-
栗城史多さん講演会
6大陸の最高峰に登頂した登山家、栗城史多さんの講演会が10日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。 講師を務めた栗城さんは、現在34歳で、これまでに6大陸の最高峰や酸素ボンベを使わない単独無酸素での8000メートル峰4座の登頂に成功してきました。 2012年の秋にエベレストに挑戦中、両手両足、鼻が凍傷になり、手の指9本の大部分を失うも2014年に復帰し、現在も山に登り続けています。 講演では、目標を達成する考え方や夢を実現していく成功法が紹介されました。 栗城さんは「夢を否定せず一歩踏み出す勇気を持ってほしい。人生には挫折がたく さんあるが、その時にかけられる一言で人生は変わる。」と話していました。 この講演会は、伊那市西町のカフェタイズが企画したもので、会場にはおよそ400人が訪れました。
-
高校野球長野大会 高遠、赤穂敗れる
11日に行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果です。 松本市野球場で行われた高遠対田川の試合は、10対3の8回コールドで田川が勝ちました。 開幕試合で雨のため再試合となった赤穂高校対須坂商業・須坂園芸・須坂創成の連合チームの試合が諏訪湖スタジアムで行われ、6対1で連合チームが勝ちました。 伊那ケーブルテレビでは、12日午前8時50分から上伊那農業対深志の試合を、午後1時50分から弥生対長野東の試合をそれぞれ生中継で、箕輪進修対長野の試合を午後8時から録画放送します。 放送は、いずれも122chです。
-
箕輪町で子育て講演会
0歳から3歳までの子どもをもつ親を対象とした、子育てに関する講演会が4日に箕輪町文化センターで開かれました。 講演会には18人が参加しました。 講師は、南箕輪村の児童発達支援事業所たけのこ園の相談支援員熊谷美喜子さんが務めました。 熊谷さんは、子育てを楽しむことをテーマに、子どもに伝わる叱り方や褒め方などについて話しました。 参加者は、時折メモを取りながら話を聞いていました。 この講演会は、箕輪町が行うすくすく子育て講座の一環として開かれたものです。 次回は親子を対象にした木工教室が開かれます。
-
第21回ちびっこ駅伝大会開催
園児が伊那市の中心市街地を駆け抜けるちびっこ駅伝大会が10日に開かれました。 ちびっこ駅伝大会は、ぎおん祭りの歩行者天国に合わせて、商店主や地元住民で作る伊那まちの再生やるじゃん会が毎年開いているものです。 21回目の開催となる今年は市内の保育園と幼稚園から50チーム、473人が参加しました。 荒井のいなっせ前から山寺の八幡町までの480メートルを8区間に分けて走ります。 園児たちは声を掛け合いながらゴールを目指していました。 商店街には多くの保護者や地元住民が応援に駆けつけ声援を送っていました。 閉会式では、入賞したチームにメダルが送られました。 また歩行者天国には、輪投げやヨーヨー釣りなどの出店が並びました。 かき氷のブースの前には訪れた人たちが涼を求めて列を作っていました。
-
最高気温31.2度 暑い一日
10日の伊那地域の日中の最高気温は31.1度の真夏日で、暑い一日となりました。 昼過ぎの伊那市役所せせらぎ水路の様子です。 多くの親子連れが訪れ、水遊びを楽しんでいました。 長野地方気象台によりますと明日は今日よりも気温が上がり、厳しい暑さの一日になるということです。
-
乳幼児と母親がわらべうたでスキンシップ
0歳から1歳の赤ちゃんと母親を対象にしたわらべうたの教室が、7日、箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで開かれました。 わらべうたの教室には、町内の0歳から1歳3か月の赤ちゃんと母親が集まりました。 講師は、センター職員の岡佐智子さんが務めました。 いろはぽけっとでは、親子のスキンシップと母親同士の情報交換の場として開いていて、この日は布を使った遊びをしました。 歌に合わせて布を赤ちゃんの顔にかけたり広げたりすると、赤ちゃんは声を出して笑っていました。 岡さんは「目と目を合わせてスキンシップをとるとお互いの愛情がしっかり伝わります。小さいうちから心がけて赤ちゃんと良い関係を築くことが大切です。」と話していました。 わらべうたの教室は今後も開かれる予定で、事前の申し込みは不要です。
-
春の高校伊那駅伝全国放送を検討
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が7日伊那市内で開かれ、来年の大会ではBSフジによる全国放送を検討していることがわかりました。 総会では来年40回目を迎える男子大会で記念事業を行うことが発表されました。 その一環としてBSフジによる全国放送が検討されています。 総会で承認を得られたため、今後具体的な話を進めていくということです。 大会の実行委員長を務める白鳥孝伊那市長は、「40回目の記念すべき年に念願の全国放送を実現し、大会を発信していきたい。」と話しました。 その他記念事業では、大会記念モニュメントの作成や歴代優勝校の掲示、大会公式ホームページの作成などが行われるということです。 また、来年の大会の事業計画も示され、春の高校伊那駅伝2017は来年3月19日に行われることが決まりました。
-
ふるさと納税で遊具と本設置
伊那市は美篶出身の草野和幸さんが寄付したふるさと納税を活用し、保育園の遊具と児童向けの本を設置しました。 8日に草野さんが市役所を訪れ白鳥孝市長と懇談しました。 草野さんは、伊那市美篶出身で84歳です。 現在は東京都在住で、空調や電気設備機器の販売などを行う東テク株式会社の代表取締役会長を務めています。 去年の7月に地元美篶の教育振興に使って欲しいとふるさと納税326万円を伊那市に納めました。 伊那市では今年度その寄付金を使い美篶西部保育園と美篶保育園に園児が登って遊ぶ遊具「はっくつクライム」を設置しました。 事業費はおよそ190万円です。 また美篶公民館には、児童向けの本180冊を所蔵した草野文庫が設置されました。 事業費はおよそ50万円です。 白鳥市長から、子供たちに好評だという報告を受けた草野さんは、「自分にできることは微々たるものだが、何かの役に立てれば嬉しい。想いは故郷(ふるさと)にある。」と話していました。
-
七夕 南原保育園で園児が願いごと発表
7月7日は七夕です。 南箕輪村の南原保育園では七夕の行事が行われ、園児が願い事を発表していました。 保育士は「七夕の願い事を書く短冊は色によって違う目的があり、その色の意味に沿った願いを書くといいですよ」と話しました。 その後、織姫と彦星のブラックシアターが披露されました。 南原保育園では、保育園近くの企業から竹をもらい、今週園児が飾り付けをしたということです。 短冊には、将来の夢や保育園で頑張りたいこと、欲しい物が書かれていました。 南原保育園では、8日に竹を燃やす七夕送りを行う予定です。
-
あとわずかで猛暑日 34.3度暑い一日
7日の伊那地域の日中の最高気温は、34.3度まで上がりあとわずかで猛暑日の今年一番の暑さとなりました。 長野地方気象台は、今朝高温注意情報を発令し、熱中症への対策を呼びかけました。 7日の伊那地域は、午後1時35分に最高気温34.3度を記録しました。 伊那市のいなっせ前では、日傘を差したり、上着を脱いだりして暑さをしのぐ人の姿が見られました。 長野地方気象台では今朝、高温注意報を県内に発令し、熱中症への注意を呼びかけました。 午前11時頃撮影した伊那市のナイスロードです。 風がなく暑い日にアスファルトなどの道路で遠くに水があるように見える「逃げ水現象」が発生していました。 上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、駒ヶ根市の78歳の男性1人が熱中症の症状で搬送されたということです。
-
上田建生さんが育てたサボテン展示
箕輪町長岡の上田建生さんが丹精込めて育てたサボテンが、アルプス中央信用金庫箕輪支店で展示されています。 支店内には、上田さんが育てたサボテンおよそ20鉢が並んでいます。 上田さんは、趣味で40年程サボテンを育てていて、自宅にはおよそ200鉢があるということです。 あるしん箕輪支店から「ぜひ展示してほしい」と依頼があり、今回飾ったということです。 上田さんは「トゲが立派なものほど魅力があると言われています。珍しいものもあるので多くの人に見てもらいたいです」と話していました。 サボテンの展示は15日(金)までです。
-
みのわ~れ オープンに向け準備
箕輪町が地域活動支援の拠点としてイオン箕輪店に設置する「みのわ~れ」では9日のオープンに向け準備が進められています。 店内の一画では9日のオープンに向けスタッフがカフェで提供する料理の作り方などを確認していました。 みのわーれの広さは250平方メートルで、カフェの「オアシススペース」にはテーブル席とカウンター席あわせて22席あります。 カフェの隣には、子ども向けの遊び場所もある「ほっこりルーム」が設置されています。 利用料は無料で、マットが敷かれた子供の遊び場や、カーテンで区切ることができる授乳スペースがあります。 また、お湯や水、電子レンジも無料で使用できます。 チェックに訪れた町の職員は子供目線に立って安全性を確認していました。 みのわーれは、9日にオープンし、年中無休で営業時間は午前10時から午後7時です。
-
若者に投票呼びかける啓発活動
今月10日投開票の参議院議員選挙から選挙権の年齢が18歳以上に引き下げられたことを受けて、若い世代にも投票に来てもらおうと、5日、上伊那の大学や短大で啓発活動が行われました。 南箕輪村の南信工科短期大学校では、上伊那地方事務所の職員が、投票を呼びかけるチラシとティッシュを配りました。 主に、18歳と19歳の若者に投票を呼びかけるもので、この日は上伊那の大学や短大、専門学校5か所で一斉に行われました。 8日までは、県内各地で若者に投票を呼びかける啓発活動が実施されるということです。
-
伊那市体育協会ゴルフ部が市に寄付
伊那市体育協会のゴルフ部は3日の伊那市民体育祭で集まった募金を6日伊那市に寄付しました。 この日は、伊那市体育協会ゴルフ部の原年弘副部長ら2人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に募金を手渡しました。 伊那市体育協会ゴルフ部では、毎年この時期に開かれる伊那市民体育祭で市のスポーツ振興のための募金をしています。 今年は、3日に大会が開かれ市内外から183人が参加し、7万8,105円が集まりました。 伊那市では意思を尊重し、寄付金を使っていきたいとしています。
-
全県に食中毒注意報発令
長野県は、この夏第1回目の食中毒注意報を6日から8日までの3日間発令しました。 県では、気温・湿度とも高い気象条件が続いていて、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなっていることから注意を呼びかけています。 食中毒防止のポイントとして、トイレの後や調理前には必ず石けんで手を洗うこと。 まな板や包丁は洗剤でよく洗い熱湯や塩素剤で消毒すること。 購入した食材は早めに冷蔵庫や冷凍庫で保管することなどを挙げています。 なお6日現在、県内では今年度5件の食中毒が発生しています。
-
中国の中学生が春富中で交流
中国の南京育英外国語学校の生徒が、6日に伊那市の春富中学校を訪れ交流しました。 この日は日本の中学校にあたる南京育英外国語学校の生徒と教師40人が教育旅行で春富中学校を訪れました。 生徒たちは、校舎を見学した後、11の班に分かれて各授業に参加しました。 3年1組では英語の授業の中で春富中の生徒が中国の生徒に質問し、答えてもらうビンゴゲームが行われました。 伊那市観光協会では、インバウンド推進事業の一つとして長野県と連携して訪日教育旅行団を受け入れています。 長野県では今年度これまでに31団体を受け入れたということです。 体育館で行われた歓迎セレモニーでは、吹奏楽部の生徒たちが演奏を披露し中国の生徒たちを迎えました。 中国の生徒らは7日に奈良や京都などを観光して、8日に帰国するということです。
-
南アルプス仙丈ヶ岳 高山植物見ごろ
南アルプスの仙丈ヶ岳では、様々な高山植物が見ごろを迎え登山客が花などを楽しんでいます。 登山道の近くには、雪が残っているところもあります。 およそ標高2500mの藪沢小屋周辺ではヤマガラシやゴゼンタチバナなどの花が楽しめます。 北沢峠こもれび山荘の管理人によりますと花は例年より10日ほど早いということです。 国民の祝日山の日が制定されるなど山への関心が高まっていて、4日も多くの登山者が花や景色を楽しんでいました。 馬ノ背ヒュッテ周辺には高山植物を鹿の食害から守る防護柵が設置されていて4日は、市の職員が植生の回復について調査を行いました。 防護柵は平成20年から南アルプス食害対策協議会が設置していて、高山植物の植生が回復しています。 今年は、12日に防護柵の設置作業が予定されています。 標高3000m周辺の岩場にはオヤマノエンドウが群生しています。 伊那市では、「可憐な花がたくさん楽しめるので、仙丈ヶ岳に登ってもらいたい」と話していました。
-
伊那市民プール16日営業開始
16日のオープンに向け、伊那市の伊那市民プールでは清掃作業が行われています。 作業は4日から始まっていて5日は、伊那市と伊那市振興公社の職員7人が清掃を行いました。 水を抜いたプールには、オフシーズン中に泥や落ち葉がたまっていて職員らはスポンジなどを使って取り除いていました。 伊那市民プールの営業は16日から8月22日までです。 夏休み期間中を除き土日祝日のみ営業となります。 昨シーズンは1万5593人が利用しました。 高遠スポーツ公園プールも16日からオープンし、毎週火曜日を除き平日も営業します。 オープン初日の16日は、両施設ともに入場無料となっています。 伊那市では、「今年も暑い夏になると予想されている。友達や家族そろって出かけて欲しい」と話していました。
-
最高気温31.8度 2日連続の真夏日
5日の伊那地域は日中よく晴れ、最高気温は31.8度で、2日連続の真夏日となりました。 春日公園では、日が照りつける中、時折涼しい風が吹いていました。 現在春日公園ではアジサイが見頃となっています。
-
信州大学農学部でりんご・ナイアガラのワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習の一環で育てたりんごとナイアガラで作ったワインの販売が、5日から始まりました。 信大農学部では、毎年、食料生産科学科の2年生が実習の一環でりんごとナイアガラを育てています。 ワインは3年目の取り組みで、醸造は伊那市美篶の伊那ワイン工房に依頼しています。 りんごの品種はフジで、完全に熟した去年11月中旬に収穫し、去年よりやや辛口で香りがしっかりした仕上がりになっているということです。 ナイアガラは、一番香りの強い去年10月上旬に収穫したもので、やや甘口だということです。 りんごワイン・ナイアガラワインともに、720ml入り1,500円です。 数量は、りんごが692本、ナイアガラが472本で、ナイアガラは1人2本までとなっています。 ワインは、信州大学農学部の生産品販売所で購入できます。
-
南アルプス塩見小屋新築オープン
南アルプスの塩見岳山頂直下にある塩見小屋の竣工式が、1日に行われ、関係者が施設の完成を祝いました。 南アルプス塩見岳は、標高3,047メートルで日本百名山の1つに選ばれています。 塩見小屋の新築は、平成26年度からの2か年計画で行われ、宿泊棟が1棟から2棟に増えたことで30人だった定員が40人となっています。 塩見小屋は、1962年に建設されましたが、風雨により倒壊しました。 その後、1967年に再建されましたが、40年以上がたち老朽化が進んでいたため、今回新たに建てられたものです。 塩見小屋管理人を務める岡和宣さんも、施設の完成を喜びます。 塩見小屋の営業は、10月16日までで、素泊まりが1泊5,000円、1泊2食付きが8,500円となっています。 (塩見小屋070-4231-3164) 運営する伊那市観光株式会社によりますと、7月の土日はほぼ満室、8月は週末を中心にすでに予約が入っているということで、利用する際は事前予約を呼び掛けています。
-
高山植物 保護・取締件数減も比率はほぼ横ばい
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が、4日、開かれ、昨年度の踏み荒しなどの保護・取締について、件数は減少したものの取り締まり比率はほぼ横ばいであることが報告されました。 総会では、昨年度の保護取締状況について報告がありました。 件数は、43件少ない259件でした。 これは、保護・指導の従事者が平成26年度と比較して延べ人数で218人減ったためとみています。 そのため、保護・指導を行った延人員に対する取締件数の比率は、平成26年度が14.3%なのに対し、昨年度は13.7%で、ほぼ横ばいとなっています。 具体的な内容として、踏み荒し、禁止区域への侵入が71%をしめ、それ以外にはペットの連れ込みやストックキャップの未使用などがあったということです。 今年度の取り組みについては、立ち入り禁止を示すグリーンロープの設置や周知を図ること、関係団体と協力してポスターを掲示し、踏み荒し防止などの啓発に努めるとしています。 協議会の花村健治会長は、「踏み荒し以外にも、ニホンジカによる食害対策など、各協議会と連携を図って取り組んでいきたい」と話していました。
-
伊那北小の児童がプールでスラックライン
伊那市の伊那北小学校の児童が4日に学校のプールでベルト状のラインの上を歩く新しいスポーツ「スラックライン」を楽しみました。 この日は4年生から6年生合わせて21人がプールに張られた専用のラインの上を順番に歩きました。 スラックラインは、綱渡りを低く短くして誰でも楽しめるよう考え出された新しいスポーツです。 伊那北小学校では今年から児童に新しいスポーツを体験してもらおうとクラブ活動の中で取り組んでいます。 普段は体育館で行っていますが、夏の時期はプールで行います。 この日の伊那地域の最高気温は30.5度で蒸し暑い1日になりましたが、夕方前から雨が降り出しました。 小雨が降る中児童たちは5センチの幅のラインから落ちないよう水上綱渡りを楽しんでいました。
-
松本山雅の選手がサイン会
サッカーJ2松本山雅の選手のサイン会が今日伊那市の長野銀行伊那支店で開かれました。 4日に松本山雅の岩間雄大選手と安藤淳選手が長野銀行伊那支店を訪れ、サイン会を開きました。 会場にはおよそ50人が訪れ、順番にサインをもらっていました。 岩間選手と安藤選手は集まった一人一人にサインした後記念撮影を行っていました。 このサイン会は長野銀行が地域応援活動の一環として開いたものです。 長野銀行では「今後も地域の人たちに喜んでもらえるような企画を計画していきたい」としています。
-
長谷中生徒が地震観測点見学
伊那市長谷の長谷中学校で地震に関する授業と学校近くにある地震観測点の見学が行われました。 1日に長谷中学校の全校生徒36人が授業を受け、地震観測点を見学しました。 講師を務めたのは、茨城県つくば市で地震の観測や研究を行う防災科学技術研究所の主任研究員松原誠さんです。 地震観測点は、地震が起こった時に揺れの大きさなどを観測し、専門機関にデータを送る設備が設置された場所で、全国におよそ3,000か所あります。 伊那市内では下新田や高遠町などに8か所あります。 松原さんは「ここで地震を観測すると、0.5秒でデータが送られ、緊急地震速報などに使われています。」と説明していました。 生徒は初めて見る設備を興味深そうに見学していました。 松原さんは、「身近にある設備のことを知って、地震について勉強してもらいたい。」と話していました。
-
コーラスフェス3団体が出演
那市内などの合唱団が出演するコーラスフェスティバルが3日、伊那市のいなっせで開かれました。 3日は、小学校の合唱団地元コーラスグループ、信州大学OBでつくるグループが出演しました。 コーラスフェスティバルは合唱の普及につなげようとNPO法人クラッシクワールドが開いていて今年で4回目です。
-
戦争体験を後世に 手記朗読会
箕輪町郷土博物館は戦争の体験を後世に伝えようと、「戦争体験手記朗読会」を3日、開きました。 3日は、町内などから25人が参加し、箕輪町内などから旧満州に渡った富貴原郷開拓団に渡った4人の手記を聞きました。 富貴原郷開拓団は、当時の中箕輪村役場を拠点に東箕輪村や箕輪村、現在の伊那市の伊那町、西春近村など10町村で結成し昭和17年から終戦まで300人が満州に渡りました。 箕輪町郷土博物館では開館40周年を記念し2013年に冊子「富貴原郷開拓団の記憶」を作成しました。 3日は、町内の朗読ボランティアサークル「せせらぎ会」が子どもの頃家族と満州へ渡った体験や開拓団の花嫁として満州へ渡った手記を読み上げました。 訪れた人たちは目を閉じて、朗読に耳を傾けていました。 箕輪町郷土博物館では「今後も戦争に関する企画を行い、後世に伝えていきたい」と話していました。
-
大泉まんどの会 大麦選別
南箕輪村の大泉まんどの会は、収穫した大麦とゴミを分ける選別作業を3日行いました。 3日はまんどの会のメンバーおよそ15人が脱穀した大麦を唐箕でモミとゴミに分けました。 会では、お盆の伝統行事「振りまんど」を後世に伝えていこうと、4年前から大麦を栽培しています。 ふりまんどは、束ねた麦わらに火をつけ勢いよく振り回し、先祖の霊を迎えたり、もてなしたりする盆の伝統行事です。 まんどに使うのは麦わらで、副産物として獲れた大麦は、焼酎にして販売したり、会員が自宅で麦茶にしています。 唐箕をかけた大麦は、水の中にいれ浮いた空のモミを取り除き、水洗いしてすくい取っていました。 作業には区内の中学生2人もいっしょに作業を行いました。 まんど作りは8月6日に行い、8月13日と15日に振りまんどを行う予定です。
-
JA伊那支所夏祭り 大流しそうめん
JA上伊那伊那支所の夏祭りが2日行われ、訪れた人たちが長さ40mの流しそうめんを楽しみました。 伊那支所の駐車場には長さ40mの流しそうめん台が設置されました。 そうめんは今回の流しそうめんのために作った特注で、上伊那産の小麦ハナマンテンも使われています。 JA伊那支所の夏まつりは、地域の人たちに農協を身近に感じてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 訪れた人たちは、そうめんを上手にすくって味わっていました。
-
5月の月間有効求人倍率は1.24倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、4月を0.03ポイント下回る1.24倍でした。 5月の新規求人数は1,467人、新規求職者数は769人で、求人倍率は4月を0.03ポイント下回る1.24倍でした。 求人倍率が下がったことについてハローワーク伊那では、4月からの求職者がま だ就職できずに残っていることが要因だと分析しています。 5月の求人倍率は全国が1.36倍、長野県は1.43倍となっていてます。 ハローワーク伊那では雇用情勢について、着実に改善が進んでいると、前月の判断を据え置きました。