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住民が殿島城址公園整備
伊那市東春近の地域住民は25日、殿島城址公園の整備作業を行った。
整備作業は、公園を地域の憩いの場にしようと、東春近地区協議会が中心となり行い、この日は地域のボランティアおよそ60人が参加。
参加者たちは、公園内に植えられている樹木に名札を付ける作業や、散策するのに歩きやすいよう、砂を敷く作業などを行った。
東春近地区協議会の梅田和穂会長は、「ほかの地域からもたくさん人が訪れるような、素晴らしい公園になるよう整備を進めていきたい。」と話す。
地区協議会では今後、松くい虫被害のあった木を今年中に伐採し、しだれ桜の苗木を植える計画。 -
カード詐欺犯身柄送致
警察官などを騙り、高齢者からキャッシュカードをだましとった詐欺の疑いで逮捕された3人の身柄が、今日長野地方検察庁伊那支部に送られた。
逮捕されたのは、いずれも無職で東京都江戸川区の斎藤正容疑者、住所不定の高田光伸容疑者、東京都葛飾区の中倉俊也容疑者の3人で、茅野署、上田署、伊那署に分かれて拘留されていた。
伊那署の調べによると、3人は、22日に、警察官を名乗り伊那市内の88歳の女性宅に電話をした後、金融庁の職員を装って家を訪れキャッシュカード1枚を騙し取った疑い。伊那署によると、逮捕された2人は今日までに容疑を認めているが、1人は否認している。
今回現金は引き出されなかったが、同様の手口の事件は、静岡や群馬、山梨などで相次いでいて、県内でも4件580万円の被害が報告されている。
伊那署では、これらの事件の関連性も含め、今後本格的に捜査を進め、きびしく追及していく方針。 -
ハロウィンのかぼちゃ提灯作り
25日に行われる伊那市八幡町のハロウィンに向け、伊那小学校で24日、カボチャの提灯作りが行われた。
5年夏組の児童33人が1人1つずつ提灯を作った。
八幡町ハロウィンで使う提灯は、毎年、伊那小の児童が作っている。
子どもたちは、ハロウィンを行う八幡町ロマン通り商店会のメンバーから指導を受けながら、中の種などを取り除いた後、小さなのこぎりで顔を切っていた。
ある児童は、「顔をくり抜くより、中身を取り除く作業が大変だった。明日が楽しみです。」と話していた。
この日作った提灯は、25日にハロウィンの会場、伊那北駅前広場に、一般参加者のものと一緒に飾られ、午後5時すぎに点灯式が行われる。
また、仮装コンテストも企画されていて、夏組の児童も参加することになっている。 -
伊那消防組合合同訓練
伊那消防組合は、それぞれ単独の署では対応できない大規模災害に備えた合同訓練を今日高遠町で行った。
訓練は、高遠町下山田の山田河原臨時駐車場で行なわれた。
マイクロバスと薬品を運んでいたタンクローリーが衝突し、薬品が漏れ、バスの乗客に負傷者がいるとの想定。
伊那消防組合の伊那消防署、高遠消防署、辰野消防署、箕輪消防署などから90人、車両は20台が参加して、状況が刻々と変わるロールプレイング方式で訓練は行なわれた。
薬品が漏れているとの想定で異臭が発生。
警戒区域を設定し、署員2人が特殊防護服を着用し、事故車両に向かった。
調査の結果、薬品は、アンモニアと判明し、危険度は低いとして本格的な救出活動がスタート。
訓練のポイントは、薬物・劇物の漏洩といった特殊な災害での指揮や救助、多数のけが人により混乱した現場での部隊活動などで、伊那消防組合では、訓練を振り返り「実際の災害現場に近い状況で訓練ができた。課題が浮きぼりになり有意義だった。」と総括している。 -
「漢字の歴史と造形美」展
伊那市高遠町ゆかりの、画家であり書道家でもあった、中村不折が集めた書道に関するコレクション展が、県伊那文化会館で開かれてる。
会場には、中国のものを中心に、文字が刻まれた仏像や、拓本などおよそ100点が並ぶ。
中村不折は、書を書くときの手本や参考品として、このような資料を集めていたが、次第にコレクションに熱が入り、自分の作品を売って、資料を購入していたという。
今回は、県伊那文化会館の開館20周年記念として、これらを所蔵している、東京の書道博物館から特別に作品を借りて展示した。
中村不折は書道資料の世界的に有名なコレクターだったということで、貴重な資料も数多くある。
この中村不折のコレクション展「漢字の歴史と造形美」は、11月24日まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。 -
観光土産品公正規約の予備審査
観光土産品の、賞味期限などの表示が適正かをみる、審査会が23日に伊那商工会館で開かれた。
28日に長野市で開かれる県の土産品審査に向けて、上伊那から出品する61品が適正か審査するもの。
上伊那の小売店や製造業者でつくる、上伊那観光土産品公正取引協議会の役員6人が審査にあたった。
県の審査を通過すると、安心・安全な土産品の印となる、認定証のシールを貼って販売することができる。
審査員は、「材料を分けずに1つにまとめて書いた方が良い。」「さらに細かく説明した方が安全性がわかる。」など、箱などに書かれた表示を中心にチェックしていた。
審査の結果61品すべてが適正で、県の審査に出品されることになった。
協議会の熊谷和寛会長は、「これからも地元から安心・安全な土産品を出していけるよう呼びかけていきたい。」と話している。 -
地域のふるさとの伝承芸能
上伊那地域に伝えられてきたふるさとの伝統芸能の公演が、23日に伊那市のいなっせで行われた。
伊那節や伊那市長谷のざんざ節など上伊那各地に伝わる伝統芸能が披露された。
この公演は、県シニア大学の卒業生などで作る上伊那賛助会が地域の伝承文化の維持・発展に貢献できればと初めての企画。
南箕輪村大泉に伝わるおんたけやま御嶽山は、伊那節の原点とも言われているということで、大泉の保存会が踊りを披露していた。
与地や富県など各地の伊那節も披露され、歌い方や踊り方の違いも楽しめる趣向となっていた。
賛助会では、今後も、会員が積極的に地域の祭りなどに参加し、地域文化の伝承につなげていきたいとしている。 -
大森英明写真展
富士山をとり続けて14年。
伊那市のアマチュアカメラマン、大森英明さんの写真展が伊那図書館で始まった。
大森さんは、会社勤めの傍ら年に20回から30回、富士山の撮影に足を運んでる。
写真展は今回で8回目。
去年から今年にかけて撮った22点を並べた。
山中湖から山頂に沈む太陽を捉えた作品は、「山頂ダイヤ」、午後4時に撮影。
朝霧高原からの夜明けの風景は「幻想の夜明け」、午前7時撮影。
山中湖のキャンドルイベントにあわせて撮影した作品「湖畔のアイスキャンドル」は午後5時に撮影したもの。
季節や撮影ポイント、気象条件も熟知していないときれいな富士山は撮れないと話す大森さん。
今後は、山の内面を引き出すような写真を撮っていきたいと話している。
大森英明写真展「夢幻の世界 富士山」は、11月2日まで伊那図書館で開かれてる。 -
県みそ品評会知事賞に伊那谷から3社
第58回長野県みそ品評会(県など主催)の審査結果が24日発表され、伊那谷からは淡色系I部漉しの部でハナマルキ伊那工場(伊那市)、マルマン(飯田市)、淡色系I部粒の部でひかり味噌飯島グリーン工場(飯島町)がそれぞれ最高賞の県知事賞に輝いた。
県内の醸造業者から6部門に309点の応募があり、そのうち淡色系I部漉しの部には69点が出品。同部門の県知事賞6席のうち、2席が伊那谷の醸造所という結果になり、みそづくりが盛んな県内にあって上下伊那の高い技術力を示した。マルマンは前回に続いての県知事賞。淡色系I部粒の部には57点の出品があり、4席の県知事賞のなかにひかり味噌が見事に選ばれた。
出品した全てのみその一般公開は11月4日午前10時から同11時半、きき味会は正午から午後2時まで長野市の県工業技術センター食品技術部門講堂で開く。表彰式は同日午後2時半から長野市のメルパルク長野で開く。 -
宮田村仲町商店街でハロウィーン、子どもたちが仮装してにぎやかに
商店街を元気に‐。宮田村仲町モール商店街で25日夕、地域の子どもたちらが多数参加してハロウィーンの仮装行列が行われた。海賊や魔女などに扮装し、にぎやかにパレードした。
同商店街にある梅が里ギャラリー「手づくり屋」が企画。同ギャラリーに手工芸品を出品している市川明子さん、加藤昌利さん=同村町1区=が中心になって準備を進め、数十人が集まった。
子どもたちは行列を組んで各店舗をまわり、店主からあめなどのお菓子をもらう場面も。「かわいいね」と買い物客も一緒に楽しんでいた。
「こんなに多くの人たちが扮装して参加してくれるとは驚き」と市川さん。商店主らも商店街の活性化につながればと目を細めていた。
この日は、カボチャを使ったランタンづくりの教室も手づくり屋で開き、イベントを楽しむ声が商店街に広がった。 -
住民監査請求 監査委員が棄却
住所表示変更業務について、伊那市が市測量業協同組合と、随意契約により1600万円あまりで委託したのは違法だとして、市民有志が出していた住民監査請求は、伊那市監査委員の監査の結果、棄却された。
住民有志は、原告団を立ち上げ住民訴訟に踏み切る考えだ。
住所変更業務は、伊那市内の測量会社9社で組織する市測量協同組合に対し、随意契約により伊那市が1600万円余りで事業を委託した。
市民有志でつくる「公正な入札を実現する伊那市民の会」は、伊那市が随意契約で業務委託したのは違法だとして、9月1日に伊那市監査委員に住民監査請求していた。
地方自治法によると、50万円を超える随意契約が認められるのは、性質や目的が競争入札に適さないときや緊急の必要性がある場合などに限られている。
伊那市民の会は、今回の案件が随意契約の例外に当てはまらないと主張していた。
伊那市監査委員は、地元に関する情報や経験、土地勘などがあり地元との信頼関係を築いている地元の測量業者に業務を委託したのは例外と認められ、違法性は無いとし、市民の会の請求を棄却した。
市民の会は、23日会見を開き「今回の監査委員の判断は残念」と話し、原告団を立ち上げ、近いうちに住民訴訟に踏み切る考えを示した。
一方、小坂樫男伊那市長は、この判断について、「妥当だと思う」とコメントしている。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
台湾 平均年齢70歳の民族芸術団 踊り披露
中国台湾の平均年齢70歳の民族芸術団が、23日、伊那市の伊那東保育園で踊りを披露した。
園児が出迎える中、遐齢(かれい)研修中心民族芸術団のメンバー38人が、伊那東保育園を訪れた。
遐齢民族芸術団は、台湾中部にある都市の市民サークルで、60歳以上のメンバーを中心に踊りに励んでいる。
健康や幸せを願う踊り、3種類を披露した。
踊りの指導にあたっているコウ ミーエン(洪 美圓)さんが、20年ほど前、伊那市で台湾のダンサーを指導していた事が縁で、今回、芸術団を招く事になった。
5年前にも芸術団は、伊那市を訪れていて、メンバーは再び訪れる事を楽しみにしていた。
芸術団は、踊りの中で飴を配り、園児もうれしそうに受け取っていた。
ある園児は、「珍しい踊りで楽しかった」と話していた。
指導者のコウさんは、「台湾のおばあちゃん達もがんばって踊っているので、子どもたちにも夢を叶えるためにがんばってもらいたい」と話していた。
踊りのお礼に、園児も歌を披露した。
振りつきの歌に、芸術団のメンバーも一緒に踊り楽しい時間を過ごしていた。
芸術団は、伊那市の伊那中央病院や老人福祉施設などでも踊りを披露した。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪中部小学校 環境活動で文部科学大臣賞受賞
箕輪町の箕輪中部小学校は、資源のリサイクル推進に功績があった団体などを表彰する、リデュース・リユース・リサイクル推進功労者表彰の文部科学大臣賞を、このほど受賞した。
全国を対象に、省エネ活動などを積極的、継続的に行い、実績のあった団体や企業を表彰するもので、今年で17回目。
箕輪中部小は、環境・省エネ委員会を中心に、雨水タンクを使った水の有効利用や、総合活動での省エネに関する取り組みなど、学校全体での継続的な実績が評価された。
2年1組では資源の有効活用として、ペットボトルのキャップを集め、それをワクチンの資金にして恵まれない子ども達に贈ろうと、エコキャップ運動をしている。 2年1組では、エコキャップの収集について一般にも協力を呼びかけている。
環境・省エネ委員会、委員長の大沼尚平くんは、「長年続けてきた活動なので先輩たちに感謝したい。これからも新しい活動を考えながら頑張っていきたい。」と話している。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那商議所女性会 紙芝居お披露目
伊那商工会議所女性会が取り組んできた環境をテーマにした紙芝居がこのほど完成し22日、伊那商工会館でお披露目された。
紙芝居は女性会が、子どもたちに楽しみながら環境の大切さについて理解してもらおうと作製したもの。
県の地域発元気づくり支援金事業として60万円の補助を受けている。
22日は市職員など関係者を招き電気などエネルギーの節約や、リサイクルなどを題材にした三つの作品を披露した。
女性会の小林旬子(じゅんこ)会長は「子どもたちに環境を大切にするために何をすればよいか伝えていきたい」と話している。
紙芝居は市内の保育園で順次、上演していく予定。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
井月と一茶について講座
俳人井上井月と小林一茶についての講座が、21日、伊那市の富県ふるさと館で開かれた。
富県公民館の一般対象の学習講座・のどか学級の定期講座として開かれたもので、講師は、伊那市の信州井月会会長の春日愚(ぐ)良子(らし)さんが務めた。
春日さんは、井月と一茶には各地を歩き回って俳句を作っていたという共通点があるとして、2人を比べた。
性格は、井月は感情をあまり表わさず怒ったという話を聞かない。一茶は、感情を露骨に表わした。
家族については、井月は妻も子もなかったが、一茶は3回結婚した、と2人を比較した。
その違いが作品にも表れているとして、春日さんは、「井月は生活臭がなく風景を表した句を作った。一方、一茶は庶民が共感するような生活臭の強い作品を作った」と解説した。
参加者は、地元富県にも馴染みの深い井月について、理解を深めた。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
信州大学中原寮祭に園児が参加
伊那市西箕輪の大萱保育園の子ども達が23日、手作りの神輿を担いで、南箕輪村、信州大学農学部の中原寮近くを練り歩いた。
中原寮で22日から始まった寮祭に合わせて行われ、園児およそ80人が参加した。
大萱保育園では、園が近いことから毎年寮祭に参加して、神輿を担いでいる。
今年の神輿には、子ども達がどんな野菜も食べられるようにと、年長児が描いた嫌いな野菜の絵が貼られていた。
途中で野菜の神様に扮した学生が現れ、「好き嫌いしないで野菜を食べてください。」と、ホウレンソウとニンジンのクッキーを子ども達に手渡した。
保育園の山岸加代子園長は、「祭りを楽しみながら、嫌いな野菜を克服してくれたらうれしい。」と話した。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪町Eグループチューリップの球根植付け
箕輪町上古田の遊休農地に23日、およそ2万個のチューリップの球根が植えられた。
球根の植付け作業を行ったのは、地元有志でつくる「これからの農業、林業を考えるEグループ」のメンバーと、地元長寿会や上古田保育園の子ども達。
参加者らは、縦横15センチ間隔であけられた穴に、今年掘りとった球根を植えていた。
植えられたのは赤や白、ピンクなど色とりどりのチューリップで見頃は来年の4月中旬。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
北川製菓が「しっとり野菜ドーナツ」
北川製菓(駒ヶ根市福岡、北川浩一社長)は、野菜ジュースを生地に練り込んだ「しっとり野菜ドーナツ」を全国の生協を通じて販売を開始する。従来にも野菜ドーナツはあったが、濃厚な野菜のうまみを生かして味や食感をさらに改良した。
「ドーナツはしっとりした食感のほうが人気が高い。野菜のうまみを残しながら、ドーナツのやさしい味わいを重ねました」と製造する駒ヶ岳工場(宮田村新田区)の山田一三工場長。従来品よりもさらに生地の配合にこだわり、風味豊かな本格的な味に仕上げている。 -
伊那消防署が緊急用軽トラック導入
伊那消防署に緊急走行ができる軽トラックが初めて導入され22日、署員などによる入魂式が行われた。
新しく導入した軽トラックは赤色回転灯が付いていて、伊那消防署の軽自動車としては初めて緊急走行ができるもの。
主に水害が発生した時に土のうを運んだり、火災発生時には追加のホースや空気ボンベを運搬する。
伊那消防組合の唐木一直副組合長は「地域の安全安心のために有効に利用して欲しい」と話した。 -
西駒山荘 今シーズンの営業終了で荷下げ
伊那市営西駒山荘の今シーズンの営業が終了し22日、ヘリコプターによる備品などの荷下げが行われた。
この日は午前6時半から荷下げがおこなわれ、西駒山荘の営業期間中に使ったシーツや発電機などが運ばれた。
西駒山荘は、今シーズン7月1日から今月13日まで営業し、西箕輪中学校の集団登山など382人が訪れた。
営業日数は去年とほぼ同じで、利用者は18人の増。
西駒山荘は、老朽化が進んでいることや赤字経営など課題もあり、市では現在そのあり方について検討をすすめている。 -
振りこめ詐欺 注意呼び掛け
伊那警察署では、伊那市などで振り込め詐欺が多発していることから、犯人グループが伊那地域にいる可能性があるとして注意を呼びかけている。
多発している振り込め詐欺は、金融庁や銀行員、警察官を名乗り、キャッシュカードや通帳を騙し取ろうとするもの。
伊那警察署によると、22日に数十件の相談があったがこの日の午後5時現在では被害は確認されていないという。
伊那署では、警察官や金融庁職員がキャッシュカードの暗証番号を聞くことはない竏窒ニして、このような電話があった場合は、信用せず警察に連絡するよう呼びかけている。 -
上伊那医師会附属准看護学院 たい帽式
初めて医療の現場にでる看護学生のための、たい帽式が22日、伊那市狐島の准看護学院で行われた。
この日は上伊那医師会附属准看護学院に今年4月に入学した23人が式に臨んだ。
半年間基礎的な学習を行ってきた学生達は、これから医療の現場で実習を始る。
たい帽式は、その節目の儀式として行われたもので、一人一人頭にキャップを被せてもらい、キャンドルを受け取った。
学生達は、ともし火を見つめながらナースになるための決意を新たにした。
神山公秀学院長は「今日から気持ちを新たに、看護の精神を忘れず勉学に励んで欲しい」と、たい帽生に呼びかけた。
この日、たい帽式を終えた学生は上伊那地域の医療現場で実習を行い、再来年の准看護師試験に臨む。 -
いなし出会いサポートセンター11月に開設
結婚相談などを受け付ける「いなし出会いサポートセンター」が11月、いなっせ5階に開設される。
出会いサポートセンターは伊那市の結婚相談推進事業として設置されるもので、現在職員2人が開設に向け準備を進めている。
センターでは結婚の相談に応じるほか、出会いの場を提供するなど総合的に支援をおこなう。
11月1日に開所式がおこなわれ、業務は4日火曜日から始まり相談は予約制となっている。
市では、結婚を希望する男女の支援のほか少子高齢化の改善、晩婚化、未婚化による人口減少対策に取り組んでいくとしている。 -
伊那弥生ヶ丘高校 秋の恒例行事 強歩大会
伊那弥生ヶ丘高校の秋の恒例行事・強歩大会が21日に行われました。
この日は男子が午前9時15分に、女子はその5分後に、それぞれ学校の校庭をスタートした。
男子が箕輪町の富田を折り返す30.1キロ、女子は伊那市西箕輪のみはらしファームを折り返す22.7キロを走った。
伊那弥生ヶ丘高校の強歩大会は、男女共学になる前、女子校時代の昭和44年・1969年から行われている伝統行事。
生徒たちは全力で走ったり、ゆっくり歩いたりと、それぞれのペースでゴールを目指していた。
スタートからおよそ2時間で女子の1位・3年生の小松えりさんがゴール。その10分後には男子の1位、1年生の澁谷宥介くんがゴールた。 -
新ごみ中間処理施設 北新区懇談会
上伊那広域連合が計画している新ごみ中間処理施設に関する懇談会が21日夜、伊那市富県の北新公民館で開かれた。
懇談会には施設建設の最終候補地となっている富県北新区の住民およそ40人が出席した。
北新区で懇談会が開かれるのは2回目で、伊那市から最終候補地となった選定経過などについて説明があった。
住民からは「そもそも施設建設の検討対象地は、どのように選んだのか。その情報源を示してほしい」という質問が出された。
これに対し市は「情報源の資料はないが、用地選定委員会は検討対象地を視察し客観的な立場で選んだ」と答えた。
他にごみ焼却による余熱を利用した施設を造ってほしいという要望には「地元がどんなものを望んでいるか意見を聞き、地域の活性化につなげていきたい」との考えを示した。
北新区では、賛成、反対の論議ができるよう施設や環境への影響などについて理解を深め、区としての総意をまとめたいとしている。 -
美空ひばり歌の里祭り 最終回
美空ひばりさんのファンが集まるイベントが18日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
11回目を迎えたこのイベントも今回が最後となる予定。
美空ひばり歌の里まつりは、生前ひばりさんと親交のあった箕輪町在住の作家、小沢さとしさんが中心となり平成10年から始った。
小沢さんによると、昨年で目標だった10回を超えた事や、参加する人が高齢化してきている事等から、 このイベントも今年が最後になるという。
今回は北海道や九州から約250人が集まり、75人が思い出に残る曲をカラオケ等で歌い披露した。
このうち、飯田市から参加した柳川由記子さんは、手作りの衣装を身にまとい愛燦燦を歌った。
柳川さんは「苦しい時、ひばりさんの歌を聞き、何度も励まされました」と話していた。 -
北海道犬による野生獣追い払い事業 来週にも会見
伊那市の委託事業で北海道犬による野生獣追い払い事業を進めてきた元北海道大学助教授の鈴木延夫さんは、この事業計画について伊那市との間に見解の相違がある事から、来週にも会見を開くことを明らかにした。
この事業は北海道犬を使ってイノシシやサルなどを追い払おうという取り組みで、鈴木さんが責任者となって進めてきた。
この事業について伊那市では1年間の事業だとして、今後は民間に犬を飼ってもらうことで事業を継続するとしている。
一方、鈴木さんは取材に対し、3年がかりの事業であり、市も認めたものだと話している。
双方の間で話が食い違っていることから鈴木さんは来週にも会見を開き、これまでの経緯などについて説明する。 -
宮下芳夫さん 剣道ねんりんピック出場挨拶
60歳以上のねんりんピックに剣道で出場する、伊那市の宮下芳夫さんが21日、伊那市役所を訪れ小坂樫男市長に出場挨拶をした。
宮下さんは70歳で、剣道は高校2年生の頃から続けている。
以前は子どもの指導にあたっていたが、現在は一般の指導者を対象に指導していて、伊那市体育協会の剣道部長も務めている。
ねんりんピックには県の剣道連盟の推薦を受けての出場で今回が5回目。長野県チームの副将として試合に挑む。
大会でのこれまでの勝率は5割だということで、宮下さんは「まずは予選リーグ突破が目標。1本でもリードをとって、大将につなげる試合をしたい」と意気込みを話していた。
宮下さんが出場するねんりんピックは10月25日(土)から、鹿児島県で開かれる。 -
みはらしの湯で生け花教室
伊那市のみはらしの湯で15日、生け花教室が開かれた。
みはらしの湯では、空きスペースを有効利用しようと、今回初めて教室を開いた。
伊那市羽広に住む生け花の師範、重盛栄子さんが講師を務め、上伊那から参加した14人が指導を受けた。
今回は初心者向けの教室となっていて、重盛さんは、高さや配置などを丁寧にアドバイスしていた。
生け花に使ったのは、リンドウや菊など秋の草花で、参加者は、花の大きさや特徴を良く見ながら、思い思いに生けた。
みはらしの湯では今後、好評であれば、生け花教室以外にもカルチャー教室を設ける計画で、お風呂と一緒に趣味も楽しんでもらいたいと考えている。 -
【カメラリポート】女子小学生ソフトボールチーム
「アルプスイーナちゃんクラブ」小学生の女子児童を対象にしたソフトボールクラブ「アルプスイーナちゃんクラブ」。毎週土曜日に伊那市美篶の六道原運動場で練習に励んでいる。
現在、部員は伊那市内を中心に約30人。
取材に訪れた日も、入部希望者がグラウンドを訪れていた。
練習は、まずボールに慣れること。この日は、キャッチボールに続いて守備やバッティング練習が行われ、子どもたちが練習に汗を流していた。
ある選手は「新しい友達ができて楽しいし、ボールも怖くなくなったのでやってみてよかった。選手になりたいというわけではないけれど、もっと上手くなって、いい試合ができるようになりたい」と話す。