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暮らしいきいき健康講座始まる
健康づくりを楽しく学ぶ「暮らしいきいき健康講座」が15日、伊那市の伊那合同庁舎で始まった。
この講座は、健康づくりに必要な知識を学び、食生活改善推進員などの仲間づくりにつなげようと開かれ、上伊那在住の16人が参加した。
初回のこの日は、メタボリックシンドロームの話を聞いたあと、自分の体を知るために身長や体重などを測定した。
参加者は順番に身長、体重、腹囲を測り、体重測定では、併せて体脂肪率なども調べた。
測定結果を基に、標準体重などをそれぞれ計算して、自分の体の状態を確認していた。
参加者の一人は、「油を摂り過ぎない食事などを勉強したい」と話していた。
この講座は4回コースで、今後は食品衛生の基礎知識や食生活改善推進員の活動などを学ぶほか、脂肪を控えたメニューなどの調理実習も行う予定。 -
小河内神社でお筒粥の神事
箕輪町南小河内にある小河内神社で、一年の農作物の出来や世相を占うお筒粥の神事が15日朝、行われた。
占いによると今年の世の中は去年より下がり、六分五厘となっている。
この日は、午前5時に小河内神社に総代が集まり、神事を行った。
神事は、米2升に水2斗を加え釜で煮立てる。
アシを20本組み合わせて作る筒を沈め、筒に入った米の様子で世相を占う。
占うのは稲や野菜、果樹や穀物など20品目と、世の中。占いの結果、今年の世の中は去年の七分一厘より下がって六分五厘。農作物では、早生種の水稲が上々のほか、ササゲ、リンゴが上となっている。
結果を受けて主任総代の根橋敏夫さんは、「世相を反映しているが、この結果を立ち上がりのきっかけにしたい」と話していた。
神事に使った粥を食べると1年間無病息災、家内安全でいられるとされていて、地域の氏子や園児らにふるまったという。 -
新入生へのプレゼント作り
南箕輪村の南箕輪小学校1年4組の児童は15日、来年度入学予定の新1年生に贈るプレゼント作りをした。
児童28人が、南箕輪村図書館の職員から指導を受け、牛乳パックを使ったおもちゃを作った。
南箕輪小1年4組では、総合学習の一環で公共の施設について勉強をしていて、今回は図書館の仕事を学びながらプレゼント作りをした。
作ったのは、釣り上げると口が閉じる仕組みのおもちゃ。
児童達は、図書館職員の唐澤富美子さんに教わりながら、牛乳パックに穴をあけ、輪ゴムを通していた。
指導した唐澤さんは、「本に関わるだけでなく、みんなに喜んでもらうものを作るのも仕事の一つ。そうした視点からも図書館に親しみを持ってもらいたい」と話していた。
今回作ったおもちゃは、来月3日に南箕輪小学校で、村内年長児を対象に行われる体験入学の時にプレゼントするという。 -
旧伊那中央総合病院の解体安全祈願祭
旧伊那中央総合病院の解体工事の安全祈願祭が15日、行われた。伊那市や解体業務を請け負う建設業者などが集まり、工事の無事を祈って神事をした。
解体されるのは、福祉まちづくりセンターに隣接する5階建ての旧病棟や3階建ての旧診療棟など。
解体工事は今年3月末までの完了を目指していて、解体後は、現在伊那市荒井にある市保健センターが移転新築される。
伊那市では、解体を含めセンターの移転新築事業費に6億2000万円を見込んでいる。
新しい保健センターでは、乳幼児の健診、予防接種、高齢者のリハビリなどが行われる予定。
伊那市では新たな健康増進の拠点施設として整備していきたい考え。
福祉センターの完成は、来年度末になる見込みという。 -
国道153号の役割について意見交換会
伊那谷の交通の背骨的な役割を果している国道153号についての実情を把握し、今後の整備方針について考えようと15日、上伊那の市町村職員などが意見交換した。
上伊那8市町村や伊那消防組合、上伊那広域連合、長野県の職員など50人ほどが参加して、道路網について意見を交わした。
この意見交換会は、国道153号改良期成同盟会上伊那部会が始めて開いた。
上伊那の交通網の背骨的な役割を果す国道153号線を中心に、上伊那全体の道路をどのように整備していくのが望ましいかを考えていこうというもの。
まず伊那建設事務所の山浦直人所長が、現在の交通網の課題を提起した。
山浦所長は、伊北インターチェンジ付近の渋滞や、伊那市の中心市街地に交通が集中していることなど課題を挙げ、これからの道路は行政だけでなく、使う人や守る人が考えていく必要がある竏窒ニした。
そのあと、医療・救急問題と観光振興の2つのテーマに分かれて意見を交わした。
医療問題のグループでは、救急搬送について、「凹凸が激しい道は、患者に負担がかかる」「バイパスなどのセンターポールは救急車両にとっては障害である」などの具体的な意見が出ていた。
また、観光振興のグループは、「初めて伊那地域を訪れる人は国道を頼りに訪れるが、伊那市のみはらしファーム、箕輪町のながた荘、南箕輪村の大芝高原と実際の観光地は広域農道に多く存在している」「冬場の凍結で怖い思いをした観光客は来なくなるかもしれないので冬場の対策が必要」といった意見が出されていた。
この意見交換会は今後、定期的に年4回ほどのペースで開催していきたい竏窒ニしていて、県も出された意見を参考に道路整備をしていきたい竏窒ニしている。 -
西箕輪中百人一首大会
伊那市の西箕輪中学校で15日、毎年恒例の百人一首大会が開かれ、体育館は生徒たちの熱気に包まれた。
西箕輪中の百人一首大会は、生徒たちに日本の伝統に親しんでもらおうと、毎年この時期に開かれている。
この日は全校生徒およそ180人が、26グループに分かれて札を取り合った。
年末年始休みには、百人一首をひとり10首以上暗記するという宿題が出されていて、生徒たちは自分が覚えた句が読まれると、目を凝らして札を探していた。
枚数が少なくなると札を囲む輪も小さくなり、徐々にスピードも速くなっていた。
ある1年生は「初めてであまり取れなかった。来年はたくさん取れるようにもっと覚えたい」と話していた。
大会の結果、一番多く札をとった生徒は、100枚中50枚とったという。 -
南箕輪村公民館で切り絵講座開講
南箕輪村公民館で14日、切り絵講座が開講した。
切り絵講座は、村公民館が冬の講座の充実を目的として今年初めて企画した。
40代から70代までの男女およそ25人が集まり、原俊朗公民館長が指導した。
参加者はまず、丸や三角などの簡単な形で手慣らしをし、こまや椿など、季節にちなんだモチーフの切り絵に挑戦した。
細かい作業では、注意深くカッターを動かし、紙をかざして、きちんと切れているかを確認するなどして作品を仕上げていた。
夫婦で参加したある男性は、「できた作品を妻と見せ合うのが楽しみ」と話していた。 -
ジョブカフェ信州に緊急雇用相談窓口
急激な景気低迷による雇用情勢の悪化に対応するため県商工労働部は15日から、主に若者の仕事探しを支援しているジョブカフェ信州に緊急雇用窓口を開設。年齢関係なく離職を余儀なくされた人たちの相談に幅広く応じ、きめ細かな就職アドバイスや求人検索、職業紹介などを行っている。
松本センター(松本市深志1-4-25松本フコク生命ビル1、2階、)の受付時間は午前8時半から午後6時半。長野分室(長野市新田町1485-1もんぜんぷら座4階)は午前9時から午後5時15分。いずれも月縲恚燉j日で当分の間開設する。 -
インフルエンザ注意報発令
県は14日、今シーズン初のインフルエンザ注意報を発令した。
県によると、今月5日から11日の1週間で1医療機関での患者が10人を超えており、流行が本格化している。
注意報の発令は去年同時期と比較して2週間早い。
上伊那では1医療機関での患者が22人を超えており、全県と比較しても増加傾向にある。
県では、「今後1カ月程度の大きな流行の発生が懸念される」として、うがいや手洗いなど感染予防を呼びかけている。 -
南箕輪村北殿で住宅火災
14日午前7時15分ころ、南箕輪村北殿の赤羽正男さん宅で火災が発生。午前9時に鎮火した。
焼失面積は、木造モルタル一部で、二階部分と風呂場など合わせて、60平方メートル。死傷者はいなかった。
火事の原因については現在、警察と消防で調査中。 -
消防意見発表会
消防職員が普段の活動を通じて感じていることを発表する意見発表会が14日、伊那市役所であり、箕輪消防署の内堀佑樹さんが最優秀賞に選ばれた。
この日は、伊那消防組合の4消防署に所属する7人が意見を発表。
このうち最優秀賞の内堀さんは「この手からこぼれる命を救うために」というテーマで発表し、救急救命士が行える救命処置の範囲の拡大を訴えた。
内堀さんは来月19日に松本で開く県大会に出場する。 -
新春芸能ライブ
県内の親子を対象にした「新春芸能ライブ」が12日、南箕輪村民センターであり、約300人の親子が、ミニコンサートなどを楽しんだ。
同コンサートは、長野県子ども劇場・おやこ劇場協議会が、こどもらに生のステージを楽しんでもらおうと企画したもの。この日は、伊那市や松本の劇団や音楽団体など6団体が出演した。 -
長谷小学校で正月の遊び
伊那市の長谷小学校の児童81人が14日、羽子板やこま、スゴロクなどの正月の遊びを楽しんだ。
同校では、正月の遊びを通して学年を超えた交流を深めようと、例年児童が中心となって遊びを企画している。
そのうち、スゴロクで遊ぶグループでは、面白い顔が出来上がると、周りから歓声が上がった。
ある児童は「家では正月の遊びをしなかったので、今日はみんなで遊べて楽しかった」と話していた。 -
心臓病の山下夏君(飯田市在住)支援でチャリティーカット
飯田市在住の心臓病患者山下夏くんの海外での心臓移植を支援しようと12日、伊那市の理容室ワイズヘアーがチャリティーカットを行った。
これは店長の吉田明弘さんが、子どもを持つ親として何か協力できないか竏窒ニ企画した。
チャリティーカットは、3500円のコースのみ全額を募金するというもので、夏君に成人になってほしいという願いを込めて成人の日に行った。
夏君は現在7歳。患っている心臓病は、発病率が50万人に1人というまれな病気で有効な治療法もなく、海外での心臓移植しか命を救う方法がない。
海外での移植手術には、渡航費、手術費など合計で1億8千万円かかるという。
夏くんを支援する活動は全国的にも広がっていて、現在およそ1億4千7百万円が集まっている。
ワイズヘアーでも去年の12月から募金活動をしていて、現在6万円が集まっている。
ワイズヘアーでは今月末まで募金箱を設置して、協力を呼びかけていくという。 -
障害者福祉施設の製品販売に反響
去年12月に行われた障害者福祉施設の製品注文販売は、50万円以上を売り上げる反響があった。
製品の注文販売は、12月3日から9日までの「障害者週間」に、伊那市の伊那合同庁舎と上伊那の各市町村庁舎で行われた。
上伊那地方事務所によると、販売金額は、製品の売上が約38万1千円、障害者施設が共同で制作した年賀状の印刷が約16万8千円で、全体で約55万円になった。
製品はカレンダーやクッキー、エコたわしなどで、最も売り上げが多かったのはアンサンブル伊那のクッキーだった。
年賀状は、個人事業者などからの受注が多かったという。
この販売会は、共同作業所や授産施設の製品を多くの人に知ってもらい、障害者の社会参加を支援しようと、今年初めて上伊那地方事務所が開いた。
各施設では販路の拡大が課題となっていて、今回の販売会をきっかけに、上伊那地域の作業所製品の販売カタログを作ることが決まり、今月中に完成する予定という。 -
ちびっこスケート教室
保育園児から小中学生を対象とした「ちびっこスケート教室」が13日夜、伊那市横山の伊那西スケート場で開かれた。
同教室は冬の間の体力づくりやスケート技術の向上などを目的に伊那市体育協会スケート部が毎年開催している。
この日は去年より10人多い55人が参加。初心者の子どもから上級者まで、思い思いに氷の感触を楽しんだ。
指導にした伊那市体育協会スケート部のメンバーは、レベルに応じて滑り方のアドバイス。初めての子どもたちは、いすを支えにしてゆっくりと進んだが、慣れない氷の上で悪戦苦闘していた。
一方、上級者はスピードをあげてリンクの上を滑走し、コーナーの曲がりかたなどの指導を受けていた。
この日の気温はマイナス5度まで下がったが、集まった子どもたちは元気にリンクの上を滑っていた。
伊那西スケート場は上伊那でも数少ない天然リンクで、1周およそ200メートル、氷の厚さは約20センチになっている。
今シーズンは24日にスケート競技が行われるほか、25日にプチカーリング大会も計画されている。
ちびっこスケート教室は17日までの5日間開かれ、参加者には修了証が贈られる。 -
冷え込みで水道管破裂相次ぐ
最近の厳しい冷え込みで、水道管の破裂が相次いでいる。伊那市では、凍結防止帯の電源確認などを呼びかけている。
市役所上水道課によると、14日の午前中、水道管の凍結や破裂に関する問い合わせが18件寄せられた。
伊那市では、防止対策として▽凍結防止帯の電源が入っているか確認する▽普段使わない所は不凍栓を閉め水抜きをする竏窒アとなどを挙げている。
また、万一破裂した場合は、不凍栓を閉めて水を止め、伊那市指定の水道工事店に修理を依頼するよう呼びかけている。 -
伊那東部中バスケ部県大会優勝
今月10日から行われた女子バスケットボールの県新人選手権大会で、伊那市の東部中学校が5年振りに優勝した。
東部中の女子バスは、上伊那予選、南信大会と勝ち進み、県内16チームが集った県大会に出場。決勝で佐久市の浅間中学校に48対44で勝利し、5年ぶりの優勝を果たした。
顧問の前沢大介教諭は「このチームは、スピードとシュート力が強み。1人1人の役割がしっかりしているのが特徴」と話していた。
同部では、夏の中学校総合体育大会に向け、ディフェンス力を強化し、得点を取られないチームづくりを目指す。 -
新たな部長に平澤賢司さん、宮田村商工会青年部が次期役員承認
宮田村商工会青年部は14日夜に臨時総会を開き、新たな部長に平澤賢司さん(小松屋商店)、副部長に春日真一さん(春日商会)、北原貴明さん(宮田自動車工業)ら次期役員を選任し全会一致で承認した。任期は4月から2年間。厳しい不況に部員たちは直面しているが、地域の活力源でもある部の伝統を協力して受け継いでいく。
平澤さんは「このような厳しい時だからこそ、青年部魂を持ち全員で力をあわせて取り組んでいきたい」とあいさつ。2年間務めてきた小田切等部長は新体制にエールを送りながら「厳しい状況だが、私たちには若さと行動力がある。先輩のアドバイスも受けながら力をつけ、生き抜いていこう」と話した。
同青年部は多彩な活動を展開し、毎年テーマを持ちながら歳末慈善パーティーを開催。名物丼やどんぶりレンジャー、よさこいソーランなど地域が元気になる取り組みも次々と打ち出してきた。
総会席上、前林善一商工会長は「このような時だからこそ、前をみすえて宮田村の元気の発信源になって」と部員たちに呼びかけた。
新役員は次の皆さん。▽部長=平澤賢司(小松屋商店)▽副部長=春日真一(春日商会)北原貴明(宮田自動車工業)▽常任委員=濱田聖(パブリックレコード)綿内信幸(信光設備)馬場誠(理容アルプス)、間瀬令理(間瀬製作所)酒井豊典(サカイ家電)、清水正康、近藤浩紀(ジョイ・アクトコンドウ)伊藤康晃(太陽堂)酒井大介(白木屋商店)春日孝昭(ラスタデザイン)清水邦浩(千代田)鈴木貴久(トノムラヤ薬局)三澤敏昭(エムテイクリーンサービス)▽監査委員=太田豪敏(レストハウスおおた)下井明人(下井ばね製作所)▽直前部長=小田切等(長野ユーシン) -
機能性食品の果たす役割考える信州大医農連携市民講座30日に
信州大学医農連携市民講座は30日午後1時から、健康社会の実現に向けて機能性食品が果たす役割などをテーマに長野市のホテル信濃路で開く。同大学農学部と医学部が主催し、県テクノ財団伊那テクノバレー地域センター、信州機能性食品開発研究会(会長=塚越寛伊那食品工業会長)の共催。話題提供、パネルディスカッションの二部構成で行う。
信州大学大学院農学研究科の大谷元教授が「機能性食品による生活習慣病の予防」、同医学研究科の能勢博教授が「機能性食品のテストベットとしての熟年体育大学事業」と題して話題提供。
パネルディスカッションは大谷教授を座長に唐澤豊農学部長、久保惠嗣医学部長らをパネリストに迎え「健康社会実現のための医農連携の役割」をテーマに意見を交わす。
参加申し込みは21日まで。問い合わせは伊那テクノバレー地域センター0265・76・5668へ。 -
木下南宮神社でお筒粥の神事
今年1年間の農作物の出来や世の中を占う恒例の「お筒粥の神事」が10日、箕輪町木下の南宮神社で行われ、今年の世相は去年より下がり「6分」という結果が出た。
お筒粥は、南宮神社で一年の無事を祈念して行なわれる初まつりの中の占いの神事。
境内に用意された釜に、アシの茎を37本束ねた物と一緒に米と小豆を入れて煮立て、筒の中に入った米や小豆の数が占いの結果となる。
占いの結果、今年一年の世相を表す世の中は、昨年より8厘下がり「6分」となっている。
農作物では、人参や葱など3品目で極上。気候は、夏が上々で春と秋が中、冬が下となった。 -
プリムラポリアンサ出荷
冬から春にかけて咲く花、プリムラポリアンサの出荷作業が、伊那市東春近の花卉農園「導楽園」で最盛期を迎えている。
導楽園では現在、バラのような花を付ける品種「プリンセス・オブ・ローズ」を出荷している。
13日は、20人ほどのスタッフが枯れた花を取り除き、鉢を整える作業をしていた。
プリムラポリアンサの出荷は去年の12月末から始まり、今月下旬までにおよそ4万鉢を東京、大阪などに出荷するという。
花は、黄色やピンクなどさまざまな色があるが、最近人気があるのは、1つの花に複数の色がついた変わった色合いのものだという。
酒井大社長は、「今年は例年並みの出来。品種改良もしているので、扱う種類を増やしていきたい」と話していた。 -
保科大河ドラマ化署名届ける
保科正之のNHK大河ドラマ化実現を目指す署名活動で、ドラマ化実現上伊那議員連盟の駒ヶ根支部が13日、署名を届けた。
この日は、駒ヶ根支部代表の木下力男駒ヶ根市議会副議長が、伊那市議会の中村威夫議長に2606人分の署名を手渡した。
ドラマ化実現上伊那議員連盟は去年12月13日に発足した。
今回届いた署名は、発足から1カ月の間に、駒ヶ根市議会議員がそれぞれの後援会を通して集めた。
木下代表は、「今後も署名活動をしながら盛り上げていきたい」と話した。
署名は、去年12月に30万人を突破していて、今回の署名を加えると約31万3千人になる。
上伊那議員連盟を組織する他町村の署名も近々届くという。
伊那市などで組織する大河ドラマをつくる会では、今月26日にNHKを訪問して8回目の要請をする予定。 -
伊那市出初式
新春恒例、消防団の出初式が11日、上伊那各地で行われた。
このうち伊那市では、消防団などが行進を行い、防火意識の向上を呼びかけた。
行進には、消防団や日赤奉仕団の団員らおよそ850人が参加しました。
団員らは、伊那市民会館から伊那市駅までをラッパ隊や消防音楽隊の演奏に合わせて行進した。
式の中で小坂樫男伊那市長は、「地域の安心安全を守るよう努力してほしい」と団員を激励した。
伊那市消防団の伊藤仁団長は、「誇りと郷土愛の精神を持ち、仲間と切磋琢磨し、消防団活動に励んでほしい」と訓示した。
去年伊那市では29件の火災が発生し、被害総額は、約4千9百万円。災害時の消防団の出動は、延べ1255人を数えた。 -
西春近北小が学校天然リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校では13日から、学校の敷地内の天然リンクでスケートの授業が始まった。
このスケート場は、校舎北側の一日中、日があたらない敷地にPTAの協力で毎年作られている。
主には1年生と2年生が授業の中で利用する。
初日は朝8時30分から2年生の子ども達が氷の感触を楽しんだ。
今シーズン初めてのスケートということもあって、怖がる児童やスケート靴が脱げてしまう児童もいた。
西春近北小学校では2月下旬頃までこの天然リンクでスケートの授業を行なうという。 -
箕輪町特別職報酬等審議会
箕輪町の平澤豊満町長は13日、特別職らの報酬などについて審議会に白紙諮問した。
平澤町長は、「町民の立場になった形で検討していただきたい」とあいさつした。
平成20年度の特別職の給料は月額一律5%減で町長は78万8500円、副町長は63万6500円、教育長は53万3900円となっている。
また、議員報酬については条例通りの額となっていて、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、委員長が24万3千円、議員が22万7千円となっている。
次回の審議会は今月30日に開かれ、2月中旬には検討結果を町長に答申する予定。 -
中曽根の獅子舞
地域や区民のこの一年の安泰や無病息災を願う伝統の獅子舞が11日、箕輪町の中曽根で披露された。
保存会のメンバー40人が、区内の神社で舞を奉納した後、区長の自宅や区内の辻など4カ所で伝統の獅子舞を披露した。
中曽根の獅子舞は、町の無形民俗文化財に指定されたいて、約200年前から伝わるこの地区の小正月の伝統行事。
舞は、地域の安泰や五穀豊穣、無病息災を願うもので、「肇国(ちょうこく)の舞い」や「剣(つるぎ)の舞」など五つの舞いで構成されています。
現在は、30代から80代のメンバーで作る保存会が、この伝統を受け継いでいる。
保存会会長の大槻貞明さんは、「今日の舞は大成功。とても満足しています」と話していた。
舞が終わると、集まった人達は獅子に頭を噛んでもらい、今年一年の健康を願っていた。 -
伊那少年剣道クラブ鏡開き
伊那市の伊那少年剣道クラブは11日、伊那公民館で鏡開きをし、子どもたちが決意を新たにした。
この日は、クラブに所属するおよそ10人の子どもが参加した。
6年生の井上諒君と飯島栞さんは、「丈夫な体と強い心を持てるよう稽古に励みます」と誓いの言葉を述べた。
また、去年クラブに入部した子どもたちは、面や銅、小手などの素振りをし、一年間の練習の成果を披露した。
去年入部した平澤裕樹君は「たくさん練習して強くなりたい」、北澤一樹君は「友達と楽しく剣道したい」と今年の目標を話していた。
代表の中村由紀子さんは、「けがや病気もなく、一年間楽しく稽古に励み、心と体を鍛えてほしい」と話していた。 -
ホンダレ様の飾り付け
農作物の豊作を願う「ホンダレ様」の飾り付けが11日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで行われた。
ホンダレ様は、小正月を迎えるための飾りもので、稲やアワ、ヒエなどの穀物の豊作を願う五穀豊穣の縁起物。穀物が穂を垂れている様子を表していることから、「ホンダレ様」と呼ばれるようになったと言われている。
この日は、みはらしファームの職員らおよそ10人が作業にあたった。
飾りつけに使った木材は、8日に切り出したナラやコシアブラ、カエデ、ヒノキ。
飾り付けは、コシアブラの枝の3分1ほどを残して皮を削り、それをナラの木に結び付けると、稲やアワの実がずっしりと穂を垂れている様子が表わされる。
このホンダレ様は24日、みはらしファームで行われるどんど焼き「せいの神」で、園内の飾りものと一緒に燃やされる。 -
上伊那のレギュラーガソリン価格前月比13.9円安の108.8円に
上伊那地方の1リットルあたりレギュラーガソリンの価格は13日現在108.8円で、先月8日の調査に比べて13.9円値下がりしたことが県企画部の調査で分かった。ハイオクガソリンは120.7円で前月比13.8円安、軽油は105.1円で同10.1円安。灯油も18リットルあたり1158.7円で148.5円値下がりした。
県内78店舗を対象に電話による聞き取りで調査した。県平均のレギュラーガソリン価格は前月比12.7円安の106.8円。価格急騰によりピークだった昨年8月と比べて80円近く安くなっており、5カ月連続で下落した。ハイオクは118.1円(前月比12.6円安)、軽油は103.2円(同11.2円安)、灯油は1159.4円(158.5円安)だった。