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平澤豊満さん当選証書付与
箕輪町選挙管理委員会は15日、無投票で3選した平澤豊満さんに当選証書を付与しました。
15日は、箕輪町役場で当選証書付与式が行われ、佐々木孝則選挙管理委員長から平澤さんに当選証書が手渡されました。
平澤さんは「町民のみなさんのために、約束した内容を実現すべくがんばっていきたい」と話していました。
平澤さんの初登庁は29日で、任期は2014年11月28日となっています。 -
はなまるが美術展鑑賞
伊那市の小中学生がさまざまな体験をする「はなまる地域探検隊」は13日、伊那文化会館で開かれている東山魁夷版画展を鑑賞しました。
はなまる地域探検隊が美術展を鑑賞するのは今回が初めてで、およそ30人が参加しました。
子どもたちは展示作品の前に座り、学芸員の話を聞いて、感じたことを自由に発表しました。
1枚の絵が描かれた季節や時間などから、どんな作品かを考えていました。
また、会場内を歩いて好きな作品を探しました。
作品が見つかると、「桜が降ってくるみたいなところが好き」「湖がきれい」など、一人ずつ好きな理由を話しました。
子どもたちは、好きな作品を紹介し合い、美術鑑賞を楽しんでいました。 -
伊那市福祉団体連絡協と市長が初の懇談
伊那市福祉団体連絡協議会は、地域で暮らす障害者の状況を知ってもらおうと15日、白鳥孝市長と懇談をしました。
白鳥市長が福祉団体と懇談をするのは今回が初めてです。
懇談は伊那市福祉まちづくりセンターで行われ、伊那市福祉団体連絡協議会に所属する5団体の役員や関係者が出席しました。
懇談では、各団体が障害者の状況や活動内容、課題などを話しました。
車いすの利用者から、「歩道の状況が悪く怖い思いをしている。段差を解消してほしい」との要望がありました。
市長は「実際の状況を確認し、車いすの人が一番使うルートを優先して改善できるよう対応したい」と答えました。
また、障害がある子どもの将来が不安として、グループホームを希望する声や、子どもが伊那市の中で暮らせる方向性を多方面にわたって考えてほしいとの声も出ていました。
初の懇談を終えた市長は、「今後も意見交換をしたり、夢のある地域になるよう提言してほしい」と話していました。
伊那市福祉団体連絡協議会では、今後も懇談の機会を持っていきたいとしています。 -
創立25周年記念 伊那フィル定期演奏会
創立25周年を記念した伊那フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が14日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では、アマチュアオーケストラに人気があるというベートーヴェンとチャイコフスキーそれぞれの交響曲第5番が演奏されました。
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は、伊那フィルが第1回定期演奏会で演奏した曲です。
団員にとって思い入れの深い曲ということで、熱の入った演奏を披露していました。
観客は、2つの交響曲に聞き入っていました。 -
「長野技能五輪・アビリンピック2012」をPR
「長野技能五輪・アビリンピック2012」をPRしようと、キャラバン隊が15日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長にあいさつました。
大会キャラクターわざまるを隊長とするキャラバン隊は、県下77市町村を訪問し、2年後に開かれる長野技能五輪と障害者の技能大会アビリンピックをPRしています。
技能五輪・アビリンピックは、技術者の育成とものづくりの大切さを伝えることを目的に、毎年開かれています。
今年10月に神奈川県で開かれた大会には、長野県から技能五輪に51人、アビリンピックに11人の選手が出場しています。
白鳥市長は「若い技術者が育だっていけば、地域にとってとてもいいこと。市としても、PRしていきたい」と話していました。 -
伊那市ママさんバレー マザーズリーグ戦4連覇
伊那市のママさんバレーのリーグ戦決勝戦が13日、勤労者福祉センター体育館で行われ、マザーズがリーグ4連覇を達成しました。
リーグ戦は、伊那市内のバレー愛好家の主婦などでつくる8チームが5月から試合を行ってきました。
決勝に勝ち進んだのは、青のユニホーム、マザーズと赤のコスモスで、7年連続同じ顔合わせとなりました。
試合は、青のマザーズが第一、第二セットをとり、セットカウント2対0で勝ち、大会4連覇を達成しました。
キャプテンの酒井美季さんは、「今年は、選手も揃い、充実したシーズンだった。来年もリーグ制覇し目指しチーム一丸となり頑張りたい」と話していました。 -
狩猟解禁 安全呼び掛けパトロール
平成22年度の狩猟が15日解禁となりました。
解禁日に合わせ15日は、県内全域で県や市町村の職員、警察官などが安全を呼びかけるパトロールを行いました。
箕輪町では町の職員や警察官、猟友会の役員6人が、日の出とともに、町内のパトロールを行いました。
狩猟者のグループを見つけると、警察官らは、銃や銃弾の管理、狩猟者登録書を所持しているか等の確認をしていました。
箕輪町猟友会の小林弘人会長は「事故の無いよう、安全確保には特に気をつけて行うよう」呼び掛けていました。
今年度の狩猟期間は、来年2月15日までで、ニホンジカとイノシシについては、わなを使った猟に限り、来年3月15日まで狩猟期間が延長されています。 -
小林伸陽さん 出馬表明
来年4月に予定されている長野県議会議員選挙に、共産党現職の小林伸陽さんが4期目を目指し立候補する事を、15日、正式に表明しました。
小林さんは15日、箕輪町で記者会見を開き、4期目を目指して上伊那郡区から立候補する事を表明しました。
小林さんは、「経験を活かして県の更なる改革と無駄な事業の徹底した見直しを行っていきたい。とりわけ雇用の拡大は大きな課題。長野県の特性を活かし、自然エネルギーを大きな産業にして雇用の拡大につなげたい」と話していました。
小林さんは、昭和18年12月に伊那市横山に生まれ現在66歳。昭和58年から箕輪町議会議員を3期つとめ、平成12年、長野県議会議員選挙で初当選し現在3期目となっています。 -
井月とその時代
漂泊の俳人、井上井月と井月が生きた時代背景について考える講演とシンポジウムが14日、宮田村民会館で開かれました。
これは井月が生きた、幕末から明治の時代背景を知ることで、井月への理解を深めようと、井上井月顕彰会が開いたもので、会場には約170人が集まりました。
講演では上伊那郷土研究会会長の伊藤一夫さんが、明治の初め、暦が太陰暦から太陽暦に変わったことについてふれ、「季語を使う俳人井月は暦が変わり、とまどったのではないか」と話しました。
シンポジウムでは、映画「ほかいびと伊那の井月」を制作している北村皆雄監督と、井月の生まれ故郷とされている新潟県長岡市の歴史研究家、稲川明雄さん、伊藤一夫さんの3人が話をしました。
稲川さんは「井月は長岡藩の武士だったという説があるが、それを証明する資料はない。今後研究をすすめ、証明したい」
また北村監督は「伊那市と長岡市との交流を深め、両地域で井月を盛り上げていきたい」と話していました。 -
ママチャリエコ耐久 in 伊那サーキット
かご付き自転車・通称ママチャリで3時間にわたりサーキットを走る耐久レース、ママチャリエコ耐久が、14日、伊那市の伊那サーキットで行われました。
耐久レースには、県内外から37チームが参加しました。
レースは、一人で3時間を走りきるアイアンマンの部、家族で走るファミリーの部、会社仲間で走るカンパニーの部など5部門が設けられました。
この耐久レースは、二酸化炭素を排出しないエコな自転車のレースで、チームメイトとともにゴールする達成感を味わってもらおうと去年から開かれていて、今回で6回目です。
今回から、所有者がみつからず廃棄処分されてしまう放置自転車を長野市のNPOから譲り受け、参加者に貸し出す取り組みも始めました。
参加者は、仲間と交代しながら3時間の耐久レースに挑んでいました。
実行委員会によると、特に企業からの参加が増えているということで、社員の交流の場や福利厚生などとして活用されているのではないかと話しています。 -
リアルソフト盤全国大会in伊那
野球盤というボードゲームの実写版・第1回リアルソフトボール盤全国大会 イン 伊那が、14日、伊那市の美篶六道原運動場で開かれました。
第1回全国大会には、上伊那を中心に12チームが参加しました。
この大会は、ボードゲームの野球盤を、実際にグラウンドで行おうという企画で、伊那商工会議所青年部が考案しました。
ソフトボールのまち伊那市をPRしようと、野球ではなくソフトボールで行われました。
グラウンドにフェンスを設けて、ピッチャーは、ピッチングマシンを使います。
打球が飛んだ場所で、ヒット・アウトなどが判定され、出塁した打者は、走者看板を移動させます。
14日は、信濃グランセローズチームがゲストとして招かれ、中学生などと対戦しました。
投手はマシーンで、守備がないためチームに実力差があっても試合が成り立つということで、この大会ならではの対戦カードとなりました。
伊那商工会議所青年部では、「伊那市を全国にPRするイベントとして、来年につなげていきたい」と話していました。 -
伊那消防署員と消防クラブの児童らが火災予防を呼びかけ
11月9日から15日までは秋の全国火災予防運動期間です。
伊那消防署は14日、市内の大型店で火災予防を呼びかけました。
啓発活動には、伊那消防署署員や荒井区少年少女消防クラブと中央区北町少年消防クラブの小学生ら、合わせて60人が参加しました。
啓発活動は、火災予防と住宅用火災警報器設置の推進を目的に行われたものです。
会場には消防車両などが展示され、訪れた人達は写真を撮ったり、署員から設備について説明を受けていました。
他にも、火災時の室内の状況が体験できる「煙体験ハウス」も設置され、子ども達が体験していました。
消防クラブの子ども達は、買い物客にチラシを配りながら火の用心を呼びかけていました。 -
富県小学校PTA講演会
伊那市の富県小学校で14日、PTA講演会が開かれ、親業訓練インストラクターの小椋佐代里さんが、子どもとのコミュニケーションについて話しました。
この日は、親業訓練インストラクターとして全国で講演活動などをしている伊那市新山在住の小椋佐代里さんが、富県小の保護者の前で、「子どもに自分を伝える」をテーマに話しました。
親業訓練とは、親が子どもとのコミュニケーション方法などを学び、訓練することで、子どもとの信頼関係を築き、子どもの自立心を育てることを目指すものです。
小椋さんは、「子どもを注意する時は、子どもを非難するのではなく、子どもの行動で自分の心や体が傷つくなどの具体的な影響があることを伝えることが大切」とし、「こうすることで、子どもを否定することなく、信頼関係を築くことができる」と話しました。
また、その後の行動を子どもに考えさせることで、思いやりをもって自分で行動できるようになると話しました。 -
箕輪北小児童が巣箱かけ
箕輪町の箕輪北小学校の5年生が11日、ながた自然公園で鳥の巣箱掛けをしました。
箕輪北小学校では、森や野鳥に関心を持ってもらおうと、毎年5年生が巣箱掛けをしています。
この日は、児童およそ70人が作業しました。
巣箱は、夏休み中に希望する児童が作ったものです。
地上から1・5メートルと3メートルの場所に、36個設置しました。
児童は、公園内を歩いて木を選び、鳥が入りやすいように巣箱の向きを考えながら、しっかりと木に縛り付けていました。
今回の巣箱は、穴の大きさからシジュウカラなどの巣作りを期待しているということです。 -
天野惣平さん作品展
伊那市高遠町在住の造形作家天野惣平さんの作品展が、伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれています。
天野惣平さんは、伊那市高遠町芝平在住の造形家です。
毎年秋に、このギャラリーで展示を開いていて、20年ほどになります。
作品の材料は、かごを編む藤に銅版画で色を付けた和紙が巻きつけられたものを使っています。
天野さんが作る作品には、タイトルもテーマもありません。
天野さんは「作品を見るときに、言葉で考えるのではなく、心や体感でみてほしい」と話しています。
天野惣平展は16日(火)まで伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれています。 -
長野県建設労連箕輪分会青年部 箕輪町に寄付
長野県建設労連箕輪分会青年部は、10月に開かれた箕輪町民文化祭で集まったお金を12日、箕輪町に寄付しました。
12日は、青年部の中村今朝男さんと上野秋光さんが役場を訪れ、平澤豊満町長に寄付金を手渡しました。
青年部は、10月31日に開かれた箕輪町民文化祭で、包丁研ぎなどを行いました。
包丁1本200円から寄付を募ったところ、およそ3万円集まりました。
平澤町長は「毎年研いでもらっている人も多いと聞いている。貴重なお金なので大切に使わせていただく」と感謝していました。
中村さんは「地域に貢献できるよう、来年以降も是非続けていきたい」と話していました。
寄付金は、町の福祉基金にあてられるということです。 -
伊那北駅前の桜 愛称「夏心桜(なつっこざくら)」に
伊那市の伊那北駅前に去年植樹されたタカトオコヒガンザクラの愛称が「夏心桜(なつっこざくら)」に決まりました。
桜を管理している山寺活性化協議会が13日、設置した看板を披露しました。
桜の愛称は「夏心桜」です。
駅前の活性化のために取り組み、今年の春に卒業した伊那小学校夏組の子どもたちから愛称を募り、山寺活性化協議会などで決めました。
今回の愛称を考えたのは伊那中学校1年の唐澤誠君です。
今日の除幕式には、夏組の子どもたちも集まり、名前が刻まれた看板の設置を喜んでいました。
協議会の矢野昌史理事長は、「皆が大人になったら、またこの場所に集まり、地域をにぎやかにしてほしい」と話していました。 -
キッズ運動あそびゼミナール
運動好きな子どもを育てようと、長野県教育委員会は13日、キッズ運動あそびゼミナールを伊那市の富県小学校体育館で開きました。
伊那市内の小学生や保護者、体育指導者などおよそ90人が参加しました。
このゼミナールは、子どもの体力低下や運動離れに歯止めをかけるため、保護者や指導者に運動あそびを紹介し、広めていこうと、県内8会場で行われています。
伊那会場が今年度の最後で、松本短期大学の・ス澤秋孝教授が指導しました。
・ス澤教授は、「側転、跳び箱、逆上がり、縄跳びの4つが小さいうちにできると、子どもは運動が好きになる」と話し、運動あそびを教えました。
参加者は、側転を出来るようにするための運動あそびとして、クマの真似をして歩くクマさん歩きに挑戦していました。
参加したある小学校の教諭は、「運動遊びは体作りの基本になるので、とても参考になった」と話していました。 -
山麓一の麺街道フェスタ2010
国道361号沿線地域のご当地麺料理を楽しむことができる「山麓一の麺街道フェスタ」が、13日、14日の2日間、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれています。
現在紅葉が見ごろを迎えている高遠城址公園。
その紅葉の下、13日から始まったのが、県内外の麺料理を楽しむことができる「麺街道フェスタ」です。
「麺街道フェスタ」は、麺と街道にスポットを当て、街道に隣接する地域の広域的な観光PRを目的に去年から開かれています。
今回も去年と同じ5種類の麺料理を楽しむことができます。
岐阜県高山市の高山ラーメン。細ちぢれ麺が特徴です。「麺を鍋に投じる」ことから名前がつけられた、木曽福島のとうじそば。すんきと呼ばれる木曽伝統の漬物が入り、一風変わった味わいを楽しむことができます。この他地元伊那市では、辛つゆが特徴の行者そばや、焼き味噌と辛み大根を薬味で入れる高遠そば、伊那市名物のローメンが販売されています。
会場は朝から多くの人で賑わい、麺料理の味を食べ比べていました。
飯田市から訪れたある男性は「初めて来たが、各地のご当地麺料理を楽しむことができ嬉しい」と話していました。 -
蟻塚城について学ぶシンポジウム
伊那市美篶笠原に存在したとされる、蟻塚城について学ぶシンポジウムが13日、笠原ふれあい交流センターで開かれました。
この日は、地域住民などおよそ60人が会場を訪れ、蟻塚城について知識を深めました。
蟻塚城はおよそ700年前、鎌倉時代から室町時代にかけて存在した城だと地域に伝えられています。
シンポジウムは、貴重な文化遺産について地域の人たちに知識を深めてもらおうと開かれました。
シンポジウムでは、長野県教育委員会の遠藤公洋さんが「蟻塚城のロマン」と題して講演しました。
遠藤さんは、城跡の形状や、周辺にあったとされる城や集落との位置関係を説明し「蟻塚城は、高遠城が織田勢に攻められた時代には存在していた可能性が認められる」と話していました。
また、辺りに深い堀がないことから「蟻塚城が、攻撃の拠点でもあった山岳寺院の可能性もある」と話していました。
遠藤さんは「伊那市は古文書に載っていないような文化財が数多く眠っている。豊かな歴史を感じてもらいたい」と話していました。
また、この後有識者によるパネルディスカッションも行われ、蟻塚城についての知識をさらに深めていました。 -
「おらほ」に紅葉のちぎり絵 秋を演出
伊那市東春近の宅老所「おらほ」には、大きなもみじのちぎり絵が飾られ、深まる秋を演出しています。
縦横160センチのこのちぎり絵は、おらほの職員と利用者が協力して作りあげました。
東春近の文化祭での展示を目指して製作した作品で、赤や黄色のもみじの葉は、和紙を染めたものをちぎって貼りました。
12日は、近くの小学生たちがおらほを訪れ交流しました。 -
ひとり暮らしのお年寄りの交流会
伊那市の美篶きらめき館で10日、ひとり暮らしのお年寄りの交流会が開かれました。
交流会は、一人で暮らすお年寄りに人と触れ合い交流する機会をつくってもらおうと、美篶社会福祉協議会が10年ほど前から毎年行っているものです。
この日は、25人の高齢者が集まり、食事をしながら会話を楽しんだ後、地元のコーラスグループが合唱を披露しました。
テレビやラジオなどで聞き慣れた昔の曲が演奏されると一緒に唄って楽しみました。
美篶社協の後藤郁会長は、「高齢者が元気になる事は地域の活性化につながる。いつまでもたっしゃで長生きしていただきたい」と話していました。 -
松くい虫対策に寄付
松くい虫対策に役立ててもらおうと、南箕輪わくわくクラブ・マレットゴルフ同好会は11日、会員から集めた寄付金を南箕輪村に寄付しました。
大芝高原マレットゴルフ場で開かれた大会に合わせて、同好会の伊沢文雄会長が唐木一直村長に寄付金およそ5万7千円を手渡しました。
同好会は、10月に寄付を募り、会員111人と一般1人の合計112人から善意が寄せられました。
伊沢会長は、「大芝の松を守るために役立ててください」とあいさつしました。
南箕輪村は大芝高原の松に薬剤の注入を行っていて、唐木村長は、「松くい虫の防除に全力を挙げていきたい」とあいさつしました。
南箕輪村内では、今年初めて、田畑区で松くい虫被害が確認されています。 -
伊那市行革審議会が3事業廃止を報告
伊那市行政改革審議会は、市が検証を求めた14の事業のうち、3つの事業を廃止とする外部評価報告書を12日白鳥孝市長に手渡しました。
審議会会長の飯島尚幸市議会副議長と副会長の中村宗一郎信大農学部長が市役所を訪れ、白鳥市長に報告書を提出しました。
伊那市は、14の事業の検証を求め、各種団体の代表で組織する審議会が8月から検討してきました。
廃止と位置づけられたのは、平成4年から実施されている三峰川サマーピクニックと、伊那市産の米の販売促進のためJA上伊那に補助している平成8年からの伊那米販売促進事業、長谷の美和診療所に併設されている鍼灸治療所で行なわれている平成18年からの鍼灸施療事業の3つの事業です。
サマーピクニックは、537万円の事業で、参加者の減などが主な理由です。
伊那米販売促進事業は、243万円の事業で、十分消費が進んでいるとの判断です。
鍼灸施療事業は、662万円の事業で、利用者が少ないことが主な理由で、民間委託、民間譲渡を前提に廃止としました。
逆に充実・拡大としたのが、信州伊那高遠の四季展、結婚推進事業で、その他の8つの事業は、事業内容の見直し、松くい虫対策事業は、現状維持と判断されました。
白鳥市長は、報告結果を重視し、来年度予算に反映させたいとしています。
伊那市の外部評価評価制度は、昨年度から始まっていて、廃止とする事業が報告されたのは、今回が初めてです。 -
TPP交渉参加に危機感 JAが緊急集会
JA上伊那は、加盟国間での関税撤廃で貿易拡大をはかろうというTPP=環太平洋戦略的経済連携協定への政府の交渉参加に反対する緊急集会を12日、本所駐車場で開きました。
小雨の降る中、緊急集会には、JAの役職員150人が参加しました。
集会では、TPP反対を訴える街宣車の出発式や政府が来年6月から関係国との協議を始めるなどとする経過報告などを行い、TPP交渉参加反対をアピールしました。
JAは、農林水産業の崩壊を招き、関連産業を含む地域経済が大打撃を被ることは、必至だとして、TPP交渉参加に反対しています。
午後には、生産者も含めた集会も開いて、TPP交渉がもたらす国内の農産物への影響などについて説明を受けました。
集会では、「農業だけでなく、農村地域経済や雇用に大きな打撃を与えるTPP交渉への参加は断固反対し、大きな運動に展開させていく」などとした集会宣言を確認しました。
農林水産省は、TPPを締結した場合、国内農業生産は4兆1千億円減少し、食料自給率は、現在の40%から14%まで低下すると試算しています。
JA上伊那がこれに基づいた独自の試算によると、上伊那地域への影響額は、87億5千万円の減少すると見ています。
上伊那の基幹作物の米は、輸入米の増加により、現在の出荷額75億6,800万円から9割減の7億5,600万円に減少すると試算しています。 -
木彫工芸品200点並ぶ
箕輪町の木彫工芸家、中澤達彦さんが開いている教室の生徒らの作品展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、中澤さんの教室で木彫を学んでいる生徒、約70人の作品200点あまりが並べられています。
作品は家具や壁掛け、仏像など生徒らが思い思いに作ったものです。
中澤さんは、日展会友で箕輪町や松本市など県内9つの教室で木彫の指導にあたっています。
作品展は各教室の生徒が情報交換しながら交流を深めようと開いたもので今回で3回目となります。
生徒の多くは木が持つ温もりある質感に魅かれ、木彫を始めたということです。
中澤さんは年々、生徒の技術が上がり、出来栄えもよくなってきていると話しています。
この作品展は入場無料で14日日曜日まで開かれています。 -
南部小と南箕輪小の児童が樹名板を設置
南箕輪村の小学生らが12日、大芝高原内の遊歩道周辺の樹木に木の説明などが書かれた樹名板を設置しました。
作業には、南部小学校2年生29人と南箕輪小学校2年生30人の、合わせて59人が参加しました。
樹名板の設置は、村の「村民参加で進めよう里の森育成推進事業」の一環で、小学生に森林体験をしてもらおうと行ったものです。
児童らは、10班に分かれ6種類ずつ樹名板を設置していきました。
信州大学農学部の学生や村の職員が指導にあたり、どんな実がなるかや、葉の形などを説明しました。
「村民参加で進めよう里の森育成推進事業」の総事業費はおよそ390万円で、そのうち262万円ほどが、県の支援金でまかなわれるということです。 -
南箕輪村恩徳寺の大銀杏見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺の大イチョウが見頃を迎えています。
恩徳寺のイチョウは、樹齢400年ほどといわれています。
今年は、例年より1週間ほど色づきが遅かったということですが、11日朝の冷え込みで一気に色づいたということです。 -
ふれあい巡回動物園
保育園児が動物とふれあう催し、ふれあい巡回動物園が10日、箕輪町の松島保育園で開かれました。
この催しは、子どもたちに動物に親しんでもらおうと箕輪町酪農振興協議会青年部が開いたものです。
この日は町内でポニーの飼育などによる体験学習をおこなっているパカパカ塾も協力し、乗馬体験も行われました。
園児らは、ポニーに乗せてもらい楽しそうに園庭をまわっていました。
ふれあい巡回動物園では、他に子牛やアイガモも登場し園児らは頭をなでたりしていました。
町酪農振興協議会がこの取り組みを始めて、今年が3年目で、毎年順番で町内の保育園を訪れています。
協議会では、動物と触れ合うことで、命の大切さなどについて考える機会にしてもらいたいと話していました。 -
箕輪町で読育ボラネットワーク設立へ
箕輪町図書館は、町が取り組んでいる読育事業の一環として、読育ボランティアのネットワーク設立に向け準備を進めています。
説明会が11日、町の地域交流センターで開かれ、ボランティアおよそ30人が出席しました。
読育は、絵本の読み聞かせや読書により子どもの豊かな心をはぐくむ取り組みです。
町内には、読み聞かせのボランティアが9団体あり、およそ50人が保育園や小学校などで活動しています。
図書館では、ボランティアが協力しあえるネットワークを立ち上げようと、10月から準備してきました。
ネットワークは、ボランティア同士の仲間づくり、研修や勉強会によるスキルアップを目指します。
今後、図書館が窓口となってネットワークへの入会者を募り、設立総会を12月13日に開く予定です。
図書館では、「ボランティアの横の連携を図るため、多くの人に参加してほしい」と話しています。