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2011年春の高校伊那駅伝日程決まる
2011年に行われる春の高校伊那駅伝は、3月20日に行われることが22日に決まった。
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が伊那市内で開かれ、事業計画が承認された。
2011年の男子第34回、女子第27回春の高校伊那駅伝は、3月20日に伊那市陸上競技場発着で行われる。
コースは、今年3月の大会と同じで、男子は高遠町商店街折り返しコース、女子は西春近柳沢折り返しコースで行われる。
実行委員長の白鳥孝伊那市長は、伊那市が今年度、ますみヶ丘平地林にクロスカントリーコースを整備していることや、伊那市陸上競技場を改修することなどを話し、「伊那市としてもバックアップしていく。大会をさらに大きくし、全国に注目される大会に育ててほしい」とあいさつした。 -
箕輪中の2人が硬式野球の全国大会へ
松本市の少年硬式野球チーム、松本ボーイズに所属する、箕輪中学校の生徒2人が22日、箕輪町役場を訪れ平澤豊満町長に全国大会出場の挨拶をした。
全国大会に出場するのは、箕輪中3年の北條駿也君と2年の柴貫太君。
北條君は、レギュラーでファースト。全国大会出場を決める試合でも勝利に貢献する打点を挙げ、活躍した。
柴君は2年生ながら、2番手ピッチャーとして期待される。
松本ボーイズが所属する団体、ボーイズリーグは、県内4チームで構成されていて、トーナメントを勝ち上がり全国大会出場を決めた。
箕輪町の平澤豊満町長は「箕輪の代表として、夢をもって頑張ってください」と激励した。
全国大会は8月2日から大阪府で開かれ、松本ボーイズは初戦、福井の鯖江(さばえ)ボーイズと対戦する。 -
食生活改善推進員養成講座
県が進める地域の健康づくりを推進する食生活改善推進員の養成講座が、22日、開講した。
この日は、伊那合同庁舎で、1回目の講座が開かれ、
上伊那から、食生活改善推進員を目指す12人が参加した。
食生活改善推進員は、全国組織で、各市町村に支部がある。食育や、健康づくりのリーダーとして、地域で活動している。
1回目の22日は、自分の食事をチェックし、班ごとに、バランスの取れた献立を考えた。受講者は、具のたくさん入った味噌汁や、野菜炒めなどを選んで、献立を組み立てた。
食生活改善推進員の養成講座は、9月まで、あと3回予定されていて、食や健康について学習する他、調理実習なども行う。 -
新山小 高遠第4保とカレーパーティー
伊那市の新山小学校の児童は21日、地元の園児とカレーパーティーをして交流した。
新山小学校を訪れたのは伊那市の高遠第四保育園の年長児。
新山小学校では、毎年地元の保育園児を招いてカレーパーティーをしていて、昨年度に新山保育園が休園になってからは、高遠第四保育園との交流をおこなっている。
21日は、4つの班に分かれ、小学校で作ったジャガイモを使ってカレーを作った。
ジャガイモの他に何を具材にするかは班ごとに決めていて、ツナやコーン、レモン汁などを入れて、それぞれの班のオリジナルカレーを作っていた。
カレーが出来上がると、全員で味わった。
新山小学校では、交流をしてお互い顔見知りになることで、地域のつながりを作っていきたいという。 -
インターアクトクラブ長野大会
長野県内の高校生奉仕クラブ「インターアクトクラブ」の交流会が24日、伊那西高校で開かれた。
県内10校のインターアクトクラブと、活動を支援しているロータリークラブの会員あわせて330人が参加した。
交流会は、県内のインターアクトクラブ加盟校10校が持ち回りで開いていて、今年は伊那西高校で開かれた。
交流会では、各クラブの活動発表や意見発表が行われた。
長野市の長野女子高校は、奉仕活動として行っている通学途中のごみ拾いについて発表した。
無関心だったころに比べて、小さなごみゴミに気がつくようになったほか、地域の人たちとあいさつを交わすようになり交流が広がったと発表した。
また伊那西高校は、信州大学農学部の留学生との交流を通して感じたことを発表した。
生徒達は、日本と海外との文化の違いを肌で感じ、国と国との壁を越えた交流ができたと話していた。
スポンサーの伊那中央ロータリークラブの川上今朝雄会長は、「交流を通じて、お互いの活動を学び、奉仕、国際理解をより深めてもらいたい」と話していた。 -
セーフコミュニティーフォーラム
「安全安心のまちづくり」へ安全安心のまちづくりのため、セーフコミュニティの認証取得を目指している箕輪町は24日、初めてのフォーラムを町文化センターで開いた。
会場には約500人が集まり、セーフコミュニティについて理解を深めた。
フォーラムでは、箕輪町のセーフコミュニティシンボルマークの表彰式が行われた。
シンボルマークには青森県の工藤和久さんの応募作品が選ばれている。
事例発表では、地域で活動している3団体が活動事例を発表した。
箕輪北小学校の児童の安全を守る、北小通学パトロールの会は、人目の少ない場所、事故の起こりやすい交差点など、危ないポイントを見守っている様子などを発表した。
また上古田地区社会福祉協議会は、近所同士での助けあいを地図にした地域支え合いマップの作成や、公民館に防災道具を備えつけた活動などを発表した。
3団体の発表を受け、セーフコミュニティ認証センター公認ディレクターの白石陽子さんが感想を述べた。
また、作家の家田荘子さんが、「生きるということ」と題して講演し、いじめられた体験談をもとに、生きることの大切さを訴えていた。
平澤豊満町長は「多くのボランティアによって安全が守られている。この輪を広げて、より安全安心なまちづくりに取り組んでいきたい」と話していた。 -
水無山で信大生と区民が整備作業
伊那市の手良区民と信大農学部の学生は24日、手良地区にある水無山の整備作業をした。
区民と信大生の有志約20人が参加した。
この整備作業は、9月に手良地区で予定されている水無山ハイキングのために行われている。
農学部の演習林が手良地区にあることから、地域の人たちとの交流を兼ねて実戦的な体験をしようと、毎年学生の有志が作業を手伝っている。
24日は、大雨により削られたハイキングコースの溝を埋める作業や、急な傾斜地に階段を作る作業をした。
参加した信大生は区民と会話をしながら、作業を進めていた。
手良地区では9月のハイキングまでにもう一度、下草刈りなどの作業を行う予定。 -
創造館で縄文土器作り
伊那市創造館で24日、縄文土器作り教室が開かれた。小学生ら約10人が集まり、縄文土器作りに挑戦した。
これは、伊那市創造館が自主企画として今回初めて実施した。
創造館の常設展示室では、地元で出土したたくさんの縄文土器が並んでいる。
そこで、実際に土器を作って、昔の人がどんな生活をしていたか知ってもらおうと考え、今回のイベントを企画した。
参加者は、粘土で土器の形を作り、飾りや模様を付け、さまざまな土器を作り上げていた。
完成した土器は1カ月ほど乾燥させ、来月21日に焼き上げる予定。 -
前高遠美術館長竹内徹さん作品展
今年3月まで伊那市高遠町の信州高遠美術館館長を務めていた洋画家・竹内徹さんの作品展が24日、始まった。
信州高遠美術館で竹内さんが個展を開くのは今回が初めて。
会場には、竹内さんが以前、伊那市に寄贈した作品など46点が展示されている。
竹内さんは高遠町出身の洋画家で、平成14年から今年3月までの8年間、信州高遠美術館の館長を務めた。
また旧伊那市、高遠町、長谷村が合併した平成18年には、自身の作品24点を伊那市に寄贈した。
今回の作品展は、多くの作品を寄贈し、館長として長年美術館を支えてきた竹内さんへの感謝の気持ちを込め、伊那市が企画した。
会場には、竹内さんが昭和40年代から描き続けている高遠町の日常を描いた作品などが多く並んでいる。
作品展は8月29日まで。 -
ノブ・サチ油絵展
子ども達や地球、希望をテーマにした個展「ノブ・サチ油絵展」が、ベルシャイン伊那店で開かれている。
油絵展には、ノブ・サチさんの作品、35点が並んでいる。
ベルシャイン伊那店での個展は4回目で、ここ1年以内に描かれた近作の個展。
作品の多くは明るい色使いのもので、ピコットの森という想像の世界の中で、動物や人間がお互いを思いやって暮らしている様子を描いている。
ノブ・サチさんは「子ども達を取りまく時間や世界が、平和で優しい時間だったらいいな、という想いを込めて描いている」と話す。
また、一般の油絵展とは違い、子ども達も楽しめる作品展なので、家族連れでも来てもらいたいと話していた。
この「ノブ・サチ油絵展」は27日まで、ベルシャイン伊那店2階の文化ホールで開かれている。 -
みのわ祭り ポスターとうちわの表彰式
2010みのわ祭りのポスター、うちわコンクールの表彰式が22日、箕輪町役場で開かれた。
ポスターには、箕輪中学校2年の戸田 宏美さんの作品が選ばれた。
戸田さんは、「美術部で絵を描いているので、日ごろの成果が出てうれしい」と話していた。
ポスターは、500部作られ、事業所や公民館などに張られる。
うちわに採用されたのは、箕輪北小学校6年の名越 彩音さんの作品。
名越さんは「自分の作品が選ばれてうれしいです」と話していた。
うちわは1万本作られ、町内全戸に配られる。 -
連日猛暑 30℃超えは8日間連続
23日の伊那地域の最高気温は、35.1度を記録し、22日に続いて猛暑日となった。
16日から8日間連続で30度以上を記録している。
長野地方気象台の発表によると、23日の伊那の最高気温は、35.1度で、今年最高となった22日とならんだ。平年と比べて7度高い。
伊那地域では、16日に30.5度を記録してから8日連続の30度超えとなった。 -
竜西保育園児が川遊び
伊那市は22日、日中の最高気温が35・1度を記録し、猛暑日となった。
竜西保育園の年長園児たちは、照りつける太陽の下、小黒川で川遊びを楽しんだ。
伊那市内の保育園では、年長児の活動として川遊びを行っている。
竜西保育園では年長園児39人が、タイヤチューブに乗って川下りを楽しんでいた。 -
景気 「厳しさやわらぐ傾向」
あるしんがまとめている上伊那の景気レポートによると、今年4月から6月は、依然として全業種で深刻な状況ではあるものの、若干、厳しさが和らぐ傾向が見られるとしている。
アルプス中央信用金庫が、3ヶ月ごと発表している伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによると、4月から6月は、業況を判断する指数DIが、マイナス31.7で、1月から3月に比べ8.5ポイント改善した。
依然として、全ての業種がマイナス領域にあるが、建設業と卸売業を除く業種で改善が見られ、若干ではあるが、厳しさが和らぐ傾向が見られるとしている。
しかし、7月から9月までの見通しは、DIがマイナス33.3と1.6ポイント悪化する見込みで、特に建設業、サービス業、不動産業では、マイナス幅が拡大すると予想している。
あるしんでは、7月から9月は、総じて再び低調感が高まり、業況感は落ち込む見通しとしている。 -
耐震化で終業式早く
校舎の耐震化工事が進められている伊那市の春富中学校は、例年よりも1週間ほど前倒しして22日、終業式を行った。体育館に全校生徒が集まり、1学期を締めくくった。
生徒を代表して、1年生の北原悠哉君は、「野球部に入り、辛いことや苦しいことは沢山あるけれど、きびしい練習に耐えてレギュラーを目指したい」と1学期を振り返った。
村田正美校長は、「明日がある、明後日があると考えている間は何もありはしない。自分の心の中に時計を持って、今を大切に、夏休みを過ごしてほしい」と生徒に呼びかけた。
春富中学校の教室棟には現在、耐震化工事のための足場が組まれている。
工事は、24日から本格的に始まる予定で、学校では工事にあわせ終業式を例年より1週間ほど早めた。
伊那市教育委員会によると、市内の小中学校の耐震化率は現在40.4%で、県内の19市で最も低く、全ての市町村の中でも最低水準となっている。
伊那市では現在、春富中を含め市内11の小中学校の耐震化に着手している。
これにより本年度末には、耐震化率は76.3%まで上がる見込み。
伊那市では、平成27年度末を目途に、耐震化率100%を達成したい考え。 -
西澤由美子さん水彩画展
伊那市高遠町出身の西澤由美子さんによる水彩画展が22日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まった。
会場には、カラフルな色調の水彩画50点ほどが並んでいる。
西澤さんは、伊那市高遠町で高校時代までを過ごし、現在は静岡県で美容エステ室と焼き鳥屋を経営している。
モチーフは、店に訪れる客をイメージしたものが多いという。
中には、焼き鳥屋に訪れたカップルをモデルに、付き合い始めから結婚し子どもが生まれるまでをストーリー仕立てで仕上げた作品もある。
絵は、10年ほど前から描き始め、今回初めて個展を開いた。
仕事の合間を縫っての創作活動のため、年に5点ほどしか制作できないということで、今回は10年間の作品が展示されている。
西澤由美子さんの水彩画展は26日まで。 -
北小河内ふれあい会が園児と交流
箕輪町北小河内の住民が集い親睦を図る住民ふれあい会が22日、北小河内公民館で開かれ、保育園の園児と初めて交流した。
おごち保育園の年長園児17人が公民館を訪れ、地域のお年寄りと一緒に七夕の飾り付けをした。
住民ふれあい会は、地区の住民が自由に参加し、お茶を飲みながら親睦を深めるもので、年5回開かれている。
今回、地域の子どもと触れ合う機会を作ろうと、初めて園児との交流が行われた。
参加した人たちは、園児と一緒に短冊に願いごとを書いて、笹に縛り付けていた。
住民ふれあい会では、「今後も子どもたちと触れ合える機会を考えていきたい」と話していた。 -
東春近中央保育園園児にカブトムシプレゼント
伊那市の東春近中央保育園の園児に21日、地域のお年寄りからカブトムシが届けられた。
園児は、カブトムシやクワガタがそれぞれオスとメスペアで入れられたケースを受け取ると、嬉しそうに友達と見比べたりしていた。
カブトムシをプレゼントしたのは伊那市東春近に住む森登美男さん。
森さんは、この保育園に孫が通っていたことから5年前から毎年園児にカブトムシを届けている。
贈られたカブトムシは、森さんが市内の山で4日間かけてとってきたもので、全部で200匹ほど。
子供たちはそれぞれ家に持ち帰って育てるという。 -
伊那北高校全国出場あいさつ
走り高跳びや囲碁、将棋で全国大会に出場する伊那北高校の生徒が21日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場のあいさつをした。
走り高跳びで全国大会に出場するのは、2年生の有賀楓子さん。有賀さんは、今月開かれた北信越大会で、1m64センチメートルを飛び優勝し、29日から沖縄県で開かれる全国大会出場を決めた。
囲碁部は、5月の県大会で優勝し、26日から東京都で開かれる全国大会で男子団体戦と個人戦に出場する。部長の辻耀君は、開会式で選手宣誓をするという。
囲碁部の2人は、長野県選抜チームのメンバーにも選ばれている。
将棋部は、5月の県大会で男子団体戦で優勝、8月2日から宮崎県で開かれる全国大会出場を決めた。
白鳥市長は、「伊那北の名前が全国に知られる事はうれしい。良い報告を待っています」と激励していた。 -
三宅小と高遠北小が交流
伊那市と友好関係にある、東京都三宅村の三宅小学校の児童が22日、高遠北小学校を訪れた。
交流を行ったのは、三宅小5年生の14人と高遠北小の5年生8人。
三宅村と旧高遠町は昭和45年に友好町村盟約を結んでいて、平成7年から、三宅小と同じ規模の高遠北小が交流を行っている。
高遠北小の古村奈津香さんは「川遊びをしたり、一緒の給食を食べて、沢山友達をつくり楽しい思い出にしましょう」とあいさつした。
また、三宅小の八幡亜由美さんは「高遠の写真や資料を見て、訪れるのを楽しみにしていました」と話した。
歓迎会では、お互い住んでいる地域を手書きの図や写真を使って紹介した。
児童らは、校舎見学や給食を一緒に食べた後、国立高遠青少年自然の家を訪れ、川遊びなどで交流を行った。
三宅小の児童は、高遠に3日滞在する予定で、三宅村にはない水田の見学をしたほか、高遠歴史博物館や蓮華寺を見学するという。 -
伊那市とJA上伊那農政懇談会
伊那市の理事者とJA上伊那の役員が農業政策について話し合う懇談会が21日、JA上伊那本所で開かれた。
伊那市から白鳥孝市長、酒井茂副市長など5人が、JA上伊那からは宮下勝義代表理事組合長など8人が参加し懇談が行われた。
この農政懇談会は、JA上伊那が、管内の市町村と不定期で開いている。
この日は、広域的な農業施策や観光と農業の融合などについて主に話された。
JAからは、上伊那広域連合の中に農政を扱う専門部署を設けて、広域的な施策を行ってほしいといった要望が出された。
また、伊那市小沢の小黒原工業適地に工場の建設が予定されている食品メーカー・マロニーで、原料に上伊那産のジャガイモやトウモロコシが活用されるかどうかについて、JA上伊那は「現在使用されている北海道産の原料には勝てないだろう」とすると、白鳥市長は「信州大学の協力も得ながら、可能性を探りたい」と話していた。
観光や農作物のブランド化については、広域的な視野の必要性、行政とJAが連携していくという点で一致した。 -
春高駅伝 来年は3/20に開催
2011年に行われる春の高校伊那駅伝は、3月20日に行われることが22日、決まった。
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が伊那市内で開かれ、事業計画が承認された。
2011年の男子第34回、女子第27回春の高校伊那駅伝は、3月20日に伊那市陸上競技場発着で行われる。
コースは、今年3月の大会と同じで、男子は高遠町商店街折り返しコース、女子は西春近柳沢折り返しコースで行われる。
実行委員長の白鳥孝伊那市長は、伊那市が今年度、ますみヶ丘平地林にクロスカントリーコースを整備していることや、伊那市陸上競技場を改修することなどを話し、「伊那市としてもバックアップしていく。大会をさらに大きくし、全国に注目される大会に育ててほしい」とあいさつしていた。 -
ボーイズリーグ全国大会出場挨拶
松本市の少年硬式野球チーム、松本ボーイズに所属する、箕輪中学校の生徒2人が22日、箕輪町役場を訪れ平澤豊満町長に全国大会出場の挨拶をした。
全国大会に出場するのは、箕輪中3年の北條 駿也君と2年の柴 貫太君。
北條君は、レギュラーでファーストを守っている。全国大会出場を決める試合で打点をあげる活躍をみせた。
柴君は2年生ながら、2番手のピッチャーとして、ダブルヘッダーの試合が多い、トーナメント戦の鍵を握る。
2人の所属する団体、ボーイズリーグは、競技規則などはリトルシニアと同じだが、ピッチャーが1日に投げられる投球イニングに制限がある。
箕輪町の平澤豊満町長は「箕輪の代表として、夢をもって頑張ってください」と激励の言葉を述べた。
全国大会は8月2日から大阪府で開かれ、松本ボーイズは初戦、福井の鯖江ボーイズと対戦する。 -
あんざんコンクール上伊那大会
あんざんコンクール上伊那大会が17日、伊那市の伊那商工会館で開かれた。
伊那市、箕輪町、南箕輪村のそろばん塾に通う小学3年生から中学生までの53人が参加した。
あんざんコンクールはそろばん塾に通う子どもたちの日頃の勉強の成果を試す場として日本珠算連盟伊那支部が毎年開いている。
コンクールでは、学年ごとに部門が分かれていて、かけ算、わり算、みとり暗算の3競技をそれぞれ5分間の制限時間で行い、500点ずつの合計1500点満点で点数を競う。
子ども達は、そろばんをイメージしながら手を動かし、真剣な表情で試験に臨んでいた。
コンクールの結果、3年生の部は南箕輪小の高岡みなみさん、4年生の部は箕輪中部小の小沢昌輝君、5年生の部は西箕輪小の伝田智宏君、6年生の部は箕輪中部小の小沢奈々さん、中高生の部は箕輪中の澤島里奈さんが金賞となっている。
なおコンクール金賞受賞者は、通信制の全国あんざんコンクールに出場することになっている。 -
ブラジル伝統の祭りフェスタ・ジュニーナ
ブラジル伝統の祭り、フェスタ・ジュニーナが18日、伊那市東春近の榛原河川公園で開かれた。
この祭りは上伊那に3校あるブラジル人学校がブラジルの伝統行事を地域の人たちにも知ってもらおうと初めて行った。
祭りはブラジルの収穫の時期に合わせて行われているもので、この季節の風物詩になっているという。
祭りでは模擬店が出されたほかダンスや音楽演奏、ブラジルに伝わる格闘技カポエイラなどが披露された。
祭りを企画した上伊那にある3つのブラジル人学校では「ブラジルのことを知ってもらい、地域の人たちと交流する場として続けていきたい」と話していた。 -
西町区親子ふれあいマスつかみ
伊那市西町区の親子が19日、三峰川の榛原河川公園でマスつかみを楽しんだ。
西町区青少年育成会が開いたもので、親子約270人が参加した。
マスつかみ大会は、自然の中で魚を捕まえる楽しみを体験させたいと開かれた。
河原の一部をせき止め、体長20センチほどのマス400匹が放流された。
水が濁ってマスが見えないため、子どもたちは手探りでマスを追いかけていた。
今年は、去年より70人ほど参加が増え、放流するマスの数も増やしてにぎやかに行われた。
育成会では、「来年以降も続けていきたい」と話していた。 -
旧陸軍伊那飛行場を見学
伊那市の歴史や文化を学ぶバスハイクツアーが21日行われ、参加者が地域の歴史に理解を深めた。
このツアーは、伊那市観光協会が企画したもので住民約30人が参加した。
バスで市内の名所などをまわり、観光ボランティアガイドの矢島信之さんが案内をした。
このうち、伊那市上の原の旧陸軍伊那飛行場跡地では、飛行機の格納庫の跡を見学した。
矢島さんは、コンクリートの跡は格納庫の土台で伊那市の戦争遺跡として保存されていること、またこの飛行場で訓練を受けた少年飛行兵や見習士官などが、戦地に向かったことや、特攻隊員となった者もいたことなどを説明していた。
参加者のなかには、学徒の勤労奉仕としてこの飛行場の建設作業にあたっていたという人もいて、世の中は戦争一色で勉強どころではなかった」と、その時の体験談を話していた。
参加者は今日1日バスで市内をまわり、地域の歴史や文化に理解を深めていた。 -
らんま先生のエコパフォーマンス
エコ実験パフォーマーとしてテレビなどで活躍している、らんま先生が南箕輪小学校を訪れ、ユニークなパフォーマンスを披露した。
これは、子どもたちに幅広い分野に興味を持ってもらおうと南箕輪村の人材育成事業の一環として行われた。
21日は、元教諭で現在はエコ実験パフォーマーとして活躍している、らんま先生が南箕輪小学校を訪れ環境問題などをテーマにしたパフォーマンスを披露した。
茶色の水を透明にするパフォーマンスでは、汚れた水を浄化するためには何百倍もの水が必要だと説明し水の大切さを訴えていた。
ほかに遠心力を使ってシャボン玉をつくる科学実験では、らんま先生が大きなボールの上でパフォーマンスを披露し児童からは、歓声があがっていた。
子どもたちは、らんま先生のパフォーマンスを楽しみながらエコや科学にふれていた。 -
箕輪町でアレチウリ駆除の研修会
箕輪町は20日、外来植物「アレチウリ」の正しい駆除方法を学ぶ研修会を開いた。
20日は、各地区の代表など12人が集まり、実際にアレチウリを駆除しながら、正しい抜き取り方法などを学んだ。
研修会は、正しい駆除方法を学び、より効果的にアレチウリを減らしていこうと町が今年初めて企画した。
アレチウリは外来植物の一種で、成長する力が強いため、もともと生えていた日本の固有種を枯らしてしまうこともあるという。
参加者は、根から抜くこと、できるだけ小さいうちに抜き取ることなどといったポイントを教わりながら、アレチウリを駆除していた。
箕輪町では、区ごとに駆除を行っていて、アレチウリが種を付ける8月までの間にすべての区で実施される予定。 -
井上井月の新句発見
江戸時代の末から明治にかけて伊那谷を放浪した漂泊の俳人井上井月の新しい句が見つかった。
新たに見つかったのは、「踊場の ほこり押(おさえ)や通り雨」という俳句。
この俳句が書かれた短冊は井上井月顕彰会の堀内功(つとむ)会長が古美術店から購入した。
堀内さんが井月研究家の春日愚良子さんに鑑定を依頼したところ、間違いなく井月が書いたもので、これまでに見つかっていない句だということが分かった。
井上井月顕彰会では、まだ見つかっていない俳句は相当あるはずと話し、井月という人物を知るうえでも、新句の発見につとめていくという。