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南箕輪中学校と韓国の上一中学校が交流
国際交流教育発展のための覚書を交わしている南箕輪村の南箕輪中学校と韓国の上一中学校の生徒が30日に交流を行いました。
上一中学校の2・3年生25人が、南箕輪中学校を訪れ交流を行いました。
上一中学校の生徒たちは28日に上伊那に到着し、29日は大芝高原や中央アルプスを観光しました。
30日は、10クラスに分かれて2・3年生の授業に参加しました。
2年生の理科の授業では、元素記号カードを引いて、化学式をつくるゲームを行いました。
元素記号や化学式は世界共通で、言葉が通じなくても楽しめます。
カードゲームを一緒にした南箕輪中学校の生徒は。
3年生の美術の授業では、自画像を描きました。
上一中の生徒は、鏡を見ながら色鉛筆などを使い描いていました。
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箕輪町の教諭 保育士が夢をTOCO-TON語る会
箕輪町の学校や保育園での課題や将来像を語りあうイベント「私の夢をTOCO-TON語る会」が28日、町文化センターで開かれました。
28日は町内の小中学校の教諭と保育士およそ40人が参加しました。
参加者は4つのグループに分かれ、それぞれが学校や保育園での課題や、将来像などについて話し合いました
参加者からは「自分に委ねてもらえた、という経験が子どもの自主性を育むと思う」「様々な大人との出会いが生まれる環境づくりが大切だ」といった意見が出されました。
このイベントは、子ども達が自ら学び方を選び、自己実現できる「ウェルビーイング実践校TOCO-TON」の取り組みの一環で開かれました。
箕輪町内のすべての小中学校は長野県教育委員会からこの実践校に、去年12月に指定されました。
県教育委員会の武田育夫教育長は、「子どもは大人になるための準備期間ではなく、子どもらしく過ごすための時間です。子どもらしく過ごせる箕輪町であってほしい。」と話しました。
箕輪町教育委員会によりますと今後は、やまほいくや総合的な学習の時間の深堀と拡大を図り、保育園や小中学校の垣根をこえた学習の導入を行っていくということです。
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高遠第2・第3保育園 安全祈願祭
老朽化により建て替えられる、伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の安全祈願祭と起工式が28日に行われました。
28日は伊那市や施工業者など40人が出席し、安全祈願祭と起工式が行われました。
新しい園舎は老朽化のため取り壊された旧園舎跡地に建て替えられます。
園舎は、鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積は、およそ529平方メートルです。
内装には近くの山から切り出したスギやサクラの木材を活用するということです。
総事業費はおよそ4億5,900万円です。
新しい園舎の完成は2026年3月を予定しています。
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箕輪中学校で気候変動を学ぶ講演会
ゼロカーボンシティ宣言から3年目を迎える箕輪町で、箕輪中学校の生徒を対象にした気候変動に関する講演会が27日開かれました。
講演会では、NHKエンタープライズ エグゼクティブプロデューサーで、気候変動をテーマに多くのドキュメンタリーを制作した堅達京子さんが話をしました。
堅達さんは地球温暖化の影響による自然災害の増加などを紹介し「産業革命前と比べて世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えることが地球の防衛ライン。二酸化炭素を排出しない新しい社会への変化が必要だ」と話していました。
この講演会は、ゼロカーボンシティ宣言から3年目となる今年、生徒に改めて気候変動について理解を深めてもらおうと、町発足70周年記念事業の一環で箕輪町と町教育委員会が開きました。
27日は箕輪中学校の1年生と3年生合わせて約400人が話を聞きました。
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長谷中生徒と大人が給食で交流
伊那市長谷の学校給食に、地元産野菜を供給、仲介している「麦わら帽子の会」は27日、長谷中学校で、生徒と給食を食べながらの交流会を初めて開きました。
この日は交流会を企画した麦わら帽子の会の髙橋隆文さんと、伊那市で活動する様々な業種の4人が、長谷中学校の給食を食べながら全校生徒と交流しました。
この交流会は、生徒に様々な人生や生き方について大人と話す機会を持ってもらおうと、麦わら帽子の会が初めて開いたものです。
企画した麦わら帽子の会は、給食に地元産の野菜や米を供給、仲介している団体です。
現在は米が100%長谷産です。
交流会は長谷の給食を知ってもらうとともに、一緒に食べる生徒にも人生の選択肢を広げてほしいと企画しました。
交流会に参加した大人は、髙橋さんが呼びかけました。
麦わら帽子の会では今後も交流会を続けていくとしています。
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高遠町 進徳館の日
高遠藩の藩校「進徳館」の教育の精神を受け継いでいこうと、伊那市高遠町で進徳館の日の行事が24日に行われました。
24日は伊那市の伊藤徹副市長や市の教育関係者らが五聖像に拝礼しました。
進徳館は1860年に高遠藩の当時の藩主内藤頼直が創設しました。
伊那市では進徳館の精神を現代にも生かしていこうと毎年、進徳館の日の行事を行っています。
また、高遠スポーツ公園文化体育館では、剣道大会が開かれました。
大会には市内の20チームと個人、あわせておよそ190人が出場しました。
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高校生3年生が産業視察
就職を考えている上伊那などの高校3年生の生徒と教職員を対象にした産業視察が26日行われました。
産業視察には上伊那の高校など12校から約440人の生徒と教職員が参加しました。
進路選択に役立ててもらおうとハローワーク伊那などが企画したものです。
集合場所の春日公園第2駐車場からバスで出発し18のグループに分かれて上伊那の製造業や建設業など36の事業所を視察しました。
このうち化学製品の製造、販売を行っている南箕輪村の大明化学工業株式会社を訪れたグループは、担当者から仕事の内容などについて説明を受けていました。
担当者はスライドを使いながら「会社では水をきれいにする浄水材の原料を作っています。全国に出荷していて主な納品先は東京都です。」などと話していました。
高校生の就職については7月1日から企業の求人票が公開され、学校からの推薦が9月5日に始まり、内定がでるのは9月16日からとなっています。
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柴さん 箕輪町芸術文化振興功労賞 受章祝賀会
令和元年・2019年に、箕輪町の芸術文化振興功労賞を受章した柴 登巳夫さん81歳の受章祝賀会が、25日、ながた荘で開かれました。
祝賀会は、新型コロナウイルスの影響で、延期となっていました。
柴さんは、古田人形芝居保存会で50年以上にわたり活動を続けてきた功績などが認められ、令和元年に箕輪町から芸術文化振興功労賞を受けています。
祝賀会には、古田人形芝居保存会のメンバーも出席し、柴さんの太夫で、人形芝居を上演しました。
柴さんは、「50年ほど前、古田人形に取り組み始めたときには、戦前からの古老が残るだけで存続は難しい状態だった。そこから、人形を修理し、技術を習得してきた。今後も体の許す限りがんばっていきたい」と話していました。
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箕輪西小4年 ヒノキの苗を植樹
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、みどりの少年団の活動の一環で、ヒノキの苗木を23日に植えました。
23日は、4年生16人が、学校近くにある上古田区の区有林にヒノキの苗木25本を植えました。
上古田の住民有志で作る西山会のメンバーや上伊那森林組合の指導を受けながら、植樹をしました。
児童は、根がしっかりと張るように土を踏み固めていました。
箕輪西小では1979年から森に親しみ環境への理解を深めてもらおうと、みどりの少年団の活動を毎年4年生が行っています。
4年生は今後、間伐や枝打ちなどの作業も行う予定です。
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箕輪学 教育素材発掘研修
箕輪町の歴史・文化などの教育素材を教員に知ってもらうための研修会がきょう箕輪中学校で開かれました。
研修会では町郷土博物館の柴秀毅館長が町内の文化財や名所を題材にした「箕輪学かるた」の解説をしました。
箕輪町では町内の各校で子どもたちがふるさとについて学ぶ「箕輪学」を行っています。
研修会は新たに町内の小中学校に赴任した教員に、町について知ってもらおうと年に1度開かれています。
後半は2班に分かれて、水利施設や去年リニューアルオープンした町郷土博物館を見学しました。
参加した教員は「子どもたちに興味を持ってもらえる手ごたえを感じた。総合学習で役立てたい」と話していました。
研修会にはおよそ70人が参加しました。 -
戦場カメラマン渡部さん講演
戦場カメラマンでフォトジャーナリストの渡部陽一さんの講演会が伊那市の伊那文化会館で21日開かれました。
渡部さんは、20歳の時に訪れたアフリカで内戦で負傷した子供たちを目の当たりにし、戦場の現状を伝えようとカメラマンになりました。
講演で渡部さんは「戦争では幼い命が当たり前のように奪われている」と話し、「2003年のイラク戦争では劣化ウラン弾が使用され、戦後に生まれた子供たちに失明や白血病などの健康被害が出ている。第二の戦争が続いている」と話していました。
講演会は、上伊那の教職員でつくる公益財団法人上伊那教育会の研修会「仰望の日」の中で行われ、およそ800人が訪れました。
会長で南箕輪小学校の校長の松﨑善幸さんは「今年は戦後80年。平和の尊さを忘れず、教師としての人間性や専門性を高めていきましょう」と話していました。
会員発表では美篶小学校の田村栄作さんが、満蒙開拓青少年義勇軍の歴史などについて話をしました。
田村さんは「戦後80年となり、高齢化により遺族会の活動や地域の慰霊碑の管理が難しくなっている。
今だからこそ、戦争歴史や平和の尊さを伝え続ける事が大切だ」と話していました。
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伊那美術協会100周年で記念講演
伊那美術協会100周年記念講演会が17日、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれました。
講演会では伊那食品工業株式会社の最高顧問、塚越寛さんが、「父の面影」と題して伊那美術協会創立時の会員だった、父親の塚越栄一さんについて話をしました。
会場には塚越栄一さんの絵も展示されました。
伊那美術協会はその前身の黒百合会が大正13年1924年に発足し、その後別の絵画グループ、ソリッカ協会と統合し昭和8年1933年に設立されました。
現在は約120人の会員が活動しています。
講演会は伊那美術協会が開いたもので会場には約130人が集まりました。 -
手良小5年生 田植え
伊那市の手良小学校5年生の児童が学校の田んぼで20日に田植えをしました。
この日は児童14人が広さおよそ2アールの田んぼに苗を植えていきました。
JA上伊那の職員や保護者も児童のサポートに集まりました。
児童は田んぼに張られた紐の目印に合わせて、一列ずつ丁寧に植えていました。
手良小学校では毎年5年生が1枚の田んぼで半分ずつうるち米ともち米を育てています。
稲刈りは9月上旬を予定していて、150kgほど収穫できるということです。
11月に収穫祭を行い、おにぎりや餅にして味わう他、給食にも使われるということです。
手良小学校では「米を作る大変さを知ることで、感謝の気持ちを持ってほしい」と話していました。 -
第10回同塵会展 絵画24作品並ぶ
上伊那の絵画愛好者による作品展「第10回同塵会展」が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には同塵会の会員が描いた、油絵やアクリル画、水彩画などの作品24点が並んでいます。
同塵会には現在、上伊那地域の10代から80代までの絵画愛好者18人が参加していて、年に一回、展示会を開いています。
共通のテーマなどは設けず、各々が自由な題材、画風で作品を描いています。
同塵会幹事の天野マサカツさんは、蓮の花の油絵を出展しました。
展示会は、23日(金)まで開かれています。
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カメラリポート 天竜川の通船
明治時代の盃です。
天竜川通船業 迅速勉強
開始披露 と記されています。
天竜川通船を明治時代末期まで行った伊那市坂下の中村奥治郎が、開業を祝い配ったものです。
伊那市坂下の飯田線踏切近くにある中村さん宅。
中村奥治郎の子孫にあたり、今でも大切に当時から伝わる資料を保管しています。
水量が豊富な天竜川では、江戸から明治にかけて、交通・輸送の重要な手段として、舟で人や物を運ぶ通船が行われていました。
天竜川は、岡谷市の釜口水門から伊那谷、愛知県をかすめ、静岡県の遠州灘に注ぐ延長213キロ、日本全国9位の長さです。
下る舟は、川の流れにまかせ、上流に上げるには、帆を張り、人力も使いました。
帆を張って上げるのは、春先から夏ごろまでが多く、下流から吹き上げる風が最もよかったようです。
伊那谷からの下り荷は、米、大豆、漆、柿、酒など、遠州からの上り荷は、砂糖、塩、綿、煮干し、海老、みかんなどでした。
辰野町平出から飯田市時又までの天竜川。
午前7時15分辰野朝日橋を出た舟は、8時35分伊那町大橋着。
時又を目指して南に下っていきます。
午前7時15に辰野を出発した舟が飯田市時又に着くのは、午後3時。およそ8時間の船旅でした。
大洪水があった1904年、明治37年以降孤軍奮闘した中村奥治郎でしたが、1906年、明治39年5月末に通船は途絶えます。
天竜川上流に白帆の影は消え、今では、観光舟による川下りが残るのみとなっています。
天竜川通船の歴史は、江戸時代以来、挑戦、開業、休業、廃業の繰り返しでした。
陸上交通がない時代、遠州まで下る天竜川の存在は、大きな魅力だったにちがいありません。 -
伊那西小学校 児童製作の映画を絵本に
2021年度に当時の伊那西小学校の4年生が製作したショートムービーを基にした絵本が完成しました。
絵本のタイトルは森のえほん「5人の小人と森の宝」です。
2021年度に当時の4年生6人が学校林の魅力を伝えるためにストーリーを考え製作した映画が基となっています。
フルカラーの32ページです。
絵は伊那市のイラストレーター芦たくみさんが担当しました。
基となった映画は、およそ8分間あり、学校林を舞台に、魔女から小人たちが盗まれた宝を取り戻すという物語です。
13日は、当時の4年生で、映画を製作した現在伊那中学校2年生の生徒に完成した絵本が贈られました。
絵本の出版を企画した元地域おこし協力隊の石田健祐さんです。
14日は伊那西小学校で贈呈式が行われ、石田さんから全校児童76人に1冊ずつ贈られました。
絵本は田舎暮らしモデル地域の補助金を活用して100冊作り、発行は伊那市役所地域創造課が行いました。
絵本の題字は現在の4年生から募集し、4つの中から選ばれました。
背表紙には4つの題字も掲載されています。
絵本はおよそ1年かけて完成したということです。
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伊那新校 校名案募集を7月から
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名案募集が7月から始まります。
13日は、伊那合同庁舎で伊那新校再編実施計画懇話会が開かれました。
伊那新校は、2028年度の開校を予定しています。
校名案募集は、7月から8月の1か月程度、インターネットと郵送などで行います。
両校の在校生と教職員、懇話会の委員は全員参加するほか、地域住民からも募集します。
校名案は、両校のこれまでの歴史や伝統がイメージされ、生徒が誇りを持てるものであることなどとしています。
一次選考は、長野県教育委員会と両校の教職員でつくる伊那新校設立準備委員会が行い、数点に絞り込みます。
絞り込んだ校名を一般に公開し投票を10月頃に行います。
投票結果などを参考に、候補名を決定し、年内の懇話会で報告を行うということです。
募集時期については、県教育委員会のホームページで周知するということです。
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箕輪町公民館大学・教室 開講式
箕輪町公民館の大学、学級の合同開講式が、町文化センターで14日に行われました。
開講式には、今年度受講するおよそ80人が出席しました。
箕輪町公民館の大学、学級は学びながら地域の人々の交流を深めるために公民館が開いているものです。
今年度の受講生は、2年制のふきはら大学が14人。3年制のふきはら大学院が29人。
大学院を修了した人が受講できるけやき学級が24人。
成人男性が対象のおやじ学級が21人、成人女性が対象のなでしこ学級が21人で、総受講者は109人です。
箕輪町公民館の市川英明館長は「つながり、やりがい、あなたらしさを、大学・学級での活動を通して見つけてほしい」と話しました。
受講者を代表してふきはら大学院3年の藤枝久美子さんが挨拶しました。
大学、学級はおおむね月に1回講座を開き、受講生が自分たちで決めたテーマを学んでいきます。
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伊那市の川柳作家 川合大祐さん句集出版
伊那市東春近在住の川柳作家川合大祐さんの3冊目となる句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」が今月7日に出版されました。
伊那市東春近の川柳作家、川合大祐さん51歳です。
7日に自身の3冊目の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」を出版しました。
砂漠から巨大舞妓が立ちあがる
落盤のあとから白湯がおもしろい
鉄下駄をためし買いする雨の日々
ガチャピンに追われて投げる目つぶし粉
ゴダールの画面のそとにぐりとぐら
17章あり、架空のキャラクターを詠み込んだ章や、殺人事件のストーリー仕立ての連作になっている章など、バラエティに富んでいます。
4年間で書き溜めた3万5千句の中から2,025句を厳選しました。
川合さんは、2001年から川柳を作り始めました。
川合さんは「現代川柳をポップなカルチャーとして楽しんでほしい。川柳というと風流ですねとか、堅苦しいと思われるんですが、斬新なエンターテイメントとして楽しんでいただければ」と話していました。
川合さんの現代川柳の句集「ザ・ブック・オブ・ザ・リバー」は、336ページ税抜き2,200円で、全国の書店やネットショップなどで購入できます。
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上戸水神様 地鎮祭
伊那市西箕輪の上戸環境保全会は、今年度から4年間かけて水神様が祀られている森を区民が憩える場所に整備します。
11日は、地鎮祭が行われました。
地鎮祭には、区民などおよそ50人が出席しました。
西箕輪は昔、水に恵まれない土地だったということです。
住民が明治30年から大正9年までの23年をかけて、長さおよそ1キロの横井戸を掘り、上戸に水田を開いたということです。
水神様はその記念として祀られました。
上戸環境保全会では、長い間手入れがされていなかった水神様周辺およそ2,000平方メートルを国の補助金を活用して整備することにしました。
またこの場所の愛称を区民から募集し、「人と樹」としました。
11日は、伊那フィルハーモニー交響楽団による奉納演奏が行われました。
ほかに、餅投げが行われ賑わいをみせていました。
上戸環境保全会の鈴木好実代表です。
今後は区民が協力し4年かけて整備していく予定です。
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ミニコンサート・石工ガイドが展示解説
伊那市の高遠町歴史博物館は企画展「高遠石工 守屋貞治の美意識」の関連イベントとして、ミニコンサートと石工ガイドによる展示解説が10日に行いました。
ミニコンサートは1階ロビーで開かれ、伊那フィルハーモニー交響楽団のメンバーが、バイオリンやヴィオラ、チェロによる弦楽四重奏を披露しました。
歴博では生の演奏を通して、歴史や文化を感じてもらおうと去年からミニコンサートを開いています。
10日はクラシック4曲を演奏しました。
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第15回山水会展 絵画約50作品が展示
伊那市や箕輪町の水彩画愛好者による「山水会展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画を中心とした16人の作品およそ50点が展示されています。
「山水会展」は絵画教室「月友会」の会員の作品展です。
月友会には、現在60代から80代を中心とした17人が所属していて、週に1回、伊那市のくぬぎの杜に集まり、風景画や静物画などを描いています。
会員の中には、全国展に出展する人もいるということです。
作品展は、会員の作品の発表の場として年に1回開いていて、今回で15回目です。
「山水会展」は、15日(木)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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工藤さん個展「光と幻想の息吹」
辰野町在住の洋画家工藤ひろしさんの個展「光と幻想の息吹」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には近作を含む42点が展示されています。
こちらは今回の個展に向けて描き上げた油彩画「天駆ける」です。
夕暮れ時の西駒ヶ岳の思い出を基に雲と光を描いたもので、大きさは縦1.8メートル、横2.2メートルあります。
会場には、映画や小説からインスピレーションを得たものや、カラスに自分の悩みや希望を投影し描いたものなどが並んでいます。
工藤さんの個展「光と幻想の息吹」は8日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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旧馬島家住宅で五月人形展
伊那市高遠町の県宝・旧馬島家住宅で、五月人形展が開かれています。
伊那市民俗資料館内にある旧馬島家住宅には、五月人形や兜飾り、幟旗など108点が飾られています。
五月人形は旧馬島家の所蔵品や市内の家庭から寄贈されたものです。
幟旗は明治から昭和にかけて、紙製の押絵の五月人形は明治から大正につくられたものです。
五月人形展は6月15日まで開かれています。
入館料は一般が200円、高校生以下は無料です。
旧馬島家住宅の庭に咲く、シバザクラが現在見頃を迎えています。
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伊那西小児童 マラソンコース整備
伊那市の伊那西小学校の児童は、学校林にあるマラソンコースの整備を1日に行いました。
この日はグループごとに分かれ、作業をしました。
マラソンコースに生えている草を刈ったり、地面から飛び出ている木の根っこを抜いたりしていました。
伊那西小では週に2回、学校林の中にある800メートルのマラソンコースを走っています。
この整備は、2019年まで地域の人が行っていました。
2021年からの新型コロナの影響で整備されなくなり、当時の6年生が声を上げ、児童たちが自ら整備するようになりました。
この日はほかに、コースに設置する看板を新しくしました。
伊那西小学校では「整備作業を通して、道具の使い方や自然について学べる良い機会になっている」と話していました。
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中尾歌舞伎 三六災害をテーマにした演目披露
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春季公演が、中尾座で29日に行われ、三六災害をテーマにしたオリジナルの演目が13年ぶりに披露されました。
今回の演目は、中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」です。
1961年(昭和36年)に伊那谷で起きた豪雨災害を題材にしています。
幕末の農村を舞台にしていて、長雨による土石流で、兄の忠勝は、妹を亡くします。
10年後、再び同じような土石流が起こり、忠勝が村や 家族を守るという物語です。
大蛇を土石流に見立てていて、大蛇との立ち回りのシーンでは、歓声とお捻りが飛び交っていました。
この演目は、災害の教訓を後世に残そうと、元国土交通省天竜川上流河川事務所長で、国土交通省砂防部長の草野愼一さんが原作・脚本を担当しました。
中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」は、121chで5月3日(土)午後2時からほかで放送します。
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高遠中学校 運動記録申請数1位で表彰
長野県教育委員会が実施する、運動種目の記録をWEB上で競い合う「ながのスポーツスタジアム」の申請数で伊那市高遠町の高遠中学校が昨年度の県内の中学校で1位となりました。
30日は、高遠中学校で表彰式が行われ、長野県教育委員会の武田育夫教育長から感謝状が贈られました。
学校には、長野県PRキャラクターのアルクマもお祝いに駆けつけました。
ながのスポーツスタジアムは、2008年度から仲間と協力して記録にチャレンジしたり、体を動かす楽しさを知ってもらおうと県教育委員会が実施しています。
記録はWEB上で申請することができます。
高遠中学校では、体育の授業で全クラスが対象6種目のうち、なわとびの8の字跳びと連続ジャンプの2種目で記録にチャレンジし、その都度申請しました。
昨年度は32回申請を行い、参加した中学校およそ20校の中で中学校の部最多の1位となりました。
これまでは、記録に対しての表彰でしたが、取り組んだ回数が多い学校も評価しようと今回、初めて表彰を行いました。
県教育委員会では、今回を機会に「ながのスポーツスタジアム」を知ってもらい多くの学校に参加してもらいたいとしています。
また、小学校の部では高遠北小学校が申請回数20回で2位となりました。
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上伊那吹奏楽祭 20団体が演奏
伊那地域の小学生から一般の吹奏楽団体による第14回上伊那吹奏楽祭が27日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
上伊那吹奏楽祭は上伊那吹奏楽連盟が開いたもので20団体が出演しました。
伊那市の春富中学校吹奏楽部は演奏に動きを加えたマーチングを披露していました。
一般では、伊那市消防団音楽隊と伊那市民吹奏楽団が初めての試みとして合同で演奏を披露しました。
上伊那吹奏楽連盟の小林孝行会長は「小学生から大人まで地域の吹奏楽団体がほぼ全て参加するというスタイルは全国的にも貴重なもの。震災やコロナといった大きな障害あったことを心に刻みつつ続いてほしい」と話していました。
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地域の魅力再発見 東春近ハイキング
伊那市の東春近公民館が主催する恒例行事、東春近ハイキングが27日に行われました。
午前8時40分に、およそ50人が東春近公民館を出発しました。
ハイキングは今回で41回目となり、東春近の恒例行事となっています。
毎年コースを変えていて、この日は東春近北部の、榛原や原新田方面を歩きました。
途中、天白社などに立ち寄り、地元の自然や歴史に触れていました。
およそ9キロの道のりを2時間かけて歩きました。
東春近公民館では「地域の再発見や住民同士の交流の場になればうれしい」と話していました。
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箕輪町 親子で楽しく体を動かす「親子で運動あそび」
箕輪町の子育て支援センター いろはぽけっとが主催する、未就園の親子で楽しく体を動かすイベント、「親子で運動あそび」の今年度最初の回が22日に開かれました。
今日は、1歳から3歳までの子どもと、その保護者8組が参加しました。
講師を務めたのは、伊那市、箕輪町、辰野町で子ども向けの運動教室、「そら運動教室」を開いている篠原忍さんです。
今日は、歌に合わせて親子で行う手遊び、ハイハイでの競争やトンネルくぐりなどを行いました。
最後は、カラフルなシートを使って全員で遊びました。
親子で運動あそびは今回を含めて全6回開催されます。
次回は6月10日火曜日です。