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送り盆の伝統行事「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる送り盆の伝統行事「おさんやり」が16日に行われた。
「おさんやり」は、約400年前、南小河内で発生した疫病や災いが、地区内を流れる「大堰」が天竜川とは逆に流れていることが原因だと考えられ、その厄を払うために始まったといわれている。
白い服を身にまとった区民らが「お舟」を担いで、地区内を回る。これには災いをお舟に集める意味があるといわれている。
地区の男衆が長さ12メートル、重さおよそ約700キロの柴舟を担ぎ、地区内を巡航した。
午後9時。お舟を壊す儀式が始まり、担いできた男衆が、かけ声と共に舟を左右に揺らして壊していった。
破片を玄関先に吊るすと厄除けになると言われていて、見物に訪れていた区民らが1年間の無事を願い、われ先にと拾い集めていた。 -
精霊流し大法要
灯ろうを流して祖先の霊を供養する「精霊流し大法要」が16日、伊那市の坂下駐車場で行われた。
市内の新盆を迎えた家族を中心に、先祖代々の霊や戦没者の霊を供養しようと、約100人が集まった。
精霊流し大法要は、毎年送り盆に合わせて伊那仏教会や坂下区商工会が行っている。
法要が終わると、参加者は天竜川の岸まで下りて行き、灯ろうを流していた。
ある参加者は「亡くなった人のそばには行けないが、灯ろうを流すことで慰めることができれば」と話していた。 -
大萱地区で送り盆「百八灯」
伊那市西箕輪大萱の送り盆の伝統行事「百八灯」が16日、大萱グラウンドで行われた。会場には多くの区民が集まり、盆踊りや花火、振りまんどなどを楽しんでいた。
イベントが終わると、会場を囲むように吊るされた108つの布製の玉に火が付けられた。
百八灯は、大萱地区に古くから伝わる行事で、精霊を送る「送り盆」の行事として、また無病息災や五穀豊穣を願って毎年行われている。
108という数字は、除夜の鐘と同じ108の煩悩を絶つという意味だと言われている。
会場は、108つの火の玉が作りだす幻想的な雰囲気に包まれ、訪れた人たちはその光景に見入っていた。 -
田畑の伝統行事「盆正月」
地区の若い衆が役員の家を封鎖して盆休みの延長を訴える南箕輪村田畑地区に古くから伝わる行事「盆正月」が、16日深夜に行われた。
辺りが寝静まった深夜12時、集まったメンバーは、区長や役員の家へと向かった。
盆正月は、田畑区の伝統を守る会が毎年行っているもので、地区役員の家を一軒ずつまわり、玄関先にバリケードを作って盆休みの延長を訴える。
池田輝夫区長の家に着くと、メンバーらは物置にあった家財道具を次々と持ち出し、玄関先に積み上げていった。
中には隣りの電気工事店から持ち込んだものもあった。
最後に玄関先に「お正月」という文字を書くと完成した。
メンバーらは池田区長の家を後にし、次に封鎖する家へと向かった。 -
美篶小学校で始業式
楽しかった夏休みが終わり、伊那市の美篶小学校などでは18日から2学期が始まった。
登校した児童らは、漢字や研究課題など夏休み中の宿題を提出していた。
またプールで泳いだことや、キャンプに行ったことなど夏休み中の思い出を発表していた。
宿題を提出した後、全校児童が体育館に集まり始業式が行われた。
このうち5年生は氷の解ける早さの違いや水の汚れなど、それぞれが疑問に思ったことを調べ、分かったことを発表していた。
また2年生は、ペットボトルを利用して作ったカブトムシとクワガタムシなど夏休み中の工作を一人ずつ披露していた。
星野政寛校長は、「少し勉強したくらいで分かったつもりになってはいけません。2学期は深く掘り下げ自分のためになる勉強をしてください」と呼びかけていた。
上伊那地域の小中学校の始業式は、19日、ピークを迎える。 -
【カメラリポート】宮崎学さんに聞く
上伊那地域で多発しているクマの目撃情報。
人や農作物への被害が心配されている。
しかしその数や行動範囲などはあまり知られていない。
クマはなぜ人里近くまでおりてくるのか?駒ヶ根市に住む自然界の報道写真家宮崎学さんに話を聞いた。
(宮崎さん)「相手は野生動物ですからね。クマに限らずタヌキやキツネだってどこでも歩いてるんですよ。だからそのどこでも歩いているところを、やっぱり行政にしても現代人はみんな人間を中心にしてものを見ているでしょ。それをたまたま見つけただけで大騒ぎするのも今まで何をやってきたんだということを言いたいよね。」 -
台風4号による被害なし
台風4号は、今日午後3時ごろ、長野県に最接近した。
午後3時現在、伊那市、箕輪町、南箕輪村に被害はなく、農作物・公共交通などに影響は出ていない。 -
南箕輪南部保育園で英語学ぶ
南箕輪村の英語教室「放課後英語」に通う小学生が10日、南箕輪村南部保育園を訪れ園児達と英語で触れ合った。
保育園を訪れたのは、放課後英語に通う南箕輪小と箕輪中部小の2年生から6年生の児童11人。
楽しく英語に触れてもらおうというもので、園児約60人と小学生が5つのグループに分かれ交流した。
最初に英語で自己紹介をし、あいさつが終わると、英語の音楽に合わせてダンスを踊った。
お互いに慣れてきたところで、英語でじゃんけんをした。園児達は、上手に英語を使って楽しんでいた。
放課後英語代表の天田美咲さんは、「工夫して自分より小さい子供に教えることで、児童にとってもいい経験になる」と話していた。 -
小沢花の会が道路功労者表彰受賞
伊那市の小沢花の会は、道路沿いに季節の花を植える活動などが認められ、社団法人日本道路協会の道路功労者表彰を受賞した。
11日、伊那市役所に小沢花の会の池田房江さんら3人が訪れ白鳥孝伊那市長から表彰状が伝達された。
賞状を受け取った池田さんは「会の活動も年々広がりをみせ、県内外から多くの人が来てくれるようになった。協力してくれた人たちに感謝したい」と話していた。
小沢花の会は平成7年から伊那市小沢の広域農道沿いで芝桜など季節の花を植える活動を行っている。
現在は伊那市の観光名所の一つとなっていて、芝桜が見ごろとなる5月上旬は県内外から多くの人が訪れる。
また春の高校伊那駅伝ではプランター植えの芝桜やパンジーを提供し、全国から集まったランナーを歓迎している。
池田さんらは「道路沿いでの作業になるが、これまで事故なく続けることができた。今後も皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい」と話し、活動に意欲をみせていた。 -
上農高校伝統の花市
上伊那農業高校伝統の花市が12日、伊那市のいなっせ北側広場などで開かれ、多くの地域住民が花を買い求めていた。
いなっせと伊那北駅前の2カ所で上農高校農林委員会の生徒17人が、盆花を販売した。
いなっせでは、販売開始の1時間以上前から人が並び始め、雨のため予定より15分時間を早めて販売を始めた。
上農高校では今年、約400束の花を用意した。
花は生徒達が5月に苗を植えて育てたもので、ガマの穂、オミナエシ、アスターなど6種類を1束500円で販売した。
用意した400束の盆花は販売開始からおよそ30分で完売した。 -
認知症サポーター養成講座
認知症高齢者への適切な対応を学ぶ、認知症サポーター養成講座が11日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれた。
これは伊那市社会福祉協議会が、日頃、認知症高齢者と関わることが少ない職員を対象に初めて開いたもので、26人が参加した。
講師は、認知症サポーター養成講座の講師資格を持つ社協の職員、矢澤秀樹さんが務めた。
講座では、認知症の基礎知識や、認知症高齢者への対応について学んだ。
参加者は、適切な対応として、目線を合わせる、相手のペースに合わせることなどを確認していた。
講師の矢澤さんは、「対応するときは落ち着いた雰囲気になれるかどうかが大切。声かけや支援が地域の支え合いの中でできるといいと思う」と話していた。
参加したある職員は、「やさしい声かけは誰に対しても必要。余裕をもって仕事をしたい」と話していた。 -
極早生品種シナノレッド出荷ピーク
お盆用のりんごの需要にあわせて、箕輪町のJA箕輪果実選果場では、りんごの出荷がピークを迎えている。
12日は、5キロの箱、150ケース分のりんごの出荷作業が行われた。
出荷されているのは、シナノレッドという、極早生の品種。
出荷作業は、10日から始まり12日がピーク。
お盆のお供え物などとして市場から強い需要があるということで、上伊那では10年ほど前から栽培している。
上伊那の中部・北部では、50アールほどで栽培していて、今年は、5キロの箱800ケースの出荷を予定している。
今年は、玉伸びなどは順調だが、ここにきて気温が下がらないため、色づきが遅れているという。
シナノレッドは、名古屋や大阪方面へ出荷される。
この出荷作業は、お盆休みをはさんで19日まで行われる。 -
弓道で全国大会出場へ
伊那市体育協会弓道部に所属する中学生女子チームが、21日から東京都で開かれる全国大会に初出場する。
13日、全国大会に出場する伊那中学校2年の小林 萌さんと、東部中学校2年の原 茉莉子さんらが、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に全国大会出場の挨拶をした。
7月にひらかれた県大会で、団体の部・個人の部ともに優勝し、個人では小林さんが優勝した。
団体の部は、3人1組のチームで、小林さんと、原さんと、箕輪中学校3年の千葉仁奈さんの3人。
弓道部に所属する中学生はこの3人のみ、大会に出場するのも始めてという中で、全国大会初出場を決めた。
白鳥市長は、「伊那の弓道の歴史を切り開いていく快挙ですね。」と話し、大会を楽しんできてほしいと2人を激励した。
二人が出場する全国大会は、21日から、東京都渋谷区の明治神宮武道館で開かれる。 -
少林寺拳法で全国へ
少林寺拳法連盟伊那支部の選手が、今月21日から香川県で開かれる全国中学生少林寺拳法大会に出場する。
12日は、少林寺拳法伊那支部の選手と指導者が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場あいさつをした。
少林寺拳法伊那支部は、7月に松本市で開かれた県大会で優勝し、全国大会出場を決めた。
選手は伊那支部に通う伊那東部中学校と西箕輪中学校の2、3年生8人。
種目は団体演武の部で、この中から2人1組で行う.組演武の男子の部と女子の部にも出場する。
選手は、同じメンバーで去年も全国大会に出場している。
白鳥市長は、「全国優勝を期待しています」と激励していた。
少林寺拳法伊那支部は、21日から香川県で開かれる全国中学生少林寺拳法大会に出場する。 -
伊那市長谷の地質について学ぶ
伊那市の地質について学ぶ、イベントが12日伊那市長谷で行われ、子ども達が標本づくりに挑戦した。
これは、夏休み中の親子を対象に伊那市の地質について学んでもらおうと伊那市創造館が企画したもの。
12日は、12組の親子が参加し、伊那市長谷の美和ダム周辺を歩き標本にする石を拾った。
参加者達は、伊那市の地質図をもって、それぞれの場所で石のかけらを拾い集めていた。
このうち、南アルプスジオパークの見所でもある溝口露頭では、講師の小学校教諭が地層について解説した。
子ども達は、岩を砕いた欠片を接着剤で図にはりつけていた。
伊那市創造館では、「自分たちの住んでいる伊那市の特徴的な石を集めることによって地質について興味をもってもらいたい」と話していた。 -
小沢花の会が道路功労者表彰受賞
伊那市の小沢花の会は道路沿いに季節の花を植える活動などが認められ社団法人日本道路協会の道路功労者表彰を受賞した。
小沢花の会の池田房江さんら3人が11日伊那市役所を訪れた。池田さんらに白鳥孝伊那市長から表彰状が伝達された。
賞状を受け取った池田さんは「会の活動も年々広がりをみせ、県内外から多くの人が来てくれるようになった。協力してくれた人たちに感謝したい。」と話していた。
小沢花の会は平成7年から伊那市小沢の広域農道沿いで芝桜など季節の花を植える活動を行っている。
現在は伊那市の観光名所の一つとなっていて、芝桜が見ごろとなる5月上旬は県内外から多くの人が訪れる。
池田さんらは「道路沿いでの作業になるが、これまで事故なく続けることができた。今後も皆さんに喜んでもらえるようにがんばりたい。」と話し活動に意欲をみせていた。 -
小学生と保育園児が英語で交流
南箕輪村の英語教室「放課後英語」に通う小学生が10日、南箕輪村南部保育園を訪れ園児達と英語で触れ合った。
保育園を訪れたのは、放課後英語に通う南箕輪小と箕輪中部小の2年生から6年生の児童11人。
楽しく英語に触れてもらおうというもので、園児約60人と小学生が5つのグループに分かれ交流した。
最初に英語で自己紹介をし、挨拶が終わると、英語の音楽に合わせてダンスを踊った。
お互いに慣れてきたところで、英語でじゃんけんをした。園児達は、上手に英語を使って楽しんでいた。
放課後英語代表の天田美咲さんは「工夫して自分より小さい子供に教えることで、児童にとってもいい経験になる」と話していた。 -
食中毒注意報発令
長野県は、今年2回目の食中毒注意報を発令した。
気温、湿度とも高く、食中毒の発生しやすい状況だとして、手洗い、食材の冷蔵庫での保存、充分な加熱を呼びかけている。 -
あじ~なで盆花市
南箕輪村の生産物直売所ファーマーズあじ縲怩ネで11日から、お盆用の花市が始まった。
朝から次々と買い物客が訪れ、お盆用の花を買い求めていた。
盆花市は毎年開かれていて、花は、伊那市や南箕輪村など地元で生産されたもの。
アスターや菊など定番の花から、ここ数年はトルコギキョウもお盆用の花として定着してきているという。
お盆の準備を早めにしようと訪れた南箕輪村のある男性は「色とりどりの花があり毎年楽しみにしている。近くの親戚にも分けてあげたい」と話していた。
この盆花市は、12、13日も開かれ、時間は午前7時から。売り切れ次第終了する。 -
上農盆花市準備
上伊那農業高校は12日、伊那北駅前といなっせで盆花市を開く。
11日は、農林委員会や生徒の有志が夏休み中の学校に集まり、花市の準備をした。
花は、生徒たちが5月に苗を植えて実習で育てたもの。
上農高校の盆花市は50年以上続く伝統行事となっている。
今年は、長雨とそれに続く猛暑で、アスターは色によっては花の数が少ないということだが、トルコギキョウなど別の花を補って何とか例年通りの500束を確保できそうだという。
上農高校の盆花市は、12日午前9時30分から伊那北駅前といなっせ北側の多目的広場で開かれる。
価格は、アスターやオミナエシ、小菊など5種類の花束が500円となっている。 -
諏訪形御柱木遣り班が上田の祭りへ
伊那市西春近諏訪形の諏訪形御柱木遣り班のメンバーが8日、上田市で行われた祭りに参加し、木遣りを披露した。
8日は上田市でNHK大河ドラマ化を目指している真田幸村をPRする祭り、日本一の夏まつりが初めて行われた。
上田市にも同じ諏訪形という地域があることから両地域は姉妹自治区として交流が続いている。
今回も、このことが縁で祭りに参加することになり、木遣り班のメンバーが堂々と木遣りを披露していた。
祭りでは勇壮な真田出陣ねぷたが通りを練り歩くなど盛り上がりをみせていた。
祭りに参加した木遣り班の小松勝さんは、「初めての祭りだったが大変盛り上がり上田のパワーを感じた」と話していた。 -
台風4号接近
長野地方気象台は台風4号があす昼過ぎに上伊那地域に最接近すると予想していて土砂災害などに注意を呼びかけている。
長野県は11日、台風4号接近に伴う農作物の被害防止のため農業関係者に対策をとるよう周知した。
伊那市羽広のブドウ畑では、みはらしぶどう生産組合の有賀五男さんが、台風の接近に備え、ぶどう棚に支柱を設置する作業を行なっていた。
有賀さんのぶどう畑は広さが約23アールで、ナイアガラや大粒ピオネなど6種類、1万6千房を栽培している。
県では農作物のうち果樹については、強風に備えて防風ネットの点検や支柱の設置などを呼びかけている。
また水稲については倒れるのを防ぐため、なるべく水を多く入れ茎の揺れを防ぐことなどを注意点として挙げている。
台風4号は12日昼過ぎにかけて上伊那地域に最接近する見通し。11日午後6時から12日午後6時までの24時間の降水量は上伊那地域の多い所で110ミリと予想されていて、長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけている。 -
高校演劇部が舞台技術学ぶ
高校の演劇部に所属する生徒を対象に、照明や音響などの舞台技術を学ぶ講習会が8日伊那市の伊那文化会館で開かれた。
上伊那の高校、6校から、約60人が参加した。
このセミナーは、来月開かれる上伊那地区の合同演劇発表会を前に、舞台の仕組みを理解し、より完成度の高い発表にしてもらおうと、開かれた。
生徒達は、照明や音響、大道具の3種類について講義を受けた。
このうち、照明の講義では、赤、青、緑の色を組み合わせ、空間の色を作り出す事や、照明の当て方により、人物を浮かびあがらせる方法等について教わった。
文化会館の職員は、「舞台を作る上で、会場の技術スタッフに、自分たちの持つ、色や音のイメージを、より具体的に伝える事が大切」とアドバイスしていた。
生徒たちが練習の成果を披露する、上伊那地区の合同演劇発表会は、来月19日に伊那文化会館で開かれる予定。 -
押し花同好会作品展
伊那市の市民大学の同窓生でつくる、押し花同好会の作品展が、伊那市の日帰り温泉施設、みはらしの湯で開かれている。
みはらしの湯のロビーには、会員9人の作品14点が並べられ、訪れた人たちの目を楽しませている。
この押し花同好会は、伊那市民大学の卒業生1期生が、約10年前に立ち上げたもので、今では、市内各地で年2回のペースで作品の発表をしている。
今回は、春の花をテーマに、桜や梅、クリスマスローズなどを使った、風景画やメッセージカード等が並べられている。
この作品展は、今月30日まで。 -
恩徳寺でサギ草咲き始め
南箕輪村の恩徳寺で、サギ草が咲き始めた。
恩徳寺の境内では、約2800本のサギ草が咲き始めている。サギ草は、盆明けくらいまで楽しめるという。 -
セブンイレブンで住民票など取得可能に
伊那市や箕輪町、南箕輪村など上伊那6市町村では、コンビニエンスストアのセブンイレブンで住民票などの取得が来年から可能となる。
セブンイレブンで取得が可能なのは、住民票の写しと印鑑登録証明書で、住民基本台帳カードが必要です。
広域連合8市町村のうち、飯島町と中川村を除く6市町村で来年2月から始まる予定。
現在、住基カードを利用したセブンイレブンでの証明書の交付は、東京都渋谷区や三鷹市などで始まっている。
セブンイレブンの店舗内の多機能端末機を利用して、全国どこでも住民票と印鑑証明書の交付が受けられるサービスで、広域連合では、利用可能時間が長くなることや、上伊那以外でも利用できること、発行手数料が窓口交付より安くなることなどをメリットにあげている。 -
南箕輪村「村税コールセンター」設置へ
南箕輪村は、電話で村税の納付などを呼びかける「村税コールセンター」を設置する。
10日の村議会全員協議会で村側が議会に対し報告した。
報告によると、村税コールセンターは、外部に委託し設置されるもので、2人が業務にあたる。
主な業務は、滞納者への電話による納付呼びかけや、差し押さえの補助などとなっていて、9月下旬の開設を予定している。
収納対策課によると、平成21年度の村税の滞納額は、約5,000万円、累積では、2億円にのぼるという。 -
伊那市民プールに画鋲が投げ入れられる
伊那市の市民プールに、39個の画鋲が投げ込まれる事件が発生した。
伊那市では、故意であると考えられるとして、伊那警察署にパトロールの強化を依頼している。
伊那市民プールに画鋲が投げ込まれている事が分かったのは、10日の午前8時45分頃。
プール監視員が、プールを開く前の清掃を行っているとき、流水プールのプールサイドに画鋲が投げ込まれているのを発見した。
全てのプールを点検したところ、流水プールのプールサイドとプール内から、あわせて39個の画鋲が発見された。
午前8時10分の点検の際には、発見されなかったという。
市民プールでは7月にもプール内で19個の画鋲が発見されているが、今回は、全てが同じ画鋲で、その数も多い事から、明らかに故意であると判断した。
伊那市では、伊那警察署に連絡し、プール周辺のパトロールを強化するよう依頼している。 -
県議会が南アの食害状況を視察
長野県議会は10日、南アルプスのニホンジカなどによる食害の現地調査をした。
10日は、長野県議会山岳環境保全対策議員連盟の会員12人が林道バスに乗ってニホンジカなどによる食害状況などを視察した。
山岳環境保全対策議員連盟では、山岳のごみやトイレ問題などの環境保全をテーマに検討している。
仙流荘では、伊那市や地元の関係者と意見交換が行われた。
この中で、シカなどによる高山植物の食害対策などについて報告があった。
上伊那猟友会の竹入 正一会長は、「去年試験的に行ったワナによる捕獲に効果があった。今後はワナによる捕獲が増えると思う」と話していた。
また、信州大学農学部の泉山 茂之教授は、「まずは野生動物の生態を知る事が大切。2008年から始めた防護柵の効果も出てきている。」と報告していた。 -
箕輪町で夏休みソーラーカー教室
小学生の親子を対象にした夏休みソーラーカー教室が10日、箕輪町交流センターで開かれた。
10日は、夏休み中の小学生と保護者、20組が集まり、太陽光パネルで発電したエネルギーで動くソーラーカー作りに挑戦した。
箕輪町郷土博物館が今年度初めて企画した。
郷土博物館では、これまでも子どもを対象とした教室を開催しているが、今回は、電気の大切さを知り、科学に関心を持ってもらおうとソーラーカー教室を企画した。
教室では、中部電力伊那営業所から講師を迎え、ソーラーカー作りに挑戦した。
太陽光パネルを取り付けた後、車体を組み立てて完成。
出来上がったソーラーカーは、屋外で走らせた。
子どもたちは、自分の作ったソーラーカーが実際に走る様子見て、笑顔を見せていた。