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西駒山荘建て替え費用を長桂寺の内藤住職が寄付
登山愛好者でつくる伊那山の会の元会長で伊那市西町の長桂寺の内藤英昭住職が西駒山荘建て替え費用として20万円を伊那市に寄付しました。
1日は長桂寺の内藤住職が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に20万円を寄付しました。
白鳥市長は「建て替えの後は石室部分に中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難に関わるものを展示するなどして活用していきたい」と話していました。
西駒山荘建て替えのために寄せられた寄付は今日現在213件、およそ650万円です。
伊那市では、引き続き西駒山荘建て替えのための寄付金を募っています。 -
県共同募金会 南箕輪村田畑に20万円
長野県共同募金会は、南箕輪村田畑の自主防災会に20万円の配分を決め、4月26日に目録が伝達されました。
村社会福祉協議会で行われた伝達式には、田畑区自主防災会の加藤忠秋会長ら役員3人が出席し、村社協の孕石勝市会長から目録を受け取りました。
田畑自主防災会では、区内23か所の空き地などを災害時の第1次避難所に決めていて、案内板設置費用として40万円を共同募金会に申請していました。
今回配分される20万円と住民の負担により近いうちに案内板を設置する計画です。
田畑区自主防災会では、「案内板設置により、より的確に避難することができる」と感謝しています。
案内板は、アルミ製で区内23か所に設置される予定です。 -
SL風装飾バス到着
知的障害者の就労支援などを行っている、伊那市西箕輪の「社会福祉法人アンサンブル伊那」は、施設利用者に喜んでもらおうと、SLのようにデコレーションしたバスを導入しました。
このバスは、以前兵庫県で幼稚園バスとして使われていたもので、そのままの状態で24日、アンサンブルに到着しました。
アンサンブルでは、楽しい乗り物を置いて利用者に喜んでもらいたいと、バスの導入を決めました。
小椋年男理事長は、「利用者が興味を持ってくれると嬉しい。バスを見て楽しんでもらいたい」と話していました。
バスの名前は、今後利用者から募集をして、決定するということです。
小椋さんによりますと、今後は、バスの中にモニターやスピーカーを取り付け、映画鑑賞ができるように改装したり、外側にイルミネーションの装飾をする予定だということです。 -
奉仕の誓い新たに
伊那ライオンズクラブの結成50周年記念式典が21日、伊那市で開かれ会員が奉仕の誓いを新たにしました。
式典には会員などおよそ170人が出席し結成50周年の節目を祝いました。
式典で池田章会長は「結成以来多くの先輩方がその時代に合った奉仕活動を積み重ねてきた。今後も友愛と相互理解の精神を高めながら実践していきたい。」とあいさつしました。
伊那ライオンズクラブは地域社会への貢献を目的に1963年昭和38年に発足し現在会員は63人。
ガールスカウトの活動支援や献血、献眼、臓器移植の推進に努めるほほか、フィリピンの貧困層への自立支援施設建設などの奉仕活動を行ってきました。
式典では記念事業として児童養護施設たかずやの里移転改築基金へ、100万円を寄付しました。
会員らは伊那ライオンズクラブ結成50周年の節目を祝うとともに社会奉仕への誓いを新たにしていました。 -
夜回り先生 水谷修さんが講演
21日は伊那ライオンズクラブ結成50周年の一環として、夜回り先生として知られる水谷修さんによる講演会が伊那文化会館で開かれました。
横浜市生まれの水谷さんは、大学卒業後、高校の教諭となり生活指導を担当してきました。
深夜の繁華街をパトロールし若者とふれあうことで非行防止に取り組んできたことから夜回り先生と呼ばれています。
高校教諭を辞職後も全国各地で夜回りを続け悩みを抱える若者の話しを聞き、更生に導く活動を行っています。
今は自らが更生させた若者、およそ1万人以上が全国で夜回りの活動を行っているといいます。
水谷さんは東北地方で何度も、「死にたい」と相談を受けていた若者が東日本大震災後、被災した人たちを支援する活動を行っているという実例を挙げ、「人のために何かをしてみてください。ありがとうの一言が明日を生きる力になります。」と話していました。
水谷さんによりますと自らが立ち上げた悩みを抱える若者を支援する水谷青少年問題研究所には、これまでに伊那市からも数百件の相談が寄せられているということです。
21日は他に社会を明るくする運動作文コンクール長野県中学生の部で優秀賞を受賞した高遠中学3年の高島一綺君が「覚せい剤、麻薬について」という題名の作文を朗読しました。
高島君は職場体験をした薬局で覚せい剤や、麻薬の怖さを教えてもらったということで、「いやなことがあっても薬物に頼らないようストレスをためないことが必要だ」と話していました。 -
ふれあいバザール 手作り製品販売
南信地域の障害者就労支援センターの製品などを販売するふれあいバザールが伊那市のベルシャイン伊那店で20日から始まりました。
20日は南信地域の障害者就労支援センター10施設が集まり、手作りの手芸品やお菓子などを販売しました。
ふれあいバザールは障害者の工賃アップの取り組みの一環として行われているもので、この規模では今年で3回目です。
会場では伊那市の障害者社会就労センターゆめわーくの利用者による織物の実演も見ることができます。
ある利用者は、「作っているものが実際に売れるとうれしいし、やりがいになります」と話していました。
ふれあいバザールは21日もベルシャイン伊那店で開かれます。 -
イメージキャラクターが詐欺被害防止呼びかけ
14日の年金支給日に合わせ伊那警察署管内4市町村のイメージキャラクターが、振り込め詐欺に注意するよう呼びかけました。
伊那市の八十二銀行伊那支店では伊那市のイメージキャラクターい縲怩ネちゃんが啓発活動をしました。
14日は伊那警察署から広報啓発活動大使に任命されている4市町村のイメージキャラクターが管内6か所で防犯ボランティア団体などと一緒に注意をよびかけました。
伊那署管内では、今年に入って5件、およそ3400万円の詐欺被害が発生していて、ほとんどが必ずもうかるなどと言って投資させる儲かります詐欺となっています。 -
移住できない親子の実情を語る
様々な事情で福島第一原発事故による放射能汚染地区から移住できない親子を支援する活動を行っている虹乃未稀子さんの講演会が7日伊那市の伊那図書館で開かれました。
仙台に住む虹乃さんは放射能汚染地区から移住でない親子を対象に週末に汚染されていない地域で共に過ごし心のケアなどを行っています。
伊那市の農家から野菜を購入していることなどが縁で今回、汚染地域の実情などについて話しをすることになり会場にはおよそ30人が集まりました。
虹乃さんは、「仕事をしている人は避難すると人手不足となり辞めるに辞められない」「親の介護をしている人は親を連れて遠くに行くことは難しい」など、移住したくてもできない事情は様々だと話していました。
また「汚染地区から遠くに住んでいる人は『将来のある子どもを危ない所に住まわせるのはおかしい』と言うが、残らざるを得ない状況にある人の実情を分かってほしい。」と訴えていました。
虹乃さんは「事故後生まれた子どもを2年間外に出したことがないという親もいる。移住したくてもできない人たちをサポートする体制が必要だ」と話していました。 -
アンサンブル伊那に新たな施設が完成
知的障害者の就労支援などを行っている伊那市西箕輪のアンサンブル伊那に、木工製品の加工場などを含む新たな施設が完成し、7日、開所式が行われました。
新たに完成した「アンサンブル伊那第II」は、これまでの施設の南側に建設されました。
利用者の増加に対応するためのものです。
事務所やランチルームのある管理棟のほか、新たな事業として始める木工製品の生産のための施設や多目的ホールなど、合わせて5棟を建設しました。
総事業費は1億9,000万円で、そのうち約9,500万円を国と県の補助で賄いました。
ここでは、県内の間伐材を使って、利用者が物置やベッドなどの製品を作ることになっています。
7日は、開所式が行われ、関係者が施設の完成を祝いました。
アンサンブル伊那第IIの定員は40人で、これまでの施設と合わせると現在68人が利用しているということです。
アンサンブル伊那では、今後、木工製品の販路を開拓して製品を普及させ、障害者の自立支援につなげていきたいとしています。 -
地域交通安全活動推進委員委嘱式
地域交通安全活動推進委員の委嘱式が3日伊那警察署で行われ、17人が委嘱されました。
地域交通安全活動推進委員は、長野県公安委員会が委嘱するもので、この日は青木辰夫署長が委嘱状を伝達しました。
今回委嘱されたのは新任が5人、再任が12人で、任期は2年間です。
委員は、交通安全週間や、学校の登下校時の呼びかけなど地域の中心となり啓発活動に取り組みます。
青木所長は、「地域のリーダーとしての活躍を期待します」と話していました。 -
上伊那市町村教育委員会連絡協議会 たかずや整備費寄付
上伊那8市町村の教育委員会などでつくる上伊那市町村教育委員会連絡協議会は、たかずやの里の整備費用として22万4,150円を寄付しました。
22日は、連絡協議会の松田泰俊会長ら3人が、市役所を訪れました。
連絡協議会は現在45人で構成していて、寄付金は松田会長らが会員に呼び掛け集まったものです。
松田会長は「委員全員が快く協力してくれた。たかずやの里の支援ができたことをありがたく思う」と話していました。
白鳥孝広域連合長は「子どもからお年寄りまで支援の輪が広がり、当初は考えていなかった交流施設の建設も夢ではなくなってきた」と、感謝していました。
これまでにたかずやの里の整備に寄せられた寄付は、およそ3千百万円となっています。 -
株式会社南信美装伊那がたかずやの里に寄付
伊那市東春近の総合ビルメンテナンス会社 株式会社南信美装伊那は富県の児童養護施設たかずやの里の移転新築に役立ててもらおうと現金30万円を寄付しました。
27日は、株式会社南信美装伊那の吉澤文男社長らが伊那市役所を訪れ、上伊那広域連合の白鳥孝連合長に寄付金を手渡しました。
南信美装伊那は、たかずやの里出身の従業員がいることなどから平成25年度の創業30周年を前に30万円を寄付することにしました。
白鳥市長は「寄付をしていただきありがたい」と感謝していました。
たかずやの里に寄せられた寄付は、28日現在で576件、およそ3,100万円となっています。 -
たかずやチャリティアート展 29日から
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の移転改築を支援するためのチャリティーアート展が、29日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まります。
28日は、アート展実行委員会のメンバーが作品の飾りつけなどを行っていました。
伊那美術協会・信州美術会上伊那支部・伊那市民美術会が中心となり、上伊那の作家に声をかけて作品を集めました。
一般からも多くの協力があり、上伊那全域の62人から117点の作品が寄せられました。
ジャンルも、日本画・洋画・彫刻・書道など、さまざまです。
これらの作品には全て値段が付けられていて、市場価格より安く購入できるということです。
収益は、額縁などの材料費を除いた7割を支援金とします。
チャリティアート展は、29日午前9時開場で、作品の購入は、先着順です。
午後1時からはオープニングセレモニーも予定されていて、たかずやの里の生徒達による太鼓の演奏や、書道家によるパフォーマンスも予定されています。
このチャリティーアート展は、4月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
視覚障害者用の時計を寄贈
伊那市の春富中学校の生徒はプルタブ回収で集めたお金で購入した視覚障害者用の時計を8日、伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
この日は、春富中学校自活委員会の生徒2人と顧問の教諭が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、社協の伊藤隆会長に時計を手渡しました。
贈ったのは、ボタンを押すと音で時間や気温などを知らせてくれる置き時計と、凹凸と針の位置で時間を確認することができる腕時計です。
春富中学校では、自活委員会を中心に平成19年度から空き缶のプルタブ回収を行っていて、今回、社協の要望に答えられるだけの金額が集まりました。
自活委員会委員長の伊東佑紀さんは「障害者の人や福祉教育の場で役立ててもらいたい」と話していました。
伊藤会長は「こうした取り組みで障害への理解の輪が広がると思う。大事に使わせていただきます」と感謝していました。
社協では、今回寄贈された時計を、小中学校での福祉教育に活用していきたいとしています。 -
東日本大震災から2年
東日本大震災の発生から11日で丸2年。
上伊那では地震発生時刻午後2時46分にサイレンが鳴らされ住民が黙祷を捧げました。
富県小学校5年生は岩手県大船渡市の吉浜中学校に本をプレゼントしたり被災地を応援する内容のビデオレターを贈るなどの交流をしています。
11日はサイレンに合わせ黙祷をささげ被災地への思いを新たにしていました。
5年生は卒業まで吉浜中学校との交流を続けることにしているほか、可能ならば訪問もしたいと話しています。 -
出版した本の印税をたかずやの里に寄付
伊那市ふるさと大使の大根田勝美さんはこのほどビジネスでの成功体験を書いた本を出版しました。
大根田さんは本の印税全てを児童養護施設たかずやの里の移転改築のために寄付します。
11日は伊那市で出版記念のサイン会が開かれました。
大根田さんは現在75歳。
アメリカ、ニュージャージー州で暮らしています。
小学生の時に伊那市に疎開し中学卒業後、オリンパス伊那工場に入社。
独学で英語を学びニューヨーク駐在事務所駐在員に抜擢されます。
その後独立しベンチャービジネスをはじめ、巨額の資産を築きアメリカで最も成功した日本人ビジネスマンと言われています。
今回その成功体験に基づいた本を出版し、その印税全てを、たかずやの里に寄付することにしました。
大根田さんの著書「ニューヨークで大成功した日本人から学ぶ億万長者になる7つの鉄則」は196ページで価格は756円となっています。
大根田さんはこの他、たかずやの里のために毎年1万ドルを5年間寄付するということです。 -
震災被災地 心の支援を
東日本大震災から、まる2年がたとうとしています。
箕輪町のみのわふれ愛センターでは3日、東日本大震災を風化させず、被災地支援について改めて考えてみようと、災害ボランティア活動報告会が開かれました。
報告会は、箕輪町社会福祉協議会が、震災から2年が過ぎようとしている今、被災地の現状を知り、支援について考えるきっかけにしてもらおうと企画しました。
この日は、町内から被災地に行き、ボランティア活動をした人達の発表や、これからの支援の在り方について意見を交わしました。
報告では、個人や団体合わせて4組が発表を行いました。
このうち、震災直後から去年11月までに8回東北でボランティア活動を行った今井孝二さんは、「震災直後は、がれきの片付けが主な仕事だったが、今は趣味や話を聞くなど心の支えが必用」と話していました。
町内の休耕田で野菜をつくり、被災地に贈るなどの活動をしている「ふれあいネット箕輪」代表の原豊さんは、仮設住宅が無くなるまで支援を続けていきたいと話しました。
意見交換では、会場から、「社協が中心となり、被災地支援の為の基金を作ってはどうか」、「原発事故の避難で、故郷に帰れない人達の心のケアを、忘れてはいけない」などの意見が出されていました。
この報告会の模様は、10日から伊那ケーブルテレビコミュニティーチャンネルで放送する予定です。 -
自殺対策強化月間始まる
3月は、自殺対策強化月間です。
長野県は、初日の1日、県内各地で街頭啓発を行いました。
このうち伊那市の綿半スーパーセンター伊那店では、伊那保健福祉事務所の職員が、買い物客にポケットティッシュを配りながら自殺防止を呼びかけました。
3月は、自殺者が多く、国は、平成22年から自殺対策強化月間に設定し、啓発活動や相談会を行っています。
伊那保健福祉事務所では、3月中の木曜日に失業や倒産、多重債務、家庭問題などの無料相談会を行います。
時間は午後2時から4時(予約制)。
一昨年の県内の自殺者は、493人で上伊那では52人でした。
県では、平成29年度までに県内の自殺者を430人以下にすることを目指しています。
伊那保健福祉事務所の雨宮進健康づくり支援課長は、「自殺はだれにもあり得ること。悩みごとはなるべく早く家族や友人に相談し、周囲の人も声をかけて欲しい」と話しています。 -
春富中昭和55年度卒業生が母校に寄付
春富中学校の昭和55年度卒業生「ふぐるまの会」は、中学校の創立65周年、統合50周年を記念して現金約13万円を27日中学校に寄付しました。
27日は春富中昭和55年度卒業生「ふぐるまの会」を代表して久保村智会長らが中学校を訪れ、村田正美校長に寄付金を手渡しました。
春富中は今年度で創立65周年、富県・東春近・西春近の3つの中学校が統合してから50周年となりました。
ふぐるまの会では、それらを記念し、学校のために使ってもらおうと今月開かれた同窓会会費の一部、13万3,324円を寄付することにしました。
村田校長は、「みなさまから頂いたあたたかい気持ちを大事にし、部活で使う器具などに活用していきたい」と話していました。 -
伊那市民生児童委員協議会が寄付
伊那市民生児童委員協議会は児童養護施設たかずやの里、移転新築費用に役立ててもらおうと現金16万9千円を寄付しました。
25日は、協議会の城倉直彦会長と橋爪傳副会長が伊那市役所を訪れ上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に寄付金を手渡しました。
民生児童委員は市内に169人いて青少年の健全育成に関する活動を行っています。
寄付は城倉会長の呼びかけにより行われたもので、現金16万9千円が集まりました。
城倉会長は「たかずやの里移転新築に賛同し会員に呼びかけた。子どもたちのために役立ててください。」と話していました。
たかずやの里への寄付は、24日現在で550件あり、金額はおよそ3,000万円となっています。 -
上伊那手話学習発表会
上伊那地域の手話サークルなどが、日頃の学習の成果を発表する手話学習発表会が、24日、駒ヶ根市ふれあいセンターで開かれました。
24日は、上伊那5つの手話サークルと、上伊那聴覚障害者協会が、劇などを通して、学習の成果を発表しました。
発表会は、手話奉仕員講座のカリキュラムの中で、表現力を養う為に劇の発表が組み込まれていることから始まり、受講生だけでなく、サークル会員や聴覚障害者協会の交流にもつなげようと開かれていて今回で5回目です。
参加者は、聴覚障害者の生活について学んだことなどの劇を披露していました。
このうち、箕輪手話サークルは、防災訓練に参加した聴覚障害者に、地域住民が話をきくという設定で発表しました。
聴覚障害者の男性は、「内容が分からないので、訓練に参加しても無駄だと思っていたが、手話通訳があり、参加してよかった」などと発表していました。
この発表会には、社協や自治体の職員なども招かれていて、聴覚障害者の生活の実情を知ってもらう機会ともなっています。 -
東日本大震災から2年 災害ボランティア活動写真展
東日本大震災から間もなく、2年となります。
箕輪町社会福祉協議会は、震災の被害や被災者の事を忘れないようにしようと、23日から、みのわふれ愛センターで災害ボランティア活動写真展を開催します。
22日は、写真展に向け、社協の職員や継続的にボランティア活動をしている人たちが準備をしていました。
今回展示されるのは、箕輪町で東日本大震災の被災地支援をしている個人や団体の写真、およそ90枚です。
写真は、震災の発生直後に、津波などの被害にあった街の様子や、去年の夏に仮設住宅で地元の人達と交流をしている様子など、震災から2年間の被災地や被災者、ボランティア活動の様子を写したものです。
企画した、箕輪町社会福祉協会では、「震災を忘れることなく、継続的な支援について考えるきっかけにしてもらえれば」と話していました。
この写真展は、23日から3月3日までみのわふれ愛センターで、3月4日から11日まで文化センターで開かれる計画です。
また、3月3日の午後2時からみのわふれ愛センターで、写真展の関連企画として、東日本大震災災害ボランティア活動報告会が開かれる事になっています。 -
介護現場の事例発表
福祉の現場での取り組みを発表する、みんなの工夫コンテストが18日伊那市のいなっせで開かれました。
コンテストは介護施設で働く人たちが現場で実践している取り組みを発表することで職員の資質やサービスの向上を図ろうと上伊那福祉協会が始めて開いたものです。
コンテストには上伊那の5つの施設から12のグループが出場し、事例発表をしました。
このうち伊那市長谷の特別養護老人ホームサンハート美和の職員は「介護力向上による自立支援」というテーマで発表しました。
具体的な取り組みで施設を利用している89歳の女性に対し、1日に摂る水分の量を増やしたことで自然排便が増えたことや、歩行訓練を行ったことで、一人で歩けるようになった事例を紹介しました。
そのうえで職員が介護力を向上させ根拠のあるケアをチームで行うことで利用者の生活の質も向上させることができると話していました。
会場に集まった関係者は、それぞれの発表を仕事に活かそうと熱心に耳を傾けたり、質問をしていました。 -
ロータリー顕彰 柄山祐希さんが受賞
伊那ロータリークラブは、野草講座などを通じ教育文化に貢献したとして、伊那市の柄山祐希さんを表彰しました。
21日は伊那市西町のプリエキャスレードで顕彰式が行われました。
柄山さんは、長野県植物研究会会員で、県自然観察インストラクターなどを務めています。
また、27年にわたり市内の公民館で野草講座の講師をつとめています。
伊那ロータリークラブは、講座などを通じて青少年の育成や、教育文化の発展に貢献したとして表彰しました。
柄山さんは、「講座を通してみなさんと自然に触れられるのを生きがいにしている。これからも、伊那谷の自然の素晴らしさを伝えていきたい」と話していました。 -
東京海上日動株式会社がアンサンブル会に車いす寄贈
東京海上日動火災保険株式会社長野支店は、社会福祉法人アンサンブル会に19日車椅子1台を寄贈しました。
19日は東京海上長野支店の八木公彦支店長らが伊那市西箕輪のアンサンブル伊那を訪れ、車椅子を贈りました。
東京海上長野支店は、伊那など県内に6つの事業所があり、地域に貢献しようと18年前から県内の福祉施設などに車椅子を寄贈しています。
車いすは、社員100人ほどから集まった募金と補助金で購入したものです。
アンサンブル会の小椋理事長は、「社員一人ひとりが社会貢献に参加され、民間の応援団のようで心強い。車椅子は施設で有効に使いたい」と感謝していました。
八木支店長は、「長野県で仕事をしている以上少しでも地域の役に立てるよう、これからも車椅子の寄贈を続けていきたい」と話していました。 -
伸和コントロールズ100万円寄付
神奈川県に本社を置き伊那市高遠町に主力工場を構える機械メーカー伸和コントロールズは8日、児童養護施設たかずやの里の整備費用に100万円を寄付しました。
伸和コントロールズの幸島宏邦社長ら3人が8日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝広域連合長に目録を手渡しました。
幸島社長は「上伊那に1つしかない児童養護施設。地域と交流するための施設の整備に使ってほしい」と話しました。
他に「会社として施設利用者の受け皿になれるよう考えていきたい」と話しました。
白鳥孝連合長は「県の社会福祉施設等整備事業として2億2,500万円の補助を受けられる見通しになった」と話しました。
たかずやの里の整備に寄せられた寄付は、8日までに3千万円を超えています。 -
アルミ缶回収でたかずやを支援
伊那市の西箕輪中学校と小学校は、アルミ缶回収で集めた7千円を15日、たかずやの里に寄付しました。
この日は中学生3人と小学生2人が市役所を訪れ、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に寄付金を手渡しました。
西箕輪中と西箕輪小では、去年11月から12月末までの2か月間、アルミ缶回収を呼びかけました。
生徒や地域住民からおよそ140キロのアルミ缶が集まり、金額は7千円になりました。
この日はたかずやの里の子ども達も同席し「私たちのためにありがとうございます」とお礼の手紙を読みました。
たかずやの里の施設整備のために寄せられた寄付は昨日現在で545件、3,062万9,070円となっています。 -
17日に市消防団音楽隊が定期演奏会
伊那市消防団音楽隊は、定期演奏会を1週間後に控え、10日に共演する中学生と合同練習を行いました。
伊那市消防団音楽隊は、音楽を通じて防火意識を高めてもらおうと活動しています。
定期演奏会もその一環で、今年は、17日に伊那文化会館で開かれます。
当日は、なじみのあるポップスなどに加えて、市内の中学生とのジョイントも見所の一つで、2曲を予定しています。
10日は、春富中学校で最初で最後の合同練習があり、音楽隊メンバーと春富中、高遠中の生徒が参加しました。
伊那市消防団音楽隊では、「子どもの声や途中出入りも自由なコンサートなので気軽にリラックスして楽しんでもらいたい」として市民の来場を呼び掛けています。
伊那市消防団音楽隊の定期演奏会は、17日に伊那文化会館で午後1時から入場無料で開かれます。 -
支援米を被災地へ
南箕輪中学校の伝統行事「落ち穂拾い」。去年10月の作業で集めた米を、長野県北部地震の被災地に送るため8日、生徒が支援米の梱包作業を行いました。
この日は、中心になって取り組んできた地区生徒会役員の3年生9人が作業を行いました。
南箕輪中学校では、毎年落ち穂拾いで集めた米を食糧難の国に送っていましたが、震災が発生してからは、米を被災地に送っています。
去年の支援米には栄村から感謝の手紙が届きました。
今年は全部で280キロの米を拾い集め、2合入る米袋に詰めました。
生徒がデザインした紙が貼られた米袋は、全部で500袋になりました。
梱包した支援米は、去年に引き続き、県北部地震で被災した栄村に送られることになっています。
地区生徒会長の北村建樹君は「心を込めて作業をしました。前を向いて復興をかんばって欲しい」と話していました。
支援米は、今月中に送られることになっています。 -
南ア北部遭対協に感謝状
1月31日は、厳寒期の冬山での行方不明者の捜索で多大な功績があったとして、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会に、伊那警察署から感謝状が贈られました。
田中署長から、西村和美救助隊長に、感謝状が手渡されました。
南アルプス北部遭対協は、去年12月仙丈ケ岳の行方不明者の捜索で、早期の行方不明者の発見に貢献しました。
北部遭対協によると、この冬は例年になく遭難が多かったということです。