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観光ボランティア丁石を見学
伊那市観光ボランティアガイドの現地研修会が14日開かれ、伊那市内などにある丁石をめぐりました。
研修会は、市民がおもてなしの心を持って観光客を案内できるようにと伊那市が開いているもので14日は、21人が参加しました。
観光ボランティアガイドは、市内の主な観光地や歴史、文化、自然などを学んだり現地に行って実習をしています。
14日は、伊那市坂下の常円寺を出発し、はびろ道沿いに置かれた丁石を見学しました。
案内人は、ボランティアガイド受講生で丁石に詳しい湯沢敏さんが務めました。
湯沢さんは「江戸時代仲仙寺までの道のりに、参拝までの道しるべとして置かれていた」と説明していました。
伊那市観光ボランティアガイドは研修会などで学んだ事を活かし今後、伊那市のイベントなどで県外から来た観光客を案内することになっています。 -
伊那市民会館3月閉館へ
伊那市の伊那市民会館は、老朽化に伴い来年3月いっぱいで閉館する事が、14日開かれた伊那市議会総務委員会協議会で示されました。
これは14日開かれた総務委員会協議会で市が報告したものです。
伊那市によりますと、伊那市民会館は昭和38年に建設され音楽会や講演会などの場として利用されてきました。
多い時で年間10万人の利用がありましたが近年はピーク時の5分の1ほどに減少しているということです。
今後については、利用者の予約受付を中止する方向です。
12月市議会で市民会館廃止条例案を提出する予定です。 -
伊那街道を歩くイベント
身近な史跡をめぐる伊那街道を歩くイベントが12日、伊那市で開かれました。
これは、自分たちの住んでいる地域を見つめなおす機会にしようと山寺公民館が初めて開いたものです。
12日は地区住民24人が参加し、伊那市文化財審議委員の久保村覚人さんの案内で平安時代に名馬を集めて都へ献上したとされる御馬寄など伊那街道沿線を歩きました。
このうち伊那部宿では、町並みや旧井沢家住宅を見学しました。
参加者は「近くに住んでいても知らない事が多く良い勉強になった」と話していました。 -
上伊那の四季をテーマにした写真展
上伊那の四季をテーマにした写真展が13日から、伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
写真展には、上伊那8市町村の風景写真25点が展示されています。
写真展は24日まで伊那合同庁舎で開かれています。 -
ネットショップ開設支援セミナー
伊那商工会議所は9日、ネットショップの開設を体験するセミナーを初めて開きました。
セミナーは、インターネットを活用した販路開拓を支援するもので、伊那ビジネス専門学校で開かれ、伊那市など上伊那地域から20人が参加しました。
講師は、ネットショップの総合支援をしている(株)Eストアーのビジネスパートナー推進部、芳林健寿さんが務めました。
今回の講座は、ネットショップへの関心が高まっていることから、伊那商工会議所が長野県と開いたものです。
講師の芳林さんは、簡単に開店・楽に運営できる仕組み、集客するための仕組み、成功ノウハウが身につく仕組みの3つが成功に必要と話しました。
参加者は、自分が開きたい店のコンセプトや売りたい商品などを考え、ショップ開店のためにパソコンに入力する体験をしていました。
ある参加者は、「今後ネットショップの展開を考えているので参考にしたい」と話していました。 -
西箕輪地区戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が8日、伊那市の羽広公民館で行われました。
追悼式には遺族や、地区関係者などおよそ50人が出席しました。
例年は西箕輪地区の仲仙寺境内にある招魂碑の前で行われますが、雨のため近くにある羽広公民館で行われました。
追悼式実行委員長で、西箕輪社会福祉協議会の倉田隆会長は、「日本に平和憲法が生まれたのは尊い命を犠牲にした皆さまのおかげです。心から哀悼の意を表し感謝申し上げます。」とあいさつしました。
伊那市遺族会の小池要会長は「今の日本の繁栄は英霊の尊い礎の元に築かれたものであることを私たちは忘れません。」と追悼の言葉を述べました。
この日は遺族らが焼香をして地区の戦没者を追悼していました。 -
ふれんどわーく安全祈願祭
箕輪町沢にある箕輪町障がい者就労支援センター「ふれんどわーく」の移転、新築工事の安全祈願祭が13日に行われました。
式には、箕輪町社会福祉協議会や町の関係者など、およそ20人が出席しました。
新しい建物は、現在使用している建物が、老朽化していること等から建設されます。
現在の建物の西側に建設され、構造は鉄骨造り1部2階建てで、延べ床面積は、およそ493平方メートルです。
事業費はおよそ1億1千万円で、4分の3は国等の補助を受ける計画です。
ふれんどわーくを運営する、箕輪町社会福祉協議会の柴財埜会長は「企業からの仕事の依頼も増える傾向にある。より働きやすい環境になり、利用者に喜ばれる施設にしていきたい」と話していました。
新たしい建物は、来年3月15日完成予定となっています。 -
ぶどう狩り 雅秋園オープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」が、13日から今シーズンの営業を始めました。
オープン初日となった13日は、早速、近隣市町村などから、親子ずれなど多くの人が訪れ、ぶどう狩りを楽しんでいました。
90アールの畑に、ナイアガラやデラウエア、コンコードなどが植えられていて、この3品種については、大人500円、小学生250円で、一日中ぶどう狩りを楽しめます。
今年は、霜の影響もなく良い出来ということです。
ぶどう狩りは、9月下旬までがピークで、園は10月10日頃まで開かれる予定です。 -
箕輪中部小 直江津遭難慰霊の日
68年前、修学旅行で高波にさらわれ5人が亡くなった中箕輪国民学校の直江津遭難事故。
箕輪中部小学校では、海で亡くなった5人の冥福を祈ろうと、13日児童らが慰霊碑に花を手向け手をあわせました。
13日朝、児童らは花を手に登校し校庭東側に立つ慰霊碑に供え手を合わせていました。
この献花は毎年児童会が中心となり行っていて碑の前には長い列ができていました。
修学旅行での事故は、今から68年前の昭和17年9月13日に起こりました。
中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の6年生が、新潟県直江津の海を訪れ、高波にさらわれ5人が死亡したものです。 -
清水洋氏箕輪町長選挙出馬せず
住民有志グループなどから11月の箕輪町長選挙に推す声が出されていた、元長野県議会議員の清水洋さんは、13日、取材に対して出馬しないとの考えを示しました。
清水さんは取材に対し、「痛恨のきわみ、状況が許すなら出馬したかったと」話しました。
理由として「経営する会社が忙しくなってきた事など諸般の事情」と説明しました。
自身の後援会には、「12日、町内で幹部会を開き出馬しない意思を伝え、了承をされた」ということです。
任期満了にともなう11月の箕輪町長選、現在、正式に出馬を表明しているのは現職の平沢豊満さん一人だけです。 -
伊那市民体育祭 気功・太極拳講座
伊那市民体育祭気功・太極拳講座が12日、伊那市民体育館で開かれました。
講座には、およそ20人が参加し気功術の指導や模範演技 等が行われました。
模範演技では、NPO法人全日本導引養生功(どういんようじょうこう)連盟の佐藤省三理事長が演武を披露しました。
佐藤さんによると、披露した気功術「導引養生功」は、およそ40年前に北京体育大学で創設され、自然治癒力を高める効果がるということです。
佐藤さんは、「体の正しい使い方を身につける事ができ、膝や腰など体が丈夫になります」と話していました。 -
市が過払い金返済の訴えを起こす議案が可決
市税を滞納している男性にかわり、伊那市が長野市の消費者金融に対し過払い金返済の訴えを起こす議案が13日、伊那市議会社会委員会で可決されました。
市税を滞納している男性が、長野市の消費者金融から借り入れがあり、利息制限法の上限を越え返済をしていました。
議案は、伊那市が男性に代わって、過払い金の返済を求めていくというものです。
質疑応答で議員からは、「男性との間に委任関係がないのは法律的にどうなのか」という質問がでたのに対し、市は「顧問弁護士の判断をあおぐ」としました。
採決の結果、この議案は出席議員5人全員の賛成で可決されました。 -
伊那西高校吹奏楽クラブ定期演奏会
伊那西高校吹奏楽クラブの定期演奏会が12日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
吹奏楽クラブは、2003年に発足、翌年から毎年この時期定期演奏会を開いています。
今年は、クラシックやポップス、アニメソングなど14曲を披露しました。 -
フェスティバルずっとそばに
箕輪町のソバを使った地域おこしイベント「フェスティバルずっとそばに」が12日、箕輪ダム下流の花の広場で初めて開催されました。
このイベントは、ソバを使った地域おこしを町全体に広げようと、町が初めて企画したものです。
このうち、絶叫コンテストでは、出場者がソバの花に囲まれた特設ステージで声の大きさ等を競いました。
家族への感謝の気持を木遣りで表現した、山梨県の小学6年生、斉藤多英さんが優勝しました。
この他に、会場では、町内のソバ打ち愛好者グループ5団体がそれぞれ自慢のソバをふるまいました。
訪れた人たちは、受付をすますと、専用の容器をもらい、それぞれテントを回り、食べ比べていました。
主催者によると、用意したおよそ500食のソバは、開始から2時間ほどで無くなったということです。 -
ふな取りどろんこ天国
箕輪町公民館松島分館が主催する「ふな取りどろんこ天国」が12日、箕輪町の田んぼで行なわれました。
このふな取りどろんこ天国は、7年前から毎年行われていて、今年は区民およそ100人が参加しました。
松島の有賀正信さんが、減反で休耕田となっている田んぼでフナを育てていて、フナ取りの機会を提供しています。
春先から育ててきたフナは4センチほどに成長していて、子ども達がドロだらけになって捕まえていました。
バケツいっぱいに取ったフナは水槽で飼ったり甘露煮にして味わうという事です。
松島分館では、地区の子供達の交流の場、親子が触れ合う機会を提供したいと話していました。 -
伊那市各地で敬老会
今月20日の敬老の日を前に12日、各地で敬老会が開かれました。
伊那市美原区では75歳以上のお年寄り100人が招待されおよそ50人が出席しました。
美原区は、昭和55年に美篶団地がつくられ入居が始まってから30年を迎えました。
30年を記念して今年の敬老会では、お年寄りに手造りの料理を味わってもらおうと様々な料理が並びました。
五平もちや鯉の煮付け、松茸のお吸い物などが振るまわれました。
お年寄りからは味が良いと好評でした。
12日は、ハープや琴の演奏も行われお年寄り達は楽しいひと時を過ごしていました。
美原区の中村袈裟治区長は「これからもお互いに声を掛け合って健康で元気に過ごして欲しい」と話していました。 -
自殺防止 街頭啓発運動
9月10日の世界自殺予防デーに合わせ、伊那保健福祉事務所は10日、伊那市内で自殺予防の街頭啓発を行いました。
街頭啓発では、職員6人がうつ病診断などが書かれた啓発用ポケットティッシュを配りました。
長野県がまとめた去年1年間の県内の自殺者数は527人で、原因の多くが健康や経済、家庭問題だということです。
伊那保健福祉事務所では、「問題を抱えている人がいたら、1人で悩まず気軽に相談に来てほしい」と話していました。 -
電話応対コンクール
電話応対の技術を競う「電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会」が8日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれました。
電話応対コンクールには、上伊那13の企業から33人が出場しました。
コンクールは、日本電信電話ユーザ協会が電話応対やコミュニケーションスキルの向上を目的に、毎年行っているものです。
競技は、会場に設置された電話機を使います。
医療センターに勤める競技者のところに、人間ドッグを受けた際他の人と間違えられそうになったという苦情がメールで寄せられたとの想定で行われました。
競技の結果、八十二銀行伊那支店に勤める宮下亜弓さんが優勝しました。
日本電信電話ユーザ協会の藤澤幸治さんは「年々参加者のレベルが上がってきている。男性の参加者が増えてきているのも特徴だと思う」と話していました。
なお、1位から3位までの入賞者は、来月新潟県で開かれる信越ブロック大会に出場します。 -
上農生が中病でナシや野菜販売
上伊那農業高校の生徒が8日、伊那中央病院で、学校で栽培したナシや野菜を販売しました。
8日は上農園芸科学科の生徒、15人が中央病院玄関前で、ナシや野菜を販売しました。
上農と中央病院は、近くに建物があることから、互いに連携し協力していこうと平成15年に協定を結んでいます。
ナシや野菜の販売もその一環として行われたもので、上農からの申し入れにより、中央病院が場所を提供しました。
販売したのはピーマンやナス、カボチャ、ゴーヤなどで、野菜は1袋100円、ナシは1袋300円と市価より安いことから、病院を訪れた人たちが次々と買い求めていました。
ナシの栽培では5月の連休中も生徒が人工授粉などの作業を行ったことや、袋かけにより害虫被害を防いだことなどから近年になく出来がよいということです。
用意した野菜24袋となし80袋は完売したということで、上農では今月下旬にも、ナシの販売を計画しています。 -
伊那仏画研究会作品発表会
仏を描く仏画を学んでいる伊那仏画研究会の作品発表会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には、伊那仏画研究会の会員11人と講師の作品33点が並んでいます。
伊那仏画研究会は、平成13年に高遠町文化センターの講座として始まりました。
現在は、仏画を専門に描いている高森町の松尾隆康さんを講師に、2カ月に1回、いなっせで勉強しています。
作品は、紙に墨で仏を描いたもののほか、金の粉を使って描いたものや、色を付けたものがあります。
この伊那仏画研究会作品発表会は13日(月)まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
映画「伊那人形芝居」完成試写会
箕輪町の古田人形芝居など伊那谷に残る4つの人形芝居を題材にした映画「伊那人形芝居」が完成しました。
この映画の試写会が11日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
映画は、日本国内の優れた伝統芸能や工芸などの保存・継承に取り組む財団法人ポーラ伝統文化振興財団が作ったものです。
映画では、伊那谷に残る4つの人形座が、後継者問題を抱えながら、人形芝居を継承していこうと活動する様子を紹介しています。
撮影は去年の9月から7カ月間かけて行われ、36分間の作品として完成しました。
試写会では、芸能学会会長の三隅治雄さんの講演も行われ、古田人形芝居について「若手の指導が徹底して行われ、今の古田人形芝居につながっていることに感動した」と話していました。
古田人形芝居保存会の会長で、4つの人形座でつくる伊那人形芝居保存協議会会長の柴登巳夫さんは、「一人でも多くの後継者が出てきてほしいと願っている」と話していました。
この映画「伊那人形芝居」は、ポーラ伝統文化振興財団が無料で貸し出しをするということです。 -
看板を考える集い
景観と共存できる看板のあり方を考える集いが、11日伊那市内で開かれました。
この日は、地元の景観育成事業関係者や、広告業者などが参加して、現地視察などを行いました。
これは、景観育成事業が活発に行われている伊那市で、看板のあり方について考えようと、信州伊那アルプス街道推進協議会が初めて開きました。
大きな看板が多く建てられているアクセス道路沿いや国道361号沿いをバスで回り、看板が景観に与える影響について考えました。
視察後に行われたパネルディスカッションでは、景観のために看板の撤去作業を行っている団体、広告業関係者や地元の景観育成事業関係者などが意見を交わしました。
「景観育成の上で広告看板は必要ないのでは」との意見に対し、広告美術塗装業協同組合の小坂保司さんは「景観にとって看板は邪魔なものだが、企業が生き残っていく上で必要なもの。簡単に撤去するわけにもいかない」と切り返していました。
これについて協議会の矢島信之さんは「景観にあった看板、目立ちすぎず配慮のある看板を検討して設置していくべき」と話していました。
協議会では、今回のシンポジウムを参考に景観と看板の共存について考えていきたいとしています。 -
運動会シーズンはじまる
スポーツの秋。運動会のシーズンが始まりました。
伊那市高遠町の高遠小学校では11日、運動会が行われ、全校児童が赤組と白組に分かれて熱戦を繰り広げていました。
高遠小学校の運動会では、24の種目が行われました。
「男の戦い」と名付けられた高学年男子による棒倒しは、赤組と白組がそれぞれ敵の棒を早く倒そうと競いました。
敵の児童が棒に手をかけて倒そうとする中、どちらの組も味方の棒が倒されないようにしっかりと守っていました。
4年生から6年生の児童による綱引きもありました。
綱がなかなか動かず、赤組も白組も全身の力を込めて綱を引いていました。
綱引きの2回戦は、児童が綱まで走っていって綱を握って引くという方法で行われました。
児童は全力で綱まで走り、少しでも早く綱を引こうと頑張っていました。 -
上伊那広域連合が環境影響評価方法書素案説明会
上伊那広域連合は、新しいごみの中間処理施設建設に伴う環境影響評価の進め方を示した方法書素案の説明会を9日夜から始めました。
方法書素案の住民への説明会は、高遠町上山田区を皮切りに、候補地の地元、北新区など5箇所ほどで上伊那広域連合が計画しています。
9日は、広域連合や方法書の作成を請け負う日本気象協会が上山田区の住民約40人に対し説明しました。
方法書の素案には、環境影響評価の項目や大気質調査・土壌汚染調査の概要、調査地点が示されています。
昨夜の説明会で、住民からは「川があり、山があり、谷がある地域の特性に沿って、大気・土壌汚染調査の調査地点の数を増やして欲しい」などといった要望が出されていました。
なお、建設候補地となっている富県天白水源付近への施設建設に反対している三峰川連合は、10日に市役所で記者会見を開き、改めて建設反対の立場を示した上で方法書の素案に対しても要望していく考えを示しました。
広域連合長の白鳥孝市長に対する公開質問状のやりとりを公開し、白鳥市長に対して面会して対話する機会を設けてほしいと訴えました。
広域連合では、説明会での地区の要望を反映させた方法書を11月までに県と市に提出します。
その後、公表・縦覧した後、県の技術委員会の審議を経て来年3月に環境影響評価の進め方が決まります。 -
ごま収穫機試作品の試験運転
ごまの収穫機の開発に取り組んでいる上伊那農商工連携による開発支援チームは、10日伊那市西春近の畑で試作機の試験運転を行いました。
ごま収穫機の試作機は、稲用の刈り取り機を駒ヶ根市の機械金属加工業、株式会社ヨウホクが改良しました。
ごまの木を約20本ずつにまとめる結束部分を稲用のものより上にあげたのが主な改良点で、これまで不可能だった結束が可能となり省力化につながります。
99パーセントを輸入にたよっているごまは、機械化がネックとなり日本での栽培が進まなかったといわれています。
チームの一員で無農薬栽培による循環型農業に取り組んでいる夢志の会が2ヘクタールの圃場を提供しました。
6月にまいた白ゴマは、収穫期を迎えています。
試作機は、このごまを刈り取っていきました。
これまで手刈りだったごまが結束されていきます。
この束を運んで乾燥させれば、商品となります。
夢志の会では、この畑で1,000キロから1,400キロの白ゴマの収穫を見込んでいて、駒ヶ根市のごま加工販売業、株式会社豊年屋が製品化します。
上伊那地方事務所では、機械化を成功させて、上伊那地域を新たなごまの産地にしていきたいと話しています。
今後は、機械の改良、テストを行い製品化を検討していくことにしています。 -
上伊那花卉品評会
上伊那地域の花卉生産者でつくる上伊那花卉生産者会議は、伊那市役所1階ロビーで10日品評会を開きました。
品評会には、カーネーションやトルコギキョウ、バラやアルストロメリアなど、45人から234点が出品されました。
今年は、猛暑の影響で去年に比べ20点ほど少なくなりましたが、生産者の努力で色とりどりの花が並びました。
上伊那花卉生産者会議では、会員同士が刺激しあってより良い花づくりを目指していこうと、毎年品評会を開いています。
審査の結果、最高賞となる県知事賞には、飯島町の宮下善人さんのアルストロメリアが選ばれました。
関係者は、「猛暑で花づくりが難しい年だったが、ハウス内で冷房するなど努力の結晶の賜物。プロならではの出来栄え」とほめたたえていました。 -
伊那弥生ヶ丘高校の生徒が就業体験学習
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の生徒6人が6日、伊那小学校で就業体験学習をし、教諭の仕事を学びました。
伊那弥生ヶ丘高校は、進路決定や将来の職業選択の参考にするため就業体験学習を行っています。
高校生は1年生から5年生までの6クラスに一人ずつ入り、このうち、1年夏組に入った高校生は、児童と一緒に豚の小屋作りをしました。
高校生は、児童が釘を打つのを手伝うなどしていました。
伊那弥生ヶ丘高校では今年、およそ100人の生徒が就業体験学習を希望し、小学校や保育園などさまざまな職場で学んだということです。 -
上伊那賛助会の集い
シニア大学伊那支部のOBでつくる「上伊那地区賛助会」が、それぞれの活動を発表する「上伊那賛助会の集い」が7日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、上伊那地区賛助会の会員や現在シニア大学に通っている1、2年生、およそ270人が集まり、各クラブの代表がそれぞれの活動を発表しました。
上伊那地区賛助会には、現在、26のグループがあり、ボランティア活動や趣味の活動に取り組んでいます。
賛助会の集いは、活動の成果をそれぞれが発表する場となっていて、今年はシニア大学の在校生も参加しました。
そのうち、福祉施設などを訪問している「ほのぼのグループ」は、実際に施設で行っている手遊びを紹介し、「あまり肩を張らず、自分のできる範囲でやるのが私たちのボランティア。健康で元気で続けていきたい」と発表しました。
また、ロビーには各クラブの会員が制作した作品が並び、訪れた人を楽しませていました。
上伊那賛助会の唐澤定会長は、「賛助会に入会して、老後を楽しみながら健康を維持してほしい」と話していました。 -
箕輪町長町政2期の自己評価「合格点」
箕輪町の平澤豊満町長は、9日開かれた箕輪町議会一般質問で、町政2期の自己評価について、「合格点はいただけるのではないかと評価している」と述べました。
町議会一般質問で、議員から町政2期の自己評価について質問がありました。
平澤町長は、「2期目は第4次振興計画の達成に向けて取り組んできた」とし、振興計画の項目ごとに達成度を評価しました。
福祉や子育て支援、安心・安全のまちづくりは9割達成、協働のまちづくり、次世代を担う人材育成は8割達成としました。
都市基盤整備では、土地利用計画が遅れたことから、「若干弱かった」と話しました。
平澤町長は、11月に行われる箕輪町長選挙への出馬を表明しています。
3期目に向けて政策的な修正はあるかとの議員の質問には、「3期目は集大成。現時点で修正は考えていない」と答えました。 -
知立市の小学生が農作業体験
伊那市の友好都市・愛知県知立市の小学生が、9日、西箕輪の畑で農作業体験をしました。
9日は、知立市立西小学校の5年生120人が、JA上伊那の出資会社JA菜園で農作業を体験した。
知立市が伊那市の友好都市であることから、知立市内の小中学校10校が毎年、伊那市を訪れ、さまざまな体験をしています。
西小学校は、2泊3日の日程で伊那市を訪れていて、農作業がスケジュールに組み込まれています。
体験では、ネギ畑に生えた雑草を抜いたほか、収穫を体験しました。
子どもたちは、友達と協力しながら、なかなか抜けない雑草を抜いていました。
収穫では、ネギの太さをお互い見せ合いながら手際よく収穫していました。
収穫したネギは、一人に2本ずつプレゼントされました。
西小学校の加藤 恵一校長は、「自分たちが口にする農作物は、草取りなど様々な作業によって成り立っていることを感じ、感謝する気持ちを養ってほしい」と話していました。