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大型生ごみ処理機利用 3分の1程度に留まる
ごみの減量を目的に伊那市が西箕輪の大萱団地で試験的に導入している大型の生ごみ処理機の利用が、当初の想定の3分の一程度に留まっています。
伊那市では、大型の生ごみ処理機を地区に無料で貸し出し、住民に共同で利用してもらうモデル事業を、一昨年の12月から大萱団地で実施しています。
当初の計画では、県営団地の67世帯を対象としていて、1日あたり、およそ28キロの生ごみが集まると想定していました。
しかし、思うように利用が伸びず、去年8月には対象世帯を広げましたが、現在、1日に集まる生ごみの量は平均で10キロ程度と、当初の想定の3分の一程度の処理量となっています。
市では、こうした現状について▽当初に想定した生ごみの排出規模が大きすぎたこと▽住民の生ごみを減量しようという意識が低いこと▽対象範囲が広すぎること竏窒ネどが影響していると分析しています。
市では、この結果をもとに、今後、現在より小型で、簡易的な生ごみ処理機の導入を検討していきたいとしています。 -
音訳ボランティア養成講座開講
視覚障害者に音声で情報を届ける「音訳ボランティア」の養成講座が、9日、伊那市福祉まちづくりセンターで開講しました。
この養成講座は、毎年開かれていて、今年は伊那市などから17人が参加しました。
音訳とは、本や、新聞などの活字のほか、絵や写真、グラフなどの情報を、視覚障害者に音声で伝えるものです。
講師は、長野県社会福祉協議会の音訳ボランティアグループの小田切 真佐子さんが務めました。
小田切さんは、「朗読は詠む人が主体だが、音訳は聞く人が主体。正確な情報を分かりやすく伝えることが大切」と話していました。
参加者は、早速、テキストにしたがって、アクセントや文字の読み方などを確認していました。
この講座は、30日にもう1回予定されていて、修了した人達は、ボランティアグループなどで活動していくということです。 -
くくり罠の使用法DVDで全国発信
上伊那猟友会は、安全で効率的にシカやイノシシなどの有害鳥獣を捕獲できるとされる「くくり罠」の使用方法をDVDにして全国に発信します。
9日は、辰野町にある長野県営総合射撃場で会員がくくり罠の使用法を説明し、それをビデオ収録しました。
広域捕獲など先駆的な取組みをしている上伊那猟友会に、問い合わせが相次いでいることから、DVD制作を行うものです。
会員によりますと、近年、全国的に鳥獣捕獲をする人の高齢化が進む中で、銃より安全、手軽で効率的な「くくり罠」が注目されているということです。
上伊那猟友会では「くくり罠」とセットでシカを追い込む捕獲方法を検討していて、伊那市高遠地区で行ったテストでは、80の罠で39頭を捕獲しました。
竹入正一会長は「罠とセットにした追い込みは、全国に発信できるモデルになる」と話しています。
収録したDVDは、9月中に完成し、鳥獣被害に悩む全国の自治体などに販売する計画です。 -
えんぎ物の展示予約
伊那市山寺の業務用食品などを扱う「モダンパック伊那店」で10日と明日の2日間、正月用のしめ飾りに使う小物の展示予約会が開かれています。
駐車場に作られた特設会場には、個人でしめ飾りを作る人などが、鯛やおかめなどのえんぎ物を求め訪れていました。
1つ2円の札紙から、200円ほどの扇子など、およそニ千点が予約できます。
訪れた男性は「種類が多くて助かる。作ることと人にあげることが楽しみで毎年来ている」と話していました。
モダンパック伊那店の堀内聡店長は「完成したものもいいが、手作りしたものには重厚感やオリジナリティーがうまれる。多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
「えんぎ物展示予約会」は、11日まで、モダンパック伊那店の駐車場で開かれています。 -
天竜橋 10月19日に供用開始
5日の伊那市議会一般質問で白鳥孝市長は、伊那市福島と南箕輪村北殿に架かる新しい天竜橋について、10月19日に開通式を行い供用を開始する事を明らかにしました。
新天竜橋は、大雨により橋脚が沈下した旧天竜橋にかわり、現在は、暫定措置として、時間限定で歩行者のみ通行可能となっています。 -
大地震防災訓練 南箕輪村の各区で一斉に
大地震を想定した防災訓練が5日南箕輪村の各区で一斉に行われ、地域の自主防災会を中心に緊急時の対応を確認しました。
午前8時30分、震度6強の地震発生を想定して村内全域でサイレンが鳴りました。
このうち中込区では、区民の避難訓練に合わせて、災害時に一人では避難できない高齢者など要援護者の、避難誘導訓練も行われました。
中込区では、現在11世帯、11人が要援護者として登録されていて、万が一の時は、隣り近所で助け合いながら避難する体制がとられています。
区民らは、車イスなどを使って要援護者を避難所まで誘導していました。
このあと、子供や女性が消火訓練を行いました。
中込区の自主防災会は、H15年に発足しました。災害時に物資の輸送が途絶える事を想定して、区の190世帯400人分の1日分の食糧も備蓄しているという事です。
自主防災会の池上忠人会長は、「自分たちの区をみんなで守ろうという意識を常日頃からもってもらいたい」と話していました。 -
料理コンテスト優勝メニューを提供
伊那青年会議所が地元の小中学生を対象におこなった料理コンテストの優勝メニューが5日伊那市の山荘ミルクで提供されました。
この日は、料理コンテスに参加した子供達が山荘ミルクでの職場体験をかねて一般のお客さんに料理を提供しました。
コンテストは、今年7月、子供達に人と関わり合う力を養ってもらおうと伊那青年会議所がおこなったもので、小学2年生から中学3年生までの5つのチームが参加しました。
優勝したメニューは、サケとチーズの春まき、ロールキャベツ、キンピラ、水菜のサラダ、グリーンピースおにぎりのセットで、コンテストでアドバイザーとして参加した山荘ミルクの向山美絵子さんがアレンジしました。
伊那青年会議所では、子供同士はもちろん知らない人ともかかわりあい、協力する事の大切さを学んで欲しいと話していました。 -
高遠・長谷地域定住対策 空き家などの改築工事を補助
伊那市は、過疎化が進む高遠・長谷地域の定住対策として、空き家などの改築工事に対し150万円を上限に工事費用を補助する方針です。
これは、5日開かれた伊那市議会一般質問で、議員の質問に対し、白鳥孝市長が答えたものです。
市では今議会に、U・Iターンや、廃屋の取り壊し、出産などに対する補助を盛り込んだ定住対策補助事業として1920万円を一般会計補正予算案に計上しています。
このうち、空き家については、45歳以下の若者が取得や増改築を行う際に150万円を上限に補助を行います。
伊那市の調査によりますと、現在高遠・長谷地域には、約500件の空き家があります。市では、今後すべての所有社に対し意向調査を行い、その結果をもとに、来年度をめどに、広く情報提供をする考えです。 -
上伊那農業高校吹奏楽部が伊那養護学校で演奏・交流
上伊那農業高校吹奏楽部の生徒は7日、伊那養護学校を訪れ演奏を披露しました。
伊那養護学校を訪れたのは、上農高校吹奏楽部の部員29人です。
上農高校では、学校の枠を超えお互いに視野を広げていこうと、10年以上前から伊那養護学校との交流を行っています。
7日は、生徒達が選曲しこの日の為に練習した曲など6曲を披露しました。
曲の間には、演奏で使っている楽器の説明もしていました。
アンコールの曲が始まると、伊那養護学校の生徒らは手拍子を送っていました。
上伊那農業高校吹奏楽部では、「今後も演奏だけでなく音楽クイズや演奏体験など、より楽しめる内容を考えていきたい」と話していました。 -
南アルプス林道バス 利用増加
伊那市長谷の戸台口から北沢峠を結ぶ市営南アルプス林道バスの利用が、8月末現在で、去年より、およそ2千200人増加したことが分かりました。
バスを運営する南アルプス林道管理室によりますと、今年8月末までの林道バス利用者の数は、2万6千590人で、去年の2万4千380人より2200人ほど増加しました。
管理室では、天候に恵まれたことが大きく影響したと見ています。
9月に入ってからは、平日の利用が落ち着いてきたものの、18日からの連休には、ETC効果で利用が増えると見込んでいます。
また、10月は紅葉を見に訪れる人がいて、すでに予約も入っているということです。
南アルプス林道バスの今シーズンの営業は、11月上旬までとなっています。 -
伊澤賢司君国体出場挨拶
今月10日から千葉県で開かれる国民体育大会の水泳競技50m自由形に出場する上伊那農業高校3年の伊澤賢司君が6日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に大会での活躍を誓いました。
6日は、伊澤君と水泳部の顧問佐々木博教諭が市役所を訪れ白鳥市長に出場の挨拶をしました。
伊澤君は、7月に行われた北信越大会の50m自由形に出場し、自己ベストとなる24秒26の記録を出し4位に入賞し、初めての国体出場を果たしました。
伊澤君は「大会では23秒台を出して8位以内に入賞したい」と話していました。
白鳥市長は、「上位を目指して頑張ってください」とエールを送っていました。
伊澤君が出場する国体の水泳競技は10日から千葉県の習志野市で行われることになっています。 -
台風9号 熱帯低気圧に
長野県の横断が予想された台風9号は、8日午後3時に熱帯低気圧に変わりました。
果樹農家が風雨に備え収穫作業を急いでいました。
8日は、果樹農家が、台風接近にともない、収穫作業を急いでいました。
南箕輪村神子柴のりんご農家宮沢次郎さんは台風接近を前に、りんごを収穫していました。
長野地方気象台によりますと台風9号は、午後3時に熱帯低気圧に変わりました。
長野地方気象台では午後6時から24時間の雨量は多い所で60ミリと予想していますが、風雨はおさまってくるとしています。 -
劇団「歩」が公演前に稽古
9月11日土曜日と12日日曜日に箕輪町文化センター付属劇団「歩」による公演「楽屋」が開かれます。
10日夜は団員らが、町文化センターで、公演を前に通し稽古をしていました。
劇団「歩」による公演「楽屋」は、様々な理由で死んでしまったかつての女優たちが、亡霊となって楽屋にはいりこむという設定で物語が進みます。
そこには主役を演じたかったが主役になれないまま病気で死んだり、志半ばで役者人生を断たれた女優たちの怨念がこもっていて、それぞれのプライドをかけた役者間の争いが見どころとなっています。
演出の飯島たかしさんは、「今回の公演では、どこまで人間の根幹に迫れるかを試してみたい」と話しています。
劇団「歩」による公演「楽屋」は11日土曜日と12日日曜日に、箕輪町文化センターで開かれ、入場料は大人が1000円、高校生以下は500円となっています。 -
伊那市がくくりわなの特区申請へ
全国的に問題となっている有害鳥獣被害ですが、伊那市では、ニホンジカなどを捕獲する手段として用いられている「くくり罠」を、わな免許をもっていない人でも仕掛けることができるようにするための特区認定に向けて申請をします。
これは、9日に開かれた伊那市議会9月定例会の一般質問で議員の質問に対し白鳥孝市長が答えたものです。
くくり罠は、特定の免許を取得した人しか仕掛けることができません。
伊那市では、免許を持っていない人でも、罠を設置できる特区となることで、有害鳥獣駆除を進めたい考えです。
現在、伊那市内では、免許を持っている74人が、罠による捕獲を行えます。
特区の認定が下りれば、免許を持っている人が同行することを条件に、免許を持っていない人でも、くくり罠をしかけることができるようになります。
市では、10月中旬に申請を行い、今年度中の特区認定を目指します。 -
村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が7日開会し、村は総額およそ6億5千万円を追加する一般会計補正予算案など18議案を提出しました。
補正予算案は、村道の改良事業に3000万円、村内の古くなった看板や標識の修繕と撤去に1000万円などとなっています。
提出された18議案のうち一般会計補正予算案など3議案が即決されました。
南箕輪村議会9月定例会は15日16日に一般質問、17日に委員長報告・採決が行われ閉会する予定です。 -
伊那市景気動向調査結果 製造業で回復の兆し
伊那市緊急経済・雇用対策本部は、7月に実施した景気動向調査の結果を発表しました。
製造業では、若干回復の兆しが見えるものの、建設業では、厳しい経営状況が続いているという結果となっています。
調査は、7月2日から23日までの間、伊那市などが事業者に対し、聞き取りを行う形で行い、製造業・建設業関係では、114事業所から回答を得ました。
それによると、製造業では、受注量について「前の年の同じ時期より増加している」と、48.8%が回答しました。
しかし、受注が増えても収益が上がらない事業所が多く、「前の年の同じ時期と変わらない」と39.8%が回答しています。
一方で、「収益が増加した」と28.9%が答えていることから、製造業では、一部で収益をあげる事業所も出てきています。
建設業では、受注量について、「前の年の同じ時期より増加」と32.1%が答えました。
しかし、「受注が下回っている」と50.1%が回答していて、市では、「経営状況の二極化が進んでいる」と分析しています。
また、収益については、「前の年の同じ時期と変わらない」と33.3%が回答しているものの、「前の年の同じ時期より低下している」と59.2%が答えていて、「厳しい経営状況にある事業所が増えていることがうかがえる」としています。 -
市商工業振興条例の改正案を12月定例会で提出へ
伊那市の白鳥孝市長は、工場新設などの補助金交付について一定期間以上の事業継続等を条件とすることなどを追加する、伊那市商工業振興条例の改正案を伊那市議会12月定例会に提出する考えを示しました。
これは7日開かれた伊那市議会一般質問で白鳥市長が明らかにしたものです。
伊那市商工業振興条例は工場新設や増設などの補助金などについて定めているものです。
伊那市は、市が誘致した企業、伊那市美篶のNECライティングが11月末で工場を閉鎖することを受け、条例にもとづいたこれまでの補助金およそ1億5900万円を返還するよう、親会社のNEC本社に口頭で求めています。
ただし今の条例には企業撤退の際、返還を求めることができるとする、明確な項目は記されていません。
議員からの「口頭ではなく、文書で求めるべきではなかったのか」という質問に対し、白鳥市長は、「法的根拠に準拠しているかどうか精査したうえでなければならないことから口頭で申し上げた。」と答えました。
また議員からの「補助金は全て税金。返還を求めるのは当然ではないか」という質問には「その方向でやっていきたい」と述べました。
他に「条例改正案の一定期間というのは企業からの税収の金額が補助金を上回るまでをいうのか」という質問には「そのことも含めたうえで提案する」と答えました。
一般質問では他にNECライティングの工場用地未購入問題についても質問が出されました。
この問題はNECライティングの工場増設のため市が、約6億7千万円をかけて整備した土地が未購入のままになっているというものです。
議員からは、NECライティングには土地購入の義務がある。市の口約束という手法も疑問だとして、今後の対応について質問が出されました。
白鳥市長は「土地購入を要請していくほか、新たな事業展開を要望していく。」と答えました。
質問した議員はこの件について住民監査請求が出される可能性も示唆しました。 -
愛の鐘で12月に初イベント
南箕輪村は12月のクリスマスに合わせ、大芝高原内にある愛の鐘で、カップルなどに恋人宣言証を発行するなどのイベントを初めて実施します。
愛の鐘は恋人岬で知られる静岡県の旧土肥町、現在の伊豆市と姉妹都市を結んだ翌年の平成4年に旧土肥町から贈られました。
産業課によりますと、愛の鐘を3回鳴らすと恋が実るということです。
イベントは冬場の誘客を図ろうと12月23日に実施され、参加費は1,000円です。
参加資格は恋人や夫婦などが対象で、参加者には恋人宣言証が発行される他、記念品が贈られる計画です。
また事前予約で、村が用意したタキシードやウエディングドレスを着ての写真撮影も行う計画です。
村では今後、ポスターの制作やHPを立ち上げてイベントをPRしていくということです。 -
水無山ハイキング
伊那市手良の里山を登る水無山ハイキングが5日行われました。
水無山ハイキングは、地区住民の交流や健康増進を図ろうと行われていて今回で4回目です。
水無山山頂ではかつて、手良小学校の運動会を行うなど地域に親しまれていました。
登る人がほとんどいなくなってしまったことから地区住民などが4年前から水無山に登るハイキングコースの整備を行っています。
また、信州大学農学部の演習林が手良地区にあることから毎年学生の有志が手伝っています。
5日は、地区住民を始め、信大学農学部の学生などおよそ100人が参加しました。
JA上伊那手良支所を出発し標高1200メートルの山頂を目指しました。
途中、信大生が水無山に生息する動物の問題を出したり、植物について解説をしていました。
出発してから2時間あまりで頂上につきました。
頂上では豚汁がふるまわれ、参加者は手良地区の景色を見渡しながら味わっていました。 -
平澤豊満氏町長選出馬表明
任期満了に伴い11月に行われる箕輪町長選挙に現職の平澤豊満さんが立候補する事を表明しました。
平澤さんは7日、箕輪町役場で記者会見を開き正式に3期目を目指し出馬する事を表明しました。
「後援会の臨時総会を開いて後援会の意向と、町民のみなさんのご意見を聞いて次期町長選の立候補を決意した。今まで取り組んできた行財政改革をさらに強力に推進し、民意重視の町政を進め、箕輪町を活力あふれる元気な町、住んでいてよかった、住んでみたい町にする事が町民のみなさんが私に求め期待している事と強く認識している」と話しました。
立候補を表明した平澤さんは69歳。
慶応義塾大学卒業後、昭和40年にセイコーエプソン株式会社に入社し取締役などを務め平成14年10月に退任。 平成14年11月の町長選挙で初当選。平成18年は無投票で2期目の当選を果たしました。
町長職の他、上伊那福祉協会会長や全国町村下水道推進協議会長野県支部長などを務めています。
今後の政策として、今年スタートしたセーフコミュニティの認証取得やグリーンツーリズム事業を充実させ都市との交流による町の賑わいづくり、箕輪町の新しい図書館づくりをあげています。
また、来年度、「高齢者の生涯現役」施策を始めたいとし、「ポイント制を利用し高齢者が自発的に張り合いを持てるような施策をしたい」としています。
また、3期目を最後の年にしたいとしています。
「3期が限度だと思う。3期を区切に今までの町政執行の集大成をしたい」と話しました。
町長選をめぐっては、候補を擁立する動きはありますが、現在のところ平澤さんの他に立候補を表明した人はいません。
任期満了に伴う箕輪町長選は11月9日告示、14日投開票となっています。 -
上伊那郡地域振興懇談会
上伊那の商工業を考える、上伊那郡地域振興懇談会が2日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
懇談会は毎年、年1回開かれていて、今日は、上伊那にある7つの商工会の役員や長野県議会議員が出席しました。
会では、7つの商工会から、それぞれ現状報告や県に対する要望がありました。
伊那市商工会の森本光洋会長は、高遠、長谷地域の建設業界の厳しさを説明し、「公共事業の拡充をお願いしたい」と話しました。
箕輪町商工会の黒田重行会長は、「政財官の連携をしっかりとることが必要。これが雇用につながる」と話していました。
南箕輪村商工会の田中秀明会長は、「県が積極的に県内の工業をPRし、中小企業の製品を広めていくことが大切」と話しました。
県議からは県政報告が行われました。
木下茂人県議は、「新知事になっても経済・雇用対策を第一に考え、9月議会の補正予算でなるほどという対策を出してほしいと思っている」と話しました。
向山公人県議は、「県として、県内経済を上昇させることは重要課題として取り組まなければならない。経済対策については阿部知事と大きな食い違いがない中で対策をとっていけると思っている」と話していました。 -
富県小で富小オリンピック
伊那市の富県小学校で2日、児童会まつり「富小オリンピック」が開かれ、児童がゲームに挑戦しました。
富小オリンピックは児童会が計画したもので、全校児童が12の班に分かれてゲームをしました。
ゲームは、児童会の6つの委員会がそれぞれ考えました。
体の仕組みパズルは、完成図が人体模型の絵で、制限時間内にできたパズルのピースの数で得点を競います。児童は真剣になってパズルに挑戦していました。
空き缶積みゲームでは、空き缶を5つずつ積み上げて搭を作りました。
積み上げた缶の数によって点数が決まるため、協力して缶を積んでいました。
児童は、ゲームの部屋を次々と移動して楽しんでいました。 -
長野県経営者協会上伊那支部懇談会
長野県経営者協会上伊那支部と上伊那の市町村長との懇談会が2日、伊那市のいなっせで開かれました。
懇談会は冒頭のみ公開で行われ、上伊那支部の役員や上伊那の市町村長など36人が集まり、観光と人材育成による地域活性化について話し合いました。
そのうちの1つ、観光の振興策については、上伊那や南信といった広い地域で連携していくこと、産業観光や体験観光といった、地域の資源を生かした戦略を考えていく必要があることが確認されました。
県経営者協会上伊那支部支部長の、藤澤秀敬伊那バス社長は「この話し合いが産業界の発展と政策のヒントにつながればうれしい」と話していました。 -
小中学生を対象にした救急救命講習会
箕輪町で5日、小中学生を対象にした救急救命講習会が開かれ子供達が心肺蘇生法などを学びました。
講習を受けたのは、箕輪町の太鼓グループみのわ太鼓ジュニアのメンバー24人です。
太鼓の講師をしている荻原大輔さんが、箕輪消防署の署員だったことから講習会が開かれました。
講習を受けたメンバーのほとんどが小学生で、小学生を対象とした救命講習が行われるのは上伊那では初めて、県内でもめずらしいという事です。
胸の圧迫では、「膝をたてて、腕をまっすぐ伸ばし、自分の体重をかけてしっかり押す事」と署員から指導を受けていました。
また、現在箕輪町内のすべての小中学校に設置されていているAEDの扱いかたも学びました。
箕輪消防署では、「小さな頃から救命法の基礎や手順を身につけてもらいたい」と話していました。 -
元県議の清水氏「早い時期に考え方を詰めたい」
任期満了にともなう11月の箕輪町長選。
出馬がとりざたされている元長野県議会議員の、清水洋さん(57)は取材に対し「早い時期に考え方を詰めたい。」と述べました。
箕輪町松島在住で元県議の清水さん。
町民有志から町長選への出馬を求める声が出ています。
縲恊エ水さん縲・br>「私がいろんなところで話を聞くなかで支持していただいている方の6縲・割が町長選に向けてがんばったらどうだということを言っていただいていることは事実です。
正直申しまして自分は県議選に向けていろいろやってきたわけです。
いろんな準備もそういうつもりで方向的にはやってきたので、ここで急にそういう声をいただいて舵をきるというのは、とまどっているというのが正直なところかもしれません。
長野県政も阿部さんになり大きくかわっていこうとしているわけですから、そんな時にやっぱり自分の働く場所も、そっちかなという気もないことはないですし、なによりも実は製造業の出身の県議は今でもいないんですね。
そういう声を届ける使命というのが自分にあるのかなという気もあったりもします。
ただもう一つ考え方によれば私自身がこれから政治家として生きていく道があるとすれば、それは県であろうと町であろうと地域の皆さんに本当に幸せになってもらう。そのためにがんばる舞台にはかわりはないので、そこについては考えてみようかなという気持ちでいることも事実です。」
清水さんは町長選について、仕事の状況のほか家族、後援会の考えなどを聞き、早い時期に考え方を詰めたいとしています。 -
伊那谷フィルムコミッション設立
伊那市は、映画やテレビドラマなどの誘致支援活動をする「伊那谷フィルムコミッション」を市の組織の一部として6日、設立させました。
6日、白鳥孝市長や市職員で代表の伊藤隆博さん等が出席し市役所で記者会見が開かれました。
白鳥市長は「映画やドラマ、コマーシャルなどの映像を通じて、伊那谷を全国に発信していきたい」。代表の伊藤さんは「2つのアルプスを望める景色や、伊那市の持つ歴史文化をPRしていきたい」と会見で話しました。
伊那谷フィルムコミッションでは、風景や建物などといった、ロケ候補地の情報収集を行い、ホームページで公開します。
また、実際の撮影では、撮影交渉や、ボランティアスタッフ、エキストラの募集などを行います。
伊那谷フィルムコミッションでは広く一般からメンバーの募集をしています。
<問い合わせ>
伊那谷フィルムコミッション 伊藤 隆博代表
(伊那市役所総務部情報統計課調査統計係長)
電話0265-78-4111 内線2151 -
新宿区役所「つつじ連」が阿波踊り披露
新宿区役所職員などでつくる「つつじ連」は5日、伊那市高遠町山室の遠照寺で阿波踊りを披露しました。
新宿区役所つつじ連は、地域の祭りに参加するため区の職員を中心に1988年に結成されました。
伊那市と新宿区が友好提携を結んでいることが縁で4日に行われた高遠城下まつりでも阿波踊りを披露しました。
つつじ連には伊那市役所から新宿区役所に出向している原健さんもメンバーに加わっていて原さんは遠照寺がある山室出身です。
この日の阿波踊りも原さんが地元の人たちに楽しんでもらおうと行われたもので、奥さんと2人での踊りも披露しました。
集まった人たちは、手拍子をしながら軽快な踊りを楽しんでいました。 -
森の音楽祭イン春近郷2010
地域で活動する音楽団体の発表会、森の音楽祭イン春近郷2010が5日、伊那市東春近の殿島城址公園で開かれました。
森の音楽祭は、殿島城址公園の有効活用を図ろうと、東春近公民館分館連絡協議会などが開いたものです。
今日は12の団体が踊りやダンス、楽器演奏などを披露していました。
訪れた人たちは、森の中に響き渡る心地よい音色を楽しんでいました。 -
県公衆衛生専門学校の2年生が模擬患者実習の成果発表
伊那市にある県公衆衛生専門学校の2年生が31日、今年3月から行ってきた歯科指導実習の成果を発表しました。
この日は、2年生17人が、今年3月から取り組んできた模擬患者実習のまとめを発表しました。
模擬患者実習は、学生が家族などを患者にみたてて指導にあたり、口の中の健康状態の改善などを図るものです。
そのうち、笹川智香さんは、模擬患者にブラッシングの大切さを知ってもらい、自分で口の中の健康が維持できるようにと指導をしてきました。
笹川さんは、「指導は自分の思い通りに進まないことが多かった。実習を通して、患者さんと一緒に問題解決に取り組むことの大切さを実感した」と話しました。
また、小島ひとみさんは、歯石の改善にむけ、指導をしました。
小島さんは、「患者さんに積極的に歯科指導に取り組んでもらうには、相手の意見を尊重し、それを踏まえた指導が大切」と話していました。
2年生は今後、3カ月間の臨床実習を行い、来年3月6日に国家試験を受ける予定です。 -
ポニーレース パカパカ杯
趣向を凝らしたポニーのレース、パカパカ杯が5日、箕輪町木下で開かれました。
パカパカ杯は動物との触れ合いを通して、思いやりなど子どもたちの心を育む活動をしている箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたものです。
今回で9回目となるパカパカ杯には、およそ30頭のポニーが出走し、愛嬌たっぷりのレースを展開していました。
ポニーに乗った子どもたちが、吊るされたパンを食べる競争ではハプニングもありました。
パカパカ杯ではコース途中に用意されたカゴにボールを入れてから進むものなど趣向を凝らした様々なレースが行われました。
参加者はポニーと触れ合いながら楽しい1日を過ごしていました。