校時期は2032年度以降の早い時期としていましたが、総合技術新校の施設整備は大掛かりなものになり時間がかかるとして、開校時期が延期となっていました。
先行する高校の事例を踏まえ施設整備に必要な期間を8年から10年程度と想定し、開校を2035年度以降としました。
基本計画案は、今月開かれる県教育委員会定例会で決定し、来年の2月県議会で同意を得たいとしています。
県教委では、来年度、施設整備基本計画の作成を支援する業者をプロポーザル方式で決定し、設計に着手したいとしています。
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読書大賞に「汝、星のごとく」
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の投票が15日伊那市のいなっせで行われ凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」が大賞に選ばれました。
この作品は、瀬戸内の島を舞台に同じ悩みを抱える高校生の男女が互いに惹かれていくというストーリーです。
作者の表現が物語に感情移入できる点が評価されました。
読書大賞は本を通して各校の交流を深めようと上伊那高等学校図書館協議会が2009年度から行っているものです。
毎年テーマを決めていて、今年は「恋愛」がテーマです。
各校から推薦図書を出し合い選ばれた5つの候補作を全員が読み、投票で大賞が決定しました。
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歌で偏見のある社会を変える
辰野町を拠点に音楽活動をしている伊東麗奈さんのライブ、レイナミュージックフェスティバルが15日、南箕輪村の村民センターで開かれました。
ライブはレイナミュージックフェスティバル2024実行委員会が開いたものでレイナさんが所属する辰野町の音楽教室、チームKSCのメンバーがバックバンドを務めました。伊那市在住のレイナさんは現在19歳。
LGBTQ性的少数者であることを公表しています。
障害のある弟がいてライブでは偏見のある社会を変えていこうとするパフォーマンスを繰り広げていました。
ライブには約250人が集まりアンコールを含めて22曲が披露されました。
ライブを終えたレイナさんは「自分がやりたいことはこれだと感じた。音楽活動の幅を広げていきたい」と話していました。
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追及したい知識の専門性を高める
主体性を引き出し、それぞれが追及したい知識の専門性を高める「探求塾グレートアカデミー」が来年1月18日に開塾します。
2日は伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesでプレ授業が行われ地域住民約20人が参加しました。
塾を開くのはinadani seesを拠点としている、一般社団法人ひつぐまる共同代表の笠井成樹さんと妻の笠井貴代さんで今年3月に東京都から移住してきました。
子どもがいる笠井さん夫妻は総合学習が充実している伊那市の教育環境に惹かれたということです。
笠井さんはこれまでに主体的・対話的で深い学びの手法「アクティブラーニング」について研究してきたということです。
塾では社会人や学生を対象に芸術や文学のほか哲学、歴史、科学といった幅広い分野で追求したい知識の専門性を高めていくということです。
探求塾グレートアカデミーは来年1月18日に開塾します。
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南宮神社の山車飾りに4つの舞台
来年1月に箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる初祭りに向け、山車飾りの制作が進められています。
12日は木下山車飾保存会のメンバーが箕輪南宮神社で山車の制作をしていました。
保存会では今回4つの舞台を作ります。
こちらは「川中島の戦い 武田信玄・上杉謙信の一騎打ち」です。
上杉謙信が武田信玄の陣地に馬で乗りこんで来た様子を再現しています。
「老婆に怒られる水戸黄門」です。
農家の老婆が、殿様に献上する米俵の上に座った水戸黄門を棒でたたこうとする様子です。
制作途中のこちらの山車は「2024パリオリンピック女子柔道金メダリスト角田夏美の巴投げ」です。
こちらは来年の干支にちなんだ、「羽つきをする白蛇」です。
山車飾りは明治28年に始まったとされ箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
先月11日から制作が始まり、木下山車飾保存会のメンバーが週に5日集まり作業を進めてきました。
山車飾りは来年1月11日と12日の箕輪南宮神社の初祭りで奉納されます。
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古田人形芝居 伝承三百年祭
箕輪町上古田に伝わる伝統芸能、古田人形芝居の定期公演「伝承三百年祭」が、7日町文化センターで行われプロの団体「淡路人形座」が出演し、節目に華を添えました。
伝承三百年祭には、古田人形芝居保存会や箕輪西小学校古田人形クラブ、箕輪中学校古田人形部、プロの団体「淡路人形座」が出演し7演目を披露しました。
古田人形芝居保存会は、盲目の娘とその恋人との悲恋を描いた物語「生写朝顔話宿屋の段」を披露しました。
古田人形芝居は、1700年代に淡路や大阪方面で始まった人形芝居が伝わったと言われ、発祥から300年となります。
県の無形民俗文化財に指定されていて、保存会の会員およそ15人で活動しています。
淡路人形座は、神事として豊作や家内繁盛などを祈り古くから伝わる「戎舞」を披露しました。
メンバーが毎年、箕輪町を訪れ人形の使い方などを教えているという事です。
「古田人形芝居定期公演 伝承三百年祭」のもようは、新年に伊那ケーブルテレビ121chで放送する予定です。
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学びの取り組み実践 箕輪町の小中学校が選ばれる
長野県教育委員会は、子どもが自らの学び方を選び、自己表現できる取り組みを始める実践校に70校を選定しました。
実践校には箕輪町の小中学校6校も選ばれています。
県教育委員会は、公立学校の子ども1人ひとりの特性にあわせた学びの環境を整えるため、取り組みを始める学校を募集していました。
126の小中学校から応募があり、「ウェルビーイング実践校TOCO―TON」として12市町村の70校が選ばれました。
このうち、箕輪町の小学校5校と中学校も選ばれています。
小学校では、県内の保育園で行われている自然体験学習のやまほいくを低学年に導入するほか、中学生と5・6年生が箕輪学と遊び、学びの融合、地域連携に取り組むとしています。
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加納さん寺の梁の装飾彫り作業
2025年1月から、伊那市西春近の法音寺の本堂建て替え工事が始まります。
西春近の工芸家、加納義晴さんは本堂で使う梁の装飾を彫る作業を行っています。
6日は、作業場で長さ1.7メートルの梁に花と葉の模様を彫っていました。
梁の彫刻は、法音寺の建て替えを行う、建築会社が工芸家の加納さんに依頼したものです。
加納さんは8月に図案を描き、9月から彫り始めたということです。
木槌と20種類のノミ、彫刻刀を使いわけて作業をしています。
法音寺の本堂は、建てられて250年経つということです。
2025年1月に取り壊し2026年12月の完成を予定しています。
梁のほかにも、入口に取り付ける飾りの彫刻も行っています。
現在の飾りには鳳凰が彫られていて、それを見本にしながら、大きさは倍の長さ1.8メートル、幅80センチのものを2年かけて彫り上げるということです。
加納さんは本堂に使われる、15本の梁に装飾を彫る予定です。
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南箕輪村 中学生模擬議会
南箕輪中学校3年生による中学生模擬議会が11がつ28日に役場で開かれました。
この日は、3年生5人が、村に質問や提案をしました。
清水こはるさんは「子どもたちが遊べるような施設ができれば、より多くの人が村に足を運んでもらえると思う、例えばトランポリン施設はどうか」と提案しました。
藤城村長は「雨でも子どもたちが遊ぶことができ、保護者がゆったりと見守ることができる施設を作りたいとは考えている」と話しました。
他にも「豊かな自然をアピールするために景色を見渡せる高台や展望台を設置してみてはどうか」「イベントの開催情報が子どもたちに届いていない」などの提案や意見が出ていました。
中学生議会は、議会や村政に関心を持ってもらうとともに、意見を参考にしようと村議会が開いたものです。
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文化功労者の髙木さんが書道指導
今年度の文化功労者に選ばれた、書家で大東文化大学名誉教授の髙木聖雨さんによる書道の授業が4日に、伊那市高遠町の高遠高校で行われました。
開講式では、書家の髙木聖雨さんが揮毫を行いました。
高木さんは、文化の向上発展に顕著な功績があったとして、今年度の文化功労者に選ばれています。
4日は、芸術文化コース書道専攻や音楽専攻の生徒などおよそ60人が参加しました。
中国の古代書体で「解衣」という文字を書き上げました。
開講式では、音楽専攻の生徒が合唱を披露して歓迎しました。
教室では、書道専攻の生徒が書いた作品の添削指導が行われました。
高遠高校は、今年度の文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」の実施校に選ばれました。
事業は、功績が顕著な芸術家を学校に派遣し、子どもたちに質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会をつくり、豊かな想像力や思考力などを養うことを目的としています。
髙木さんは、手本を示して生徒にアドバイスを送っていました。
髙木さんは、この事業で、これまで小中学校で指導を行ってきましたが、高校生を指導するのは今回が初めてだということです。
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南部保育園 クリスマスツリー飾り付け
南箕輪村の南部保育園でクリスマスツリーの飾り付けが4日行われました。
4日は南部保育園のすべての園児116人がクリスマスツリーの飾り付けを行いました。
園児はお気に入りを選びツリーに付けていました。
飾り付けがひと段落し上段の部分を下段に差し込むと高さ3メートルのクリスマスツリーになりました。
園児はクリスマスにまつわる歌を歌いました。
飾り付けが終ると、部屋を暗くし電飾を点灯させました。
南部保育園では保育園では、24日にクリスマス会を予定しています。
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南箕輪中 休日の地域クラブ設立総会
南箕輪村の南箕輪中学校の、休日の部活動を地域が担う休日の地域クラブの設立総会が28日に開かれました。
地域クラブは来年の4月からスタートします。
28日は、南箕輪中学校に生徒の保護者らが集まり、種目毎に教室に分かれて設立総会が開かれました。
始めに、南箕輪村の清水閣成教育長が、校内放送であいさつをしました。
村教育委員会では、2年前から休日のクラブ活動について検討を進めてきました。
休日の地域クラブは、少子化による部員不足への対応や教諭の負担軽減を図るもので、中学校の休日の部活動が学校主体から地域主体となります。
総会では、役員組織や規約、などについて話し合われました。
南箕輪中学校には現在14の部活があり、このうち12の種目で休日の地域クラブを立ち上げました。
来年4月から学校の部活動は平日のみとし、休日は希望する生徒が地域クラブに所属し活動します。
地域クラブは総合型地域スポーツクラブのNPO法人南箕輪わくわくクラブが担います。
活動は土日いずれかの3時間程度を基本としています。
会費を徴収し、指導者に謝金を支払います。
来年2月に、現在の1,2年生対象の入会手続き会の他、指導者研修会が開かれ、来年4月から休日の地域クラブがスタートします。
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伊那市 来年から土曜保育の園数を集約
伊那市は2025年1月から保護者が土曜日に保育を希望する場合に受け入れる、土曜保育を行う園の数を、現在の8園から5園に集約することを29日に報告しました。
29日は、伊那市役所で伊那市議会全員協議会が開かれ、土曜保育を実施する保育園について、集約することを報告しました。
市内にある、公立保育園19園のうち、現在土曜保育を行っているのは、竜北、竜西、竜東、上の原、美篶、東春近、西箕輪、高遠の8園です。
10年前と比べて利用する園児の数が減ってきていることや、1つの園に最低4人の保育士の確保が厳しく、配置が難しくなってきているということです。
竜北と上の原、西箕輪の3園を除く5園に集約が可能であること、利用世帯に協力できるとの回答を得たことから、2025年1月4日から5園での実施を行います。
市では、新しい預け先について、保護者の希望に沿うように調整していくとしています。
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箕輪町の3校 給食コンクール入賞
今年度の学校給食に長野県産物を活用した献立コンクールで箕輪町の箕輪中、箕輪中部小、箕輪南小の3校が入賞しました。
27日各校の栄養教諭ら3人が役場を訪れ白鳥政徳町長に入賞を報告しました。
コンクールは公益財団法人が開いたもので、県産物を使用する自由献立と県産物を使った加工食品を使う課題献立の2部門があります。
コンクールには自由献立に90校、課題献立に17校の応募がありました。
箕輪中学校の献立は長野県産の食材が全体の6割で、自由献立の部で最優秀賞を受賞しました。
箕輪中部小学校の献立は箕輪町産の紫米が使われていて自由献立の部で優良賞を受賞しました。
箕輪南小学校の献立は箕輪町産のブロッコリーを和え物にして課題献立の部で最優秀賞を受賞しています。
今回入賞した献立は今後、受賞献立として提供されるということです。
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中尾歌舞伎秋季公演
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の秋季公演が、中尾座で23日に行われました。
秋の公演は、継続的に伝統文化活動を応援する伊那ロータリークラブの地区補助金事業として行われました。
今回の演目は、「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、
平維盛をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
前半は、鮨屋一家のテンポのよいやりとりが笑いをさそい、後半は勘当された鮨屋の息子、いがみの権太が父に刀で刺され自分のおろかさを悔やみながら死んでいくシーンが涙を誘います。
観劇に訪れたおよそ100人は迫真の演技に見入り、見せ場ではおひねりを投げたり拍手を送っていました。
伊那ロータリークラブ地区補助金事業「中尾歌舞伎秋季公演」の模様は来年1月に伊那ケーブルテレビの121chで放送します。
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防災教育 児童がビニール袋でカレー作り
南箕輪小学校4年3組の児童は防災教育の一環でビニール袋を使ってカレーや蒸しパンを作る調理実習を22日に校内で行いました。
この日は児童33人がビニール袋でカレーや蒸しパンを作りました。
講師は日本赤十字社の松崎由紀子さんです。
それぞれの材料をビニール袋の中に入れて調理しました。
災害時にはビニール袋を使うことで、袋のまま料理を被災者に提供できるため衛生的です。
また味付けや材料をそれぞれ変えることができるため、アレルギーへの対応や好みに合わせることができます。
松崎さんは「避難所には道具や材料が足りないこともあります。臨機応変に対応してください」と話していました。
4年3組は社会の授業で災害について学んだことから今回の調理実習が行われました。
今後は消防団から救急法を学ぶほか、デジタル技術を活用して仮想空間で洪水を体験するということです。 -
伊那市中学生キャリアフェス
伊那市内の中学2年生が地域の人とふれあい将来を考える伊那市中学生キャリアフェス2024がエレコム・ロジテックアリーナで21日、行われました。
キャリアフェスには伊那市内の中学2年生約600人が参加しました。
オープニングでは、実行委員の生徒が会場を盛り上げていました。
テーマは「未来設計図~自分のキャリアをソウゾウしよう」です。
未来に興味や関心を持ち、自分のキャリアについて想像を膨らませ、創り出していきたいという思いが込められています。
上伊那の90の企業や団体が出展し、中学生が、自分の興味のあるブースを回りました。
伊那市の老人保健施設すずたけのブースでは、高齢者体験が行われ、生徒がキットを身に着け歩いたりしていました。
伊那バス株式会社は、バスガイド体験を行いました。
伊那市内の名所を撮影した映像にあわせ、生徒がガイドをしていました。
伊那ケーブルテレビもブースを出展し、中学生がアナウンスを体験していました。
このイベントは、中学生が地域の人と触れ合い未来について考えるきっかけにしようと、市内6つの中学校の代表生徒や産学官の関係者が参加する実行委員会が行ったもので今年で7回目となります。 -
伊那新校 開校に向け地域説明会
長野県教育委員会は、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する伊那新校の開校に向けた地域説明会を19日にめて開きました。
19日は南箕輪村の村民センターで地域説明会が開かれ、小中学生の子どもを持つ保護者や学校関係者などおよそ80人が訪れました。
説明会では、県教委の担当者が統合の流れや校舎整備の進め方、募集方法について話をしました。
伊那新校には今の伊那北の理数科にあたる特色学科と普通科が設置され、募集は学科毎に分けずに一括で行う事を検討していると説明しました。
保護者からは工事期間中の対応や部活について質問が出されていました。
工事期間中は伊那北のグラウンドが使えない事から、伊那市のグラウンドの使用について協議を進め、部活動については令和10年度以降、伊那北と弥生、伊那新校の3校での活動も可能だと答えていました。
出席した保護者は「校舎の環境や教育カリキュラムに不安があったが、説明を聞き安心した。
多感な時期を過ごすので、学びやすい環境を整えてほしい」と話していました。
地域説明会は、駒ケ根市で1回、伊那市で2回開かれる予定です。
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大芝荘で文化財の虫干し
2021年から休業している南箕輪村の大芝荘で、19日文化財の虫干しが行われました。
普段は南箕輪村郷土館に保管されている掛け軸およそ200点が大芝荘に運びこまれました。
掛け軸は、広間の畳の上に1点1点広げられ、虫干しが行われました。
これは村指定有形文化財の大宗館文庫の一部で、江戸から大正にかけての掛け軸です。
大宗館文庫は、代々村の重要な地位にあった南殿の有賀家に所蔵されていた文書などです。
平成13年に引きとり、郷土館に保管されていました。
点数が多くこれまで虫干しができていなかったということですが、教育委員会が現在休業中の大芝荘を活用し今回行われました。
虫干しは1週間ほどかけて行われるということです。
大芝荘は、施設の老朽化や利用者の減少などで2021年から休業していて、今後の活用は未定となっています。
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信大農学部でワイン販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てたぶどうとりんごの2種類のワインの販売が18日から始まりました。
18日は実習でぶどうとりんごを栽培した学生がワインのPRをしました。
ぶどうを使った濃厚ナイアガラワインは375ml入り、税込み2,000円です。
りんごを使った濃厚りんごワインも同じく375ml入りで税込み2,000円です。
濃厚ナイアガラワインは231本、濃厚りんごワインは227本作られました。
信大農学部の学生が実習で作ったワインは1人2本限定で信大農学部キャンパス内の生産品販売所で購入できます。