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住宅リフォーム 10万円を補助
南箕輪村は、4月1日から、住宅リフォームの費用、10万円を補助します。
これは、14日に開かれた、村議会全員協議会で村が説明したものです。
補助は、南箕輪村に住み、村税などの滞納がない人が受ける事ができます。
補助の対象となる工事の条件は、▽村内の個人住宅の増築、一部改築、修繕、設備改修工事である事、▽工事費用が30万円以上である事▽村内に本社を置く業者が施工する事などです。
補助金の額は10万円で、4月1日から適用されます。
このリフォーム補助は、地域経済の活性化を目的した緊急経済対策として行うもので、南箕輪村は、新年度予算に300万円を計上しています。 -
伊那市 災害対応を報告
伊那市は16日に開かれた、伊那市議会総務委員会の協議会で、市としての災害対応について報告しました。
市の報告によりますと、これまで市役所で受け付けた義援金は、15日午後6時の時点で476人、634万3,552円となっているという事です。
伊那市では、13日に福島県会津若松市と猪苗代町に職員を派遣し救援物資を届ました。
今後は、24日と30日に職員4人と給水車などを岩手県宮古市へ派遣するという事です。
また、JRバス関東の一部で15日からまびき運転を実施している事が報告されました。JRバス関東によりますと、高遠線と藤沢線で(月)から(金)の平日について土日・祝日ダイヤで運行していますが、通学に大きな影響がでないよう、本数を増やしてしているという事です。 -
放射線量は健康に影響なし
県は今回の大地震によりおきた、福島での原発事故を受け長野市で放射線量を測定しました
その結果、長野市での放射線量は健康に影響はないと発表しました。
県では、現在放射線量の測定を行っているのが、長野市に限られていることから、小諸市、松本市、諏訪市の3か所でも簡易測定をおこなうとしています。
県では「測定の結果、放射線量はただちに健康に影響を及ぼすものではない」として住民に冷静に対応するよう呼び掛けています。 -
市区3派、郡区3派が出席
任期満了にともなう長野県議会議員選挙の立候補届出説明会が16日、伊那合同庁舎で開かれ、伊那市区、上伊那郡区ともに、すでに立候補を表明している3派ずつが出席しました。
南信地区を対象に開かれた説明会には諏訪から飯田までの立候補を予定している25派が出席しました。
このうち伊那市区、上伊那郡区ともに立候補を表明している3派が出席しました。
説明会では立候補に関する手続きなどについての説明が県選挙管理委員会などからありました。
今月28日には立候補届け出書類の事前審査が予定されています。
県議選は来月1日告示、10日投開票となっています。 -
東日本大震災 派遣の伊那市職員戻る
東日本大震災で、友好提携都市の福島県会津若松市へ災害応援隊として派遣されていた伊那市の職員が、活動を終えて14日、市役所にもどりました。
会津若松市に派遣されたのは、伊那市の職員5人です。
救援物資を被災地に届け、14日午後5時ごろ、伊那市役所にもどりました。
応援隊は、酒井茂副市長に、現地での活動を報告しました。
応援隊は、「会津若松市は、一部、建物が壊れるなどしていたが、大きな被害はなく、市民の生活は正常にもどっているようだった」と話していました。
今後、原子力発電所の事故の影響で、会津若松市では千人ほどの避難者の受け入れを想定していて、届けられた救援物資は、この避難者の受け入れに活用されるということです。 -
災害派遣医療チームDMAT 被災地での救助活動終了
伊那中央病院の災害派遣医療チームDMATは、被災地での救助活動が終了し、14日、伊那市に戻りました。
救助活動を行ったのは、地域救急医療センターの畑谷芳功部長と看護師2人、業務調整員2人の5人です。
病院前では、職員が5人を出迎えました。
DMATが派遣されたのは、岩手県の大船渡市です。
現場は津波による建物の倒壊など被害が大きかった地区で、5人は災害拠点病院での重傷患者の治療や避難所で被災者の健康状態の管理などを行ったということです。
伊那中央病院では、長野県看護協会からの要請を受け、被災者の心のケアを行う災害支援ナース2人を20日に派遣するということです。 -
農林部と商工観光部 設置へ
伊那市は来年度から、産業振興部を分割し、「農林部」と「商工観光部」を設置する方針です。
16日の伊那市議会総務員会で条例改正案が賛成多数で可決されました。
伊那市は、観光、農林振興にそれぞれ重点的に取り組むため、今回の組織再編を行います。
新設される農林部の部長には、国から派遣される農林水産省の職員が就く予定です。
伊那市では、国や県に関わる課題が多く、パイプ作りのために職員派遣を要請したとしています。
農林部と商工観光部は、本会議で条例改正案が可決されれば、4月1日から設置されます。 -
春の高校伊那駅伝中止へ
伊那市は14日、東日本大震災の影響により、20日日曜日に予定されていた春の高校伊那駅伝の開催を中止すると発表しました。
男子34回、女子27回を数える伊那駅伝は全国から男子95チーム、女子67チームの合わせて162チームが参加することになっていました。 -
伊那消防組合の援助隊第一陣が活動報告
東日本大震災の被災地へ派遣された伊那消防組合の緊急消防援助隊の第一陣が14日、伊那市に戻り、白鳥孝組合長に現地の状況などを報告しました。
伊那市役所で派遣された5人が白鳥組合長に任務の内容、現地の状況などを報告しました。
援助隊第一陣のメンバーが派遣されたのは、津波などで大きな被害のあった宮城県塩釜市です。
現場では、現地の消防隊の指揮の下、急病患者などの搬送作業にあたったということです。
救急隊の有賀晋隊長は「駅の前に家が流れ、テレビで見た恐ろしい光景が目の前にあった。水没する場所が日によって違い、現地の人に聞きながら行ったが、たどり着けない場所もあった」と話していました。
現地の状況について、援助隊第一陣の木下広志隊長は「凄まじい被害。現地の人たちが「ごくろうさま」と声をかけてくれるがいたたまれない気持ちになった。早く状況が回復して普段の生活に戻ってもらえたら」と話していました。
白鳥組合長は「しっかり休んで、通常業務や次の派遣に備えてもらいたい」と話していました。
伊那消防組合では、すでに援助隊の第二陣が13日に出発していて、第一陣に引き続き、宮城県塩釜市で救援活動を行っているということです。 -
みのわ祭り予算700万義援金にしたい考え示す
箕輪町の平澤豊満町長は、今年のみのわ祭りを中止し、関連予算700万円を東日本大震災の被災地へ義援金として届けたい考えを示しました。
14日、町議会3月定例会が開かれ、冒頭、議員や理事者、職員全員が、犠牲者の冥福を祈り黙とうを行いました。
その後行われた挨拶で平澤町長は、今年のみのわ祭りを中止し、関連予算700万円を義援金として届けたい考えを示し、「被災者の気持ちになり厚い支援をしていきたい」と話しました。
祭り開催については、早いうちに実行委員会を開き、決定したいとしています。 -
木下氏拡大役員会~伊那市区~
長野県議会議員選挙、伊那市区に立候補を表明している現職の木下茂人さんの陣営は13日、伊那市内で後援会の拡大役員会を開きました。
伊那市区には定数2に対し現職2人、新人1人が立候補を表明しています。
このうち5期目を目指している現職の木下茂人さん陣営は13日、伊那市美篶の上大島地域交流センターで後援会の拡大役員会を開きました。
会場には支援者などおよそ150人が集まりました。
木下さんは「地域の課題となっている福祉・医療の充実や若者の定住対策、農林業の振興に力を入れていきたい」と訴えていました。 -
南箕輪村行政評価 来年度から新組織で
南箕輪村は村の行政評価について、外部の専門家を含めた評価組織を来年度設置する事を決めました。
これは、来年度から5年間の行革の基本施策を定めた、「南箕輪村第5次行政改革大綱」に示されているものです。
村民と行政の協働の村づくりを進める南箕輪村は、これまで行政評価をむらづくり委員会が行っていました。
しかし、より専門的な立場から継続的に評価する組織が必要として、経理に詳しい人など専門家と住民代表を含めた新たな評価組織を設置する事にしました。
新しい組織では、行革、環境保全、滞納整理など、村が行う事務事業が効率的、効果的に行われているかなどを評価します。 -
寺平氏事務所開き~上伊那郡区~
長野県議会議員選挙上伊那郡区に立候補することを表明している、新人の寺平シュウコウさんの陣営は12日、箕輪町内で事務所開きを行いました。
上伊那郡区には定数2に対し現職2人、新人1人の3人が立候補を表明しています。
このうち、出馬表明をしている新人の寺平シュウコウさん陣営は箕輪町内で事務所開きを行いました
箕輪町松島に設けられた選挙事務所には支持者およそ40人が集まりました。
寺平さんは「信州型事業仕分けを推進し、県の財政の改善に向け議員報酬の半減させることが必要」と訴えました。 -
伊那市 親善交流市町に職員派遣
伊那市は親善交流を締結している、東日本大震災で被災した福島県の猪苗代町と会津若松市に職員を派遣し、救援物資を届けます。
13日は、伊那市役所で派遣される職員の出発式が行われました。
猪苗代町では、軽傷者が一人、建物被害は全壊・一部倒壊合わせて160戸、避難者数は100人。
伊那市から職員が6人派遣される他、毛布100枚、飲料水10リットル60本、その他食料が送られます。
会津若松市では、死者1人、負傷者11人、建物被害は全壊1棟、一部倒壊が多数でていて、避難者数は80人となっています。
伊那市からは、職員5人が派遣される他、毛布200枚、飲料水10リットル30本、その他食料が送られます。
出陣式で白鳥孝市長は「市民の気持ちを背負い、同じ日本人としてきちんとした対応が取れるようがんばってきて下さい」と激励しました。
派遣期間は、猪苗代町が15日まで、会津若松市が14日までを予定しています。 -
河川整備計画に関する公聴会
辰野町から中川村までの天竜川水系の河川整備計画について、県が一般からの意見を聴く公聴会が8日に伊那合同庁舎で開かれました。
長野県伊那建設事務所は、原案で、天竜川と小沢川を優先的に整備を行なう河川と位置づけています。
この原案に対し、8日は、4人が1人5分の持ち時間で意見を述べました。
小沢川の整備に関しては、「上流部分にも安定した状況でない箇所がある」として整備の充実・継続を求める声がありました。
優先的な整備河川には指定されていない小黒川に関しては、「全域を測量し、災害発生個所を特定して欲しい」と整備計画に盛り込むよう要望がありました。
同じく優先的な整備河川に位置づけられていない大沢川に関しては、「床下浸水を何代にもわたり繰り返している。」などとして、写真などを示しながら上流域での整備計画策定と河川改修の早期実施を求めていました。
大沢川については、下流域に関しても整備を求める声がありました。
今回示された河川整備計画原案は、この日出された意見や要望を検討し、更に学識経験者の意見を反映させ、4月以降にまとめられることになっています。 -
伊那の児童公園遊具 7月末までに工事完了
伊那市は、市内68ヶ所の児童公園にある遊具のうち、使えない、または、改修が必要とされた遊具について、7月末までに、改修や撤去を終了したい考えを11日示しました。
伊那市によると、今年度、市内の遊具の安全性について診断したところ、市内の児童公園の68ヶ所のうち、66箇所で、63%の遊具が、使えなかったり、改修の必要があることが分かりました。
伊那市では、危険が予想された遊具にシートをかけるなどして使えない状態にしていました。
伊那市では今年度、1800万円の予算を計上していて、6月末までに、49箇所の児童公園で、75基については改修・更新工事を、21基については、撤去工事を行います。
また、残りの17箇所については、来年度、県の補助を受け、1670万円かけて改修を行う予定で、7月末までに工事を終了したいとしています。 -
白鳥市長 工場用地造成について答弁
10日の伊那市議会3月定例会の一般質問では、契約書を交わす前に市がNECライティングの工場用地を造成したことに対し、議員から指摘があり、白鳥孝市長は、「市の誘致用の工業団地として造成した」と答えました。
NECライティングは、伊那市で工場の増設などを検討していて、そのための補助も市から受けていましたが、一方的にそれを断念しました。
これについて議員が、「NECライティングが一方的に白紙撤回をした一番の根拠は不動産売買契約書を取り交わさなかったこと。市は正式な文書を取り交わさずに工場用地の造成を始めた」と指摘しました。
これに対し、白鳥市長は、「NECが新たな事業展開を断念した時期は、まだ誘致交渉の段階だった」とし、契約書を取り交わす前に用地の造成を始めたことについては、「NECライティングが工場を建てようとしていた用地は市の既存の工業団地と隣接していた。そのため誘致用の工業団地として、市が先行取得して造成した」と答えました。 -
夜光反射材を全戸配布へ
今年に入って交通死亡事故が多発している事をうけ、南箕輪村は、村内全ての世帯に夜光反射材を配布します。
これは、9日に開かれた村議会一般質問で、唐木一直村長が答えたものです。
配布されるのは、幅4センチ長さ130センチの肩にかけるタスキタイプの反射材で、黄色、青、緑の3色があります。
村ではタスキを4千本つくり、
区に加入している村内全ての世帯に配布します。
予算約55万円は、村交通安全協会と折半します。
伊那警察署管内では、今年2月、3件の交通死亡事故が発生していて、うち2件は、夜間に発生しています。 -
白鳥市長「センター方式ありきでない」
伊那市の白鳥孝市長は、学校給食施設について、センター化ありきではないとして、総合的に検討する委員会を今後設置する考えを9日に示しました。
市議会一般質問で、給食施設のあり方についての議員の質問に答弁したものです。
白鳥市長は、「給食施設は、集約して複数校の給食を調理するセンター方式ありきではない。初期投資や人件費、ランニングコスト、食育、子育て支援など様々な視点から総合的に検討していきたい」と述べ、各学校で調理する自校方式も視野に入れた給食施設の検討委員会を設置する考えを示しました。
伊那市の給食施設については、西箕輪小学校と中学校の西箕輪調理場や伊那小学校の調理場が特に老朽化していることから、5年前の行革審議会の答申に基づいて、伊那中、伊那西小、西春近北小も含めた西部地区の給食を集約して調理するセンター化方式が検討されてきました。
白鳥市長は、取材に対し、「給食は、安全で美味しく、よりコストがかからない方式が一番」と話しています。 -
伊那市が民事調停申し立てへ
伊那市は、伊那工場を閉鎖したNECライティング株式会社に対し、補助金の返還を求める民事調停を長野簡易裁判所に申し立てることを9日市議会に追加提案しました。
伊那市がNECライティングに対し返還を求めるのは、平成18年度から21年度にわたる補助金1億5,888万7,000円です。
伊那市によりますと、NECライティングは、市の請求に対し、「補助金の対象となった設備が稼動していた年度に関し交付されていたものであり、さかのぼって返還する義務はない。要望に応えることは困難」としていて、双方の主張は平行線でした。
伊那市は、当事者同士の解決が困難として、司法の判断を求めるのが適当とし、民事調停の申し立てを行いたい考えです。
NECライティングに補助金返還を求める民事調停の申し立てについては、委員会審査を経て、3月定例会最終日の18日に採決される予定です。 -
松くい虫被害 上伊那減 伊那増
平成22年度の松くい虫被害は、平成21年度に対し、上伊那全体では、17パーセント減となるものの、伊那市では、10パーセント増となる見通しであることがわかりました。
9日に伊那合同庁舎で開かれた上伊那地方松くい虫防除対策協議会で、今年度の被害状況や今後の対策などが示されました。
今年度の被害量は、上伊那全体では、4,586立方メートルで、平成21年度に対し17パーセントの減となる見通しです。
しかし、伊那市は、1,908立方メートルで、21年度に対し、10パーセントの増が見込まれます。
上伊那地方事務所林務課では、伊那市には、被害対象となる松林が多く存在していることや、防除対策が追いついていないことなどを主な要因にあげています。
現在上伊那地域では、辰野町を除くすべての市町村で松くい虫被害が確認されています。
去年10月には、南箕輪村田畑で確認されました。
また、標高800メートル以上では、被害は継続的に発生しないとされていますが、西箕輪地区で去年10月に発生が確認されました。
協議会では、被害区域での被害木の早期発見・早期駆除の徹底などを確認しました。
協議会会長の小松大八林務課長は、「終わりのない事業だが、日々の取組みによって蔓延を防止できる」として関係機関の協力を求めていました。 -
箕輪町で来月から病児保育スタート
箕輪町は来月1日から、保育園などでは受け入れられない病気の子どもを預かる病児・病後児保育をスタートします。
市町村として病児保育に取り組むのは、上伊那で初めての試みです。
これは8日に開かれた箕輪町議会3月定例会の一般質問で議員の質問に平澤豊満町長が答えたものです。
病児・病後児保育は、保育園などでは受け入れることができない病気の子どもや、回復期の子どもを預かるサービスです。
町が住民を対象にニーズ調査を行ったところ、保育園に子どもを通わせている保護者の42%から病児・病後児保育への要望があったことから、予算案を今議会に提出しました。
病児・病後児保育は南箕輪村と一緒に取り組む計画で、市町村として病児保育に取り組むのは、上伊那では初めてです。
施設は、すでに職員の子どもを対象とした病児保育に取り組んでいる箕輪町の上伊那生協病院の施設を利用します。
対象となるのは、1歳から9歳の子どもで、最長で7日間、利用することができます。
利用料は1日3千円、利用時間は午前8時から午後6時までの予定です。
今議会の承認・可決を経て、実施していくことになっています。 -
セーフコミュニティ推進室設置へ
箕輪町は、4月1日付で、新たにセーフコミュニティ推進室を設置する予定です。
これは、7日開かれた、町議会3月定例会の一般質問の中で、議員の質問に対し、平澤豊満町長が答え明らかにしました。
箕輪町では、平成24年5月を目標に世界保健機関が定めるセーフコミュニティの認証取得を目指しています。
推進室は4月1日付で、総務課内に設置され、町の危機管理や安全管理等を幅広く担当する事になっています。
室長には、3月末で長野県警を退職する警備部長が就任する予定です。
平澤町長は「組織を固め、認証に向け取り組んでいきたい」と話していました。
別の議員からは、来年度から新たにスタートする、「元気はつらつみのわの大先輩事業」について質問がだされました。
外出支援金や、みのちゃんバスの乗車料金無料、ポイントによる地域通貨などのサービスを受けるには、高齢者クラブに入会が前提となっている事について、入会者とそうでない人では、行政サービスに不公平が生じるのではとの意見が出されていました。
平澤町長は、「ケースバイケースで対応すると共に、なぜ高齢者クラブに入会しないのか、分析していきたい」と答弁していました。 -
向山氏事務所開き~伊那市区~
長野県議会議員選挙、伊那市区に立候補することを表明している、現職の向山公人さんの陣営は6日、伊那市内で事務所開きを行いました。
伊那市区には定数2に対し、現職2人、新人1人の3人が立候補を表明しています。
このうち、4期目を目指し出馬を表明している現職の向山公人さん陣営は6日、伊那市中央に設けられた後援会事務所で事務所開きを行いました。
会場には、支援者などおよそ170人が集まりました。
向山さんは、「長谷、高遠を含め伊那市全体が発展する為には、市の東西を結ぶ幹線道路の整備や、県工科短期大学の誘致、上伊那の医療を充実させる事が必要」と訴えていました。 -
南箕輪村地産地消推進計画案を答申
南箕輪村の農と食の審議会は2日、村の地産地消推進計画案について唐木一直村長に答申しました。
農と食の審議会の三澤澄子会長らが村役場を訪れ、唐木村長に答申しました。
計画は、地産地消を進めるために村が初めて策定するもので、来年度から平成27年度までの5年計画です。
計画案では、取り組みとして、保育園と学校の給食への地元農産物利用の拡大、村民への地産地消の意識付けなどを挙げています。
また推進体制について、営農センターを中心に関係者が協力して推進するとしています。
唐木村長は、「答申に基づき、積極的に推進したい」と話していました。
村では、近く計画を策定するということです。 -
市が36議案を提出
伊那市議会3月定例会が2日開会し、市側から36議案が提出されました。
開会にあたり白鳥孝伊那市長は、厳しい財政状況の改善が最重要課題だとしたうえで、「財政健全化プログラムの進行管理を厳格に行うとともに、下水道事業経営健全化計画、土地開発公社経営健全化指針などと一体となって健全な行財政運営に努めていかなければならない。」とあいさつしました。
今議会には、伊那市独自の消費生活センターの設置に関する条例改正案など36議案が提出されています。
伊那市議会3月定例会は17日間の日程で9日から11日まで一般質問、18日に委員長報告、採決が行われます。 -
県議選告示1か月前
任期満了にともなう長野県議会議員選挙の告示まで1か月。
2日は上伊那郡区の状況をお伝えします。
上伊那郡区は定数2に対しこれまでに3人が立候補を表明しています。
立候補を表明しているのは、現職3期目で共産党の小林伸陽さん67歳。
当選回数2回で現職、自民党の垣内基良さん61歳。
無所属、新人で前の箕輪町議会議員、寺平シュウコウさん36歳の3人です。
小林さんは、長野県のさらなる改革と無駄な事業の徹底した見直し、雇用の拡大に力を入れたいとしています。
自然エネルギーの開発など新産業の育成や医療、福祉の充実による雇用拡大、住宅改築への補助など生活福祉型の公共事業の実施などを主な公約に掲げています。
垣内さんは、県と町村を結ぶ政治、景気対策に力を入れたいとしています。
住民の気持ちが上向きになるような景気対策、農業や平野部の 安全、日本の原風景を守るための中山間地域の整備、住民の生活環境を守るための公共事業の実施を主な公約に掲げています。
寺平さんは、阿部知事の進める改革を支え政治とカネの癒着を断ち、県政直結、対話の政治に力を入れたいとしています。
上伊那交通革命による雇用確保、信州型事業仕分けによる行政改革、環境にやさしい農業などを主な政策に掲げています。
前回の県議選上伊那郡区は、小林さんと垣内さん以外に箕輪町の清水洋さんと宮田村の小原勇さんの4人が出馬し垣内さんが1万2,995票、小林さんが1万2,073票、清水さんが1万1,745票、小原さんが1万1,229票でした。
上伊那郡区は立候補を表明している3人以外に表立った動きはありません。 -
県議選告示1か月前
任期満了にともなう長野県議会議員選挙の告示まで1か月。
1日は伊那市区の状況をお伝えします。
伊那市区では定数2に対しこれまでに3人が立候補を表明しています。
立候補を表明しているのは、現職4期目で無所属の木下茂人さん75歳。
現職3期目で創志会の向山公人さん68歳。
無所属で新人の三石佳代さん34歳の3人です。
木下さんは若者の定住対策や広域医療体制の整備、農業振興などに力を入れたいとしています。
TPPや信州型事業仕分けに対する議論の必要性、県公衆衛生専門学校や上伊那医師会附属准看護学院の充実、県工科短大の誘致などを主な政策に掲げています。
向山さんは、中小企業融資制度の支援など産業振興と雇用対策に取り組むとしています。
また南北地域間格差解消による地域振興や、伊那市の一体化を図る幹線道路網の整備、高齢者などを地域で支えていくための医療と福祉の充実を主な政策として掲げています。
三石さんは、スポーツ、レジャー産業の振興により、地域経済の改善を目指すとしています。
重点政策として、雇用対策や観光開発のほか、鉄道整備、水田、森林の有効活用、商店街の活性化などにより、交流と活気ある街づくりに取り組むとしています。
前回平成19年の県議選伊那市区は、木下さんと向山さん、井口純代さんの3人が出馬し、木下さんが1万4,062票、向山さんが1万2,268票、井口さんが7,523票でした。
今回の選挙では共産党は候補者はたてないとしています。
また民主党は候補擁立には至っていません。
上伊那郡区については2日にお伝えします。
長野県議会議員選挙は、4月1日告示、10日投開票となっています。 -
箕輪町議会3月定例会開会 27議案提出
箕輪町議会3月定例会が1日開会し、平成23年度の一般会計当初予算案を含む27議案が提出されました。
一般会計当初予算案には、新たに実施を予定している「病児・病後児保育」の事業費として40万8千円が盛り込まれています。
「病児・病後児保育」は、病気中や病み上がりの子どもを医療機関と連携した安全な場所で保育するというものです。
この「病児・病後児保育」については、南箕輪村でも実施する予定で、開始時期や委託先など足並みをそろえていくということです。
箕輪町では、料金や開始時期については今後検討していくということです。
箕輪町議会は、7日、8日に一般質問、14日に委員長報告、採決し閉会する予定です。 -
南箕輪村議会3月定例会
南箕輪村議会3月定例会も1日開会し、一般会計当初予算案などを含む19議案が提出されました。
村の来年度一般会計当初予算案の総額は、過去最大の51億4千万円となっています。
唐木一直村長は「今年度は、国道153号伊那バイパスや下水道事業など大きな事業が完成し、区切りの年となった。今後も村民の声と、職員の英知を結集し、一歩一歩着実に村政をすすめていきたい」と話しました。
南箕輪村議会は、9日と10日に一般質問、11日に委員長報告、採決が行われ閉会する予定です。