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県ソフトボール協会役員総会
長野県ソフトボール協会の平成22年度の役員総会が、7日、伊那市のいなっせで開かれ、新年度の事業計画案などを承認した。
7日は、県内から各地区の代表者約80人が集まり、来年度の事業計画などが承認された。
来年度は、協会としては最も規模が大きい大会、「中日本総合男子選手権大会」が8月に伊那市で開催される予定で、北信越や東海地区から集まったチームが試合を展開する。
また、4月29日の任期満了をもって、伊那市長を引退する小坂樫男市長は、現在ソフトボール協会の会長も務めていますが、市長退任と同時に、会長も退任する。
小坂会長は、「14年間会長を務めてきたが、ソフトボールは老若男女問わずできる素晴らしいスポーツ。ソフトボールさらなる発展のため、ご協力をいただいたい」と話した。 -
チアダンス「エムスターズ」発表会
チアダンスのグループ「エムスターズ」の発表会が6日、伊那市の伊那公民館で開かれた。
1年間の総まとめの発表会で、約60人が出演した。
エムスターズは、保育園児から小学生までと、その保護者が所属している。
伊那市内で活動していて、去年は信濃グランセローズの試合や伊那まつりでチアダンスを披露した。
発表会は18のプログラムがあり、小学校入学前の子ども、親子、小学校高学年など5つのクラスが出演した。
クラスごとに、テンポのいい曲に合わせて軽快なチアダンスを披露していた。 -
古流松藤会45周年いけばな展
創立45周年を記念した古流松藤会伊那支部のいけばな展が6日から、伊那市のニシザワデパートで始まった。
会場には、早春の花などを使った作品約70点が並んでいる。
古流松藤会伊那支部は、上伊那地域の約80人が所属している。
5年ごとに展示会を開いていて、今年は創立45周年の記念展となった。
会では、伝統の生け花と、個性豊かな現代の生け花の2種類に取り組んでいる。
今回のいけばな展では、「伝統を未来に」をテーマに、作品を展示している。
支部長の馬場理繁さんは、「花を見る楽しさ、生ける面白さがあるので、長く続いてきたと思います」と話していた。
このいけばな展は7日まで。 -
高遠さくらホテルリニューアル
伊那市の高遠さくらホテルのリニューアル工事が完了し、7日から宿泊利用が再開される。
6日は、リニューアル完成内覧会が開かれた。
関係者約20人が出席し、テープカットで完成を祝った。
平成7年のオープン以来、初めての大規模改修で、今回の工事では外観は改修せず、利用客のニーズに応えて、和室中心だった客室を洋室にした。
4階は和室6部屋を洋室にし、1部屋にベッド2台を入れている。背の高い利用客に対応するため、大型ベッドの部屋もある。
また、畳スペースも設置している。
3階は、マットレス3つを配置した部屋があり、腰かけたり、そのまま休むなどくつろげるという。
また、すべての部屋に地デジ対応の液晶テレビを導入している。
改修費は4千万円。
7日から宿泊利用が再開されることになっていて、すでに予約が入っているという。 -
雪割草展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が6日から、伊那市の伊那市民会館で開かれている。
会場には、会員が育てた約400鉢が並んでいる。
この展示会は、南信地域の愛好者でつくる信濃雪割草愛好会が毎年開いていて、今年で10回目になる。
雪割草は、花を咲かせるまでに4年かかるということで、会員が自ら交配して育ててきた自慢の花が数多く並んでいる。
会長の新井久さんは、「小さい花が咲いている姿を見ると元気になる。多くの人に雪割草の魅力を知ってもらいたい」と話していた。
展示会は7日まで。 -
木工科最後の伊那技専まつり
南箕輪村の伊那技術専門校で6日、技専まつりが開かれ、来年度から木曽の上松技術専門校に統合される木工科が、最後の木工品販売を行った。
会場には学生たちの1年間の集大成として、手作りの椅子やタンス、棚などが並んだ。
毎年人気の木工品販売コーナーでは、今年も即売会が行われ、購入希望者がじゃんけんをして目当てのものを購入していた。
技術専門校を運営する長野県では、授業内容や指導の充実、効率化を目的に、来年度から木曽郡上松町の上松技術専門校の木工科に伊那技術専門校の木工科を統合することを決めた。
伊那の指導員1人が転属し、4人の指導員で40人の学生を指導する。
伊那技術専門校の遠藤昌之校長は「毎年この木工品販売を楽しみに来てくれる人も大勢いた。木工科はなくなるが、地域のみなさんの意見を聞きながら、いい学校、いい技専まつりにしていきたい」と話していた。 -
アマランサス事例発表会
雑穀アマランサスで地域振興を目指す伊那地域アマランサス研究会は6日、伊那商工会館でシンポジウムを開いた。
研究会のメンバーや一般約80人が集まった。
シンポジウムは毎年開かれていて、今年は「アマランサスのある暮らし」をテーマに活動報告と事例発表が行われた。
事例発表では、上伊那農業高校3年の布留川深志君が、アマランサスに与える肥料の量による生育の違いについて、研究結果を発表した。
布留川君によると、肥料なし、適量の肥料を与えた場合、4倍の肥料を与えた場合で比較したところ、肥料が多いほど背丈は高くなったものの、収穫量が一番多かったのは適量の肥料のほ場だったという。
布留川君は「肥料なしでも十分に育つ強い植物だが、生産量を求めるなら、適量の肥料を与えることが必要」と話していた。
このほか、1年間アマランサスを栽培してきた長谷小学校の3年生は、収穫した時の感想について「茎がちくちくして痛かった」「アマランサスの実にごみが混ざって大変だった」と発表した。
アマランサス研究会の登内英雄会長は「最初は継続を心配していたこの研究会も今年で4年。少しずつだが地域にもアマランサスが広がってきている」と話していた。 -
社会を明るくする運動作文表彰
伊那市の美篶小学校で5日、社会を明るくする運動長野県作文コンテストの表彰式が行われた。
上伊那地区保護司会の木下俊明副会長から、賞状が伝達された。
4年生の原舜佑君が優秀賞を受賞した。
また、上伊那地区保護司会から、6年生の西本芽久さんに奨励賞が贈られた。
作文のテーマは、日常生活の中で考えた命や非行についてで、県内の小中学校から約6千点の応募があった。
原君は小学校の部で優秀賞7人のうちの1人に選ばれた。
原君は、「弟が生まれてうれしかった気持ちを書いた。初めてで大きな賞がとれてうれしい。お兄ちゃんとして、しっかり弟を育てていきたい」と話していた。
上伊那地区では、小中学生合わせて4人が優秀賞を受賞している。 -
伊那小6年秋組卒業公演
伊那小学校6年秋組による卒業公演が5日、伊那市の県伊那文化会館で行われた。
伊那小6年秋組では、総合学習の時間に演劇に取り組み、卒業公演は、その集大成として行われた。
披露した演劇のストーリーは全て子どもたちが考えたもので、タイムスリップした子どもが騒動を起こすものや、実際にあった事件をユーモアたっぷりに表現したもの、地球の素晴らしさを描いたものの3作品が演じられた。
公演の最後には、子どもたちから、担任の原ひとみ教諭に花束が手渡された。
卒業公演には保護者ら約350人が訪れ、立派に舞台を演じた子どもたちに声援や拍手を送っていた。 -
上農生が押し花コンテスト入賞
南箕輪村の上伊那農業高校園芸科学科の佐藤亜理沙さんが制作した押し花作品が、第6回全国高校押し花コンテストで入賞した。
コンテストは、民間の押し花団体「ワールドプレスフラワー協会」が全国の高校生を対象に実施している。
今回全国の20校から約200点の応募があり、佐藤さんの作品は3位に相当する賞を受賞した。
佐藤さんの作品『凛』は、着物を着た女性をモチーフとした押し花絵。
コンテストでは、切り絵をベースにした点や、高校生らしい構成が評価された。 -
野口名誉教授が市長選 出馬へ
任期満了に伴う4月の伊那市長選挙に、元信州大学農学部長で名誉教授の野口俊邦さんが4日夜、立候補する意向を示した。
4日夜は、現市政に批判的な市民30人ほどが市内で会合を開き、「市民本位の市政をすすめるみんなの会」を立ち上げた。
会は、その場で、野口さんに出馬を要請し、野口さんが受諾した。
野口さんは、南箕輪村在住の67歳、佐賀県出身で、九州大学を卒業後、1988年に信州大学の教授に就任。2001年から信州大学農学部長を1期務めている。
野口さんは、「多くの人にご支持を頂いて、市政を変えなければならないという責任を感じている。その実現のためにがんばりたいという気持ちでいっぱいです」と話していた。
野口さんは、無所属で出馬する意向で、11日に記者会見を開き、正式に出馬表明する予定。
なお、伊那市長選挙では、現職の小坂樫男市長が引退を表明。
前の副市長の白鳥孝さんが出馬を表明している。 -
伊那市の虐待件数 年々増加傾向
伊那市教育委員会は、5日、市内で確認された児童虐待の件数が、年々増加傾向にあることを報告した。
今年度は、2月末現在で59件の虐待を確認している。
5日の伊那市議会3月定例会で報告された。
これによると、平成19年度には、21の家庭で28件の虐待が確認された。翌20年度は30の家庭で40件、今年度は2月末現在で33の家庭で59件の児童虐待が確認され、警察に通報した。今年度は、59件中32件の虐待を、小中学校の教諭や保育園の保育士が発見している。
実の父親や母親からの虐待が90%以上で、父親の家庭内暴力や母親の育児放棄などがあったという。
市では、3歳児検診などで虐待を発見できるような体制づくりを進め、虐待の早期発見につなげたいとしている。 -
中病「内視鏡センターは民間で」
伊那市の伊那中央病院の敷地内に開設する予定となっている医師の「内視鏡技術トレーニングセンター」について、小坂樫男市長は「運営主体は民間に任せたい」とする意向を5日の伊那市議会3月定例会一般質問の示した。
内視鏡技術トレーニングセンターは、県が策定する地域医療再生計画に盛り込まれていて、難しいとされる内視鏡手術の技術トレーニングを行える施設。
5日の議会で、小坂樫男市長は、「施設で研修する医師のほとんどが勤務医となる見込み。トレーニングを行うのは土日に限られ、平日は空いてしまう可能性がある」とした上で「できれば民間でやってもらえればいいと思っている」として、今後、内視鏡の製造メーカーや、医薬品開発企業、信州大学医学部などと連携しながら、運営方法や運営主体を模索していくとしている。 -
県食改上伊那支部 40周年
食生活から健康増進を図ろうと活動している県食生活改善推進協議会上伊那支部の創立40周年記念大会が今日JA上伊那本所で開かれた。
食生活改善推進食生活改善推進協議会上伊那支部は、昭和43年に設立され、去年40年の節目を迎えた。
40周年記念大会には、支部の会員160人が出席した。
式展で六波羅弘美上伊那支部長は、「健康づくりだけでなく、人として女性として、家庭で地域でどう生きるかを積み重ねてきた組織。これからも活動と仲間の輪を広げていきたい」とあいさつした。
上伊那支部は、食生活の改善なくして健康改善はありえないとして、昭和43年に発足。カルシウム不足解消や減塩運動を展開してきた。昭和56年からは、いち早く食育に取組み母と子の料理教室を開催。平成11年からは、在宅介護食講習会にも取り組んでいる。
現在会員は、主婦を中心に480人いる。
六波羅支部長は、「1人でも仲間を増やして助け合いながら学習を積み重ねていきたい」とこれからの抱負を話していた。 -
第6回新視象展
南信の国画会出品者有志が参加する作品展、新視象展が、5日から県伊那文化会館で始まった。
会場には、油絵を中心とした作品22点が並んでいる。
作品展は、4月28日から東京で開かれる国画会展出品を前に、仲間で研究しあおうと開かれたのがきっかけで、今回で6回目になる。
特別出品として、女子美術大学の名誉教授、高橋靖男さんの作品と、国画会会員の柴田久慶さんの600号の大作も並んでいる。
第6回新視象展は、7日日曜日まで県伊那文化会館美術展示ホールで入場無料で開かれている。 -
ファーマーズの集い
上伊那地方事務所などは、農業の現状や課題について考えるファーマーズの集いが2日、伊那市のJA上伊那本所で開いた。
2日は、市町村の担当者や農業関係者など約200人が出席した。
集いでは、長年に渡り農業に従事し功績のあった7人と2団体に農業功績者表彰が贈られた他、農業委員会活動に協力してきた2人に感謝状が贈られた。
後世に残すべき技術を持つ農業名人には今回新たに4人と1団体が認定された。
伊那ケーブルテレビエリア内では、上伊那で白ネギの生産化に貢献した伊那市の平澤義彦さん。
ぶどうの栽培からワインの加工まで全般にわたって技術開発などに努めた箕輪町の柴 壽さん。
農民文化としての闘鶏を開催しその文化を広め、地域に貢献しているとして南箕輪村の闘鶏クラブが農業名人に認定されている。 -
美篶小6年が「みすず寮」で最後の訪問
卒業を間近に控え、伊那市の美篶小学校の6年1組は、5日、交流を続けてきた養護老人ホームみすず寮に最後の訪問をした。
小学4年生の時から、近くの養護老人ホームみすず寮と交流を続けてきた。
卒業を間近に控え、5日が最後の訪問となりました。
6年1組は、これまで調べてきた三峰川の桜堤防を演劇にして発表した。
子どもたちは、去年伊那市の福祉の祭典、ふれあい広場に出店。その売上金で加湿器5台を購入し、今日みすず寮にプレゼントした。
子どもたちのみすず寮の訪問は、通算12回目で、今日が最後となる。
みすず寮を訪れた子どもたちは、お年寄りにプレゼントを渡したり、本を読んで聞かせていた。
美篶小学校の卒業式は、3月17日に予定されている。 -
手良小のヤギが赤ちゃん産む
伊那市の手良小学校で飼育しているヤギが、2匹の赤ちゃんを産んだ。
赤ちゃんを産んだのは、3年生が1年生のときから飼育しているヤギの「チョコ」。
「チョコ」は、今月1日に2匹のメスを産んだ。
子ども達は、このコヤギに、「プリン」と「桜」という名前をつけた。 -
新山小で「オオモミジ」植樹
伊那市の新山小学校で4日、学校のシンボルとなっていた樹齢150年のもみじの子孫を植樹する会が開かれた。
二代目オオモミジを植える会は雨の中開かれた。
もみじは、小学校の正門の前にあり、「オオモミジ」と呼ばれ、学校のシンボルとして親しまれていた。
しかし、寿命を迎え、数年前から枯れ始め、枝を落としたり、薬を与えたりと手を尽くしたが、去年の11月に切った。
このオオモミジの子孫が土手に生えている事が分かり、日当たりが良く、子ども達が良く見える場所に植え替えることになった。
植樹は、飯島町の樹木医・上村庄司さんが、手伝った。
上村さんは、オオモミジが衰え始めたときから、新山小学校に通って、指導している。
子ども達は、上村さんから、オオモミジの命が、幼木に受け継がれている事をきいて、植樹した。
子ども達は、二代目オオモミジに声をかけながら、土をかけたり、水をやったりしていた。
初代オオモミジは製材されていて、学校の備品や、年輪に学校の歴史を刻んだ飾りなどに加工するという。 -
平成22年度公立高校後期選抜試験志願者数
長野県教育委員会は4日、平成22年度の公立高校・後期選抜の志願者数について、志望変更締め切り後の最終集計結果を発表した。
上伊那8校の状況は次の通り。
辰野高校は、普通科が96人の募集に対し88人が志願、倍率は0.92倍。
商業科が20人に対し20人の1倍。
上伊那農業高校は、それぞれ20人の募集で、生産環境科に 25人が志願。倍率は1.25倍。
園芸科学科が20人の1倍。
生物工学科が21人の1.05倍。
緑地工学科が21人の1.05倍。
高遠高校は、72人の募集に対し61人の0.85倍。
伊那北高校は、普通科が204人に対し199人の0.98倍。
理数科は4人に対し10人の2.5倍。
伊那弥生ヶ丘高校は199人の募集に対し201人の志願で1.01倍。
赤穂高校は普通科が112人に対し98人の0.88倍。商業科は40人に対し33人の0.83倍。
駒ヶ根工業高校は、機械科・電気科・情報技術科一括で
60人の募集に対し51人の志願で、倍率は0.85倍。
箕輪進修高校は普通I部・II部・III部、合わせて69人の募集に対し57人が志願、倍率は 0.83倍。
工業I部は、22人の募集に対し16人が志願、倍率は0.73倍。
試験は3月10日水曜、合格発表は3月19日金曜。 -
伊那消防署、移転新築の必要ある
伊那消防署の庁舎について、小坂樫男伊那市長は、将来的に移転新築の必要があるとの考えを示した。
4日開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に答えた。
小坂市長は、伊那消防署の庁舎について、「大変古くなっているので災害時に不安」として、「将来的に移転新築の必要がある」と述べた。
伊那消防署は、昭和49年5月に建設され、35年が経過している。
小坂市長は、「今、議論されている消防広域化も視野に入れながら、今後早急に検討する必要がある」と話した。 -
やきもち踊り企画展
伊那市の高遠町歴史博物館で、「地域の文化財を知ろう」と題した企画展が開かれている。
この地域の文化財に焦点をあてた企画展は、年に1回開かれていて、2回目。
今回は、長野県無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺のやきもち踊りを取り上げた。
会場には、やきもち踊りの様子を紹介したパネル33点のほか、やきもち踊り保存会から借りてきた道具も展示されている。
この、高遠町歴史博物館企画展、地域の文化財を知ろうは、14日、日曜まで開かれていて、入館料は一般400円。 -
上農でISO内部監査員養成講習
南箕輪村の上伊那農業高校で、環境マネジメントシステム・ISO14001の内部監査員の養成講習が4日から2日間の日程で始まった。
上農高校では、3年前から、2年生の希望者を対象にISOの内部監査員の養成講習を開いている。
講習は、愛知県の東海工業専門学校から講師を招いて開かれている。
例年は、希望者を対象にしていたが、環境に関係の強い緑地工学科は今年から40人全員参加とし、そのほかの学科の希望者20人と合わせて、60人が受講した。
環境に配慮した会社経営が社会で求められる中で、国際規格の環境マネジメントシステム、ISO14001の内部監査員の養成講習を修了すれば、就職活動などでメリットがあるという。
高校で、この講習を開くのは、全国的にも珍しい取り組みで、南信地区では上農高校でしか行われていないという。
受講した生徒は、「分かりやすく教えてもらえるので、無事に修了できると思う。就職に活かしたい」と話していた。 -
いーな伊那プレミアム商品券利用74%
今月31日が有効期限となっている、いーな伊那プレミアム商品券の利用は2月末現在で約74%となっている。
第2弾となるプレミアム商品券は総額が、2億2千万円で去年の12月19日から販売が始まり3日間で完売した。
伊那商工会議所のまとめによると、2月末現在で使われた額は、約1億6300万円、率で、74%。
使われた業種別でみると、大型店が最も多く6800万円、次いでJAとスーパー・食料品店が2100万円づつとなっている。
商品券の有効期限は今月末までで伊那商工会議所では、早めの利用を呼びかけている。 -
卒業公演で太鼓披露
総合的な学習で太鼓に取り組んできた伊那小学校6年春組の卒業公演が3日、伊那市の県伊那文化会館で行われた。
春組の31人が、2年間取り組んできた太鼓学習の成果を披露した。
春組は5年生のときから、総合学習で太鼓を演奏してきた。
2年間の集大成として卒業公演を企画し、去年の12月から準備してきた。
公演は、演奏のほか、これまでの活動の様子も紹介し、22のプログラムで行われた。
演奏では、6つの班ごとに自分たちで作曲したオリジナル曲も披露された。
児童は、2年間の活動を振り返り、「太鼓を叩いて皆の心が一つになり、心が弾む楽しさなどたくさんのことがわかった」「一生に残るよい思い出になった」と発表していた。
公演の最後には、全員で集大成として「弾打」という曲を演奏し、見事なバチさばきで迫力ある演奏を披露した。 -
旧馬島家住宅にひな人形展示
伊那市高遠町の県宝、旧馬島家住宅では江戸時代から昭和にかけてのひな人形が飾られている。
このひな人形は住宅を管理している、「高遠町をこよなく愛する会」が展示し一般公開している。
ひな人形は約180体あり、並べられた人形の中には年代物で珍しい和紙で作った押し絵雛もある。
このひな人形は28日まで展示されている。 -
自殺予防を呼びかけ
自殺予防を呼びかける街頭啓発が1日、伊那市内の大型店で行われた。
街頭啓発は、国の定める「自殺対策強化月間」に合わせて実施。伊那保健福祉事務所の職員が、店を訪れる買い物客に「うつ病の自己チェックシート」などが印刷されたティシュを配った。
長野県内では、平成10年から自殺者数が毎年500人を超え深刻な状況が続いている。
県によると、自殺する人のうち75パーセントが精神疾患を抱えていて、そのうち半数がうつ病だという。
精神疾患の症状の一つとして睡眠障害があることから、職員らは、家庭や職場でよく眠れたかどうか、声をかけあい、互いに確認することが必要と呼びかけていた。
伊那保健福祉事務所では、「不安や悩みがある場合には気軽に相談してほしい」と話していた。 -
小松養蜂園がイチゴ寄贈
伊那市御園の小松養蜂園は3日、伊那市の障害者社会就労センターを利用している人たちに、イチゴをプレゼントした。
小松養蜂園の小松実治社長が、伊那市の障害者社会就労センター「ゆめわーく」を訪れ、イチゴ120パックを贈った。
ゆめわーくでは小松養蜂園で使う蜂の巣箱を作っていて、小松さんは毎年そのお礼にと利用者をいちご狩りに招待している。
今年は作業が忙しく、全員揃っていちご狩りのできる時間がとれないことから、パックでプレゼントすることにした。
ゆめわーくによると、ここでは年間約3千個の蜂の巣箱が作られ全国に出荷されているという。
小松さんは、「これからも元気で仲良く、楽しく作業してください」と話し、イチゴを手渡していた。
受け取ったセンター利用者は赤く熟したイチゴを手に喜んでいた。 -
箕輪北小の西藤俊哉君 フェンシングドイツ大会出場
箕輪北小学校の6年生西藤俊哉君が、20日からドイツのハレ市で行われるフェンシングの国際大会「第17回ケーニヒ杯」に出場する。
1日、平澤豊満町長のもとを訪れ、父親でコーチの繁さんと一緒に出場の報告をした。
西藤君は昨年7月に行われたフェンシングの全国大会の5、6年生の部で5位入賞を果たし、今回の国際大会に出場する権利を獲得した。
国際大会への挑戦は昨年に続き2度目で、昨年は3位となった。
西藤君が出場する大会は、20日、21日にドイツのハレ市で開かれる。 -
上伊那各地で高校卒業式
上伊那各地の高校で3日、卒業式が行われた。
このうち伊那北高校では、280人が夢と希望を胸に学び舎を巣立った。
本年度、伊那北高校を卒業するのは、男子148人、女子132人合わせて280人。
卒業生は、在校生や保護者が見守る中、体育館に入場した。
各クラスの代表生徒が、松山敏彦校長から卒業証書を受け取った。
松山校長は、「本当の幸せは他人の幸せを願い行動できる事にある。卒業後も学び続け、信実を見極め、深く考えぬく力を育てて下さい」と式辞を述べた。
来賓の祝辞、在校生の送辞に続き、卒業生を代表し宮下大樹君は「世の中や社会情勢がどうであっても、ここ伊那北高校で学んだ事を忘れず、役立てていきたい」と答辞を述べた。
伊那北高校の卒業生280人は、全員が大学や短大などへ進学することになっている。