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今年のマツタケは?藤原さんに聞く
本格的なマツタケシーズンを前に伊那市の松茸博士 藤原儀兵衛さんに今年の出来について話を聞きました。
藤原さんが向かっているのは管理している松茸山です。
今年は8月8日からマツタケの収穫を始めたという事です。
この辺りは30日に10本程収穫し、31日は山に入り5分程で1本見つけました。
藤原さんは、今年の暑さにより、例年より地中の温度が高くなった事もあり、豊作に期待できると話します。
マツタケが育つには、今後の適度な雨と、気温が徐々に下がる事が必要だと言います。
藤原さんによりますとマツタケは9月10日頃から出始めるという事です。
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水稲作柄概況 県内「平年並み」
関東農政局は8月15日現在の今年度の水稲の作柄概況を、31日に発表しました。
それによりますと、南信を含め県内全域で「平年並み」となっています。
田植え最盛期は、「平年並み」、出穂最盛期は7月下旬から8月中旬にかけてで、2日早くなっています。
南信を含む県内全域の作柄概況は、おおむね天候に恵まれ「平年並み」と見込まれています。
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農村インポッシブルin伊那
伊那市の農林資源を活用した地域活性化のアイデアを生み出すイベント「農村インポッシブルin伊那」のプレゼンテーションが28日に行われました。
参加した県内外の17人が、4グループに分かれて、地域活性化のアイデアを考えました。
27日と28日の2日間にわたり各チームが市内の飲食店や企業を視察し、その中で生まれたイベント企画などのアイデアをまとめ、プレゼンテーションを行いました。
あるチームは、天然素材を発酵させた際の発酵熱を利用したフットサウナを設置し、無農薬自然栽培で育てた米のもみ殻を敷き詰めて海のない伊那市にビーチを造るアイデアを提案していました。
「農村インポッシブルin伊那」は伊那市と東京都の一般社団法人INSPIREとの共催で、地域活性化のアイデアを考えようと開かれました。
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JA上伊那 伊那市に米贈る
JA上伊那は、伊那市カレー大作戦などで活用してもらおうと、米500キロを7月22日、伊那市に贈りました。
この日は、JA上伊那の白鳥健一常務理事らが市役所を訪れ、白鳥孝市長にプライベートブランドの伊那華の米を贈りました。
伊那市では、食料支援を必要とする子育て世帯を応援する、「子どもの未来応援隊事業」を行っています。
事業では、伊那市社会福祉協議会が子ども食堂やカレー大作戦で子どもたちに無償で食事を提供しています。
白鳥常務理事は「物価上昇で厳しい状況が続きますが、地元の米を子どもたちに喜んで食べてもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「市内の子供たちに笑顔で食べてもらえるように活用していきます」と感謝していました。
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早生種の「幸水」出荷ピーク迎える
早生種の梨「幸水」の出荷作業がピークを迎えています。
25日は箕輪町の上伊那果実選果場におよそ6トンが持ち込まれました。
「幸水」の今シーズンの出荷作業は19日から始まり、現在ピークを迎えています。
作業は、目視で表面の傷や形などを一つずつ選別していきます。
その後、瞬時に大きさや形などを測定できる光センサーを通り、品質ごとに分けられ箱詰めされました。
幸水は、2020年と2021年は霜の影響もあり出来は良くなかったということです。
JA上伊那では、今シーズンの幸水の出荷量を2021年よりも15トン多い、およそ100トンを見込んでいます。
9月上旬からは主力である南水の出荷作業が始まります。
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まっくんファームでコンバイン入魂式
南箕輪村の農事組合法人まっくんファームは、新たに購入したコンバインの入魂式を25日に行いました。
まっくんファーム現場事務所で行われた入魂式にはおよそ15人が参加しました。
式では神事を行い参加者が安全を祈願しました。
田んぼごとの米の収穫量を自動で測定してデータ管理が行えるということです。
13年ほど使用したコンバインの老朽化に伴い今回、更新しました。
まっくんファームでは現在、170ヘクタールの田んぼを村内の農家から受託していて、9月8日から稲刈りを行う予定です。
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伊那谷有機農業塾 始まる
有機農業について理解を深めて学ぶことが出来る、伊那谷有機農業塾が始まりました。
第1回の講義は24日に伊那市のきたっせで開かれ、現役の有機農家や有機農業に興味がある人など上伊那からおよそ50人が参加しました。
また、動画投稿サイトYouTubeでも配信されました。
第1回の講師として青森県の弘前大学の杉山修一名誉教授が「有機農業の可能性と未来」と題し、これからの脱炭素社会における有機農業の役割について講義をしました。
講義後は、参加者から質問もありました。
伊那谷有機農業塾は伊那市が主催しているもので、来年2月まで、全6回の講義を予定していて、誰でも参加できます。
この講義は10月に、122CHで放送を予定しています。
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まっくんファーム ドローンによる農薬の試験散布
南箕輪村の農事組合法人まっくんファームは、ドローンによる農薬の試験散布を、北殿の大豆畑で22日に行いました。
22日は、およそ1.1ヘクタールの圃場でドローンによる試験散布が行われました。
ドローンには、最大5リットルの農薬を積むことができます。
均一に撒けるようプログラミングによる自動運転を行い、障害物がある場合は手動で操作することができます。
ドローンによる農薬や肥料の散布を手掛ける伊那市山寺の加藤航太さんが実演しました。
通常大豆栽培での農薬散布は、専用の機械を使って人が操縦し行います。
散布の際、作物を傷つけてしまう恐れがある他、小回りが効かず薬剤の無駄が生じてしまっているということです。
ドローンによる散布では、これらの課題が解決できる他、時間の短縮にもなるということです。
22日は10アールの圃場で通常10分ほどかかるところを、およそ1分30秒で撒き終わっていました。
委託した場合の費用は、通常の散布方法とほとんど変わらないということです。
まっくんファームでは今後、スマート農業を積極的に取り入れ、農業の効率化を測っていきたいとしています。 -
中坪ノーサンで一足早く稲刈り
伊那市手良の田んぼで、早くも19日から稲刈りが始まりました。
一足早く稲刈りを行っていたのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです。
この日は、15アールの田んぼで、コシヒカリよりも早く収穫できて味も良いという「五百川」の稲刈りを行っていました。
中坪ノーサンでは、手良地区の32ヘクタールの田んぼで稲を栽培しています。
今年は、梅雨が短く暑い日が続きましたが、稲の成長にはほとんど影響がなかったということです。
中坪ノーサンでは、10月初めまで稲刈りを行うということです。 -
伊那市河川治水砂防促進期成同盟会
伊那市河川治水促進期成同盟会の総会が7月19日に、市役所で開かれました。
伊那市河川治水促進期成同盟会は大沢川、小黒川、小沢川、棚沢川の4つの川の期成同盟会や土地改良区の関係者などで構成されています。
総会では、今年度の事業計画として、関係機関に対しての事業の促進要望や、地元組織に対する支援協力・事業促進要望箇所の現地調査を実施するなどが承認されました。
また、長野県伊那建設事務所の今年度の事業内容も報告されました。
主な内容として、小沢川を避難が必要な水位に達した時に住民に呼び掛ける、水位周知河川に指定するための工事が行われます。
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早生りんご「夏あかり」の出荷作業
極早生のりんご「夏あかり」の今シーズンの出荷作業が箕輪町の上伊那果実選果場で始まっています。
4日はおよそ1.5トンの夏あかりが持ち込まれました。
4日は持ち込まれた「夏あかり」は、お盆前に出荷が始まるりんごです。
夏あかりは上伊那では箕輪町を中心に栽培されています。
作業は人が目視で傷や色のチェックを行い、選別していきました。
その後、大きさや形、糖度を瞬時に測定できる光センサーを通り、品質ごとに箱詰めされました。
2021年は霜の影響もあり、出来は良くなかったということですが、今シーズンは天気も良かったことから、2021年の4倍ほどの25トンの出荷を見込んでいるということです。
夏あかりは、お盆前の8月10日頃に出荷のピークを迎え、愛知県や静岡県、徳島県などに出荷されるということです。
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南箕輪村の園児にスイートコーン
南箕輪村営農センターは、村で生産された野菜を味わってもらおうと、村内の保育園にスイートコーンをプレゼントしました。
4日は、南原保育園に135本のスイートコーンが届けられました。
コーンを育てた農事組合法人まっくん野菜家代表理事の木下 尊英さんが皮のむき方を子どもたちに教えました。
年長の園児が一人3本皮むきを担当しました。
まっくん野菜家では3ヘクタールでコーンを栽培しています。
園児に村の農産物について知ってもらい消費拡大につなげたいと毎年プレゼントを行っていて、10年以上になります。
南原保育園では、おやつの時間にコーンを味わいました。
なお、スイートコーンは、村内6つの全保育施設に合わせて535本贈られました。
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NPO法人森の座 アカマツの葉で「お茶」
伊那市のNPO法人森の座は、アカマツの葉で作った「お茶」の販売を行っています。
3日は南箕輪村南原の森林で森の座のメンバーがアカマツの伐採を行いました。
木が倒れると、枝を切り落とし、ハサミを使い松の葉の部分をコンテナに集めていました。
森の座は、伊那谷の森林を保護し、後世に伝えていこうと平成17年に設立されたNPO法人です。
森林整備や木材の搬出、伐採した木を利用し炭などにして販売しています。
森の座の理事長・西村智幸さんです。
これまで伐採した木は、材木やマキとして利用してきましたが、葉の部分は山に置いてきたということです。
数年前に仕事で知り合った人から、マツの葉には血圧を安定させるなどの効果があると聞き、商品化の検討を始め、令和2年にお茶の販売を始めました。
お茶は、粉末と粉砕の2種類あり、価格は100グラムで粉末は4千円、粉砕は2千円です。
葉の抜き取り作業は、伊那市社会福祉協議会に委託していて、お茶を作るには、洗浄、乾燥、抜き取り、加工の工程があるという事です。
3日はアカマツを1本伐採し、松の葉50キロほどを収穫しました。
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伊那市地蜂愛好会 蜂追い大会
伊那市地蜂愛好会は、クロスズメバチ・地蜂を追って巣を探す蜂追い大会を31日伊那市のますみヶ丘平地林で開きました。
餌となるイカの切り身を、森の中に仕掛けておくと、地蜂とよばれるクロスズメバチが、においにつられてやってきます。
あらかじめ小さく切り分け、糸と目印をつけた餌を抱えさせます。
目印のついた餌を巣まで持ち帰る働きバチを追いかけるのが「蜂追い」別名「すがれ追い」と言います。
参加者たちは、大きな声を上げて、蜂の後を追っていました。
この蜂追い大会は、地蜂とのかかわりを大切に、マナーを守りながら伊那谷の食と文化を後世に伝えようと行われています。
31日は、地蜂愛好会の会員と一般およそ40人が参加しました。
蜂を追って走り回り、巣を見つけると、参加者は喜んでいました。
31日は3つの巣を見つけ働きバチが通っているかを確認し、煙幕をたいて蜂を気絶させてから巣を掘り出していました。
掘り出した巣は希望者に配られ、そのうちの一つを去年、地蜂愛好会に入会した箕輪町の青山真理恵さんが受け取りました。
青山さんは去年にひき続き今年も地蜂の巣コンテストに出品します。
掘り出した巣は、会員らが餌を与えて育てるということです。
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南福地ファームもち麦販売 8月1日から
伊那市富県の農業組合法人南福地ファームは、今年6月に収穫したもち麦の販売をあすから行います。
31日は、本格的な販売を前に、地域住民を対象にしたもち麦の特別販売が南福地ファーム事務所で行われました。
近隣住民が訪れ、組合員と話をしながら買い求めていました。
南福地ファームでは、もち麦の栽培を始めて2年目になります。
今年は6月に、去年より2倍近い1400キロを収穫しました。
精麦すると1000キロほどになります。
もち麦は、食物繊維が豊富で、コレステロールの低下や血糖値上昇の抑制などが期待できるということです。
もち麦は、8月1日から、JA上伊那のファーマーズあじ~なやAコープ伊那中央店などで販売が始まります。
価格は500グラム500円、1キロ950円です。
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林業と建築業連携 森林解析技術開発へ
信州大学発のベンチャー企業、南箕輪村の精密林業計測㈱は、
ドローンが上空から撮影した画像から木材として利用できる立ち木の情報を推定し建築業者と連携する森林解析技術の開発に取り組みます。
精密林業計測㈱は、信州大学発のベンチャー企業として2017年に設立されました。
レーザ計測や空撮画像から、木の高さや樹種、松くい虫被害の有無などの情報を解析し森林管理に活用するスマート林業を推進しています。
今回は、その技術を生かし木材を扱う建築業と連携しようと取り組みを行います。
精密林業計測では、計測機器を背負って森林内を歩くことで幹の情報を計測する技術があります。
今回の事業では、その技術をドローンで撮影した画像から、製材・建築で利用する立ち木の情報を推定する技術の開発に取り組みます。
さらに、県外の製材会社や住宅メーカーとなど連携し、丸太の情報と建築業者が必要とする建築部材のデータベースを連携させる実証実験にも取り組みます。
これにより建築業者は丸太情報に在庫照会をして発注することができるようになります。
過剰な木材生産がなくなり、森林資源の有効活用や適正価格での取引につなげていきたいとしています。
この技術開発は経済産業省の研究開発支援事業に採択され、今年度から3年間研究と実証実験が行われます。
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全自動運転ロボットトラクターの実演会
GPSよりも精度の高い高精度測位サービスRTKを活用した全自動運転が行えるロボットトラクターのデモンストレーションが14日に伊那市西箕輪のJA菜園の圃場で行われました。
リモコンのスイッチを入れると、ロボットトラクターが全自動で動き出し畑を耕しました。
トラクターには誰も乗車していません。
トラクターのデモンストレーションはヤンマーアグリジャパン株式会社が行いました。
このトラクターはRTKシステムを導入しています。
RTKとは、地上の基地局の位置情報を活用するもので、GPSよりも高精度な測位を可能とする技術です。
RTKを活用することにより、GPSを使った時には30センチほどあった誤差が3センチほどになるということです。
このトラクターは113馬力で、最高速度10キロの自動走行を行えるということです。
前と後ろにカメラとセンサーを搭載していて、ほぼ360度を感知することができ、安全装置により停止します。
この実演会は、JA上伊那がスマート農業に先進的に取り組み技術普及を推進していることから、多くの人に技術を知ってもらおうとヤンマーに会場を提供したということです。
14日は他に最新機種のトラクターなどの実演も行われました。
この規模の実演会を開くのは上伊那では初めてで、会場にはのべ150人ほどが訪れたということです。
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ストーンクラッシャー実演会
上伊那管内に大きめの石があり、土を耕すことが出来ない圃場がたくさんあります。JA上伊那はその問題を解決しようと、石を砕くストーンクラッシャーの実演会を12日、伊那市の西箕輪で開きました。
12日は、農家やJAの職員などおよそ20人が集まり、実演が行われました。
今回実演が行われたストーンクラッシャーは、スペイン産です。
20センチから30センチの大きな石を砂状に粉砕していました。
大きな石が圃場にあると、耕す際に、耕運機の刃が折れたり、トラクター本体に傷がつくことがあります。
従来は石を拾っていましたが、ストーンクラッシャーを使用することで、作業の省力化や効率化が期待されるということです。
100馬力以上のトラクターに取り付けて使うことが出来ます。
ストーンクラッシャーは長野県内では珍しく、JA上伊那管内で使用している人はいないということです。
JA上伊那では「今後、農業法人などで購入し共有して使ってほしい」と話していました。 -
JA上伊那が価格高騰対策を南箕輪村に要請
畜産農家などの声を受けて、JA上伊那の倉田明彦理事らが7日に南箕輪村役場を訪れ、燃油・肥料・飼料高騰対策と食肉処理施設の整備に関する要請を行いました。
JA上伊那では、南箕輪村を含む上伊那8市町村で要請を行いました。
肥料となるリン酸はロシアなどからの輸入に頼っています。
肥料価格は去年6月から7月と比べて価格は2倍ほど値上がりしているということです。
JA上伊那では秋に使用する肥料の窒素やリン酸などの価格を20パーセント値引きする独自の支援策を行うとしています。
また、上伊那の生産者が牛や豚を出荷している松本市の株式会社長野県食肉公社の、ごみ処理施設建設に伴う移設について、情報提供や協力を求めました。
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飼料価格高騰で酪農家の経営に打撃
新型コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻により飼料価格が高騰し、畜産農家は経営に大きな打撃を受けています。
南箕輪村大芝にある城田牧場です。
乳牛およそ125頭を飼育しています。
城田裕也さんです。
家族5人で牧場を経営しています。
牛のエサには、牧草とトウモロコシ、配合飼料を使っています。
配合飼料は100パーセント海外からの輸入に頼っています。
新型コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻により配合飼料の価格が高騰していて、確保するのも難しくなってきているということです。
品質の良い牛乳を出荷するためには、たんぱく質やミネラルなどの栄養素が入っている配合飼料が必要だということで、1日に500キロを消費するということです。
売り上げは2021年に比べて半分ほどに減っていますが、エサ代は月に65万円ほど増えているということです。
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高遠ダム 取水制限解除
農業用水を確保するため行われていた伊那市高遠町の高遠ダムの取水制限は、4日解除されました。
高遠ダム管理所が、高遠ダムの農業用水を利用している三峰川沿岸土地改良区連合の依頼を受け取水制限をしていました。
晴天が続き降雨量が見込めなかったためで、6月28日から、取水量を毎秒8トンのところ毎秒7.8トンとしていました。
その後まとまった雨が降ったことから、4日取水制限を解除し、通常の毎秒8トンとしました。
高遠ダム管理所では「今後も状況を注視し、情報を提供していきたい」としています。
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高遠ダム 農業用水節水呼びかけ
伊那市高遠町の高遠ダム管理所は、今後渇水が心配される事から、農業用水の節水を呼び掛けています。
29日の美和ダムです。
美和ダムから放流された水は、高遠ダムの取水口から伊那市と箕輪町の竜東地区の農地およそ1800ヘクタールに供給されています。
美和ダムでは農業用水として常時400万トンを確保していますが、梅雨の時期が過去最短だった事や今後まとまった雨の予報が無い事から節水を呼び掛けています。
高遠ダム管理所によりますと、あと数日で400万トンを下回る見通しだという事で遅くとも来週には、農業団体と渇水対策について協議するとしてます。
なお、上水道の水源の箕輪ダムの貯水量は現在382万トンあり、貯水率は100%を超えているという事です。
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南箕輪村地域おこし協力隊内田さん ピザ店PRする動画制作
南箕輪村の地域おこし協力隊の内田元也さんは、5月に大芝高原にオープンしたピザ店のプロモーション動画を制作しました。
こちらが完成したプロモーション動画です。
ダイエット中の村のイメージキャラクターまっくんがピザの誘惑に勝てず、葛藤の末平らげてしまうというおよそ2分の動画です。
映画のような映像にオーケストラ調の音楽を合わせ、まっくんの葛藤をファンタジーな世界観で表現したということです。
5月に大芝高原内にオープンしたテイクアウト専門のピザ店「アルコバレーノ」は、焼きたての本格ナポリピザが売りです。
動画は、このピザの魅力をまっくんを使ってPRしようと作られたものです。
動画は、味工房や内田さんのYouTubeチャンネルで公開されています。【元公務員夫婦の伊那谷移住チャンネル】 -
松本山雅が農業プロジェクトで大豆の苗植え
サッカーJ3の松本山雅のホームタウンの箕輪町で大豆を栽培して味噌づくりをおこなう「スマイル山雅農業プロジェクト」が18日から始まりました。
18日は箕輪町上古田の畑で松本山雅FC U-15上伊那の選手およそ25人が味噌の原料となる大豆の苗を植えました。
「あやみどり」という品種で、選手たちは農家の杉浦剣さんから指導を受けていました。
松本山雅はホームタウンの遊休農地解消などを目的とした「スマイル山雅農業プロジェクト」を2018年から実施しています。
箕輪町での味噌づくりは2年目です。
18日は7アールの畑に1,600本の苗を植えたということです。
今後は毎月1回の草取りなどをして、2023年3月に味噌づくりを行う計画です。
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JA上伊那 新生児にお粥ポット贈呈
JA上伊那は、新生児の離乳食に米を食べてもらおうと、炊飯器で作ることができるお粥ポットと米の割引券を8日、伊那市に贈りました。
この日は、JA上伊那の中村幸子理事と伊那支所の春日祐一支所長が市役所を訪れ、白鳥市長に目録を手渡しました。 -
フィンランド北カルヤラ県訪問団 来伊
伊那市と林業分野で協力の覚書を交わしている北欧フィンランドの北カルヤラ県の知事ら訪問団が8日初めて伊那市を訪れました。
午後1時15分、北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン知事ら14人は地元産の木材で経木の製造や家具の製造・販売を行う西箕輪の「やまとわ」を訪れました。
中村博社長が事業内容を説明し、会社を案内しました。
このうち、経木を作る工程では、実際にアカマツを厚さ0.2ミリに削っている様子を見学しました。
経木は、食品の包装材などとして商品化されています。
北カルヤラ県はフィンランド国内で森林部門に特化した大学や研究機関、企業が集まっている地域だという事です。
伊那市とは、林業分野で互いに交流し協力関係を築いていくとする覚書を2019年に締結しました。
今回の訪問は、覚書に基づいて初めて行われました。
訪問団は9日まで伊那に滞在し、白鳥孝伊那市長への表敬訪問の他、市内の森林や林業関係の企業を視察する事になっています。
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みのわテラスで夜のいちご狩り7月から
箕輪町大出のみのわテラスでは、7月から夜のいちご狩りとそのいちごを使ったケーキ作りの体験を始めます。
みのわテラスの南側に、いちごのハウスが2棟あります。
ここでは、7月から始まる夜のいちご狩りに向けて、夏秋いちごの栽培がおこなわれています。
栽培されているのは「すずあかね」など2品種です。
夏の間はハウス内が高温になるため、夜のいちご狩りを計画しました。
摘み取ったいちごはその場で食べられるほか、みのわテラス内にあるレストランやまびこテラスでケーキ作りの体験をして味わうこともできます。
種類はタルトとチーズケーキで、土台は農産物加工所「みのわ加工」が作りました。
やまびこテラスの山田一彦会長です。
みのわテラス全体で協力し訪れた人に楽しんでもらおうと、いちご狩りとケーキ作りを企画しました。
夜のいちご狩りは午後5時から8時までで、時間は30分間、ケーキ作りの体験も含め料金は小学4年生以上が2500円、3年生までは1500円、3歳以下は無料となっています。
予約が必要で10日からみのわテラスのHPで受付を始めます。
夜のいちご狩りは7月から10月頃までを予定していて、それ以降は昼の時間帯で体験ができるよう準備をしていくということです。
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伊那谷アグリイノベーション推進機構総会
伊那谷の産学官が連携して、地域の農林畜産業などで新たな産業創出を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構の総会が開かれ、食品と健康をテーマにしたシンポジウムの開催などの今年度の事業が5月19日に承認されました。
南箕輪村の信州大学農学部で開かれた総会には産学官の関係者およそ35人が出席しました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構には、現在62の企業や自治体、個人などの会員が加入しています。
総会では今年度の事業計画など4議案が承認されました。
このうち、長野県の特長である健康・長寿の強みを活かした新たな産業創出のため「食品と健康」をテーマにしたシンポジウムを7月頃開催するとしています。
また、重点課題として薬草・薬木、スマート農林業、菌類など6つの勉強会を行い、それぞれの産業化を検討していくとしています。
また、伊那谷地域の教育研究機関と企業や自治体のマッチングをすすめるとしています。
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JA上伊那新組合長 西村篝さん就任会見
JA上伊那の新しい代表理事組合長に選ばれた、西村篝さんの就任記者会見が
27日に開かれた理事会のあとJA上伊那本所で行われました。
西村組合長は「いろんな意見をもらいながら一つの方向性に向かって進んでいきたい」と話しました。
また、きのうの総代会で承認された3か年計画をしっかりとやっていきたいとしています。
会見には御子柴茂樹前組合長も出席し西村組合長と握手をして引き継ぎを行いました。
西村組合長は5月27日付で就任し、任期は2年となっています。
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JA上伊那 新組合長に西村氏
JA上伊那の御子柴茂樹組合長の退任に伴う役員の改選で、新しい組合長に理事で伊那市長谷の西村篝さんが選ばれました。
27日に開かれた、理事会で役員が決まり組合長には理事の西村篝さんが選ばれました。
西村さんは、昭和29年生まれの67歳です。
昭和54年に東京都にあった中央協同組合学園を卒業後、旧上伊那東部農協に入組。
平成27年5月から上伊那農業協同組合の常勤監事、令和3年5月から理事を務めています。
西村さんは今日付けで組合長に就任し、任期は2年間となっています。
10年間組合長を務めた御子柴さんは、27日開かれた総代会をもって退任となりました。