-
伊那商工会議所女性会 古布寄付
伊那商工会議所女性会は、高齢者福祉に役立ててもらおうと17日、伊那市社会福祉協議会に古くなった布やタオル、435枚を贈りました。
この日は、伊那商工会議所女性会の唐澤敬子会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に古布を手渡しました。
布は使い古したタオルやてぬぐいを30センチメートル四方に切ったもので1年かけて会員が家庭で集めました。
社協では、この布を市内のデイサービスセンターで利用するという事です。
なお、女性会はこの他に、伊那市に3万円、(株)南信美装伊那にフィリピンの子供達のための洋服を寄贈しています。 -
オペラ春香の衣装や小道具届く
2012年に伊那市で開催される手作りの音楽会オペラ春香で使う衣装や小道具が届きました。
17日、伊那市のいなっせでオペラ春香の事務局長をつとめる北沢理光さんや出演メンバーらが届いた衣装や小道具が汚れたり壊れていないかなどの確認をしていました。
オペラ春香は伊那市の名誉市民で、作曲家の故・高木東六さんが、韓国の南原に伝わる恋愛物語「春香伝」をもとに、作ったものです。
届けられた衣装や小道具は、オペラ春香が2002年に横浜で開催された際、使われていたものです。
その時のオペラを企画し横浜を中心に文化活動を行っている赤い靴記念文化事業団が保管していたものを北澤さんが依頼し借りることができました。
現在オペラ春香に出演するメンバーは120人ほど集まっていて、年明けから本格的な練習にはいるということです。
北沢さんは「伊那市で初めて開かれる市民オペラなので、ぜひ成功させたい。」と話しています -
伊那西高生徒2人が税の作文で優秀賞
伊那西高校の生徒2人が、国税庁が実施した「税に関する高校生の作文」で優秀賞に選ばれ、16日表彰されました。
表彰されたのは、伊那西高校2年の高山絵美さんと小松理恵さんです。
作文の募集は、児童や生徒の租税教育の一環として毎年行われているものです。
今年初めて伊那税務署管内の高校3校から182作品の応募があり、8作品が優秀賞に選ばれました。
16日は、その中でも上位2作品に選ばれた2人が表彰され、その作文を発表しました。
高山さんは「通学に不可欠な道路や、交通事故を防ぐ信号機も税金で整備されていている。税金がなくてはならないものだと実感した」と発表しました。
小松さんは「教科書などにも税金が使われているということを小学生の時に父親に教えてもらった。以来税金が身近なものに感じている」と発表しました。
伊那税務署の清澤清所長は「税の使われ方に対し、普段の生活で感じていることが素直に表されていた。これからも、税に対し関心を持ってもらいたい」と話していました。 -
郵便局で強盗対策模擬訓練
犯罪が増加する年末を前に17日、伊那市長谷の美和郵便局で強盗対策模擬訓練が行われました。
訓練では、強盗役の警官が、人質をとり、現金を出すよう局員を脅していました。
犯人が逃走すると、局員が追いかけ、塗料のかわりに水が入ったカラーボールを投げつけていました。
訓練終了後は、警官が、犯人役が着ていた服の色や、年齢、身長など、その特徴を局員に聞いていました。
伊那警察署管内では今年8月に伊那日影郵便局に強盗が押し入り、現金およそ60万円が奪われる事件が発生しています。
局員らは「今日の訓練を活かし何かあった時に対応できるようにしたい」と話していました。 -
通院医療費の支給対象を協議
伊那市医療政策審議会が16日、伊那市役所で開かれ、現在小学校入学前までを無料としている子どもの通院費についてその対象をどこまで引き上げるか協議しました。
審議会は、医療関係者やPTAなど17人で構成されていて、伊那市の医療政策について審議しています。
16日は、子どもの通院医療費の支給対象者について諮問があり、審議会が協議しました。
協議では、通院費を無料にしたからといってむやみに受診が増えるとは思えないとして、通院費の無料化は中学3年生までが望ましいという意見と、無料化は小学6年生までとし、財政面や、医療現場の実情を考慮しながら段階的に検討していけばよいという2つの意見が出されていました。
現在上伊那では箕輪町、辰野町、南箕輪村が中学3年生まで通院費が無料。
伊那市は小学校入学前までを無料としています。
審議会では早い時期に意見をまとめ、12月初めに答申することにしています。 -
犬のロボットを中学校に寄贈
伊那市山寺の玉木幸治さんが17日、犬のロボットを、伊那東部中学校に寄贈しました。
犬のロボットは、玉木さんが10年ほど前に購入したものです。
教材として役立ててもらおうと、自作ロボットの動きの正確性などを競う大会、ロボコンに出場している、伊那東部中学校に寄贈しました。
この犬のロボットは人間の言葉を記憶し、指示通りに動く機能を持っているということです。
ロボコンに出場している技術部の部員らは、動きや構造など参考になると話していました。
この犬のロボットは、伊那東部中のほか、市内の小中学校の教育教材としても役立てられるということです。 -
風景や人物など描いた日本画院展
風景や人物などを描いた作品が並ぶ日本画院展が17日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には生き物や草花、風景など会員らの作品、およそ50点が展示されています。
出品しているのは県内外の日本画家で、身近な自然や生活の中に美しさを見いだし、日本画で表現しています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、箕輪町の内田三智子さんが作品を出品しています。
今年春に自宅の庭に咲いた菜の花を描いたもので内田さんは「淡い色合いを使い、花のもつやわらかさを表現しました。」と話していました。 -
上伊那口腔保健センターまつり
上伊那口腔保健センターまつりが、伊那市保健センターで14日開かれ、妊娠中や出産後の女性を対象にした歯科健診などが行われました。
上伊那口腔保健センターまつりは、今回初めて開かれました。
今回は、妊娠時期や産後の口腔ケアの大切さがテーマです。
会場では、上伊那歯科医師会会員など20人が指導にあたり、歯科検診や口腔衛生指導、妊娠中の歯の治療についてなどの歯科講話が行われました。
また、上伊那助産師会による妊産婦体操も行われ、参加者らは実際に体を動かしながら指導を受けていました。
上伊那歯科医師会の下島丈典副会長は「妊娠時期には口の中が荒れやすく、赤ちゃんについても3歳までに虫歯になりやすいかなりにくいかが決まると言われている。正しい生活習慣を身につけてもらいたい」と話していました。 -
南箕輪食改が厚生労働大臣賞受賞
食生活改善のための長年の活動が認められ、南箕輪村食生活改善推進協議会が厚生労働大臣賞を受賞しました。
15日、役員が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に受賞を報告しました。
厚生労働大臣賞は、食生活改善のため長年活動している団体に贈られます。
岐阜県で先月開かれた全国食生活改善大会で表彰が行われました。
南箕輪村食生活改善推進協議会は昭和42年に発足し、健康料理の講習会や保育園での食育活動などに取り組んでいます。
唐木村長は、「これからも村の食生活改善のためにご尽力いただきたい」と話していました。 -
まちづくり交付金評価委員会
国からの補助金を活用し、実施したまちづくり事業の事後評価の審議を行う、伊那市まちづくり交付金評価委員会が15日、伊那市役所で開かれました。
伊那市では、国からの補助を活用したまちづくりを市内4地区で実施しています。
委員会では、今年度、最終年度を迎える三峰川流域地区と春富地区の2地区について、市が行った事後評価の審議を行います。
補助金を活用した事業として、三峰川流域地区では、平成18年度から年間を通した観光客誘致を目的に、歴史博物館の収蔵庫増築等を行いました。
春富地区では、平成20年度から総合的な災害対策として地区の避難所となる、春富中学校体育館の耐震補強工事等が実施されました。
委員会では、来月これらの地区の事後評価について審議を行い、出された意見は国に提出する事になっています。 -
小さな親切運動作文コンクール 美篶小5人入賞
小さな親切運動作文コンクールで、伊那市の美篶小学校の5年生5人が入賞しました。
15日は、学校に小さな親切運動上伊那支部の山田益支部長が訪れ、入賞した5人に賞状を手渡しました。
美篶小学校では、優秀賞に5年の三澤亨佳君が、金賞に中嶋夏樹君と伊東知樹君が、銀賞に村田奈々子さんと小松洸君が選ばれました。
優秀賞の三澤君は「父親が仕事の配達先で、お年寄り世帯の為に、雪かきをしている事を知り、自分でも何か出来る事をしていきたい」と話していました。 -
桜の冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では、来年の観桜期に向け、桜の冬支度が始まりました。
高遠城址公園では毎年、秋まつりが終わった後から桜の冬支度が始まります。
年に一度、この時期に行われるのが、高所作業車を使っての剪定作業です。
公園内では、桜守の稲辺謙次郎さんと西村一樹さんが作業を行っていました。
16日は、稲辺さんの指導のもと、西村さんが高所作業車に乗って枯れ枝を払ったり、剪定した枝に防腐剤を塗っていました。
今年の4月16日の夜遅くから上伊那地域は雪となりました。
雪の重さで公園内の桜の枝が折れる被害がありました。
稲辺さんは「もう花芽がたくさんついているので、来年も見ごたえのある花が咲くと思う」と話していました。
高遠城址公園の桜の冬支度はこれからが本番で、作業は来月中旬まで行われるという事です。 -
南箕輪村と農学部が連携協定
南箕輪村と信州大学農学部は16日、連携・協力に関する協定を締結しました。
農学部として、市町村との協定を締結するのは、南箕輪村が初めてです。
この日は、南箕輪村の唐木一直村長と信州大学農学部の中村宗一郎学部長が協定書を取り交わしました。
協定は村と農学部が連携・協力をすることで、活力ある地域づくりを進めるとともに人材育成の場を充実させることなどを目的とするものです。
今後は、協定に基づき、産業振興や地域資源の活用、人材育成や環境保全など、さまざまな分野で連携するほか、連携協議会を設置し、連携の在り方などを話し合う予定です。
唐木村長は、「農学部があることを村の特徴としてこれまで以上にPRできるようになった。さらに交流を深めたい」と話しました。
また、中村学部長は、「両者のもてる人的・物的な情報を共有し、互いに発展していきたい」と話しました。
南箕輪村では、すでに農学部の協力のもと大芝公園の森林整備計画を作成するなどしていて、今後も、まずは農林業で農学部の協力を仰ぎたいとしています。
また、農学部としては、学生の農家へのインターンシップなどを検討していきたいとしています。 -
職場体験リスト作成へ
伊那市は地元企業の協力を得て、中学生の職場体験を受け入れてくれる企業のリストを作成します。
この日は、教育関係者や企業関係者でつくる伊那市キャリア教育推進委員会が開かれ、リストを作成することを確認しました。
職場体験は、キャリア教育の一環として行われているもので、働くことに対する生徒の意識を養うことなどを目的としています。
伊那市では、市内6校の中学校が毎年2年生を対象に職場体験を実施しています。
現在、受け入れ企業を各校で探してますが、企業の情報がないため、探すのが難しい状況です。
そこで、地元企業から職場体験の受け入れが可能かどうかの情報を寄せてもらい、リスト化することで、体験先を開拓し、スムーズに実施していきたいとしています。
今後は、企業から情報を募るほか、学校にもこれまでに受け入れ実績のある企業の情報を寄せてもらいます。
リストは、来年2月頃にとりまとめを行い、来年度の職場体験から活用していく予定です。 -
平澤豊満さん当選証書付与
箕輪町選挙管理委員会は15日、無投票で3選した平澤豊満さんに当選証書を付与しました。
15日は、箕輪町役場で当選証書付与式が行われ、佐々木孝則選挙管理委員長から平澤さんに当選証書が手渡されました。
平澤さんは「町民のみなさんのために、約束した内容を実現すべくがんばっていきたい」と話していました。
平澤さんの初登庁は29日で、任期は2014年11月28日となっています。 -
はなまるが美術展鑑賞
伊那市の小中学生がさまざまな体験をする「はなまる地域探検隊」は13日、伊那文化会館で開かれている東山魁夷版画展を鑑賞しました。
はなまる地域探検隊が美術展を鑑賞するのは今回が初めてで、およそ30人が参加しました。
子どもたちは展示作品の前に座り、学芸員の話を聞いて、感じたことを自由に発表しました。
1枚の絵が描かれた季節や時間などから、どんな作品かを考えていました。
また、会場内を歩いて好きな作品を探しました。
作品が見つかると、「桜が降ってくるみたいなところが好き」「湖がきれい」など、一人ずつ好きな理由を話しました。
子どもたちは、好きな作品を紹介し合い、美術鑑賞を楽しんでいました。 -
伊那市福祉団体連絡協と市長が初の懇談
伊那市福祉団体連絡協議会は、地域で暮らす障害者の状況を知ってもらおうと15日、白鳥孝市長と懇談をしました。
白鳥市長が福祉団体と懇談をするのは今回が初めてです。
懇談は伊那市福祉まちづくりセンターで行われ、伊那市福祉団体連絡協議会に所属する5団体の役員や関係者が出席しました。
懇談では、各団体が障害者の状況や活動内容、課題などを話しました。
車いすの利用者から、「歩道の状況が悪く怖い思いをしている。段差を解消してほしい」との要望がありました。
市長は「実際の状況を確認し、車いすの人が一番使うルートを優先して改善できるよう対応したい」と答えました。
また、障害がある子どもの将来が不安として、グループホームを希望する声や、子どもが伊那市の中で暮らせる方向性を多方面にわたって考えてほしいとの声も出ていました。
初の懇談を終えた市長は、「今後も意見交換をしたり、夢のある地域になるよう提言してほしい」と話していました。
伊那市福祉団体連絡協議会では、今後も懇談の機会を持っていきたいとしています。 -
創立25周年記念 伊那フィル定期演奏会
創立25周年を記念した伊那フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が14日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では、アマチュアオーケストラに人気があるというベートーヴェンとチャイコフスキーそれぞれの交響曲第5番が演奏されました。
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は、伊那フィルが第1回定期演奏会で演奏した曲です。
団員にとって思い入れの深い曲ということで、熱の入った演奏を披露していました。
観客は、2つの交響曲に聞き入っていました。 -
「長野技能五輪・アビリンピック2012」をPR
「長野技能五輪・アビリンピック2012」をPRしようと、キャラバン隊が15日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長にあいさつました。
大会キャラクターわざまるを隊長とするキャラバン隊は、県下77市町村を訪問し、2年後に開かれる長野技能五輪と障害者の技能大会アビリンピックをPRしています。
技能五輪・アビリンピックは、技術者の育成とものづくりの大切さを伝えることを目的に、毎年開かれています。
今年10月に神奈川県で開かれた大会には、長野県から技能五輪に51人、アビリンピックに11人の選手が出場しています。
白鳥市長は「若い技術者が育だっていけば、地域にとってとてもいいこと。市としても、PRしていきたい」と話していました。 -
伊那市ママさんバレー マザーズリーグ戦4連覇
伊那市のママさんバレーのリーグ戦決勝戦が13日、勤労者福祉センター体育館で行われ、マザーズがリーグ4連覇を達成しました。
リーグ戦は、伊那市内のバレー愛好家の主婦などでつくる8チームが5月から試合を行ってきました。
決勝に勝ち進んだのは、青のユニホーム、マザーズと赤のコスモスで、7年連続同じ顔合わせとなりました。
試合は、青のマザーズが第一、第二セットをとり、セットカウント2対0で勝ち、大会4連覇を達成しました。
キャプテンの酒井美季さんは、「今年は、選手も揃い、充実したシーズンだった。来年もリーグ制覇し目指しチーム一丸となり頑張りたい」と話していました。 -
狩猟解禁 安全呼び掛けパトロール
平成22年度の狩猟が15日解禁となりました。
解禁日に合わせ15日は、県内全域で県や市町村の職員、警察官などが安全を呼びかけるパトロールを行いました。
箕輪町では町の職員や警察官、猟友会の役員6人が、日の出とともに、町内のパトロールを行いました。
狩猟者のグループを見つけると、警察官らは、銃や銃弾の管理、狩猟者登録書を所持しているか等の確認をしていました。
箕輪町猟友会の小林弘人会長は「事故の無いよう、安全確保には特に気をつけて行うよう」呼び掛けていました。
今年度の狩猟期間は、来年2月15日までで、ニホンジカとイノシシについては、わなを使った猟に限り、来年3月15日まで狩猟期間が延長されています。 -
小林伸陽さん 出馬表明
来年4月に予定されている長野県議会議員選挙に、共産党現職の小林伸陽さんが4期目を目指し立候補する事を、15日、正式に表明しました。
小林さんは15日、箕輪町で記者会見を開き、4期目を目指して上伊那郡区から立候補する事を表明しました。
小林さんは、「経験を活かして県の更なる改革と無駄な事業の徹底した見直しを行っていきたい。とりわけ雇用の拡大は大きな課題。長野県の特性を活かし、自然エネルギーを大きな産業にして雇用の拡大につなげたい」と話していました。
小林さんは、昭和18年12月に伊那市横山に生まれ現在66歳。昭和58年から箕輪町議会議員を3期つとめ、平成12年、長野県議会議員選挙で初当選し現在3期目となっています。 -
井月とその時代
漂泊の俳人、井上井月と井月が生きた時代背景について考える講演とシンポジウムが14日、宮田村民会館で開かれました。
これは井月が生きた、幕末から明治の時代背景を知ることで、井月への理解を深めようと、井上井月顕彰会が開いたもので、会場には約170人が集まりました。
講演では上伊那郷土研究会会長の伊藤一夫さんが、明治の初め、暦が太陰暦から太陽暦に変わったことについてふれ、「季語を使う俳人井月は暦が変わり、とまどったのではないか」と話しました。
シンポジウムでは、映画「ほかいびと伊那の井月」を制作している北村皆雄監督と、井月の生まれ故郷とされている新潟県長岡市の歴史研究家、稲川明雄さん、伊藤一夫さんの3人が話をしました。
稲川さんは「井月は長岡藩の武士だったという説があるが、それを証明する資料はない。今後研究をすすめ、証明したい」
また北村監督は「伊那市と長岡市との交流を深め、両地域で井月を盛り上げていきたい」と話していました。 -
ママチャリエコ耐久 in 伊那サーキット
かご付き自転車・通称ママチャリで3時間にわたりサーキットを走る耐久レース、ママチャリエコ耐久が、14日、伊那市の伊那サーキットで行われました。
耐久レースには、県内外から37チームが参加しました。
レースは、一人で3時間を走りきるアイアンマンの部、家族で走るファミリーの部、会社仲間で走るカンパニーの部など5部門が設けられました。
この耐久レースは、二酸化炭素を排出しないエコな自転車のレースで、チームメイトとともにゴールする達成感を味わってもらおうと去年から開かれていて、今回で6回目です。
今回から、所有者がみつからず廃棄処分されてしまう放置自転車を長野市のNPOから譲り受け、参加者に貸し出す取り組みも始めました。
参加者は、仲間と交代しながら3時間の耐久レースに挑んでいました。
実行委員会によると、特に企業からの参加が増えているということで、社員の交流の場や福利厚生などとして活用されているのではないかと話しています。 -
リアルソフト盤全国大会in伊那
野球盤というボードゲームの実写版・第1回リアルソフトボール盤全国大会 イン 伊那が、14日、伊那市の美篶六道原運動場で開かれました。
第1回全国大会には、上伊那を中心に12チームが参加しました。
この大会は、ボードゲームの野球盤を、実際にグラウンドで行おうという企画で、伊那商工会議所青年部が考案しました。
ソフトボールのまち伊那市をPRしようと、野球ではなくソフトボールで行われました。
グラウンドにフェンスを設けて、ピッチャーは、ピッチングマシンを使います。
打球が飛んだ場所で、ヒット・アウトなどが判定され、出塁した打者は、走者看板を移動させます。
14日は、信濃グランセローズチームがゲストとして招かれ、中学生などと対戦しました。
投手はマシーンで、守備がないためチームに実力差があっても試合が成り立つということで、この大会ならではの対戦カードとなりました。
伊那商工会議所青年部では、「伊那市を全国にPRするイベントとして、来年につなげていきたい」と話していました。 -
伊那消防署員と消防クラブの児童らが火災予防を呼びかけ
11月9日から15日までは秋の全国火災予防運動期間です。
伊那消防署は14日、市内の大型店で火災予防を呼びかけました。
啓発活動には、伊那消防署署員や荒井区少年少女消防クラブと中央区北町少年消防クラブの小学生ら、合わせて60人が参加しました。
啓発活動は、火災予防と住宅用火災警報器設置の推進を目的に行われたものです。
会場には消防車両などが展示され、訪れた人達は写真を撮ったり、署員から設備について説明を受けていました。
他にも、火災時の室内の状況が体験できる「煙体験ハウス」も設置され、子ども達が体験していました。
消防クラブの子ども達は、買い物客にチラシを配りながら火の用心を呼びかけていました。 -
富県小学校PTA講演会
伊那市の富県小学校で14日、PTA講演会が開かれ、親業訓練インストラクターの小椋佐代里さんが、子どもとのコミュニケーションについて話しました。
この日は、親業訓練インストラクターとして全国で講演活動などをしている伊那市新山在住の小椋佐代里さんが、富県小の保護者の前で、「子どもに自分を伝える」をテーマに話しました。
親業訓練とは、親が子どもとのコミュニケーション方法などを学び、訓練することで、子どもとの信頼関係を築き、子どもの自立心を育てることを目指すものです。
小椋さんは、「子どもを注意する時は、子どもを非難するのではなく、子どもの行動で自分の心や体が傷つくなどの具体的な影響があることを伝えることが大切」とし、「こうすることで、子どもを否定することなく、信頼関係を築くことができる」と話しました。
また、その後の行動を子どもに考えさせることで、思いやりをもって自分で行動できるようになると話しました。 -
箕輪北小児童が巣箱かけ
箕輪町の箕輪北小学校の5年生が11日、ながた自然公園で鳥の巣箱掛けをしました。
箕輪北小学校では、森や野鳥に関心を持ってもらおうと、毎年5年生が巣箱掛けをしています。
この日は、児童およそ70人が作業しました。
巣箱は、夏休み中に希望する児童が作ったものです。
地上から1・5メートルと3メートルの場所に、36個設置しました。
児童は、公園内を歩いて木を選び、鳥が入りやすいように巣箱の向きを考えながら、しっかりと木に縛り付けていました。
今回の巣箱は、穴の大きさからシジュウカラなどの巣作りを期待しているということです。 -
天野惣平さん作品展
伊那市高遠町在住の造形作家天野惣平さんの作品展が、伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれています。
天野惣平さんは、伊那市高遠町芝平在住の造形家です。
毎年秋に、このギャラリーで展示を開いていて、20年ほどになります。
作品の材料は、かごを編む藤に銅版画で色を付けた和紙が巻きつけられたものを使っています。
天野さんが作る作品には、タイトルもテーマもありません。
天野さんは「作品を見るときに、言葉で考えるのではなく、心や体感でみてほしい」と話しています。
天野惣平展は16日(火)まで伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれています。 -
長野県建設労連箕輪分会青年部 箕輪町に寄付
長野県建設労連箕輪分会青年部は、10月に開かれた箕輪町民文化祭で集まったお金を12日、箕輪町に寄付しました。
12日は、青年部の中村今朝男さんと上野秋光さんが役場を訪れ、平澤豊満町長に寄付金を手渡しました。
青年部は、10月31日に開かれた箕輪町民文化祭で、包丁研ぎなどを行いました。
包丁1本200円から寄付を募ったところ、およそ3万円集まりました。
平澤町長は「毎年研いでもらっている人も多いと聞いている。貴重なお金なので大切に使わせていただく」と感謝していました。
中村さんは「地域に貢献できるよう、来年以降も是非続けていきたい」と話していました。
寄付金は、町の福祉基金にあてられるということです。