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上伊那工業交流プラザ開催
上伊那の製造業者などによる第2回上伊那工業交流プラザが19日、駒ヶ根市の駒ヶ根総合文化センターで開かれた。
これは互いの会社や製品を知ることで、ビジネスチャンスを広げようと、各市町村の商工会議所などでつくる実行委員会が開いた。
会場には交流プラザに参加したおよそ45社の展示ブースが設けられ、訪れた企業の社員が熱心に説明を聞いたり、製品を見学していた。
実行委員会によると製造業界は発注企業と受注企業だけの関係がほとんどで、取引のない企業については、その概要などについてよく知らないのが現状だという。
実行委員会では、上伊那地域は松本、長野に次いで3番目の工業出荷額があることから各企業が技術や情報を共有し生かすことで、ビジネスチャンスが広がるものと期待している。
交流プラザではほかにプレゼンテーションもあり、各企業が自社製品をPRしていた。
駒ヶ根工業高校の生徒や伊那技術専門校で学んでいる人たちも会場を訪れ、ものづくりについて理解を深めていた。
実行委員会では3回目の交流プラザも開催する計画で、製造業の発展につなげていきたい竏窒ニしている。 -
みのわTMOネットワーク 企画戦略室設置へ
箕輪町の活性化などに取り組む「みのわTMOネットワーク2004」は17日に総会を開き、本年度の事業計画などを決めた。
箕輪町内で開かれた総会には会員ら50人が出席した。
本年度は、イルミネーション事業の開催、地域活性化事業の展開、会員を増やす活動の強化に取り組むとしている。
そのうち地域活性化事業では、若手TMOの会員が商店街の活性化についてアイディアを出し合う企画戦略室を設置する。
5月中に会員の中から5人選出し発足させる考え。
原敏章代表は「これまで取り組んできたイルミネーションは定着してきた。今後はほかの活性化事業にも活動を広げていきたい」と話していた。 -
伊那市新教育長 久保村清一さんに聞く
伊那市の新しい教育長となった久保村清一さん(66)。
信州大学農学部卒業後、中学校で教鞭をとり伊那中学校の校長などを務めた。
「これまで学校の校長まではやったが、1校でのこと。教育長になれば21校を見ていかなければならないし、社会教育の施設もある。そうしたものを活かして、市民の皆さんが伊那市に住んでよかったと思える教育をどのようにすれば出来ていくのか、少しずつ考えながら、出来ることからやっていきたい」と就任の抱負を語った。
学校教育の課題には、安心安全の教育環境整備を挙げる。
「中国四川での大地震で、学校が倒壊して非常に多くの子ども達が犠牲になったのをテレビで見ていて、伊那市もそんなふうになったら困るなと思っていた」。
伊那市の耐震関係の対応は本年度から一気に加速する計画になっているという。
「一刻も早く安心、安全で子どもたちが伸び伸びと勉強できる教育環境をつくらなければいけない。それが第一」と話す。
子どもたちには、「人間の一番大切な力は自分で考え行動すること。そして何か人のためになるような人になりたいという希望を持って努力する。そんな人になってもらいたい」と思っている。
教育の信条は『存在すなわち教育』。
存在すること、そこにその先生がいることそのものが教育であり、それは学校でいえば先生、家庭でいえば親そのものが教育の姿という。
「子どもたちのためにも大人が襟を正して理想を求めてがんばっていく姿が、子どもにそのままうつっていく」と久保村さん。「自分自身の姿勢を常に正していかなければいけない」という気持ちで生活しているという。
教育長の任期は4年。 -
西春近南小で若葉給食
伊那市の西春近南小学校で18日、若葉給食が行われ、子ども達は新緑を楽しみながら給食を味わった。
全校児童151人が校庭に集まり、友達同士で会話をはずませながら給食を楽しんでいた。 -
箕輪町目標管理発表会
本年度の重点目標と取り組みを庁内の各課が発表する箕輪町の「目標管理発表会」が18日、箕輪町役場で開かれた。
職員約80人が集まり、庁内12課の課長が本年度の重点目標と取り組みを発表した。
目標管理発表会は、それぞれの課がどのような取り組みを行っているかを知り、職員全体のレベルアップ、住民サービスの向上につなげようと行われている。
保健福祉課は、安心して暮らせるまちづくり実現のため、平成24年度までにWHOの「セーフコミュニティ」を認証取得することを重点目標の一つに掲げていることを説明し、今後は、自殺防止対策として専門家による心の相談を実施することなどを説明した。
また子ども未来課は、「一味違う箕輪の子」育成事業を進めるため、英語遊び、運動遊び、食育、読む教育「読育」の4つの柱を基本に、年齢に合わせた取り組みを進めることを説明した。
平澤豊満町長は、「回を重ねるごとにレベルが上がってきた。課題を意識して、次につなげていってほしい」と講評した。 -
上伊那土砂災害対策等合同会議
国や県、市町村による上伊那地域の土砂災害対策の合同会議が18日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
関係者約30人が参加し、本年度も引き続き、土砂災害の危険がある区域の指定を進めるとともに、災害が発生した時の避難場所などを示したハザードマップの作成を行っていくことを確認した。
また、県危機管理防災課の高野繁樹さんが、県内の市町村のハザードマップの作成状況などを報告した。
報告によると、今年3月末現在、洪水ハザードマップは約8割の市町村が作成している一方、土砂災害のハザードマップは3割程度に留まっているという。
また、災害発生時に住民に避難を促す避難勧告などについても、マニュアル化するよう国や県では求めているが、県内の策定率は2割に留まっていて、全国でも低い状況という。
高野さんは、「これから出水期を迎える。できるだけ早期にハザードマップの作成やマニュアルの策定を進めてほしい」と呼びかけていた。 -
美和ダム管理演習
出水期を前に情報伝達などを行う、ダム管理演習が18日、伊那市長谷の国土交通省美和ダム管理支所で行われた。
演習は、大雨などによる洪水時に美和ダムから安全に放流できるよう毎年この時期に行われている。
この日は、国土交通省が管理する伊那市長谷の美和ダムと中川村にある小渋ダムで管理演習が行われた。
三峰川流域7カ所に設置されたサイレンを鳴らし、川に近づかないように注意を呼びかけた。
大雨が降ったことを想定し、下流の市町村や警察、消防などにダムからの放流を知らせるFAXを流して放流時の危害防止措置をとった。
また、ゲートを開けるシミュレーションも行われ、職員達は操作方法などを確認していた。
美和ダムでは通常4つのゲートを開けて水量を調整している。しかし、容量の8割を超えた場合、5つ目のゲートを開けて洪水調節を行うという。
このダム管理演習は19日も行われる。 -
運動あそび「導入してよかった」97%
箕輪町が町内9つの園で導入している運動あそびのアンケート結果がまとまり、運動あそびを導入して良かったと答えた保護者が97%に上ることが分かった。
17日、箕輪町のながた荘で開かれた検討委員会で、昨年度はじめて実施したアンケート結果などが報告された。
箕輪町では運動あそびを保育園で導入して7年目、小学校でも5年目となる。
アンケートは今年1月に町内9つの園で、年少・年中・年長の園児の保護者667人を対象に実施した。
その結果、「運動あそびを導入してよかった」と97.6%が回答している。
また、家でも子どもが親に運動あそびを見せたり、運動あそびに関する話をすると回答した人は84%だった。
また町内5つの小学校の1,2年生の担任にアンケート調査をしたところ、活動量が多く体力がついている子が多いことなどが分かった。
出席した保育士は、「普段おとなしい子も運動あそびの時間になると積極的に体を動かしている」と報告していた。
町では本年度、小学校1年生と保育園年長児の合同運動あそびを実施するほか、専用のホームページを開設して運動あそびの普及を図るとしている。 -
美篶小学校クラブ活動始まる
伊那市の美篶小学校の子ども達は17日、地域の人たちから歴史を学んだり、機織りなどを体験した。
美篶小学校ではクラブ活動の中で地域の人達と交流をしている。
本年度1回目のクラブ活動が行われ、学校の隣にある美篶小学校資料館では当時の機織り機をつかって子ども達が地域の人から技術を学んでいた。
また、地域の歴史を学ぶ地域探検クラブは、昭和16年に作られた美篶村の地図で自分の住んでいる家を探したり、昭和初期に作られた美篶の歌を聞いて当時の様子を学習していた。
美篶小学校では、4年前から地域の人を講師に招きクラブ活動を行っていて、本年度は全8回を予定している。 -
松島美容室が伊那養護学校で無料出張カット
上伊那地域に5つの店がある松島美容室は17日、伊那養護学校を訪れ無料の出張カットを行った。
松島美容室グループの社員約30人が伊那養護学校を訪れ、希望者の生徒64人の髪を無料で切った。
出張カットは、4年前から毎年1回行っている。
松島美容室代表の関重春さんは「地域に貢献しようと、ボランティアに力をいれている。若いスタイリスト達もいつもと違う雰囲気でいい経験になる」と話していた。
参加した美容師は「切って喜んでもらうことが、美容師の1番のやりがいだと思う」と話していた。 -
「ほかいびと」撮影順調
来年8月の完成を予定している井上井月を題材にした映画「ほかいびと」の撮影が順調に進んでいる。
15日は伊那市富県で映画の撮影が行われた。
撮影したのは井月が春の伊那谷を放浪するシーンで、俳優田中泯さんが、自然の中に身を置いて俳諧一筋に生きた井月を演じていた。
井月が残した俳句は1800余りで、生まれが越後長岡ということ以外はその境涯があまり知られていない謎の多い人物。
映画は伊那谷の風景や伝統行事を交えながら井月の生き様と伊那谷の風土を描いていくという。
映画の撮影は来年まで続き、北村監督は井月の命日とされている3月10日と同じ日に井月が亡くなるシーンを撮影しクランクアップしたい竏窒ニ話している。 -
県文夏ごろ300万人達成へ
伊那市の伊那文化会館が、今年の夏頃、来館者が300万人を達成する見込みとなった。
これは、12日報道関係者を対象に開かれた、広報打ち合わせ会議で報告された。
伊那文化会館は、昭和63年、1988年の12月1日に開館し、今年で22年目となる。
既に来館者は290万人を越えていて、今年の夏頃、300万人を達成する見込み。
伊那文化会館では、300万人達成に合わせて、利用者に感謝をこめ、地域に還元できるような事業を検討しているという。
伊那文化会館によると、昨年度の来館者は、12万12人だった。
大ホールなどの改修工事があったことや不況によりイベントが縮小傾向にあることなどから、来館者はここ3年間減少している。
伊那文化会館では、今年度あらたに、地元ゆかりの音楽家によるステージや、若手作家を紹介する展覧会などを予定していて、地域の人々が芸術を鑑賞する機会と、活動成果を発表する場を多く提供していきたいとしている。 -
バラまつり期間中 周遊バス運行へ
伊那市は、来月、伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれるバラまつり期間に合わせ、高遠町を巡回する周遊バスを初めて運行する。
17日高遠町総合支所で開かれた、高遠町地域協議会の中で白鳥孝伊那市長が報告した。
伊那市によると、年々バラまつりに訪れる人は、増加傾向にあるが、多くの観光客がバラを見たら帰ってしまうという。
そこで、市では地域や商店街の活性化を目的に、今回初めて周遊バスを運行する。
バスは、まつり期間の、6月12・13日、19、20日4日間運行される。
ルートは、高遠町の商店街を経由して、しんわ丘ローズガーデンと高遠さくらホテルを結び周回する。
料金は1日乗り放題で、大人500円、小学生以下は無料で、利用した人に対しては、さくらホテルの入浴料の割引など特典がついているという。
白鳥市長は、「桜ばかりでなく、歴史と花の高遠町をPRし、通年観光のきっかけにしたい」と話していた。 -
イーナちゃんウォーキングカーニバル2010
イーナちゃんウォーキングカーニバル2010が16日、伊那市美篶で行われ、参加者が新緑の中を家族や友人と歩いた。
午前9時すぎに伊那市を中心とする553人が美篶小学校のグラウンドをスタートした。
イーナちゃんウォーキングカーニバルは、健康づくりや、家族、友人との親睦を目的に伊那市が毎年行っている。
今回は、ウォーキングのみを楽しむコースと、途中のチェックポイントでゲームやクイズを行うウォークラリーコースの2種類が用意された。
ウォークラリーでは、コースにあった景色や地域にまつわる問題が出題される。
チェックポイントとなっている六道の杜(もり)では、参加者が熱心に看板や景色を観察していた。
ある参加者は、「久し振りに外の空気を思い切り吸って、とても気持ち良かった」と話していた。 -
新宿区の児童が間伐体験
伊那市と友好都市提携している東京都新宿区の小学生が、17日、伊那市のますみケ丘平地林で、間伐体験をした。
新宿区では、小学6年生が集団生活を通して様々な体験をする移動教室を実施していて、今回もその一環で伊那市を訪れた。
17日は、児童26人が、間伐を行ったほか、切り倒した木材を使いネームプレートをつくった。
子ども達は、NPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会のメンバーから、ノコギリの使い方や、安全を確認し、木を倒す方向を決めるなど、教わりながら作業をしていた。
NPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会代表の稲辺謙次郎さんは「ただ木を切るのではなく、間伐した木材を活用する事が大切」と話していた。 -
宮島酒店で大処分市
日本酒「信濃錦」の蔵元、宮島酒店による薪や樽の
大処分市が16日、伊那市荒井で開かれた。
大処分市は、かつて酒造りに使われた木桶や樽などを活用してもらおうと開かれた。
会場となった宮島酒店の資材置き場特設会場には朝から多くの人が訪れ目当ての品を買い求めていた。
並べられた品は大小あわせて約240点で、特に小さいサイズの樽は、人気を集めていた。
並べられた品はその日のうちにほぼ完売し、宮島酒店では、盛況を喜んでいた。 -
箕輪町・南箕輪村 死亡事故現地診断
箕輪町と南箕輪村で今月発生した交通死亡事故の現地診断が17日行われた。
交通死亡事故の現地診断は、再発防止のため関係市町村や伊那警察署、交通安全協会などが行った。
箕輪町では、今月6日午後1時頃、春日街道の信号機のない交差点で、ミキサー車と乗用車が衝突し、乗用車の助手席に乗っていた箕輪町の男性が死亡した。
現地診断では、事故の説明を聞きながら、道路の状況を見ていた。
今後の対策として、町などが交差点を認識しやすいように道路標示をすることが確認された。
また、南箕輪村ではアクセス道路で現地診断が行われた。
事故は、10日午後8時15分頃、南箕輪村のアクセス道路を横断していた伊那市の女性が軽トラックにはねられ死亡した。
今後の対策として、夜光反射材の利用促進、高齢者宅を訪問して交通安全を呼び掛ける高齢者アドバイザー制度の活用、高齢者の夜間の事故防止のためのオールシルバーナイト作戦の取り組み強化を挙げた。
参加者からは、横断歩道や街灯設置の要望もあった。
今年、伊那警察署管内では昨日までに4件の交通死亡事故が発生し、このうち3件は5月に起きている。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の交通安全協会で構成する伊那交通安全協会では、「この異常事態に歯止めをかける必要がある」として、啓発チラシの全戸配布も検討している。 -
地雷除去を支援 鬼丸昌也さん講演会
アフリカなどの地雷除去支援などの平和活動を行っている鬼丸昌也さんの講演会が16日、伊那市のいなっせで開かれた。
講演会は社団法人伊那青年会議所が開いた。
講演したのは、アフリカなど世界中の地雷除去や少年兵支援を行っているNGO「テラ・ルネッサンス」の代表 鬼丸昌也さん。
講演の中で鬼丸さんは、2004年にウガンダを訪れた時、少年兵から直接、聞いた話を紹介した。
少年兵は、男を2人銃で殺したことや、兵士の命令で自分の母の腕を切り落としたという。
鬼丸さんは、自分にできる事は現地の状況を伝える事だとして「問題は、みんなが問題だと思わない限り解決する力が生まれてこない。ここにいる皆さんも含め一人でも多くの人に現地の状況を理解してもらいたい」と話していた。 -
伊那市教育長に久保村清一さん
伊那市の新しい教育長に東春近の久保村清一さんが決まった。
17日開かれた伊那市教育委員会の臨時会で決定し、市役所で就任式があった。
久保村さんは、「心と体にもう一度ネジを巻き、重責を果たしてまいりたい。安全安心の教育環境づくりを進めることが教育委員会の使命。先頭に立ってがんばりたい」と抱負を述べた。
教育長の任期は4年。
久保村さんは66歳。信州大学農学部を卒業後、中学校で教鞭をとり、伊那中学校の校長を務めた。
教育委員長には松田泰俊さんが再任された。 -
アマランサスのある暮らし写真展
伊那地域で特産化を目指している雑穀「アマランサス」の写真展が21日まで、伊那市役所で開かれている。
写真展はアマランサスの特産化を目指している伊那地域アマランサス研究会と伊那商工会議所開いたもので、去年の秋、「アマランサスのある暮らし」と題して作品を募集し、その中から入選作品14点を選んだ。
写真展は21日まで、市役所の市民ホールで開かれている。 -
伊那図書館で「図書館が育む生きる力」を考える
図書館の果たす役割について考える講演会と座談会が16日、伊那市の伊那図書館であった。
これは、開館から16年が経った伊那図書館が図書館の果たす役割について改めて考えようと開いた。
会場には図書館司書などおよそ60人が集まり、「図書館が育む生きる力」と題して、図書館情報大学名誉教授の竹内・スさんが講演。
竹内さんは、「学校教育の支援の場所として図書館の果たす役割は大きい。1中学校区に1図書館という状態に近付けるよう努力する必要がある」と語った。
講演の後に座談会が開かれ、参加者が竹内さんを囲んで図書館が抱える課題などについて話し合った。
参加者からの「コンピューターが発達し図書館で働く人がいらなくなったという声がある」との発言に対し、竹内さんは「一番の基本は人。必要な本があり、相談に応じてくれる人がいる図書館づくりが大切」と答えた。 -
やまびこソフトリーグ開幕
40歳以上を対象とした伊那市やまびこソフトボール連盟のリーグ戦が14日、開幕した。
この日は富士塚スポーツ公園で開幕式あり、7チーム約100人が参加。三峰球友の立木雄治さんは「年相応のプレーで正々堂々戦うことを誓います」と選手宣誓した。
開会式が終わると早速リーグ戦が始まり、選手達は久しぶりの試合の感覚を楽しんでいた。
今年のやまびこリーグは昨年より1チーム減の7チームの参加で、人数も20人ほど少なくなっている。
同連盟の鈴木秀康会長は「人数が減ってしまい残念だが、地域を超えて親睦を深めながらソフトボールを楽しんでもらいたい」と話していた。
リーグ戦は11月まで行われる。 -
オールシルバーナイト作戦
高齢者対象の夜間交通安全教室が14日夜、南箕輪村役場であった。
これは大事故につながりやすい高齢者の夜間の事故を防ごうと村交通安全協会などが開いたもの。地域住民約30人が参加し、伊那警察署交通課の宮尾雅彦課長から説明を受けた。
宮尾課長は、夜間歩行者が対向車のライトの前を通る時、運転手から歩行者の姿は見えにくいなど、運転手から見た歩行者の見え方を説明。
ある参加者は「ライトの近くにこんなに死角があるとは思わなかった。夜歩くときは気をつけるようにしたい」と話していた。
この高齢者対象の夜間交通安全教室は本年度あと3回開かれる。 -
いなっせで花の植付け作業
伊那市のいなっせビル入居者でつくるいなっせ花いっぱい委員会は、14日、たる型のプランターに花の苗を植えた。
いなっせ花いっぱい委員会では、市街地の美化や活性化につなげていこうと毎年花でビル周辺を飾っていて、今年で6年目になる。
7月に行なわれる花いっぱいコンテストでは、これまでに3年連続最優秀賞を受賞するほど高い評価を受けている。
14日は、いなっせに入っている20の事業所から15人ほどが参加し、役割分担して花を植えていた。
今年は、6月中旬から秋にかけて濃いピンク色の花を咲かせるサフィニアという花の苗を植えた。
プランターは、37個でビルの東側と南側に配置した。
いなっせ花いっぱい委員会の大平秀紀委員長は、「来館者や通り町を訪れる人たちに楽しんでもらいたい」「手入れをしっかりやってコンテストでも上位入賞を目指したい」と話している。 -
シニア大学伊那学部入学式
高齢者の積極的な社会参加の推進を目的とした、長野県シニア大学伊那学部の入学式が14日、伊那市の伊那合同庁舎で行われた。
今年度は、115人が入学した。
学部長の山崎宗廣伊那保健福祉事務所長は「21世紀は高齢者の時代。1人1人が積極的に社会参加してほしい」と式辞を述べた。
また新入生を代表して、辰野町の有賀元栄さん(63)は「知識を求め友人を作り健康に気をつけながら社会に貢献するように精進していきたい」と話した。
シニア大学は、おおむね60歳以上の県内在住者で積極的に社会参加を目指す人を対象に県が実施しているもので受講期間は2年間。
今年度の最年長者は81歳で最年少者は60歳。
1年間に15回の授業があり短歌や俳句、郷土の歴史、文化などを学んでいく予定。 -
中山間地の遊休農地利用 トマト栽培実践塾開講
中山間地の遊休農地でトマトの栽培・収穫体験をするトマト栽培実践塾が15日、伊那市手良で始まった。
これは、伊那商工会議所と、伊那市手良竜ヶ沢地域で遊休農地の解消に取り組んでいる信州元気野菜村竜ヶ沢地域の会が、今年初めて開いた。
実践塾には市内などから45人が参加し、約600平方メートルの畑に7種類のトマトの苗を植えた。
竜ヶ沢地域の会代表で、長年加工用トマトを生産してきた伊藤幸春さんが指導した。
この会は遊休農地を活用しジュース用トマトやアスパラなどの栽培に取り組んでいる。
今回、トマトを通して参加型農業体験のできる地域をつくろうと実践塾を開くことにした。
この取り組みは伊那商工会議所が支援している。
県の地域発元気づくり支援金事業に採択され、支援金68万円が内定している。
トマトは、竜ヶ沢地域の会が管理し、参加者は定期的に畑を訪れてトマトを栽培する。自分が植えた苗に実ったトマトはプレゼントされる。
収穫は7月下旬ころからの見込みで、トマトカレーなどを作る収穫祭も予定している。 -
伊那まつりインストラクター認定会
8月の伊那まつりに向け、踊りのインストラクターとデモンストレーターの認定会が15日、伊那市役所で開かれた。
踊りの認定会は、伊那まつりおどり振興会が開いている。
ドラゴン踊りと伊那粋踊りのインストラクターなどを希望する人は、認定を受ける必要がある。
同日は、新規参加者がなく、インストラクターの有資格者が更新のため審査を受けた。
ドラゴン踊りは7人、伊那粋踊りは8人が参加し、振付の細かい確認などをしていた。
インストラクターは7月から、踊りのオープンレッスンのほか、希望する踊り連や企業に出かけ、踊りを指導するという。
認定会は23日にも開かれる予定で、伊那市では新規参加を呼び掛けている。 -
新緑の季節テーマ パッチワーク展
新緑の季節をテーマにしたパッチーワークキルト展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
これは、出展しているメンバーの一人で、千葉県在住の野沢典子さんが伊那市出身という縁で、初めて伊那市で開かれた。
会場には野沢さんと全国各地のパッチワーク仲間の作品31点が並んでいる。
野沢さんは、12年前千葉県に引っ越したことをきっかけにパッチワークキルトを始めた。
その後、本格的に作品づくりをするようになり、2006年と2009年には日本全国から1500点以上の作品が出展されるインターナショナルキルトウィークでグランプリを受賞している。
作品は、5月の新緑をイメージした緑を基調としたものが多く並んでいる。
また会場には、野沢さんがこれまで作りためた作品15点も並んでいる。
パッチワークキルト展は16日まで。 -
そまっこクラブ間伐作業
子ども達が森林の役割や大切さを学ぶ、伊那市公民館運営協議会主催の活動が15日から始まり、子ども達が間伐作業などを体験した。
標高1800mの伊那市長谷の鹿嶺高原で作業が行われた。
「そまっこクラブ」と名付けられたこの活動は、公民館運営協議会が子ども達に森林の役割や大切さを学んでもらおうと初めて開いた。
そまっことは、木を切る作業を中心とした山仕事「そま」をする子どもを意味している。
この日は伊那市内の親子11組約30人が参加し、上伊那森林組合の宮下定博さんから指導を受け、間伐作業を行った。
宮下さんは「本数が多すぎると木が効率よく成長できなくなってしまう」と子ども達に間伐について説明していた。
子ども達はのこぎりで木を切ったり、切った木の年輪を数えたりしていた。
公民館運営協議会の池上謙さんは「子ども達に木の大切さや自然の中で遊ぶ楽しさを知ってもらいたい」と話していた。
そまっこクラブの活動は年内中にあと2回計画されていて、間伐材を利用した箸づくりや自然観察を予定している。 -
少年柔道大会
小学生が柔道の団体戦で戦う大会が9日、伊那市武道館で開かれた。大会には、南信地域の13の道場から19チーム、88人の小学生が出場し、互いに稽古の成果をぶつけていた。
大会は、心身の健全育成や親睦を深めようと、社団法人長野県柔道整復師会南信支部が開いていて、今年で17回目となる。
大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の創武館道場Aが準優勝し、4位までに与えられる県大会出場の切符を手にした。
県大会は7月に松本市で開かれる。