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社協デイ、正月遊びで初笑い
宮田村社会福祉協議会のデイサービスは新年を迎え、利用するお年寄りたちが正月遊びで・ス初笑い・スしている。
干支にちなんだ絵あわせや、村内をめぐるスゴロクなど、職員手づくりの心あたたまるゲームの数々。
昔ながらの遊びに利用者も大喜び。懐かしさも感じながら笑顔があふれた。 -
南箕輪小が赤い羽根共同募金届ける
南箕輪村立南箕輪小学校のボランティア委員会(山下彩希委員長)は10日、全校で集めた赤い羽根共同募金1万1129円を村社会福祉協議会に届けた。
委員会が赤い羽根共同募金の活動に取り組んだのは本年度が初めて。年度当初にボランティアに関係する活動の中で同事業を知り、本年度の活動の一つに決めた。
昨年11月末のボランティア週間で全校に協力を呼びかけ、各クラスに募金箱を設置して集めた。職員も協力した。
村社協には委員長ら3役と教諭が訪れ、吉沢事務局長に児童の思いがこもった募金を手渡した。山下委員長は、「社協まつりなどで役立ってもらえればいいと思う」と話した。
本年度の村の赤い羽根共同募金総額は、南小の金額も含め227万7302円になった。例年、村社協への分配金は、1人暮らし老人への給食サービスや社協まつり、出合いのイベント、社協だより発行などの費用に充てているという。 -
海外協力隊
初の4次隊入所式JICA(国際協力機構)駒ケ根青年海外協力隊訓練所(山形茂生所長)は9日、初めての試みとなる年間4回目の派遣前訓練入所式を開いた。候補者の訓練はこれまで年3回だったが、シニアボランティア枠の拡大を図る方針などにより、今回から回数を増やした。それぞれの訓練期間は70日間から65日間に短縮される。
式には全国から応募して試験に合格した青年海外協力隊(20縲・9歳)141人とシニア海外ボランティア(40縲・9歳)53人の候補者計194人が出席し、正式隊員を目指して訓練を開始した。山形所長はあいさつで「派遣先の厳しい環境の中での活動は決して容易なものではないと思うが、その困難に立ち向かうため、65日間の訓練に精いっぱい励んでほしい」とした上で「青年とシニアが双方の持ち味を吸収し合い、訓練の成果を上げることを期待する」と激励した。候補者を代表し、理学療法士としてウルグアイ派遣予定の赤塚みどりさん(大阪府)は「初心を忘れず訓練に取り組み、晴れて隊員となって海外に旅立てるよう精進することを誓う」と宣誓した。 -
駒ケ根ロータリークラブ新春例会
駒ケ根ロータリークラブ(福沢晴海会長)は8日夜、新春例会を駒ケ根商工会館で開いた。会員ら約40人が出席し、決意も新たに新年のスタートを切った。福沢会長は「株価の暴落で始まった今年だが、ここにいるのは数々の苦難に打ち勝ってきた人ばかり。何とか乗り越えていってくれると信じている。今年も協力して頑張ろう」と述べた。
席上、クラブが毎年行っている奉仕活動の一環としてボーイスカウト駒ケ根第1団とガールスカウト長野第32団に対し、育成助成金がそれぞれ贈られた=写真。受け取った団委員長の小林範夫さんと川端咲美さんは「皆さんの温かい志に感謝する。世界を担う青少年が育っていけるよう、これからの活動に有効に活用していきたい」と礼を述べた。 -
社協デイセンターでイルミネーション点灯、地域防犯にひと役
宮田村社会福祉協議会デイサービスセンターは、夜間の防犯にも役立て地域を明るく照らそうと、イルミネーションによるライトアップを始めた。午後10時まで点灯し、冬期間試行する考えだ。
同センター周辺には村民会館や村老人福祉センター、東保育園もあり、通学路にもなっているが「照明が少なく夜間は歩道が暗い」と以前から指摘があがっていた。
同社協は、クリスマスに使ったイルミネーションの再活用で協力しようと思案。道路に面したセンター西側の壁の一部に設置した。
点灯式には山浦正弘会長をはじめ職員が出席し「安全に快適に通行できるお手伝いになれば」と話した。 -
保健補導員会08年発足会、メタボ予防にも力を
宮田村保健補導員会の2008年発足会は8日、村老人福祉センターで開いた。新たな会長に代田香代子さん=町二区=、副会長に丸山美代子さん=町三区=、佐藤千子さん=大田切区=が就き、住民の実情にあった保健活動を展開しようと情報交換。4月から始まる特定健康診査(特定健診)をにらみ、メタボリックシンドローム(内蔵脂肪型肥満)の予防活動などを重点にすえ地域の健康を推進する。
市町村などの医療保険者に国が実施を義務付けて始まる特定健診。40歳以上75歳未満の全員が対象となり、メタボや同予備軍と診断された人には、保健指導も義務付けている。
同会では研修会などを通じて学習を深め、制度などの住民周知にも力を入れていく。
発足会で代田会長は「出会いを大切に、見聞きしたり、学んだりした(健康の知識)を1人でも多くの人に伝えていきたい」とあいさつした。
村の保健補導員は地区ごとに2人から6人が選出され、任期は2年。新年に半数を改選している。
08年の保健補導員は次の皆さん。
【町一区】高橋登美子、友野悦子、酒井啓恵【町二区】近藤ふみゑ、代田香代子、小池清子、渡邉まさ子【町三区】小田切由美子、伊藤重美、加藤弘子、藤田和子、丸山美代子、春日晃子【北割区】太田詔子、櫻井明美【南割区】川手秀子、高久孝子、松下サユリ【新田区】浦野智恵子、米田留美子【大田切区】佐藤千子、田中眞弓【大久保区】加藤ちづ子、細田冨美子【中越区】小田切房世、近藤美江【つつじが丘区】服部かよ子、原茂代【大原区】下平和子、小松ゆき子 -
みのわ振興公社が歳末助け合い募金
箕輪町のみのわ振興公社は28日、歳末助け合い募金として従業員の善意と、ながたの湯に設置している有料電子レンジの収益金を町社会福祉協議会に届けた。
募金は9年目。金額は6万4407円。新村清孝支配人が「福祉のために有効に使ってください」と手渡すと、町社協の柴財埜会長は「尊い財源になる。心から感謝する。さまざまな事業に有効に使わせてもらう」と礼を述べた。
ながたの湯食堂にある有料電子レンジは、使用料が1分10円。設置当初から使用料を福祉のために寄付する旨の張り紙をして利用者に案内している。 -
MAながた会
チャリティ展売上金を箕輪町社協に寄付箕輪町長田の日帰り温泉施設ながたの湯で洋画や日本画の作品展示をしている「MAながた会」は27日、チャリティ展の売上を町社会福祉協議会に寄付した。
同会は1カ月ごとに会員が交代で作品を展示。温泉利用者の目を楽しませている。
町の福祉のためにと始めたチャリティ展は5年目。今年は11月20日から12月19日までの期間で7人が洋画、日本画、染色の新作13点を出品した。
同会事務局の朝倉将至さんが社協事務局を訪れ、事務局長に寄付金を手渡した。金額は、売上から材料費のみを引いた残り4万4千円。北條隆事務局長は、「貴重なチャリティのお金をいただいた。福祉のために役立たせてもらう」と感謝した。 -
厄年会が公園に時計寄贈
1982(昭和57)年度に駒ケ根市の赤穂中学校を卒業した同窓生らが来年厄年を迎えるのを機につくる「57さくら会」(松井秀之会長)は同市福岡にある馬見塚公園内の児童遊園地に屋外用ソーラー電波時計1台(設置費込み約12万円)を寄贈した。26日、現地で行われた贈呈式で松井会長が中原正純市長に目録を手渡した=写真。松井会長は「次代を担う子どもたちのために公園に時計を贈ることにした。厄年を迎えるのを機に、地域への感謝の気持ちを示したい」と述べた。中原市長は「善意を受け止め、大切に使いたい」と感謝した。
同会は12月11日、同窓生が卒業した赤穂小、赤穂東小、赤穂南小、赤穂中を訪れ、それぞれ玄関用掲示板1台、パソコン用プリンター2台、綱引きの綱1本、折りたたみ式パイプいす24脚を贈った。いずれも約10万円相当。来年5月には駒ケ根高原一帯の清掃ボランティアも行う予定。
同会は来年1月12日に総会とパーティーを市文化会館で、物故者の法要を安楽寺で開く。 -
年末夜警を町長、山本署長らが巡視
飯島町消防団の歳末消防防犯夜警が始まり、25日夜、高坂町長や駒ケ根署の山本署長ら約20人が町内の各分団の夜警拠点を巡視し警戒を続ける団員を激励した。
下平団長ら団幹部ら参加した出発式で、高坂町長は「町民が明るい正月を迎えることができるように、健康に留意し、職務の遂行を」とあいさつ。
この後、高坂町長らは第3分団(小池輝章分団長)の団員14人と田切自警団10人が地域の警戒に当たっている田切JA倉庫前に移動。
「異常なし」の報告を受け、山本署長は「伊南バイバスの開通により、田切地区は交通の流れが変わり、事故や犯罪上からも懸念されている。安全安心のまちづくりに向け、警察活動に協力を」と呼び掛けた。
歳末夜警は火災や犯罪が起きやすいこの時期に、町民の生活と安全を守るために、30日夜まで実施される。団員は交代で各地区の詰め所に深夜まで詰め、担当地区を巡回する。 -
南箕輪村社協にニシザワ南箕輪店と信大前店が愛の1円玉募金を寄付
南箕輪村にあるニシザワ南箕輪店(御子柴健夫店長)とニシザワ信大前食彩館(下村清英店長)が25日、南箕輪村社会福祉協議会を訪れ、各店でこの1年に集まった「愛の1円玉募金」を寄付した=写真。
1円玉募金の寄付はニシザワが地域への感謝の思いを込めて各店舗のある市町村の社協などに対して毎年行っているもので、2店が南箕輪村社協に寄付するのは4年目。今年は、南箕輪店で1万7943円、信大前店で1万5794円集まった。
堀深志会長は「私どもも毎年助けられている。大切に使わせていただきたい」と感謝の気持ちを述べた。
募金は同社協に寄せられた募金をたる「善意銀行」に入り、利用者のために使われる。これまでにはAEDや大型液晶テレビなどの購入に充てられている。
また、両店は同日、養護老人ホームにはクリスマスプレゼントとして直径15センチのケーキ10個と飲み物を届けた。 -
今月末で退任のプラムの里施設長・倉田勝利さんに村長感謝状
宮田村新田区の介護老人保健施設プラムの里(社会福祉法人しなのさわやか福祉会運営)の設立に尽力し、今月末で同施設長を後任に譲り退職する倉田勝利さん(70)=駒ケ根市赤穂=に25日、清水靖夫村長から感謝状が贈られた。利用者を心から思いやることに徹した施設運営を振り返り「小さな芽が立派な幹に育つよう、後輩の皆さんに期待している」と話した。
伊南行政組合に長年務め、昭和伊南病院、特別養護老人ホーム「千寿園」など福祉、医療畑も歩んだ倉田さん。退職後の1998年、プラムの里設置に当初から関わった。
当時、上伊那では宮田村と高遠町(現伊那市高遠)にだけ高齢者の入所施設がなく、矢田義太郎前村長にもかけあって実現に向けて奔走。
介護保健制度も始まる時で、その熱意は県や企業も動かし、通常3年といわれる法人認可をたった6カ月で取りつけた。
設置後は豊富な人脈も活かし、リハビリなどは総合病院にも劣らないスタッフを揃え、ショートステイ含め利用者100人のケア充実にもつなげた。
村長から感謝状を受け取り「身にあまる光栄」と笑顔を見せながら、情勢変化も激しい福祉事業の荒波を見据えて、現場で働くスタッフの就業改善が進むようにも願った。
村長表彰、感謝状は1978(昭和53)年度から数えて倉田さんで98人目。 -
伊那市西春近小出三区社会福祉協議会が高齢者に花を贈呈
伊那市西春近小出三区社会福祉協議会(埋橋増治会長)は、今年一年の事業の締めくくりとして地区内の一人暮しや、寝たきりの高齢者などを訪問し、慰労と長寿を祝し花を贈呈している。毎年行っており、今年は9人の高齢者を訪問した。
25日には辰野知子さん(82)宅を埋橋会長が訪れた。
辰野さんは礼を述べた後「三区は社協や民政委員の方がよく動いてくれて、暮らしやすいと思います」と感謝の気持ちを表した。 夫が入院しており、現在、辰野さんは一人暮し。カナダに住む長男とはインターネット電話を利用して、毎日顔を見ながら話をしているとのこと。「こちらが昼でも向こうは夜、お互いの時間を合わせて、パソコンを立ち上げるんです」。
小出三区社協では今年は温泉施設を利用したミニデイサービスや、そば打ち体験交流など、さまざまな活動を行ってきた。
埋橋会長は「今後もみなさんが集まる機会を多く作っていきたい」と述べた。
伊 -
食改上伊那支部が在宅介護食講習会
県食生活改善推進協議会上伊那支部(会員約500人、六波羅弘美支部長)による「在宅介護食講習会」が21日、始まった。同地区で活動する会員約40人が集まり、高齢者に起こりやすい老年疾患と介護食を作る時に配慮すべきことなどを学んだ=写真。
同講習会は、高齢化社会の中、家庭で高齢者の介護を行う機会が増加していることを受けて県の協議会が9年前に開始した。全3回の講習で基本の単位全課程を修了した人に対し、「在宅介護食ボランティア認定証」とバッチを交付。講習会に参加した会員らに、講義で習得した知識を地域で普及してもらうことを目的としている。
1回目のこの日は、「家庭の食事から作る介護食」「在宅介護および高齢者の心理」などをテーマとして、福祉施設の管理栄養士や社会福祉協議会関係者などが講習を実施。
そのうち「高齢者の障害と疾病」がテーマの講習では、山崎宗広伊那保健所長が講師となり、高齢者の病気の特徴などを説明。介護を必要とする疾患が多いこと、食事の時の誤嚥が起こりやすくなることを示し「口腔内をきれいにしたり、食べやすいよう、食材を工夫することで、誤嚥を防ぐことが大切」と語った。
講習会は2月までにあと2回ある。 -
赤帽長野県軽自動車運送協同組合が伊那市社会福祉協議会に防災頭巾
赤帽長野県軽自動車運送協同組合(倉坂正道代表理事)は21日、伊那市社会福祉協議会に防災頭巾50個を寄贈した。
同組合では毎年県内7支部が順番に管内の社会福祉施設などに社会貢献とクリスマスプレゼントを兼ねてさまざまなものを寄贈している。
同組合が市社協に必要としているものを聞いたところ、防災頭巾との返事をもらい今回の寄贈となった。市内5つの障害者社会就労センターには防災頭巾の備えが無く、市社協では購入を考えていた。
市社協の御子柴龍一会長は「先だって施設内で防災訓練をしたところ、頭の防御ができなかった。もしものことがあってはならないと、購入を考えていた矢先に寄贈のお話をいただき、本当ににありがたい」と礼を述べた。
市社協では寄贈された防災頭巾を5施設に配備する。不足分は今後、備えていくとのこと。 -
どんぶりレンジャーがサンタになって高齢者の肩もみ
宮田村のヒーロー「どんぶりレンジャー」が21日、サンタクロースの衣装を身にまとい、村社会福祉協議会デイサービスセンターに出動した。利用者のお年寄りの肩をもんだり、プレゼントを手渡したりと活躍。幸せを地域に運んだ。
村商工会青年部は先日開いた歳末慈善パーティーのオークションで「サンタ券」を20枚発売。落札者の希望した場所に部員扮するサンタが訪れるもので、西駒郷などの福祉施設にも出かけている。
デイサービスセンターには昨年に続いてどんぶりレンジャーも同行。今年はサンタバージョンを披露し、希望者の肩をもむ場面も。
「気持ちいいねェ」と喜ぶおじいちゃん、おばあちゃんの姿に、マスクの裏の表情がほっと緩んだ。 -
信州大学農学部の学生有志によるバングラデシュのサイクロン被災者募金、約27万7千円集まる
バングラデシュで発生したサイクロン被災者に送る募金を募っていた信州大学農学部の学生有志は20日、募金の集計をした。集った約27万7千円は同国政府の被災地支援金受け入れ窓口に向け、年内に送金する。募金活動に参加した同国からの留学生の一人、タレタ・K・M・Aさん(30)は「私たち国の問題に対し、学生、大学、地域の人など多くの人に協力してもらった。本当にありがとうございました。道も食べ物もない、むこうの人たちを少しでも救うことができると思う」と感謝を気持ちを語った。
先月15日にバングラデシュ南西岸に上陸した大型サイクロン「シドル」により、多数の被災者が発生している状況の中、同学部では、バングラデシュからの留学生が中心となり、募金活動を開始。27日から20日までの間、学生生協や学務係り窓口などに募金箱を設置し、募金を呼びかけたほか、最終日の20日には、学生たちが生協前で最後の募金を呼びかけた。
募金は同学部の学生や職員だけでなく、地域住民からも寄せられ、南箕輪村の職員互助会からもカンパ金が寄せられるなどした。
今回の金額で現地では約50人が1カ月間、1日3食の食事が食べられるという。
送金した募金は遅くても1週間ほどで現地へと届けられる。 -
JA上伊那伊那地区生活部会が「老人保健施設すずたけ」に衣類乾燥機を寄贈
上伊那農業協同組合(JA上伊那)伊那地区生活部会(伊東恵子会長)は19日、伊那市美篶の老人保健施設「すずたけ」に衣類乾燥機2台を寄贈した。
11月のJA上伊那まつりで行ったチャリティーバザーの収益金により購入したもので、2台で23万円相当(工賃含む)となる。JA伊那地区では、03年からこの取り組みを続けており、これまでにキーボード、車いす、徘徊防止センサーマットなどを寄贈している。
「みなさんで活用してください」と伊東会長。
同施設の上島麻紀子施設長は「冬場は洗濯物が乾きにくいので大変ありがたい」と礼を述べた。 -
小さな親切作文コンクールで宮田小6年3組の6人が入賞
小さな親切運動作文コンクールで、宮田村宮田小学校6年3組の6人が入賞。そのうち若林和輝君(12)は、道を譲ってくれた親切なドライバーとの出会いを作文にして県本部表彰の金賞に輝いた。
中原彩香さん、佐々木亜里さんが銅賞、田中梨沙さん、奥原慎君、馬場清香さんは佳作に入賞。
21日に小さな親切運動上伊那支部の山田益支部長が同小を訪れ、一人ひとりに表彰状を手渡した。
金賞の若林君は「車が止まって譲ってくれた時は本当にうれしくて、自分も親切にしたいと思った。これからはあいさつなどもしていきたいです」と喜びを語った。
同コンクールは子どもたちの豊かな心づくりにと、社団法人小さな親切運動本部が毎年実施。
今年上伊那支部管内からは、宮田小を含め小学生の部には8校から40作品、中学生の部には8校145作品が寄せられた。
この日、山田支部長は飯島町飯島中学校も訪ね、県優秀賞の平野紗帆さん、銅賞の川村奈な美さん、佳作の紫芝名奈美さんにも表彰状を渡した。 -
ニッパツ労組寄付
ばね製造大手、日本発条の労働組合伊那支部(矢沢克己支部長、1060人)は19日、駒ケ根市と宮田村の3工場で働く組合員から募った10万円を駒ケ根市社会福祉協議会に寄付した。矢沢支部長と宮沢克美副支部長の2人が同市ふれあいセンターを訪れ「福祉のために使って」と寄付金を手渡した=写真。市社協の堀勝福事務局長は「毎年の善意に感謝する」と礼を述べた。
同労組は伊那市の児童養護施設「たかずやの里」にも寄付することにしている。 -
駒ケ根ライオンズクラブ寄付
駒ケ根ライオンズクラブ(井口美義会長)は19日、赤い羽根共同募金として5万円を駒ケ根市に寄付した。井口会長ら役員4人が市役所を訪れ「福祉のために役立ててほしい」と中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「精力的な取り組みに感謝する。善意が生かされるよう、弱い立場の人たちのために使いたい」と述べた。
同クラブは飯島町、宮田村に対しても各2万円を寄付した。 -
善意の竹筒募金寄付
駒ケ根市北町の焼肉店「やぶ」の店主藪原勇さん(77)は19日、市役所を訪れ、店のカウンターに置いている「福祉善意の筒」に寄せられた現金2万3500円を「福祉のために役立てて」と市に寄付した=写真。「福祉善意の筒」は重い腎臓病にかかった薮原さんの長女弥生さんが介護者慰労金などで市に世話になったことへの感謝の思いを込めて始めたもの。弥生さんは13年前に亡くなったが、寄付はその後も続けられ、今年で25年目になる。藪原さんや家族のほか来店客が小銭を入れるなどして募金に協力している。
受け取った中原正純市長は「長年にわたる毎年毎年の善意に感謝の気持ちでいっぱい。福祉のために使いたい」と礼を述べた。募金は市社会福祉協議会の善意銀行に積み立てられる。 -
ジャスコ箕輪店 大萱の里にX´masプレゼント
ジャスコ箕輪店が19日、伊那市の身体障害者療護施設「大萱の里」の利用者らに恒例のクリスマスプレゼントを届けた。施設のクリスマス会に合わせて関係者が訪問し、ショートケーキ110食分のほか、加湿器と電気ポットをそれぞれ1台ずつプレゼントした。
社会福祉活動の一環で、ジャスコが98年長野パラリンピックの観戦に同施設利用者を招待したのをきっかけに交流が始まり、ケーキなどのプレゼントは今年で8年目。社員や会社で積み立てている「イオン社会福祉基金」をプレゼント費用にあてている。
ジャスコ箕輪店後方統括マネージャーの征矢紀子さんは「今年もあとわずかですが体に気をつけて、笑顔で新年を迎えてください」と施設の利用者代表にプレゼントを手渡した。堀川文英施設長は「有意義に使わせてもらいます」とあいさつし、感謝状を渡した。
利用者の代表にケーキを渡すジャスコ箕輪店の関係者 -
富貴屋建設親ぼく会が寄付
駒ケ根市の富貴屋建設に勤務する従業員らでつくる親ぼく会「吉和会」(佐々木浩人会長・20人)は19日、歳末助け合いの募金3万円を市を通じて駒ケ根市社会福祉協議会に寄付した。佐々木会長と井戸弘子副会長が市役所を訪れ、中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「厳しい業界の中で頑張っている皆さんの尊い寄付に心から感謝する。弱い立場の人のために有効に使っていきたい」と礼を述べた。寄付金は市社協の善意銀行に積み立てられる。
吉和会の寄付は12年目。95年の阪神大震災を契機に毎年行っている。 -
伊那広域シルバー人材センター伊那地区が支え合い募金を伊那市に寄付
伊那広域シルバー人材センター伊那地区(三沢満男会長)は18日、地区会員288人から募った支え合い募金13万3020円を伊那市に寄付した=写真。
支え合い募金は1年間元気で活動できたことへの感謝と、地域福祉に貢献しようという思いから始まったもので、他地区でも会員から募った募金を当該市町村に寄付している。
そのうち伊那地区は例年、東部、竜西、竜東地区の3カ所で開く地区懇談会で募金を実施。集まった金額をこの日、小坂樫男市長のもとへ届けた。
三沢会長は「今年もお互い元気に活動できたが、地域にはそうでない人もいる。地域の高齢者福祉に役立てていただければ」と話していた。 -
青年海外協力隊員が市長に出発のあいさつ
伊那市出身の青年海外協力隊員唐木拓さん(29歳)が08年1月7日に派遣先のアフリカ大陸の南部にあるナミビア共和国へ出発する。18日、伊那市役所を訪れ小坂市長に出発のあいさつをした。
市長は「がんばってください」と激励した。
唐木さんは青年海外協力隊に入った理由を「世界に出てみたいと思った。自分の持っている技術や知識を発展途上国で生かせれば」と話した。
筑波大学を卒業後、日本テレコムに入社して、情報システムの構築などの仕事に従事していた唐木さん。配属先の同国グルートフォンテイン町役場では、その技術を生かし、パソコンのトラブルシューティングとネットワークの構築、外部向けホームページの作成などを行う。派遣期間2年間。
伊那市出身の青年海外協力隊員は唐木さんで29人目となる。 -
「ポコリットみなみみのわ」松寿荘で演奏
南箕輪村のハーモニカクラブ「ポコリットみなみみのわ」(高嶋一人代表)は18日、同市のデイサービスセンター松寿荘を訪れ、ハーモニカ演奏を同施設の利用者たちに披露した。
松寿荘が14縲・9日に開いているクリスマス・忘年会に合わせたもので、15日と17日からの3日間、計4日間の訪問となる。
「ポコリットみなみみのわ」は地域貢献活動を会の目的のひとつとしており、今年度は南箕輪老人ホーム、ひまわりの家、南箕輪特別養護老人ホームなどを訪れ演奏会を開いている。
「南箕輪村民の歌」「冬の歌メドレー」「故郷」などの合奏や、独奏を披露。またクリスマス・忘年会ということで「きよしこの夜」「お正月」も演奏した。利用者たちは、ハーモニカに合わせて楽しそうに歌っていた。
「ポコリットみなみみのわ」は08年1月に伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園に6日間の訪問を予定している。 -
社会福祉施設などにおける感染症・食中毒などの発生防止及びまん延防止にかかる研修会
高齢者介護施設などにおけるインフルエンザや食中毒の集団感染防止を目的として伊那保健所は18日、社会福祉施設介護職員などを対象とした研修会を伊那市役所で開いた。約120人が集まり、インフルエンザやノロウイルスの感染予防対策などにつき、伊那保健所の保健師から指導を受けた=写真。
研修会はインフルエンザなどが発生しやすい季節に合わせて毎年開催している。
担当保健師は、感染対策としては(1)感染源の排除(2)感染経路の遮断(3)抵抗力向上竏窒ネどを挙げ、入所者の健康状態や栄養状態、食事の摂取量などに常に気を配り、異変があった場合に対応できるようにすることなどを呼びかけた。また、万が一インフルエンザなどが施設内で発生した場合、感染拡大を防ぐために、共同浴場での入浴を一時停止するなどといった措置を講じることを勧めた。
そのほかにも、長野県は人口当たりのエイズ感染者・エイズ患者の報告数の平均(04年から06年)が全国3位と、高いことから、今年はエイズの基礎知識に関する研修も実施。エイズは発症してから見つかるケースが多いことなどに触れ、伊那保健所でもエイズ検査の結果が当日にわかる「エイズ迅速検査」を実施していることなどを説明した。
伊那保健所によると、今年は11月から急激にインフルエンザが増えているという。また、ノロウイルスは例年1、2月がピークとなることから、今後の注意を呼びかている。 -
日本聴導犬協会本部新施設来年8月完成へ、訓練士養成機関新たに開設し地域に根ざして
宮田村に本部がある日本聴導犬協会(有馬もと代表)は18日、同村町三区の村民会館隣接地に計画する新たな本部訓練施設(通称元気いっぱい訓練センター)の概要を発表した。日本自転車振興会の補助と一般からの寄付金で進めているもので来年3月に着工し、8月下旬に完成する。年間5頭ほどの聴導犬・介助犬(補助犬)を育成するほか、訓練士養成機関も設置。地域の人たちが犬を通じて交流するスペースも設け、補助犬の普及、啓もうに力を入れる。
新施設には本部、訓練、さらに訓練士養成の機能を持たせ、木造2階建ての建物と屋外の訓練場を併設する。
8人程度のスタッフと20頭ほどの訓練犬、補助犬を必要とするユーザー訓練者が滞在。
村土地開発公社から購入(一部賃借)した用地で、文教福祉ゾーンに立地する好環境も活用し「地域の子どもたちや高齢者の皆さんにも来てもらえる施設にしたい」と有馬代表は説明する。
補助犬訓練士の養成機関「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」は2009年2月の開校。学校法人ではないが、1年半のカリキュラムで福祉の使命感を持った人材を育成し、優秀修了者には協会スタッフの門戸も開く。
現在、国認定の聴導犬13頭のうち5頭は同協会所属。介助犬は38頭のうち3頭の実績を持つが、全国に45ケ所あるともいわれる補助犬の育成団体で、初めて本格的に犬と人双方の養成に乗り出す。
「訓練できる人数が増えれば、それだけ希望者の期待にも添えられる。補助犬を取り巻く環境改善のお手伝いができれば」と有馬代表は話した。
訓練士学校の入学受け付けは年明け1月から開始。詳しくは同協会FAX85・5088またはメールinf@hearingdog.or.jpまで。 -
中川村ボランティア団体クリスマス交流会
中川村のボランティア団体と村社会福祉協議会は16日夜、恒例のクリスマス交流会を中川文化センターで開いた。村内で活動する18団体の会員など約70人が参加し、にぎやかに交流を楽しんだ。サンタクロースとトナカイも登場し、乾杯の音頭をとるなどして雰囲気を盛り上げた=写真。踊りや歌などを披露する演芸大会が行われたほか、ダンスやビンゴゲームなど楽しい催しが目白押しで、参加者は一足早いクリスマスの夜を存分に楽しんでいた。
ボランティア団体連合会長の池上ふさこさんはあいさつで「1年間のボランティアの疲れを取り、来年も素晴らしい活動ができるように思い切り楽しんで」と呼び掛けた。