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伊那小6年礼組が御子柴艶三郎を熱演
伊那市の伊那小学校の6年礼組の児童は明治時代に私財を投じて荒井に水脈を見つけた御子柴艶三郎を描いた演劇を7日伊那文化会館で公演しました。 会場には保護者など130人ほどが訪れました。 伊那小学校6年礼組は4年生の時に御子柴艶三郎について勉強したことをきっかけに地域住民などに話を聞くなど調査をしてきました。 御子柴艶三郎について広く一般に伝えたいと自分たちで台本を書き学区内の5地区で公演を行っています。 今回の公演は伊那文化会館の25周年事業の一環として行われたものです。 物語は三部構成となっていて、今回はダイジェスト版を公演しました。 児童らは村のために水脈を見つけようとする艶三郎を熱演していました。 完全版は来年3月に伊那文化会館で卒業公演として上演されます。
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秋の気配 スズムシ人気
JA上伊那箕輪町支所で、5日、スズムシの無料配布が行われ、秋を求める人たちが次々に支所に訪れていました。 配布は支所の営業開始となる午前8時半から行われスズムシを目当てに次々に訪れていました。 スズムシの無料配布は、箕輪町支所が独自に毎年行っているもので、5年ほどになります。 箕輪町支所管内の組合員が育てているもので、例年と同じ1000匹、200人分が用意されました。 一つの籠に4匹入っていて、支所内には涼しげな鳴き声が響いていました。 オスとメスの両方が入っていないと鳴かないということで、訪れたひとは中身を吟味して、籠を受け取っていました。 スズムシの配布は今年も好評で、午前中にはほぼ終了したということです。
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西箕輪小・中合同避難訓練
伊那市の西箕輪小学校と西箕輪中学校の合同避難訓練が6日、中学校校庭で行われました。 訓練は震度7の地震が発生したという想定で行われ、小学校では、9時52分に緊急地震速報が流れました。 速報が鳴ると児童は一斉に机の下に身を隠していました。 1分後、クラスごと、指示に従い整列して無言で校庭へと避難して、逃げ遅れがいないか人数の報告をしていました。 また、中学校では午前10時に緊急地震速報が流れ、校庭へ避難をしました。 緊急を要する場合は、このまま帰宅になるため、児童と生徒は学校単位ではなく、各地区に分かれて、生徒が児童の面倒を見ることになっています。 西箕輪中学校の宮澤和徳校長は、「大きな地震や火事などがあった場合、小学生は中学生のお兄さんお姉さんを頼りにしてください」と話していました。 最後は各地区ごと生徒が児童を小学校の玄関まで送り届けていました。 また今日は隣にある西箕輪保育園でも避難訓練が行われ、中学校校庭へ避難していました。
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第18回みのわ美術展 8日まで
日本画、洋画、彫刻、工芸の作品が並ぶ、みのわ美術展が、4日から箕輪町文化センターで始まりました。 会場には、56点が展示されています。会員が研鑽を積み重ねてきた作品の発表の場にしようと毎年開かれていて、今年で18回目になります。 会の活性化を図ろうと公募も行っていて今年は6作品が選ばれました。 みのわ美術会の中澤達彦会長は「新しい感覚を取り入れて若い人にも興味を持ってもらいたい」と話していました。 第18回みのわ美術展は8日(日)まで箕輪町文化センターで開かれています
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森の音楽祭in春近郷
伊那市東春近で活動している音楽団体が集まる森の音楽祭イン春近郷が1日殿島城址公園で開かれました。 森の音楽祭は、東春近の暁野区にある殿島城址公園で毎年開かれていて、今年で7回目になります。 地域で活動する音楽団体の日頃の練習の成果を発表してもらい、地域の人たちが音楽に触れ合う場にしようと公民館などで組織する実行委員会が開いています。 この日は、フラダンスや詩吟、合唱サークルなど12団体が歌や演奏、踊りを披露しました。 このうち東春近小学校合唱クラブは、2曲を歌いました。 4年以上の歌の好きな児童が毎朝練習しています。 「美しき天然」は、昔サーカス団が演奏していたという曲で、毎年音楽祭を訪れている人からのリクエストです。 「ふるさと」は、NHKコンクールの課題曲で、澄んだ歌声が城址の森にこだましていました。 訪れた人たちは、口ずさんだり手拍子をとるなどして楽しんでいる様子でした。
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東春近小レコードコンサート
古きよきアナログの音の世界を子どもたちにも知っておうと伊那市東春近小学校の理科教諭が企画したレコードコンサートが、8月28日、小学校の体育館で開かれました。 28日夜は、東春近小の児童や一般100人ほどが、会場に足を運びました。 レコード盤を知らない子ども達が多いと知った東春近小の理科教諭2人が、市内のオーディオ専門店や、東京にあるオーディオ機器メーカーの協力を得て開きました。 コンサートでは、同じ曲をレコードとCDで流し、アナログとデジタルの音の違いを聞き比べたり、音が出る電気の仕組みが紹介されました。 企画した理科教諭の一人、北澤 夏樹教諭は、「音の鳴る仕組みは物理やものづくりにも関係する。理科は素敵な世界の入り口だと感じてもらえればうれしい」と話していました。
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伊那節大会・ふるさと芸能祭
伊那節のうたごえを競う唄い手コンクールと、上伊那各地の伝承芸能団体が踊りを披露するふるさと芸能祭が1日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、長野県を代表する民謡のひとつ、伊那節を次世代に歌いついでいきたいと、上伊那の伝承芸能団体で組織する実行委員会が2年に1度開いています。 唄い手コンクールには、高校生から70代まで、上伊那を中心に県内各地から36人が参加し、自慢のうたごえを披露しました。 それぞれ1番のみを歌いましたが、その歌詞は自由となっていて、自分の好きなものや地域に歌い継がれる歌詞を歌っていました。 最優秀賞には、伊那市の堀田 弘子さんが選ばれました。 第二部のふるさと芸能祭では、伊那市長谷のざんざ節保存会や、美篶の下県かっぽれクラブなど6団体が、踊りを披露しました。
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花とライオン児童合唱音楽賞受賞
全国の優秀な合唱団に贈られる、花とライオン児童合唱音楽賞を受賞した、いな少年少女合唱団は東京で開かれた贈呈式で音楽賞運営委員らを前に歌声を披露しました。 8月30日に東京で贈呈式が行われ、団員らおよそ30人が出席しました。 花とライオン児童合唱音楽賞は童謡作家の小黒恵子さんが設立した児童合唱音楽振興基金が選考、運営しているものです。 今年で18回目となり、毎年優秀な児童合唱団1団体が表彰されています。 贈呈式では小山つね子運営委員長から賞状や盾のほか助成金100万円が贈られました。 いな少年少女合唱団は、その音楽性の高さに加え、音楽を通じたボランティア活動の実施などが評価されました。 これまでの受賞団体は関東を中心とした大規模な合唱団で、今回の受賞は長野県では初となります。 会長の北沢理光さんは、地方の小さな団体が受賞したことは、今後の活動の励みになると話します。 団長で高校2年大前美沙子さん。 中学1年で入団した大前さんは8月に団長になったばかりで、団員のまとめ役を担います。 賞の名称は「花のように美しく、ライオンのようにたくましく音楽に親しんでほしい」との願いが込められています。 いな少年少女合唱団では受賞を機にさらに地域の音楽文化発展に貢献していきたいとしています。
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小出太鼓 打DA鼓が3位入賞
第16回日本太鼓ジュニアコンクール長野県予選大会が1日箕輪町文化センターで開かれ、上伊那からは、伊那市西春近の小出太鼓打DA鼓が3位に入りました。 打DA鼓は、「打楽」という組太鼓でエントリーし、県内各地から参加した12団体中、3位に入り健闘しました。 優勝したのは、北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会です。 「化心」という曲で躍動感あふれる演奏を披露しました。 信濃国松川響岳太鼓子供会は、来年3月に福島県で開かれる全国大会に県代表として出場することが決まりました。 地元のみのわ太鼓保存会ジュニアチームは、「暴れ天龍黄金飛沫」という曲を15人で演奏しました。 残念ながら3位以内に入ることはできませんでした。 太鼓のジュニアコンクール長野県予選大会は、今回で16回目になります。 審査委員長は、「演奏は格段に上達した。楽しみながら、めりはりをつけたたくともっと良い」と講評しました。 会場は立ち見も出る盛況ぶりで、訪れた人は、迫力ある太鼓の音色に聞き入っていました。
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園児・児童がお化け屋敷で交流
伊那市の富県保育園と富県小学校の交流会が2日、富県保育園で開かれました。 保育園と小学校の交流は3年前から始まっていて年間を通して農作物づくりや水泳など様々な事を行っています。 2日は、8月30日に保育園で行われた夏まつりで年長園児が行った、お化け屋敷を富県小の1年生が体験しました。 園児はお面やマントなどでお化けに扮して児童を脅かしていました。 お化けのトンネルの中には手作りのお化け人形や、保冷剤などが吊るされていて、児童が悲鳴をあげていました。 体験した児童は「暗くてとても怖かった」また、園児は「上手に脅かすことができた」と話していました。 次回の交流は今月開かれる運動会になるということです。
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東部中生徒会が祖父母に感謝会
地域のお年寄りを招いての、「祖父母に感謝する会」が31日、伊那市の東部中学校で開かれました。 東部中学校生徒会が地域のお年寄りに学習の成果を見てもらおうと毎年開いているもので、今年で48回目になります。 3年生の実行委員長安江渓太くんは「日頃の感謝の気持ちを伝えるとともに、東部中の様子を見てもらいたい」と挨拶しました。 会では、学年ごとの合唱や学習発表、また部活の発表が行われました。 その中で、演劇部の発表では笑いの起きる場面もありました。 合唱部の歌の発表では「故郷」が歌われ、祖父母も一緒に歌っていました。 最後は吹奏楽部による演奏で会場は盛り上がっていました。
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伊那小学校恒例のPATバザー
伊那小学校伝統のPTAバザーが31日、伊那小学校体育館で開かれ、会場は多くの人で賑わいました。 会場には、児童やPTAなどが25店を出店しました。 伊那小学校のPTAバザーは、家庭で使わなくなった雑貨の販売や、児童の総合学習の発表の場として毎年開かれています。 総合学習の販売エリアでは、子どもたちが手作りしたものなどが店頭に並び、多くの人が買い求めていました。 このうち、5年敬組では草木染めのコースターやのれんを販売したほか、体験コーナーも設けられ、訪れた人達がハンカチなどを赤や黄色に染めていました。 体験した人は「きれいな模様が出て良かった」などと話していました。 バザーの収益は子どもたちの学習環境の整備に充てられることになっています。
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高遠高校文化祭「兜陵祭」あすまで一般公開
伊那市高遠町の高遠高校文化祭「兜陵祭」が31日から始まりました。 生徒玄関前には、全校制作のモザイクアートが展示されています。 写真はクラスマッチなどのイベントで撮影されたもので、およそ3,000枚が使われています。 体育館では、福祉コースによるキッズ王国が行われ、輪投げや風船プールが設けられました。 キッズ王国では、図書委員による紙芝居の読み聞かせも行われ、子どもたちは耳を傾けていました。 高遠高校の文化祭「兜陵祭」はあすも一般公開が行われ、時間は午前11時から午後2時半までです。
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中尾歌舞伎9年ぶり熱田神社で公演
伊那市無形民俗文化財に指定されている中尾歌舞伎。10月12日に、国重要文化財の熱田神社で9年ぶり2度目となる公演を行ないます。 29日夜は、伊那市長谷の中尾座で歌舞伎保存会のメンバーが、10月の公演に向けて練習を行っていました。 今回の演目は、「人情噺(にんじょうばなし)文七元結(ぶんしちもっとい)」。中尾歌舞伎が得意とする演目のひとつです。 これは、平成16年に、熱田神社でおこなわれた公演の様子です。悲劇を演じることが多い中尾歌舞伎の演目の中で、文七元結はコミカルな部分もありハッピーエンドの演目です。
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世界ジオパーク登録へ初会合
南アルプス世界自然遺産登録推進協議会のジオパーク推進部会による、「ジオパーク登録検討委員会」の初会合が26日、伊那市創造館で開かれました。 これは、南アルプスの世界ジオパーク登録を推進するために開かれたもので、長野、山梨、静岡の三県から関係者およそ25人が参加しました。 26日はその中から、17人の委員に委嘱状が白鳥孝ジオパーク推進部会長から手渡されました。 この後行われた初めての会議は非公開で行われ、委員長に静岡大学理学部特任教授の増沢武弘さんが選ばれました。
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講演会「父、新田次郎と私」
百周年記念事業の一環として遭難事故を題材にした山岳小説で映画にもなった「聖職の碑」の作者、新田次郎の次男、藤原正彦さんによる講演会が25日箕輪町文化センターで開かれました。 お茶の水女子大学名誉教授の藤原さんは作家としても活動しています。 講演会では「父、新田次郎と私」という演題で話をしました。 藤原さんは「父は学校卒業後、気象台に入り富士山頂で越冬しながら気象観測を行っていた。 その時の経験が後に山岳小説を書くうえで役にたったと思う。」と話していました。 また「太平洋戦争末期、満州に渡り気象観測を行っていた際、ソ連侵攻にもかかわらず逃げずに、軍事機密扱いだった観測情報を処分し捕虜になった。」として「気骨のある人だった。」と話していました。 会場にはおよそ500人が集まり藤原さんの話を熱心に聞き、「聖職の碑」を書いた新田次郎の人柄に触れていました。
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パネルシアター研修会
箕輪町図書館による幼児から小学生向けのパネルシアター研修会が22日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 研修会には箕輪町のボランティアや学校関係者などおよそ30人が参加しました。 淑徳短期大学講師の藤田佳子さんがつとめ、幼児から小学生向けのパネルシアターの仕組みと演技方法を中心に実演を交えて説明しました。 藤田さんは「遊びだけではなく授業に取り入れることが出来る、英語を交えると遊びながら自然と英語が学べる」と話していました。
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上伊那農業高校に伊那中生徒が体験入学
来年の春卒業を予定している中学生を対象にした体験入学が24日、南箕輪村の上伊那農業高校で行われました。 24日は、上伊那地域の中学3年生およそ440人が集まりました。 上農高校には、4つの科があります。 体験入学は、それぞれの科の授業を体験することで今後の進路選択の参考にしてもらおうと行われているものです。 中学生らは、11のコースに別れそれぞれ20分ずつ体験しました。 このうち生産環境科では、地面を掘削するのに使うバックホーや、トラクターなどの運転を体験しました。 他に園芸科学科では、学校で栽培しているトルコギキョウを使ってコサージュを作りました。 県立高校の入学試験は、前期選抜が来年2月6日に、後期選抜は来年3月11日に行われる予定です。
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西澤 由美子さん水彩画展
伊那市高遠町在住の西澤 由美子さんのカラフルで、空想的な水彩画展が、信州高遠美術館で開かれています。 高遠町在住の西澤さんは、現在56歳。40歳の頃から、時間を見つけては趣味で絵を描き始めました。 個展を開くのは今回2回目で、高遠美術館では初めてです。 会場には10年ほど前に描いたものから近作まで、22点が並んでいます。 身近にあるものや、友達から聞いたストーリーなどを膨らませて、浮かんできたイメージを絵にしていくという西澤さん。 地元高遠をイメージして描いたという絵もあります。 西澤由美子さんの水彩画展は、9月1日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
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南信協同チケット招待者は交換へ
24日に予定されていた伊那文化会館附属劇団南信協同の公演が中止となったため、伊那文化会館は、招待していたい~なちゃんカードなどの利用者に対し、公演チケットをそれに変わるチケットと交換します。 伊那文化会館は、開館25周年事業として、伊那市の電子マネー「い~なちゃんカード」と駒ヶ根市の電子マネー「つれてってカード」の利用者200組、400人を、附属劇団南信協同の公演「熱海殺人事件」に招待していました。 しかし、劇団員が急病になり、24日と25日に予定されていた公演が急遽中止となりました。 今回、南信協同のチケットを、来年2月の信州農村歌舞伎祭、今年10月からの東山魁夷収蔵品リクエスト展、来年3月までのプラネタリウム一般投影番組のいずれかのチケットと交換するとしています。 伊那文化会館では、開館25周年を記念して地域に還元したいとの思いから、カードを発行する2つの組合は、今回の招待券事業を重要な戦略と位置づけていることから、南信協同の公演に変わるものを提供し地域に貢献したいということで一致したということです。 チケットの交換には南信協同の「熱海殺人事件」のチケットが必要です。チケットの交換は伊那文化会館などで24日から可能です。
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南小児童が農業用水路見学
南箕輪小学校の4年生の児童は、身近な農業用水路について学ぼうと23日西天竜幹線水路を見学しました。 農業用水路の見学会は、県が毎年開いているものです。 上伊那の4つの小学校が対象で初回となったこの日は、南箕輪小学校の4年生60人が西天竜幹線水路の主要箇所をまわりました。 このうち南箕輪村久保にある円筒分水工では、上伊那地方事務所の職員が水路の概要や円筒分水工の役割を説明しました。 円筒分水工は、水田の面積に応じて、各水路に正確な比率で水を分けるよう工夫されています。 職員は、水争いを解決するために作られたことや水路上に35箇所もあり日本最大規模であることなどを説明すると児童は、必死にメモをとっていました。 ある児童は、「社会科の授業で農業用水について勉強しだしたところなので、実物を見ることができて実感がわいた」と話していました。
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伊那街道の歴史学ぶ
地域の歴史を知ることでその継承につなげていく勉強会が18日南箕輪村で開かれました。 勉強会は南箕輪村の久保区が開いたもので区民およそ30人が参加しました。 講師を務めたのは村文化財専門委員会の松澤英太郎さんで参加者は区内を通る伊那街道を歩きながらその歴史について話を聞きました。 伊那街道は主に江戸時代に整備されたもので中山道の塩尻宿から伊那谷を通り東海道に合流する街道です。 途中、湧水が出る蟹清水と呼ばれる場所では通行人がここで水をくむなど休憩場所になっていたことが説明されていました。 久保区では今後も地域に残る歴史の勉強会を開くことにしていてその継承に務めていくということです。
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津野祐次さん 南アルプスの写真を伊那市に寄贈
長谷在住の山岳写真家、津野祐次さんは、7月に初めて南アルプスの赤石岳に登って撮影した写真2枚を伊那市に寄贈しました。 22日、津野さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に写真2枚を贈りました。 津野さんは、南アルプスの北部に位置する仙丈ケ岳などの撮影をライフワークにしていて、赤石岳周辺での撮影を行ったのは今回が初めてです。 贈られたのは、荒川前岳で撮影した「花畑と赤石岳」と小赤石岳で撮影した「霧に霞む荒川前岳」の2枚です。 津野さんは、今年7月中旬に3日間かけて赤石岳を含む周辺6峰の撮影を行いました。 来年南アルプスが国立公園に指定されて50周年を迎えることから豊かな自然を多くの人に見てもらいたいと、2009年に亡くなった伊那市の山岳写真家、中山秀幸さんが撮影していた赤石岳周辺の撮影を決意したということです。 白鳥市長は、「南アルプスの素晴らしさを、写真を通しても発信していきたい」と話していました。 贈られた写真は、道の駅南アルプス村はせのビジターセンターなどに展示するということです。
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高遠おやきの会 園児と手作り
伊那市高遠町の主婦でつくる高遠おやきの会は21日近くの保育園でおやき作りをしました。 21日は高遠おやきの会の会員4人が高遠第一保育園を訪れ、年長園児18人とおやき作りをしました。 園児に郷土食を知ってもらおうと保育園が依頼し初めて行ったものです。 高遠おやきの会は伝統食を後世に伝えていこうと去年発足し、手作りのおやきを地域のイベントなどで販売しています。 園児は生地を伸ばしてあんこを包んでいきました。 10分ほどで蒸しあがると、園児はできたてのおやきのにおいをかいでいました。 作ったおやきは、おやつに園児全員で味わいました。
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春富土地改良区が農業用水路の水源
伊那市春富土地改良区は東春近地区と富県地区の農業用水路について知ってもらおうと10日、施設水路親子視察会を開きました。 視察会は毎年この時期に開かれていて、今回は夏休み中の小学生とその保護者、およそ25人が参加しました。 春富土地改良区で管理している幹線水路の延長は23kmで、かんがい面積、およそ840haの水源となっています。 この日は、富県ふるさと館を出発して水源の高遠ダムまでをさかのぼりました。 春富土地改良区理事長の織井秀夫さんは、「住人の皆さんに農業用水路の水がどのような経路で来ているのかを知ってもらえるいい機会になった」と話ていました。
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今年度からの教職員が上農高校で農業体験研修
今年4月から上伊那の小中学校で働いている教職員を対象にした、農業体験研修が7日、上伊那農業高校で行われました。 この日は、今年度から市内の小中学校に赴任している21人の教員が、研修を受けました。 これは教育委員会などで作る上伊那初任研推進委員会と上伊那校長会が毎年行われています。 野菜栽培の研修では、上農高校の生徒に教わりながらブロッコリーやハクサイの種を蒔きました。 初任研推進委員会では、教職員自らが農業体験をすることで、指導力の向上に繋げてほしいと話していました。
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あさみちゆきさん伊那でコンサート
伊那市の観光大使を務める歌手のあさみちゆきさんが10日、伊那市の伊那文化会館でコンサートを開きました。 あさみさんが伊那市でコンサートを開くのは今年で7年目です。 あさみさんは、東京都の井の頭公園の歌姫と呼ばれています。 公園ライブであさみさんのファンになった伊那市の会社役員の紹介をきっかけに2007年から毎年伊那まつりに参加するなど関係を深めています。 この日はあさみさんの歌を聴こうと、およそ700人が来場しました。 コンサートの中で、来年4月に移転が決まっている児童養護施設たかずやの里の移転建築費用に役立ててもらおうと、埋橋良和理事長に目録が手渡されました。 今回のコンサートチケット代やCDの売上の一部だということです。 あさみさんは「伊那市はとても良いところでもっと力になりたい。子どもは地域のみんなの子どもという気持ちです」と話しました。
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上農高校の盆花市あす開催
南箕輪村の上伊那農業高校で、12日の盆花市で販売する花の準備が11日行われました。 11日は生徒およそ90人が花束を作りました。 盆花市は上農高校の伝統行事で、今年で61回目です。 今年は開花が早かったことから、8月初めから収穫を始め、冷蔵庫に入れ調整してきたということです。 花はアスターや小菊など5種類で、全校生徒で育てたものです。 花束は500束用意され、500円で販売されます。 上農高校の盆花市はあす朝9時から伊那市の伊那北駅前広場といなっせ多目的広場の2会場で開かれます。
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川村葵山さん・あつみさん 箏と尺八のコンサート
尺八と箏の演奏家川村葵山さんとあつみさん夫妻のコンサートが伊那市のいなっせで11日開かれました。 川村葵山さんとあつみさん夫妻は、祖父母が伊那に住んでいることが縁で、今回初めて伊那市でコンサートを開きました。 コンサートでは、葵山さんが今日のために作曲した「伊那によせて~2013夏~」など5曲が演奏されました。 この曲は伊那の情景や幼い頃遊びに来た思い出をイメージしたということです。 葵山さんは、「伊那の皆さんに感謝と伝統的な楽器の素晴らしさを伝えたい」と話していました。
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セミの抜け殻で環境変化を調査
セミの抜け殻から地球温暖化による環境の変化を調べるイベントが10日、伊那市内で開かれました。 イベントは、長野県環境保全研究所が去年から県内各地で開いているもので、上伊那では初めてです。 10日は、伊那市を中心に親子7組20人が参加しました。 地域に生息するセミの種類を調べることで、身近な自然に地球温暖化の影響がどのように表れているかを調査していこうというものです。 参加者らは、伊那市の春日神社を訪れ、木の幹や地面に落ちているセミの抜け殻を探しました。 中には1人で30個以上見つけた児童もいました。 創造館に場所を移し、採取した抜け殻を観察してセミの種類を判別していきました。 およそ30分で137個を採取し、最も多かったのは県内の広い範囲で生息しているヒグラシの抜け殻でした。 西日本の暖かい地域に多く生息していて、近年温暖化の影響で北上しているとされているクマゼミの抜け殻は見つかりませんでした。 県環境保全研究所では、セミの抜け殻の他にも草木や鳥などを対象に季節ごとの変化について調べていくとしています。